ラノベの感想) 俺、ツインテールになります。第14巻 (ガガガ文庫)

レーベル:ガガガ文庫
発行日:2017/12/24
著者:水沢 夢
イラスト:春日 歩
ISBN:978-4-09-451711-8
雰囲気:晴れ着、強敵、ライバル、首領の正体に驚愕、トゥアールの悩みは深い

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プロローグ 決意のポニーテール
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総二とフェニックスギルディが四度目の対決を行う事になりました。
二人は互いの信じるモノをぶつけ合う事になっています。
お互いに全力を出しての戦いになっています。
この戦いで勝った方が相手に一つお願いをする事ができるという約束を交わしています。
フェニックスギルディはポニーテールの最終闘体・結翼唯乃に変身しています。
そんな彼が己の願いを暴露してきました!!
彼はデートの時に有耶無耶になったキスをしたい、と告げてきます。
彼は総二にデメリットは皆無だろ?なんで断るんだ?と問いかけてきます。
確かに超絶美少女の唯乃とキスできるのだから良い事しかないように思えます。
しかし総二にも唯乃に要求したい事があるようです。
絶対に負けられないとの決意をしています。
彼が唯乃に求める事とはなんなのでしょうか?
仲間になって欲しいってことでしょうかね?
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第一章 年まツインテール。
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慧理那の希望でコミケに来ています。
慧理那は戦ったエレメリアンから彼らが残した同人誌の原稿を託されています。
サークル参加が間に合わなかったので今回は世に出す事は叶いませんでした。
慧理那は次の機会にはサークル参加したいと考えているようです。
慧理那は特撮ヒーローの同人誌を購入しまくったようです。
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イースナとトゥアールはテイルレッドの同人誌を買い漁ったようです。
イースナはテイルレッドのエロ同人誌が売っていなかった事を嘆いています。
テイルレッドは女神過ぎるのでエロ同人誌は印刷所に持ち込んでも印刷して貰えないそうですよ。
トゥアールはコミケ参加者たちは順調にエレメリアン化していると評していました。
総二はそれで良いのか?と不安になったようです。
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愛香も一緒に来ているのですが彼女はエレメリアンとの戦闘での重度の筋肉痛に悩まされています。
「ぐ、ぐぎぎぎ・・・」と歩くのも辛そうですよ・・・見かねた総二が彼女に肩を貸してあげています。
今までの愛香ならばもの凄く照れてしまい、慌てふためく事になったでしょう。
しかし今の彼女には余裕があります。
総二が密着してきても嬉しそうにしているだけの様です。
この愛香の反応をトゥアールが訝しんでいますね・・・距離感おかしくないですか?
確かにおかしいですね。
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マーメイドギルディがアルティメギル基地に戻ってきました。
研究室が破壊されている事に驚いています。
やってくれたわね、フェニックスギルディ君と怒っています。
しかしフェニックスギルディは情けを掛けて彼女のBL本コレクションには手を出しませんでした。
その本の後ろの方に設計図や数式が書いてありました。
研究資料は燃やされてしまいましたが、このメモ書きから彼女の脳内で研究データを再生できるようです。
マーメイドギルディはまだまだ諦めていないようです。
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慧理那の提案でツインテール部の部室の大掃除をする事になります。
ここでも愛香が「あ、あたし・・・そうじ、好きだから・・・」とアピールしています。
愛香は総二に流し目を送っているので「総二好き」と言いたいようです。
トゥアールは益々、愛香がおかしいと感じ始めています。
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愛香はトゥアールの作り出した発明品を処分しようとします。
トゥアールに確認しながら捨てるか残すか判断する事になります。
愛香としては、全部ガラクタに思えたようですが、トゥアールに思い出の品なので捨てたくないと断られてしまいます。
愛香は何でも捨てたがり、トゥアールは捨てられない人のようです。
最終的にトゥアールBOXという収納に収める事になりました。
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慧理那が明日、初詣に行こうと誘ってきます。
トゥアールは先を越されたと憤り、愛香は総二は毎年自分と行っていると主張してきます。
イースナはトゥアールフォンのカレンダーアプリを見ろと言ってきます。
そこにはイースナと初詣に行くとの予定が書き込まれていました。
総二が皆で行こうと提案した事で全員で初詣に行く事になります。
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トゥアールが毎年一緒に初詣に行く仲なのにヘタレ続けた負け犬幼馴染と愛香を挑発します。
しかし愛香は、少し前まではそうだったかもね、と余裕の表情を崩しません。
トゥアールの疑念が益々強まっています。
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アルティメギル基地に戻ったスワンギルディは様子がおかしい事に気が付きます。
基地に残っているエレメリアンたちはティルブルーとヴァルキリアギルディの死闘映像をみて恐怖に震えています。
誰も戻ってきたスワンギルディに気が付きません。
彼は一度逃げ出した自分が酷い罵声を浴びせられる覚悟をしていたのですが・・・
スパロウギルディに話しかけると彼は大仰な仕草で驚いています。
スパロウギルディの大仰な仕草に他のエレメリアンもスワンギルディの存在に気が付いてくれます。
予想とは裏腹に彼らはスワンギルディの事を暖かく迎えてくれました。
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スワンギルディは部隊を離れていた時の経緯と、ドラグギルディに託されたメッセージをスパロウギルディに告げます。
ドラグギルディはスパロウギルディに、若き者、迷う者、全てのエレメリアンたちを導いて欲しい、との伝言を残していました。
スパロウギルディは深い悩みの中にあったようですが、ドラグギルディの優しさに触れて憑き物が落ちたようです。
