ラノベの感想) 転生少女の履歴書 第4巻 (ヒーロー文庫)


学園に魔物が侵入してきました。
リョウは講堂に逃げ込みましたがシャルの姿がありませんでした。
シャルは体調不良で保健室で静養していました。
彼女は保健室に取り残されてしまったようですね。
リョウはシャルを助けに行く事にします。
講堂に避難した生徒を守る為に出入り口には教師が居て外に出る事を禁じてきました。
まあ、魔物が徘徊していて危ないので当然ではありますが。
外に出られず困っているリョウをカテリーナが助けてくれます。
彼女はリョウに同行してくれる事になります。
カテリーナとサロメはリョウに借りがあると思っているようです。
二人は仲直り出来たのはリョウのお陰だと思っているようです。

シャルの救出に向かうパーティーが結成されます。
リョウ、アラン、リッツ、カテリーナ、サロメで向かう事になりました。
アランはリョウが心配なので付いてきてくれます。
リッツはシャルが好きなようです、彼女が心配で仕方ない様子でした。
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無事に保健室に到着する事が出来ました。
保健室の中には布団を被ってベットで震えているシャルが居ましたよ。
シャルはリョウが助けに来てくれたと知り感激して抱き着いてきました。
リョウはリッツがシャルを抱き留める場面を横取りしちゃったな、ごめんなさいと空気を読んでいました。
リッツは頑張ったんですが、シャルは彼の好意に気が付いていない様子です。
リッツが哀れですね。
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シャルと合流できたので講堂に戻る事になります。
ここで魔物に襲われてしまい大ピンチになりました。
アランが無理な魔法行使を行いました。
動きの速い魔物を仕留める為に魔物に火魔法で着火します。
火を消そうとして魔物が水泳で使うプールに入りました。
そこをアランに氷の魔法で凍らせてもらいました。
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アランが魔物に刺されそうになりリョウがアランを庇いました。
リョウはうごきの速い魔物の動きを封じる為にお腹を刺される事にします。
リョウは固定した魔物を魔物に効果がある鋳造された短剣で切ろうとします。
力が足りずにアランに助力を乞いますがアランはリョウがお腹を刺されているのを見て動揺していました。
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シャルはリョウが刺されたと思い動転したようですね。
普段の優しい彼女から想像も出来ない怖い一面を見せてくれます。
リョウを刺している魔物に死霊魔術を放ちます。
「腐って死ね、腐って死ね、腐って死ね」「死ね、死ね、腐って死ね」と叫びながら魔法攻撃をしていました。
この姿を見たリョウはシャルを怒らせるのは絶対やめようと決心していました。
シャルは怒ると凄く怖いようです。
リッツはこれをよく覚えておくべきですね、彼女へのアプローチは慎重に行うべきです。
アランも留意すべき点ですね、リョウへのアプローチに失敗するとシャルの逆鱗に触れそうですから。
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お腹を刺されたリョウには秘策がありました。
リョウは自己回復の魔法が使えるようになっていたので、治癒魔法掛けました。
周囲のメンバーはリョウが刺されたと思っていたので顔面蒼白となっていました。
治癒魔法で傷を跡形も無く消したので、リョウの刺されていない体を捻って交わした、との無理のある説明で納得してくれました。
しかし間近で見ていたアランには疑いを持たれてしまったようです。
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アランはリョウが心配なようです。
自分を庇ったりするな、リョウに何かあったら嫌だと言って彼女を抱きしめてきます。
「リョウが大事なんだ」と告白めいた発言までしましたが、リョウにはアランの好意は届きませんでした。
可哀想なアラン。
リョウはアランの無茶をするなとの心配に応えられない苦しい心境から詫びの意味を込めて彼を抱きしめ返しています。
うーんアランが不憫ですね。
