ラノベの感想) 魔法科高校の劣等生 第26巻 インベージョン編 (電撃文庫)

概略：
パラサイト化した光宣が水波を連れ出す為に彼女が入院している病院を襲撃しました。護衛に就いていた真由美、泉水、香澄の七草三姉妹が迎え撃つ事になりました。四葉家に身を寄せているリーナは四葉家が所有する孤島で暮らしています。今の所安全なのですが退屈しているようです。達也は光宣に対抗する為にパラサイトを封じ込める魔法の開発に乗り出しますが完成には居たりません。リーナからＵＳＮＡでもパラサイトが発生していると聞いた達也は日本に入国される事を危惧します。幹比古とレオの助けを借りてパラサイトを捕縛する事になります。

レーベル：電撃文庫
発行日：2018/8/10
著者：佐島勤
イラスト：石田加奈
ISBN：978-4-04-893970-6
雰囲気：スターズ反乱、リーナ隠れ家へ、光宣vs七草三姉妹、ヒーロー克人、幹比古と修業、魔法開発、達也vsパラサイト
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リーナを逃がす為にカノープスはパラサイトと反乱したスターズと戦っています。
一人で三人のスターズを相手にしているのですが危なげなく戦っていました。
ナイフ狂のアルゴルもリーナの事を信じているようで彼女の為に戦っていました。
尤も彼はナイフで斬り合えれば幸せなようですが・・・
戦闘はカノープス以外のリーナに味方したメンバーが負けたので終了しました。
捉えられたカノープスは基地司令と話し合う事になります。
カノープスは基地司令もパラサイト化していると判断して次善の策を取る事にします。
基地司令はカノープスを仲間に引き入れる事は困難だと判断しました。
カノープスは抵抗を止める条件としてミッドウェー島にある監獄に収監される事を選びました。
これはリーナを信じて戦った仲間（アルゴルとシャウラ）をパラサイト化させない為の措置のようです。
勝てない状況では安全を確保しようと考えたカノープスの冷静さが分かりますね。
彼が戦線に復帰する事はあるのだろうか？
この後スターズの基地に居るメンバーは続々とパラサイト化しちゃったようです。
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リーナは達也と深雪に連れられて四葉家が所有する巳焼島に移動しました。
巳焼島は元々は魔法師用の刑務所です。
四葉家にしか凶悪な魔法師を管理できないと判断され四葉家が刑務所の管理をしていたそうです。
しかし数年前に島の周辺で火山の噴火があり刑務所施設が他所に移転したそうです。
使わなくなった島を四葉家が買い取り新たな本拠地にしようと計画が進んでいます。
魔夜さんは此処にＥＳＣＡＰＥＳ計画の施設を作るつもりです。
計画に参加した者の中から優主な人材を四葉家に引き込もうと考えています。
魔夜さんが目指しているのは、魔法師としてより高みに至る道筋を発見する事のようです。
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リーナは巳焼島の施設を案内されて自分が祖国に帰れるのか不安になっています。
案内された場所の中には極秘研究をしている施設もあったので秘密を知った自分は解放されないのでは？と思ったようです。
達也は四葉家は軍ではないぞ、研究組織だぞ、と言ってリーナを安心させようとしています。
達也は四葉家が暴力沙汰で金銭を得ている事を認めますが、それはあくまでも副業だと主張しました。
リーナは副業で世界中から恐れられているの？と呆れています。
達也はリーナをどうするつもりなのでしょうね？
魔夜さんとバランス大佐が同盟関係にあるのでパラサイト事件が解決したらリーナはＵＳＮＡに帰る事になるのだろうか？
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達也は水波に光宣の事をどう思っているのか聞いてみる事にします。
水波は最初何を問われているのか分からなかったようです。
深雪に光宣が水波に好意を寄せていると聞かされて激しく動揺していました。
達也が、水波も光宣の事が好きなら覚悟を決めて貰う必要がある、と言ってきます。
達也はパラサイト化した光宣が手強い事、彼を止める為には殺す必要があるかもしれない事を伝えます。
水波は光宣を止める為には殺す事も止む無しと認めていますが彼女の本心が固まったわけではないようです。
光宣の姿を見た時に水波がどのような行動にでるのか少し不安になるね。
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達也は頻繁に巳焼島を訪れて研究をしているようです。
リーナが達也にＣＡＤが無いのは不安だと訴えてきました。
達也はリーナに支給されているＵＳＮＡ軍のＣＡＤは返せないと答えます。
理由はリーナが知らない機能が付与されているかも知れないからでした。
不満そうなリーナに達也は自分が調整するＣＡＤを貸し与える事を告げました。
もしもの時はそれを使って自衛して欲しいと告げます。
