ラノベの感想) 俺は星間国家の悪徳領主! 11 (オーバーラップ文庫)
概略:
クレオがリアムを虚仮にしようと考えてクルトとセシリアの結婚を反故にしようと考えます。
宰相に相談したら拒まれました。
諦め切れないクレオは皇帝バグラーダに相談しました。
バグラーダがクレオには悪意が足りないと言って知恵を貸します。
クレオがリアムを恨んでいる犯罪者を代官に指名してエクスナー家に攻撃を仕掛けてきました。
リアムは対帝国の為に戦力の増強を行っています。
エクスナー家の窮地を知り助けに向かう事にします。
戦力が足りないので妹弟子も連れて行く事にします。
第六兵器工場の開発したヴァナディースに驚くべき機能が搭載されていてエクスナー家を救う事になります。
レーベル | オーバーラップ文庫 |
発行日 | 2025/7/25 |
著者 | 三嶋与夢 |
イラスト | 高峰ナダレ |
ISBN | |
雰囲気 | 暗躍、助言、限界、奇襲、新機能、出撃、突撃、激戦、対決、奇跡、再会、変態嫁、妖精 |
クレオがリアムを虚仮にしたいと考えます。
クルトとセシリアの結婚を無効にしようと考えました。
皇女セシリアの嫁ぎ先としてエクスナー男爵家では格が低すぎると考えます。
宰相に相談するも一度認めた婚姻を反故にしては帝国の威信に関わるので無理と断られました。
クレオの問題は皇太子って立場は帝国よりも価値があると思っている事だよね。
皇太子なんて誰がやってても良いんだけどそれが分かってないよ。
自分の兄弟が何人居るのか考えれば割りそうなものだけどね・・・やっぱりクレオは阿呆だよね。
こまったクレオは皇帝バグラーダに相談する事にしました。
バグラーダも宰相と同意見で婚姻を無効にするのは難しいと言っています。
それを聞いて諦めようとしているクレオに悪意が足りないと助言してきました。
バグラーダがクレオにリアムを虚仮にする方法を教えているようです。
クレオはリアムの危険性をイマイチ理解できてないようですがバグラーダは危機感を抱いているような?
クレオはリアムに恨みを抱いている人物に会うために貴族が収容されている刑務所に向かいました。
そこでビリー・セラ・シネスという人物を勧誘しています。
ビリーは裏家業の人で海賊と商売していたようですよ。
リアムに懇意にしていた海賊を殺されて恨みを抱いていました。
ビリーはクレオの皇太子って権力に魅力を感じて味方になりました。
相手がリアムなので用心棒を雇う事にします。
安士に恨みを抱いている剣鬼と呼ばれる剣士を迎えに行きます。
剣鬼は凶悪犯罪者として過酷な採掘作業に従事していました。
直接の面識はないんですがビリーは何度か仕事を依頼した事がありました。
剣鬼がリアムが怖くて逃げた事を知っています。
剣鬼はリアムの師匠安士と同じ道場に通っていた過去があり安士を侮っています。
自分が安士の弟子が怖くて戦場から逃げ出したって事実を認められず悪夢に魘されています。
ビリーは剣鬼の安士への対抗心を刺激して彼を味方に引き入れました。
アルグランド帝国の皇帝を案内人が言っていた真の敵と思い込んでいるリアムは帝国打倒を目指しています。
現状のバンフィールド家の戦力では巨大なアルグランド帝国には勝てないと分かっているので地力を付けようと頑張っています。
帝国から新たに恒星系を買い取り開発を始めています。
ティア、マリー、を別々の恒星系に派遣して開発を担当させています。
クラウスは本星に置いてバンフィールド家の戦力を差配させています。
他に適任者がいないのでリアムが新たに購入した恒星系の開発を担当しています。
帝国の外れにある見捨てられた恒星系なので海賊の温床になっています。
リアムはアヴィドで出撃して海賊退治を行っています。
アヴィドに一閃を放たせると自壊してしまうのでコックピットからリアムが一閃を放ちました。
威力は絶大で漢族艦隊に止めを刺せたんですがアヴィドも破壊されてしまいました。
リアムはまたかよとガッカリしています。
修理の必要があるので第七兵器工場のニアスを呼び出す事にしました。
やってきたニアスが文句を言ってきます。
遠すぎる一体幾らかかると思ってるんですか!と叫んでいます。
リアムは交通費はこっち持ちだろと反撃しますが納得してくれません。
呼び出すならバンフィールド家の本星ハイドラでいいでしょと言っています。
