ラノベの感想) 伝説の勇者の伝説 第3巻 非情の安眠妨害 (富士見ファンタジア文庫)

レーベル:富士見ファンタジア文庫
発行日:2003/5/25
著者:鏡貴也
イラスト:とよた瑣織
ISBN:4-8291-1518-1

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PROLOGUE 1 壊れていく夢の中で
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ミルクが昔を思い出しています。
彼女はローランド三〇七号特殊施設に居た頃の事を思い出していました。
訓練中にミルクは死を覚悟しました。
周りに居る仲間が次々に死んでいき、これ以上、死を見たくないと感じています。
ミルクが死を覚悟して動きを止めるとライナに怒られる事になりました。
当時のライナは今からは想像も出来ないような優等生だったようです。
訓練所の皆が憧れる凄い存在でした。
ミルクも彼の事を英雄視していましたよ。
人間を越えた存在だと思っていたライナが実は自分と変わらない人間だと分かった彼女は動転しています。
そして死ぬなと言って自分の手を取ってくれたライナの事が好きになりました。
「いいか?俺の手を握って、絶対に離すな!?」
ミルクがライナに惚れるのは必然だったようです、当時のライナは凄くカッコイイぞ。
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第一章 未来への約束
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ネルファ皇国に密入国したライナとフェリスは警戒厳重な砦に忍び込もうとしています。
ライナは無理だと主張しますがフェリスは余裕だと言って聞き入れてくれません。
剣で殴られて従う事になっています。
「ライナ一日一殺」がフェリスのノルマだそうです。
ライナは彼女の自由さが羨ましくなっています。
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シオンは普通墓地を訪れていました・・・ここには惨殺されたフィオルの墓があります。
シオンは未だに貴族連中を掌握しきれていないので彼等の目を盗んでひっそりと墓参りにきていました。
シオンはフィオルに語り掛けています。
そして自分の不甲斐なさでフィオルを死なせてしまった事を詫びていました。
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その日、シオンはフィオルの妹のエスリナと会う事になります。
エスリナはフィオルのように心の綺麗な女の子でした。
彼女はシオンに向かって兄は満足して逝けた、シオンのお陰です、自分は悲しんでいませんと告げます。
彼女はフィオルがシオンの下で働けた事を感謝していました。
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悲しく無いと言って気丈に振舞うエスリナを見てシオンは自分への怒りを抱きました。
カルネやクラウが止めるのも構わずに彼女にフィオルがシオンに敵対する貴族に殺された事を告げます。
フィオルはシオンへの見せしめの為だけに殺されたんだと告げました。
エスリナは泣き出してしまいます。
泣き止んだ彼女は自分もシオンに仕えたいと言い出しました。
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カルネはエスリナの能力ならば問題無いと言っています。
シオンはエスリナを傍に置く事が可能なのか?彼女に伸びてきた貴族の魔手から守る事が出来るのか?と自問します。
クラウがエスリナの事は自分が守るので安心しろと言ってくれますよ。
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そこにフロワードがやって来てエスリナを殺すと言い出しました。
彼はエスリナがシオンへの恨みを抱いて暗殺者に変貌する危険性を指摘します。
これに対してエスリナはシオンを恨む事は無いと宣言しています。
エスリナはシオンや貴族に恨みを抱くよりも未来を見ていました。
良い国を作ろうとするシオンに協力したい、と言っています。
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フロワードは折れました。
エスリナが復讐する相手を間違えなければ自分が協力するので自分の元に来なさいと告げますよ!!
