ラノベの感想) ナイツ&マジック 第8巻 (ヒーロー文庫)

エルとアディを探しに来た銀鳳騎士団は空を飛ぶ魔獣と遭遇します。
魔獣対策をバッチリ行ってきた騎士団は魔獣を撃退して大森海を進む事になりました。
銀鳳騎士団が空飛ぶ魔獣を屠る姿は大森海に暮らす巨人族に目撃されていました。
これがエルを間接的に助ける事になりました。
空飛ぶ魔獣は「穢れの獣」と呼ばれる存在で小王(オベロン)を配下にしているルーベル氏族が放ったものでした。
彼らは全ての巨人族を従え大森海の覇者になる事を目論んでいました。
エルとアディは小王の元に招かれ彼の帰りを待っていました。
小王には野心がありルーベル氏族への反逆を企てていました。

ルーベル氏族に呼び出された小王は彼等から穢れの獣を倒せるほどの戦力を持った飛空船がやって来た事を知らされます。
ルーベル氏族はこの飛空船の存在を危険視していました。
小王に穢れの獣の準備を進める事を命じてきましたよ・・・小王はチャンスが到来したと考えています。
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小王はエルとアディに穢れの獣を倒せる戦力を持った飛空船がやって来た事を告げます。
エルとアディは銀鳳騎士団が迎えに来てくれたと喜んでいました。
小王はエルに共闘を申し込みます。
彼の率いる小鬼族が故郷に帰る為に協力して欲しいと申し出ました。
エルは即答は避けて自分たちの目的を果たす為に動き出します。
小王はエルとアディを送り出すのですが連絡役に一人の部下を付けました。
それがザカライアさんでした。
可哀想な彼はエルの無鉄砲な行動に付き合わされる事になってしまいます。
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エルとアディは世話になったカエルレウス氏族の元に向かいました。
カエルレウス氏族は巨人族を支配しようとしているルーベル氏族を討つために諸氏族連合の結成を目指す事になります。
各氏族を説得する為に小魔導師(パールヴァ・マーガ)がエルとアディと共に各氏族を回る事になります。
ルーベル氏族が戦の準備をしているので急ぐ必要がありました。
そこでエルが大森海で開発したカササギを使ってマーガを牽引して空を飛んで移動する事になりました。
他のカエルレウス氏族は徒歩で大森海を移動してエル達の後を追う事になりました。
小王の連絡役であるザカライアさんは早々に苦行に耐える事になってしまいます。
カササギはイカルガの残骸を元に建造されたので操縦席が狭かったのです。
マーガはカササギにぶら下がる感じで運ばれる事になります。
アディは操縦席に乗れますがザカライアが乗り込めるスペースがありませんでした。
そこでエルは彼をカササギの掌の上に乗せて移動する事にしました。
高速飛行するカササギの掌に乗せられ移動する事になってしまいました。
相当な恐怖体験だったようです。
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マーガの勧めで話を聞いてくれそうなフラーウム氏族の元に向かいました。
エル達にとって幸運だったのはフラーウム氏族は空を飛ぶ飛空船を目撃していました。
エルは飛空船は自分の仲間だと説明します。
フラーウム氏族はそれを証明して欲しいと要求してきました。
エル達は幸運でしたね、早々に銀鳳騎士団の旗艦イズモを発見しました。
しかしここで問題が発生してしまいます。
エルにはイズモと連絡を取る手段がありませんでした!!
