ラノベの感想) 俺は星間国家の悪徳領主! 6 (オーバーラップ文庫)


概略:
リアムはクレオ派の拡大に努めています。
首都星で派手なパーティを開いてクレオ派への参加貴族を募っています。
ライナスが死んで立場を失った連合王国の一部が戦争を仕掛けてきました。
カルヴァンは皇太子として迎撃にでる必要があるんですがリアムと争っているので戦力を割きたくないと考えます。
敵から逃げたと自分の評判が低下するよりもリアムの戦力を削げることに魅力を感じます。
クレオを迎撃の総指揮官を任命しました。
クレオは戦力を保有してないのでリアムが用意する事になります。
リアムは首都星に残り後方支援に徹する事にするよ。
カルヴァンは当然リアムが出征して指揮をとると考えていたので期待外れでした。
戦場で死んでくれる事を期待して足を引っ張る目的でカルヴァン派の一部を迎撃艦隊に派遣しています。
カルヴァンは派遣した艦隊が足を引っ張りリアムの戦力が削がれる事を期待する事にします。

レーベルオーバーラップ文庫
発行日2022/12/25
著者三嶋与夢
イラスト高峰ナダレ
ISBN
雰囲気修行、失墜作戦、戦争、配置、後方支援、暴動、勝利、査問会、妹弟子、対決


リアムは弟子にしたエレンと修行をしています。
彼女はリアムの一閃が見える程の目の良さを持っています。
これは才能で教育カプセルでは身に付かない貴重なものです。
エレンはリアムを尊敬しているようで素直なようです。
才能もあり教えた事を身に着けていっています。
目下の問題はリアムが忙しすぎる事でした。
エレンの修行を見えてあげる時間が限られているようです。
一閃流の修行を公開したくないのでエレンは一人で修行する時間が増えています。
少し寂しそうにしていますね。

リアムは首都星にクレオ派に入った地方貴族を集めて盛大なパーティを行っています。
実際は良心的な良い為政者のようなんですがリアムは彼らを悪徳貴族と認識しています。
リアムは正義を強調した演説を行っています。
内心ではどうせお前ら美味しい汁を吸いたいだけだろと思っています。
彼らを呼び寄せる交通費と首都星での宿泊費はリアム持ちです。
自分が誰かに呼ばれて遠くの首都星までやってきて聞かされるのが嘘っぱちな演説ではやってられない。
俺なら絶対に断ると考えているからです。
考え違いをしているよね、集まっている貴族は本当にクレオを皇帝にした方が帝国が良くなる思っているよね。
リアムのこれまでの実績は清廉が貴族としての振る舞いになっているのでクレオ派が集まっています。

帝国大学を卒業したリアムは地方の役所に配属されました。
これまで一緒の職場だったウォーレスとエイラは首都星の役所に配属されました。
リアムは地方まで首都星の老舗ホテルから通っています。
上司がリアムを虐めようとして就業時刻間際に無茶な量の仕事を割り振っていました。
普通の新人なら泣く泣く従う場面ですがリアムは普通じゃありません。
無能上司の頭を机に叩きつけて恫喝を始めます。
一応貴族なので教育家カプセルで肉体も強化しているみたいね死なないよ。
お目の役目は仕事を無理なくこなせるように配分する事だよな。
こんな時間に仕事をふってくるのはお前のミスだからお前が片付けろよと命じています。
地位を笠に着てリアムを困らせたかったようですが現役の伯爵のリアムには効果ありませんでした。
明日までに終わらせろって言ってたよな、終わらせておけよと恫喝して定時帰宅をしています。
小物名上司は翌日自分の上司を連れて来てリアムを叱責しようとしてきました。
リアムは取り合わず彼らはこれまで不正を働いていた証拠を見せています。
宰相に連絡を入れていて彼らを捕まえました。
他にも不正を働いている役人が多数いたので全員を一掃して宰相に喜ばれています。

エイラとウォーレスは首都星の地下を取り締まる役職を就いています。
エイラはクルトが性転換に使った違法薬物の取り締まりに血眼になっています。
リアクルを守る為に首都星の地下街を綺麗に掃除しようとしています。
クルトに薬を売った占い師も摘発されていました。
クルトがお姉さんになるのは絶対に絶対に許容できないようです。
地下街を綺麗にして自分の趣味を叶える楽園を作ろうとの大望を抱いていますね。
エイラを活動させる方が首都星の地下街にとっては危険かもな。

