ラノベの感想) 新約 とある魔術の禁書目録 第19巻 (電撃文庫)

アレイスター・クロウリーは長い銀髪を持つ美少女に変身してしまいました。
上条当麻は彼女と行動を共にする事になってしまいます。
当麻の幻想殺しで触れても姿に変化が起こらないので魔術では無いようです。
何をしでかすか分からないアレイスターの事が心配だったようです。
監視の意味もありますが、その場の流れで同行する事になってしまった感が強かったです。
アレイスターは取り敢えず敵であるコロンゾンを地球から追放する事にしました。
その方法がとてもダイナミックなモノでした。
当麻は故障していて動かないと考えていたようですが窓の無いビルを宇宙に向けて発射してしまいました。
燃料に複数体のアレイスターを使ったようです。
魔術の世界では何でもありですね。

大気圏を離脱しようとしているビルの中でコロンゾンは地球への帰還を急ぎます。
しかし彼を邪魔する存在が登場しました。
ビル内に残っていたミナ・メイザースがコロンゾンの脱出を阻もうとしていました。
ミナの本体はビル内に設置されている並列処理用のコンピュータらしいので彼女は自分の死を覚悟していました。
そんなミナを救い出す為にエイワスが登場します。
エイワスはやりたい放題でした。
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エイワスはミナに憑依して急いで魔導書を書き上げました。
これでミナの本体が大型コンピュータから魔導書に移し替えられました。
ミナをビルから脱出させて学園都市に戻す事に成功してしまいます。
窓の無いビルに残ったエイワスとコロンゾンは不毛な戦いを続ける事になりました。
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浜面仕上は目を覚まします。
その日彼はアルバイトでATMの設置などを行っていました。
烏丸府蘭の引き起こした大熱波の後始末を行っていましたよ。
浜面は自分が不可思議な全身スーツを着せられている事に気が付きます。
フルフェイスのヘルメットも装着されているので顔も見えない状態でした。
彼はスーツを脱ごうとしますがどこにもファスナーなどの脱ぐための仕掛けはありませんでした。
浜面はスーツにコンピュータが仕込まれていて、そこにアネリが常駐している事に気が付きます。
彼女はドラゴンライダーに乗った時に助けてくれたAIのようなものです。
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困惑する浜面は警備員(アンチスキル)に包囲されてしまいます。
空に浮かぶ飛行船の大画面には総合証券取引所を襲撃する事件が発生したとのニュースが流れていました。
映し出された犯人像が浜面の着ているスーツとそっくりでした。
浜面は知らない間に犯人に仕立て上げられていました。
分からない事だらけの彼はここで逃げる事を選択してしまいました。
大人しく捕まって冤罪である事を主張するのが正しい解決方法だったと思いますが浜面は後ろ暗い暮らしに成れているので仕方なかったかもな。
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アレイスターが準備をしたいと言うので当麻は彼に付いていく事にします。
二人の向かった先は回転ベッドのある壁紙がピンク出浴室が硝子で囲まれていて外から覗ける施設でした。
アレイスターは女の身体の反応を試してみたくて仕方がない様子でした。
当麻に向かって滅茶苦茶にして欲しいとお願いしていたからね、この施設は当麻にとって危険だよ。
彼は当麻に気絶するまで絶頂させて貰おうと考えていたようです。
まあ男の身体では味わえない体験をしてみたいと思うのは普通の探求心かも知れないけどね。
アレイスターがこの場所に来たのには真面目な目的もありました。
コロンゾン対策の為にコロンゾンの影響力を判別するリトマス試験紙のような魔術アイテムを作ろうとしていました。
その方法にお手軽な性魔術を使おうと考えたからでした。
とても合理的です、理にかなっていると言えるね。
女のアレイスターと男の当麻が居るので確かにお手軽で確実な方法だったとは思うよ。
しかし見た目が銀髪美少女といっても中身がスケベオヤジだと知っている当麻は拒否しました。
まだまだ彼には夢とか希望とかがあるようです。
当麻が拒否したので性魔術の行使を断念したアレイスターは当麻に必要な物品の入手を命じました。
当麻は美少女になって浮かれているアレイスターに引っ張り回されている感じでした。
他にも長い事壁の無いビルの中に居たので自分が作った学園都市を体験してみたいとの欲求もあったように思えます。
