ラノベの感想) 緋弾のアリア 第26巻 闇穿つ大蛇 (MF文庫J)


レーベル:MF文庫J
発行日:2017/9/25
著者:赤松中学
イラスト:こぶいち
ISBN:978-4-04-069397-2

イタリアから帰国したキンジは中空知美咲(なかそらち みさき)と空港で遭遇しました。
キンジと同じ様に武偵高を退学になった中空知はキンジの事を待っていたようです。
アリアとベレッタからの起業しろとのアドバイスをリサから聞く事になります。
キンジは自分には社長は無理だと主張し起業する事に反対のようです。
機内食が不満だったキンジは中空知とリサを連れてラーメン屋に入る事になります。
ここで中空知が早速駄目子ぶりを発揮していました。
対人恐怖症の中空知はラーメン屋の注文方式が食券で無い事に戸惑っていました。
さらにメガネをかけている彼女はラーメンの湯気でメガネが曇ってしまい慌てふためく事になっていました。
メガネを自分でおでこに乗っけたのにメガネが無いと狼狽えていました。
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キンジが勧められたのは武偵企業を作る事でした。
これには条件があり武偵資格を保持する正社員を一人雇う必要がありました。
リサは中空知を社員として武偵事務所を起業する事を勧めますがキンジは中空知の駄目子ぶりに彼女を雇いたくないと思っていました。
キンジは中空知に就職活動をする事を勧めます。
彼女は既に職安で求職活動をしたそうです、学歴爛に武偵高中退と入力すると該当案件がゼロになったと教えてくれました。
中学卒業よりも求人数の少なさにキンジは戦慄を覚えました。
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行く当てのないキンジは公園に向かい黄昏る事になります。
キンジはメソメソ泣いて付いてくる中空知を鬱陶しく思っています。
何とか中空知を追い払おうと考えているようで、彼女に明日飛び込みで営業でも職探しでもしてみろと言い放ちます。
自分の事を何もできない駄目子だと自認している中空知は進退窮まってしまい予想外の凶行にでました。
彼女は用途不明ですが持っていたロープを使い公園で首つり自殺を図ろうとしました。
キンジとリサは慌てて中空知を止めようとしますが、首を吊る前に中空知は滑って転んでしまいました。
キンジは中空知は自殺も出来ない程ドジっ子なんだと戦慄しています。
中空知の命を守る為にキンジは彼女を正社員として武偵事務所を起業する事になります。
流石キンジです、女の子に優しいです。
キンジは中空知の能力を把握していなかったので彼女には期待していなかったのですが後で驚く事になります。
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中空知はキンジよりも少しだけ前に武偵高を退学になっていたので彼女の武偵資格は失効する寸前でした。
キンジは慌てて起業する準備を始めます。
ここではリサが必要な手続きなどを調べてくれて貢献していました。
流石良く出来たメイドですね。
リサは最後までキンジに付く合うつもりだったようですが、キンジは彼女のサポートを断ります。
キンジは自分の失敗にリサを突き合わせる事に負い目を感じていました。
時間が無かったので社名は遠山武偵事務所となりました。
色々と適当に必要事項を記入した書類を持って申請に向かいます。
中空知とキンジのダメコンビだけでの行動となるので不安しかありませんが、何とか申請を通す事ができました。
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しかし武偵企業は倒産率が高いので自宅以外の事務所を構える必要があるとの指摘を受けてしまいます。
受付のお姉さんはチッパイで中空知の巨乳ちゃんを見てイラっときてたようですが、親切にしてくれます。
お姉さんは起業したての会社が入居するのに適した物件のオークションが開かれている事を教えてくれました。
キンジと中空知は制服では舐められると考え私服でオークションに向かう事にします。
キンジは中空知の着てきた私服姿に驚く事になりました。
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秋葉原に実家のある東京出身の筈なのですが中空知はお上りさんのようか恰好で現れました。
キンジはこりゃだめだと思っています。
中空知の正体は物凄い美少女なのですが彼女はファッションに関心は無いようです。
オークション会場の近くで二人は東京武偵高の卒業生で武偵企業を経営している先輩と出会いました。
彼女の名前は阿久津珠穂(あくつ みほ)といいます。
部下の須坂さんを連れていました、須坂は中空知の事を知っていましたよ。
須坂を見た中空知は教官と言って震え始めていました。
須坂は中空知が飛ばされた神奈川武偵高で非常勤教諭として体育を教えていたそうです。
中空知のことをしごいていたようです。
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阿久津はキンジの事を詳しく知っていました。
キンジがアリアに連行されて解決した事件の事を知っているようです。
世間には学生のキンジの正体は伏せられていたようですが武偵業界では名前が知られていました。
阿久津は親切な先輩って態度で接してくれます。
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オークション会場で物件の紹介が始まりますが、キンジと中空知にはどう評価して良いのか分かりませんでした。
そんな二人に阿久津は良い物件を見つけたとアドバイスをしてくれます。
場所は港区北青山3丁目にある分譲物件でした。
即決物件という最初に入札した人が持ち主と交渉に入る物件だそうです。
阿久津は自分も欲しいけどキンジが買うなら譲ると言ってくれます。
キンジは阿久津の事を信じていたので、彼女の勧めてくれた物件ならば確かだろうと判断して買う事にしました。