貸し与えたのはＦＬＴ製の完全思考制御型ＣＡＤでした。
リーナは戦闘時に手でＣＡＤを操作する必要が無くなると喜んでいます。
達也としてはＵＳＮＡ軍で完全思考制御ＣＡＤが導入されていない事に驚いています。
調整装置でリーナのデータを取る事になりました。
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着替えてくれと言ってＴシャツを渡すとリーナは全裸の上にＴシャツだけを着て現れました。
膝上１５センチ前後のロングＴシャツなので大事な部分は一応隠れているようです。
リーナが恥ずかしそうにモジモジしているので達也は彼女が下着を付けていないのか？と疑問に思いました。
リーナの突起を捉えた事で全裸だと確信したのですが、紳士な彼はそれを指摘しませんでした。
偉いぞ！お陰で問題無くデータの計測ができました。
日本とＵＳＮＡでは検査装置の印象が異なるのだろうか？
それともＵＳＮＡでは全裸で計測を行っているのだろうか？
深雪が同行していなくて良かったですねー。
見られていたら嫉妬した彼女がどうなっていたか・・・
リーナに対抗するために深雪も全裸になったのだろうか？ありそうですね。
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深雪に指摘されて達也は友人たちに光宣がパラサイト化した事を教える事にします。
集まったのは、エリカ、幹比古、レオ、美月、ほのか、雫です。
達也は光宣が知り合いである、エリカ、幹比古、レオに接触する可能性を危惧していました。
光宣が水波を助ける為にパラサイト化した事を告げると一同は動揺していました。
パラサイト化した光宣が仲間を集める為にエリカ、幹比古、レオに接触する可能性を指摘します。
エリカとレオは光宣がパラサイト化した事を知らなければ味方になっていたかもと言っています。
達也はリーナが極秘で日本に来ている事も教えました。
彼女の来日がＵＳＮＡでパラサイトが発生した事に関係している。
ＵＳＮＡのパラサイトは現状では光宣とは無関係だが共闘する可能性がある事を指摘しました。
パラサイトを捉える為に幹比古の力を借りる可能性がある事を告げます。
達也に頼られて幹比古は嬉しそうにしていますね。
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風間中佐が達也に連絡してきました。
彼は上司からリーナを引き渡すように達也に命じろと言われていました。
達也は四葉家と国防軍が交わした契約を曲解しないで欲しいと告げます。
四葉家が国防軍に与えたのは達也に対する優先命令権であって国防軍に従わなければならない取り決めではないと告げます。
風間中佐は思わぬ反撃に驚いたようですね、叛逆するのか？と聞いてきました。
二人はお互を利用できると考えているので決裂には至りませんでした。
達也は、自分はシリウス少佐を匿っていない、四葉家が保護していると言っているなら、引き渡し要求はそっちにして欲しいと回答しました。
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達也はパラサイトを封印する魔法を作り出そうとしていました。
一人では上手く行かないので八雲に助力を願う事にしました。
九重寺に到着した達也は襲撃を受ける事になりました。
襲撃してきたのは八雲が放った精霊でした。
達也はサイオンの膜で精霊を包み込んで抑え込もうとします。
一旦抑え込んだのですが爆発してしまいました。
精霊が消えると八雲が出て来て惜しかったね、と言っています。
八雲は達也がやろうとした技を封玉と呼んでいます。
もう少し念圧の掛け方を工夫すれば完成する、吉田家の次男（幹比古ね）と練習してみると良いよ、と教えてくれました。
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光宣が水波を連れ出そうと行動を開始します。
彼は水波が入院している病院に現れて侵入を試みてきました。
光宣がパラサイト化したことは十師族の知る所となり警護が付く事になっています。
十文字家、七草家、四葉家が水波の警護についていました。
七草三姉妹が病院に居る時に光宣が襲撃してきました。
光宣の姿を発見した真由美は彼を追って屋上に向かいます。
病院の裏口を警備していた魔法師が倒れていました。
香澄と和泉が彼らを介抱して入り口を守る事になりました。
真由美が追っていたのは光宣がパレードで作り出した幻影でした。
真由美を屋上におびき寄せて裏口から侵入しようと試みたようです。
裏口に香澄と和泉が待ち構えていて光宣と戦う事になりました。
光宣は香澄と和泉を傷付けない様に配慮していたのですが彼女たちは予想以上に強かったです。
仕方なしに窒素を使った魔法を使い二人を窒息させて無力化しました。
後遺症が残る可能性のある攻撃をしてしまった事を光宣は悔いています。
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屋上に誘き出された真由美が幻影を倒して光宣に砲撃を加えてきました。
