ラノベの感想) 大伝説の勇者の伝説 第10巻 英雄と悪魔 (富士見ファンタジア文庫)

レーベル:富士見ファンタジア文庫
発行日:2011/5/25
著者:鏡貴也
イラスト:とよた瑣織
ISBN:978-4-8291-3638-6
雰囲気:レムルス大暴れで揺れるシオン、ピア襲来、ライナとレムルスの対話、シオン登場

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PROLOGUE 王の間
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レムルスが捉えたライナの元を訪れたようです。
レムルスはシオンが来る前にライナの事を口説くつもりです。
味方に引き入れようって事でしょうか?
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第一章 英雄と悪魔
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キファとフェリスを見て彼は動揺しています。
キファは不安そうな顔をしています。
フェリスは以前と変わらない傍若無人な要求をしてきます。
「久し振りだな、馬鹿王」
シオンの静止を振り切り近付いてきます。
ライナが化物に攫われた、一緒に助けに行くぞ!!
シオンは近づけば殺すぞ!と脅しますがフェリスには効果ありません。
弱いくせに強がるな、と彼の心境を言い当てられてしまいます。
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シオンの元にスフェルイエット民国の使者が持ってきた手紙が届きます。
読んでみるとそれはキファからの手紙でした。
そこにはライナがヴォイスに陥れられて危機的状況だと書かれています。
現在のスフェルイエット民国は悪魔王ライナ・リュートが居るから他国に攻め込まれないでいました。
そのライナが国に居ないという情報を敵国の王であるシオンに伝える筈はありません。
シオンは受け取った手紙はキファが書いたものだと判断します。
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シオンの前に現れたキファとフェリスは偽物だとバレてしまったと判断しました。
突然笑い出します。
二人は十分にシオンに接近できていたので攻撃に移りました。
フェリスが剣を抜くと紫色の腕が何本も出てきます。
そして襲い掛かってきました。
シオンは馬上から飛び降りて避けます。
馬の上半身は消し飛んでしまいました。
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キファとフェリスはレムルスが送り込んだ偽物でした。
レムルスが自分の作戦について語り始めます。
彼はこの日の為に990年の間準備をしてきたそうですよ。
タイムリミットは1000年だったので、間に合ってよかった、と言っています。
何のタイムリミットだろうね?
僕や『勇者』『悪魔』『女神』たちとは違う、なにか神秘的なものがいるならば祝福してくれている、と言っています。
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レムルスはレムルス帝国に居たニンゲンを利用してライナを喰らう準備を済ませたと言っています。
シオンに一人でレムルス帝国にやって来いと要求してきました。
レムルスはライナとシオンが背負っている問題を自分が肩代わりしてやる、と言っています。
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ライナはレムルスがシオンの姿に化けて誘いに行くと簡単に付いてきたよ、と教えてくれます。
シオンが来ないならライナを喰ってそれで終わり、来るかどうかは君が決めればいい。
来ないなら、君は悲しいくらいに強いね、と言い残して去っていきました。
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シオンはキファの手紙を握り締めて苦鳴を漏らします。
「・・・いったいおまえらは、誰を信じているんだ」
「いったい、なにをそんなに信じているだ?」
「迷惑だ」
「俺になにもかもを押し付けるのは、やめろよ」
「信じてる?誰をだよ。俺はそんなにできた人間じゃない。レムルスの言うとおりだ。俺は弱い。ここに立ってるのももう、苦しいほど、俺は弱い・・・」
「・・・俺は、俺はいつでも正しい道を選べるほど、強くないのに・・・こんな、信じてるなんて、なにも考えずに誘惑するのはやめてくれ・・・」
珍しくシオンが本心を吐露しているね、これは相当参っているぞ。
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心が弱っているシオンはルシルを呼び出しますがルシルは出てきません。
レムルスが用意した計画の影響のようです。
フロワードも傍に居ないのでシオンは誰にも相談する事はできないようです。
ここに来てシオンの弱さが露呈しています・・・これは困った状況になりました。
シオンは忘却欠片を使ってレムルス帝国に向かう事を決めたようです。
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第二章 夜の女王
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キファとフェリスはスフェルイエット民国の西方にあるハイルムス共和国のデルタ村にある宿屋にいました。
そこで方々に放ったスパイから情報が届くのを待っていました。
依頼した内容は、
球状の頭に無数の瞳。
そして七本の腕を生やしている化物を見た者はいないか?