フロワードは美少女のエスリナを使ってシオンに敵対する貴族を篭絡してから暗殺しようと提案します。
エスリナの本心を知り彼女に優しくするのかと思ったのに・・・彼はブレナイね。
これはシオンに却下されてしまいます。
フロワードを警戒しているクラウは下種な考え方のフロワードの事が益々嫌いになっています。
シオンの部下で仲間なのにまだフロワードの事を認めていないようですよ。
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フロワードは気にする風も無く話を変えてネルファ皇国を攻める事を提案してきました。
カルネとクラウは反対していますが、フロワードも引きませんでした。
彼はメノリス大陸の北にあるガスタークという国の事を持ち出します。
驚きですがエスリナがこの国の存在を知っていました。
彼女は時世にも明るいようです。
エスリナはガスタークが新興国なのに次々と小さな国を征服していると教えてくれます。
エスリナの返答にフロワードは満足そうにしています。
彼も彼女の能力の高さを認めたようですね。
フロワードはメノリス大陸が戦乱の時代に突入するのでローランドも早急に軍事力を付ける必要があると告げます。
シオンはネルファ皇国に侵攻する事を却下しました。
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フロワードは人払いを願い出てシオンが認めます。
シオンがクラウとカルネを外すくらいにはフロワードは信頼を得ているようです。
エスリナは年増好きの変態カルネを治療するとの名目で彼に預けられる事になりました。
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フロワードはエスタブールの反乱分子を一掃する事を提案しました。
今のエスタブールはローランドの支配下に入りましたが不満分子が残っています。
この不満分子がエスタブールの事を思う貴族たちでした。
良識派なので国民からの信頼もあるそうで、団結されて抵抗運動を起こされると厄介です。
フロワードはこの不穏分子に接触して陰から反乱運動を起こして、鎮圧しようと提案しました。
シオンはフロワードの提案に合理性を見出しますが、非道なやり方を取りたくないと言って却下しました。
フロワードは残念そうにしていますが、シオンの決定を受け入れます。
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そこに血相を変えた部下がやって来て、エスタブールの貴族が反乱を起こしたと知らせてきました。
フロワードはシオンに内緒で動いていたようだね。
シオンは反乱を鎮圧する事になるんだよね。
シオンは優秀過ぎる部下の制御に苦労しているようです。
彼は苦渋の選択をしたようです。
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第二章 少女との遭遇
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易々とネルファ皇国の砦に潜入したライナとフェリスは宝物庫の宝箱を漁ります。
しかし出てきたのは、この地の領主が不正に税を取り立てている事を示す書類の束でした。
この砦には勇者の遺物は無いようです。
無駄働きをしたのでフェリスがお怒りでした。
ライナは色々と言い訳して彼女を宥めています。
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フェリスが宝物庫に隠れている二人に気が付きました。
指摘すると出てきますよ、彼らはライナたちに敵対するつもりはないようです。
出てきたのは若干桃色がかっている髪が特徴的な兄妹でした。
兄はスイ(二十六歳)、妹はクゥ(十四歳)と言います。
クゥの方がしっかり者のようですよ。
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スイは作家だそうです。
この砦に何らかの秘密がありそうだと思い取材に来たそうですよ。
二人は宝箱の中身を少し分けて欲しいと言い出しました。
そして中を物色し始めて中身がこの地の領主が不正を働いている事を示す書類だと知りガッカリしています。
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そんな二人に何をしていたのか聞かれたライナは勇者の遺物を探していると教えそうになります。
ライナは極秘任務だという自覚が無さ過ぎますね。
フェリスは剣を突きつけてライナが余計な事を口走る事を止めました。
フェリスが大嘘を吐いて誤魔化し始めます。
彼女は自分たちはネルファ皇国の査察官だと告げました。
無表情なので二人は信じてしまったようですよ。
ネルファ各地を回って不正を暴いていると説明しました。
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これを聞いたスイは小説のネタになりそうだと言ってライナたちに付いて行く事にしました。
ライナとフェリスは走って二人から逃げる事になります。
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ミルクは昔の夢を見ていました。
ローランド三〇七号特殊施設の訓練中に重症を負って死にかけた時の夢でした。
死に懸けのミルクを見たライナは複写眼(アルファ・ステイグマ)の力を暴走させたようです。
訓練に参加していた人々が次々に死んでいきました。
ミルクは出血から目が見えなくなっていたようですが、ライナと自分だけが生き残っている事を察しました。
ミルクはライナに殺されると認識します。
そしてライナに殺されるならば、それもいいなって思える、と伝えます。
ミルクが目を開くと、ライナだけが生き残っていました。
ライナは正気に戻ったようです、そして、自分が殺した?殺したくなかった、自分は化物だと呟いています。