キンジは親切な先輩、阿久津との出会いに感謝していました。
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キンジと中空知は買った物件を見に行きます・・・ここで呆然とする事になりました。
そこは潰れたばかりの饅頭工場でした。
建物内には饅頭を作る為の機械が置かれたままになっていて、とても事務所として使う事はできません。
キンジは自分が建物内を見て回る間に中空知に周辺の探索を命じました。
中空知はキンジの事を社長と呼び忠実に働いてくれます。
中空知が慌てた様子で戻ってきてキンジに思わぬ報告をしてくれます。
なんと隣の綺麗なビルは阿久津武偵事務所でした・・・
阿久津はキンジに買わせた物件が潰れた饅頭工場だと知っていたようですよ。
頭に来たキンジは阿久津の元に怒鳴り込みに行きます。
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そこで阿久津から騙される方が悪いのよ、出る杭は打たせてもらったと告げられてしまいます。
キンジは武偵業界の厳しい過当競争の現実を知る事になりました。
美人で綺麗で良い先輩だと思っていた阿久津はトンデモナイ悪女だったね。
キンジは騙された自分が悪いなと反省していました。
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キンジは二階の四畳半でテレビ会議を始めます。
参加者はアリア、メヌエット、白雪、ベレッタ、カツェ、メーヤ、リサでした。
アリアにまだ武偵免許を持っているか聞かれたキンジは、起業はできたが騙されて饅頭工場を買ってしまいピンチだと報告しています。
キンジのドジを罵倒するアリアに白雪はキンちゃん様社長を馬鹿にするなと切れていました。
白雪はキンジの事をキンちゃん様社長と呼ぶことにしたようです。
それぞれNに付いて調べた事を報告しあっていました。
ベレッタに頼まれた事に対してキンジは分かったと返答します。
アリアからの頼まれごとに対しては金を払えと返答しました。
この辺は親密度の違いですかね、アリアはなんで自分だけ金を要求されるんだとガミガミ怒っていました。
アリアの方が近しい関係なので遠慮が無いと見るべきだね。
メーヤからシャーロックはバチカンの地下で昏睡中だ、容態は安定しているとの報告を受けます。
カツェからはNの階級に付いての報告がありました。
彼らは指輪をしていて、金、プラチナ、銀、鉄の4階級があり、この順番で偉いそうです。
プラチナが金よりも下の階級だという事に違和感を覚えていました。
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報告が終わりテレビ会議が終了します。
リサが遠山武偵事務所の今後の方針について語り始めます。
リサはキンジは有力な武偵なので宣伝をしてはどうかと提案しました。
しかしキンジはリサが今後も事務所に来ることを断る事にします。
今のキンジにはリサに払えるお金が無いので無報酬で彼女を働かせる事は出来ないと言い聞かせます。
リサは残念そうにしていましたが、キンジがお金が出来て正式に依頼を出せるようになったら依頼すると言い含めると納得してくれました。
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項垂れるキンジは饅頭工場で寝落ちしてしまいます。
キンジが寝ている間に中空知が饅頭工場の掃除をしてくれていました。
翌朝目覚めたキンジはピカピカになっている室内の様子に驚く事になりました。
そして自棄になり不貞腐れていた自分を恥じる事になります。
キンジは中空知の諦めないガッツに心を打たれる事になりました。
彼女の為に出来る事から始める決意をします。
キンジはここで社是を決める事にします。
社員を第一に考えたものとなりました、キンジはブラック企業になる事を極度に恐れています。
更に給料は前払い制となります。
渡された給与に中空知は驚いています、相当な額だったようですよ。
キンジは中空知に清掃と電話番を任せる事にしました。
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遠山武偵事務所にワトソンがやって来ます。
依頼者第一号かと思ったら、彼女は経産省から派遣されたコンサルタントでした。
起業手続きをした時に、無料のコンサルタントを派遣してくれると言っていたのですが、それでやって来たのがワトソンでした。
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ワトソンを交えて宣伝方法を考える事になります。
キンジは饅頭を作って無料で配る事を提案しました。
遠山武偵事務所の名称と武偵徽章を刻印した饅頭を作る事になりました。
キンジが買った饅頭工場には饅頭の製造機と材料が残っていたのが幸いしました。
幸運にも近所でお祭りが行われる事になり、キンジと中空知は工場の前で饅頭を配る事にします。
キンジは饅頭を貰ってくれた人がSNSに写真をアップロードしてくれる事を期待していました。
意外な事に饅頭は女子中高生に受ける事になりました。
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キンジの狙い通りに遠山武帝事務所の饅頭の写真がSNSにアップロードされる事になりました。
そこに書かれているコメントは面白いってモノが大半でした。
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キンジは中空知を地下に連れて行き、射撃練習をさせる事にします。
中空知は武偵のくせに銃を撃った事が無いそうです。
構え方などはへっぴり腰で見ていられませんでした。
彼女の愛銃はコルト・アナコンダ、ステルス・シルバー、8インチでした。
44マグナム弾を使う大きな拳銃でした。
見た目以外の身体能力が劣っている中空知は動き回って敵を攻撃することは苦手そうなので装弾数の少なさは問題にならないでしょう。