彼は戻ってきたスワンギルディを残存部隊の隊長代理に命じます。
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マーメイドギルディとスワンギルディが再会する事になります。
スワンギルディは別れる時にフェニックスギルディから彼女に気を付けろと言われていたので扱いに困っているようです。
マーメイドギルディは自分の事はマーメイドギルディちゃんって呼んで、とお願いしてきます。
スワンギルディはマーメイドギルディ殿と呼ぶことにしました、抵抗してますねー。
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トゥアールの初夢は悪夢だったようです。
先日の戦闘時に助けてくれたティラノギルディの言った言葉が澱のように彼女の心を苛んでいます。
ティラノギルディはトゥアールにツインテールを信じよ、と言い残していました。
ツインテール属性を失っている彼女は、信じることさえできなくなる、と苦しんでいます。
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総二の元に慧夢さんから愛香、トゥアール、イースナの着付けをしてくれるとの連絡がありました。
総二はトゥアールに電話して彼女を呼び出します。
総二に呼ばれた事でトゥアールの沈んだ気分は浮上します。
自分自身への希望は必要ない、大好きな人に希望を与える事が、自分の幸せなのだから、と思う事にしたようです。
未春(総二の母親)が襖は少しだけ隙間を開けておくから、との言葉を残して着付けが始まります。
総二は大チャンスにも関わらず覗かなかったようです。
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スワンギルディ―はエレメリアンたちの士気をあげようと頑張っています。
元日で世界が穏やかになっている今こそアルティメギルの存在をアピールすべきと出撃する戦士を募ります。
これに晴れ着属性のビーコックギルディが名乗り出ました。
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第二章 お正がツインテール。
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皆が着付けをしている間、総二は転寝をしていました。
「着物、いいなぁ・・・私も着てみたいかも」との幻聴を聞く事になります。
これは誰の声だったんだろうね?
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着付けが終わった慧理那が戻ってきます。
総二は彼女の晴れ着姿に見惚れてしまいました。
慧夢さんから恐ろしい発言が成されます。
「平日は3回、土日は7回、祝日は10回も容易いですわよね?今日は元日なので20回ですわ!?」
彼女は慧理那との親子丼を狙っているようですよ。
慧夢さんは慧理那に脱ぐべき時を見極めろ、とアドバイスを送っています。
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愛香が戻ってきました。
総二は愛香の晴れ着姿を見るのは七五三以来だそうです。
愛香は総二が七五三の時の事を覚えている事に感動していました。
総二は「舐めるのめんどい」と言って千歳飴を速攻でバリボリ噛み砕いて食べてしまった彼女の行動を印象深く覚えていました。
これは知られない方が良いね。
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イースナが戻ってきました。
彼女はパンツを穿いていないんだ、と言ってお尻のラインを見せつけてきます。
トゥアールがお毛毛ほどの価値もありません、と切り捨てています。
総二はトゥアールの美しさに驚いています。
彼女が度外れた美少女だと再確認しています。
いつも剽軽に走り過ぎている彼女の行動が悔やまれます。
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慧夢さんの案内で初詣に出かける事になります。
送迎にはリムジンが用意されています。
彼女は素晴らしい場所に連れて行ってくるようです。
移動中にエレメリアンが出現してしまいました。
出現場所は近所の神社でした。
近場だったのでリムジンの中で変身して現場に向かう事になります。
しかしリムジン内で変身するのは無茶があったね、テイルギアは大きいのでリムジンの天井を破る事になっていました。
総二はとあるアイディアを思い付きイースナに協力して貰う事にします。
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神社にはピーコックギルディが登場していました。
ブルー、イエロー、ブラックに先導されてレッドが登場します。
テイルレッドは何と晴れ着姿で登場する事になりました。
神社に居た参拝客とピーコックギルディは感動に打ち震える事になります。
総二はエレメリアンの襲撃で落ち込んでいる人々を元気付けようと考えテイルレッドの晴れ着姿を披露しようと考えました。
大混乱が巻き起こってしまいます!!
レッドは参拝客に揉みくちゃにされる事になってしまいます。
レッドのツインテールにお年玉を差し込んでくる人も居ました。
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イースナは愛香の筋肉痛を案じてくれます。
ブルーに観戦するように言い渡してイエローとブラックの二人で戦う事になります。
イースナと慧理那は友情が深まっているようです。
見事な連携攻撃でピーコックギルディを倒しました。
連携がうまくいった二人は喜んでいます。
これで色物と蔑まれているイエローとブラックがヒーローとして認められると思ったようです。
しかし喜び過ぎて脱衣状態でレッドにスリスリしてしまっています。
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アルティメギル基地でも大喝采が巻き起こっていました。
彼らもテイルレッドの晴れ着姿が見れて嬉しいようです。
ピーコックギルディは満足して逝けたと喜んでいます。
そんなアルティメギル基地に一人の幼女型エレメリアンがやって来ました。
彼女は神の一剣(ゴ―・ディア・ソード)を脱退したアポロギルディだと自己紹介しています。
メンドクサイ事が嫌いだからゴー・ディア・ソードを辞めたそうですよ。
エレメリアン達は気さくな彼女に困惑しています。
彼らは幼女に弱いので、それも関係しているね。
アポロギルディはマーメイドギルディとの再会を喜んでいるようです。
マーメイドギルディは彼女が苦手のようです困惑していますね。
マーメイドギルディを見つめるアポロギルディの相貌に一瞬だけ邪悪な光が灯りました。
アポロギルディの目的が気になりますね。