ミルクは、そんな彼に、化物でもいい!!と告げました。
訓練を監視していた偉い人が入ってきてライナとミルクを生かす事を決めます。
彼等の口ぶりではミルクはライナに変化を与える事が出来る人間のようです。
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目覚めたミルクは自分が夢を見て泣いていた事に驚いています。
ライナの夢を見る事は久々なようです。
初任務が目前に迫っているので緊張していたのかも知れないね。
ミルクは部隊の皆と一緒に朝食を取る事になりました。
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感傷的になっているミルクは仲間と一緒の楽しい食事に感激して泣き出します。
いきなり泣き出したルークたちは驚き、何か問題があるのか聞いてきました。
ミルクは食事中にみんなで楽しく話したことは無かったから、と理由を教えています。
ルーク、ラッハ、ムーは感動してしまい、一緒に泣き出してしまいます。
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そこに情報提供者を連れてリーレが戻ってきました。
彼が連れてきたのはスイとクゥでした。
二人はローランドの紋章が入った鎧を着た二人組を見たと教えます。
クゥが巧みな交渉術を見せてルークからその日の宿代と、昼食と夕食の代金をせします。
そして二人組が森の中に向かった事を教えました。
ミルクたちは忌破りだと思われる二人組を追って森に向かいました。
クゥは本当にしっかり者ですね。
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ミルクは二人組を発見しました。
そして拘束する為に襲い掛かります。
しかしあっさり撃退されてしまい拘束されてしまいます。
忌破りだと思われる二人組の片割れがライナだと判明してミルクは驚きます。
彼女はライナとの再会に喜んでいましたが彼が自分の事を忘れていると知り絶望しています。
フェリスがミルクの事をライナが捨てた昔の女呼ばわりしてきます。
ミルクはフェリスに対する警戒心を高めています。
ライナとフェリスは無力化したミルク一行を縛り上げて穴掘り作業に戻ります。
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穴掘りを再会したライナは埋まっていた短剣のような物を発見してしまいました。
刃の部分が不思議な青い物質で出来ています。
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縛られたミルク部隊は縄抜けをしようとしています。
リーレが手首の関節を外して縄抜けをしますが抜けられません。
部隊の面々は痛そうだと告げています。
ミルクが自分は首以外の関節は外せるように訓練されていると告げると感心されています。
彼等はミルクの歩んできた過酷な道に尊敬の念を強めたようです。
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そこに砦を守っていたネルファ兵がやって来ました。
彼等はライナとフェリスを探していたようです。
ここでミルクは重大な反逆行為に手を染めます。
彼女はライナに危険を知らせる為に、お漏らししそうなので縄を解け、と大声で怒鳴ります。
ネルファ兵に見つかってしまい囲まれてしまいます。
ルークが自分たちはネルファの許可を取って忌破りを追っているローランドの部隊だと説明しました。
しかしネルファ兵は怒っているのか聞き入れてくれません。
絶体絶命の大ピンチです。
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そこにフェリスとライナがやって来て庇うように戦闘を始めます。
ミルクはライナが助けてくれたと嬉しくなっています。
敵の数が五十と多かったので多少ピンチになりました。
状況を打開する為にライナは勇者の遺物だと思われる短剣を使います。
短剣が地面に刺さると地面から火柱が噴き出し、竜が出てきました!!
驚いたネルファ兵は逃げて行きます、助かりました。
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フェリスがライナに竜をしまえと命じます。
しかしライナにはやり方が分かりませんでした。
無責任な二人はミルクたちを置き去りにしてその場を離れてしまいます。
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ミルクは自分がルークたちを裏切ってしまった、もう一緒に居られないと悲嘆にくれています。
ルークが優しい声で語り掛けてくれました。
ルークは且つてミラーも忌破りを逃がした事を教えてくれます。
ルークは元はミラー隊に所属していたそうです。
追いかけた忌破りは四人の家族でした。
両親はローランドに連れ帰り死刑にするしかない状況だったそうです。
しかしミラーは彼らの養子の二人の息子を助けたそうです。
そして自分の部下にして匿う事にしました、それがムーとラッハだそうです。
ルークは自分たちはミルクの家族であり、ミルクの事が好きだから彼女の部下になったと告げます。
ミルクには好きなように行動して欲しい、悩む必要は無い、間違えたら指摘してあげます、と告げました。
ミルクは家族と言って貰えた事に感動していました。
彼女は自分には家族が出来る日が来るとは思っていなかったようです、感動して泣いています。
ルークが優しく頭を撫でてくれています、彼はミルクの保護者ですね。
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落ち着いたミルクは撤退する事を命じました。
縛られたままのミルクを担いで彼等はあわただしくその場を離れます。
竜は身動き一つしませんでした。
この竜は一体何なんだろうね?
