ラノベの感想) とりあえず伝説の勇者の伝説 第10巻 気力のダウンロード (富士見ファンタジア文庫)

レーベル:富士見ファンタジア文庫
発行日:2007/3/25
著者:鏡貴也
イラスト:とよた瑣織
ISBN:978-4-8291-1913-6
雰囲気:フェリス祭り、女の友情、忠臣

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のーぶる・まなー
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ライナとフェリスがシオンの命令で貴族が利用している高級レストランで内偵を行う事になります。
そこを利用している有力貴族が麻薬の密売をしているので、その証拠を掴むのが目的です。
ライナとフェリスは正装していました。
フェリスがトンデモナイ美女に変身していました。
貴族社会のマナーに疎いライナにフェリスが親切にアドバイスをしています。
しかしこれは彼女の嘘でした。
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ライナはフェリスの嘘を信じてしまい恥をかかされれる事になりました。
入り口で特定の掛け声をかける事がマナーだと教えられてライナは一生懸命に叫んでいました。
受付係にそんな決まりはありません、と告げられてフェリスの嘘だと理解しました。
馬車の方を見るとフェリスがニヤニヤしていました。
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フェリスが馬車から降りてくると受付係はライナの事を羨んでいました。
食事が始まってもフェリスの悪戯は続いていました。
彼女は高級店にはそれなりのマナーがあるのだと言い始めます。
ライナの反撃が始まりました。
フェリスの教えた内容が嘘だと分かっていたので彼女に手本を見せて、とお願いしています。
フェリスは分厚い肉もスプーンで切るんだと言っていました。
フェリスは悔しそうにしていましたが、スプーンで肉を細切れにしてしまいました。
店から出たらスプーンでライナを細切れにしてやると警告してきます。
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続々と料理が出てきて二人はその美味しさに任務を忘れて料理を堪能する事になってしまいます。
隣の席では愛人を連れてた問題の貴族が帰ったら薬を決めて楽しもうと発言しているのですが二人は聞いていませんでした。
料理を楽しむあまり問題の貴族が帰ってしまった事にも気が付きませんでした。
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二人は口直しにフェリスお勧めのだんご屋に向かいます。
そこでお怒りに成っているシオンと遭遇する事になるようです。
シオンは任務失敗の二人に制裁を加えたんだよね。
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ぶらいと・ふぁみりー・ぷらん
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ライナが悪夢を見る事になります。
ライナはフェリスを妊娠させてしまった夢を見ています。
彼女がライナとの子供が出来たと報告してきました。
ライナにはまるで心当たりがないのですがフェリスの態度にそうなのかも?と思い始めます。
フェリスが「・・・怖い」と心細そうにしていました。
この彼女の態度で夢であると判断したようです。
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悪夢に魘されたライナはグッタリしていました。
ここから恐怖の展開が始まります。
ライナの部屋に人の気配がしました。
タンスの中でシルがライナの帰りを待っていました。
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シルは凄く憔悴していますね。
話を聞くと五日も前からタンスに隠れてライナの帰りを待っていたそうです。
シルから重大な相談を受ける事になりました。
シルはエステラを妊娠させてしまった、どうしよう?と相談してきました。
ライナはシルとエステラの仲がそこまで進んでいた事に驚きます。
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ライナはエステラは詐欺師なのでシルが騙されていると思ったようです。
彼から本当に妊娠させたのか聞き出す事になりました。
ライナは若干聞きにくそうにしていますがシルにどんな行為をしたのか聞いてみる事にします。
驚きですね!!