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エレメリアンを片付けた一行は慧夢さんの案内で神堂家に代々伝わる神堂神社に向かいました。
そこはツンテールを祀る神社だったぞ・・・総二が大喜びしています。
鳥居の形がツインテールに見えるそうです、愛香は呆然としていました、呆れているようです。
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100段の階段がありますね。
愛香が自然な感じで総二に腕を絡めて登り出そうとします。
トゥアールが距離感がおかしくないですか?と咎めてきますよ。
愛香は階段が長いから総二にひっぱって貰おうと思ったと誤魔化しています。
確かに愛香の接触行為が増えていますね。
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イースナが辛そうです。
彼女は途中まで自分の足で登りました、途中で力尽きて総二におぶわれる事になります。
イースナはパンツ穿いてないんだよね、総二は役得だよね。
愛香も筋肉痛で辛いと言い出し総二におぶって貰おうとします。
トゥアールが筋肉痛を便利なアイテムのようにするな、万全なら逆立ちして登り切れるでしょ、と咎めます。
これに対して愛香は、もうちょっと現実離れした喩えをしなさいよ、そんなのできて当たり前でしょ、と言い捨てます。
愛香は逆立ちで100段の階段を登れるそうですよ・・・
総二はそれは当たり前でいいのか?と戦いています。
愛香駄目だなー、ヒロイン度が低すぎますよね。
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慧夢さんがツインテールにご利益があると言って、手水屋でツインテールを清める事を勧めてきます。
総二は大人しく見守っているトゥアールに違和感を抱きます。
「・・・なあトゥアール、身を清めないのか?」と聞いていますよ。
トゥアールは、脱げってことですか?見たいんですか?言ってくれば脱ぎます、水なんて使わずに濡らします、と言って詰め寄ってきました。
愛香に即行沈黙させられる事になります。
総二はトゥアールの行動にいつもと違う、との違和感を抱いています。
彼は普段のトゥアールならば、ツインテールを洗えない代わりに身を清めると言って脱ぎだすと思っています。
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皆で祈りを捧げる事になります。
トゥアールは今年こそロストバージンできますように、と一生懸命に声に出して祈っていました。
総二にトゥアールがツインテールと紡いだ声が聞こえてきました。
総二は「世界が、ツインテールでありますように」とのお願いをしていました。
彼はトゥアールのツインテールを取り戻したいと思っているようです。
ここまで想われているトゥアールは幸せ者ですね。
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最後に慧夢さんが古代の壁画がある祠に案内してくれます。
そこにはツインテールの少女が描かれていました。
誰の眼にもツインテールに見えるそうです。
総二は壁画の少女がソーラだと思ったようです。
壁画の少女はツインテールの女神なのでしょうか?
それにしても神堂家、恐るべしですね、ツインテールの壁画を所有しているってことだよね。
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第三章 未練なツインテール。
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総二、トゥアール、愛香の三人でトゥアールが薦める映画を観る事になります。
トゥアールが総二に密着してイチャイチャし始めますが愛香は平然としています。
愛香の余裕のある態度を訝しんだトゥアールは愛香をトゥアール裁判にかける事にします。
慧理那とイースナを召喚して裁判を始めました。
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ここで愛香の余裕ある態度の秘密が暴露される事になりました。
愛香は自慢したかったようですね、自分から自信の源となっている出来事を語り始めます。
本当は帰ろうとする総二を引き留めて無理矢理添い寝をさせたのですが、愛香は自分に都合良く超解釈していました。
愛香は寝ている総二の頬にキスをした、もう殆ど唇に近かったのでキスしたと言っても良いと主張します。
イースナと慧理那もトゥアールが煽った事で危機感を募らせてたいのですが愛香の返答を聞いて安心しています。
二人とも総二とはキスを済ませているので、なーんだ、って感じたようです。
イースは総二とキスしたくらいでヴァルキリアギルディを血祭りに上げたのか!?怖っ!と戦いています。
もう少し進展したら照れて地面殴って地球割りそうだ、と恐れています。
確かに、その可能性もありそうですね・・・愛香がこれ以上総二との仲を深めるのは地球にとっても不味い事なのか?
しかし総二とまだキスをしていないトゥアールは焦ってしまいます。
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最近の愛香がトゥアールに優しかったのが、女として自分を見下していたからだ、と知り憤っています。
暴力的な愛香に女の子として負けているのは不味いと危機感を募らせています。
イースナはテイルレッドとキスした事があります。
更に夢通信の最中にほっぺにキスされた事もあります。
慧理那も精神世界で総二とキスを経験しています。
トゥアールだけが総二とキスした事が無い事が判明してしまいました。
トゥアールには衝撃だったようです、自分だけが総二とキスできないのは、自分がツインテールじゃないからか?、と消沈してしまいます。
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消沈したトゥアールをイースナが往年の痴女っぷりを取り戻せと励まします。
慧理那も痴女の何たるかを教えてくれたのはトゥアールさんです、夜這いを行うならお手伝いします、と言って励ましています。
皆の励まし?と受けてトゥアールは復活を果たします。
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トゥアールは総二の誕生日(二月二日)までにキスを済ませると宣言していました。
一ヵ月以上も期間が残っているのでイースナはトゥアールが弱腰だと非難しています。
愛香も触発されて総二の誕生日までに告白すると言い出します。
更に慧理那とイースナまで参戦して総二の争奪戦が始まってしまいました。
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総二の元に夢通信が届きました。
総二はロエルとリルナに危機を知らせてくれた事に対するお礼を言っています。
二人は総二に甘えてきました。