一撃必殺の大型拳銃は向いていると思います。
キンジは中空知の身体を触り射撃姿勢の矯正を行っていました。
中空知はキンジの周りに居る女の子と違い体を鍛えていないので全身が柔らかいそうですよ。
キンジは中空知のフェロモンにノックアウトされそうでした。
美人過ぎる彼女と二人でヒスらずにやって行けるのか不安になっています。
中空知はなんとか的に当てる事ができるようになりました。
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キンジと中空知は阿久津武偵事務所に依頼して依頼料が少なすぎて追い返された小学生女児を見かけます。
よく見ると、且つてキンジがアリアと一緒に迷子になった猫を探してあげた女の子でした。
名前はマナちゃんです。
マナちゃんはお小遣いを持って依頼に行ったようですね、所持金は578円でした。
キンジはマナちゃんの依頼を受け猫を探す事になります。
ここで中空知が凄い能力を見せてくれますよ。
彼女は2階のベランダに上がり周囲の音を聞いています。
下に居たキンジには中空知の短いスカートの中が見えたようですよ、彼女のパンツは何色だったのでしょうね・・・
中空知は女の子としてのガードが低すぎますね、無防備過ぎて危険です。
中空知は猫の声を聴き分けていました、猫が迷い込んだと思われる大凡の場所を特定してしまいます。
キンジと中空知は簡単に猫を発見できました。
遂に武偵としての依頼で売り上げがでましたよ。
依頼者第一号はマナちゃんでした・・・運命的な何かを感じますね。
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キンジは社長業と並行して高認試験を目指して勉強していました。
予備校の模試を繰り返し受けていました。
模試の会場が中空知の実家の近くだったので、彼女の忘れ物を届けに行く事にします。
中空知の家は秋葉原にあり、且つてはオーディオショップを経営していたようです。
今は店の方は営業していないようです。
裏手に回ると、中空知と母親の会話が聞こえてきました。
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キンジは中空知が給料を全く使った様子が無い事を不思議に思っていました。
中空知は病気の母親の薬代に給料をつぎ込んでいたようです。
キンジは中空知が必死で遠山武偵事務所を盛り立てようとしていた理由を知りました。
中空知がキンジに感謝している事が分かります。
他に行く当ての無かった彼女を仲間に引き入れて会社を興してくれたキンジに感謝していました。
中空知の母親は中空知がキンジに惚れている事を察しているようです。
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二人の会話を聞いてしまい照れたキンジは少しの間を空けて中空知の家を訪問しました。
キンジは忘れ物を渡したらすぐに帰ろうとしていましたが、中空知の母親に家に寄っていけと強くお願いされてしまい断れませんでした。
キンジは中空知の自室に入る事になります。
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中空知は普段布団で寝ている事が判明しました。
彼女の部屋には会話が上手くなる本とかあがり症をなおす訓練方法が書かれた本がありました。
キンジは中空知の部屋を女子力高めだが女子小学生っぽい部屋だと評しています。
キンジは中空知が作った竹とんぼを貰いました。
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帰り際に中空知の母親から娘をくれぐれもよろしく頼みますと頭を下げられてしまいました。
キンジは中空知と彼女の母親の生活を守る為に心を入れ替えて武偵事務所を発展させようと決意しました。
キンジは個人的に武偵免許を保持できるようになるまでのつなぎとして会社を興したつもりでした。
潰れてもいいやと思っていたようですが、頑張ってくれている中空知に報いる為に心を入れ替える事にします。
中空知はこれまでのキンジの周りに居た娘たちとは違ったアプローチでキンジを攻略しつつあるようです。
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キンジは饅頭の味を改善する事にします。
この段階だと遠山武偵事務所は完全に饅頭屋となっていますね。
あくまでも宣伝が目的なのですがサイドビジネスに本気になっていました。
キンジの元に公安0課の面々がやって来ます。
彼らはキンジの近況を聞きにきたようですが、他にも目的がある感じがしました。
やって来たのは、灘、可鵡韋、大門でした。
彼らに試作品の饅頭を上げています。
それを食べた灘が豹変しました。
灘の実家は和菓子屋だそうで、キンジの作った饅頭に言いたいことがあったようです。
いい加減な作り方をしているキンジが許せなかったようですよ。
灘はキンジに饅頭作りを指導する事になりました。
灘は饅頭製造機の細かい調整も行ってくれました。
灘の指摘でキンジが使っている饅頭製造機が凄い名機だと判明しました。
灘の指導により饅頭の味は大きく改善される事になりました。
灘は買ってくれる客の事を思って饅頭を作れと指導しました。
キンジはこれまでお金の事だけを考えていた自分を反省しています。
これからは買ってくれる客の事を考えて饅頭を作っていく事を決意しています。
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饅頭を買いに来たお客がやって来ます。
それはお祭りで饅頭を貰ってくれた女子中学生でした。
まだ売り出していないのですが買いに来てくれたので一個150円で売る事にしています。
武偵まんと名称も付けました。
食べてみた子は美味しくなっていると評価してくれました。
仲間の一人がすぐに食べちゃダメだと言っていましたね?なんででしょうか?