シルは妊娠に至る行為を誤解していました。
彼は姉から男と女が接触すると子供が出来ると教えられていました。
完全に説明不足ですよね。
シルは手を繋いだり腕を組んだりすると妊娠すると思っていたようです。
ライナはシルに性教育を行う事になりました。
オシベとメシベの話をする事になったようですがシルには理解できないようです。
なんで花の話になっているんですか?これは説明しにくいよな。
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シルに逃げられて不安に駆られたエステラはフェリスを呼び出していました。
彼女はフェリスの事をだんごで釣り上げています。
それにしても道端に落ちているだんごを躊躇なく食べてしまうフェリスが凄いですね。
再会した二人はどちらが美人なのか罵り合いを始めてしまいます。
フェリスはエステラに用はないの早々に帰ろうとしていました。
エステラはフェリスを呼び止める為にフェリスの事をフェリス様と呼ばされる事になっていました。
とても屈辱的な出来事ですね。
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エステラから妊娠したと相談されてフェリスが狼狽し始めます。
フェリスはどうすれば妊娠するのか実はよく知らないと言っていました。
とても可愛い反応ですねー。
エステラは知っている様だったので彼女からどうすれば妊娠するのか聞いてみる事になりました。
恐ろしいです・・・彼女も勘違いしていました。
彼女の持っていた知識は祖母に言われた一言でした。
詐欺したる者、付き合った男からひと月金を取れなければ妊娠する、と教えられたそうですよ。
エステラはシルと交際を始めて三か月が経過していました。
シルからお金を取れていないそうです。
確実に妊娠していますね。
しかもエステラは腹痛を訴えていました。
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ここでフェリスが優しさを見せます。
困っているエステラをおぶってシルを探しに行く事になります。
フェリスとエステラは性教育を行っているライナとシルの元にやって来ました。
フェリスとエステラはライナとシルがイカガワシイ関係だと誤解します。
シルとライナはフェリスによりぶっ飛ばされる事になってしまいました。
宿屋の外で倒れているライナの元にシオンが仕事の時間だと迎えにやって来ます。
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ライナが名案を思い付きました。
ライナはシオンに性教育をして貰う事にします。
シオンは凄く詳細な図解で妊娠について教えてくれました。
余りの恥ずかしさにフェリスは逃げ出していきました、可愛い。
エステラは反論しようとしましたが便秘を指摘されてしまい逃げていきました。
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シオンは任務中に女を作って遊んでいたのか?とシルを追及し始めます。
シルは、ごめんなさい、と叫んで逃げていきました。
ライナは必死に恥ずかしがっている顔を作ろうとしていました。
そして逃げ出そうとしましたが失敗します。
シオンに捕まり仕事に連れていかれる事になってしまいました。
シルとエステラのお陰でライナは睡眠不足に陥っています。
哀れすぎますねー。
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うぇい・おぶ・らいふ
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フェリスにお見合い話が持ち上がりました。
彼女とお見合いしたいと言ってきたのはルーベリオーロ伯爵です。
シオンは彼のご子息のお見合いだと思ったのですが50過ぎの彼自身がフェリスとお見合いしたいと言っています。
二十歳前で恐らく処女であるフェリスとお見合いねーとシオンは悩みます。
ルーベリオーロの後ろにルシルが現れて彼の首を落とそうとしていますね。
シオンが止めるとルシルは首を落とすのを待ってくれます。
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シオンに断られたと思ったルーベリオーロはシオンとフェリスが親密だとの噂の審議を聞いてきました。
シオンは初耳だったようです。
それを聞いたルシルがシオンの背後に登場して、本当なのか?と聞いてきました。
これは怖い。
ルシルはシスコンっぽいのでシオンの首を落とす気満々ですね・・・
シオンはデマだと主張していました。
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最終的にルシルはフェリスの見聞を広げる為にお見合いに許可を出しました。
シオンは執務室に居たライナとフェリスにフェリスにお見合い話が来た事を告げます。
ルシルもお見合いを許可していると告げるとフェリスが青い顔をしてライナの方を見ています。
ライナが何をしたいの?と問いかけると、お前には関係ないと言ってフェリスは飛び出していきました。
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シオンの方を向くと彼もライナの顔の少し上を見ていますね。
ライナはルシルが出てきていると察しました。
シオンに問いかけると誤魔化していますね。