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講堂に戻り、今後の方針を話し合う事になります。
魔法使いの生徒だけが会議に呼ばれたのですがカテリーナの計らいでリョウも会議に出る事になります。
ここでリョウはユーヤ先輩と出会う事になりました。
ユーヤは魔法使いと非魔法使いは違うと考えている人でした。
魔法使いが非魔法使いを守ると考えています。
魔法使いではないリョウが会議に参加しているのが気に入らないようでした。
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カテリーナとアランがリョウを擁護してくれます。
ここでアランとユーヤが従兄弟であると判明します。
アランはユーヤはメンドクサイタイプだと言っていました。
校長先生がリョウの参加を認めてくれます。
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この会議でリョウがナイスなアイディアを思い付きました。
制服などの布を裂いてロープ状にして魔物を退ける結界を張る事になりました。
魔物を退ける結界に使う素材は魔法で作っていないモノが必要です。
幸いなことに制服はリョウの発明した機織り機で生地が作られているので結界の素材にする事が出来ました。
王都の様子を探る為に彼女の飼っているシロカにカテリーナが持っていた映像を記録できる光の魔石をくっ付けて王都に飛ばす事になりました。
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カテリーナはシャルを助けに行った時に魔物と戦闘になった時の映像を見せてくれます。
アランも同じような光の魔石を持っていたのでリョウが刺されたシーンがバッチリ映っていた筈なのですがアランはそれを秘密にしてくれます。
アランはリョウが何かを隠していると分かったようですが、リョウが話してくれるまで待つと言ってくれます。
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完成した縄で結界を張る事になります。
トーマス教頭がアランに土魔法で壁に固定するようにと指示してきました。
以前までのトーマスは火魔法以外の魔法を認めなかったのですが、適材適所で魔法を使い分ける事を認めているように見えます。
彼の変化に生徒たちは驚いていました。
リョウもトーマスが丸くなったと感じています。
確かにリョウと関わってからの彼には余裕ができているように思えますね。
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学園には三つ避難所が出来ていました。
突然の襲撃で近場に逃げたので分散したようです。
講堂の他に男子寮と女子寮に分散して避難する事になってしまいました。
其々の避難所に光の精霊魔法の使い手が居たので、魔法を使って情報を交換していました。
ただし弱点もあり、光が無くなると使えなくなります、夜になると使えなくなるって事です。
その日は講堂で夜明かしする事になりました。
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翌朝目覚めるとアランが魔法を使って水瓶の水の補充をしています。
アランは色々と配慮が出来るようになっていますね。
カテリーナも起きてきました。
リョウは彼女の髪型に注目します、この辺はずれた感性ですね。
カテリーナはいつも見事なドリルを装備しています。
しかし起き抜けの彼女の髪はボサボサでした。
リョウはいつもの鋭さが足りませんねとか言っていますよ。
調子に乗ったクリスとアランまでカテリーナの本体はドリルだとか言っていました。
結構、余裕が出てきています。
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カテリーナの見事なドリルをセットしていたのがサロメだと判明しました。
水に湿らせた棒に髪を巻き付けてカテリーナが風魔法で乾かす事で見事なドリルは作られていました。
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女子寮と男子寮に向かい結界を張る事になります。
リョウは女子寮に向かう事になりました。
この班にはユーヤも混ざっていました。
女子寮に付くと、ユーヤの妹が待っていました。
道中、リョウはユーヤから彼が伯爵家の養子だと教えられます。
