ラノベの感想) 未踏召喚://ブラッドサイン (電撃文庫)

レーベル：電撃文庫
発行日：2014/9/10
著者：鎌池和馬
イラスト：依河和希
ISBN：978-4-04-866861-3

城山恭介は召喚師を引退しようと考えていました。
彼にはお兄ちゃんと呼んで慕ってくる愛歌という友達がいました。
召喚師の業界は「ガバメント」「イリーガル」「フリーダム」の三大勢力に分かれているようです。
愛歌はガバメントに所属しています。
恭介はフリーダムに所属しています。
別組織ですが2人は仲良しです。
恭介には「たすけて」とお願いされると断れない悪癖がありました。
愛香にお願いされてアイスクリームを買ってきたようです。
そこには緑娘藍も来ていました。
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緑娘藍（リュウニャウラン）はイリーガルに所属しているチャイナドレスが似合うセクシーなお姉様です。
彼女の目的は恭介が買ってきたアイスクリームでした。
ニャウランのチャイナドレスも凄いですが愛歌のファッションは突き抜けていましたよ。
愛歌は縞々の水着姿ですビキニです。
愛歌は恭介とは血縁関係は無いんだけどお兄ちゃんと呼んでるんだよね。
しかも恭介が縞々パンツが好みで縞々ビキニを着用していれば、襲って貰えると考えているようでした。
恭介の好みは判然としませんが愛歌は良いチョイスをしますね、縞パンツ最高だよ。
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恭介は愛歌のお使いの帰りに女の子を拾ってしまいました。
彼女に助けてとお願いされたのね。
彼女の依頼を最後の仕事にしようと考えて女の子を愛歌の部屋に連れてきました。
恭介は女の子を逃がす方向で助けようとしましたが、女の子のお願いは方向性が違ったぞ。
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召喚師は依代を使い超常の力を持った何かを召喚して戦います。
助けを求めた女の子は依代でした。
召喚師と依代はペアになる事で召喚が可能になります。
彼女の名前は冥乃河彼岸（めいのかわ　ひがん）と言います。
彼女は依代でした。
彼女の召喚師は姉の冥乃河蓮華（めいのかわ　れんげ）です。
2人はフリーダムに所属しているのですがガバメントの依頼を受けて白い幽霊の噂を追っていました。
しかし仕事に失敗して二人は逸れてしまいます。
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彼岸だけが逃げ出す事が出来、恭介に助けを求めました。
蓮華は戦闘地域に取り残されてしまい逃走中です。
彼岸は恭介に蓮華の救出を手伝って欲しいとお願いしてきました。
恭介は蓮華のお願いを断り、彼女だけを逃がそうとします。
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彼岸は恭介を説得しようと交渉をしてきました。
恭介は自分の家に向かって歩いていたのですが、彼岸が追いついてきます。
彼女は恭介に向かって、自分は今、縞々パンツを穿いている、見せてあげるからお願いを聞いて欲しいと交渉してきました。
恭介は彼岸の痴女的行動にオロオロとしていました。
彼岸はスカートタイプの巫女服を着ています。
巫女服の袴をたくし上げて縞々パンツを見せてくれるだとー。
これは萌える！恭介は見たかったに違いない。
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彼岸は普段、巫女服の下はノーパンだそうです。
恭介を落とす為に愛歌の家にあった最終兵器と書かれた縞々したものに埋め尽くされた衣装タンスから拝借したと言ってます。
彼岸の穿いている縞パンは愛歌のモノのようです。
恭介は他人家から縞パンを勝手に拝借する彼岸の行動に戦慄していますよ。
さらに他人のパンツを穿いている事に関しても驚いています。
愛歌はものぐさな引きこもりなので洗濯してあるかもわからんのよね。
仮に愛歌が着用後洗濯していなかったとしょう。
愛歌が穿いたパンツを彼岸が穿いているのかー。
色々とイケない妄想が広がるね！！
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恭介は彼岸と蓮華の姉妹が召喚師をやる事になった経緯を聞くことにします。
彼女たちの両親はギャンブル依存症で借金のかたに神社を取られたと言ってます。
借金を返済するために召喚師をしているそうです。
彼女の事情を聞いても恭介は彼岸に協力する事はしませんでした。
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彼岸は蓮華を救出する為に一人で探しに行ってしまいました。
召喚を行えない、依代は普通の人間です、戦闘力は皆無なので死んでしまいます。
恭介は彼岸を助けに行き事になりました、恭介は基本的にお人よしなヒーロー気質ですね。
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彼岸を見つける事はできましたが彼岸はガバメントにも追われる事になっていました。
ガバメントは高位の召喚師を差し向けました。
ゴールデンラグジュアリーという二つ名を持つ、アザリア＝マゼンダレインを差し向けました。
