ラノベの感想) デート・ア・ライブ 第13巻 二亜クリエイション (ファンタジア文庫)


士道が夕食の食材を買った帰り道で行き倒れの女の子に出会いました。
助けようとしたら、空腹で倒れていたのだと分かりました。
彼女は一人で歩けないほど空腹だったのでやさしい士道は彼女の家までおんぶして送る事にしました。
空腹で倒れていたので彼女が貧乏なんだとの印象を持っていた士道は高層マンションを目にして驚いていましたね。
まあ士道の感覚は分かるぜ、そう思うよな。
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行き倒れの彼女は何とプロの漫画家でした。
士道も愛読していた漫画の作者である本条蒼二でした。
士道はてっきり作者は男だと思っていたらしいのですが、ペンネームだったのね。
本名は本条ニ亜(にあ)と言うそうです。
連載が休止していたはずですが、何かがあったようなんだけど。
ニ亜はハイテンションでしたね、玄関先まで送り届けて帰ろうと考えていた士道でしたがニ亜に懇願されてしまい家の中にまでおじゃましてしまいます。
うーん、士道はなんだかんだで女の子にモテるよね。
ニ亜の空腹加減を見かねて士道は彼女に雑炊を作ってあげました。
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感激したニ亜はコスプレして士道にお礼をしてくれますね。
際どいスリットが入ったシスター服を着てますね、おー太腿が見えている。
調子にのったニ亜は胸の谷間に礼金が入った封筒を挟み、士道に受け取れと差し出してきました。
おー、これは、チャンス、手が滑った振りをしてモミモミできるー!!
が、谷間に挟んだ封筒はヒラヒラと落ちてしまいましたね。
つまりですね、貧乳は罪なのかー!とニ亜が叫んでるゾ!
その気持ち分かる気がするぞ、ハイテンションが台無しになってしまった。
士道は逃げようとしているね。
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士道は大した手助けはしてないと言ってお礼を断ろうとしましたが、ニ亜が重大発言をしました。
彼女は精霊でした。
ニ亜は自分の天使「囁告篇帙(ラジエル)」の能力を使って士道がこれまでに何人も精霊を封印してきた事を知っているんだよ。
ニ亜は士道にデートしようと言ってきました。
場所は秋葉原を指定してきましたね。
ニ亜は漫画とかアニメディスクとかを買い漁るつもりでした。
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一応ニ亜をデレさせるチャンスなのでラタトスクは作戦を用意しましたが失敗でした。
ニ亜の行動は全くデートっぽくありませんね。
途中でニ亜はコスプレショップでミニスカナースのコスプレを見せてくれましたよ。
足がエロかったですね、士道は幸運にもニーソックスを穿きかけているニ亜の姿を見れました。
まあ、着替えの途中でニ亜が見せてくれたのですが、ラッキーですね。
士道を楽しませた後はニ亜の買い物が始まりました。
途中でラタトスクの選択肢に従いニ亜の攻略を試みましたが彼女の好感度は全く変化しませんね。
なんとニ亜は二次元にしか興味が無いと言ってます。
これは困りましたが、ラタトスクは新たな作戦にでました。
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ニ亜が好きなキャラのコスプレを士道がしてますね、そのキャラの行動をトレースしてニ亜をデレさせようと試みました。
涙ぐましい努力でしたが、不評です、全く持ってダメダメでした。
ニ亜の好きなキャラの真似をしてみたのですが、そんなこと言わないとニ亜に一蹴されてしまいました。
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士道のフザケタ行いに対して怒っているニ亜の元に狂三(くるみ)が現れました。
狂三はニ亜の天使に用があったようです。
ラジエルの能力は何でも調べられる検索エンジンの様なものなのですが、狂三は始原の精霊と、過去に何が起こったのかを調べていたね。
狂三の期待した情報を得られたみたいなのですが、自分では勝てないと言ってますね。
アイザック・レイ・ペラム・ウェストコット、エレン・ミラ・メイザース、エリオット・ボールドウィン・ウッドマン、この三人の事を大罪人と言っているよ。
次に会ったら殺してしまいそうと狂三は言ってるね。
この三人が精霊が出現する原因を作ったような口ぶりでしたが、どうなんでしょうね?
これは気になる状況ですね、狂三の次の行動が気になるね。
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ラタトスクは乙女ゲームを作成してニ亜に送りつけました。
ゲーム内のキャラのセリフを士道がマイクを使って喋る事で進行して行くように作られてますね。
最初は選択肢に依らないゲーム進行に驚いているニ亜が面白かったですね。
ニ亜はゲームを堪能したのですが製品版の発売日を調べようとラジエルに触れるとラタトスクの企みがバレテしまいました。
今回はやり難い相手ですね、こっそり作戦を進行しようとも天使を使われると一発で露見しちゃうんだよね。
ニ亜は怒っているよ、私の感動を返せって感じですね。
今後は許さないと言ってる。