真由美は『マルチスコープ』と呼ばれる様々な角度から対象を視認できる異能を持っています。
それを最大出力で使い光宣を視認していました。
真由美が『魔弾の射手』を使い光宣に砲撃を加えてきます。
彼女の強さは光宣の予想を超えていました。
焦った光宣が真由美に向かって影の獣を放ってしまいました。
影の獣に齧られた真由美は電撃に襲われて気絶してしまいます。
屋上から落下した真由美を上空から現れた克人がキャッチしました。
お姫様抱っこで真由美を地上まで運びました。
真由美が気絶しているのが残念ですねー。
意識があったら照れ照れになっている可愛い彼女が見れたと思われます。
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克人は背中で「少し待て」と語っています。
光宣は克人の迫力に呑まれて攻撃できませんでした。
真由美を安置した克人がファランクスを使い光宣を捕まえようとしてきました。
光宣は周公瑾の知識から得た『鬼門遁甲』を使い克人の認識を阻害して逃走を図ります。
しかし克人は直径４メートル高さ２メートルの対物障壁を作り出し光宣を捕まえようとしてきました。
追い詰められた光宣は捨て身の方法で脱出を図りました。
克人の攻撃型ファランクスにワザと跳ね飛ばされて彼の包囲網の外に逃げ出しました。
パラサイトになっていなければ出来ない捨て身の方法です。
克人は光宣を追いかけましたが逃がす事になりました。
彼の魔法は追跡には不向きでした。
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真由美、泉水、香澄は水波の入院している病院で治療を受ける事になりました。
気が付いた真由美は光宣に負けて悔しそうにしています。
自分は光宣の敵には成れなかったと自嘲しています。
無傷で光宣を撃退した克人は凄い、それに比べて自分は、と卑下しています。
深雪が真由美、泉水、香澄と戦って光宣が消耗していたので克人は無傷で光宣を撃退出来たと慰めていました。
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達也は魔夜さんに呼び出されてＵＳＮＡからパラサイト化した人間が入国してくる可能性があると教えられます。
パラサイト絡みだったので直接伝えたかったようですね。
関東の空港は四葉家で警戒する事が可能です。
軍の基地については国防軍と協力する事になりました。
問題は地方の空港に入国された場合です。
話しは直ぐに終わってしまいました。
相手は魔夜さんですからね、必要事項の伝達が終わると彼女は退席してしまいます。
達也が魔夜さんに顎で使われるのは以前と変わらないのですが、余り嫌がっていないようです。
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逃げ出した光宣は自分の考えが甘かったと反省しています。
自分一人では水波を連れ出す事は出来ないと考えた彼は味方を集める事にしました。
逃走中の光宣は周公瑾が作ったネットワークを利用しています。
大陸から渡ってきた人たちで姿形には拘らないそうです。
光宣の中に公瑾の記憶が存在すると知り普通に協力してくれています。
丁度良いタイミングでＵＳＮＡからパラサイト化した二人組が日本に入国してきました。
やって来たのはスターズのジェイコブ・レグルス中尉とレイモンド・クラークでした。
二人は関西空港に到着しました、達也の懸念が現実になってしまいました。
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不注意なレグルスがテレパシーで会話した事により二人は警察に追われる事になりました。
所持品を捨てて逃げ出した二人を匿ったのは光宣です。
光宣は二人に協力を要請しました。
レグルスは直ぐに光宣の意見に従う事を決めたのですがレイモンドは不満を抱きます。
レイモンドはパラサイトは共通認識を持つ筈だ、それに従わない光宣は何かがおかしいと考えます。
レイモンドの目的は達也の排除です。
達也が自分の思い通りに動いてくれないので癇癪を起しているようです。
レイモンドの子供っぽさがパラサイトに付け込まれる原因だったようですね。
彼はパパの作ったフリズスキャルブを覗き見するだけで大人しくしていれば良かったんだよ。
レイモンドは光宣を説得しようと試みて逆に光宣に説得されてしまったようです。
光宣はパラサイト化しても自分の意思を保とうと抗っています。
水波を救うためには自我を保持できなければパラサイト化する意味が無いので頑張ているようです。
しかしレイモンドとの会話で達也の事を排除した方が良いかな？と思い始めてしまいます。
少しレイモンドの考えに感化されているようです。
この事からもパラサイト化して自我を保ち続けるのは不可能なように思われます。
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光宣の行動を助ける大事件が発生しました。
大亜連合が新ソ連に戦争を仕掛けた事が報道されました。