もしくは見た、という人間をしっている者はいないか?
です。
情報が集まり出しているようですが有力な手掛かりはありませんでした。
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フェリスはキファと同室なのが不満なようです。
キファがその理由を教えてくれます。
可能性は薄いがヴォイスからの刺客から自分を守って欲しいと伝えてきました。
キファは感情の起伏が乏しいフェリスを相手にしてやり難そうですが上手くいっているようです。
二人ともライナが無事なのか心配で心が潰れそうなようです。
お互いを励まし合って情報を待っていました。
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夜になりパジャマに着替えて眠る事になります。
パジャマを調達したのはフェリスでした。
彼女はだんご柄のパジャマを用意していましたよ。
キファはフェリスの趣味を疑っていますが、変だとは言えないようです。
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キファがフザケ始めます。
「やーやー、かわい子ちゃん、やっと二人きりになれたね!食べちゃうぞー!」
「・・・悪いが、私にその趣味はないぞ?」
フェリスが真顔で返事をしてくるよ。
キファが冗談だと告げると、フェリスは、海が裂けんばかりの圧倒的な美貌に目が眩んで、この宿に連れ込んだのかと思った、と返しています。
キファが海が真っ二つの、なに?と追及するとフェリスが恥ずかしそうにしています。
キファはフェリスを励まそうとしているようだね。
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二人が眠りにつこうとしている時にフェリスが「きた」と言ってベッドから飛び出します。
キファは待望の間者からの知らせか?と思ったようですが、やって来たのは刺客でした。
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刺客は二人、キファとフェリスに襲い掛かります。
キファは敵が自分よりも強いと判断します。
しかしフェリスよりも弱いので攻撃を交わしていればフェリスが助けてくれると判断します。
キファは冷静ですね・・・そして彼女の予想通りになりました。
フェリスが二人の刺客を倒してくれます。
キファに怪我はないか?と問いかけてきました。
そこに三人目の刺客が現れてフェリスの背後から彼女の首筋にナイフを突きつけます。
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出てきたのは青い髪の美人さんでした。
キファは彼女の事を知っています、出てきたのは蒼の公主の女王ピア・ヴァーリエでした。
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ピアとフェリスの戦闘が始まってしまいます。
キファが大声を上げて二人の戦闘を止めます。
そしてピアに向かってライナの兄弟弟子ですよね?と確認しています。
ピアがそうだよ、と認めると、何で自分たちが戦わなければいけないのか問いました。
ピアは「女同士が初めて出会ったらまず、どっちが強くて、美人で、格上か決める必要があるでしょう?」と返答します。
流石ピアです、物事を腕力で測ろうとしていますね、相変らずです。
キファは「は?」と素直な疑問を持ったようです、彼女にはピアの拘りは理解不能なようです。
対してフェリスはピアの話に乗り挑発しています。
「なるほど。つまりおまえは私の奴隷になりにきた、ということか?」
二人の戦闘が再開されてしまいます。
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勝ったのはピアでした。
戦闘再開後フェリスはスピードを速めてピアを圧倒しますが、ピアの一言がフェリスの動きを鈍らせました。
ピアは「ライナの居場所を知ってる」と告げます。
これを聞いたフェリスは動揺して動きが鈍ってしまいました。
そこを突かれてピアに負けてしまいました。
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戦闘終了後、ピアはキファの事を合格と認めてくれます。
キファは自分が弱い事を自認していて、冷静に状況を判断して正しく行動していたので合格だと言っています。
フェリスは失格だそうですよ。
体術が取り柄なのに体術でピアに負けたのが問題だそうです。
ピアは魔法も忘却欠片も使うのにピアよりも優れている体術で負けたのは頂けないそうです。
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ピアはあっさりと負けを認めてしまうフェリスの態度も気に入らないようです。
ライナを助けたいなら、どんな状況でも、どんな場面でも、劣勢をひっくり返して自分が上位に立つ必要がある、と告げます。
そうしないと化物どもに付け込まれるそうです。
フェリスはピアに指摘された心の弱さを払拭する事ができるのでしょうか?