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困ったラタトスクは作戦会議を開き対策を検討していました。
そこへニ亜から連絡がありましたね、ラタトスクの専用回線に連絡をしてきましたが、凄いセキュリティが施されているはずが、簡単に侵入されてるジャン。
ニ亜の天使は色々と危険ですね。
琴里が挑発したのですが、後日、ニ亜と同人誌即売会での売り上げを競う事になりました。
士道たちが勝ったら士道たちの作った同人誌を読む事をニ亜に納得させました。
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同人誌制作に入ったのですが正気じゃないね、僅か二日で完成させる計画を建てました。
時間が無いのは分かりますが無茶しましたね。
同人誌制作で一番活躍したのが七罪(なつみ)でした、彼女は過去に漫画制作の経験があるみたいだ。
七罪は健気でしたね、いつも自分は役に立てていない事を気にしてたのね。
今回大いに協力できた事を喜んでいましたよ。
まあ彼女は死にそうなくらいボロボロになるんだけどね。
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ラタトスクは会場での売り子でもドーピング気味な行動をしてきました。
アイドルとして知名度激高の美九に売り子をさせましたよ。
他にも十香、折紙、耶倶矢、夕弦、四糸乃、七罪、琴里の総出で売り子や列整理をしているね。
美少女精霊軍団の萌え笑顔でスタートダッシュには成功しました。
しかし徐々に売り上げで引き離されていくね、まあ当然か、相手は久々の登場とは言え、プロだからね。
不味い状況だったけど、美九が捨て身のSNS作戦に出ましたね。
彼女は男が嫌いなはずなのですが、頑張ったね。
ラタトスクで売り子をしています、手売りしています、写真撮影OKと告知しました。
おー、これで美九のファンが大挙して押し寄せました。
美九偉い、良くやった!!
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最終的には最後の本が同時に売れたようで引き分けとなりました。
ニ亜は渋々、ラタトスクが制作した同人誌を読み始めました。
内容は士道がこれまで封印してきた精霊とのやり取りが描かれているものでした。
ニ亜はラジエルの力で七罪の教えてあげたいとの言葉を聞いてしまいました。
そこから先は士道のこれまでの苦闘がラジエルを通じて流れ込んできてしまい、ニ亜はデレてしまいました。
良し、封印できるチューするぞって時にニ亜に異変が起きます。
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ニ亜は反転してしまいました。
これはDEMが仕込んだ事だったのね、監禁していたニ亜が脱走しても思いの外、追跡しないで放置してるなと思っていたら作戦でしたね。
ウェストコットはニ亜の脳内に小型のリアライザを埋め込んでいたね。
そしてニ亜が心を開いたときにリアライザを起動してニ亜の封印されていた記憶を呼び覚ましたようですね。
ニ亜はDEMに監禁されている五年間に実験と称する拷問を受けていたそうです。
しかも余りに酷い拷問にニ亜の精神は崩壊寸前だったと言ってるね。
そんな思い出したくも無い記憶を思い出し人間に対する憎悪を増してしまい反転したようだね。
可哀想に。
反転したニ亜の霊結晶(セフィラ)をウェストコットが奪い取り自分の胸に押し込んだぞ。
おー精霊を取り込んだみたいだよ。
ウェストコットはニ亜に変わって魔王「神蝕篇帙(ベルゼバブ)」を使っているぞ。
反転したので霊結晶が反霊結晶(クリファ)になり、ラジエルがベルゼバブになったんだね。
士道はウェストコットの攻撃を警戒しましたが、彼は魔王を手に入れた事に満足したようで帰るね。
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ニ亜は酷い傷を負っていましたが七罪の変身能力で応急処置しています。
しかもニ亜は反転してウェストコットにクリファを吸収される前に一部だけですが、正気に戻っていたようです。
その一部を士道が封印する事に成功してニ亜と士道の間にパスが通りました。
本格的な治療までの間、士道はニ亜に霊力を送り続けました。
ニ亜は助かりました。
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最後にニ亜から驚きの情報がもたらされたよ。
ニ亜は三十年ほど前に精霊になったそうですよ、うーん精霊化すると老化しなくなるようだね、今のニ亜は士道の少し年上にしか見えん!!
ニ亜は他の精霊に精霊化してどれ位経つのか聞いてくるんだよね。
琴里、美九、折紙は人間から精霊になったと自覚しているので、その期間を返答するんだけどね。
他の精霊については元から精霊だったと思っていたんでね、琴里がそのように返答するんだけど、話が食い違うね。
ニ亜は「精霊って、基本的にみんな、元は人間だったはずでしょ?」と言ってきたぞ。
これは、十香、耶倶矢、夕弦、四糸乃、七罪も元は人間だったって事なのか!!
十香、耶倶矢、夕弦はその言葉遣いから察するに相当昔に精霊化したんじゃないのか?

成分美少女おっぱいデート戦闘
評価AAACAB

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