ラノベの感想) Re:ゼロから始める異世界生活 2 (MF文庫J)

概略:
スバルはロズワールの屋敷で働く事になりました。ラムとレム双子の美少女メイドの元で下働きをする事になります。4日目の夜に衰弱死してロズワール邸の初日に戻る事になりました。死因と犯人が不明の状態でやり直しが始まります。二回目の死は体調不良に襲われたところを何者かに撲殺される事になりました。スバルは敵の正体を掴もうと考え最終日にロズワール邸を見張る事にします。スバルの前に刺客が現れます・・・やってきたのはレムでした。

レーベル:MF文庫J
発行日:2014/2/25
著者:長月達平
イラスト:大塚真一郎
ISBN:978-4-04-066309-8
雰囲気:貴族の屋敷、執事、衰弱死、撲殺、レムの殺意、幼女の優しさ、ラムの殺意、再起動
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スバルは豪華な部屋で目覚める事になりました。
誰も居ないので部屋から出て廊下をうろつく事にします。
広すぎて果ての見えない屋敷でした。
目についたドアを開けると書庫に繋がっていて金髪ドリル幼女ベアトリスと出会います。
スバルがドアを開けて侵入してきた事が不満だったようです。
スバルからマナを吸い出し追い出しました。
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ベアトリスにマナを吸われたスバルは再び倒れてしまいベッド行きとなります。
再度目覚めると目の前に双子の美少女メイドがいましたよ。
桃色の髪のラムが姉で青い髪のレムが妹です。
二人は同じ内容を違う口調で喋っています。
ラムはぞんざいな感じでレムは丁寧な感じです。
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屋敷の主人であるロズワールに紹介される事になりました。
エミリアがどんな立場なのか知らされます。
彼女はルグニカ王国の次の王様候補でした。
他にも候補者が居るようですね王選に参加しているそうです。
ロズワールはエミリアの後見人だそうです。
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エミリアが無くした徽章は王様候補者を示す大切な物です。
それを奪われたって知られると王としての資質を問われる事になってしまいます。
だからエミリアは徽章の捜索を衛兵に頼れなかったのね。
ロズワールはその事実を知っているスバルを警戒していました。
スバルにエミリアが徽章を奪われた事実を公表されるのを警戒しています。
口止め料として何でも願いを叶えると言ってきます。
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スバルはエミリアの傍に居たいと考えロズワール家で雇って欲しいとお願いしました。
スバルが余りに無欲なのでエミリアは困惑しています。
スバルはラムとレムの元で執事見習いを始める事になりました。
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ラムがスバルの教育係になりました。
メイドとしての能力はレムが勝っています。
ラムは何事においてもレムよりも下手なようです。
レムは姉であるラムの事を尊敬していて彼女の役に立とうとしています。
自分が頑張ればラムの負担が軽減されると思っています。
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ラムはロズワールへの忠誠心が強いみたいです。
夜中にロズワールの膝の上に座ってスバルの様子を報告していました。
二人ともスバルの無欲さに違和感を抱いているようです。
スバルの事を疑っているようですがスパイにしては目立ち過ぎるとの判断を下しています。
スバルの仕事は主に屋敷の家事仕事だったのですが何事も上手くできませんでした。
ルグニカ王国では貴族でない限り家事仕事ができるのが普通のようです。
知っていて当然の知識が無いスバルの事をどう判断して良いのか分からないようです。
身分の高い家の出身かもと考えますが、それにしては無知過ぎると判断しています。
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スバルはエミリアとの距離を縮めようと努力中です。
レムと一緒に買い出しに行った村の傍で花畑を見つけました。
そこにエミリアと一緒に出掛けたいと言ってデートに誘います。
デートって概念を理解できないエミリアは困惑しています。
村に一緒に行くとスバルに迷惑が掛かると言ってますね?
スバルはエミリアの真意が分からず困惑しますが勢いに任せてデートの素晴らしさを語ります。
エミリアはスバルの勢いに負けてデートを承諾しました。
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スバルはワクワクしながら眠りに付き死にました。
目覚めたスバルはロズワール邸にやって来た初日に死に戻っていました。
何が原因で死に戻ったのか分からないスバルは1回目と同じ結果になるように行動を踏襲します。
しかしスバルの思惑に反してラムの行動が変化しました。
スバルが字が読めないと知った彼女はスバルに文字を教える事にします。
仕事が終わった後にスバルの部屋を訪れて文字を教えてくれる事になります。
スバルが感謝を伝えるとレムはスバルのベッドの上で眠っていました。
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ロズワール邸には巨大な風呂があり毎日入浴できるようです。
仕事の後に入浴するのがスバルの楽しみになっていました。
男女兼用なのでエミリアが入った後に入ってお湯を飲もうと考えたようです・・・
まあ当然の行動かな?