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第三章 それぞれの憂鬱
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エスタブールが反乱を起こしたとの知らせを聞いて王宮に貴族たちが集まります。
シオン派と反シオン派に二分されていました。
分かり易いな、と未だに貴族を掌握できていないシオンは自嘲していました。
反シオン派から早々のエスタブール討伐を進言されてしまいます。
彼等はシオンに打開策は無いだろうと考えていました。
しかしシオンには打開策がありました。
元々今回の反乱はフロワードが手配したモノでした。
エスタブールの反乱軍の中に彼と内通している者が居るようです。
フロワードの司会で対策会議が始まりました、自作自演もいいとこですね。
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頼りになり過ぎるフロワードは悪辣な討伐計画を建てていました。
エスタブールと領地が接している反シオン派の領地に戦果を飛び火させる計画を建てていました。
死にたくない貴族たちは領地を離れなければいけません。
そこにフロワードが乗り込んで不正の証拠を見つけて彼らの力を削ぐ計画でした。
見られてくない何かを隠している貴族たちは領地に留まる事を選んだようです。
フロワードは自分が反乱分子の討伐を任されるものだと思っていました。
フロワードは内通者を使い、一か所に集まっているエスタブールの貴族を皆殺しにしようと考えていました。
シオンとの間でそのような話し合いが成されていたようですがシオンが裏切ります。
シオンは反乱分子の討伐をクラウに任せる事にします。
フロワードのやり方だと死人が増え過ぎる事を嫌っての事でした。
シオンは抜け目ないのでフロワードをクラウに同行させて彼の情報網を使い情報の提供をさせる事にしました。
フロワードは不満そうな顔をしていました。
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会議が終わると貴族連中が引き上げて行きます。
反シオン派の有力貴族ステアリード公爵はその場に残っていました。
彼は会議中にフロワードが見せたシオンへの不満顔を見逃しませんでした。
この期にフロワードを味方に引き入れようと考えました。
ステアリードは親し気にフロワードに話しかけ、彼を自分たちの陣営に勧誘する事にします。
フロワードのシオンは甘すぎるとの評価を聞いたステアリードは釣れたと思ったようです。
しかし勧誘は大失敗に終わり、フロワードから脅される事になってしまいます。
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フロワードの望む物は何でも提供すると勧誘したのですが、自分の欲しい物を手に入れる事が出来るのはシオンだけ。
メノリス大陸を制覇できるのはシオンだけだと言われてしまいました。
フロワードが予想外の大望を抱いていると知りステアリードは戦きます。
そしてフロワードの発する強すぎる殺気に当てられる事になり、身動き一つできなくなりました。
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フロワードはステアリードに向かって、シオンとステアリードの後ろ盾となっている人物のどちらに付くのか?と問いかけました。
フロワードはエスタブールの鎮圧が終わる前に結論を出して欲しいと言い残して去って行きます。
自分では手に負えない化物に選択を迫られたステアリードはどうするのでしょうね?
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エスタブールの砦に反乱分子が集まっていました。
反乱の盟主となったノア・エンは覚悟を決める事になります。
彼女は今は亡きエスタブール王国の姫です。
彼女の父親である国王は早々にローランドに国を売り渡し、ローランド貴族の地位を手に入れていました。
ノアは国を思う貴族の求めに応じて反乱軍を率いる事になりました。
彼女の元にはサラウェルと言う信頼する家臣が付いています。
彼はノアに帝王学を教えた先生でもありました。
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ノアは反乱を起こすと多くの人が死ぬことを憂いていました。
彼女はまだ戦争を回避できるのではと考えていたようです。
しかしサラウェルに、自分たちの力が残っている内にローランドからの独立を果たさねば、いずれエスタブールの国民はローランドの奴隷にされてしまうと説得されます。
サラウェルは、ローランドの貴族の悪い噂しか聞かないので近い将来に現実になる、と告げます。
ローランド帝国の悪名は各国に轟いているようです。
サラウェルを信頼しているノアは彼の進言を信じて反乱軍の長になる事を決めました。
ノアは民衆からの支持も得ているようです。
見事な演説を行い、ローランドへ進軍する事を宣言しました。
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一人玉座の間に残っていたシオンはまた多くの人が死ぬなと憂いていました。
落ち込んでいるシオンが天井を見ると、驚きです、そこにはイリスがぶら下がっていました。
イリスはシオンが泣く瞬間を見たかったようです。
泣くの、泣くの、とワクワクした様子でシオンに聞いてきました。
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イリスは人が泣く場面を見た事が無いそうです。
フェリスは泣かないし、ルシルはいつも笑顔で怖い、と言っていました。
シオンが男の子は人が見ている前では泣けないんだ、と教えるとイリスは柱の影に隠れます。
そして準備が出来たので泣いて良いよと告げてきました。
シオンは泣くしかないんだよなーと考えて目に涙を貯めて泣いて見せる事にしました。
イリスは大喜びしていました、やっぱりエリス家は何かなおかしいよ。
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シオンはイリスからの報告を受ける事になります。
イリスのメモ帳には意味不明の絵が描かれていました。
イリスに説明を受けながら報告を聞く事になります。
ライナとフェリスが仲良くやっている事がわかりシオンは羨ましそうにしています。
ミルクがライナに追いついた事も分かりました、これもシオンを嬉しい気持ちにさせたようです。
シオンはライナを楽しませようとしているのでしょうか?