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ピアが自分はフェリスよりも強いよ、と主張すると、フェリスはそうは思わないって顔をしました。
これは合格だそうです。
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ピアはフェリスとキファを自陣営に引き入れようと考えているようです。
ライナを救う為には簡単に冷静さを失うようでは困ると考えているようですね。
ピアはフェリスとキファがライナに好意を持っているんだと理解して人質に仕えるな、と言っています。
ピアはライナが自分の呼び出しに応えなかった理由が、彼の傍にキファやフェリスが居たからだなと理解したようです。
「まさかこーんなハーレムみたいなの作ってるとは。ライナのくせに」と不満気ですね。
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ピアはライナはレムルス・レムルド・アークエドに拉致されたと教えてくれます。
そしてフェリスとキファを一緒に連れて行く事に決めました。
最後に、だんご柄のパジャマは脱いでくるように、と告げて出て行きます。
フェリスは、だんご柄のパジャマを否定されて不満そうです。
しかし自分の趣味が不安になったようですね、キファに、このだんご柄は変か?と聞いてきました。
キファは「えと、んと、そんなことない、かな?」と弱々しい答えを返しています。
正直に変だとは言えなかったようです。
フェリスは満足したらしく、「だろう?やはりあの女の趣味が悪いようだな」と納得していました。
二人はピアに付いて行き事を決めました。
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第三章 高い塔
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ルークはレムルス帝国の首都エッテランにある教会の地下に居ました。
地下から地上を目指しています。
地下は現在の魔導技術では建造できない程広く深かった。
ルークは上階への階段を探しながらレムルスの思考パータンを解析していました。
徐々にレムルスの考えが読めるようになっていきます。
地上に出ると、そこには跪いて背中から腕を生やしている人間で溢れていました。
ルークは逃げる時に必要になる罠を周到に準備しています。
全ての人間が背中から腕を生やして跪いているので見張りが居ません。
これはルークに取って好都合でした。
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罠の準備を終えたルークは外側から搭を登る事にします。
塔の壁に張り付き登って行きます。
そこでルークはカルネと再会する事になりました。
カルネはルークがレムルス帝国に来ている事に驚いています。
ルークはカルネがレムルスに洗脳されていないか警戒していました。
迷うことなくカルネの首にラッツエルの糸を巻き付けていつでも殺せる準備をしてしまいます。
ルークの割り切りが凄いね、迷わないぞ。
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カルネはルークに自分に起こった出来事を教えてくれます。
彼はライナに助け出されたと教えてくれました。
しかしライナの口調が少しおかしかったように感じたそうです。
ライナからシオンを呼んで欲しいとの伝言を預かった事も教えれくれます。
ルークとカルネは罠の可能性を考えました。
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ルークは冷静に思考を続け、カルネがレムルスに利用されているのでは?と考えます。
自分の存在だけはレムルスの想定外でカルネはレムルスに利用されていると判断します。
ルークはカルネを無力化する事を決めます。
カルネもルークがそうするだろうと予想ができていたようです。
彼は逃げる事無く、できれば殺さないで欲しい、会いたい人が居るんだ、と告げてきました。
カルネは死を覚悟したことで、ちゃんとしないと、と思えたそうです。
カルネはエスリナの大切さをようやく認める気になったようですよ。
ルークはカルネを殺しても仕方ないな、と考えていましたが、カルネのエスリナに対する気持ちを聞いて彼を信じる事にしたようです。
カルネを気絶させる事にしました。
カルネは、殺さないでくれて、ありがとう、と言って気絶しました。
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ルークは一人で搭の探索を続けようとしています。
ミルクの声が頭の中に強く響いてきました。
ミルクが近くまで来ていると察したルークは自分がミルクを誘き出す為の餌にされたのではないか?と不安になります。
そしていつから自分が利用されていたのか?と考え始めます。
ルークにはいつから自分が利用されていたのか分かりませんでした。
自分でも分からない程前からレムルスの計画が始まっていた可能性に気が付き、ルークは焦り始めます。
このままではレムルスに勝てない、レムルスの計画通りに進んでしまう、と考えたルークは次の行動に出ます。