カササギは異形な姿をしていて、初見では悪役にしか見えません。
近づけば敵と認識された確実に攻撃されてしまう状況でした。
アディは困ってましたがエルは楽しそうでした。
ここでエルはイズモに向かって突撃する事を選択します。
自分からは攻撃しないでひたすら攻撃を交わしてイズモに到達する事を目指す事になります。
自分が鍛えた騎士団と本気で戦えるとエルは楽しそうにしていました。
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ここにエルと銀鳳騎士団との本気バトルが開幕してしまいます。
マーガの助けを借りながらエルは銀鳳騎士団の攻撃を交わし続けイズモに接近していきました。
迎え撃つ銀鳳騎士団側はカササギの高速飛行に付いていけませんでした。
あれは魔獣なのか?と困惑していました。
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ディーとエドガーも迎撃に出てきてカササギの動き方から、あれはエルの幻晶騎士ではないか?との疑問を持ちました。
ノーラの率いる藍鷹騎士団も出撃したのですが彼女にはカササギがエルの操る幻晶騎士だと分かったようです。
イズモに近づくころにはカササギの左右に幻晶騎士が並びエルを迎え入れる体制を取っていました。
カササギに乗って現れたエルに銀鳳騎士団の面々は驚き、再会を喜んでいました。
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エルは、エドガー、ディー、ヘルヴィ、ダーヴィド、マーガ、ザカライアを集めて今後の方針を話し合います。
ザカライアは銀鳳騎士団が巨人族の戦争に介入する事を望みました。
しかしエルは銀鳳騎士団が巨人族の争いに介入する事を認めませんでした。
エルとアディ―はマーガの居るカエルレウス氏族になっているので介入するが、個人的な問題だと言ってます。
銀鳳騎士団には自由にして良いと告げました。
これにはザカライアが面食らってしまいます。
彼の考える騎士団とは統率の取れている集団ってものだったので大いに落胆する事になりました。
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自由にして良いと言われたのでディーは自分の率いる二番中隊はエルに同行する事を決めてしまいます。
彼は巨人族と戦いたいと考えたようです。
彼の配下の騎士たちも彼と同様に勇猛な人材しかいないので喝采が上がっていました。
後方に拠点が必要だなとの話になりエドガー率いる第一中隊が拠点の建設を行う事になりました。
アディーが拠点を築くのに適した場所を知っていると言って道案内としてエドガーに同行する事になりました。
ヘルヴィ―は最後まで迷いますが戦力は多い方が良いとの考えでエルに同行する事になりました。
銀鳳騎士団はエルの指示が無くても適切に動ける集団に成長していますね。
エルは嬉しくなっていました。
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ザカライアは小王に連絡を取る事にします。
エルに見つかってしまいましたが彼はザカライアの行動を制約しませんでした。
これにはザカライアも驚いていましたね。
抜け目ないエルはノーラたち藍鷹騎士団に小王の狙いを探って貰う事にしました。
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親方はエルの作り上げたカササギに興味深々のようでした。
カササギの内部構造に木材が使われている事に驚いています。
またもエルは常識を覆してしまったようです。
ここでダーヴィドからイカルガの予備パーツを持ってきた事を知らされます。
イカルガを直せると喜びますが問題が発生してしまいました。
エルはカササギも気に入っていました。
しかしカササギもイカルガ同様に大量のマナを必要とする機体でした。
どちらも動かすのにべヘモス・ハートとクイーズコロネットが必要です。
どちらか一機を選ぶ必要に迫られる事になってしまいます。
エルは血を吐く思いでカササギを使う事を選択しました。
余ったイカルガのパーツは普及品の炉を使い建造してアディが使う事になります。
エルに返すまでイカルガは自分が守る、これは妻の務めよねうひひひひひひ、と怪しい笑みを浮かべていました。
突然エルの妻と自称して怪しい笑みを浮かべ始めたアディをダーヴィドとディーが心配しています。
二人はエルへのアタックが空振り続きのアディが遂におかしくなったと心配していました。
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エルが飛空船を従えて戻ってきたのでフラーウム氏族が「賢人の問」を開いてくれる事になりました。
集まってきた巨人族の各氏族は賢人の問を開いた真の仕掛け人が滅んだと思われていたカエルレウス氏族のマーガだったので混乱する事になりました。
さらに彼女が小鬼族のエルを連れていたので批判的な人が出てきました。
小鬼族などの意見は聞けないと言っています。
ここでディーが挑発行動に出ました。
批判した巨人族に向かって真実が見えていないと言い放ちます。