恭介は彼岸と契約して戦っていたのですが、アザリアの接近に気が付いて撤退しました。
アザリアは自分の能力を存分に発揮できる強者を求めていたので逃げた恭介と彼岸をつけ狙う事になります。
逃げる恭介と追ってきたアザリアが一瞬だけ近距離で交差しました。
アザリア悔しそうです、逃げんなバカヤローと叫びたそうです。
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恭介と彼岸は逃走の結果、海に落ちました。
ずぶ濡れになり、恭介の住処であるボートハウスに戻りました。
ここで大問題が発生します、彼岸の着替えがありませんでした！！
まあ当然の結果ではあるんだよ、恭介の家には女性用のまともな服がありません。
あったらそれはそれで怖いんだけどさ。
あったのは酔ったリュウが置いていったメイド服だけでしたミニスカの。
当然ですけどパンツもないからね、彼岸はノーパンでミニスカメイド服を着て外出する事になりました。
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リュウさんが違法な道具屋を営んでいるので彼女のお店で武器の補充をしていました。
蓮華の現状も詳しく分かってきました。
蓮華はガバメントにも追われる事になっています。
仕事に失敗したうえ依代も失ったので追われる事になっています。
蓮華の依代の彼岸は恭介と契約しなおしたので蓮華はフリー状態になっています。
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蓮華は彼岸を逃がす為に自分が目立つように逃げ回っていました。
蓮華がトイドリーム35のバックヤードを使って逃げ回っている事が分かります。
トイドリーム35とは行政破綻した都市を救う為に出資している組織が運営する遊園地です。
街ごと遊園地になっているビックリな場所です。
恭介と彼岸はバックヤードに向かいました。
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蓮華は自分を探しにやってきた彼岸を見つけて隠れます。
彼岸を逃がす為に行動しているのに何やってんだと混乱しています。
そこをガバメントのアザリアに発見されて拘束されてしまいました。
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アザリアと恭介の戦闘が始まります。
恭介はアザリアがガードオブオナーと呼ばれる犯罪組織と内通している事を知りました。
ガードオブオナーの目的は最強の存在である「白き女王」を召喚する事でした。
白き女王を呼び出すのには面倒な手順があり、長い戦闘が必要でした。
アザリアは強敵の恭介との戦闘で呼び出そうと目論んだようです。
アザリアは着々と召喚のプロセスを積み上げていきました。
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問題となったのは蓮華の行動でした。
蓮華が恭介から依代の彼岸を強制的に奪い取ります。
さらにアザリアが積み上げた白き女王召喚のプロセスを横取りして白き女王を呼び出してしまいました。
呼び出された白き女王は予想外の行動に出ます。
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彼女を呼び出そうとしていたアザリアを踏みつぶします。
呼び出した蓮華の事も握りつぶそうとしていました。
驚いた事に白き女王は恭介と旧知でしたよ。
彼女は恭介の事を「あにうえ」と言って慕ってきます。
彼女は恭介に惚れているみたいです。
恭介が他の女の名前を口に出すと不機嫌になるぞ。
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今回の召喚は時間制限が付いていたので時間切れで白き女王は消滅しました。
白き女王は恭介だけにしか興味はありません。
他の事はどうでもいいようです。
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白き女王を呼び出そうとしていたカードオブオナーは白き女王に傅きたいだけの集団でした。
彼女に踏み潰されたアザリアなんか最初に女王に踏まれた栄誉に浸ってますよ。
踏まれて喜ぶ変態さんでした。
カードオブオナーにはガバメント、イリーガル、フリーダムの各組織からの参加者がいました。
白き女王に傅きたいと考えた高位メンバーが集まっていました。
高位メンバーが下位メンバーを訓練する事で組織としてのレベルを底上げしているようです。
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蓮華が白き女王を呼び出した時に依代になったのは彼岸でした。
彼岸はこの時に白き女王の身体の一部を体内に残されてしまいます。
彼女は瀕死状態になってしまいました。
彼岸を助ける為には白き女王を撃破する必要があります。
しかし最強の彼女を倒す方法は思い浮かびませんでした。
彼岸を助ける為に蓮華が自己犠牲の精神を発揮しました。
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蓮華は自分の臓器を彼岸に移植して彼女を助けようとしました。