ロエルは今日はパンツを穿き忘れて寝てしまった、と言って総二を誘惑してきます。
しかし総二は妹の様に扱っています・・・「温かくして寝ないと、風邪ひくぞ?」
ロエルは不満顔をしていますが、総二には二人は妹の様に見えているようです。
夢通信の終わりがやってきます。
ロエルは総二の周囲の状況が分かるようです、全員居ると言っていますよ。
名残惜しそうなリルナの言葉の途中で夢通信が終わってしまいました。
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目覚めると総二の周囲にトゥアール、愛香、イースナ、慧理那、尊が集まっています。
ここでトゥアールから恐ろしい情報が公開されます。
彼女は総二のベッドを改造して寝返りや呼吸状態から夢通信をしているのか判別できるようにしたと暴露しました。
総二が夢通信をしていると察知して彼女たちはやって来たそうです。
トゥアールはロリちゃんずに学びたいと言い出します。
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トゥアールは総二がロリちゃんずに対してガードが甘くなる事から、総二攻略には妹になる事が肝要だと判断しました。
「総二お兄ちゃん、おしっこ連れてって?」と甘えた声で要求してきました。
しかし自分で言ってて恥ずかしくなったようです。
諦めがつかないトゥアールは「やーなーのーパンツ脱ぎたいのー!!」と床に大の字になって駄々をこねていました。
トゥアールのパンツはもろ見えになっています・・・総二が照れていますね。
意図しない行動の方が総二に効果を発揮しているのが悲しいところですね。
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エレメリアンが出現しまた。
総二は警報が「トゥアールのおっぱい」から代わっている事を訝しみます。
「なあ・・・いつものトゥアールのおっぱいは?」と質問してしまいました。
これを聞いたトゥアールは、両手でおっぱいを持ち上げて顔面で触って下さいと押し付けてきます。
愛香に撃退されて天井に張り付く事になっていました。
総二はトゥアールの様子がおかしいと感じています。
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出現したのはゴー・ディア・ソードのエレメリアンでした。
妹属性(リトルシスター)を持つ強敵です。
彼はアポロギルディが連れてきた仲間でメデューサギルディと言います。
彼のお目付け役としてカトブレバスギルディが付いてきています。
愛香は弟属性(リトルブラザー)を持つ彼女を警戒しています。
総二も対局の属性を持つ二人が一緒に居る事を訝しんでいます。
カトブレパスギルディアはメデューサギルディの事を師匠と呼んでいます。
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メデューサギルディはテイルレッドの事を最高の妹だと褒めちぎっています。
総二たちは彼のペースに巻き込まれてしまいます。
メデューサギルディは、お兄ちゃんと一緒に寝ようと言ってテイルレッドを誘ってきます。
いつの間にか布団が用意されてシチュエーションまで指定してきました。
怖い映画を観て夜眠れなくなった妹が兄と一緒に寝たいと言ってやって来たシチュエーションを要求してきました。
高度過ぎますね!!総二はメデューサギルディの属性力の恐ろしさを痛感しています。
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更に彼には特殊能力がありました。
”愛しき妹へ捧ぐ熱視線(アイマイアイギス)”と呼ぶ相手を硬直させる能力を持っていました。
ツインテールズは全員が金縛りにあって動けなくなってしまいます。
これを助けたのがトゥアールが変身している仮面ツインテールです。
仮面ツインテールの登場により意識が削がれ金縛りが解けました。
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トゥアールの参戦により絶体絶命のピンチを切り抜ける事に成功します。
メデューサギルディはトゥアールに妹としての素養が足りていないと駄目出ししてきます。
愛香は妹好きの総本山と言えるエレメリアンに妹として駄目だと烙印を押されたトゥアールに同情したようです。
トゥアールのおしっこ発言は全く無意味だったと証明されてしまいました。
トゥアールは妹って存在を完全に勘違いしているようです。
メデューサギルディは、妹とは存分に甘やかされ、庇護されるべき存在、そういう生き方もあるんだぞ、と呟きます。
トゥアールは衝撃を受けてしまったようです。
彼女は優秀過ぎるので、庇護されるって感覚が分からないのかも知れませんね・・・
テイルレッドと妹ごっこを堪能したメデューサギルディは戦う前に帰って行きました。
とても満足そうにしています。
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総二たちはまともに戦おうとしないメデューサギルディの対策を練る事になります。
行動原理が理解不能なので愛香がトゥアールならわかるんじゃないの?と不用意な発言をしてしまいました。
トゥアールは余裕が無いようです、愛香の発言に激高してしまいます。
途中で自分も言い過ぎている気が付いて、疲れているから、との言い訳を残して出て行ってしまいました。
総二がトゥアールの不調の原因を聞いてみるとイースナたちは何となく知っているようです。
しかし総二には教えてくれません。
まあそうだよね、総二と未だにキスできない事が悩みの一つなので、教えては貰えないよね。
総二はテイルレッドに変身してからコスプレしてトゥアールを励まそうと考えます。
イースナはアイドル服を貸してくれると言っています。
見てみたかったですが愛香に止められてテイルレッドのコスプレ作戦は頓挫してしまいました。
惜しかったね、愛香は分かってないよね。
総二はどうにかしてトゥアールを元気付けたいと考えています。
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マーメイドギルディが首領の元に報告にやって来ました。
彼女はアポロギルディは首領が寄越した自分の監視役だと疑っています。
しかし首領はゴー・ディア・ソードに完全出撃を命じただけだ、と言って否定しています。
これは本当のように思えますね。
首領はトランプのカードを使って謎な行動をとっています。
そしてジョーカーを入れて調和を乱してこそゲームが面白くなると謎理論を展開しています。
マーメイドギルディにも首領の考えは全く理解できないようです。
しかし彼女はキングがジョーカーに代わったら、よりゲームが面白くなる、と言ってしまいます。
これ不味くないかな?
マーメイドギルディは動きのないフェニックスギルディに毒づいています。
彼女はフェニックスギルディが首領を倒しに来ることを期待しているのかもね?