ライナスが死んだ事で連合王国が戦争を仕掛けてきました。
ライナスと裏取引していた国は後ろ盾のライナスを失い責められる事になっています。
地位を回復する為にアルグランド帝国に戦争を仕掛けてきました。
これで困ったのは皇太子のカルヴァンです。
領土を守る為に誰かが迎え撃たねばなりません。
リアムと争っているので戦力を割きたくないと考えます。
そこでクレオに丸投げする事にしました。
総指揮官にクレオを指名ました。
彼には戦力なんかありませんからリアムが揃える事になります。
敵の前から逃げたという悪評が広まりますがリアムの戦力が削げるなら問題ないと考えました。

リアムを殺そうと暗躍している案内人は失敗続きです。
どうして失敗するのか分析していますが弱っているので冷静さを欠いていました。
これまでリアムの邪魔をしようとして失敗しているので逆をすれば良いのでは?試してみようと考えます。
リアムを助ける行動を全力で始めました。
そしたリアムが苦しい状況を作り出せたのでどんどん助ける行動を取る事にします。

戦力を整える必要がでてきたリアムは賄賂を贈って恩を売っていた相手に頼る事にしました。
派閥に参加している家にも戦力を出してもらうんですが戦艦や機動機士を買い与える事にしました。
資金に問題はないので良い手ですね。
リアムとの繋がりがある第三、第六、第七兵器工場が大量受注で潤っています。
帝国が戦費を出してくれているのでリアムはそれも使っています。
リアムは自陣営の兵器を新世代に更新する事ができました。
リアムの戦力を削ぎたいカルヴァン派は息のかかった貴族たちに艦隊を派遣させます。
パトロール艦隊の不良軍人なども集めてクレオ派に同行させて足を引っ張る役目を与えました。

リアムの領地で統一政府から受け入れた難民が民主化運動を始めました。
大規模なデモになっています。
カルヴァン派の工作員が運動を支援していますね。
帝国で民主主義は忌避されているのでリアムの統治能力に問題があると主張する為の工作です。
元から住んでいた住民は何をやってるんだ?と見守っています。
民主化運動の指導者アレックスが元からいる住民にもデモへの参加を呼び掛けた事でデモの内容に変化が起こりました。
アレックスはリアムの次の領主が暴君だったどうするんだ?
一人の人間が統治する形態には問題があると訴えました。
リアムの次と聞いて元から住んでいる領民は彼に後継者がいない事に気付きます。
これから戦争がはじまるんですがリアムが先陣を切って突撃するのは有名な話です。
リアムが死んでしまうと圧政を敷いていた彼の両親が帰ってくる可能性があります。
早く後継者を作ってもらわないと自分たちが困ってしまうと気付いた領民は後継者を作って欲しいというデモを始めました。
民主化運動とは比較にならない大きさのデモに発展していきます。
領民たちは帝国で民主化運動をする怖さをアレックスに教えます。
民主化運動が大きくなると惑星ごと焼かれています。
リアムは善政を敷いていて自分たちは良い暮らしをしているんだ、それが無くなるから民主化運動は他の惑星でやって欲しいと言ってきました。
アレックスはカルチャーショックを受けているな。
民主化運動は沈静化してしまいます。

リアムに子供を作れと要求するデモは拡大の一途を辿ります。
屋敷で雇っているメイドや使用人もデモの内容を知り嘆願書を提出してきました。
メイドたちはいつでもOKなので抱いてくださいと嘆願しています。
ブライアンからデモの内容を報告されてリアムは激怒しています。
自分の下半身問題なので即行で領地に戻り鎮圧したいんですが戦争準備で放置するしかありません。
リアムのイライラが募り始めて案内人は自分の作戦が上手くいっていると分かり笑いが止まりません。
シエルは自領で発生したエクスナー伯爵のヌード写真集はいつ発売されるんだってデモより酷いと言っています。