彼はヤマトの領主の養子になったのですが、この土地は精霊魔法使いが領主となる習わしなんだそうです。
伯爵家に精霊魔法使いが居なかったので彼が養子になったと教えてくれます。
妹の名前はトーコです。
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トーコはリョウの始めたドッジボールに参加していました。
そしてリョウの大ファンでした。
彼女がユーヤにリョウの凄さを語って聞かせていたようです。
それが面白く無かったユーヤはリョウに対して敵対的な態度を取ってしまったようです。
リョウは嫌がっていましたがトーコはリョウのことを「約束された勝利のリョウ」様と呼んできました。
リョウは中二ネームで呼ばれるのは嫌なようですが他の生徒たちは尊敬の眼差しを向けてくるんだよね。
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女子寮に結界を張る為に布を集める事になります。
この段階で女子寮に魔物が三体入り込んでいるので討伐隊が必要です。
布を集める部隊と、隠れている部屋を防衛する防衛部隊も必要でした。
ここで問題が発生しました。
布を集める部隊の人数が少なかったんだよね。
人数が集まらないのでユーヤは討伐部隊は自分一人で十分だと言いました。
これにリョウが激高します。
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魔法使いのユーヤだけに頼るのでは無く、非魔法使いも一緒に戦おうと主張しました。
ユーヤはリョウの魔法使いに頼るだけでは駄目だとの意見に驚いていました。
リョウの意見を聞き入れてくれる生徒たちが出てきて布の回収部隊が結成されました。
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女子寮を守っていたアンソニー先生は左肩を負傷していたので防衛部隊に入ります。
リョウとアランがそれに加わる事になりました。
アランはリョウに評価されていないのかと心配になっていました。
リョウがアランは頼りになるので一緒に防衛部隊になって欲しいと言うと納得してくれます。
それを聞いていたサロメがアランとカテリーナは似ているねと言ってました。
確かに・・・煽てると調子に乗ってくれるところとか、気弱になり落ち込むところとか似てますね。
コントロールの仕方も同じようです。
そう考えるとリョウとサロメはアランとカテリーナを上手に操縦している悪女同士ですね。
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男子寮の結界張りに向かったトーマスが大活躍でした。
火魔法を使い魔物を焼いていますよ。
マッチがあると種火の心配が無くなり彼は強く成りますね。
結界張りは男子寮の方が早く終わりそうでした。
カテリーナとアランは負けられないとライバル心を剥き出しにします。
三階からアランの魔法でエレベータを作り直接地上に降りて結界を張っていました。
女子寮に入り込んだ魔物の掃討も終わっていたので結構な余裕が出来ていました、競争を楽しんでいる風でした。
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その日は女子寮で休むことになります。
シャルが一人で寝るのは怖いと言ってリョウに一緒に寝ようと言ってきました。
可愛いですね、リョウは勿論受け入れますよ。
そこにトーコまで参加したいと言ってきます、彼女までなら良かったのですが、クリスまでリョウと一緒に寝たいと言ってきました。
クリスは男の子なのですが見た目だけは美少女のようなので思わずリョウは受け入れそうになっていました。
リョウの部屋で一緒に寝ようとの話だったのでアランが焦ります。
クリスを止めていました、アランの指摘でリョウもクリスが男の子だと思い出したようです。
クリスはリョウの部屋に入る事が目的でした。
クリスはリョウの部屋にはまだ見ぬ秘密道具があるだろうと期待していたようです。
しかし残念ですねクリスはリョウと一緒に寝る事はできませんでした。
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学園内の避難所と王宮を結界で囲む事に成功して安全を確保しました。
しかしリョウは問題点に気が付きます。
これまで魔物は学園と王宮を目指して攻撃してきました。
しかし結界により攻撃が出来なくなった魔物がどこに向かうのか?
