ラノベの感想) アブソリュート・デュオ 第6巻 風と焔と雷と (MF文庫J)

榊にボロ負けして傷ついた透流を前にしてユリエは茫然としていました。
授業で習った筈の応急処置も出来ませんでした。
ユリエは父が殺された場面を思い出してしまい足が竦んだようですね。
榊が透流に止めを刺そうとしていると感じた様ですね。
ユリエは透流を守る為に近づいてくる榊から庇おうとしましたが、榊が視界から消えましたね。
ユリエでも捉えきれない移動速度は凄いな、榊は・・・
ユリエは動揺中の為に榊がユリエのフルネーム、ユリエ=シグトゥーナと呼んだ事に気付かないね。
榊には透流に止めを刺す積りは無かったようですね。
「待っているよ―いつか君が悲壮なる決断を下し、<終の領域>へと至るその刻を」と言って去りました。
気になる発言ですね。
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瀕死の透流を救ったのは王城さんだった。
彼が透流に応急処置を施し、ユリエに指示して昊陵学園に救助を要請させたよ。
リーリスのヘリで病院に搬送されて透流は助かりました。
斬り落とされた左腕もくっ付いたぞ、良かった、良かった。
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朔夜は透流とユリエが緊急要請のあった任務に就いていた事にしました。
ユリエは透流が入院している間、病院に付き添う事になっていました。
退院して昊陵学園に戻った透流は榊に負けた悔しさから泣き叫んだいました。
雨が降ってきたのでユリエに傘を部屋からとってきて貰う事にして一人になって泣いてたのにリーリスに目撃されてしまいました。
透流は恥ずかしがっていましたね。
リーリスは透流が負けた事を知っていたので彼を励まそうとパーティを企画していました。
またか、透流はリーリスの気遣いに感謝していましたね。
リーリスが寮から出かける時に傘を取りに来たユリエと会っていました。
リーリスに透流が駅で待っていると告げて迎えに行って貰ったようですが、リーリスの行動が気になったみたいですね。
ユリエは傘を持って直ぐに戻ってきたので透流の慟哭する姿を見られてしまったね。
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榊に負けた透流は何かが足りないと言って考え込んでいました。
それを見ていたユリエは彼女なりに透流に対して誠意を見せますよ。
ユリエはブレイズを使い透流と戦う許可を朔夜に貰ってきました。
ブレイズの私的利用は禁止なんだよね。
ユリエは魂が危機に瀕すると強くなるという朔夜理論を利用しようと考えたようです。
透流にあなたの刻を貰いますと言って透流に挑んで来ました。
ユリエに負けて透流は一日意識を失いました。
成るほどね、意識を失うので刻を貰うね。
透流の攻撃はブレイズに依らないのでユリエは負けても意識を失う事はありません。
それでは不公平だと言ってユリエは飯抜きで過ごすと言ってきましたね。
それは健康に悪いので透流が難色を示しました、結局、ユリエが負けた場合は一日透流と話さない事になりました。
これが思いのほか笑えましたね。
行動は共にしているので、ちょっとした透流の申し出に頷くだけで答えてたね、コクコクと。
ユリエ、そこの醤油とってくれ、コクコク、とかですね。
みやびが不審そうにしてました。
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日常に戻り訓練を再開しましたが、透流のリハビリが終わった頃に朔夜から試練を行うとの話がやってきました。
朔夜はメッセンジャーに璃兎を使いましたが、璃兎が悪乗りしましたよ。
璃兎は全裸で透流のベットに潜り込みタオルケットに包まり隠れていました。
自分のベットに誰かが居ると気がついた透流は思い切りタオルケットを剥ぎ取りましたが全裸の璃兎が出てきて驚いていましたね。
兎耳装備の全裸の璃兎か、これは破壊力大ですね、透流め、なんて美味しい思いをしたんだ。
璃兎から朔夜が呼んでいると教えられました。
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おふざけが過ぎる璃兎でしたが最近は吉備津(女の子)とラブラブですよ。
吉備津に「はい、あーん」でシュウマイを食べさせて貰ってますね。
目撃されてしまった璃兎は見世物じゃねーぞと照れ隠ししてますね、可愛い反応だね。
吉備津は透流の事も好きだと言ってきましたね、璃兎が一番好きで透流が二番目なので自分を二号さんって感じで好きになってねと言ってました。
これに璃兎が乗るね、自分も吉備津と一緒に可愛がってくれと言ってきたぞ。
「体力が自慢なんだから、毎晩ハードモードでも余裕だろ?よろしく頼むぜ、ハーレム野郎♪」と言ってきましたね。
悪乗りし過ぎだよね、これで巴がまたしても誤解をするぞ、不埒者ー。
巴の想像力も大分鍛えられた感があるね。
「毎晩」「体力自慢」「ハーレム」で不埒者に行きついたぞ。
もしかして巴はむっつりさんなのか?