リアムはアヴィドを強化して欲しいと依頼しました。
ニアスから予想外の答えを貰います。
アヴィドは既に限界までパワーアップさせているのでこれ以上は無理だと言われました。
今回アヴィドが自壊したのはリアムを助けようとして一閃を再現しようとしたからだと予想しています。
マシンハートを得た事で自我を宿したアヴィドはリアムの役に立ちたいと考えているようです。
リアムは剣士としても騎士としても最上位の領域に入ってしまったのでアヴィドが耐えられなくなってしまいました。
ままならないとリアムは考えながらリアム用として設計された新型機への乗り換えを考え始めています。
その場での修理は無理という事でニアスは第七兵器工場に持って帰るつもりでした。
自分も一緒に乗せて欲しいと打診してきました。
リアムはそれは無理だと答えます。
現在のリアムには動かせる艦艇はありませんでした。
補給物資を持ってくる艦艇は3カ月後にやってきます。
ニアスは足止めされる事になり悲鳴をあげています。
クルトがセシリアとの結婚の準備で首都星にやって来ました。
エイラに結婚式の招待状を渡す為に彼女の職場を訪れます。
カフェで旧交を温め合っているとエイラの部下がやって来ました。
地下街でジェミナイが数十キロみつかったと報告してきました。
エイラは徹底的な調査を命じています。
クルトが帰るとエイラが深いため息を付いています。
ジェミナイは性転換薬の原料です。
ジェミナイ発見を聞いてクルトの表情が変化した事をエイラは見逃しませんでした。
まだ性転換を諦めていないと知り危機感を抱きます。
エイラは未だにリアクルのカップリングが正しいと思っているのでクルトが性転換してしまうのは阻止したいと考えています。
エイラの元に情報屋がやってきて皇太子が悪だくみしていると教えてくれました。
エイラはリアムの為に情報屋にクレオの悪だくみの内情を探らせる事にします。
クレオがクルトの為にパーティを開いてくれました。
馴れ馴れしくクルトの肩に腕を回してリアム派からクレオ派に乗り換えて欲しいと命じてきました。
セシリアと結婚するクルトを義兄と呼んで馴れ馴れしくしてきました。
姉のセシリアが居るので自分の周りに血族を集めたいんだなとクルトは予想します。
エクスナー家はリアムに大恩があるしクルトはリアムを友と考えています。
リアムを裏切れないと伝えるとクレオは離れていきました。
表面的にはそれほど落胆しているようには見えないな。
クルトはクレオがリリーを作った事を知っているので彼を嫌悪しています。
セシリアの弟(本当は妹)だけど好感は抱けません。
クレオの小物感が凄いぞ。
クルトの前では素直に引いたんですが陰で激怒しています。
皇太子の俺に従わないなんてと怒っています。
ビリーを代官としてエクスナー領に派遣しました。
贈り物を届けるのを装って攻め込みました。
第六兵器工場のメイスンがやって来ました。
結婚祝いを持ってきたと言ってますがヴァナディースのオプションを売り込みたいようです。
無料でいいから使って見てとしつこく勧誘されてクルトは受け入れます。
クルトとメイスンは初対面なんですがリーリエになっている時に彼とは会った事がありました。
クルトはメイスンを知っているような態度を取ってしまい焦っていました。
メイスンは結婚式に出席予定なのでそのままエクスナー本星に留まる事になります。
エクスナー本星にクレオの派遣した帝国軍が攻めてきました。
結婚式の贈り物を届けに来たと言われて警戒を解いたので接近を許します。
3万隻の艦隊を派遣してきましたよ。
報告を受けたエクスナー男爵とクルトが宇宙港に向かいます。
二人が到着した時には宇宙港は血の海に沈んでいました。
剣鬼がエクスナー家の騎士を切り殺した後のようですね。
剣鬼が手強い相手と見抜いて男爵はクルトを逃がす事にします。
クルトは第六兵器工場のスタッフに気付いて宇宙船の発進準備を手伝って貰う事にしました。
クルトはヴァナディースに乗り込み戦うつもりだったんですがビリーに脅されて降りる事になります。
エクスナー家の人々はビリーに拘束される事になります。
クレオは自分がクルトとセシリアの結婚式を取り仕切りリアムを虚仮にしようと考えています。
エクスナー家の人々には生きててもらわないと困るようです。
誰も乗ってないと思い放置してあったヴァナディースが動き出しました?