リョウは王都に向かうのではないかと不安になりました。
ここでリョウは魔法使いや兵士が居なくて魔物と戦う術の無い王都を守る事にします。
魔物が魔法使いを狙ってくるとの特性を利用する事にします。
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交代で結界の外に出て魔物をおびき寄せて撃退しようと提案しました。
リョウは安全な結界の外にわざわざ出るこの作戦は反対されるのではないかと不安でした。
しかし学園の仲間たちはリョウに協力してくれました。
彼らも王都の人々を守りたいと考えてくれました。
講堂、男子寮、女子寮、それぞれに分散して避難生活を送っているので、交代制で魔物の囮をする事になりました。
リョウの作戦は上手くいき魔物が王都に攻め込むのを防げていました。
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避難生活の間もシロカを王都に飛ばして状況の観察を行っていました。
シロカの持ち帰った映像では王都に大きな被害は無いように見えました。
リョウは連絡が取れなくなった王都に住んでいるコウキ(コウお母さん)が心配で仕方がありませんでした。
数日間は学園で避難生活を送っていましたが、我慢の限界が来てしまいます。
リョウは鞄に秘密道具を詰め込み、一人で王都に向かう決心をしました。
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リョウは抜け出そうとしている所でアランに見つかってしまいます。
アランは自分が弱いからリョウに置いていかれると思い込んで不安になっていました。
リョウはアランへの説明に窮する事になっています。
アランが何故自分を誘わないのかと問いかけてきました。
リョウはコウさんに会いに行くのは完全な私事なので仲間を危険に晒したくなかったのですが、仲間を頼る必要性をアランの訴えから感じ取りました。
アランを誘っても良いのか?と不安に思いつつも彼に一緒に来てくれるかと問いかけます。
アランが勿論と返事をしようとした所で状況に大きな変化がありました。
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王宮では綻んでしまった結界(常設されている広範囲を囲む結界ね)の修復作戦を行いました。
結界を修復する時に亀裂に引っ掛かっていた魔物が結界内に入り込んでしまいました。
大量の魔物が学園に向かう事になってしまいました。
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大量の魔物が押し寄せた学園はパニック状態になります。
戦力差により魔物に蹂躙されてしまいそうでしたが、素晴らしいタイミングで助っ人が登場しました。
台地が魔法により持ち上がり高台が出来上がります。
その上に一人の魔法使いが立っていました。
この魔法使いがヘンリー殿下でした。
ヘンリーの攻撃力は圧倒的でした。
攻撃魔法で周囲の魔物を薙ぎ払います。
彼と一緒に王室騎士団が救援に来てくれました。
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騎士団の中にコウさんが紛れ込んでいましたよ。
カインがコウさんを連れて来てくれたようですね。
カイン、コウとの再会にリョウとアランが喜んでいました。
リョウはコウに甘えていました。
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ヘンリー殿下のお陰で学園の魔物は掃討されました。
彼は暫くの間、学園に留まってくれる事になります。
王宮に攻め込んだ魔物を倒し終わったので学園に救援に来たと言っていました。
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校長先生は騎士団の騎士から王の命令を聞かされることになりました。
王はこの緊急時に王宮に詰めている魔法使いを各地に派遣する事はしないと言っているそうです。
校長先生は戦力を持たない各領地を守る為に、何とか魔法使いを派遣できないかと騎士にお願いしましたが聞き入れてくれませんでした。
困った校長先生はヘンリー殿下に直接お願いする事にします。
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この段階では校長先生はヘンリー殿下を素晴らしい人格者だと思っていました。
可哀想に、校長先生の理想はヘンリー殿下自身の言葉で打ち砕かれる事になりました。
ヘンリーはお願いにやって来た校長先生に向かって王の命令は丁度いいと言っていました。
非魔法使いが増え過ぎたので間引く事が出来ると言ってます。
校長先生はヘンリーが下種な魔法使いだと理解してしまいました。
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ヘンリーはリョウを呼び出して会話をしていました。
ヘンリーはリョウが家畜に悪影響を与えていると語ります。
リョウに影響されて非魔法使いまで戦った事を咎めていました。
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アランはヘンリーに呼び出されたリョウの事を心配していました。
心配の理由が驚きです。
アランはヘンリーがリョウが十五歳になったら娶るつもりだとの噂を聞いたと言ってます。
それを聞かされたリョウは、ハー?と言って驚いています。
リョウはゲスリーの本性を知っているので全くその気は無いんだよね。
でもゲスリーの方はリョウに興味を持っていそうなので心配ですね。
意外と噂は真実なのかもな。
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ゲスリーに頼る事は出来ないと察した校長先生は学校を休校にしました。
生徒たちに自分の領地に戻る事を許可します。
校長先生は王宮の対応に失望したと生徒に語りました。
王宮が魔法使いを領地に派遣する気が無い事も伝えます。
校長先生は魔法が使えない人間にも力はあると伝えます。
王宮の反感を買ってしまった校長先生は演説を監視していた騎士に拘束されて連れ出されて行きました。
校長先生は無事なのでしょうか?