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朔夜から内定調査を依頼されました。
「666(ザ・ビースト)」と呼ばれるドーン機関と敵対する組織の催しに潜入して違法行為が行われている現場を押さえろって内容です。
「狂売会(オークション)」と呼ばれる違法品の競売会に潜入する事になりました。
メンバーは透流、ユリエ、リーリス、巴の四名になりました。
巴は朔夜が透流に課す試練とは無関係なので、なぜ彼女をメンバーにするのかと、透流は朔夜に対して憤りを覚えましたね。
朔夜は巴はカムフラージュの為の偽装要員だと説明しました。
オークションに参加するに当たり、透流と巴が夫婦と云う設定を使うと言っていました。
夫婦との設定に過剰に反応する巴が可愛いですね。
透流と巴にも思うところがあったようで、設定は婚約者に格下げとなりました。
リーリスは招待状無しで敵対組織の重鎮が押しかけて来た事を演出して囮役になりました。
ユリエはリーリスのメイドとして彼女の側で控える云わばボディガード役です。
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潜入直前に透流と巴は互いの呼び方を名前で呼ぶ事にして練習してますね。
透流は簡単に「巴」と呼ぶことができましたが、巴は「透流」と呼ぶことに苦心してましたね。
呼び慣れないので照れくさいようですね。
巴が透流を意識しまくっている状況でしたが、透流は鈍感だな。
巴の指に婚約指輪を嵌めてあげてますね、巴は何とも言えない満足感を得ている感じがするね。
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オークションは二日間行われるので会場となったホテルで一泊する事になっています。
透流と巴は婚約者なので同室、しかも一つのベットで寝る事になったぞ。
初日はダンスパーティから始まりました。
リーリス、巴と透流は踊る事になったね。
二人とも嬉しそうだったね。
その後のオークションでは違法品が取引されていたようですね、主に盗品などだったようだね。
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夜になり透流は内偵を開始しました。
天井裏に這い上がり色々と見て回ってますね。
そこで拉致した子供が競売品になっている事を知ってしまいました。
攫った子供たちを麗奴(れいど)とか呼んでますね、変態の客も居るようだね。
透流は、直後に第三者に見つかってしまいました。
その人物は「煌闇の災核(ダークレイ・ディザスター)」ユーゴと名乗るね。
あら、レインカンファレンスのメンバーじゃないか。
ユーゴも誰かを探す目的がありオークションに潜入していると言ってます。
ユーゴがザ・ビーストと敵対していると分かったので共闘する事になりました。
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ユーゴを連れて巴の待つ部屋に戻り作戦会議を始めます。
巴の「この素性の知れぬ怪しさ満載の男を連れて、戻って来たということか」発言に対するユーゴの巴評が面白いですね。
「お前の彼女、口が悪いぞ」うーん確かにね、遠慮が無いな、任務中だから警戒心高めなのかもね。
普段の巴ならば、もう少し柔らかい表現を使いそうだよね。
巴が空かさず彼女じゃないと返したのも、面白いですね、意識しまくりですね。
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ユーゴは自分はザ・ビーストと数百年に渡り敵対している<聖庁(ホーリー)>の所属だと身分を明かすね。
いきなりな数百年敵対している発言に透流と巴は驚くね。
まあそうだよね、数百年とか言われても反応に困るよね。
ユーゴは個人的な意志で人探しをしていると潜入理由も語ってくれたぞ。