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やって来たワトソンと一緒に女子中学生が饅頭を買いに来た謎を解明しようとしていました。
そこに次のお客がやってきます・・・やって来たのはマナちゃんでした。
マナちゃんはキンジたちの作った饅頭を持っていると安心を得られる事を説明してくれます。
中空知が食べログを確認すると遠山武偵事務所が登録されていました。
そこには饅頭の事を食べる防犯グッズと紹介する書き込みがありました。
これで女子中学生やマナちゃんが饅頭を買いに来た理由が判明しました。
彼女たちは饅頭を防犯グッズとして購入していました。
キンジは防犯グッズとしての饅頭の価値を見出し、販売に力を入れて行く事になります。
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儲けが出始めたキンジは会社の懇親会としてピクニックに行く事にします。
代々木公園に向かいレジャーシートを広げて中空知の作ってきたお弁当を食べる事になります。
参加者はキンジ、中空知、ワトソンでした。
中空知はムッチリした太ももをムンニュリさせて正座しています・・・彼女は何をしていてもエロいですね。
キンジにとっては目の毒です。
会社の経費で彼女のスキルアップを図る事になりました。
キンジは彼女に各種セミナーのパンフレットを渡します。
これは中空知が話し方講座に通いたいと思っている事を知っていたからですね。
中空知は恥ずかしそうに、話し方講座を受講したいと告げてきました。
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キンジは自分でも有名店のBLTサンドを買い込んで来ていて久しぶりに饅頭以外の食べ物を食べられると喜んでいたのですが、呼んでない知り合いが参加してきちゃったゾ。
やってきたのは玉藻とコウでした。
彼女達は代々木公園で怪しい気配を感じたので調査していたと言っています。
キンジを見つけたので休憩に来たと言っていました。
可哀想なキンジは玉藻とコウに食べ物を取られてしまいました。
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饅頭が売れるようになったので困った人が出てきました。
女子中高生が武偵徽章の入った饅頭を持ち歩くようになったことで彼女達に悪さがしにくく成った半グレ連中が遠山武偵事務所を襲撃してきました。
キンジと中空知は事務所に帰る途中の道でマナと出会い彼女から事務所が襲撃されている事を聞きます。
彼女は既に通報したと言ってますが、キンジたちが事務所に到着した時にはまだ警察は来ていませんでした。
キンジは途中で呼び出したワトソンと共に半グレ連中を退治する事にします。
キンジはそれなりに手加減してあげていましたがワトソンは殴り倒していました。
事務所の入り口に車で突っ込んだらしく入り口は滅茶苦茶になっていました。
幸い内部は無事で饅頭製造機も無事でした。
事件が解決した後から警察がパトカーでやって来ました。
怪しいですね、到着が遅すぎますね。
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キンジは鏡高菊代(かがたか きくよ)に呼び出されます。
彼女が使っている喫茶店は暴力団が良く使う店の様ですが、キンジは居心地の良さを感じていました。
菊代はキンジの事務所を襲った連中の中に解散した元指定暴力団鏡高組の下っ端が関与していた事を詫びてきます。
菊代は鏡高組の元組長なのですが、組はキンジの介入で解散する事になっています。
手の早い菊代は問題を起こした元下っ端をシメておいたと告げます。
菊代は現在、暴力団関係の任務をこなす武偵になっています。
彼女から阿久津武偵事務所の内偵をお願いされました。
阿久津の事務所のある表参道界隈の治安が悪化していて、それが渋谷、新宿に広がりを見せているそうです。
阿久津が裏でそれに関与している疑いが持たれていました。
キンジは菊代の依頼を受ける事にして阿久津武偵事務所の内偵をする事になります。
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キンジは銀行から融資を受けてラフォーレ原宿に遠山武偵事務所の2号店を出す事にします。
キンジと中空知はパリッとしたスーツに着替えて銀行に向かいました。
ちなみに中空知のスーツは会社の経費で買っています。
スートに着替えた中空知は見た目は出来る女になっています。
会話が苦手な彼女にシイタケ型の録音機材を渡しています。
彼女はマイクを持つとまともな会話が可能になります。
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対応に出てきたのは武偵資格を持つ辻という銀行員でした。
キンジは銀行も武偵を雇うようになったのか、物騒な時代になったなと感慨に耽っています。
審査に必要な書類に記入する事になりました。
武偵ランクを記入する欄があったのですが、キンジは嫌々SDAランクアジア41位と記入しました。
これを見た辻の態度が豹変します、とても驚いている様子ですよ。
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彼にはキンジがSDAランクを誇らない事が理解できないようです。
キンジはSDAランクの事を人間やめているランキングとして忌避していますが、世間的には高評価のようです。
辻はキンジがSDAランクを誇示しないのはオリンピックの金メダリストが体操教室を開いて金メダリストだと宣伝しないようなものだと苦言を呈していました。
辻は融資の条件としてキンジのSDAランクをSNSのアカウントやホームページに記載する事を提示します。