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逃走を始めてしまった浜面はアネリのアシストを得て追ってきたアンチスキルの車両を投げ飛ばしています。
一トンを超える車両を軽々と投げ飛ばしてしまったスーツの高性能ぶりに驚く事になっています。
ここで心優しい浜面はこのスーツを使って攻撃するとアンチスキルを殺してしまうと心配になっています。
罪が増えていく事を危惧した彼には逃げるしか選択肢がありませんでした。
そんな彼の事を一方通行(アクセラレータ)が観察していました。
アクセラレータには浜面が纏っているスーツの価値が分かっているようです。
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困った浜面はアイテムの面々に助けを求めようとします。
しかし自身の携帯電話を取り出せなかったので公衆電話を頼る事にします。
当然硬貨を持っていないので自動販売機から借りる事にしています。
スキルアウトをやっていたのでこの手の軽犯罪行為に慣れています。
スキルアウト時代の手腕が衰えていないと自覚した浜面は少しへこんでいます。
連絡を取ろうとして滝壺の番号を思い出すのに苦労しています。
突然、彼女の番号の語呂合わせが浮かんで連絡を取る事ができました。
浜面は気に留めてないけど、アネリがヒントをくれた可能性があるよね?
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電話を受けた滝壺は公衆電話からの通話に相手は誰だ?と不信感を持ちました。
浜面のダメ人間ぽい口調を聞いて滝壺は浜面だと認識してくれました。
彼女からの認識のされ方が切な過ぎて浜面が悲しい気持ちになっていました。
時間の無い浜面は身振り手振りを交えて(電話だから全くの無駄な行動)これまでの経緯を説明します。
滝壺は帰ってくれば?と尋ねますがアイテムの面々を危険に晒したくないと考えている彼にはその選択肢を取る事はできませんでした。
アイテムの面々は浜面よりも強者なのですが彼女達を守ろうと考える浜面のヒーロー思考が伺えます。
滝壺に待ち合わせ場所を伝えたところで通話可能時間が尽きました。
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通話を終えた浜面はアクセラレータに襲われる事になりました。
スーツには危険を察知すると装着者に知らせる機能が付いていました。
スーツの切れ目が発光して、色の変化で危険を知らせてくれます。
青、黄、赤と変化し青は安全、赤は危険です、黄は注意だろうね、信号機のような分かり易さですね。
浜面はアクセラレータの攻撃を受けて吹き飛ばされますが無事でした。
アクセラレータの攻撃を受けてもダメージを受けない事実に驚愕する事になっています。
アクセラレータが独り言をつぶやいていました。
彼の追っているのは、A・O・フランキスカという名前の人物のようです。
浜面の着ているスーツの事をプロセッサスーツと呼んでいました。
浜面に向かってお前が親かと呟いていました?
親?なんの事でしょうね?
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アクセラレータから逃げ果せた浜面は廃車のトランクに座って休憩しています。
そこに赤ちゃんの泣き声が聞こえてきましたよ?
浜面は自分が座っているトランクの中から聞こえる泣き声にまさかな?と思いつつ確認してみる事にします。
中には産着に包まれた赤ちゃんが放置されていました。
季節は12月です、とても寒いです、このまま赤ちゃんを放置すれば凍死してしまう状況です。
心優しいヒーローである浜面は赤ちゃんを然るべき施設に預ける方針を固めました。
赤ちゃんの腕にはリリスと読めるタグが付けられていました。
浜面はリリスを抱えて滝壺との合流地点に向かう事にしました。
リリスを連れていたので指名手配されているプロセッサスーツ姿の浜面は警戒される事無く滝壺と合流を果たす事に成功します。
これに一役買ったのが地球に戻ってきたミナ・メイザースでした。
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滝壺との合流を図っている浜面の事をアクセラレータは捕捉していました。
アクセラレータが浜面に攻撃を仕掛けようとしているところにミナが邪魔に入りました。
アクセラレータはミナの事を無視して浜面に向けて攻撃を仕掛けましたが、ミナにより全ての攻撃を防がれてしまいました。
ミナは体を手に入れたので、それを試してみたくて仕方ない様子でした。
ミナはアクセラレータに殴り掛かりました!!