帝国軍の攻撃を受けて半壊していますがギリギリで単独ワープを成功させました。
第六兵器工場は凄いな機動機士にワープ機能を搭載してきたぞ。
飛び先を示す機材を事前に設置しておく必要はあるようですが凄いな。
ヘンフリー商会の商船でトーマスとシエルが話しています。
トーマスはエクスナー家に結婚祝いを届けに行くのでシエルを乗せてあげていました。
和やかに会話している二人の下にクルトの乗騎ヴァナディースから救難信号が出ているとの報告が齎されます。
乗っているのが女性だと聞いてシエルがまさか!と慌てています。
回収して話を聞いてみる事になりました。
シエルだけがコックピットの中を見られたようですね。
乗っていたのはリーリエでしかも立体映像でした。
エクスナー家にクレオの派遣した帝国艦隊が攻めてきて占領してしまったと知らされます。
トーマスは行き先をバンフィールド家の本星に変更しました。
トーマス経由でリアムにエクスナー家がクレオに攻撃されて占領されたと知らされます。
リアムはブライアンを呼び出して今回の出来事が貴族社会でどんな影響を持つのか質問します。
ブライアンはクレオのした事が貴族社旗では非常に不味い事だと教えてくれます。
皇太子が行った行為だからといってとても認められるものではないそうです。
リアムを虚仮にする為だけに行動したと分かりました。
ブライアンはエクスナー家を見捨ている事も視野に入れてはと提案してきました。
助けに行っても見返りが少ないので妥当な意見なんですがリアムは友人を助けると決めます。
リアムの決定にブライアンは嬉しそうにしていますね。
問題はどれだけの艦艇を集められるかでした。
バンフィールド家は勢力を拡大する為にほとんどの艦艇に役割を与えています。
連れて行ける艦艇に限りがあるのが問題でした。
ティアとマリーは惑星の開発があるので動かせません。
クラウスも動かすと開発計画に支障が出るので動かせません。
リアムはクラウスに信頼する部下を貸してもらう事にします。
ローヤルガードと本星の防衛艦隊を連れて行く事にしました。
リアムが艦艇を集めていると聞いてロゼッタが動きます。
彼女は暇にしている親衛隊を貸しだそうと考えていました。
ユリーシアの意見を聞きたくて彼女の部屋に向かいます。
部屋に入ったロゼッタは仰天する事になりました。
ユリーシアは下着姿で椅子の上で胡坐をかいて即席麺をすすっていました。
彼女の周囲にはウィンドウが複数浮いていて高速に処理が行われていました。
ユリーシアはリアムに膨大な仕事を押し付けられて必死に処理していたようですよ。
汚部屋化していました。
見かねたロゼッタはユリーシアを入浴させてあげる事にしました。
入浴して落ち着いたユリーシアはリアムに顧みられない自分を卑下して泣いています。
仕事をこなすだけの機械になった気分だと言われてロゼッタはリアムに注意すると約束しています。
ロゼッタが親衛隊をリアムに貸しだそうと提案するとユリーシアは止めるべきと答えます。
親衛隊はバンフィールド家の艦隊とは違いノーマルな艦隊です。
運用に支障がでるので貸し出しても足を引っ張るだけだと指摘しました。
ユリーシアは個人的な私怨から少数を派遣する事を提案しました。
自分が忙しくしているのに引き籠り生活をしているヴィヴィアンを派遣する事を提案しました。
ヴィヴィアンは行きたくないと泣いてますが部下に引っ張られて出撃させられます。
セシリアはクルト達とは離れた場所に確保されていました。
クレオと通信を行っていて軍を引かせるようにお願いしています。
クレオはセシリアの幸せを願って今回の行動を起こしたと言っていますね。
エクスナー家は貴族としての格式が低いので破談にしたいと求めてきました。
セシリアは自分の幸せを願うならクルトとの結婚を認めて欲しいと抵抗します。
自分達が生きるのも苦しい時期に助けてくれたリアムを裏切る行為を咎めてきます。
クレオは聞く耳を持っていません、権力を持った事でリアムに勝てると思っています。
皇太子の自分に意見するセシリアに不快感を持っています。
調子に乗り過ぎだよなー
リアムはニアに頼んでアヴィドを修理してもらう事にします。
ニアスは工場に持ち帰らないと完全な修理はできないと難色を示しています。