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ディーは自分が戦い巨人族に力を示そうと考えたようですが彼の部下が出てきて自分が戦うと主張しました。
ディーが認めたので巨人族と戦う事になりました。
武装を捨て幻晶騎士を使い殴り合いを挑む事になりました。
片腕を失いますが回し蹴りが決まり巨人族を失神させる事に成功しました。
流石ですね、幻晶騎士を使った格闘技まで体得しているとは、第二中隊は凄いね。
銀鳳騎士団は色々と自由ですね。
力を示した事で認められる事となり、諸氏族連合を作る事になりました。
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エドガー率いる第一中隊はアディの案内でカエルレウス氏族と共に逗留した村に到着しました。
エルの戻る前に大変な事が起こったと村長を始め村人は騒然としていました。
そこにアディの姿を認めて村人は安心する事になりました。
アディはここに拠点を作っていいかとの交渉を始めます。
村長はアディの事を勇者として信用しているので拠点作りを認めてくれます。
エドガーの指示で村の災害復興を始める事になり、瞬く間に村には立派な家が建てられる事になります。
第一中隊は村の復興が終わると自分たちの宿舎の建設を始めます。
フカフカのベッドが欲しいとの欲求から毛皮がフカフカしている魔獣を狩り始めていました。
第一中隊の勇猛ぶりに村人は小鬼族でも強くなれるのかも知れないと思い始めていました。
これまで巨人族の庇護下に置かれていた彼等は変化の風を感じ始めていました。
村には良質な鍛冶施設があったので、ここでイカルガの建造が始まりました。
村は急速に発展していきメトロポリタンに匹敵する場所に変貌して行く事になりました。
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諸氏族連合とルーベル氏族はドクトリナ・デ・シーバと呼ばれる平原地帯で対峙する事になりました。
平原地帯で両勢力が殴り合う問を行う事になりました。
問の間に穢れの獣が現れる懸念がありましたが、小王がエルと交わした約束通りに穢れの獣の発生を抑えているようです。
ザカライアは小王が上手くやってくれていると彼を信頼していましたがエルは信用していませんでした。
穢れの獣の襲来を警戒しつつ問の趨勢を見守る事にしました。
数的には諸氏族連合の方が上回っていたのですが使っている武器に性能差がありました。
ルーベル氏族は小王たち小鬼族に作らせた鉄を使った武器を所持していました。
対する諸氏族連合は棍棒などを使っていました。
徐々に諸氏族連合が押され始めてしまいます。
ここでディー達が参戦する事になりました。
第二中隊の戦闘力は圧倒的でした劣勢を覆しつつありました。
.
ディーの元にルーベル氏族の偽王がやって来ましたよ。
偽王はディーに一騎打ちを挑もうとしてきましたが、そこにカエルレウス氏族の勇者が割り込みました。
彼はカエルレウス氏族の仲間の敵討ちを挑みます。
ディーたち第二中隊が場を整え勇者と偽王の一騎打ちが始まりました。
.
偽王は勇者の事を眼が少ない相手と侮っていたようです。
勇者はエル達が与えたシルエットアームズを使い魔法攻撃を使って善戦しました。
しかし眼の数の差は大きかったね、負けてしまいます。
偽王が勇者に止めを刺そうとしているところに乱入者が登場しました。
小王が穢れの獣を引き連れて登場しました。
小王は魔王と呼ぶ超巨大な魔獣に乗り込んでいました。
当初ルーベル氏族は味方が参戦したと喝采をあげますが、蹂躙される事になってしまいます。
小王は巨人たちの問に便乗して巨人族を根絶やしにしようと画策していました。
裏切りです。
.
小王は穢れの獣を使いルーベル氏族の頭上に腐食攻撃の雨を降らせました。
ルーベル氏族は撤退戦を始める事になりました。
諸氏族連合も小王がルーベル氏族を攻撃している隙に逃げ出す事になります。
戦況が大きく変化する事になってしまいます。
.
小王はメトロポリタンの地下に埋まっていた魔王に乗り込みます。
魔王が滅びの詩を奏でると地中から穢れの獣が出てきました。
これはただの魔獣ではありませんでした。
お腹の部分が開いて中に小鬼族の騎士が乗り込む事が出来ました。
これを幻操獣騎(ミスティックビースト)と呼びます。
魔獣を人間が騎乗できるように改造した兵器ですね。
小王の率いる小鬼族の部隊は幻操獣騎を使い穢れの獣を操っていました。
更に滅びの詩の出力を強める事により魔王が動き出す事になりました。
魔王はメトロポリタンを破壊して飛び立つ事になりました。
メトロポリタンに残された小鬼族は途方に暮れているようでした。
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魔王の発進を藍鷹騎士団が監視していました。
ノーラは直ぐにエルに連絡を取る事にします。
後方に拠点を作っている第一中隊の元に向かいます。
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ルーベル氏族を片づけた小王は矛先を銀鳳騎士団に向けてきました。
小王は当初、魔王を連れて西方へ一緒に帰還したいと申し込んできましたが、エルがこれを拒否しました。
穢れの獣を国許に連れて行く事は出来ないと考えての事でした。
銀鳳騎士団と小王の率いる穢れの獣たちの戦闘が始まりました。
.