ミナはアクセラレータの能力を熟知していたので弱点も知っていました。
彼の認識スピードを越える攻撃を放てば攻撃が当たると知っていました。
アクセラレータは殴り飛ばされてしまいましたが防御は間に合いダメージは受けなかったようです。
攻撃を全て無効化するミナに対して能力発動に時間制限のあるアクセラレータは付き合いきれないと判断して負けを認めました。
ミナのお遊びに付き合う事になってしまいます。
アクセラレータには余裕があるね、プロセッサスーツを追っているのに平然と寄り道していました。
向かった先はゲームセンターでミナはパンチングマシンをぶん殴って楽しんでいました。
アクセラレータは浜面がアンチスキルに捕まったとの情報を得て行動を開始します。
ここでミナとは別れたようですね。
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一人になったミナは空腹に震える事になっていました。
これまでは大型コンピュータが本体だったので彼女はコンビニのコンセントをシャブッてエネルギーの補給を行おうとしていました!!
しかし不味いとの感想を得ます、エネルギーの補給も出来なかった事を悟りました。
彼女は生命体はタンパク質などを補充する事でエネルギーを得ているとの結論に達してコンビニの廃棄弁当を狙う事にしました。
コンビニの外に置いてある廃棄弁当を入れるケースの鍵を破壊して中を漁ります。
しかし大熱波が終結したばかりの学園都市には余る食糧は存在しませんでした。
ミナを見かねた心優しいコンビニ店長が彼女を事務所に案内して積んであった事故案件を分けてくれる事になりました。
事故案件とは輸送中に包装が破損した商品の事です。
見た目が悪いとの事でコンビニチェーンの本部から陳列しないようにと指導されているそうですよ。
ミナは美人は得だと得意気でしたが事情があるようです。
コンビニ店長は木原加群の知り合いだったそうです。
加群の影響によりミナを助けたようですよ。
ミナは加群の行いには意味があったと告げてコンビニ店長の元を去りました。
勿論、クリスマス仕様のコンビニ弁当は平らげましたよ。
デザートにショートケーキも食べていました。
ミナは逞しいですね。
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滝壺と合流できた浜面は彼女に信じて貰えなくて困る事になりました。
声しか聞こえない電話では信じて貰えたのに姿を見せると信じて貰えない理不尽と戦う事になります。
浜面にも喜ばしい出来事がありましたよ。
普段はピンクのジャージ一択の滝壺が浜面の為にミニスカサンタ衣装でやって来てくれていました。
浜面に見せようとして頑張った滝壺はやって来たのが全身スーツの変態だったのでガッカリして項垂れています。
滝壺は浜面と自分にしか分からない事を言って自身を浜面だと証明して見せろと要求しました。
浜面は滝壺が隠せていると思っている彼女の恥ずかしい行動を指摘しました。
滝壺は毎晩シャワーの後に腹筋運動をしているそうです。
腹筋運動で汗をかくのでシャワーの回数が二回になっていると指摘しました。
さらに滝壺が寝る時にブラジャーをしていない事を指摘します。
浜面は、おっぱいの大きい滝壺はこのままでは将来的におっぱいが垂れてしまうと心配していました。
滝壺はおっぱいの裏側にあせもが出来る事を心配して鏡の前でおっぱいを持ち上げているそうですよ。
毎週金曜日に白いパンツを穿いている事も指摘しました。
滝壺は浜面本人も知らない事を何故知っていると驚いています。
滝壺はガードが緩い女の子のようですよ。
二人は同棲しているので、その辺の事はバッチリ浜面に知られていました。
そこに浜面が戦闘民族と言って畏怖している麦野沈利と絹旗最愛がやって来てしまいます。
アネリの敵性評価が辛辣でした。
麦野、絹旗はケダモノ、滝壺はテンネンと評価していました。
更にリリスが拙い口調で麦野、絹旗、滝壺を、ばーば、ぺたんこ、おっとり、と表する事になります。
浜面は顔面蒼白になり逃げだす事になってしまいます。