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イリスの絵の中に竜の絵がありました。
それは何なのか問うと、ライナが発見した短剣を投げると竜が出てきたと教えられます。
シオンは遺物が本当に存在する事をしりました。
そして出てきた竜をライアとフェリスが放置した事を知り仕方ないなーと思っています。
まだ呑気に構えていましたよ・・・
そこに急報を持ったミラーがやって来ます。
何か悪い知らせのようですよ。
情報を上げてきたのは誰でしょうね?ミラーは彼だと言ってますね、シオンも知っている人物のようです。
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ライナとフェリスはネルファの大都市ランカースでシオンの連絡を待っていました。
仕事が無いのでライナは寝て過ごしています。
フェリスはだんごの特売に行くようです。
二人は呑気に過ごしていますが世界では異常事態が起こっているようですね。
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第四章 覚醒を始めた世界
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クラウがエスタブールの反乱軍の鎮圧に向かいます。
彼は死傷者を少なくしようと自軍の被害を覚悟で特攻を掛けます。
部隊を指揮している貴族を殺す事で部隊が抵抗する気概を挫く作戦でした。
クラウの戦闘力は圧倒的でした。
クラウは対峙するエスタブールの貴族の目が国を本当に憂う者の目である事に罪悪感を抱きます。
本当は殺したくないと思っていました。
クラウの快進撃を支えたのはフロワードが持ち込む情報でした。
エスタブールの反乱軍が攻撃して来る場所が事前に分かっているような的確さでした、まあ当然だよね。
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開戦当初五万いたエスタブールの反乱軍は短期間で半分に減ってしまいます。
反乱軍の本境地では反乱に加担した国を憂う貴族が対応を協議していました。
クラウの恐ろしさを知っても負けを認める事が出来ずに不毛な議論をしていました。
反乱の鎮圧にあたっているクラウが降伏した兵を殺したりエスタブールの領地で無法を働かない事が分かりエナは希望を抱きます。
彼女は自分の身を差し出すことで反乱に加担した貴族の許して貰おうと考えます。
追い込まれてしまったエスタブール陣営にとっては合理的な手段だと思われます。
しかし、エナの側近のサラウェルに止められてします。
彼はエナの命だけは守りたいと言って起死回生のアイディアを提示しました。
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エナはサラウェルの言いたいことが分かっていましたが、彼を信頼しているので止められませんでした。
サラウェルは自分が捕まえたローランドの兵士とエスタブールの市民を人質にとり、ローランドの進軍を止めようと提案します。
クラウが無意味に人を殺さない人物だとの判断からローランドの進軍は止まるだろうと考えました。
サラウェルの説明を聞いて残っていた貴族は彼の案を受け入れてしまいました。
サラウェルは拘束されたエスタブール兵の解放とローランド軍の撤退を要求しました。
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サラウェルの予想通りにクラウは攻撃を止める事になります。
最悪のシナリオになったと歯噛みする事になってしまいます。
これで反乱に加担した貴族を処刑する大義名分を得てしまいます。
エスタブール兵を解放してこの場は撤退したとしても次は全面戦争になってしまいます。
クラウは迷う事になりました。
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彼が迷っている間にフロワードが行動を起こしてしまいます。
彼は反乱軍の本拠地を自分の率いている軍を使って攻撃し始めます。
クラウは部下のシェスに、軍を動かすな、ここに留めておけ、と言い残して単身、本拠地に向かいます。
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ローランドが脅迫に屈しなかったので反乱軍の本拠地は大混乱に陥ります。
サラウェルが貴族たちから攻められる事になっています。
ノアは悲しい気持ちになっていました。
エスタブールを救おうと立ち上がったのに誰も救えませんでした。
彼女は反乱に加担した貴族を守る為に降伏して自分の首を差し出す事を告げます。
そこにフロワードの声が響きました、ノアの命だけでは足りない、と言っています。
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いきなり登場したフロワードに貴族は混乱しています。
フロワードは今回の反乱は悲劇で終わらないといけないと語ります。
フロワードが影の化物を出して貴族を喰い始めました。
ばたばたと貴族が殺されていきます。
サラウェルがノアを担いでその場を脱出しました。
フロワードは目で追っているけど二人を攻撃してきません?