銀鳳騎士団の幻晶騎士たちは穢れの獣に対しても優勢だったのですが数が多いので穢れの獣の放つ酸の雲に手を焼いていました。
穢れの獣は倒しても爆発して酸の雲を発生させていました。
退路が無くなりつつある銀鳳騎士団を助けたのは地上に残った諸氏族連合の巨人たちでした。
彼らは地上からの魔法攻撃や投槍で穢れの獣を牽制してくれました。
巨人たちは百眼の前で小鬼族に遅れは取れないと考え勇猛に戦ってくれました。
魔王の後方から第一中隊と藍鷹騎士団が出現して挟撃するチャンスが到来しました。
アディもイカルガを駆り参戦する事になります。
.
普及品の炉を使って完成させたイカルガにはダーヴィドが出力不足を補う為の工夫を施していました。
幻晶騎士をヘイロー降下させるのに使う羽が搭載されていましたよ。
これを使い浮遊機能を持たせていました。
アディのイカルガは圧倒的な機動力で穢れの獣を粉砕して行きました。
劣勢に立たされた小王は滅びの詩を発生させて幻晶騎士の行動を阻害する事にしました。
滅びの詩には穢れの獣を強化して幻晶騎士を始めとする魔導兵器に機能障害をもたらす効果がありました。
ナイトランナーも滅びの詩の影響を受けて演算が阻害される事になりました。
形勢が逆転されてしまいます。
.
アディのイカルガも動きが鈍り酸の雲を浴びる事になってしまいました。
これにより装鋼が極端に薄い浮遊用の羽が破壊されてしまいました。
イカルガは飛行能力を失い落下し始めてしまいます。
落下中のイカルガを助けたのはエルの駆るカササギでした。
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ここでエルがトンデモナイ行動に出ましたよ。
彼はカササギとイカルガを魔法的に合体させる事にしました。
エルはカササギに搭載されているべヘモス・ハートとクイーズコロネットとイカルガに搭載されている普及品の炉を直結させる事にしました。
カササギとイカルガを一個の機体として規定するスクリプトを書き新たな機体を作り出してしまいます。
エルはこの機体をマガツイカルガと名付けました。
アディはエルとの共同作業に大喜びでした、どんな時でも彼女はブレませんねー。
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マガツイカルガはカササギの浮遊能力とイカルガの攻撃力を併せ持つ恐ろしい機体として誕生しました。
さらにエルは酸の雲への対抗手段も作り出しました。
雲が風により吹き散らされる特性を使い強風によって酸の雲を吹き散らすスクリプトを書き上げました。
これでマガツイカルガに対して酸の雲は効果を発揮できなくなりました。
もう滅茶苦茶ですね。
ここに来て小王はエルをここで倒しておくべき敵であると認識しました。
小王はエルの事を侮っていたようです、メトロポリタンに招いた時に殺しておけば良かったと後悔していました。
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エルはアディと連携してマガツイカルガを操り魔王の攻略を開始しました。
魔王が砲撃戦を展開してきたので接近するのに苦労する事になりました。
エルは手を焼かされた滅びの詩への対策を思い付きました。
魔術演算領域の空いている箇所に入り込んで演算を阻害する効果を持つので全力で演算領域を使う事で影響を抑える事が出来ると考えました。
アディは指示に従い全力で魔法を使う事で影響を緩和していました。
動けるようになったマガツイカルガは魔王の内部に侵入を果たしました。
.