ルシルはフェリスがライナに助けを求めた場合はライナの首を落とすつもりだったのかも知れないね。
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シオンはフェリスに対するライナの態度は頂けないと忠告していました。
フェリスを守ろうとしなかったライナの態度が彼女を傷付けたと指摘しています。
しかしライナはフェリスを追いかける事はしませんでした。
シオンは、つまんない、と呟いています。
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ライナは最近発見して王宮の庭の木の上で昼寝をする事にします。
昼寝に最適な場所なのですが何者かに見られていました。
視線の先には可愛い貴族の女の子が居ましたよ。
彼女の名前はアレイル、アースト子爵の娘だそうです。
アレイルは気持ちよさそうに昼寝しているライナを発見して彼に興味を持ったそうです。
ライナと一緒にお昼ご飯を食べたいと言ってきましたよ。
ライナは普通にモテるようですね。
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彼女の作ってきたお弁当の匂いに惹かれてライナは彼女の申し出を受ける事にします。
お弁当は思いの外美味しかったそうですよ。
最後にお茶まで出してくれました。
ここでライナはいつもフェリスが淹れてくれるお茶が如何に美味しかったのか再確認していました。
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彼女は近々お見合いをするそうですよ。
会った事も無い相手と結婚する事になるので不安を抱えているそうです。
ライナは自由に生きればいいのではないかとアドバイスを送っていました。
この二人の語らいを監視している人物がいましたよ。
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翌日ライナは木の上で昼寝していました。
彼を見つめる視線に気が付きます。
アレイルがやって来たのかと思ったのですが、そこに居たのはフェリスでした。
彼女は貴族の豪華なドレスを着ていました。
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フェリスが嫌がらせを始めます。
彼女は昨日ライナとアレイルが行った会話を全て記憶していました。
彼女はアレイル役になって会話を続けるつもりの様です。
ライナはフェイルに全て見られていたと恥ずかしくなっています。
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フェリスはお弁当を作ってきています。
中身は全てだんごでした。
そのだんごはウィニットだんご店の店主にたのんでフェリスが作ったモノだそうです。
とても美味しかったそうですよ。
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ライナがお見合いをどうするのか聞くとフェリスが予想外の答えを返してくれます。
彼女はシオンとルーベリオーロをぶっ飛ばしてお見合い話を壊したそうですよ。
ライナはフェリスの自由過ぎる生き方を羨ましく思っています。
ライナはフェリスはいいお嫁さんにはなれなさそうだが、いい茶店の女将にはなりそうだと評しました。
フェリスは嬉しそうにしていました。
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シオンにアレイルはお見合い相手と結婚したと聞かされます。
ライナは誰もが自由に生きられるわけではないよな、としんみりしています。
アレイルの結婚は成功だったようです。
新婚の彼女は旦那さんを連れてライナの昼寝スポットの近くにやって来るようになります。
そこで愛を語らい盛り上がっていました。
ライナは昼寝の場所を失う事になりました・・・結局ライナが被害を被る事になるのね。
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ごーすと・ぱにっく
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深夜、ライナが部屋で寝ているとフェリスが押し掛けてきました。
彼女はルシルから幽霊退治を命じられていました。
これからバミューダ伯爵の館に幽霊退治に行くそうです。
フェリスは幽霊を怖がっていました。
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幽霊は剣で斬れないので怖いそうです。
斬れないモノを斬る訓練をルシルにやらされるそうですよ。
それが凄く恐ろしい訓練のようです。
フェリスが幽霊を怖がっている事を思い出したライナは彼女の事を揶揄います。
後ろに幽霊が居ると告げるとフェリスがとんでもなく可愛い悲鳴をあげていました。
「みゅあっっっ!?」
ライナは笑いを堪えるのに必死でした。
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ライナの冗談だと気が付いたフェリスに制裁を受ける事になってしまいます。
フェリスが女の子らしい可愛さを見せています。
ライナはフェリスに連れられて問題のバミューダ伯爵の館に向かう事になりました。
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そこは完璧な廃墟でした。