リアムは動けるようにしてくれるだけで良いと言っていますよ。
それだけで他の起動機士よりもアヴィドは強いそうです。
ニアスはそれならと言ってアヴィドを動けるまでに直してくれました。
回収したヴァナディースも修理してもらう事にします。
第六兵器工場の技師が来ていてヴァナディースの修理を終わらせてくれました。
リーリエは戦闘に参加したいと考えます。
彼女の存在はシエルしか知りません。
リアムに教えれば戦闘に参加させてもらえそうですがそれは言えません。
パイロット無しで動かせるとは誰も思ってないのでお留守番になりそうです。
リーリエはシエルを脅して搭乗してもらう事にします。
リアムが好きと言い出してシエルを恐怖させます。
シエルはリーリエがクルトが性転換薬で性転換した姿だと知っています。
クルトをお姉様にしない為に動いています。
リーリエの発言をクルトの本心であると認めたくないシエルは折れます。
リーリエは本当はシエルの事を疎ましく思っていると語り彼女を焦らせています。
ヴァナディースのパイロットとして戦闘に参加する事を決めます。
リアムは家族を助けたいというシエルの言葉に打たれて彼女の参戦を認めます。
戦力を求めているリアムは妹弟子を参加させる事にしました。
エレンはまだ成人していないので参加は見送りになります。
リアムはエレンの進路を決めなくてはと考え始めています。
凛鳳と風華は安士の屋敷に入り浸り安幸と遊んでいました。
エレンが二人を迎えに来ました。
リアムが参戦を求めていると聞いて二人は準備を始めます。
安幸がエレンに騎士になるにはどうすれば良いですか?と質問してきました。
エレンが驚いています。
リアムがエイラと会話しています。
会話の中でエイラがクレオの計画の全容を教えてくれました。
リアムは杜撰な計画に呆れています。
自分の足を引っ張ったクレオに苛立ちを感じています。
エイラからクレオが派遣した艦隊が首都星の守備隊で訓練しかしてない実戦経験の乏しい部隊だと教えられます。
艦艇数は大きく劣るのですがリアムは勝てると確信しています。
エイラが宮廷工作を担当すると言ってきたのでリアムはお願いしました。
報酬の話になると不要だと言われてしまいます。
リアムは得難い友を持ったと喜んでいます。
別宅で監禁生活を送っているセシリアは酷い拘束は受けていません。
クレオの姉なので厚遇しています。
セシリアの事を大人しいお嬢様と思い込んでいるので油断しているな。
騎士の見張付きで庭の散歩を許しています。
やり手なセシリアは敵の情報をまとめた記憶媒体を庭草の中に落とします。
それをエクスナー家の家族と思われていないので拘束されなかったリリーが持ち出しました。
リリーはエクスナー本星に残っているエクスナー家の騎士に情報を持ち込みました。
リリーは家族を助けなければと考えています。
リリーはクルトとセシリアの養子となりエクスナー家の一員になっています。
知らないのはシエルだけですよ。
ビリーをはじめエクスナー領を占領している帝国軍はバンフィールド家が攻め込んできた事に驚いています。
バンフィールド艦隊が5000隻だと知り勝利を確信しています。
日頃の訓練の成果を見せる為に陣形を変えて迎え撃とうとしてきました。
遠距離からの砲撃戦で戦闘が始まると教本通りに考えてたら突撃されました。
バンフィールド家が突撃を得意としていると知っていても艦艇数が違い過ぎるのでやってこないと思ってたようです。
帝国軍は混乱し始めました。
艦隊の指揮を執っているのはクラウスが推薦してきたアデルバートという男性騎士です。
彼は自分はクラウスよりも優れているので筆頭機士になれると考えています。
リアムは能力的に足りないと思ってるんですが自信家のアデルバートを面白いと考えています。
彼に指揮を任せて能力の査定をする事にしたようです。
バンフィールド家の奇襲は成功したんですが数の差が大きいので混乱は収まりそうです。
敵の旗艦を破壊して混乱を助長する必要がありました。
戦力が足りなくて困っているアデルバートとリアムは妹弟子を使う事を助言します。
クラウスなら迷わず使っているなと考えリアムはアデルバートに物足りなさを感じていますね。