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第四章 学園に不死鳥。
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遂に総二が未春の経営する喫茶店に来店した唯乃に出くわしました。
唯乃が店の常連だと知り驚いています。
唯乃は変わり者だらけの常連客のアイドルの様ですよ。
コーヒーを奢られています、そして奢られる事に慣れているようです。
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トゥアールと愛香を交えて作戦室で唯乃と話す事になりました。
ここで唯乃が爆弾発言を投下します。
「なー、そろそろやろーぜー総二ー。俺様もう我慢できねーよ!」
トゥアールはこの発言を唯乃が総二と一線を越えようとしていると捉えたようです。
愛香も総二が唯乃と仲良さそうにしているのが気に障るようです。
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暇ならば首領に戦いを挑めばいいじゃない、と挑発しています。
この発言で総二は危機感を募らせます、唯乃が首領と戦いに行ってしまうかも?と怖れたようです。
「・・・駄目だ、首領なんて方っておけ。俺だけを見ろ、唯乃」と彼女を引き留める発言をしています。
この総二の発言を受けて唯乃は感じてしまったようです。
「あんま見んなよ・・・。お前に見つめられっと、腹の下の方がむずむずするんだ」と言って照れています。
挙動不審になった唯乃は慌てた様子で帰って行きます。
彼女の様子を見ていた愛香は、自分もエレメリアンに因縁をつけまくっているのに、何で総二は、俺だけを見ろと言ってくれないのよ、と憤りを示します。
トゥアールは唯乃のように性に無頓着で無防備なキャラでいってれば、今頃清い体ではなかったはず、と戦略の失敗を嘆いていました。
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心配な総二は慧理那に相談して唯乃を留学生として陽月学園に招く事にします。
唯乃の制服姿は滅茶苦茶可愛いようです、愛香も悔しそうに滅茶苦茶可愛いと認めています。
トゥアールは唯乃と愛香が潰し合ってくれて、残った自分と総二との平和な学園性活が始まるのではないか?と期待しています。
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唯乃は陽月学園に喝采をもって迎えられる事になりました。
彼女はポニーテールを極めているので相談に来いよと自己紹介していました。
総二は唯乃が人前に出る事に慣れているな、と感じてます。
慧理那が自分は陽月学園の生徒会長だと自己紹介すると唯乃は慧理那の事を生徒隊長と呼ぶようになりました。
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唯乃は、総二、愛香、トゥアールと同じクラスになります。
数学の授業で唯乃が意外な面を見せてくれます。
ギャルっぽい扮装の唯乃は数学が得意なようです。
難しい公式を解いてしまいました。
愛香はギャルっぽい見た目なんだから、そこは期待に応えなさいと、不平を零しています。
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出撃しては撤退を繰り返すメデューサギルディのやり方にスワンギルディは困惑しています。
いつまでも戦わないのは部隊の士気に関わると思ったようです。
しかしメデューサギルディは意に介しません、焦るなと言って考えを変える気は無いようです。
彼は属性力を奪う前に妹を愛する者をこの目に焼き付けると言っています。
困っているスワンギルディにアポロギルディが手助けをしてくれます。
彼女はもう一体知り合いを連れてきた、こいつを先に行かせてくれと、言ってきます。
ゴー・ディア・ソードの戦士ならばメデューサギルディの前に割り込んでも問題ないだろうと考えます。
新たなエレメリアンが出撃する事になるようです。
アポロギルディの連れてきたのはどんな属性を持った戦士なんでしょうね?
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桜川先生(尊)の体育の授業となりました。
唯乃は桜川先生の事をメイドの姉ちゃんと呼んでいます。
不遜な態度ですが、尊はメイドの姉ちゃんと呼ばれた事が嬉しいようです。
唯乃の希望を叶えて男女混合でサッカーをする事になります。
ここでは唯乃と愛香の対決になりました。
二人とも超人的な肉体を持っているので他の者は相手になりません。
二人とも殺人シュートを放っています。
ゴールに突き刺さったボールの勢いが止まらずゴールポストを倒す事になっていました。
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放課後は唯乃が来た事で急遽発足された組織の活動に付き合う事になっています。
ソーラちゃんファンクラ部はゆのゆのファンクラ部にエヴォリューションして彼女を神輿に乗せて担いでいました。
唯乃は満足そうにしています。
他にも「八重歯で甘噛みされ帝国」「唯乃りん迷宮案内」「私たちの競馬馬」「胸の谷間SQUAD」なる組織が発足しました。
「胸の谷間SQUAD」は愛香に滅ぼされたそうです・・・愛香の巨乳嫌いは本当に業が深いですね。
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最後に総二と唯乃は屋上で語り合っています。
総二が唯乃にツインテールにしてみてくれとお願いしています。
しかし唯乃にはツインテールにする事はできませんでした。
ポニーテルを解くと唯乃の姿を維持出来なくなり怪人戻ってしまうそうです。
お返しに唯乃も総二にポニーテールにしてみろと言ってきます。
総二もツインテールを解くと変身が解けてしまうと返答しています。
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唯乃はトゥアールならばポニーテールにできるだろ?と問いかけきます。
総二はトゥアールが他の髪型にしたところは見たことがないと返答します。
唯乃は究極のツインテールを持っている総二にならトゥアールをツインテールにできるかも知れない、と問いかけてきます。
総二は苦い思い出を思い出し、断られたと力なく答えています。
お互いに愛する髪型以外は出来ない事を確認しあう事になってしまいます。
唯乃は、互いの髪型は戦いの中でしか競い合えない、と言って戦えと命じてきました。
総二もそれを受け入れて二人は最後の戦いを始める事になります。
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第五章 ツインテール+ポニーテール。
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総二と唯乃は死闘を続けます。
互いの最高の技を出し合い相手に勝とうとしていました。
総二には唯乃の動きが見切れていました。
総二はポニーテールの動きを見切る事で唯乃の動きを見抜いていました。
