ラノベの感想) ゼロから始める魔法の書 第2巻 アクディオスの聖女 (上) (電撃文庫)


ゼロは自分の書いた「ゼロの書」の写本を使って魔法を広めている人物を探して旅に出ました。
傭兵はゼロに人間の姿にして貰う為だと嘯いてゼロの護衛を続ける事にしましたが強がってるねー。
傭兵はゼロに惚れてるよな、絶対!!
ゼロも言い方に気を配れば傭兵とのラブラブ旅行が可能なのにねー。
傭兵の名前を聞き出して下僕にしたいとか言っちゃうからさー傭兵が怖がって警戒しているぞ。
まあゼロは本心を言い始めているのが救いかもしれないけどね。
傭兵を自分に惚れさせて人間の姿に戻るという契約を履行しても自分に付いてきたいと言わせるぞと息巻いてるね。
傭兵もゼロが自分に惚れてるんじゃないのか?と思い始めているようですが、自分の容姿に自信が無いようでゼロの好意を素直に認める事ができない様子ですね。
この辺がモドカシイ感じですね。

ゼロと傭兵は噂を頼りに病気を治すと言われている聖女を探す事にしました。
その途上で事故に遭ってしまいました。
食堂で食事をしている時に馬車が突っ込んできたぞ!!
運が悪い感じの傭兵は轢かれたぞ!!
そんで料理が傭兵にぶちまけられたぞ傭兵はクリームシチューをかぶってしまった。
その姿を見たゼロの感想が酷すぎたね。
なんて美味しそうな姿にと言ってたね、これは引くぞ、もう少し傭兵にやさしくしても良さそうだよね。
これが据膳かーとほざいたぞ、違っうー!!
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馬車を操っていたのはテオと云う少年でした。
彼も怪我してしまいましたが傭兵はゼロに頼んで魔法で治療して貰おうとしましたが、そこに医師団が現れたね。
彼らの中には獣医も居たので傭兵も治療をして貰ってるね、獣医に!!
これには笑えましたね、傭兵は獣人ですが人間のはずなのに、扱いが獣と一緒ですね。
治療してくれた獣医の言葉がとても面白かったですね、彼は正直だよ。
口が聞けて意思疎通が可能な獣人の方が動物よりもましだよと言ってたね、やれやれだ。
傭兵は人間扱いされない事に慣れているようで治療してくれた事に関しては感謝してたね、出来た人だよ本当に。
傭兵は根っからの善人なのかも知れないね。
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テオは盗賊に襲われて逃げてきたと言っていましたが、あからさまに怪しいですね。
乗っていた馬車は豪華な外装の金持ちが使ってそうなものでした。
テオは傭兵とゼロに介抱される事になりました。
暫くするとテオは目を覚まし、ゼロと傭兵の向かおうとしている街、アクディオスまで案内役をする事になりました。
テオに案内を頼んだのは彼が聖女に対して否定的だった事が主な理由です。
彼から聖女に付いての情報を引き出そうとしました。
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テオが言うには聖女が現れたせいで街から医者が居なくなってしまい困っていると云う事でした。
テオの治療をしてくれた医師団も引っ越しの旅程の最中だったね。
彼らは聖女のおかげで患者が居なくなり商売上がったりになったので聖女の居ない街に引っ越す事にしたそうです。
成る程ね、奇跡で病気や怪我が治るのならば医者は要らなくなりますからね。
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テオの案内でアクディオスに向かっている道中で盗賊団に襲われている女に遭遇しました。
盗賊団は捕まえた女にエロ行為を始めようとしてましたね。
服を脱げとか言っているようでしたが、それを傭兵が助ける事になりました。
盗賊団をぶっ飛ばすと後からやって来た神父が傭兵に襲い掛かってきましたね。
神父は女の護衛のようでした。
襲われていた女が探していた聖女でした。
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神父は教会から派遣された「デア・イグニスの裁定官」でした。
女が聖女なのか魔女なのかを判定して裁きにかけるか判断する任務を帯びていました。
判定が下るまで聖女を護衛すると言ってますね。
判定の方法が特殊ですね流石教会、彼の独断で決定できるようなのですが神父の言い分が凄いですよ。
神の意向が何となく分かると云うような内容を言ってましたよ。
いい加減だなー。
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聖女は美人でしたよ、しかも巨乳ちゃんでした。