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滝壺たちと合流する事に失敗した浜面はネット通販を使ってリリスに必要だと思われるベビー用品を購入する事にしました。
ここで浜面はバカなりに工夫する事になります。
姿を見せずに商品を受け取る為に自転車型のドローンによる宅配サービスを頼る事にしました。
問題となったのは、注文に使ったコンピュータでした。
浜面は今日行ったATMの設置作業を思い出してATMに搭載されているコンピュータを使う事にしました。
この辺はアネリに誘導されたのかも知れないね。
作業中にシステムエンジニアがやっていた作業手順を思い出してATMのコンピュータに市販OSのデスクトップを呼び出しました。
そこからネット通販を使って注文する事にしましたよ。
ATMには監視カメラが設置されているので浜面の姿はアンチスキルに捕捉されてしまいます。
まあ当然ですよね、浜面はいつも考えが一歩足りないよな。
アンチスキルに包囲されてしまった彼は捕まる事を選択しました。
彼一人ならば逃げ切る事は容易いようですが、アンチスキルの使う非殺傷兵器がリリスに悪影響を与える事を危惧して捕まる事を選択しました。
浜面はリリスがアンチスキルに無事に保護されたのを見て安心していました。
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アレイスターと当麻はコロンゾンに対抗する為に信頼できる仲間を集めようとしていました。
接触を試みたのは土御門元春と御坂美琴でした。
しかし両名とも連絡が取れない状況でした。
土御門の方がプロとしての地力があると判断したアレイスターは彼と接触する事に搾りました。
土御門に注目して貰う為にSNSで話題になりそうな行動を取る事になります。
アレイスターは当麻を連れてサウナに向かいます。
銀髪美少女になっている彼は当然のような顔をして男湯に入って来ました。
当麻は困惑してしまいますが女湯に入って良いのか?と問うアレイスターに困ってしまいます。
見た目だけは美少女ですが中身がスケベオヤジなので女湯に入らせる事は躊躇われました。
当麻は銀髪美少女と一緒にサウナに入る事になってしまいます。
普通ならば狂喜乱舞する嬉しい出来事ですが中身がスケベオヤジと分かっているので喜べませんでした。
二人が次に向かったのはカプセルホテルでした。
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本来は一人一カプセルだと思うのですがアレイスターは当麻と同じカプセルに入って来ました。
二人で抱き合って入る事になっています。
アレイスターから漂う石鹸の香と柔らかい女の子の感触に当麻は葛藤する事になります。
嬉しいけど中身がスケベオヤジなので嬉しさを認めたくないと思っています。
周囲のカプセルからは煩い静かにイチャツケとの警告を受けてしまいます。
当麻は振り回されているだけでしたが、アレイスターの作戦は着実に進行していました。
アレイスターは事件の中心に浜面仕上が居る事を探り当てていました。
二人は浜面の行方を追う事になります。
流石、統括理事長ですね、銀髪美少女になっても明晰な頭脳は健在でした。
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アンチスキルに捕まった浜面はプロセッサスーツを脱がして欲しいと要求していました。
浜面の悪びれない慣れた態度にアンチスキルのお兄さんは困っていましたよ。
かつ丼を出してくれますがバイザーに覆われた浜面は食べる事が出来ませんでした。
アネリに尋ねると彼女はかつ丼をジューサーに入れてスムージーにしてからストローで飲める機能を紹介してくれます。
全く嬉しくない機能ですね。
浜面はトイレはどうするのか問いかけます。
アネリは機能がある事を示唆しますが浜面は取調室で用を足す事を拒み機能説明を中止させています。
録画機能が動いていると思われる取調室で用足しをしても面白かったかもね?