中に入ると何者かの気配がしますね。
怖がるフェリスを後ろに庇いながらライナは館を調べ始めます。
すると幽霊に変装しているシオンに遭遇しました。
シオンが誤魔化そうとしてきたのでライナはフェリスに幽霊を発見した斬れと命じます。
これを聞いたシオンは慌てて姿を見せる事になります。
彼にルシルから頼まれたのか?と問うとシオンが消えてしまいました。
部屋の中には隠れる場所はありませんよ。
フェリスに聞いても目を離した隙に消えていたと言っています。
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館の探索を続けると次の幽霊が出てきました。
それはイリスでした。
彼女は幽霊嫌いのフェリスを脅かして幽霊嫌いを克服させる為に隠れていたと言っています。
フェリスもイリスに気が付きました。
イリスは幽霊に変装してフェリスを脅かしてきます。
フェリスは全く怖がりませんでした。
イリスも突如消えてしまいます。
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フェリスはパニックになり逃げだしてしまいました。
ライナは部屋の床に隠れる仕掛けがある事を発見しました。
そこにシオンが隠れていました。
シオンに話を聞くとイリスが幽霊ごっこをしようとしているので付いてきたと言っていました。
フェリスが帰ってしまったと告げるとイリスは残念そうにしています。
シオンはライナを連れて仕事に向かう事にします。
イリスもそこに居る友達に分かれを告げて帰るつもりの様でした。
イリスに誰が居るのか聞くと、彼女は黒い姿で笑っている存在が八人居るよ、と答えてくれました。
これを聞いたライナとシオンは蒼白となっています。
慌ててイリスを連れて逃げ出す事になりました。
どうやらバミューダ伯爵の館には本物の幽霊が居たようです。
フェリスはこの謎の存在の気配を感じ取って逃げ出したのかもしれないね。
彼女の幽霊嫌いは克服できませんでした。
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てりぶる・ふぃーばー
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フェリスが気持ち悪い女の子言葉を使いライナをデートに誘ってきました。
ライナが眠くてフェリスに付き合えないと告げると泣き出します。
これが破壊力抜群の涙でした。
あまりの可愛さにライナは背中が寒くなっています。
なんとかフェリスを宥めてデートを断ろうとしてますが出来ませんでした。
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彼女がライナを誘ってきたのには理由がありました。
彼女の通っているだんご屋にカップル限定だんごがあるそうです。
彼女はそれが食べたいようです。
ライナはフェリスの愛の力(剣で殴る行為)に負けてデートする事になってしまいます。
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店にはカップルばかりが来ていました。
待っている間もフェリスは異常な行動を繰り返していました。
将来はライナのお嫁さんになりたいとか言っています。
ライナは気持ち悪さに青くなっていました。
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フェリスが突然「にゃにゃにゃマン登場!」と不審な発言をする事になります。
ライナはフェリスの体調が悪い事を察して彼女の診察を行う事にします。
これをだんご屋の店主が見て勘違いしてしまいます。
彼はライナとフェリスが『キス割引』に挑戦すると思ったようです。
ライナの行為を興奮しながら実況してくれます。
ライナは全てを無視してフェリスの体調を調べています。
ライナはフェリスの胸に顔を埋めて呼吸を確かめていました。
店主はライナの変態行為にヒートアップしていました。
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ライナは店主に一番近い病院の場所を聞いています。
これにより店主はフェリスが病気だと認識したようです。
病院の場所を教えてくれたのでライナはフェリスを抱えて駆けだしました。
身体能力を強化する魔法を唱えて全力疾走していました。
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ライナが焦っていたのには理由がありました。
彼の見立てではフェリスはクレンジ熱っていう病気に罹っています。
症状は風邪と同じなのですが罹患者が凶暴化するって特徴がありました。
フェリスが凶暴化したら世界が滅ぶとライナは恐怖していました。
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到着したマッシュ医院は休診日でした。
ライナは勝手に中に入りフェリスに治療を施しました。
ペント魔導液という特効薬をフェリスに頭から掛けました。
フェリスの症状は落ち着いたのですが休診日だったのでライナが彼女の看病をする事になります。
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翌朝フェリスが目覚めると看病に疲れたライナが隣で眠っていました。
魘されている間もフェリスにはライナの彼女を励ます声が聞こえていました。