戦力が欲しいアデルバートは妹弟子を出撃させる事にしました。
元々二人は地上制圧に使う予定でした。
急な変更に文句を言いつつも楽しみなようですね。
二人はテウメッサに乗り込み出撃しました。
余裕があり過ぎるようで会話しながら敵の起動機士を破壊していきます。
風華がパイロットスーツに締め付けられておっぱいが苦しいと言い出します。
貧乳である事を気にしている凛鳳がパイロットスーツは全身を圧迫するんだと反論してきました。
風華は悔しがる凛鳳に天然で可愛い自分って触れ込みで配信しているからおっぱいを盛れないんだろと指摘して揶揄ってきました。
馬鹿な会話を交わしながら二人は敵旗艦に取りつきます。
内部に入り込んで破壊活動を開始して旗艦を撃墜しました。
指揮官を失い帝国軍は混乱を深めます。
住民による暴動が発生しました。
善政を敷いているエクスナー男爵を排して代官が支配する事になるのが不満なようです。
暴動を鎮圧する為に帝国軍は機動機士を出撃させました。
領地に残っていたエクスナー家の騎士が工事用に払い下げられた機動機士を使って領民を助けに向かいます。
リリーが乗り込んでいますね。
帝国軍は真面な整備を受けていない機体と侮っていました。
リリーの操縦する機動機士は鋭い動きで帝国軍の起動機士を破壊していきます。
数が多いのでリリーの機体は破壊されて動けなくなります。
そこに地上への降下を慣行したヴァナディースが飛び降りてきました。
シエルは悲鳴をあげていますね。
操縦しているのはリーリエなので敵を全滅させます。
シエルが名乗りを上げると領民やエクスナー家の騎士が感激しています。
リリーから情報受け取ると敵の配置が分かりました。
リーリエはもしもの場合敵はセシリアを誘拐して首都星に逃げ込むと分かったようです。
シエルを降ろしてセシリアの救出に向かいます。
戦況はバンフィールド家が押していますが戦力差が大きくて押し切れません。
リアムは自分とアヴィドを出撃させろとアデルバートに命じます。
アデルバートは主君を出撃させる事に難色を示しています。
騎士として主君を守ろうとする筋を通そうとしているアデルバートにリアムは好感を抱いています。
クラウスなら迷わず俺を一番の激戦地に投入するぞと言われてアデルバートは出撃させると決めました。
リアムとアヴィドはエクスナー家の人々が囚われている場所に投入される事になりました。
リアムは出撃前に妹弟子に地上部隊を助けてほしとお願いしています。
乗れる機動機士が無いので二人は生身で地上部隊の手伝いに向かう事になりました。
司令官を失い混乱している帝国軍はアヴィドを発見して集まったきました。
アヴィドが完全体ではないと分かり勝てると思ってるようでした。
不完全な状態でもアヴィドの方が性能で勝っているので集まった敵機動機士は破壊されてしまいます。
一人で戦局を有利にしてしまったリアムとアヴィドにアデルバートは驚いています。
リアムを有効に使いこなしているクラウスへ尊敬の念を抱く事になっています。
エクスナー家の人々を救出する事に成功しました。
セシリアが別の場所に囚われていると聞いてリアムは救出に向かう事にします。
セシリアを連れ去られると厄介な事になると理解しています。
クルトも同行を申し出てきましたが囚われ生活を送っていて疲弊しているようだったので待っていてもらう事にしました。
セシリアが囚われている別宅に到着したヴァナディースは逃げられた後だと知ります。
急いで追いかけ先回りする事にしました。
セシリアを連れて移動中のビリーに追いつき投降を呼びかけます。
機動機士に乗った剣鬼が現れて攻撃してきました。
剣鬼の部下が乗る機動機士まで現れて囲まれてしまいます。
勝つ事は不可能と察したリーリエは味方の援軍が来るまで時間を稼ぐ事にしました。
動けい状態までヴァナディースは破壊されてしまいます。
止めを刺されそうな場面にアヴィドが駆けつけてきました。
アヴィドの見た剣鬼が怯え始めますね。
逃げ腰の剣鬼をビリーが宥めています。
アヴィドが万全ではなく一閃を放てない状態だと納得させると剣鬼は落ち着きを取り戻しました。
剣鬼は仲間の起動機士を戦わせてアヴィドの状態を確認しています。
逃げ出そうとする仲間は自分が殺していますね。