キンジは泣く泣くSDAランクアジア41位と記述しました。
辻はキンジの考えた饅頭を防犯グッズとして売り出す計画を絶賛してくれます。
キンジの計画は成功する、そうすれば貸し付けた自分の評価も上がると正直に言ってくれます。
辻の勧めで借りられる最高額を借りる事になりました。
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2号店が開店に向けての工事をしている間にキンジは新商品の開発に乗り出す事にします。
ここで武偵高に依頼をだし、女生徒を呼ぶことになります。
やってきたリサはキンジが約束を果たしてくれたと感激していました。
リサの他に理子と白雪がやって来ました。
彼女達から新商品のアイディを貰う事になります。
理子は蛍光色などの光る武偵まんを提案してくれます。
白雪は最近太り気味なのでダイエットしていると言ってあまり試作品を食べようとしません。
白雪のようなダイエットに気を使っている女の子を想定してカロリーが低い商品の開発も行う事になりました。
ラフォーレ原宿に出店するなら遠山武偵事務所では名前が堅いとの指摘がありました。
理子がTBJ(タベルジェ)という名称を考えてくれました。
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商品の開発中に山根ひばりがやって来ます。
彼女はキンジが武偵事務所を開業したと知り見に来たようですよ。
キンジはひばりに提灯生地を書いて宣伝してくれとお願いしましたが、それは昭和の手法だと断れてしまいます。
ひばりは今日は結城ミクの取材にテレビ局に行くので寄り道しただけだと言っていました。
これは照れ隠しかな?
結城ミクとは武偵をしているアイドルです。
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いよいよ2号店の開店日となります・・・キンジと中空知は緊張の面持ちでした。
売れると少しは期待していたようですが、初日は全く売れませんでした。
キンジはラフォーレ原宿の性格上売り場に男の店員が居るのはマイナスになるなと改善案を考えます。
事務所に戻ってテレビを見ているた中空知が慌てた様子でキンジに報告してくれます。
音楽番組に出演した結城ミクが武偵まんを紹介してくれていました。
司会者が武偵まんを食べている映像がばっちり映っていましたよ。
ひばりが結城ミクに武偵まんを渡して宣伝するように頼んでくれたようですね。
大きな宣伝効果が期待できると判断したキンジは増産する事にします。
中空知は残業を申し出てくれました、全くいい子だよね。
二人で残業して武偵まんを増産する事になりました。
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キンジは売り子としてクロメーテルになる決意を固めます。
出勤してきた中空知はクロメーテルを見て驚いています。
キンジは中空知にクロメーテルが自分だと教える事にしました。
彼女は声で人を判別できるのでクロメーテルがキンジである事を直ぐに納得してくれます。
中空知は理子も知らないキンジの秘密を共有する事になりました。
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番組の宣伝効果とクロメーテル効果で武偵まんは飛ぶように売れました。
たった一日で50万円の儲けを出す事になります。
評判は一日だけの事では無く、続く事になり、キンジのアイディアは大勝利を生むことになりました。
武偵まんは作れば作るだけ売れる状態になっていました。
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評判になり過ぎてしまい、売り子をしているクロメーテルは雑誌で紹介される事になってしまいます。
キンジが封印したがっているクロメーテルが大々的にデビューしちゃう事になったぞ。
世間に防犯グッズと認知された武偵まんは修学旅行にやって来た学校の先生がまとめ買いしていく事になっています。
想定外の客層まで掴んでいますね。
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武偵まんの評判を聞きつけた阿久津が偵察に来ましたよ。
彼女はキンジが店に居ないと判断して油断したようです、キンジはクロメーテルになっています。
聞かれちゃ不味い会話をしていました。
中空知がクロメーテルを呼んで二人で阿久津の会話を聞く事になりました。
中空知が阿久津の内偵をする事を覚えていた事にキンジは感動していました。
中空知が阿久津がホウジョウインセンセイという人物と会話していたと教えてくれました。
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武偵まんのヒットを祝して懇親会を開く事になります。
ここでキンジは中空知に賞与を渡しました。
中空知が驚いています、相当な額だったようですよ。
ワトソンはキンジの会社は人件費のウエイトが大きすぎないか?と言ってますね。
キンジは儲けは社員に還元するんだと言っていました。
後からリサと理子とジャンヌがやって来ました。
理子はクロメーテルは来ていないのか?と質問してきます。
変装の達人の理子にもまだクロメーテルがキンジだと気付かれていないようです。
キンジはジャンヌに依頼していたホウジョウインセンセイに付いての情報を受けとります。
ホウジョウインセンセイとは政治家でした。
過激なまでに右寄りな中央党の元参議院議員でしたよ。
宝城院良司(ほうじょういん りょうじ)だと突き止めました。
宝城院はアメリカの銃器メーカーとの繋がりがあります。
阿久津の狙いはなんでしょうね?