ライナはフェリスの女口調は気持ち悪かったと言っていました。
フェリスは怒りを感じてライナに鉄拳制裁を加えています。
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痛みで飛び起きたライナにフェリスは小声で「め、迷惑かけたな」とお礼を言います。
しかしライナには聞こえなかったようですね。
フェリスの顔がまだ赤い事をライナが心配してくれますが、ライナにお礼を言うのが恥ずかしかったので顔が赤くなったそうです。
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フェリスはライナにクレンジ熱が感染した事に気が付きます。
フェリスはライナの首を絞めて彼を大人しくしてから看病する事にしました。
そこにシオンがやって来ます。
ライナの首を絞めて釣り上げているフェリスの姿を見たシオンは慌てます。
シオンはフェリスがライナを殺そうとしていると思ったようです。
彼女からライナは病気に成ったので看病すると言われて納得していました。
ライナが回復した事にまた来ると告げて去っていきます。
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フェリスはライナの看病を始めるのですが色々と間違いだらけでした。
彼女は水に浸したタオルを絞らないでライナの顔に乗せています。
ライナは呼吸できなくて死にそうになっていました。
ライナが暴れ出しそうになるたびにフェリスは首を絞めて大人しくさせていました。
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翌朝様子を見に来たシオンは凶暴化したライナとフェリスを発見します。
二人は雄叫びを上げて殺し合いをしていました。
シオンは二人がクレンジ熱を発症して凶暴化したと理解し、近隣住民の避難とペント魔導液の手配をしていました。
この時にシオンもクレンジ熱に感染してしまいました。
感染したシオンはお姉言葉になっていましたよ!!
シオンの所為で王宮にクレンジ熱が蔓延する事になったそうです。
シオンは安静にする事なく仕事しちゃったようですよ、迷惑だよねー。
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伝勇伝 外伝 ディア・マイ・シスター
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妹のエスリナを誘拐されたフィオルは彼女を誘拐した貴族の馬車を狙っていました。
クラースベル伯爵の馬車なのですが護衛が沢山ついています。
フィオルは民家の屋根の上に陣取り彼の馬車が通過するのを待っていました。
フィオルは馬車の天井に飛び乗り襲撃を始めます。
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複数名の護衛が居たので馬車の中に居るであろうクラースベル伯爵を人質に取ろうと考えました。
しかし馬車に乗っていたのはこの世の者とは思えない美女でした。
美女は無表情でだんごを食べていました。
目が合ったフィオルに向かってジロジロ見るなと言ってだんごを食べ続けていました。
たぶんこの美女はフェリスだよね。
彼女はルシルがシオンを警護する事になったので良いように使われていたようですね。
彼女がシオンを警戒しているのも頷けます。
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フィオルは馬車を間違えてしまいました。
護衛が彼を殺そうとしてきましたが護衛の中の一人に救われる事になりました。
フィオルを助けた護衛は凄腕のようでした。
他の護衛に立ち去れと命じていました。
ここで他の護衛は「陛下困ります」とか言っていました。
エスリナを誘拐されて混乱しているフィオルには彼らのやり取りを冷静に観察する事はできませんでした。
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フィオルを助けてくれた護衛は自分の事を暗殺者だと言っています。
一人称は、俺、僕、私とコロコロ変わる姿をみてフィオルは彼がやり手だと判断しました。
護衛の男は自分たちの計画は台無しになったが問題ないと言ってフィオルを慰めてくれます。
フィオルに今後の行動指針を聞いてきましたよ。
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頭の良いフィオルは護衛の男の素性を聞き出しエスリナ救出の為の材料にしようと考えます。
しかしフィオルの考えは護衛の男に見透かされていました。
護衛の男が兜を取り素顔を見せてくれます。
現れたのは銀髪の美青年でした。
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会話が進むとフィオルは彼の正体に気が付く事になります。
護衛の男は英雄王と讃えられるシオン・アスタールでした。
シオンも専横を極めているクラースベル伯爵の内偵に来たと教えてくれます。
フィオルの事をスカウトしてきました。
シオンの考え方に感銘を受けたフィオルはシオンの手を取り仲間となりました。
エスリナは思いの外簡単に取り戻す事ができました。
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元々クラースベル伯爵はシオンへのご機嫌取りの為に少女を拉致していたそうです。