朔夜の事を<魔女(デアボリカ)>と呼び彼女とも知り合いだと教えてくれます。
この発言で透流はユーゴの事を朔夜が作戦前に言っていた協力者だと勘違いしてしまいました、そして最後まで気づかないよ。
巴は朔夜が魔女と呼ばれた事に疑問を持ちました、彼女は朔夜の真意を知らない筈なので尤もな反応でしたが、ユーゴの朔夜が九十九月心の後継者だとの説明で納得しちゃたよ。
巴も橘流の後継者なので自分の立場と重ねてしまい納得してしまったようですね。
もう少し疑えばね、巴も朔夜の真の目的を知る事が出来たのにねー惜しいよね。
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ユーゴの人探しが終わっていないので翌日ザ・ビーストを攻撃する事になりました。
帰る前にユーゴが透流に魔術の加護をくれました、これが最後に透流を救う事になりますよ。
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いよいよ就寝する段階になり、ベットが一つしか無い事に慌てる事になりました。
透流は自分がソファーに寝て巴が一人でベットを使うようにと言いましたが巴が納得してくれません。
翌日の作戦では透流は敵と交戦予定なので疲れを残すのは良くないと主張していますね。
結局、透流は巴に言い包められてしまい一緒に寝る事になりましたよ、弱い、透流の決意は弱い。
ベットの中では、中々良い雰囲気になりますね。
透流が巴に危険な目に遭って欲しく無い、巴は自分が守ると言っていました。
巴が激怒してますね、透流が自分の命を軽んじていると感じた様ですね。
巴は透流の背中におっぱいを押し付けて、透流を諭してますね。
透流も皆に心配されている、透流にも仲間を頼って欲しいと言ってきました。
おーこれはグッと来るね、巴、イイ女だねー。
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リーリスとユリエは同室でした、まあユリエはリーリスのメイド役だから同じ部屋を宛がわれたのね。
今回、リーリスはザ・ビーストのボス、メドラウトの相手をしていたので、疲れているだろうとユリエが気を使ってますね。
リーリスのユリエ評も面白いですね。
透流が絡まないとユリエは突っかかって来ないと言ってますね。
そうか、透流を狙う事が許せないんだね。
二人は仲良くホラー映画を見てました。
リーリスは結構面白かったと評していましたが、ユリエは怖かったみたいですね。
映画が終わったので風呂に入ろうとするも、風呂の扉を開けると殺人鬼が居ると思ったようですね。
リーリスに一緒に入ろうと言ってきますね。
リーリスは風呂上りに映画を見たので、ユリエは一人で入浴する事になったようですね。
二回目でも一緒に入浴してやれよなー、リーリス、可哀想じゃんか。
寝室は別だったようですが、翌朝目覚めるとリーリスの隣でユリエが眠ってました。
おーこれは、美しい図が出来ている予感。
ユリエはホラー映画が余程怖かったようですね、可愛いですね、あれだけ強いのにホラー映画が駄目とはね。
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襲撃作戦の役割分担は、ユリエと巴が拉致されている子供の救出。
透流は敵との交戦、リーリスはボスの相手をして囮になる、でした。
透流は戦い始めましたが相手が獣人だと分かりました。
なるほどね、組織名がザ・ビーストと名乗っているのは獣人化できるメンバーを揃えているからなんだね。
透流が驚いていましたね、攻撃がヒットします。
人間ならば気絶必至の攻撃をしたのですが、彼らは立ち上がったからね。
透流は他にも現れた構成員に囲まれてしまうのですが、子供を救出したユリエと巴が合流しました。
敵が銃撃してきたので子供を巻き込まない為にユリエが子供を連れ出す事になりました。
ユリエはブレイズの能力で空中浮遊が出来るようになっているので、屋上から飛び降りて敷地外まで飛びました。
.