リアムはユリーシアの存在を思い出しました。
バンフィールド家が総動員で動いているのに連日遊び歩いている彼女を見かねてロゼッタが軍に戻して再教育を受けさせていました。
リアムは彼女を呼び戻してデモを鎮静化する為に自領に派遣します。
デモ隊の前にユリーシアが露われてリアムの下半身事情を話題にするデモは止めろと訴えます。
デモの参加者がユリーシアが側室候補だと気が付きます。
そう言えばリアムが引き抜いた時に彼女は側室候補として大々的に報道されてたよなー
ユリーシアに向かってどうなってるんだって言葉が飛んできました。
ユリーシアは泣き出してしまい、アプローチしてもリアムに全く相手にされないと訴えます。
此処に派遣されるまで存在を忘れらていたんだーと悲痛な叫びを上げています。
参加者はユリーシアに同情してしまい訴える内容が追加されました。
これまではロゼッタを大切にして幸せにしろって内容だったんですがユリーシアを忘れるなって要求が追加されました。
ユリーシアもデモの参加者になってしまい一緒になってリアムに忘れるなと要求する始末です。
リアムは何をしに行ったんだと頭を抱えることになります。

リアムを追い落とすと決めたカルヴァン派は評判を落とす事を始めます。
リアムの使う一閃流を似非剣術であると言って貶めてきました。
安士をリアムに紹介した武芸者が取材に応じて彼は香具師であり武術に関しては素人だと暴露します。
ワイドショーなどでも専門家が一閃流は帝国で主流なアーレン剣術(クルトやエクスナー男爵が収めている剣術な)やクルダン流総合武術を一部取り入れているインチキ剣術だと解説しています。
一閃流を似非剣術と報道されてリアムは怒り心頭でした。
こっちも対処したいんですが戦争があるので動けません。
弟子のエレンがリアムを心配してくれますが心が荒んでいるリアムはお前も一閃流を疑うのか?と恫喝してしまうね。
エレンは泣きながらリアムの剣を信じている、リアムは宇宙一の剣士ですからと伝えてきました。
泣きながら訴えるエレンの姿にリアムは安士の言葉を思い出しました。
心が乱されている時こそ自分を省みるのです、心は熱く、頭は冷静に、そして大事なことを見失ってはなりませんぞ。
安士の美化が凄すぎるよな、曖昧過ぎて内容は何も無いんだけどね、大事な事って何さ?
冷静さを取り戻したリアムはエレンと修行して嫌な事を忘れる事にしています。
忙しくてリアムは報復行動に出られませんでした安士が育てた二人の弟子が動きます。

貶められている安士はというと帝国とは別の国に逃げていてニアスに似ている女を口説き落として一緒に暮らしていました。
結婚を迫られ逃げようとしている時に見つかってしまい包丁を持った女性に追われています。
転んでしまい包丁で切られました。
女性に掴まってしまいズルズルと関係が続いてしまったようです。
彼女との間に子供ができてしまい安士は逃げられなくなりました。
女性が働きに出て安士は子供の世話をしています。
平和な暮らしを送っています。

リアムは総指揮官代理にクラウスを指名しました。
補佐としてティアを付けます。
クラウスはこれほどの大艦隊を指揮した経験はありません。
筆頭機士と次席から降格されているティアとマリーが不服そうですね。
嫌なら代わってやるぞとクラウスを恫喝しています。
リアムから俺の差配に文句があるのか?と問われて大人しくなります。
チェンシーはクレオの護衛に付けました。
ヤル気無さそうなので手柄をたてれば相手をしてやると約束します。
チェンシーがヤル気を漲らせていますよ。
マリーには留守を任せて海賊狩りをして貰う事にしました。
マリーは信頼されていると考えてヤル気になっています。
リアムは首都星に残り後方支援に回る事にしました。
連日パーティを行い出征している貴族の家族をもてなす事にします。
出征する貴族は家族をリアムに預けています。
裏切らない事を示す人質って意味があるようですがリアムはそうは思っていないようだ。
安心して戦ってもらう為にパーティを開いて余裕がある事をアピールしたいようです。
ウォーレスに命じて毎日違う企画のパーティを開催させる事にしました。

ロゼッタとシエルもパーティに参加させています。
毎日違うドレスを着させる為に大量のドレスを注文しています。
オーダーメイドのドレスを作っていますね。
貧乏性のロゼッタは着回しを考えましたがリアムが認めません。
悪徳領主はパーティに金をかけるという拘りがありました。
パーティが続くのでデザイナーが足りなくなり新規に雇う事にします。
使い捨てのドレスなんですが無駄に性能を追求するデザイナーでした。
ロゼッタとシエルは無駄だと考えますがリアムは気に入りました。