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広間に到着するとサラウェルの態度が豹変します。
疲れたので歩いてくれと言ってノアを降ろしますよ。
そして今回の計画の全貌を語り始めます。
サラウェルはフロワードと内通していたようです。
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サラウェルはこれまでノアに隠していた本性を晒す事にします。
彼はノアの教育係でした・・・彼はノアに綺麗な面しか見せて来なかったと語ります。
本来の計画ではノアを自分に惚れさせてエスタブール王国を乗っ取るつもりだったと語ります。
下種です、フロワードよりも下種な考えを持っていました。
しかしエスタブールが滅んだのでローランドと取り引きして反乱の手引きをしてローランドで高い地位を得る事にしたと告げます。
サラウェルのシナリオは追い詰められた反乱の首謀者エナは領民を人質に取り立て籠もったがサラウェルが打倒した。
救国の英雄としてローランドの貴族になるってモノでした。
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エナは騙されていたと知り呆然としています。
サラウェルがノアに短剣を突き立てようとしてきます。
ノアは後悔の中で死を覚悟します、しかし短剣が振り下ろされる事はありませんでした。
サラウェルを殺したのはフロワードでした。
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フロワードはサラウェルのような下種な人間を受け入れる程ローランドは英雄に困っていないと告げます。
エナはローランドが反乱を裏でコントロールしていた、自分たちは踊らされただけだと気が付いていました。
卑劣なやり方をするローランドに英雄などいるものか、と糾弾します。
フロワードはこれはシオンの考えたシナリオではない、自分が独断でやった事だと告げました。
エナはクラウのやっていた戦い方がシオンの指示した戦い方だと理解します。
フロワードはここでノアが死ぬことがエスタブールを救う事になると言って彼女を殺そうとします。
聡明なノアはフロワードの言っている事の正しさを理解していました。
彼女は死ぬ覚悟を決めます。
死のうとしている彼女を助けたのはクラウでした。
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クラウが邪魔した事にフロワードは驚いて見せます。
クラウはフロワードに彼が反乱の首謀者なのか問いました。
返答次第ではフォロワードを殺すと宣告します。
フロワードはクラウはシオンの傍に居るべき人間では無いと言って迎え撃つ構えを見せますよ。
フロワードはクラウを余裕で殺せると宣言します。
クラウはフロワードに飛び掛かろうとしました。
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エナはクラウの発言から彼が今後のローランドに必要な人材だと判断して彼を救う為にフロワードに呼びかけました。
大声で「フロワアアアアアアアアアアアアアアド!?」と叫びます。
突然の大声にフロワードとクラウは動きを止めます。
エナはフロワードに自分がエスタブールの民や兵を全面的にローランドに協力するよう説得すると告げます。
フロワードが考えています・・・
エナはエスタブールの民と兵に人気があるので彼女の説得でエスタブールの人々を従わせた方が得策だと判断します。
フロワードも悪戯にエスタブールの人々の反感を買うのは良く無いと判断しました。
とっても理性的な判断ですね。
エナの協力を取り付けたフロワードは満足そうに去って行きます。
訳が分からないのはクラウでした。
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フロワードの殺気にあてられたエナは腰を抜かしてしまったそうです。
クラウの手を借りて立ち上がっていました。
エナがクラウに軽い口調で話しかけているぞ。
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エナは約束通りにローランドに下り、エスタブールの人々を説得する事になります。
彼女はローランドの王宮へと向かいます。
今回の反乱はサラウェルが首謀者でエナは誘拐されていた事になりました。
追い込まれたサラウェルと貴族たちが市民を人質にとったのでノアがこれを止めたって事になります。
ノアは救国の英雄として迎えられローランドの大貴族になりました。
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ローランドの人々とエスタブールの人々はノアを救国の英雄として歓迎します。
しかし彼女を裏切り者として恨む者や、突如ローランドの大貴族になった彼女を恨むローランドの貴族も現れます。
ノアは茨の道を歩む事になってしまいます。
全てを無くした彼女はエスタブールの民の為に彼らが幸せに暮らせる国を作る為に尽力する覚悟を決めています。
聡明で優しいのでシオンの相談相手に成れるかもね?
意外とシオンと結婚したりして?
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ネルファでシオンからの指示を待っていたライナとフェリスの元にイリスがやってきます。
彼女はシオンに頼まれた急を知らせる手紙を持ってきたのですが、その存在を忘れてしまいます。
やってきたイリスが寝不足だと判断したフェリスはイリスを気絶させています。
幼女に対して無茶な事をするフェリスを咎めますがエリス家では普通の事だと告げられます。
家族の居ないライナに向かって年少者を寝かしつける家族的な行為だと教えています。
フェリスも幼少期はルシルに気絶させてもらって眠りについていたそうですよ。
エリス家は恐ろしいところですね・・・
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数日間フェリスとイリスはだんごの特売を楽しんでいました。
イリスがシオンに手紙を渡されていた事を思い出します。
手紙はお土産のだんごの箱に貼ってあったそうです、しかし既に食べ終わっただんごの箱は捨てられていました。
イリスはシオンとの会話を思い出して部分的な情報を伝えます。
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ライナとフェリスが出現させた竜が突然消えたそうです。
フェリスは調べに行く事を決めました。
シオンに調査に向かったと伝えて欲しいと命じてライナを連れて調査に向かいました。
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宿屋の屑籠に残っていた手紙を宿屋のおばちゃんが見つけて読んでいました。
そこには竜が突然消えて、周辺の人々が皆殺しになったと書いてありました。
危険なので勇者の遺物は廃棄しろと書かれていました。
それを知らないフェリスとライナは現地に向かってしまいます。
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現地に到着すると奇怪な事態になっていました。
木に人々が張り付いて死んでいました。
体を二つに分断された死体もありました。
どの死体も出血していません、奇妙です、二人は警戒しながら竜が出現した場所に向かいます。
そこでスイとクゥと再会しました。
彼等はどうなっているんだと問いかけてきましたよ。
ライナは二人の事を警戒しないで近づこうとします。
しかしフェリスが止めますね、彼女はスイの腰に竜を出現させた短剣が刺さっているのを見咎めます。
フェリスがスイに質問を始めます、目的は何だ。
スイは正直に答え始めます、これは二人を口封じできるとの自信の表れでした。
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彼等の狙いも勇者の遺物の捜索でした。
ライナたちよりも詳しく知っているようですよ。
勇者の遺物を秘匿するために目撃者を殺したとの発言を聞いてライナとフェリスは二人を捕まえる事にします。
フェリスがスイに切りかかるとクゥが氷の壁を作って攻撃を弾きました。
斬り結んだフェリスを吹き飛ばしてしまいます。
小柄なクゥがトンデモナイバカ力を示します!!