後で笑い話のネタになったかも。
浜面が取り調べに応じているところに襲撃者がやって来ました。
浜面はアクセラレータだと思ったようですが、やって来たのはもう一体のプロセッサスーツでした。
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A・O・フランキスカがアンチスキルの詰め所を襲ってきた理由は不明ですが、浜面は保護されているリリスを迎えに行きます。
途中で負傷して倒れている黄泉川を救護していました。
彼女はアンチスキルではフランキスカの足止めが出来ないのでリリスを浜面に託す事にします。
時間稼ぎの為に犯罪捜査用の偽札を使う事を指示しました。
浜面がリリスの無事を確認して連れ出そうとしているところにフランキスカが追いついてきました。
偽札には見向きもしなかったようです、彼の目的が益々分からなくなりました。
そこにアクセラレータが到着してフランキスカと戦闘を開始しました。
浜面はこの機を利用して逃げる事になります。
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浜面はリリスを匿っておける場所を探す事になります。
彼は閉園時間を過ぎ無人になっている植物園を拠点とすると事にします。
浜面はアネリの助けを借りてリリスを寝かせるベビーベッドなどを工作していました。
再度滝壺に連絡して赤ちゃん用品を買ってくるようにお願いして受け渡し場所を伝えました。
リリスを置いて滝壺に頼んでおいた商品を受け取りに向かいます。
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電話ボックスに指定した商品を置いておくことを頼んだのですが滝壺は浜面を待っていましたよ。
浜面はまたも信じて貰えずややこしい事になると危惧しましたが滝壺はプロセッサスーツ姿の怪人を浜面だと信じてくれました。
滝壺をお姫様抱っこして植物園に向かいます。
浜面はビルの屋上を飛び移る事で移動していました。
彼女がミニスカサンタ仕様だったのでお尻の上からスカートが捲れないようにガードしていました。
滝壺のパンツが下から覗かれない様にとの浜面なりの配慮ですね・・・浜面役得でした。
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リリスと対面した滝壺はリリスをあやし始めます。
リリスを寝かしつけて滝壺もウトウトし始めていました。
浜面はこれまでの出来事を考察していました。
リリスの様子がおかしなことに気が付きます。
彼女は高熱を出していました。
彼女を病院に連れて行く必要が出てきました。
滝壺は自分が連れて行くと言い出しますが浜面が止めていました。
浜面は滝壺には麦野、絹旗と合流して診察中のリリスの護衛をして欲しいと考えていました。
ここで襲撃者がやって来てしまい浜面は自分で連れて行くとの選択肢を取れなくなりました。
時間が無い中で浜面は最大限の工夫を凝らしました。
浜面はアネリに頼んでリリスを抱えているように見えるモーションを作らせます。
そしてリリスを通販業者が使っている自転車型ドローンに乗せてカエル顔の医師が居る病院に送り出しました。
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フランキスカは浜面がリリスを抱えていると誤認識してリリスを攻撃してきました。
リリスを仕留めたと思った事で隙が出来たようです、浜面の攻撃を貰う事になっていました。
フランキスカは自身の周りにクラゲのような生体凶器を纏わりつかせていました。
この生体凶器は130センチ32キログラムの美少女達に擬態して抱き着こうとしてきました。
常人ならウエルカムの状態なんだけど浜面の好みではありませんでした。
浜面の好みの女の子は小柄な巨乳ちゃんです。
浜面は生体凶器の美少女たちを蹴り飛ばして攻撃を防いでいました。
浜面の攻撃は容赦なかったよ、鳩尾とかの急所を思いっきり蹴り飛ばしていました。
生体凶器は大量に発生していたので浜面は将棋倒しを狙っていました。
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そこにアクセラレータが登場して浜面と戦う事になりました。
浜面は詳しい事情を知っていると思われるアクセラレータに質問していました。
浜面は事件の中心にはリリスが居ると予想していましたが違うようです。
アクセラレータには、そう思っているならここらで退場しとけ、と冷たく言われて殴り飛ばされてしまいます。
浜面を吹き飛ばした後アクセラレータはフランキスカとも戦い始めたようです。
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アクセラレータの攻撃を貰い気絶していた浜面が覚醒します。
彼のプロセッサスーツは故障個所が増えたようですがまだ稼働可能でした。
浜面はリリスを送り出した病院に向かう事にしました。
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アレイスターと当麻はネットカフェに入り情報の検索を行っていました。
狭い個室に二人で入っていました。
銀髪美少女のアレイスターちゃんは当麻の膝の上に座っています。
中身スケベオヤジですが女の子の柔らかさを感じてしまい当麻は困っていました。
ネット検索で興奮してしまったアレイスターが当麻の膝の上で暴れたので二人でひっくり返ってしまいパーティションを破壊する事になってしまったようです。
二人はネットカフェを追い出される事になりました。
追い出された二人はリリスの収容された病院に向かいました。
ここでアレイスターと当麻は別行動になったみたいです。
銀髪幼女のアレイスターは箒に乗って飛んで行ってしまいました、残された当麻は駆け足でした。
一緒に箒には乗れなかったのかな?