唯乃には総二の動きが追い切れませんでした。
二人が激突して唯乃が弾き飛ばされる事になります。
唯乃はそれ程大きなダメージは受けなかったようですが、負けを認めます。
お互いに相手に対する感謝が存在していました。
二人は再戦を誓いあいます。
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トゥアールからエレメリアンが出現したとの連絡が入ります。
ここで総二は唯乃を仲間にする計画を実行に移しました。
説明貫きにして唯乃をエレメリアンの前まで連れて行ってしまいます。
唯乃は、俺様をハメやがったな!、と怒っています。
総二は、「ああ、ハメてやったぜ!!」と返しています。
この二人の会話を聞いていたトゥアールは、無垢な友情から無防備なエロ台詞が生まれるのが最高に興奮すると、録音に必死になっています。
悩んでいてもその変態性が揺るがないのが凄いですね。
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登場したのはゴー・ディア・ソードのマミイギルディという怪我人属性を持つ戦士でした。
包帯を使ってテイルレッドをグルグル巻きにしてしまいます。
見かねた唯乃が包帯を斬ってテイルレッドを解放してくれます。
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総二は自分が勝ったので命令する権利があるよな?と問いかけます。
唯乃は、けどよお、と乗り気でない様子です。
総二は唯乃を仲間に引き入れようとします・・・「俺と一緒に戦ってくれ、テイルフェニックス」
ツインテールズとしての呼び名まで考えていたね・・・唯乃は嬉しかったようです。
総二に協力してくれます、二人の合体技でマミイギルディを倒しました。
二人の戦いを観戦していた一般人からの評価は上々です。
遂にテイルレッドに真面な人間の仲間ができたと感激している人までいました。
中身はエレメリアンなんですが、唯乃よりも変人扱いされてしまう、愛香、慧理那、イースナが可哀想ですね。
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総二は気が向いた時だけ戦闘に参加してくれればいいと言ってきます。
名前も気に入らなければ変えてくれて良いぞ、と言っています。
唯乃は総二の提案が面白と感じているようです。
またいつか一緒に戦おうな、と言い残してその場を去りました。
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独りになったフェニックスギルディの元にイースナがやって来ます。
彼女はフェニックスギルディが仲間になる様に説得にきました。
イースナは仲間になる事の素晴らしさを語ります。
フェニックスギルディという存在に固執せず、人間・結翼唯乃として生きろ、テイルフェニックスとして戦うが良いと告げます。
自分の事はイースナと呼べとも言っています。
メールアドレスも変わっていないのでメールしてくればいいぞと言っていました。
フェニックスギルディはイースナの説得で仲間になる事を決めたようです。
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アルティメギル基地ではメデューサギルディによる妹講座が開かれています。
メデューサギルディとスワンギルディの絡みを見に行こうとマーメイドギルディは浮かれていました。
そこにアポロギルディが現れます。
アポロギルディはマーメイドギルディの調査を行っていたようです。
マーメイドギルディは首領に反抗する反乱分子を始末するのがアポロギルディの仕事だと思っていたようです。
しかし本当の仕事は首領に挑む挑戦者が相応しい相手なのか選別するのが目的だそうです。
アポロギルディはマーメイドギルディは相応しいかどうかの瀬戸際にあると言っています、頑張れと応援までしていました。
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マーメイドギルディは講義を行っているメデューサギルディに質問しています。
メデューサギルディは”守りたくなる妹”の教材として仮面ツインテールを使っていました。
理由を聞いてみると、仮面ツインテールは自らツンテール属性を摘出してツンテールズの力の礎にしたからだ、と教えてくれました。
これを聞いたマーメイドギルディは良からぬことを考えたようです。
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トゥアールが唯乃をコンソールルームに呼び出し、仲間になるならば勝手にして下さいと告げてきます。
彼女なりの歓迎の意味があるようです。
トゥアールは唯乃から首領の弱点を聞き出そうとします。
しかし唯乃は何も知らないと答えます。
以前戦った時にはぼろ負けで相手の素性は全く分からなかったそうです。
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唯乃はトゥアールに総二に頼ってツインテール属性を作れば良いんじゃないか?と問いかけます。
どんな苦境に立たされても自分の願いを叶えようとしてくれる、そんな苦痛には耐えられないと言って、総二には頼らないと言っています。
唯乃の目には総二がトゥアールを守ろうとして強くなっている様に見えているようですね。
唯乃は、総二はトゥアールからツンテールを貰って幸せ者だな、と呟きます。
トゥアールは唯乃の優しさに毒気を抜かれたようです。
唯乃はペガサスギルディが研究していたポニーテールの人間になろうとしたデータが役にたつとアドバイスします。
総二に頼るのが偲びないなら、自分でケリをつけるしかないだろ、と言い残して帰って行きます。
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唯乃は未春のコーヒーを飲んで決意を固めています。
未春は唯乃が変わった事に気が付いていました。
唯乃を喫茶店でアルバイトしないか?と誘ってきましたよ。
新たに仲間になった唯乃への思いやりのようです。
唯乃は覚悟が決まったようです。
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トゥアールは唯乃のアドバイスに従い研究を始めました。
属性力を疑似的に作り出す研究をしていると教えると愛香が素早い反応を示します。
彼女はトゥアールを敬いだし、ラージバスト属性を作ってくれとお願いしてきました。
愛香はまだ巨乳になる夢を捨てていないようです。
トゥアールに罵倒されても我慢しています。
腕立て伏せを5000回連続で行う事になっています。
達成してもラージバスト属性を作り出せるかは分かりません、愛香の必死さが伺えます。
疑似的に属性力を作り出す、と言ったトゥアールの言葉に総二は不安を覚えています。
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唯乃は総二が首領の間にやって来る前に自分が首領を倒そうと決意したようです。
首領の間にやってきて首領に挑む事になりました。
やって来たフェニックスギルディを見て首領は嬉しそうにしています。
.