戦争が始まりました。
帝国は600万隻、連合王国は300万隻の艦艇を動員しています。
敵の2倍の兵力があるんですが内情は違いました。
半分はカルヴァン派が送り込んだ足を引っ張る艦隊です。
クラウスは実質は2倍の相手と戦う事になると考えて胃が痛くなっています。
ティアはそうじゃなくて3竦みの状態なんだと教えてあげます。
リアムから連合王国のパーシング伯爵が裏切ると教えられてました。
パーシングはカルヴァン派と内通していてクレオ派の情報を貰える事になっていました。
彼はトーマスの取引相手でリアムが悪徳貴族と認めた人です。
ティアはリアムの慧眼に感動していますね。
彼を通じて帝国軍のニセ情報を流してカルヴァン派と戦わせる事にしました。
カルヴァン派は元々帝国軍を混乱させる役割だと認識していました。
自分達が敵から攻撃されるとは考えていません。
ティアが流した情報でカルヴァン派の位置が連合王国に知られてしまい叩かれる事になりました。
ティアが情報を流しているので序盤戦は連合王国が圧倒しています。
思いの外簡単に帝国領を獲得できてしまったので欲が出ます。
司令官は最年少で元帥を狙えると言われている優秀な女性なんですけどね。
功名心に駆られて帝国領内深くまで進出してきました。
参謀たちは勝ち過ぎているのはおかしいので慎重に行動しようと進言したんだけどねー
大勝利目前で歴史に名を刻む栄誉に酔ってしまいました。
ティアは悪辣だねーカルヴァン派を撃つ事で敵が疲弊した段階で攻勢に転じました。
位置を特定しているパーシングが所属している国の艦隊を攻撃しました。
チェンシーが起動機士で出撃します。
チェンシーにはエリキウスという専用機が用意されていました。
装甲が薄く防御に廻すエネルギーを攻撃割り振った機体です。
武器は持ってなくて機体にビーム砲が装備されています。
チェンシーはハリネズミと呼んでいますね。
敵に接近して爪で切り裂くか回転しながら全身からビーム砲を撃ち込んで敵を倒しています。
戦艦まで撃墜できる能力を有していました。
チェンシーが暴れ回りパーシングが所属する国の国王は戦死します。
逃げるしかないパーシングは連合王国の首脳部がある艦隊の元に逃げ込みました。
ティアはパーシングに付いて行く事で連合王国の首脳部を捉えます。
連合王国の首脳部は衛星をくり抜いて作った巨大な要塞級にあるので逃げられません。
パーシングは見せしめにする為に生かしておく事にします。
チェンシーが護衛に付いて彼の艦だけは攻撃されないようにしました。
それを見た連合王国の司令官は彼が裏切ったと考えます。
パーシングとして帝国軍の情報を得て連合王国に貢献している積もりだったんですけどねー
ティアに利用されました。
ティアは配下を率いて機動機士で出撃して要塞級に取りつきます。
陸戦部隊を送り込んで敵首脳部を攻め落としました。
当初は数十年は続くと思われていた戦争は一年くらいで終わりました。
帝国も半数の艦艇を壊されたので辛勝なんですがほとんどはカルヴァン派の艦艇です。
クレオ派には大した被害はありませんでした。
リアムの戦力を削ぎたかったんですがカルバン派は戦力を削がれました。

アーレン剣術とクルダン流総合武術の本拠地に殴り込みをかけました。
言葉遣いが粗野なので安士の弟子は男の子だと思ってたんですが見た目だけは可愛い女の子でしたよ。
おっぱいが大きく肉感的な獅子神 風華(ししかみ ふうか)がアーレン剣術の本拠地に殴り込みをかけました。
アーレン剣術の当主は剣聖に指名されています。
弱小剣術の剣聖さんよと煽ってくるね。
弟子たちは風華の強さが分からないみたいね囲んで飛び掛かって来て四肢を斬り飛ばされます。
剣聖の目にも風華が何をしたのか見えませんでした。
剣聖は風華には勝てないと判断して汚い手段を使ってきます。
剣術では勝てないけど兵器を使って殺してしまえば問題ないと考えます。
腐ってるな・・・空飛ぶ戦車などを使ってきました。
一閃流を舐めてるよね斬られるよ風華は空飛ぶ戦車を斬り飛ばして無傷です。
剣聖も四肢を斬り飛ばされてしまいます。
剣聖って称号はカッコいいから譲れよと要求してきました。