凄い勢いでフェリスが吹っ飛んでいきます。
ライナが途中で掴んでフェリスを地上に引き戻します。
勢いが止まらず二人は地面を転がる事になり、フェリスを押し倒す形で止まりました。
フェリスは色情狂、早くどけと軽口をたたきます。
ライナは少し安心していました。
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クゥの使う武器は巨大な鎌でした『アイルクローノの鎌』と言うそうです。
周囲に冷気を振りまく事ができるようです。
途中で見かけた奇妙な死体はこの鎌で切ったもののようです。
フェリスが苦い顔をしています。
彼女の剣が一部凍り付いていました。
鎌が厄介だと判断した二人は二人掛かりでクゥを無力化する事にします。
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仕掛けようと準備する二人に向かってスイはライナの複写眼を奪うと宣言しました。
複写眼の事を知っているスイの口ぶりにライナは動揺しています。
逆にスイは自分の事を理解していないライナに驚いていました。
スイは勇者の遺物の事を「忘却欠片(ルールフラグメ)」と呼んでいました。
彼等はルールフラグメに対してローランドよりも多くの知識を持っているようです。
これまで脅威度は低いと考えていたスイが短剣を自分の腕に突き刺します。
スイの腕が竜に変化しました。
忘却欠片の実用化に成功している状況からフェリスは撤退を決めました。
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スイがライナの複写眼を奪おうとしてきました。
彼が宝石を投げ共鳴しろと命じるとライナの動きが止まってしまいます。
フェリスが何をしたか問うとライナを覚醒させたと告げます。
ライナは意識が途絶える前にフェリスに逃げろと伝えます。
ライナが覚醒してしまいます。
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スイは簡単にライナから複写眼を取り出せると思っていたようです。
ライナの眼から五方星が発射されても狼狽えません。
自分の持っている忘却欠片『エレミーオの櫛』で無力化できると考えたようです。
しかし、スイの目算は外れてしまいます。
空から声が降って来ました「存在を解析・解除。消えろムシケラ」
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エレミーオの櫛が消え、スイの腕が消滅し始めてしまいます。
スイは咄嗟に消滅していく自分の腕を斬り落としました。
出血は焼いて止めたそうです、優男に見えたのですが結構戦い慣れている様に思えます。
蹲ったスイにクゥが駆け寄ります。
アイルクローノの鎌の影響で感情が薄くなっているクゥですが心配していました。
スウはライナの複写眼は複写眼じゃないと言い残してクゥに抱えられて撤退しました。
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逃げる二人をライナから出てきた何者かが攻撃しています。
二人が逃げた後も周囲に破壊をまき散らします。
フェリスは逃げないで見ていました・・・彼女はライナに呼びかけます。
ライナから出てきた何者かは、神、悪魔、邪神、勇者、化物、好きに呼べと言っています。
フェリスは諦めませんでした。
彼女は五回も攻撃を避けました。
私を殺すことなんてできるはずがないと思っていると告げます。
もう攻撃を避けないので自分で決めろと言ってるぞ。
彼女はライナの事を化物とは思っていない、相方で奴隷で茶飲み友達だ、と告げます。
最後に「聞こえてるのかライナぁっ!!」と叫びました。
ライナが反応を返してきましたよ。
.
何者かは苦しみ始めます。
ライナがフェリスに瞳を閉じてくれと頼んできました。
フェリスがライナの瞳を閉じるとライナが戻って来ました。
.