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北青山の本店で帳簿を付けていた中空知が阿久津弁護士事務所に警察車両がやって来た事を察知しました。
彼女は車のエンジン音でやって来たのが阿久津と関係があると思われる刑事が乗っていた車だと看破しました。
彼女の耳は本当に高性能ですね。
キンジは日本に観光に来ているジーサード(弟)から光学迷彩機能を持つメタマテリアル・ギリーを借ります。
かなめが配達してくれる事になりました。
聡いかなめは阿久津の悪事を取り締まっちゃうと治安が改善して防犯グッズを売っているキンジは儲からなくなるので非合理じゃない?と言ってきます。
キンジは金の事ばかり考えちゃだめだぞ、と言って阿久津を取り締まる方向で行動する事にします。
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借りられたのが一枚だけだったので中空知と2人羽織みたいな恰好でギリーを被る事になりました。
そうしたら中空知の女っぽい匂いが籠っていまいヒスりそうになっています。
足がギリーからはみ出してしまっているので中空知がキンジに密着する事になりました。
中空知は前に向かってコケる傾向があるのでキンジが前、中空知が後ろって構図です。
キンジは押し付けられる中空知の柔らかい巨乳ちゃんにヒスってしまいました。
これが幸いする事になります。
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ギリーを纏って二人は阿久津弁護士事務所に潜入しました。
阿久津は最上階の社長室に一人で居る様です。
応対しているのは側近の須坂のようですよ。
須坂が密会をしている部屋の隣に細い空間があったので中空知とキンジはそこで盗聴する事にしました。
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須坂と話しているのは日向という警察関係者と宝城院でした。
日向は警察の武装を強化したいようです。
そこでアメリカの銃器メーカーと強いつながりのある宝城院が間に入り銃器を購入する計画のようでした。
宝城院はアメリカの銃器メーカーから日本を一般人も銃を所持する国にする事を期待されている様でした。
そこで三者は治安を悪化させていたようですよ。
阿久津は治安を悪化させた地域の金持ちから高い依頼料をせしめてガードする役割を担っていました。
治安が悪化する事で三者が得をする構造が出来上がっていました。
盗聴を中空知に任せてキンジは阿久津の元に向かいます。
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キンジの登場は阿久津にバレていましたね。
彼女は社長室のドアノブに電流が流れる罠を仕掛けてありました。
中空知のお陰でヒステリアモードになっているキンジは罠を交わす事に成功しました。
社長室で阿久津とやり合う事になりました。
ここで阿久津の父親がキンジの父親に捕まった過去がある事を教えられます。
彼女がキンジを敵視していたのはそれが原因のようです。
阿久津は巧みな攻撃を仕掛けますがヒステリアモードのキンジには全く効きませんでした。
阿久津は逃走を始めます、彼女は屋上に向かいました。
キンジは彼女を追いかけます。
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阿久津はキンジに追い詰められてしまいます。
ヒールを履いている阿久津は転んで頭をぶつけてしまいました。
額を切ってしまった彼女は自分の血をみて泣き出してしまいます。
ひとしきり泣いた阿久津はケロッとした顔で須坂に命令を出し始めます。
乱暴なキンジの相手をするのはもう嫌だと言ってるよ。
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阿久津は武偵庁の依頼で潜入捜査をしていた事が判明しました。
彼女は日向と宝城院の内偵をしていたそうですよ。
彼女はキンジに内偵の邪魔をするなと言ってきますね。
キンジは調査を盾にして不当な利益を貪っていた阿久津を捕まえたそうです。
阿久津に裁判で争うのかと言われてしまい考えています。
資金のある彼女は良い弁護士を雇うでしょうから負けそうです。
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阿久津がキンジの背後をみて震え始めました。
背後に居たのはハーピーでした!!