首領は死を超越しちゃったフェニックスギルディは既に死んでいると言っています。
フェニックスギルディは結翼唯乃に変身して首領を覆っていたヴェールを破壊します。
そして首領の姿を見る事になりました。
.
首領は何故フェニックスギルディを警戒していたのか語ります。
フェニックスギルディが自分と同じだからだ、と言っています。
姿を現した首領は、ソーラに似たツインテールを解いた女の子の姿をしています。
首領は、その姿はソーラという女の子のモノで全次元全異世界で最初にツインテールを結んだ娘だと言っています。
唯乃は驚愕していますね。
つまりツインテール属性を極めた首領は最高のツインテール属性を持った女の子の姿に変身したって事だよね!?
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>>
第六話 アルティメギルの頂点。
>>
首領の正体がソーラだと知った唯乃は驚嘆しています。
総二や彼の仲間が総二が女体化した時にソーラと名乗った事が偶然ではありえない。
二人のツインテールに深い因縁があるのではと考えています。
それを首領に悟られないように決着を急ぎます。
唯乃は最大威力の攻撃を放ち首領を両断する事に成功します。
警戒を緩めずに気配を探っています。
首領の気配が無くなり、自分の勝利を確信して亡き友ペガサスギルディに勝利を報告しています。
.
トゥアールが新たなティルギアを完成させました。
メンバーを呼んでお披露目をしています。
愛香はラージバストは完成したのか問いかけます。
トゥアールはそんな物を作るはずないでしょうと非情な返答を返しています。
愛香は勝手に作ってくれると期待してトゥアールにご奉仕しただけで終わったようです。
トゥアールは怒った愛香にぶっ飛ばされていました。
.
トゥアールが開発したのは疑似的な属性力を装着して完成するティルギアだと説明してくれます。
名前はテイルブレスオルターです。
しかしまだ疑似的に属性力は作り出せていないそうです。
これを尊に装備して貰う事でツンテールズの戦力アップを狙うと言っています。
.
エレメリアンが出現したとの警報がなります。
総二たちはメデューサギルディとカトブレパスギルディの討伐に向かう事になりました。
総二たちはメデューサギルディに視認されないようにしようと作戦を立てていました。
愛香がカトブレパスギルディの相手をしている間に総二、慧理那、イースナでメデューサギルディを倒す作戦です。
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愛香が意外な行動に出る事になります。
彼女はカトブレパスギルディに話しかけています。
且つてない彼女の行動に総二たちは驚く事になります。
愛香はカトブレパスギルディと弟属性に付いて熱く語り始めました。
.
総二、慧理那、イースナ、メガネはメデューサギルディと対峙します。
総二はメデューサギルディが語り合う愛香をチラ見している事が気になっていました。
最初は意気投合して仲良さそうだった愛香とカトブレパスギルディが突然険悪な雰囲気になりました。
お互いの主張が食い違ってしまったようです。
愛香が弟が姉を越える事は喜びだと語るとカトブレパスギルディは邪道だと罵ります。
愛香のこの発言を聞いてトゥアールは愛香が考えている弟像に合点がいったようです。
愛香は且つて過去に戻った時に幼い総二と出会っています。
総二が自分よりも逞しく成長した姿に喜びを感じているって理解できたようです。
これは揶揄いのネタになると喜んでいます。
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険悪度が最大値に達した愛香とカトブレパスギルディは戦闘を始めてしまいます。
総二たちもメデューサギルディを倒そうとしますが体が動かなくなっていました。
何故?と疑問に思っているとメデューサギルディが自慢気に種明かしをしてくれます。
彼の魔眼はチラ見するだけで相手の動きを封じる効果があるそうです。
.
総二は慧理那に頼んでミサイルなどの意識操作で発射可能な武器を誤爆させる事で爆風を産んでその場を離れようと考えます。
しかし発射されたミサイルはカトブレパスギルディの能力で動きを止められてしまいました。
カトブレパスギルディにはメデューサギルディが止められない無機物を止める能力があるそうです。
二人が揃うと無敵の強さを発揮する事になりますね。
.
仮面ツインテールが登場して総二に渡したテイルブレスオルターを使えと指示してきます。
総二が力を籠めるとテイルブレスオルターは彼の腕から外れて地面に落ち爆発してしまいました。
爆発跡にはクレーターができています。
トゥアールは失敗作を作り総二を危険に晒してしまったと自分を攻めます。
そこにマーメイドギルディがやって来ました。
彼女はトゥアールの作ったテイルブレスオルターは惜しい作品だと評します。
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マーメイドギルディはトゥアールの事を勧誘してきました。
彼女は自分の研究が行き詰まっているそうです。
そこで天才同士協力できなか?とトゥアールを誘いに来たそうです。
彼女はトゥアールが疑似的な属性力を作ろうと考えていた事を見破ります。
トゥアールは動揺しているので勧誘は上手くいくかと思われましたが不用意な発言をして総二を怒らせてしまいました。
マーメイドギルディはトゥアールがツインテール属性を自分の研究の為に捨てる合理的な判断をした、と言ってしまいました。
合理的って発言に総二の怒りは爆発します。
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怒りの力でメデューサギルディの拘束力を破ってしまいます。
怒っている総二はマーメイドギルディにパンチを当てました。
総二はマーメイドギルディが弱い事に驚いています。
彼女も自分は一般兵程度の戦闘力しか無い事を認めて逃げていきます。
逃げ去る前にトゥアールに仲間になるって話を考えておいてと言い残しました。
.