逃げずに戦えと脅され哀れな囚人たちはアヴィドに破壊されてしまいます。
アヴィドと剣鬼の戦いが始まります。
剣鬼はアヴィドの動きを把握したと考えていました。
アヴィドと剣鬼の戦いは容易に決着は付かなそうでした。
ビリーが用意してあった武器で不意打ち攻撃をしてアヴィドの右足を破壊しました。
剣鬼は余計な事をするなと強がっていますがアヴィドを倒せるチャンスに喜んでいます。
アヴィドは動けない状態なんですがリアムが一閃を放てば剣鬼を倒せます。
一閃を使うとアヴィドを破壊してしまうのでリアムは一閃を使うのを躊躇しています。
アヴィドが制御兼をリアムから奪い動き出します。
剣鬼に背を向けて倒れているヴァナディースに這いよります。
これは犬の霊がヴァナディースに乗っているリーリエの気持ちとアヴィドの気持ちを繋いでくれたから起こった奇跡でした。
アヴィドとヴァナディースが合体して新しい機動機士に変化しました。
破壊されていたアヴィドの四肢が復活していて動けるようになっています。
ヴァナディースの本隊が変形してアヴィドの一部になったようです。
アヴィドの色が白を基調とした色に変化しています。
動けるようになったので剣鬼との戦いを再開できました。
リアムに女の子の声が語りかけてきました。
これはリーリエの声なんですが姿が見えないのでリアムは彼女だと気付けません。
リアムはアヴィドの力を示したいと考えて一閃は使いませんでした。
剣技だけで剣鬼の乗っている機動機士を切り伏せました。
搭乗者を逃がしたと分かっていましたがセシリアの救出を優先します。
リアムと剣鬼が戦っている隙にビリーが逃げ出していました。
宇宙船に乗り込み大気圏外に逃げ出していきます。
近距離ワープをされていまうと追えなくなります。
リアムは負けたと考えますがアヴィドとリーリエが解決先を用意してくれます。
アヴィド単独でワープが可能だと教えてくれたのでリアムは先回りする事にします。
宇宙空間に逃げ出したビリーは護衛の艦隊を集めることにします。
単独で移動は可能なんですが宇宙海賊に捕まると厄介なので護衛艦隊が集まるのを待つ事にします。
待っている間に短距離ワープを行ったアヴィドが飛び出してきました。
アヴィドがビリーとセシリアが乗っている宇宙戦に取りつきます。
セシリアから通信が入りビリーが首都星に逃げ込もうとしていると教えてきました。
リアムは宇宙船がワープできないように適度に破壊する事にします。
爆発させるとセシリアも死んでしまうので難しい作業を強いられました。
ビリーが呼んだ艦艇がやってきてアヴィドと宇宙船を包囲します。
このまま戦うとセシリアを巻き込んでしまうので普通の戦いはできません。
打つ手が無く困っているリアムに女の子の声が一閃を放てと助言してきました。
今のアヴィドなら耐えられると言ってきます。
リアムが一閃を放つと包囲していた艦隊は全滅させられました。
役目を終えたアヴィドが自壊を始めました。
女の子からアヴィドは意地を張って自壊を留めていたんだと言われました。
ヴァナディースの電源も切れてしまい女の子が別れを伝えてきました。
悲鳴をあげながらアデルバートが迎えに来ます。
陸戦隊を連れて来ていて宇宙船に乗り込みました。
ビリーは負けを認めてセシリアを解放しました。
捕まるとリアムかクレオに殺されると分かっているのでビジーは自殺しました。
機動機士から脱出した剣鬼は逃げていました。
地上戦が行われた廃墟に戻ってきました。
エクスナー領の住民の身分証を手に入れて逃げ出す機会を待つ事にします。
住民を探している剣鬼の前に凛鳳が現れます。
剣鬼は凛鳳に自分と同じ外道の匂いを嗅ぎつけます。
凛鳳は馬鹿にするなと怒っていますね。
リアムの教えで凛鳳が名乗る事にします。
一閃流の剣士だと名乗ると剣鬼が豹変しますね。
飛び掛かってきました、怖かったようですね。
凛鳳の首を斬り落とそうとしたんですが両腕を斬られました。
安士の知り合いをだと教えると凛鳳が興味を持ちます。
安士と同じ道場に通っていたと語っています。
凛鳳は剣鬼の首を跳ねました。
外道扱いを受けて憤慨していますが帰ったら安士に聞いてみようと思っています。
戦いはリアムの勝利で終わりました。