傭兵は喜んでいる風に見えますね。
聖女はフェーリアと名乗りますね、愛称はリアと言っていますね。
傭兵にリアと呼んでくれと言ってきました。
この地域では愛称を呼び合うのは友達の証だそうで、この慣習がゼロと傭兵の間に溝を作る事になりました。
ゼロに名前を知られると下僕にされると思っている傭兵は名前を名乗れないので傭兵で通す事にしまいた。
リアにはこれを愛称を教えてくれていると思われてしまいリアと傭兵は仲良くなりますね。
これにゼロが嫉妬してますね、かなり激しく。
しかもリアは自分を襲ってきた盗賊団の傷を治療しようとしましたね。
中には死にそうな奴もいたのですが、自分の事を襲った相手まで治療しようとするのは少しおかしな娘ですね。
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リアはイデアベルナの町の領主の息子を治療する為に向かっていたそうですが途中の道で馬車の前に子供が倒れてきたので馬車を止めたら盗賊団に襲われたと言っていました。
倒れてきた子供はテオでした、あー成るほどね、分かり易いですね。
傭兵とゼロは事件の構図にピンときたようですがリアは全く疑っていないね。
リアはテオの無事な姿を見つけて安堵してるね彼を抱きしめているぞ、羨ましいなテオ、巨乳ちゃんを押し付けられてるジャンか!!
構図としてはテオは盗賊団の仲間で馬車を止めさせる役目だったのね。
中から出てきたリアと侍女を盗賊団が攫う作戦だったみたいですよ、割と有りそうな作戦ですがリアは全く疑ってないね。
テオは御者の居なくなった馬車を持ち逃げしたようですが事故を起こしたと云う事です。
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このようにリアは天然さんでしたよ。
自分が誰かの役に立ちたいとだけ考えているようですね。
志は立派なのですが周りがまるで見えていませんね。
しかもリアは奇跡を起す以外はまるで駄目人間ですよ。
馬車を失ったので近くの町まで徒歩で移動する事になったのですが、転んだり、穴に落ちたりと散々でしたね。
最後は傭兵に担いで運ばれる事になりました、この行為がねゼロの機嫌を損ねるんだよね。
傭兵ももう少しゼロに対する配慮が欲しいよね!!
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一行は近くの町で馬車を手に入れ目的地イデアベルナに到着しました。
そこではリアへの疑惑が深まりましたね。
リアを呼びつけた領主のトーレスは初めゼロの事を聖女だと思ったようですね。
美しいと頻りに褒めちぎりましたがゼロが間違いを指摘すると何事も無かったようにリアを褒めちぎるね。
こちらもお美しいと言ってますね、中々やりますね、女の子を褒めるのが上手いですね。
一行は領主の館に向かいますが馬車の前に女の子が飛び出して来て領主に直訴してきました。
パーセルちゃんと云うのですが彼女は領主の館の庭師の娘のようですね。
トーレスに何故、聖女を街に入れたのか問いただしてきましたよ。
トーレスはパーセルを平手打ちにして叱りつけますね。
これは聖女を誹謗したパーセルを守る為にした事だったのですがトーレスの対応は甘かったですね。
パーセルの父親は病気で亡くなったそうなのですが、それが聖女のせいだと訴えていたね。
うーん益々疑惑が強まったね。
この辺から傭兵はリアとゼロの間でどちらの味方をするか悩み始めましたね。
普段のリアは脳みそお花畑の善人にしか見えないからね。
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トーレスの配慮も空しく、パーセルちゃんは殺されてしまいました。
暴行された末に殺されたようですね、体には聖女を誹謗したので殺したとのメッセージが残っていました。
遺体は検分したトーレスは自分の軽率さを悔いてましたね。
牢に入れておくべきだったと。
うーん、聖女の周りには彼女の知らない間に聖女の権威を利用しようとする何者かが居るみたいですね。
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リアを呼びつけた理由であるトーレスの息子が肺炎で死にそうと云うのは嘘だったようですね。
息子はタダの風邪で治りかけていたそうです、これは遥々やって来た意味自体が無かったよね。
パーセルちゃんの口ぶりではトーレスも聖女の行いを疑っていた節があったのでトーレスには何らかの思惑があったんじゃないかな?