当麻には右手の幻想殺しがあるので魔術で飛んでいく場合は一緒に飛んでいくのは危険か・・・
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宇宙空間でのコロンゾンとエイワスの会話からミナとアネリはエイワスの送り出した存在だと判明します。
アレイスターを助ける為に送り出したようですよ。
ミナは原典でアネリは写本だと分かりました。
対するコロンゾンも自分の駒を残していましたよ。
A・O・フランキスカはコロンゾンの配下のようです。
彼が狙っていたのは学園都市の書庫(バンク)でした。
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病院に到着した浜面は様子がおかしい事に気が付きます。
警戒しつつ近づくと絹旗に遭遇しました。
絹旗に連れられて病院内に入って行きます。
そこには滝壺と麦野が待っていてリリスの置かれている状況を説明してくれました。
リリスは病院に収容されましたが治療が行えない状態だと説明されます。
原因は学園都市の書庫にアクセスできない状態になっている事でした。
浜面は今日の出来事を思い出しています、そして書庫がどこにあるのか特定しました。
学園都市の書庫は利用者に形状や設置場所を知られていません。
浜面はアネリにネット接続可能か問います。
アネリからは自己を示すIDの様なモノが二重になっているのでネット接続が出来ないとの返答を得ました。
これで確信できたようです・・・書庫は浜面が装着しているプロセッサスーツの中に収められていました。
そしてプロセッサスーツは二つあるので書庫が二つある事も判明しました。
解決方法を聞くと、一方が他方を支配下に置くか、片方を破壊する事で書庫にアクセス可能になるとの返答を得ました。
浜面はフランキスカを黙らせて支配下に置く事を決意しました。
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丁度良くフランキスカが病院を襲撃してきたので迎撃に出る事にします。
浜面はフランキスカの攻撃を受けて追い込まれてしまいます。
そんな彼を助けたのはリリスでした。
彼女はエイワスが長い年月を掛けて生き返らせたアレイスターの娘でしたよ。
エイワスが施した能力を駆使して魔術を行使したようです。
積み木細工で自分の乗っている乳母車を動かす乳母を作り出していました。
乳母の口を借りて喋っています。
リリスは浜面のベビーシッターぶりを誉めてくれましたよ。
リリスはやって来たアレイスターと感動の再会を果たす事を期待していたようです。
しかしそうは成りませんでした。
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アレイスター、当麻、アクセラレータ、ミナ、と今回の騒動の関係者が勢ぞろいする事になりました。
リリスは持っていた大きなガラガラを使ってアレイスター(銀髪美少女)の顔を思いっきり殴ります。
リリスはアレイスターが自分よりも可愛い銀髪美少女になっている事に関して文句を垂れていました。
失敗ばかり繰り返すアレイスターの間の悪さは筋金入りですね、娘にダメ出しを喰らっていました。
でもどうなるんだろうなこの二人、銀髪美少女がリリスを育てる事になるのかな?
アレイスターの事だから母親が出来て喜んでいるのかな?
まさか母乳は出ないよな?いや彼の事だから魔術で母乳が出るようにしてしまうのかも?