魔王の内部には空間があり中に小王配下のミスティックナイトが搭載されていました。
しかしマガツイカルガの敵ではありませんでした。
内部で暴れ回っていると幻操獣騎に乗った小王が現れました。
エルが魔王の中枢で魔王のコントロール装置を発見しました。
その中には二人の人影が見えました。
小王が中に入っているのが彼の両親だと教えてくれます。
小王が自分たちに付いて語り始めます。
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小王の両親は森伐遠征軍に参加させられたアルヴでした。
小王は両親の寿命が付きかけている、寿命が尽きる前に故郷に連れ帰ると主張しました。
小王の両親は大森海に取り残された遠征軍の人々を導いたそうです。
小鬼族が高い技術力を持っていたのはアルヴの力が関与していたからでした。
しかしエルは余りにも異質な魔王をフレメヴィーラ王国に連れ帰る事は出来ないと考え魔王を破壊する事にしました。
小王は抵抗しようと考えましたが彼の両親は小王を戦いに巻き込む事を嫌い彼を魔王から排出してしまいました。
小王は何故だ!と絶叫しながら魔王から排出されて行きました。
エルの攻撃により魔王に設置されていたコントロール装置は破壊されました。
滅びの詩が止みます。
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空中戦を展開していた銀鳳騎士団の面々も滅びの詩が止まった事で動きを取り戻して攻撃を再開します。
エルとアディは内部から魔王を破壊して回ったようです。
魔王は内部から爆発してバラバラに分解され、地上に破片が落下する事になりました。
破片と言っても超巨大なモノでした。
魔王による制御が無くなった穢れの獣は銀鳳騎士団により掃討されました。
戦いは銀鳳騎士団の勝利で幕を閉じました。
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銀鳳騎士団と魔王との戦いを見ていた諸氏族連合の面々は問いの答えを得ました。
小鬼族を小さいからといって侮ってはならないと考えるようになりました。
一部には穢れの獣が銀鳳騎士団に代わっただけだと警戒する氏族もいましたよ。
これに関してはカエルレウス氏族の勇者がエル達は言葉が通じる相手、穢れの獣とは別物だと説得していました。
これで納得してくれたようです。
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穢れの獣を嗾けられ全滅したと思われていたルーベル氏族は生き残っていました。
数を大幅に減らしたようですが、それでも巨人族の中では大氏族のままです。
彼らの長である偽王もボロボロになりながらも生きていました。
偽王は今回の問いの決着に異を唱えましたが戦う力は残っていませんでした。
カエルレウス氏族の勇者に説得されて氏族の再建を図る事になりました。
集まっていた各氏族はそれぞれの故郷に戻り新しい時代が始まるようです。
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戦いは終わりましたがエルには懸念すべき問題が残されます。
小鬼族を誰が守るのかとの問題が残りました。
エル達はフレメヴィーラ王国に帰還する予定です。
エルは小鬼族の守護をマーガ達カエルレウス氏族に任せる事にしました。
エドガーたちが建設した拠点に小鬼族と一緒に住む事になりました。
住む場所を失った小王の配下だった小鬼族たちも拠点に合流する事になります。
小鬼族は新たに小人族と名乗る事になります。
拠点で巨人族と小人族が一緒に暮らす事になりました。
ボキューズ大森海に新たな時代の幕が開けたようです。
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エルはフレメヴィーラ王国に戻り、国王に大森海の実情を報告する事にします。
国王の判断次第となりますがフレメヴィーラ王国は大森海に領地を得る事になるかも知れません。
帰郷するエルにマーガは同行するつもりです。
これからの巨人族の行く末にエル達小人族が大いに関わってくるとの考えからでした。
エル達の故国をその眼に収める事にしたようです。
マーガと彼女の守護者であるナブは銀鳳騎士団第四中隊のメンバーなので同行が決定していました。
他に連れて行く数名を選ぶために各氏族は問を始めていました。
大乱闘だったようです。
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エルは魔王から小王の両親が入っている中枢部を持ち出していました。
これの運搬はノーラの藍鷹騎士団に任せる事になりました。
エルは扱いに関して陛下とアルヴに相談するつもりのようです。
問いに勝利した巨人族の代表者を乗せてエル達はフレメヴィーラ王国に向けて出発しました。
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魔王との最終決戦前に魔王から排出された小王は生き残っていました。
魔王を失い帰るべきメトロポリタンも無くなった彼は魔獣の餌になろうと考えました。
魔獣が近付いて来ます・・・小王は自分がアルヴの民であることを思い出し故郷を目指す事にしました。
彼には乗っていた幻操獣騎があります、これを操り西方にあるアルヴの里を目指す事にしましたよ。
エル達は小王の消息を掴めないでいました。
小王はアルヴの元に辿り着く事が出来るのでしょうか?
フレメヴィーラ王国でエル達と再会した場合にどうなるのか楽しみです。
エルがマガツイカルガをどうするのかも楽しみです。
カササギの部分を作り直す事になるのでしょうか?
カササギに興味津々だったダーヴィドが大活躍しそうな予感がしますね。
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成分美少女開発戦闘恋愛ラッキースケベ
評価AAAAAAABC
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