.
リョウとトーマス教頭が騎士と面会する事になりました。
リョウを呼び出した騎士は彼女にマッチの製法を教えろと迫りました。
学園が襲われる緊急事態だったのでリョウは戦闘時にマッチを使ってしまったので数々の生徒に目撃されてしまいました。
マッチの有用性を理解した王室はマッチの独占を企んだようです。
騎士はリョウに王宮に籠ってマッチを作れと要求してきましたが、リョウは上手く交渉して、製法は知らないって話にします。
領地のルビーホルンに戻ってからマッチを王宮に納品するって事で話は纏まりました。
騎士は先に料金を支払ってしまいますよ。
リョウは王室に対して良い感情を抱いていないので踏み倒す可能性もありそうですね。
不出来なマッチを王宮に納品するつもりのようです。
この騎士は高圧的に命令するのは得意でも交渉は出来ないようです。
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解放されたリョウにトーマスが話しかけてきました。
トーマスはルビーホルンに戻るリョウにマッチを渡してきました。
グローリアに渡すようにと念を押してきます、このマッチには何か秘密がありそうですね。
リョウはグローリアと聞いて自分の養母じゃんと気が付きます。
トーマスはグローリアは自分の妹だと教えてくれます。
おーこれは驚きですね、トーマスはリョウの叔父さんでした!!
リョウは叔父とマッチの裏取引をしていたのかーと不思議な気分のようでした。
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リョウはトーマスの事をおじ様と呼ぼうとしましたが、違和感を覚えていますね。
トーマスもいままで通り先生で良いと言っていました。
でもちょっと残念ですね、リョウがトーマスおじ様と呼んでいる場面も見てみたい気がしますね。
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学園からそれぞれの領地に向かい旅立つことになります。
別れに際してカテリーナが彼女の領地の特産品である貝殻を各人に送ってくれます。
領地までの道中は魔物がウロツイテいて危険です、これが最後の別れかも知れません。
カテリーナは皆との再会を強く願っていました。
彼女は今は貝殻を渡すが、再会した時に、其々の望むものに加工してくれると約束をさせます。
当初はツンツンしていた彼女が、随分と仲間想いになったね。
其々の希望の品を告げて別れる事になりました。
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カテリーナは途中まで同じ方角に向かうリョウに向かってルビーホルンまで送ろうかと提案してきました。
カテリーナの領地のグエンナーシスは南の端にあるので確かに送る事は可能ですね。
リョウはルビーホルンの屋敷まで送ってもらうと回り道になってしまう、カテリーナは一刻も早くグエンナーシスに戻るべきだと断りました。
カテリーナも納得してくれました、リョウとカテリーナの厚い友情が感じられました。
お互いを想い合っていますね。
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アランの領地のレインフォレストは隣なので途中までは一緒に向かう事になります。
ルビーホルンに帰るのはリョウとコウさんだけのようです。
道中の動向が不明なのでリョウとコウさんが先行して戻る事になるようです。
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ユーヤとトーコも領地のヤマトに戻る事になりました。
彼らの出発は先になりそうです。
トーコが馬車の傍から手を振ってきました。
ユーヤはトーコからリョウの存在を知らされて慌てているようです。
リョウは手を振り返していました。
リョウは知りませんがユーヤはリョウの事が好きになってしまったようです。
リョウを娶った生活を夢想していました。
アランにライバルが出来たようですが、ユーヤはメンドクサイ性格だとアランが言っていたので心配ですね。
アランとユーヤの争いは当分先の事になりそうです。
リョウは二人から好意を寄せられていると思っていませんよ。
クリスが言っていたリョウは空気を読めないって話は本当だよね。
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リョウには学園に多くの仲間ができましたね。
彼女は自分の価値に気が付いていないようです。
彼女に影響されて変化した人は多いよね。
これからはゲスリーとリョウの戦いになって行くのでしょうか?