ルークはミルクが来る前にレムルスを倒す事を決めます。
「・・・殺す。絶対に殺す。私の命にかけても、おまえの計略を破ってやる」
ルークが珍しく熱くなっていますよ。
これもミルクの垂れ流している人間を誑し込む魔法の影響でしょうか?
ルークは必死に搭を駆け上がって行きました。
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第四章 堕ちた黒い勇者
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目を覚ましたライナは周囲の観察を始めます。
誰か居ないか確認するのですが返事はありませんでした。
不安なようで独り言が増えています。
ライナは周囲に張り巡らされている呪詛の解析に乗り出します。
「すべての式を解く者」の力を使おうとしましたが、瞳に痛みが走ります。
ライナは自分の力が封じられている事に気が付きました。
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ライナの目覚めた小さい部屋には扉が一つ付いています。
それを開けてみると、外が見えます・・・ライナは搭の頂上に閉じ込められていたようです。
部屋から出ようとすると部屋に描かれている結界の様な呪詛が光を発します。
ライナは部屋からの脱出は出来ないと判断して中に戻ります。
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部屋に描かれている呪詛の解析を始めますが初めて見る文字で書かれていました。
ライナは似たような文字に心当たりがあったので、それを足掛かりにして解析を行います。
結果は何も分かりませんでした。
ライナは自分が何者かに拉致された事を思い出します。
そうするとライナを拉致した者から、その記憶は正しい、との声が掛かります。
部屋の天井に化物が姿を現しました。
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現れた化物はレムルスでした。
ライナはレムルスの態度が偉そうだと感じています。
レムルスは「レム」と呼んでくれと言って来たのでライナは「ライナさん」と呼べと応じています。
レムルスは不服そうにしていますね、結局ライナ、レムと呼び合う事に落ち着きます。
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レムルスはライナの事を勧誘したいと言い出しました。
ライナがシオンの事をどう思っているのか質問してきます。
ライナは行き成りな質問に戸惑っています。
レムルスは恋人でも兄弟でもない、他人のシオンに何故そこまで執着するんだ、と質問してきました。
ライナは友達だからだ、と返答しています。
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ライナはレムルスが自分の事を調べ上げていると悟り不利な交渉になるな、と危機感を持ちます。
ライナは何とか上手く話しを持って行ってレムルスを出し抜けないか考えています。
レムルスは命を懸けている、自分の話を聞いて欲しい、と真摯な態度でお願いしてきます。
しかしライナはレムルスの事を信用できませんでした。
話を聞こうとしないライナに業を煮やしたレムルスは力づくで彼の置かれている状況を理解させます。
力を封じられているライナはレムルスに痛い目に遭わされています。
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ライナはレムルスがシオンを誘き出そうとしていると分かると自殺しようとしました。
これを見たレムルスは呆れてしまい、もうライナに興味はないと言ってきます。
シオンの為に死ぬことが正しい選択なのか?と問いかけてきます。
ライナが死ぬことでシオンが助かるとの確証も無いまま行動に出るのは間違っていると指摘してきます。
レムルスはライナの意思でシオンの事を大切に思っているんだと確信が持てたようで満足しています。
これから話す、自分の提案に興味を持ってくれるだろう、と言っていました。
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ライナはレムルスは自分を殺せない、それがレムルスの弱みだと理解して少し落ち着きました。
ライナはレムルスの話を聞く事にします。
レムルスは、この世界のすべてについての話をしたそうです。
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レムルスは「司祭」が「女神」と「勇者」を作ったけど、それの突然変異に悩まされていた。
さらに女神が作った人間に今度は呑み込まれようとしている、と言っていました。
勇者を封じる為に女神が作ったのがニンゲンという魔法で、それを覆す為に、勇者と悪魔がニンゲンαを作った、と言っていました。
構図としては
「司祭」→「女神」「勇者」
「女神」→「ニンゲン」
「勇者」「悪魔」→「ニンゲンα」
って事のようだね。
「悪魔」だけは司祭が作ったモノでは無いようだね、初めから存在していたって事で良いのかな?