透流と巴の二人で抵抗している間に、囮の必要が無くなったリーリスが助っ人として駆けつけました。
廊下で交戦していたのですが、廊下の敵をリーリスに任せて透流と巴は屋上に向かいます。
そこにはザ・ビーストの親分、メドラウトと執事が居てヘリで逃げようとしていました。
メドラウトは逃げ果せましたが執事が透流たちを始末する為に残りました。
執事との戦闘になります。
この執事が凄く強かったですね。
彼は三種類の獣の要素を持ち合わせていました。
犀、猪、電気鰻の能力を持っていました。
肌が堅くて攻撃が効きませんね、透流の鉄拳は効果が余り無かったね。
巴もブレイズの鎖鎌を使い鎖を巻きつけて動きを封じようとしましたが裏目に出たね。
電撃攻撃を貰ってしまいブレイズにダメージを受けてしまいました。
透流も電撃を受けて動けなくなりました。
そこへリーリスが助っ人に来ましたね、良い所にやって来るね。
リーリスはレベルアップしたのかな、ブレイズから発する焔の色が青に変色してますね。
リーリスがパワーアップしたブレイズで攻撃してますね。
敵の放つ棘槍は打ち落とせましたが、尻尾に捕まり電撃を貰ってしまいました。
おーリーリスがエロい悲鳴をあげてますね。
リーリスのピンチに透流が動かない体を無理やり動かして攻撃に出ましたね。
根性を見せましたよ。
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電撃攻撃に対して有効に機能したのがユーゴの掛けてくれた魔術でした。
ユーゴは電撃の魔術を施してくれたので透流は対抗する事が出来ました。
ユーゴの言い分では名前に神の力が宿ると言ってたね。
透流なのでトールですね、雷神トールの力の加護を十三秒間得る事が出来ました。
透流は「十三秒ノ雷鳴(サーティーンリミット)」を駆使してビリビリパンチで敵を殴り続けました。
最終的に犀の堅い肌を壊して透流の必殺技、雷神の一撃を決める事ができました。
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勝ちはしましたが透流はボロボロでしたね。
巴は気絶してしまいましたが、リーリスは意識があり動けたので倒れた透流に膝枕をしてくれます。
おー、透流は柔らかいと評してますね、なんて羨ましんだ。
リーリスの好きにしても良いと言ってしまったのでリーリスは透流にキスしようとしてきましたね。
二人でいちゃついている所へ、ユリエが戻ってきました。
ユリエは子供たちを安全な場所に連れ出してから急いで戻ったようなんだけど、これは見たくなかった光景だよね。
透流とリーリスのおふざけをじーーーーっと見てますね。
気まずいですね、「何をしているのですか?」とちょっぴち怒りが滲んだ問いかけをしてきたね。
ユリエは許してくれたんだろうか?
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昊陵学園では朔夜がお茶会を開いていました。
相手は七曜(レイン)の颶煉の栽者(テンペスト・ジャッジス)、クロウヴィスでした。
今回の協力者とは彼の事だったのね。
クロウヴィスにも何か狙いがあったようですが、それが何かは分かりませんでした。
もっとも朔夜もそれを気にして無い風ですね。
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鳴皇榊を主と信じる七曜の洌游の對姫(サイレント・ディーヴァ)、ベアトリクスが気になる発言をしていますね。
どこぞの地下室で<紅蓮の演者(クリムゾン・アクトレス)>と呼ぶ女の子を目覚めさせてるね。
しかも「目覚めの刻が来ましたよ―オトハ」と言ってます。
オトハって透流の死んだ妹と同じ名前だよね、これは一体どういうことでしょうね。
殺されたと思っていた音羽は生きていたって事なのかな?

成分美少女貧乳巨乳戦闘ラッキースケベ陰謀
評価AAAAAAAAAAAAAA

七曜名読み本名所属生死
冥柩の咎門グレイブ・ファントム王城生存
煌闇の災核ダークレイ・ディザスターユーゴ聖庁生存
洌游の對姫サイレント・ディーヴァベアトリクス聖庁生存
颶煉の栽者テンペスト・ジャッジスクロヴィスザ・ビースト、非合法組織ゴグマゴク生存
装鋼の技師エクイプメント・スミスエドワード・ウォーカー非合法組織ゴグマゴク死亡
操焔の魔女ブレイズ・デアボリカ九十九朔夜ドーン機関、昊陵学園生存

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