クルダン流の元には皐月 凛鳳(さつき りほ)と名乗る弟子が殴り込んできました。
彼女はスレンダーな体型なんですが風華よりもパワーがありました。
クルダン流の当主(剣聖ね)を倒して背中に一閃流参上と刻み込んでいます。
凛鳳は動画配信者をしていてアイドル剣士として活動していました。
クルダン流を血の海に沈めた現場を配信してリアムに挑戦状を叩きつけます。
次はリアムの首をみんなに見せるから。

リアムは安士が弟子を探すと言って旅立った事を思い出して彼女達が妹弟子である可能性を考えます。
愛用の刀を持ち歩く事にします。

帝国が勝ってしまったのでクレオの評価が上がりました。
大してカルヴァンは戦いから逃げたので評価を下げます。
自派閥の艦隊も大きく失いました。
リアムの暗殺を狙い暗部組織を送り込みます。
カルヴァンは勝てると思ってたようですがリアムのところのククリは優秀でした。
多くの死者を出しましたがカルヴァンの暗部を撃退しました。
カルヴァンの使っている暗部は肉体が無くて核に魂的なものが封入されている存在みたいです。
破壊した核をカルバンの部屋に送りつけました。
何時でも殺せるんだぞって警告になっています。

リアムは天城と一緒にパーティに参加したいと考えます。
ウォーレスに相談すると会場を暗くすればメイドロボだと気付かれないだろうと言われました。
天城が参加可能になったのでドレスを用意させます。
新しく雇ったデザイナーはメイドロボのドレスを作れと命じられても忌避感を示しませんでした。
戸惑ったようですが時間を貰えれば作れますが専門外だって事はご理解くださいと答えます。
リアムは予算は好きなだけ請求代と命じます。
納得いくまで金を使えると知り大喜びしていますよ。
リアムは露出控えめなドレスを作れと注文していますね。
ロゼッタやシエルのドレスとは関心度が違い過ぎるよね。
本当に天城だけは特別なようです。
天城は一度だけですよと言ってパーティに参加する事を承諾してくれました。
リアムは楽しみで仕方なくなります。

カルヴァン派の中で分裂が起こりました。
連合王国との戦争に参加した貴族の中からリアムを許せないので報復したいと言い出す者が現れます。
リアムは首都星に居るので手出しし難いのでカルヴァンは止めますが納得しません。
ダメなら派閥を脱退すると言っています。
無理に止めると彼らの避難がカルヴァンに向きます。
カルヴァンは派閥が弱まるがここらで整理して精鋭だけを残そうと考えました。
脱退を認めます。

脱退した貴族は冷静さを失っているので後先考えません。
首都星に戦艦を乗り入れるのは禁止されているんですが戦艦でリアムを葬ろうとしてきました。
その日は天城が参加してくれるパーティの日でした。
会場の上空に戦艦が現れます。
会場を破壊しようと対空ビームで攻撃してきました。
リアムは会場の外に出て一閃で戦艦を二つに斬りました!!
免許皆伝を得て以降も修行を続けている成果が出ているね。
二つに斬られた戦艦が首都星に向かって落ちてきます。
マシンハートを搭載したアヴィドはリアムが乗っていなくても動けるようになったみたい。
呼び出すと飛んできました。
アヴィドに乗り込んだリアムは戦艦を宇宙空間まで運ぶ事にします。
戦艦は気密性を失っているので宇宙空間に運ばれると乗員は死ぬよね。
命乞いをしてきましたがリアムは断りました。
リアムが戦艦を斬ったの首都星の住人に目撃されていました。
リアムの強さが証明されてしまいました。
戦艦を斬れる相手にカルヴァンどう戦う?

上手くいてると思ってたらリアムを利する結果になって焦ってる案内人が仕掛けてきます。
リアムを殺せないので彼の大切な存在を殺す事にします。
天城が狙われます。
天城には案内人の姿がはっきりとは見えないようです。
超常的な存在であるとは認識できました。
案内人が光線銃で天城を撃ってきました。
天城はバックアップを取ってあるが今の自分は死んでしまう旦那様すみませんと考えます。
光線が天城を撃ち抜くと思ったらドレスの防御機能が動きます。
案内人は使い捨ての防御機能だろうから撃ち続ければ破壊できると考えます。
撃ち続けたんですが変人デザイナーの作ったドレスは機能優先なので防御機能は使い捨てではなかったんだよねー。
光線銃の方がエネルギー不足に陥り案内人は天城を仕留める事ができませんでした。
逃げていきます。
天城はリアムに何か秘密があると考え始めます。
超常的な存在がリアムに絡んできていると知ったので計画を変更する事にします。