ここでハーピーが襲ってきたのは謎ですがキンジは阿久津を守りながらハーピーの相手をしています。
キンジを拘束したハーピーは空に飛び立ちました。
キンジはハーピーの拘束から逃れようとしていますが中々逃れられない状況が続きます。
下を見ると阿久津弁護士事務所から阿久津がポルシェに乗って追いかけてきているのが確認できました。
彼女は後輩思いの良い人だったよ。
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キンジは何とかハーピーの拘束を逃れる事に成功しました。
平賀さんから購入した特殊弾頭を使い地上にクッションを撃ち出そうとしましたが不発に終わってしまいます。
地面に激突しそうなキンジを救ってくれたのはポルシェで追いかけてきてくれた阿久津でした。
彼女のポルシェがオープンカーだったのは幸運でした。
阿久津はキンジの落下地点で自損事故を起こして運転席にエアバッグを広げました。
キンジはそこに落下したようです。
軽くバウンドしてキンジは阿久津の巨乳ちゃんに頭を突っ込む事になりました。
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ヒステリアモードのキンジは阿久津を口説き始めていました。
彼女の事を阿久津さんと呼んでいるよ。
いきなりさん付けで呼び始めたキンジに阿久津は驚いていますよ。
キンジは阿久津のことをやっぱりお姉さんだなと可愛い年下男子風に言ってます。
阿久津は年下に弱いらしくキュンキュンしている様子です。
阿久津がハーピーが戻ってこないか心配するとキンジは阿久津さんは俺が守ると言っていました。
武偵事務所の社長である彼女は男に守ってやると言われた事はないようです。
キンジの態度にドキドキしていました。
キンジは車から出て事務所に戻る事を勧めます。
キンジにドキドキしている阿久津は「う、うん」と言って素直に戻って行きました。
素直になった阿久津さんは結構可愛いですよ。
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阿久津を送り出したタイミングでキンジに声を掛けてくる人物が居ました。
それは伊藤マキリでした。
マキリはキンジを誘導しようとしてきます。
彼女は普段何処に居るのか居所が掴めないので遭遇した事をチャンスと捉えたキンジは彼女を追う事にします。
キンジには彼女から父親の消息を聞き出すとの目的がありました。
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キンジは路上でスケボーをしていた少年からスケボーを借りてマリキを追います。
マキリは代々木公園に向かいました。
マキリを追いかけていくとハーピーとハーピーの使役者と思われるヴァルキュリアが待っていました。
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ハーピーを傷付けたキンジに怒り心頭のヴァルキュリアは戦闘を挑んできました。
マキリがキンジが彼女から奪った指輪の在処を教えればヴァルキュリアを止めてあげると言ってましたがキンジは断ります。
キンジとヴァルキュリアの戦闘が始まりました。
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キンジはビリヤード撃ちでヴァルキュリアを仕留めようとしました。
しかし計算が狂ってしまいヴァルキュリアを殺しそうになってしまいます。
必殺の弾丸をヴァルキュリアは被っていた兜を使い無効化しました。
しかし兜が外れてしまい素顔を晒す事になってしまいます。
これが思わぬ結果を生むことになってしまいました。
ヴァルキュリアの言葉をマキリが通訳してくれます。
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未婚の戦乙女が装備品を男に脱がされた場合、脱がした相手を殺すか愛すかしか無いそうです。
ヴァルキュリアはキンジに向かって、殺されるか、愛されるか、選べと言ってきました。
キンジが殺しに来いと伝えろ、とマキリに言うと彼女は通訳を拒否してきました。
マキリはキンジがヴァルキュリアに負けると思っているようです。
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そこにジーサードがやって来ました。
彼も渋谷のスクランブル交差点を見てヒステリアモードになっていたようです。
ジーサードの到着でキンジ側の戦力が上がったタイミングでNが瞬間移動に使う青い靄が発生しました。
マキリが、今夜はキンジの勝ちと言い残して撤退を始めます。
キンジは今回の戦闘でNが攻撃してくるときの役割分担がある事に確証を得ました。
Nには3人1チームで尖兵、主将、補佐の分担があるようです。
キンジとの戦いで深手を負ったハーピーが遅れているので彼女を拘束する事にします。
靄のお陰で視界が無くなったキンジとジーサードが困っていると中空知がやって来ました。
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彼女は聴覚を使った射撃が出来るので彼女がハーピーを撃って動きを止める事に成功しました。
キンジが指導した撃ち方をちゃんとモノにしている中空知にキンジは嬉しくなっています。
ハーピーの解析はジーサードに任せる事になりました。
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キンジと中空知は本店に戻る事にします。
阿久津弁護士事務所から出てきた宝城院と日向を捕まえる事にします。
キンジが二人を捕まえようとすると証拠を出せと言われてしまいます。
そこで中空知が日向、宝城院、須坂の会話を録音したデータを再生する事になります。
中空知は音声ファイルをクラウドにも保存済みだったので日向と宝城院は言い逃れが出来なくなりました。
阿久津と須坂は自分たちの獲物を横取りしようとするキンジに慌てています。
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そこに公安0課の面々がやって来ました。
彼らの狙いも宝城院と日向だったようです。
二人を渡せと要求してきました。
ハーピー、マキリ、ヴァルキュリアと連戦を繰り広げたキンジは公安0課と争う体力は残っていませんでした。
大人しく二人を渡す事になります。
可鵡韋は宝城院と日向をキンジと取り合う事になる事を危惧していたようですが、そうは成りませんでした。
宝城院はネクタイを整えさせろと言って服毒自殺を試みましたがバレてしまい止められます。
二人は大人しく公安0課に連行される事になりました。
阿久津と須佐は公安0課に見逃されます。
灘はキンジへのプレゼントだと考えたようですがキンジは阿久津たちを訴える事はしませんでした。
ハーピー戦で命を助けられた恩人なので見逃す事にしました。
阿久津はヒステリアモードのキンジにメロメロになったように思えますよ。
今後キンジの周りに出没する事になるのでしょうか?