エスリナはシオンへの贈り物として差し出された少女たちの中に居ましたね。
フィオルはシオンの秘書としてエスリナと対面する事になりました。
フィオルに宛がわれた少女がエスリナでした。
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以来フィオルはシオンの部下として彼の補佐をしていたようです。
シオンが休日をくれると言うのでそれをエスリナに伝える為の手紙を書いていました。
そこにクラースベル伯爵が部下を連れてやって来ました。
彼はフィオルをシオンへの見せしめの為に殺すつもりでした。
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可哀想なフィオルはクラースベル伯爵の部下によって殺されてしまいました。
死んで行くフィオルはシオンが王であるならば国は良くなると確信していました。
フィオルは命を懸けても守りたい人が二人居ると考えています。
エスリナとシオンの事だよね。
フィオルはシオンに出会えて良かったと思いながら死んでいきました。
悲しすぎますよ。
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おもいやり伝勇伝 不眠不休の王様
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執務室で仕事中のシオンは居眠りをしていました。
夢の中で何者かが問いかけてきましたが、それが誰で何を言っているか分かりませんでした。
シオンが目覚めると首が痛くなっています。
隣を見るとライナも居眠りをしていました。
ライナが幸せそうに寝ているので起こさないように仕事を再開しようとします。
しかし激痛が走りシオンは意識を失ってしまいます。
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次に目覚めたとき隣でライナが仕事をしていました。
ライナは自分が頑張って仕事をしているのに居眠りしやがって、と文句を言ってきました。
ライナは四時間ほどシオンが居眠りしていて自分が一人で仕事をしていたんだと言っています。
これはライナの嘘でシオンが居眠りをしていたのは一時間位でした。
シオンは仕事を再開しようとするのですが痛みで体が動かない状態でした。
シオンは気絶してしまいます。
ライナによりシオンは病室に運び込まれたようです。
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シオンが目覚めると心配そうなライナとフェリスが待っていました。
シオンは体が動かなくなっていました。
ライナが過労で倒れたんだと教えてくれます。
フェリスがシオンを心配してだんごを食べさせてくれます。
そのだんごには全ての病気を治し寿命を二万年に延ばす効果があると言っていました。
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ライナとフェリスはシオンに安静にしていろと告げて帰る事になります。
シオンは医者を呼んでもらいます。
ライナたちが帰った後、医者に向かって自分の症状について聞いています。
医者たちは謎の奇病の可能性があると言っています。
シオンは医者に命じて自分が病気に成った事を誰にも知られないようにします。
そしてシオンは気絶しました。
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シオンはまたも夢を見るのですが相手がだれで何を言っているのか分かりませんでした。
シオンが情報の隠蔽を命じたのでライナとフェリスは三日後シオンの病室にやって来ます。
ライナはシオンの症状が死に至る病じゃないか?と心配していました。
フェリスが凄い先生を連れて来ましたよ。
エンペロンと言う老女でウィニットだんご店の下女だそうです。
彼女はだんごを作っているようなんですよ。
エンペロンはシオンが霊に取りつかれていると言い出します。
フェリスが怖がり始めています。
シオンはエンペロンが詐欺師じゃないの?と疑い始めました。
ローランドの魔導研究では霊は存在しないことが証明されているそうですよ。
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エンペロンの口調が変わり、シオンに霊のメッセージを告げます。
「シオンさん」「約束が・・・約束が違うじゃないですか」
シオンの意識が途切れました。
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シオンは夢の中で亡くなったフィオルと再会する事になります。
仕事し過ぎなシオンの事を心配したフィオルの霊がシオンの元にやって来てシオンを行動不能にしていたようです。
夢の中でフィオルの言いつけを守り食事をして休憩したようです。
シオンは目覚めました。
その時には体は動くようになっていました。
体の調子も良くなっていました。
シオンはもう少しだけ休む事にしました。
死んでからもシオンに尽くすフィオルは良い奴だね。
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成分美女魔法恋愛英雄変態
評価AABBAACAA
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