これは達也がベゾブラゾフに大ダメージを与えた事が契機となっています。
ベゾブラゾフの消息が途絶えた事で大亜連合は勢力を回復するチャンスだと思ったようです。
その大亜連合も日本に仕掛けてきた反撃として達也のマテリアル・バーストで大きな被害を受けています。
達也にちょっかい出して不幸になった国同士が争おうとしています。
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達也は風間中佐に呼び出される事になりました。
国防軍とは仲良くしておいた方が得だと考えている達也は出頭する事にします。
風間から大亜連合が動いた理由を聞かれて自分がベゾブラゾフにダメージを与えたからだと答えています。
どちらが勝つのかと聞かれて新ソ連の楽勝と予想しました。
大亜連合はベゾブラゾフが死んだと仮定して作戦行動を起こしたので彼が戦線に復帰すれば新ソ連優位に傾くと予想します。
新ソ連が大亜連合に勝利した余勢を駆って日本に攻め込んできた場合は協力する事を約束しました。
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達也は巳焼島に行き新たな戦略級魔法の開発を行っていました。
暇を持て余しているリーナが達也の側にやって来て色々と聞いてきますよ。
達也がベゾブラゾフの『トゥマーン・ボンバ』を改良して新たな戦略級魔法の開発をしていると教えると呆れています。
リーナは達也が既に『マテリアル・バースト』と云う戦略級魔法を使える事を知っています。
二つ目の戦略級魔法を編み出そうとしている達也に魔王にでもなるつもりと言ってきます。
達也は開発中の魔法を自分で使うつもりは無いそうです。
彼には使えそうな人物に心当たりがあるそうですよ。
そいつが新たな『使徒』として名乗りを上げてくれれば鬱陶しいしがらみも軽減すると言っています。
候補者は誰だろうね？真由美か？
でも、「そいつ」って言ってるので女の子ではないのか？
達也はリーナとの会話の中で出てきたリーナの為に開発を担当している技術者の名前を記憶に留める事にします。
アビーと言う人物で今も新たな魔法を開発しているそうです。
達也とアビーは出会う事があるのでしょうか？
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達也は幹比古を相手に封玉を完成させる為の修行を行っていました。
達也としては手ごたえを感じていないのですが幹比古は進歩していると言っています。
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黒羽亜夜子と文弥が関西空港で発見された密入国者を捜索していました。
発見には至らなかったのですが魔夜さんから九島烈に伝えろと言われて旧第九研に向かう事になります。
達也が烈の事を閣下と呼んでいるので二人も閣下と呼ぶことにしています。
烈は光宣がパラサイト化した事に心を痛めていました。
光宣と似たような年齢の二人を夕食に誘います。
烈の辛い気持ちを察した二人は烈の誘いに応じる事にしました。
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夕食中に光宣が攻め込んで来ました。
彼の狙いはパラサイドールを入手する事です。
烈に頼まれて亜夜子と文弥はパラサイドールの保管されている倉庫に向かいます。
亜夜子は戦闘能力が低めなので文弥だけが倉庫に向かう事になりました。
そこで文弥は光宣と対決する事になりました。
文弥の攻撃が光宣を捉えます。
光宣は負けを覚悟して自爆的な魔法を使いました。
『ノックス・アウト』と云う空気中の酸素と窒素を強制的に化合させる魔法を放ちます。
光宣も巻き込まれる事になりますがパラサイト化しているので生き延びる事になりました。
不味いと感じた文弥は倉庫の外に退避して難を逃れます。
倉庫の外では亜夜子がパラサイドールに囲まれています。
不利を悟った文弥は一体のパラサイドールを倒して退路を確保し亜夜子の『疑似瞬間移動』で一時撤退を図りました。
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倉庫の敵を排除した光宣の前に烈が現れました。
烈は光宣の事を本当には理解してやれなかったと後悔の念を示します。
烈は十師族に捕まると実験材料にされてしまう光宣を自分の手で殺そうと考えていました。
烈は光宣が敵う相手ではありませんでした。
光宣は死を覚悟したのですが彼の中のパラサイトは死を拒絶します。
何らかの攻撃を行ったようです・・・光宣が気付くと烈の死体が転がっていました。
光宣の絶叫が響き渡りました。
光宣は意図しない攻撃で烈を殺してしまった事で何かが壊れたようです。
光宣はパラサイドールを１５体入手して研究所を後にしました。
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烈の死に責任を感じている文弥の事を達也が慰めています。
閣下と光宣の事は九島家内部の問題だ、旧第九研で起こった事も、四葉家が責任を覚える必要は無いんだと慰めています。