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浜面、アクセラレータ、アレイスターの攻撃を受けたフランキスカのプロセッサスーツは半壊してしまいます。
顔を覆っていたバイザーが壊れたので中の人が誰であるのか判明しました。
当麻は大方の予想をしていましたが、その通りの人物が出てきましたよ。
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A・O・フランキスカの正体は烏丸府蘭でした。
彼女はローラ・スチュアートの直属の部下なのでコロンゾンに洗脳されていたようです。
アレイスターが府蘭の頭部に宝石が嵌め込まれていて、それを介して洗脳されていると指摘します。
プロセッサスーツが壊れてしまっても府蘭の破壊力は落ちませんでした。
四つん這いになり獣のような叫び声をあげて攻撃態勢を取っています。
府蘭は美少女に擬態した生体凶器も大量に出してきます。
これに対しては浜面と当麻が連携して対処していました。
浜面が鉄パイプで殴り倒して当麻が幻想殺しで触れる事で無力化していました。
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コロンゾンは新たな刺客を送り込んできます。
送り込まれたのはインデックスでした。
インデックスの制御権を握っているのがローラだったのでローラに乗り移っているコロンゾンには彼女を制御する権限があったようです。
アクセラレータがインデックスと対峙する事になりますが、アクセラレータは気を使ったようですね。
インデックスを当麻の近くに落下するように吹き飛ばしたようです。
ここにミナが介入してきました。
ミナは当麻がインデックスを救う為に幻想殺しを使う前に介入してきました。
ミナはインデックスの眼前に自身の本体である魔導書を晒しました。
インデックスは魔導書を読み込み保管する機能を発動してミナの持っていた魔導書を読み込む事になりました。
ミナはインデックスに自分の魔導書を読み込ませることでコロンゾンの支配を解こうと考えたようです。
インデックスは十万三千一冊目の魔導書を読み込むことでコロンゾンの仕掛けた毒素を中和される事になりました。
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アレイスターが府蘭の放った生体凶器を一掃する大魔術を放ちました。
対象者が認識する事により効果が発揮される魔術でした。
アレイスターは府蘭の置かれている状況をモデルケースと言って彼女だけを残して生体凶器を無力化しました。
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宇宙空間でのコロンゾンとエイワスの戦いはコロンゾンの勝利で終わりました。
エイワスは首を折られて負ける事になりました。
エイワスは消滅する前に浦島太郎の気持ちを味わえと言い残して一時撤退していきます。
エイワスを倒したコロンゾンは狂喜乱舞していました。
彼女は地球への帰還を目指す事にします、ここで彼女は大胆な行動を取ります。
窓の無いビルの進路を地球に向けて、学園都市のある東京西部に落下させました。
大質量が地表に激突した事により学園都市は吹き飛んでしまいます。
地球表面に大量の粉塵が舞い上がり太陽光線を遮る事になります。
地球に冬の時代がやって来て人類文明が崩壊したとコロンゾンは確信していました。
これまで作り上げられた文明を一瞬で破壊できたカタルシスに打ち震えています。
しかしコロンゾンは、様子がおかしくないか?と気が付きます。
学園都市が消滅した割には死の匂いがしませんよ?
不審に思ったコロンゾンの元に上里の能力で異空間に飛ばされた魔神がやって来ました。
コロンゾンは魔神から、ここが上里の能力で作り出された時空のずれた世界だと知らされて顔面蒼白となっています。
変化の無い世界に突如出現したコロンゾンに魔神たちは大はしゃぎでした。
次々とコロンゾンに挑んできたようです。
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アレイスターがコロンゾンに洗脳されている府蘭に外科手術を施す事になります。
アレイスターは府蘭の中からコロンゾンの因子を全て除去する事に成功してしまいました。
当麻はアレイスターの高い能力に、こいつを人間と呼んでも良いのか?と疑問を感じていました。
当麻の目にはアレイスターは魔神に見えたようですよ。
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浜面はプロセッサスーツが脱げなくて困っていました。
彼を助けてくれたのは頼れる彼女の滝壺でした。
滝壺は浜面の股の下に潜りこんでプロセッサスーツに何らかの脱衣用スイッチが無いか探していました。
彼女は浜面の股の間に小さな穴を発見します。
CDが呑み込まれた時に強制排出する機能の穴に似ています。
滝壺はクリップを差し込んでみました、大正解です、プロセッサスーツはバラバラになりパンツ一枚の浜面が出てきました。
ミニスカサンタの滝壺に股の下に潜られている状況に浜面の下半身は元気になってしまったようです。
滝壺にクリップで攻撃される事になっていました、バカップルですねー。
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アレイスターは当麻の勧誘を始めます。
次はコロンゾンの本拠地のイギリスに向かうと宣言します。
当麻もそのメンバーに確定していると告げてきます。
当麻は行きたくないと伝えますよ。
アレイスターは自分の身体を使って当麻を篭絡しようと告げてきました。