フェリスを殺そうとした自分が怖くなったライナは旅を終わらせようと提案します。
このまま旅を続けるとフェリスを殺してしまう、もう知ってる奴を殺したくない、と説得します。
しかしフェリスは応じてはくれませんよ。
彼女は自分の事を化物と言うライナに対して、いま誰かを殺したのか?と問うてきます。
フェリスはライナが自分を殺すつもりなら殺せたはずだ、しかし、殺していない、そういう事だ。
女一人殺せないような小心者のおまえが、化物だと、笑わせるな、と告げます。
フェリスは、おまえごときでは、私を殺せない、文句があるなら、お前の首をはねるぞ、と言ってきました。
彼女なりにライナを励ましているようです。
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フェリスは冷茶でもいれるかと言ってますね。
フェリスはお茶を飲むのに相応しい場所を探し始めます。
最後に彼女はライナにむかって「よく戻った」と告げました。
ライナは彼女の優しさに感謝しているようです「ああ、ただいま」と返答していました。
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普段は暴力的なフェリスが滅茶苦茶優しいです。
本来の彼女はこっちなのかな、結構熱血な感じがしますね。
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PROLOGUE 2 それでも夢を見つづける
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シオンは進まなければいけないのか?それは正しい事なのか?と悩んでいます。
フロワードが報告にやって来ました。
彼は今回の反乱で反シオン派の貴族、クリアド、イシュルナ、パールが死んだと報告しました。
勇敢にも前線に出て行って戦死したと報告しています。
しかし実際はフロワードが殺してまわったようですよ。
クラウがフロワードが前線に出てきていないと言ってたからね。
クラウがエスタブールの反乱軍と対峙している間に忙しく領内を飛び回ってたようです。
フロワードは利益の為なら非道な手段も辞さない危険な部下ですが忠臣だよね。
シオンへの貢献度は一番高いのかも知れないね。
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シオンがステアリードを殺さなかった理由を聞くと彼が寝返った事を教えています。
まだ利用価値があるので使うと言っていました。
しかし用が済んだら殺すとも言っています。
シオンがステアリードの事をフロワードに任せると告げると彼は嬉しそうにしていました。
「やはりあなたは、私が求めていた通りの、本物の王だ」完全にシオンに心酔しているようですよ。
フロワードが逃げるように退出するとクラウに連れられてエナがやって来ました。
フロワードはエナが苦手なようですよ。
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エナはシオンのお陰で快適に暮らせていると告げます。
ノアがシオンの統治を誉めるとシオンは、まだまだだと告げます。
シオンの返答を聞いたノアは満足したようです。
自分の統治をおごる王でなければ自分は口出ししないと告げました。
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ノアの強い瞳の色を見てシオンは彼女の事を強い人だと評価していました。
フロワードは彼女の事を高く評価していて、シオンの妃に丁度いいと言っています。
仲の良さそうなクラウとノアを見て自分の妃にするのは無理だなと考えています。
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シオンが仲の良い二人を揶揄います、クラウとノアが仲良しでよかったなあ。
クラウが、なんだよそりゃ、と反論するとノアが乗って来ました。
自分が相手ではご不満なんですか?と追及してきます。
クラウはノアの尻に敷かれているようですよ。
仲良さそうに退出して行きました。
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一人になったシオンは再び進む事は正しいのか悩み始めています。
シオンの悩みは深いようですよ。
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シオンの返事待ちのライナとフェリスはネルファの宿で無為な時間を過ごしていました。
このまま、ここで昼寝しながら暮らそうか?とライナが言うと、フェリスもだんごの特売を生きがいにして過ごすのも悪くないと返答します。
フェリスがシオンからの送金が無くなると「衣」「食」「住」「だ」に困る事になると告げます。
ライナが「だ」ってだんごの事かと問うと、当然だと答えられます。
二人は全ての元凶はシオンにあるのでシオンの暗殺に向かおうか?と相談しています。
しかしローランドに戻るのもメンドクサイのでイリスに資金だけ持ってこさせようとの結論に達します。
二人は平和に過ごしていました。
そこにミルクが到着してライナを捕獲しようとして暴れ始めます。
理由が激変していました、ミルクの目的が美人なだけの女と浮気するライナを捕獲する事に変化しています!!
フェリスはだんごの特売があるので、一人で頑張れと告げて逃げました。
室内で攻撃魔法を使うミルクの無茶にライナは魔法を喰らったようです。
平和ですね。
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逃げたスイとクゥがどこに向かったのかが気になりますね。
スイは大きなダメージを受けたようですが復活してくるのでしょうか?
彼等はどこかの国の軍人なのでしょうか?
忘却欠片の実用化に成功しているので手強そうです。
ローランドと対決する事になるのでしょうか?
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成分美女魔法恋愛英雄変態
評価AABAAABAC
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