リアムはエクスナー男爵とセシリアと相談して今後の動きを決めました。
ビリーが作ったジェミナイ畑を散歩しているとリーリエと再会する事になりました。
リアムはリーリエがビリーの仲間かも?と考えます。
この場にいる理由を問うと偶然だと言われました。
嘘ではないと思えたのでリアムはリーリエの素性を問い詰めるのを止めます。
強い風が吹いてリーリエのスカートが捲れそうになりました。
見た?と恥じらいながら聞いてくるリーリエにリアムは感激しています。
ティアやマリーはリーリエから乙女心を学ぶべきだと感じています。
見えてないから安心しろと伝えます。
リーリエがジェミナイが焼き払われると知り悲しそうにしていました。
リアムはジェミナイを残す事にすると伝えます。
残しておけばまたリーリエに会えるよう思えるからなと理由を伝えました。
じゃあなと言ってカッコよく立ち去ろうとするリアムの背にリーリエが抱き着いてきました。
リーリエは助けてくれたお礼を伝えてきました。
リアムは友を助けただけだと言って振り返ります。
リーリエは消えていました。
リアムはリーリエの正体が妖精だと確信します。
ジェミナイが残されると分かり嬉しそうなリーリエとシエルが再会しました。
シエルはクルトがセシリアを愛していると言っていたのでもうリーリエは現れないと思っていました。
リーリエからリアムと再会してジェミナイを残す事にすると言われたと教えられます。
リーリエからリアムの判断は運命なのではと思えると言われてシエルは頭を抱えます。
ピンポイントでクルトがリーリエに変身する気にさせるリアムを呪っています。
クレオが宰相から残念な知らせを受け取ります。
セシリアの希望でクレオが結婚式に参加するのを認めないと言われます。
思い通りに成らずクレオは憤慨していますね。
宰相はジェミナイを栽培している事も咎めてきました。
クレオは小物なので全てビリーのせいにしてきました。
セシリアはクレオがエクスナー家を陥れようとしていたと貴族連中に吹聴しました。
宰相は分かっていますよと言いながらジェミナイの栽培を認めていた事にすると言ってきます。
クレオを非難する声を防ぐ為に元々エクスナー家にジェミナイの生産を許可していた事にすると言われました。
お前の尻ぬぐいをしてやったんだと言われたようなものですね。
クレオはリアムを虚仮にしようとして自身の信用度を下げてしまいました。
自爆したね。
クルトとセシリアの結婚式が盛大に開催されました。
エクスナー家を支援しているリアムの顔を立てる為に多くの貴族が参列したようです。
エクスナー家にジェミナイの栽培許可が与えられたと知り多くの商家が付け届けを持って来ています。
復興費用が必要なエクスナー家は大きな収入源を得る事になりました。
セシリアがこれまで通りリアムと仲良くしていくと宣言しました。
これはクレオとは袂を分かつと貴族社会に宣言したも同じです。
リアムの大勝利に終わりました。
結婚式の二次会でウォーレスとエイラが不満を爆発させています。
ウォーレスは格式たかい結婚式を開くのに自分に何の相談も無かった事を嘆いています。
クルトからセシリアが居たから問題無かったんだと言われて自棄になっています。
これまでのウィーレスは元皇族って意味で貴重な存在だったんですがセシリアがクルトと結婚したので必要性が低下しています。
クルトがウォーレスを宥める事になっています。
エイラが荒れているのはリアムがエクスナー家にジェミナイの栽培許可を取らせた事でした。
ジェミナイは性転換薬の原料になるのでエイラはクルトをリーリエにしない為に撲滅を望んでいます。
一つの種を撲滅させると聞いてリアムがビビっています。
エイラが頑張ったのに最悪の結果になったのは呪われているから?と言い出します。
リアムは幸運の神に祈ってあげると伝えます。
エイラがマイナーな神なら信じないよと言ってしまいます。
案内人を馬鹿にされたと感じたリアムはエイラが理解できるまで案内人との話をしてあげる事にしました。
クルトが仲間との歓談を終わらせて寝室にやって来ました。
リリーが寝室に付いて行くと言って大変だったんだと話して緊張を誤魔化そうとしています。
セシリアは化粧台の前に座っていました?