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九島烈の死が公表されました。
死因は病死って事になっています・・・まあ本当の事は発表できんよな。
真実を知るのは一部の魔法師だけのようです。
エリカが達也と深雪に向かって葬儀に参列するのか聞いてきました。
深雪は意外感を持っていますが、理由を聞いて納得したようです。
エリカは十師族の一員で後継者に指名されたんだから葬儀に招かれても不思議はないと思うんだけど？と言ってきます。
達也は九島閣下には一昨年の九校戦でお世話になった、招かれれば出席すると答えました。
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エリカが達也と美雪に話があると言ってきます。
人に聞かれたくない話になるので幹比古が風紀委員会本部を提供しました。
エリカは幹比古から今夜の作戦について聞いたと話し始めます。
達也と幹比古は今夜、ＵＳＮＡから入国するパラサイトを捕獲するつもりでした。
エリカは光宣を警戒して水波の護衛に就く深雪に同行したいと申し出ました。
エリカがレオを幹比古の護衛に付けると教えてくれます。
達也が何をしに行くのか理解しているのか？と問うと知っていると答えます。
達也はエリカの申し出を受け入れる事にしました。
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達也、幹比古、レオは座間基地の周辺に来ています。
レオに、本当に良いのか？と確認すると、なんで俺にだけ念押しするんだ、と怒られてしまいます。
達也は幹比古にパラサイトを封じる遠隔魔法を使ってもらうつもりです。
魔法を発動している間、幹比古は無防備状態になります。
レオが護衛してくれれば安心です。
達也はレオの申し出を受け入れ協力して貰う事にしました。
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達也は短距離飛行機能が付いた『ウイングレス』でＵＳＮＡの輸送機に乗り込みました。
達也は『フリードスーツ』を着ています。
見た目からして怪しげな格好をしているって事です。
達也は分解を使い輸送機の壁面に穴を開けて乗り込みました。
乗り込むと再成を使い穴を塞ぎます。
突然現れて侵入者にＵＳＮＡ軍人は動きが止まります。
達也は手早くパラサイトを倒していきます。
一般兵も対処する為に銃器で達也を狙いますが『分解』で銃器をバラバラにされて動きを止めました。
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達也はパラサイトに『徹甲想子弾（てっこうさいおんだん）』を撃ち込みパラサイトを痙攣させます。
動きの止まったパラサイトに幹比古から渡された短剣を刺します。
この短剣が幹比古の使う封印術式をパラサイトに付与する為の法具でした。
パラサイトは４人居て１人だけ強い力を持った個体が存在しました、それがアークトゥルスです。
アークトゥルスは達也を倒してもパラサイトの封印を解除できないと見破り幹比古を狙います。
持っていたトマホークを投擲して幹比古を殺そうとしてきました。
達也はトマホークを追うのではなくアークトゥルスの無力化を優先しました。
達也は見事に４人のパラサイトを封印して機外に逃げ出しました。
『分解』と『再成』を使うと無許可で安全に出入りできますね。
目的のパラサイト以外に被害者を出して無いですよね・・・凄すぎます。
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幹比古を狙って飛来したトマホークをレオが捕まえました。
彼は『ジークフリート』と呼ぶ魔法で肉体を強化してトマホークを掴み取りました。
達也は当初の目的だった密入国してくるパラサイトの無効化に成功しました。
しかし横須賀基地に寄港した空母にパラサイトが乗り込んでいました。
その空母に着艦しているＶＴＯＬ戦闘機は飛行甲板を持つ大型潜水艦から発艦した機体でした。
流石の国防軍も潜水艦からのＶＴＯＬ戦闘機までは捕捉できませんでした。
シャルロット・ベガ、ゾーイ・スピカ、レイラ・デネブ、パラサイト化したスターズの女性士官が日本に入国しました。
彼女たちはリーナを裏切り者と信じ反乱に加担していました。
その時はパラサイト化していなかったそうですが基地に残っていたのでパラサイト化したようです。
スターズは壊滅状態になってしまったようですね。
ベガは特にリーナに反感を抱いていたので厄介な敵になりそうです。
彼女たちの目的はリーナの殺害なんだよね？
彼女たちは光宣と合流する事になるのだろうか？
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成分	婚約者	ハーレム	恋愛	エロ	美少女	ヒーロー	バトル	恋人？愛
評価	C	C	B	A	AAA	A	A	C

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