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塔を登っているルークの元にレムルスが現れます。
ルークはレムルスを倒す為にリューラから貰った『忘却神器』を用意していたのですがレムルスにはバレていました。
レムルスはルークにそれを使ってもらうつもりのようです。
ルークの出番はまだなので、出番が来るまで塔の外で待っていろ。
これからする話を聞いていて欲しいと言ってきました。
ルークはこの世界の仕組みと、シオン・アスタールが抱える苦悩を知る事になったようです。
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搭を目指して移動中のミルクはいつまでたっても搭に近づけないで困っていました。
ミルクは、ラッハ、リーレ、ムーと行動していました。
突然、ラッハ、リーレ、ムーの胸から腕が生えだしてミルクを拘束してきました。
レムルスが三人を操りミルクに接触してきました。
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ミルクとレムルスは旧知のようです。
そしてミルクはレムルスのしようとしている事が分かっているようです。
レムルスはミルクに自分の計画が終わるまで見ていて欲しい、とお願いしてきました。
レムルスは、気が遠くなるほど何度も、同じことを繰り返すのが耐えられなくなった。
自分がそれを変えようと考えた、と伝えてきます。
自分の計画がうまくいき、状況を変えられたら、醜い『這い神』が実は英雄だった、と褒めてください、とお願いしてきました。
ミルクは自分に何をして欲しいと聞いています。
体を管理しているのはニンゲン(ミルク・カラードだよね)の意思なので保証はできないけど、と付け足します。
レムルスは「僕がライナとシオンを救うまで、ここで待ってくれ、と」ニンゲンに頼んでほしいと言ってきました。
そして「あ、きた」と呟きました。
ミルクはシオンの気配を感じ取り、「・・・『堕ちた黒い勇者』」と呟きました。
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シオンが登場します。
シオンは全身をレムルスが這った呪いが包んでいくのを感じています。
ここにいてはいけない、ここから離れなければならない。
全身がそう叫び、本能、細胞、体を構成するすべてが逃げろと叫んでいます。
それでもシオンはライナを助けに行くようです。
「・・・俺は、馬鹿だ・・・」
「だから、おまえを助けにいくよ、ライナ」
シオンは前に進みます。
シオンは相変らずヒーローチックですね、登場の仕方がカッコいいです。
悩んでいた筈なんだけどレムルスを殺す覚悟を決めたのかな?
会話に成るのか心配になってきたぞ。
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絶体絶命のピンチに陥っているのに、シオンが嬉しそうに見えるよね。
彼もライナと同様におかしくなっているようだね。
これはシオンの意思なのか?彼の中に居る勇者の意思なのか?
レムルスの計画とはどの様なモノなんだろうね?ライナとシオンを救うと言っているけど?
彼の計画は成功するのだろうか?
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成分美女魔法恋愛英雄変態
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