拘束を解かれたツインテールズはタッグを組んで戦う事になります。
レッドとブラックがメデューサギルディ、ブルーとイエローがカトブレパスギルディの相手をする事になります。
圧巻でした。
ブルーとイエローは飽和攻撃を仕掛けてカトブレパスギルディを倒してしまいます。
無機物の動きを止められるカトブレパスギルディに対してイエローが全力攻撃を放ちました。
ミサイルなのどの武器は空中で静止しましたが、ブルーが殴りつけて動かします。
カトブレパスギルディを全周包囲して逃げられない状態にしてからイエローが飛び蹴りを放ち武器を押す事でカトブレパスギルディに当てる事に成功しました。
イエローの常識外の火力とブルーの俊敏性により勝利しました。
.
レッドとブラック、メガネも見事な連携を見せます。
最後にタイミングを外してレッドに必殺技を放たせたのはブラックの心遣いのようですね。
メデューサギルディにトゥアールに言葉を残す時間を与えたようです。
メデューサギルディはツインテールを無くして後悔している人間を見たのはトゥアールが初めてだ。
その未練、悔しさが財産になるかもしれない、との言葉を残しました。
トゥアールは久しぶりに笑顔を見せてくれます。
.
総二は嬉しくなってテイルレッドの姿で「・・・今日もありがとう!トゥアールお姉ちゃん!」と声を掛けました。
これを聞いたトゥアールが狂喜乱舞しています。
「あああああ皆さん例の勝負ここで決着でちゅううううう!!」
トゥアールは愛香により成敗されてしまいます。
イースナは唯乃が助けに来てくれなかった事を残念に思っています。
トゥアールは唯乃に電話したが繋がらないと言っていました。
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首領を倒したと思っていた唯乃は驚嘆する事になります。
首領が無傷で戻ってきてしまいます。
気配が消えたのは唯乃の攻撃の余波で数世界程吹き飛ばされただけだったそうです。
唯乃は再び首領に挑む事になりますが彼女の纏うテイルギアTYPE-Pは限界に来ていました。
首領が自分を苦しめた唯乃への褒美として力の一端を見せてくれる事になります。
驚きです、首領は強すぎる己の力を抑え込んでいるそうですよ。
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首領の姿が変化します。
首領の正体は光り輝くツインテールでした。
「我が名は、テイルギルディ。原初にして至高のエレメリアンである」
唯乃は決死の攻撃を仕掛けますがまるで歯が立ちませんでした。
首領の攻撃を受けて消滅する事になってしまいます。
消滅する寸前に唯乃は安心したようです。
彼女は首領の事を底知れぬ闇と警戒していたようですが、底が浅いと知りました。
総二ならば負ける筈は無いと確信して満足げな笑顔で唯乃は消えていきました。
.
>>
エピローグ 太陽のポニーテール。
>>
トゥアールはやはり落ち込んでいるようです。
落ち込みの原因は自分の科学力では総二たちの手助けができなくなりつつある事でした。
マーメイドギルディの言った『研究の限界を感じているでしょう』って言葉が頭から離れないようです。
一念発起しツンテール属性を生み出そうとしたようですが失敗しました。
このままでは総二たちに心配をかけるだけだと気合を入れなおしてメデューサギルディとの戦闘映像の解析を始めます。
そこで残酷な現実を思い知らされる事になります。
戦闘のドサクサに紛れてマーメイドギルディがトゥアールの開発したテイルブレスオルターを奪い去った事実が発覚しました。
自分の技術がマーメイドギルディに盗まれたと知ったトゥアールは戦き震えています。
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総二は唯乃の夢を見ました。
やって来た唯乃は単身首領に挑み負けた事を伝えてきます。
憤る総二に対して、過去の憂いを取っ払って、真っ白な心にならなければ、仲間になれないだろ、と返答します。
総二は、こういう奴だよな、と認めています。
唯乃は疲れたので暫く休むと伝えてきます。
総二は首領は強いんだな、と警戒感を露にしています。
これに対して唯乃は総二ならば多分勝てるぜ!と太鼓判を押しています。
そしてツインテールへの愛を忘れるな、それだけでお前は無敵になれる、と告げてきます。
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唯乃は自分の願いも叶えて貰うと言って、いきなりキスしてきましたよ!
「すっげー気持ちいいな、キスって」との感想を漏らします。
「唯乃、俺は・・・」と総二は断りの言葉を伝えようとしていますね。
どんな言葉が続くんだろうか?トゥアールが好きなんだ、とかか?
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しかし唯乃は総二の言葉を遮り、自分がしたいからしたんだ、と言って総二の返事は不要と示します。
彼女はエレメリアンに生まれて良かったと言っています。
「じゃあな、総二!」
「ああ。身体治して帰って来いよ、唯乃。お前は俺たちの仲間ーテイルフェニックスなんだからな!!」
『好きだぜ』
と優しい微笑みを浮かべて、唯乃は消えていきました。
総二は唯乃が戻て来る時に備えてコーヒーの淹れ方を習おうかと考えています。
冬の寒さに負けない、唯乃のポニーテールの様な太陽が燦燦と輝いていました。
総二は唯乃の消滅を知らないからな・・・悲しいな。
それとも不滅の能力を持っている唯乃はいずれ復活して来るのでしょうか?
唯乃は目的を叶えたと思えるのは救いだね。
彼女の復活に期待したいね、このままでは悲しすぎるぞ。
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成分美少女戦闘巨乳貧乳変態
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