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ゼロと気不味くなっている傭兵はテオの勧めでゼロに贈り物をする事になりました。
傭兵は女の子に縁が無かったので何を贈れば良いのか全く分かりませんでした。
そこでテオに相談する形で話が進んでいきました。
テオの指摘では怒っている女にはひたすら謝るべしと言ってますね、これはテオの父親が母親を怒らせた時に言っていた言葉だそうです。
贈り物についても良いアドバイスをくれますね、本当に子供なのかと思えるように良く気が回るぞ。
テオのお薦めは形に残るアクセサリー類が良いとの事でした。
傭兵は最初何か食い物を贈ろうとしていましたが、それじゃあ形に残んないじゃんと駄目出しされていたぞ。
傭兵の言い分も分かるんだよね、ゼロは大食いなうえに食べ物に目が無いからね。
結局、アクセサリーを買う事になりましたが、傭兵はヘタレなので渡せなかったね。
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トーレスの息子を治療したので聖女の本拠地に戻る事になりました。
リアが世話になったお礼をしたいとか言い出してゼロ、傭兵、テオに聖都アクディオスまで付いて来て欲しいと言ってきました。
聖女を調べるのに好都合とゼロ達は同行する事になりました。
アクディオスに入る事ができましたが、そこで傭兵が思わぬモノを見つけてしまいました。
アクディオスに入ってから死の匂いが酷いと傭兵は感じていました。
この辺は流石に獣人ですね鼻が利くのね。
豪華な晩餐にありつけたのですが匂いが酷すぎたようですね。
傭兵は早々に引き上げてしまいました。
この傭兵の態度をリアが気にしているね、何か悪い事しちゃったのかしらと心配になってるね。
リアは本気で傭兵に惚れちゃったのかな?
リアには幼いころに自分を庇ってくれた獣人の友達が居たそうです、獣人に対する忌避感は無いみたいなんだよね。
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夜中に傭兵はリアの屋敷の裏手を調べてみました。
死の匂いが強かったそうですよ。
アクディオスは周りを湖に囲まれた街でした、夜になると干潮になり水面が下降します。
傭兵は水辺で死体の山を見つけてしまいました。
それも大量です壁のようだったと言っているので数十人では足りないだろうね、事によると数百人単位じゃないかな。
異常ですね、一部には白骨化したものまであったと言っているので其れなりの期間、死体を湖に捨てていた事になりそうですね。
これには傭兵も態度を決めるしか無かったようですね、傭兵はゼロの元を訪れて今後の方針の相談に入りました。
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ここでやっと傭兵はゼロへのプレゼントを渡す事が出来ましたが、半ばゼロが強奪した形ですね、ホントに色気が無いな。
プレゼントは死体を発見した傭兵に襲い掛かって来た神父との闘いで少し壊れていました。
傭兵は渡すのを躊躇しましたがゼロは気にしないみたいですね。
傭兵からのプレゼントにトキメイテますね、機嫌は直ってしまいました。
うーんゼロは本気で傭兵に惚れているのかも知れないね!?