無言なのでクルトは来るのが遅くなったので怒らせたか?と焦ります。
振り向いたセシリアはリーリエに変身する為の白ワンピと性転換薬を持っていました。
クルトはセシリアと離婚する事になると恐怖します。
セシリアはクルトの予想を超えた怖い人でした。
ウフフと笑いながら性転換薬をクルトに飲ませてきました。
クルトがリーリエに変化すると大喜びで抱き着いてきました。
リアムに恋しているリーリエはセシリアにとって大変好ましい存在のようです。
セシリアは両性を認める性癖を持っていました。
男性のクルトと女性のリーリエの両方を愛しているようですよ。
私と離婚したら大変な事になりますよと小声で脅してきました。
クルトは自分がとんでもない女性と結婚してしまった事に気付かされました。
セシリアは皇宮で育つ人間は真面にはなれないと言っています。
って事はクレオの護衛をしているリシテアも何らかの特殊な性癖を持っているのか?
クルトに気を使いエクスナー家に泊るのを回避して旗艦アルゴスに戻ったリアムが天城に妖精の話をします。
リアムはこの世界には妖精が存在すると考えていました。
妖精を見たと聞いた天城は焦り始めます。
白根、塩見、荒島を呼び出してリアムの世話をさせようとしています。
天城はリアムのメンタルケアを始めるつもりでした。
ロゼッタが駆け込んできて泣きながらリアムに抱き着きます。
大事になってしまったリアムは天城にこの世界に妖精はいないのか?と尋ねます。
天城から妖精の存在は確認されていないと教えられます。
リアムは天城たちが働き過ぎのリアムが精神に異常をきたして妖精を見たなんて話し始めたと心配していると理解しました。
リアムは確かに働き過ぎだったかも?と考えています。
少し休む事にするんだろうか?
今のところクレオが権力を有効に使えてないので少し休んでも大丈夫かもしれないな。
今回のクレオの失態でアイツを皇帝にするのはヤバいと考えて彼から離れる貴族が出てくるかもよ。
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特別編 量産型メイドロボは見た!剣鬼の正体
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リアムの命令で剣山と言うメイドロボが凛鳳と風華に与える報償を持って安士の屋敷にやって来ました。
屋敷では凛鳳が安士に剣鬼という剣士を知らないか質問していました。
安士はそんなすかした名の剣士は知らないと言っています。
剣鬼の情報を持っていた剣山は写真を見せてあげました。
写真を見た安士が山田じゃないかと言い出し過去の話をしてくれました。
安士と山田は同じ道場に通っていました。
仲間と仲良くしている安士に絡んできたそうですよ。
他流派の道場に通っていた事を指摘された安士は他流派の技を取り入れようとしてたんだと誤魔化します。
山田に絡まれたならボコボコにしてやれば良かったじゃんと言われてお世話になっているので大人しくしていたんだと答えます。
それを聞いて凛鳳は剣鬼が安士を侮っていた理由に納得が行ったようです。
屋敷に戻った剣山は箒を使って素振りを始めました。
剣山は立山のような個性を獲得しようと考えて剣術を始めています。
メイドロボは騎士に比べて戦闘力が無いので強くは無いみたいですが分かる人が見れば剣山の剣筋は素晴らしいようです。
残念ならが周囲には剣術に興味が無い姉妹しか居ないので箒で遊んでいると見られています。
通りかかった塩見から箒で遊んでいると指摘されました。
武術を嗜む者は寡黙であるべきと考えている剣山は黙って素振りをしています。
剣山が剣術に興味を持ってるとリアムが知れば大喜びしそうだよね。
成分表
成分 | 含有量(5:多い、1:少ない) |
美女 | 5 |
恋愛 | 5 |
ラッキースケベ | 2 |
統治 | 5 |
戦闘 | 5 |
経営 | 5 |
悪徳 | 4 |
善行 | 5 |
変態 | 5 |
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