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アランが風邪をひいた時にリョウがお見舞いに行きました。
ここでアランが口で薬を飲ませて欲しいとお願いしましたよ。
アランは口移しで飲ませてって意味で言ったのですがリョウの解釈は独特でした。
アランが父親と母親がお酒を口で飲ませていると言ったのが間違いの元だったようですね。
リョウはリズムに乗って囃し立てる事で苦い薬を飲みやすくするんだと勘違いします。
「お薬のんで!アラン、アラン!イッキ・・・」と囃し立てました。
アランはガッカリしています、この出来事は夢だと言ってふて寝してしまいます。
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コウのお店に行くと、カインがコウの部屋で寝ていると教えられます。
リョウはコウがカインに手を出したのかと早とちりします、それは、いくら何でも不味いと言ってますね。
コウは「まだ」カインには手を出さないと言っていました。
彼は風邪をひいているので休ませていると教えてくれました。
リョウはカインに薬を飲ませに行きます。
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リョウはカインにアランにも口で薬を飲ませたと教えました。
口でと聞いてカインは動揺しています。
リョウが、アイリーン様(カインとアランのお母さん)が旦那様とよくやっているとアランに言われて恥ずかしいけどやってあげましたと説明します。
カインはリョウがアランに口移しで飲ませたと思ったようですよ。
まあ、そう思うよね。
リョウはカインにも口で飲ませてあげると言って囃し立てました。
「カイン様のかっこいいところが見てみたい!ハイ、飲ーんで飲ーんで!のーんでのーんでのんで!イッキイッキ!お薬いっき!」
カインは唖然としていました。
不満そうに見えますね、リョウは自分の歌が下手なのが問題なのかと心配になっていました。
カインは不埒な妄想でリョウを汚してしまった自分が許せないようです。
リョウにゴメンと謝り寝てしまいました。
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リョウの部屋にカテリーナがやって来ます。
サロメが死んじゃうと血相を変えていますね。
サロメの元に向かうと彼女も風邪をひいていました。
リョウはサロメにも口で飲ませると言います。
リョウはここで自分の歌が下手なのか確かめようとしました。
口で飲ませると聞いて、カテリーナ、サロメ、シャルは驚いています。
彼女たちは口移しを想像したようですね。
カテリーナとシャルは引きつっています、止めようとしますよ。
サロメはやってみてと快諾してくれます、サロメはリョウの口で飲ませるって行為が口移しではないと気が付いているようです。
リョウの行為の内容を聞いてきました。
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リョウは歌を歌って囃し立てる事で薬を飲みやすくすると説明しました。
サロメはそんなことだろうと思ったと言ってますね。
アランがリョウに口で飲ませてってお願いした事を評価していますが、届かなかった彼の想いを憐れんでもいたぞ。
シャルはアランの態度にカチンと来ているようです、リョウに口移しを要求した彼が許せないようです。
アランは本当に報われないな、可愛そうになってきたよ。
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リョウはアランがアイリーンと旦那さんが口で飲ませているって言ってた話を、囃し立てる事だと思っています。
彼女の経営する王都の酒場で歌って飲む行為を流行らせようかなと考えていました。
流行るんでしょうか?どうなるんでしょうね?
流行った場合は明るい歌声の聞こえる良い酒場になりそうですね。

成分美少女魔法異世界知識恋愛イケメンタゴサク教
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