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ゼロは最初から聖女は悪と決めていました。
一方的な感じだったので傭兵はゼロを全面的に支持できなかったようなのですが大量の死体を見つけてしまったのでゼロの推論を聞く事にしたようだね。
ゼロは死体を作っているのはリアだと言っていました。
リアに自覚は無いみたいだが彼女の起す奇跡の副作用だと言っていました。
傭兵の見つけた死体の様子についてゼロは聞いてきました。
傭兵は体に聖女の紋章である山羊の刺青があったと言っています、一人で複数の刺青を彫っている者も居たと言ってます。
この傭兵の情報でゼロは確信したみたいですね、リアの起こす奇跡はゼロの書に書かれている魔法だと。
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ゼロの予想では「犠牲印(サクリシグス)」と云う魔法だと思われるとの事でした。
その魔法は怪我や病気の症状を多人数で分割して少しずつ肩代わりさせるものだと解説してくれました。
結構良心的な魔法だなとの傭兵の感想に開発者のゼロはそうだろと満足そうでしたが、使い方に問題があったと言っているよ。
聖女の奇跡は対象者の怪我や病気を誰かが肩代わりしている事になるんだけど、肩代わりする量が多すぎた事が問題のようですね。
一人で二人分とかの症状を肩代わりして死んでいった人間が多数居るようですね。
聖女が奇跡を起す度に誰かが傷を肩代わりしていたのね、それで死人が大量に出たと。
聖女の元にやってきても順番待ちになるので、待っている人は山羊の刻印を入れて診療所で待つ事になっていました。
診療所なので治療も受けられると言ってたけどね。
更に聖女の刻印を受け入れるとお金が貰えたみたいなんだよね。
テオの所属していた盗賊団は山羊の印をつけた者ばかりだったよね。
テオが言うには山羊の印が入った人間がロータス砦に集まって来て盗賊になると言ってたね。
テオの母親が大義の為に集まって来ると言ってたらしいが・・・
自分たちが山羊の印を押して貰った事の意味に気がついて聖女を始末しようとしたのかも知れないな。
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リアは悪人には見えないので自分の行いで人が大量に死んでいると知らないのでは無いかと予想しました。
屋敷の裏手にある死体の山については、リアの侍女と神父は知っているのですが、リアには教えていないんだよね。
ゼロと傭兵はリアに魔法を教えた魔法使いの存在を疑いましたがゼロの見立てではリア意外に魔女の反応は無いと言ってます。
これは困りましたね。
リアを何とかしないといけないのですが彼女を殺しても根本的な解決には至らないからね。
どうするか悩んでいるとテオが急を知らせてくれました。
おじさんとゼロが聖女を殺そうとしたと非常招集が掛かってる逃げてーって事らしいです。
ホントに良く気の廻る子供だよね。
テオは当初は傭兵とゼロに同行したかったようですが、現在の彼は聖女の小間使いとして雇われていました。
傭兵は、これはチャンスだ、聖女に頼んで学校に通わせて貰い夢である医者になれと言って聖女の元に留まるように諭しました。
テオは残る事になるね、この判断は正しかったのかな?後で問題にならないと良いですね。
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ゼロと傭兵は逃げ出す事にしました。
アクディオスには細い吊り橋を渡ってしか入る事が出来ません、なので逃げる時もその吊り橋を渡る必要がありました。
傭兵は護衛の本分に従いゼロを先に逃がす為に自分が囮になると言い出しました。
ゼロは自分も戦うがと言ってますね、ゼロが戦えば余裕で勝てるでしょうが神父に魔女だとバレルのは不味いと傭兵に言い聞かされて渋々逃げてくれますよ。
傭兵は予定通りに囮を始めましたが予想外な兵器が出てきましたね。
アクディオスに入るときにも注目した女神像があったのですが、像は砲台でした。
うそー、傭兵に向かって撃ってきましたね。
久々に使ったらしく初撃はハズレました。
傭兵は吊り橋に獲り付き逃げ始めましたが神父が追ってきました。
吊り橋の上での戦闘に移行しました。
接戦ですね、吊り橋を斬り落とすと不味いので神父は武器の鎌を十分に使いこなせないですね。
傭兵が有利かと思ったら今度は弓矢部隊が撃ってきますね。
しかも神父諸共傭兵を撃とうとしていますね。
神父に「捨て身にも程があるだろう!俺と心中する気かよ!?」と問うと意外、神父も驚いているね。
神父にも何故自分も一緒に攻撃されているか分からない様子ですね。
これは神父とは別の勢力みたいですね、聖女を操ろうとしている一派かも知れないね。
哀れな傭兵はゼロの叫びも空しく、神父と一緒に吊り橋から落ちたぞ!!
落ちる瞬間に神父の鎌を橋の羽目板に投げたので助かる可能性はありそうですが。
攻撃を指揮した人物が気になるね!
聖女を誘導できそうで近くに居た人と考えると侍女が怪しいんだけどね。
侍女はひたすらに聖女に尽くそうとしている風でもあるので違うか?

成分美少女変態性魔法戦肉弾戦ラッキースケベ
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