武力ではリアムを排除できあにと理解したカルヴァンは政治力を使う事にします。
首都星で戦艦が砲撃するって重大事件が発生したので査問会が開かれます。
戦艦を使ったのが元カルヴァン派と分かっているのでカルヴァンが追及される事になる筈だったんだけど・・・
カルヴァンはリアムの領地でデモが発生している事を問題にして首都での事件を有耶無耶にしてきました。
政治力があるのでリアムの領地で起こっているデモに付いての査問になってしまいます。
カルヴァン派は民主化運動が起こっていると信じてたんですけどね。
配下を使う事に慣れ過ぎていて内容の確認を怠ったよねー
証拠として提出された動画にはリアムに早く後継者を作れと要求するデモが映っていました。
査問会はリアムを叱責する雰囲気ではなくなります。
若いリアムを温かい目で見守る雰囲気になってしまいました。
エクスナー男爵も助けられないすまないと言っています。
彼も自領でヌード写真集を出す事を期待するデモが起きた経験があるので苦しさが分かるようだ。
リアムはとんでもない辱めを与えたカルヴァン妥当と強く誓っています。
リアムは謹慎を言い渡されます。
謹慎中にロゼッタと子作りしろって配慮だよね。

終わって見れはカルヴァン派は力を削られクレオ派が勢力を拡大しました。
リアムはエレンとティアを連れて買い物に行く事にします。
高級車で移動しているとエレンが妙な気配を感じ取りソワソワすると訴えてきました。
リアムは修行の成果が出ているじゃないかと言ってエレンと突き飛ばします。
直後に高級車が真っ二つになりました。
攻撃してきたのは風華と凛鳳です。
ティアがリアムを庇う為に盾になり左腕を斬り飛ばされます。
リアムはティアに歩み寄り自分を庇った事を褒めてあげます。
連合王国に勝ったことよりも嬉しかったぞと言ってティアの頬を撫でています。
ティアは涎を垂らして喜んでいます。
リアムに勝てると思っている二人は別々に攻撃してきました。
リアムに簡単にあしらわれると強さを理解します。
安士に二人で攻めろと助言された理由が分かったようです。
連携攻撃を仕掛けてきますがリアムはその全てをいなして攻撃を当ててきました。
エレンに一閃流の動きを理解させる為に解説する余裕がありました。
彼女達の実力を把握したリアムは全力の一閃を放つ事にします。
受けきれなければ死ねばいいと考えていました。
リアムの一閃はエレンの目でも見えませんでした!!
エレンはリアムの強さを知って感激しています。
二人は大きなダメージを受けますが死には至りません。
死にそうな凛鳳が「ーししょーでんーごー」と呟きます。
リアムは凛鳳の懐から安士の手紙を発見しました。
読んでみると二人の修行を終えられなかったのでリアムに面倒を見て欲しいと書いてありました。
リアムの目から見ても二人は剣士として完成されています。
安士が言うんだから何かが足りないんだと考えて二人を育てる事にします。
ティアはリアムを攻撃した二人に殺意を向けていますがリアムが治療してやれと命じたので従います。

リアムは一旦首都星での修行を中断して自領に戻る事にしました。
風華と凛鳳とエレンを連れて行きます。
超弩級戦艦で移動する事になっています。
リアムは船内の各所に案内人の銅像を作ってありました。
三人に向かった一緒に祈れと命じます。
天城の殺害に失敗して自棄になっている案内人がリアムを殺そうとして乗り込んできました。
四人の祈りの力が案内人に突き刺さり彼の凶行を邪魔しました。
強烈なプラスの感情を受けてしまい案内人はシルクハットだけになり逃げていきました。

風華と凛鳳にはセリーナの戻てメイド修行を始めさせます。
リアムは二人を騎士にするつもりです。
アヴィドの量産型を二人に与える事にします。
風華は専用の起動機士が貰えると聞いて喜んでいます。
凛鳳の方が興味がないようで機動機士なんていらない斬れば良いでしょと言っています。
凛鳳は乳が小さい事を気にしているようですね。
メイド修行に不満がありセリーナに凄んでいますがエレンに見られて青くなります。
エレンがリアムに言いつけると言っているからです。
安士は指導に当たり暴力は振るわなかったんですがリアムは暴力的です。
リアムに勝てない事を理解している二人は大人しくなりました。