銀髪美少女に言い寄られる事になったのですが当麻は全く嬉しく無さそうでした。
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府蘭とインデックスをコロンゾンの呪縛から解放した事で戦いは終わりました。
これで終わりならば良かったのですがアクセラレータと浜面がアレイスターに挑んできました。
ここに上条当麻、一方通行、浜面仕上の三者が揃う事になりました。
この三人の関係も微妙だよね、知り合いではあるけど、仲良しでは無いんだよね。
三者三様で異なる手法でヒーローをしているのが面白いです。
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アクセラレータはアレイスターがこれまで行ってきた悪逆非道な実験の責任を取らせようとしたようです。
アレイスターに学園都市の悲惨な暗部の現状を見せようとしていました。
当麻はアクセラレータからアレイスターを守ろうとしていました。
浜面はアレイスターに学園都市暗部からの保護を要求しました。
彼とアイテムを始めとする彼に近しい者たちを保護して欲しいと要求しました。
アレイスターは浜面が自分の指揮下に入るならば保護する事を約束しています。
浜面は自分にできる範囲でアレイスターを助けていく事になりました。
アクセラレータは浜面の覚悟の無さを嘆いていました。
浜面は自分が英雄にはなれないと自覚しているのでアクセラレータと当麻の間で中立を保つ事にしました。
意見が割れた場合に自分が最後の一票を投じると言っていました。
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浜面はアレイスターを痛めつける事はしませんでしたがアクセラレータはその気のようです。
当麻が背中に庇っていたのにアレイスターは堂々とアクセラレータの前に歩み出て宣言します。
この行動は計画に無い事だ、覚悟を持って挑んでこい的な事を言っています。
責任転嫁は出来ない、行動の責任を全て自分で背負うんだ、と言われたアクセラレータは覚悟を決めたようです。
冷たい声で言い放ちます。
アクセラレータは、アレイスターに恐怖を思い出させる、決着を付けるのはその後だ、と言い残して去って行きます。
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アレイスターが次はイギリスだ大暴れしてやろうではないかと宣言します。
このタイミングで上里の作り出した異世界がコロンゾンが戻って来ましたよ。
コロンゾンは頑張りました。
魔神たちを振り切り学園都市に復帰する事に成功します。
しつこくコロンゾンにしがみ付いていたネフテュスと娘々(にゃんにゃん)を引きずって来てしまいました。
ネフテュスと娘々は現実世界に復帰しちゃったようです。
彼女達は今後どんな関わりを持つことになるのでしょうか?
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ローラの身体を乗っ取ているコロンゾンは銀髪美少女に変化したアレイスターに気が付きます。
アレイスターはコロンゾンに対して勝利宣言しますがコロンゾンには余裕があるようです。
アレイスターはコロンゾンに見せつけるように嫌がらせ行為を始めます。
彼はコロンゾンに学園都市を明け渡すと宣言します。
そして学園都市の機能を凍結して、学園都市が持っていた知識も先端兵器も使えない状態にしてしまいます。
更に学園都市に住まう学生たちを疎開させる事を決定しました。
レベル5を含む能力者が学園都市から出て行く事が予想されています。
浜面が着ていたプロセッサスーツからチップを回収した事で可能となりました。
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アレイスターにはA・O・フランキスカ戦で気が付いた事がありました。
コロンゾンは支配下に置いた人間の意識を全て刈り取る事はできないようです。
アレイスターはローラを取り戻す事を宣言しました。
「必ず『娘は』返してもらう。だから孤独の城で首を洗って待っていろ、ゴミ虫」
アレイスターはコロンゾンの頭を思い切り踏みつけています。
これってローラのボディじゃないの?良いのかな?
.
当麻はアレイスターと共にイギリスに向かう事になるようです。
リリスを取り戻したアレイスターに向かって当麻は恐怖を思い出して欲しいと告げます。
リリスは魔術が解けて普通の赤ちゃんに戻ったようですよ。
当麻はアレイスターはこれから学力以外にもリリスに教えて行かなきゃいけないだろと告げています。
アレイスターがどのような対処を行うのか楽しみですね。
今のアレイスターは銀髪美少女でリリスという女の子の父親です。
色々と滅茶苦茶な状況となっています。
アレイスターはキチンと父親ができるのでしょうか?銀髪美少女なので母親か・・・
恐怖を感じていないようなので危い感じがしますよね。
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成分美少女敵戦力科学魔術幻想殺しラッキースケベ
評価AAAAAABAAACAAA
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コメント

  1. 射出された窓の無いビルが大気圏に突入するとかって書いてあったけれど、あれってどこにあって、どこに向かって飛んだんでしょうか?
    外気圏の誤植にしては、全部が大気圏になっているし、凄く気になります。

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