事件を解決したキンジは中空知に見送られて模試に向かいます。
「い、行ってらっしゃい、社長・・・!」
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武偵まんの売り上げが好調でキンジは銀行からの融資を全額返済しました。
遠山武偵事務所は黒字経営を行えるようになりました。
キンジは試験に備えて受験勉強に力を入れ経営を中空知に任せる事になっていました。
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経営を任された中空知は経営者に向いていたようです。
売り上げを伸ばして渋谷109の3号店、新宿・伊勢丹の4号店の出店計画を建てていました。
彼女は店舗を増やすタイミングで駆けつけ警護事業も始めようと検討していると告げます。
次は株式公開を目標に事業規模を拡大していきましょうと目標を定めてくれます。
キンジは中空知の成長を嬉しそうに見ていました。
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キンジは中空知に自分の意向を告げる事にします。
キンジは会社を中空知に譲り、高認の試験の為に勉強に専念すると告げました。
ワトソンがキンジの意識を聞いてきます、キンジが意思が固い事を告げるとワトソンは納得したようです。
ワトソンはタベルジェを続けたいのなら中空知が半自動的に取締役になるしかないと告げます。
中空知はキンジから遠山武偵事務所を引き継ぐ事になりました。
彼女はキンジの事を社長と呼んでいたのですが武偵高時代と同じ様に遠山くんと呼ぶようになりました。
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中空知はキンジと二人でお出かけする事にします。
彼女とキンジは始めて依頼を達成したマナの猫を発見した空き地に向かいました。
ここで中空知は阿久津武偵事務所から引き抜き工作を受けていた事を教えてくれます。
阿久津は遠山武偵事務所の給与の3倍出すからと中空知を勧誘していたそうですよ。
当時は武偵まんも売れてなかったので、キンジは良く引き抜きを受け入れなかったなと感心してしまいます。
中空知は殆ど無給と言っていい額でマナの猫探しを必死に行っているキンジを見て尊敬の念を抱いたそうです。
キンジに付いて行こうと決心したんだと教えてくれました。
キンジはこれからもお客さんの声をよく聞けよとアドバイスして中空知と分かれました。
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中空知はキンジを落とせませんでしたね、チャンスは思いの外多かったのですが。
消極的な彼女ではキンジに好意を気付いて貰えませんでした。
もう少しアピールできれば攻略出来たかもです。
キンジは中空知の事を、抱き心地最高と評価していたので・・・中空知、惜しかったね、もう少しでした。
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中空知はキンジに高額の退職金をくれました。
キンジはそれを元に東京武偵高がある学園島の南端にワンルームマンションを借りました。
ここで勉強に励もうと考えています。
キンジがここに引っ越した事は誰にも教えていません。
前に住んでいた男子寮の部屋みたいに知り合いの女の子のたまり場にされない為です。
知り合いは誰も知らない筈なのに呼び鈴が鳴ります。
キンジが警戒しながら応対に出ると小さな女の子が居ましたよ!!
白雪に似ているようです・・・彼女はキンジのことを「お兄ちゃん様」と呼んできます。
口調が白雪に似ていますね、白雪の関係者なのかな?
彼女は、自分はキンジの妹です、追われているんです、匿ってくださいと言ってきました!!
キンジにかなめに続く妹ができちゃったようだね。
静かに勉強しようとしているキンジに厄介事が舞い込んだようです。
キンジのことだから、この子を助ける事になるんだよね・・・
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成分美少女戦闘爆乳ラッキースケベハーレム
評価AAAAAAAAB
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