恭介は免疫検査だなんだと必要な処置を講ずると残された時間内で移植を完成する事は無理だと蓮華を止めます。
蓮華が自分の正体を明かして恭介の間違いを指摘してきました。
蓮華は自分が人間では無い事を教えてくれました。
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蓮華は人形浄瑠璃の技術を用いたからくり人形でした。
冥乃河家は人形浄瑠璃を研究する家系で、人間の召喚師と人形の依代のペアで戦ってきたそうです。
本来であれば彼岸が召喚師で蓮華が依代になるはずだったそうです。
しかし彼岸が優れた霊媒体質だった為、召喚師になれなかったそうです。
そこで蓮華が作られて召喚師をする事になったそうです。
彼岸は霊媒体質を取り除く為に色々と投薬治療などを施されたそうです。
それでも霊媒体質が除去できなかったそうです。
彼岸は記憶操作でもされているのかな？
後から生まれた蓮華の事を姉と慕っていました。
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恭介は蓮華に「たすけて」と言わせる事で自分のヤル気スイッチを入れたようだね。
白き女王を倒す事になりました。
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救出した蓮華は恭介を攻めていました。
彼岸にイカガワシイメイド服を着せて、しかもノーパンで連れまわした事を咎めていました。
恭介は他に方法は無かった、メイド服は自分の趣味じゃないと潔白を訴えていました。
うん、この恭介の主張は正しいね。
目覚めた彼岸は恭介にマウントポジションを取り責め立てる蓮華を止めようとして二人に近づいてしまいました。
恭介は床に寝ているので傍に立っている彼岸のミニスカートの中が見えてしまったぞ。
彼岸はノーパンなんだよね！！
彼岸は恭介に女の子の部分を見られたようだ！！
蓮華のお仕置きが過激でした。
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恭介と彼岸がペアになり白き女王を攻略する事になります。
迎撃に出てきたアザリアと戦う事になりました。
アザリアは必殺技を恭介に破られました。
反射を使って召喚に使う白朿を消費しないで召喚を行う技なんだけど、恭介はアザリアが反射に使う壁の位置をずらすことで反射の角度をずらしたぞ。
投げた白朿が手元に戻って来なくなりアザリアの必殺技は瓦解しました。
白き女王が依代を使わないで出てきました。
これはアザリアが準備していた特殊な召喚方法の効果です。
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恭介は白き女王を倒す為に彼女の恋心を利用しました。
召喚には禁止されている行為があります。
それを破ると「清濁万象を呑み干す「漆黒」の顎」って存在が召喚されて召喚師を呑み込むようです。
この漆黒の顎は白き女王と同一存在でした。
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恭介は漆黒の顎に飲み込まれる立場になります。
白き女王に向かって自分を助けるしかないよねと挑発しました。
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白き女王は恭介を助ける為に共食いを始めます。
召喚では後から呼び出された方が有利なそうで、残ったのは漆黒の顎だったのですが、召喚時間が終了して去っていきました。
恭介が卑怯なやり口で勝ち逃げした感じです。
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彼岸は白き女王を倒した事で死の危険から回避する事ができました。
彼女たちには口止め料として多額の謝礼が支払われました。
元々彼女たちの両親はギャンブル狂いではなく、人形浄瑠璃の技術を手に入れようと考えたガードオブオナーの策略だったそうです。
借金のかたに人形浄瑠璃の技術を手に入れようとしたようです。
2人は神社を取り戻せそうです。
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恭介は彼岸とのパートナー契約を破棄しました。
恭介は白き女王と強いつながりを持っているので、一緒に居るのは危険だからです。
恭介は召喚師を辞めるつもりのようですが、しばらくこの街に留まる事にするみたいです。
彼の前に白き女王が出てきました。
彼女は「最後には自分もたすけてしまうのでしょう」と言い残して戻って行きました。
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恭介の見立てでは白き女王は恋に恋している状態で相手が恭介ではある必然性は無いと考えています。
これはどうなんだろうね？
白き女王は本当に恭介に恋をしている可能性もありそうだよね。
白き女王はヤンデレのようなので恭介は苦労しそうですね。
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成分	美少女	戦闘	エロコス	ラッキースケベ	ハーレム
評価	AAA	A	A	AAA	A

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