しかし、贅沢にも入るたびにお湯を入れ替えていたのでスバルの野望は実現できませんでした。
ロズワールが一緒に風呂に入ろうと言ってやって来ました。
ラムやレムとの混浴の機会もなかったね・・・残念過ぎる結果だよ。
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ロズワールからこの世界の魔法の仕組みを教えて貰っています。
人間にはゲートと呼ばれる器官が備わっていて適性に合致した魔法が使えるそうです。
スバルは異世界転生した自分にもすごい魔法が使える可能性があると期待します。
ロズワールに適性を見て貰う事になります。
期待に満ちた目を向けてくるスバルに属性は闇だと告げました。
闇属性はデバフ系統の魔法を使えるそうです。
派手な攻撃魔法を期待していたスバルはガッカリしています。
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レムはスバルの髪がきになるようです。
スバルはレムに散髪して貰う約束をする事になりました。
エミリアとのデートが終わった後に散髪して貰う事にしました。
二人の美少女と約束を交わした事実に感激しています。
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前回死んだ日の夜がやって来ました。
スバルは眠らないようにして敵の正体を掴もうと試みます。
スバルは明確な敵の存在を想定していたのですが徐々に身体が変調をきたす事になりました。
生命力が失われていったようですねエミリアの元に向かおうとしてゲロを吐きながら廊下を這いずります。
そこに鎖の音が聞こえてきてスバルは半身を砕かれて死にました。
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死に戻ったスバルは情報収集を行う事に決めました。
三日間食客としてロズワール邸に滞在する権利を貰う事にします。
部屋に籠って文字の練習と体力の回復に努めています。
ラムがお茶を持ってスバルの部屋に遊びに来ています。
スバルは基本的なイ文字の本を読めるようになっていました。
印象に残った話を聞かれて嫉妬の魔女に付いて書かれた話を上げています。
スバルの知っている昔話を教える事になり鬼の話を教えました。
鬼の話を聞いたラムの反応が少し気になります。
レムには絶対にするなと言ってました。
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スバルはロズワール達に見送られてロズワール邸を後にします。
エミリアはお母さん目線でスバルの事を心配してくれました。
向かった先はロズワール邸を見下ろせる崖の上です。
スバルはそこから襲撃者の存在を確認しようと考えました。
この段階でスバルは襲撃者が王選がらみだと考えていました。
スバルの前に襲撃者が現れました。
やって来たのは針付きの巨大な鉄球を携えているレムでした!!
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レムはスバルの事を魔女教に関わる刺客だと思っていました。
ラムがスバルと親し気に話す姿が心配だったそうです。
レムは魔女に対して強い反感を抱いているようです。
スバルを痛めつけてきました。
右足を切られたスバルを回復魔法で治療して情報を聞き出そうとしてきます。
苛烈なレムの攻めにスバルは泣きながら無実を訴えるしかありませんでした。
スバルを哀れに思ったラムがスバルの喉を潰して殺してくれたようです。
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スバルは死に戻る事になります。
味方だと思っていたレムとラムに殺されたショックは大きかったぞ。
心配してくれるエミリアの事まで疑いだしてしまった自分に嫌気が指しています。
スバルはエミリアに死に戻りの事を教えようとして心臓を握りつぶされるような恐怖を味わう事になりました。
死に戻り現象を他人に伝える事はできないようです。
誰も味方は居ないと思っているスバルにベアトリスが手を差し伸べてくれました。
パックにべた惚れのベアトリスは彼に頼まれてスバルの様子を見にきました。
スバルはベアトリスに頼る事になりました。
守ってくれとお願いしています。
スバルは理由を語れなかったのですがベアトリスは承諾してくれました。
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スバルは自室に籠り最終日を待つ事にします。
出された食事も毒が入っているのでは?と疑ってしまい食べる事ができません。
やってきたエミリアに食事を執る事を勧められます。
食べない理由を語れないスバルはエミリアが食べさせてくれるなら食べると無茶な要求をしています。
スバルの予想に反してエミリアは快諾してくれて、はいあーん、をしてくれます。
エミリアはスバルの事を弟と認識しているようですね。
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食事を終えたスバルを睡魔が襲います。
スバルはベアトリスの書庫で目覚める事になりました。
ベアトリスがパックが呼んでいると言って部屋から出て行きます。
スバルは恐怖を振り払い後に続く事にしました。
エミリアがスバルの姿を見つけて安堵しています。
部屋から消えたスバルの事を心配していたようです。
スバルは朝日を目にする事になりました。
問題の夜を超えられた喜びに震えるスバルにエミリアが悲痛な顔を向けてきます。
エミリアに連れられてレムの部屋に向かう事になります。
.
部屋からラムの悲痛な叫び声が聞こえてきました。
ベッドの上でレムが衰弱死していました!!
スバルは疑われる事になってしまいます。
死に戻りに関わるのでスバルには何も答える事ができませんでした。
ラムが激しい敵意を向けてきます。
ロズワールもスバルを疑っているようですね。
スバルを守る契約を交わしているベアトリスがスバルの前に出て彼を守る態勢を取ります。
エミリアもスバルを信じると言ってくれます。
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ラムが知っている事を話せと要求してきました。
ラムの憎悪に染まる目に耐えられなくなったスバルは逃げ出してしまいます。
エミリアが哀し気な視線を送って来ました。
スバルは森を抜けて崖まで逃げてきました。
エミリア、ロズワール、ラムの信頼を裏切ったスバルには残された手はありませんでした。
スバルは自殺して死に戻ろうと考えたのですが怖くてできません。
そこにベアトリスが現れました。
スバルは彼女との契約が終わっていると思っていたので驚きます。
ベアトリスは契約期限を決めていないと言ってスバルを助けようとしてくれます。
スバルが望むならどこかに逃がしてくれると言っています。
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スバルは生き恥を晒して生き延びるか悩んでいます。
そこにラムがやって来ました。
ラムはスバルを殺す気満々です。
ベアトリスは自分が相手をすると前に出ますがラムの余裕は崩れません。
屋敷の外に出ているのでベアトリスは能力が減退しているようです。
スバルは死に戻りで忘れられてしまったレムやラムとの繋がりを取り戻す為に自殺を決意しました。
「絶対に、助けてやる」と叫んで崖から飛び降りました。
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死んだスバルの意識が何者かと出会っています。
謎の人物が「まだ、会えない」と呟いています。
誰だ?
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美少女魔法精霊交渉戦闘変態ラッキースケベ
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