生き残ったパーシング伯爵はトーマスを頼ります。
連合王国に居場所が無くなったので家族と爵位を捨てて逃げだしました。
護衛の騎士は連れているのが悪徳領主ですね。
リアムが好みそうだ。
立場を理解していないパーシングは金を払えばトーマスがリアムを裏切ると思っています。
トーマスはパーシングをマリーの元に連れて行きました。
マリーはよくぞ自分の元に運んできたと言ってトーマスを褒めています。
マリーは裏切り者パーシングに制裁を与える事にしました。
ゆっくりじわじわ殺したようです。

リアムはククリ達が行う葬儀に出席します。
バンフィールド家の地下にククリ達の使っている施設が存在します。
30人の暗部が死にました。
リアムは自分の為に死んでくれた暗部に感謝しています。
大きな貢献をしたので褒美を取らせる事にします。
望みを聞くとククリは惑星を一つ貰いたいと言ってきました。
ククリ達の一族は住んでた星を失っていて根拠地を得て一族を再興するって悲願を持っていました。
リアムは領内の惑星を一つプレゼントしました。
そこで暗部を育てて数が増えるのを期待しています。

リアムの前から逃亡した案内人は宇宙空間を漂っています。
シルクハットから小さな手足が生えます。
シルクハットに口が出現して悔しさを噛み締めています。
人間形態になる力も残ってないようだね。
案内人はリアムへの復讐を諦められません。
力を取り戻す為に一旦リアムの元を離れる事にしまいた。
彼を監視している犬の霊は放置しても問題無いと判断してどこかに消えました。
案内人は重要局面で自分の邪魔をする犬の存在に気付けないかぎきリアムを不幸にはできないよねー

>>
特別編 逆襲の荒島
>>
個性を獲得する為にアクセサリーを集めている荒島が立山に迫ります。
立山の出店しているリアムグッズを売る売店を彼女の個性と捉えました。
個性を獲得したい荒島は所有権を賭けて勝負しろと迫ります。
立山は売店は個性じゃないと言って断ろとしています。
荒島が諦めないので困っているとリアムが声を掛けてきました。
立山が困っているので勝負を挑むのをやめろと命じます。
不満がある荒島がどうして立山を庇うのか聞いてきました。
立山は個性的だから庇うのですか?自分には個性が乏しいからですか?と聞いてきます。
リアムは個性を獲得する為の勝負に勝つために荒島が練習をしているのを知っていました。
派手で頑張りな荒島は個性的だと伝えてきます。
アクセサリーの奪い合いはお前たちのお遊びだから許そう。
でもそれで喧嘩になるのは悲しいと伝えます。
荒島と立山は仲直りしました。
リアムを呼んできて仲裁させたのは塩見です。
塩見は褒められると思ってたようですが天城に叱られる事になります。
リアムを利用した事を咎められる事になってしまいました。

成分表
成分含有量(5:多い、1:少ない)
美女5
恋愛4
ラッキースケベ2
統治5
戦闘5
経営5
悪徳5
善行5
変態3


AmazonLink: 俺は星間国家の悪徳領主!6 (オーバーラップ文庫)

コメント

人気の投稿「過去1年間」

ラノベの感想) 最弱無敗の神装機竜《バハムート》第20巻 (GA文庫)

ラノベの感想) 幼女戦記 第14巻 Dum spiro,spero ‐下‐

ラノベの感想) 俺を好きなのはお前だけかよ 第17巻 (電撃文庫)

ラノベの感想) オーバーロード 第16巻 半森妖精の神人 [下]

ラノベの感想) ソードアート・オンライン オルタナティブ ガンゲイル・オンライン 第5巻 サード・スクワッド・ジャム ビトレイヤーズ・チョイス<下>(電撃文庫)

ラノベの感想) 幼女戦記 第13巻 Dum spiro,spero ‐上‐

ラノベの感想) オーバーロード 第15巻 半森妖精の神人 [上]

ラノベの感想) キミと僕の最後の戦場、あるいは世界が始まる聖戦 16 (富士見ファンタジア文庫)

ラノベの感想) オーバーロード 第14巻 滅国の魔女

ラノベの感想) ソードアート・オンライン オルタナティブ ガンゲイル・オンライン 第6巻 ワン・サマー・デイ (電撃文庫)