ラノベの感想) ゼロから始める魔法の書 第3巻 アクディオスの聖女 (下) (電撃文庫)
吊り橋で砲撃を受けた傭兵と神父は生きていました。
と言っても一度は湖に落下してしまいましたね。
まるで死んでしまったようでしたね、ゼロは傭兵が死んだと思い込んでしまい感情が爆発しそうでしたね。
これは不味い状況ですよ。
あの町か、あの町に住む人間たちが傭兵を殺したのかー!!
町ごとぶっ壊してやると魔法を発動しそうでしたよ、あぶねーな。
ゼロが魔法の詠唱は始めちゃおうかなって時に、崖下からゼロを呼ぶ声が掛かりました。
傭兵と叫んでゼロが破顔しますね、涙が出そうだったようですね、愛されてるな傭兵!!
.
見ると傭兵は血まみれの神父を抱えていますね。
一緒に砲撃を受けたのですが傭兵は獣毛に覆われているので破片などで傷を負う事は無かったようですが人間の神父には刺さりましたね。
致命傷を負っているらしく死に欠けでした。
傭兵はゼロに頼んで神父の致命傷だけを魔法で治癒して貰いました。
完全回復も可能なようですが、それをしちゃうとゼロが魔女とバレルので止めておきました。
計算高いな、流石に傭兵稼業をしていただけはある。
しかし自分を殺そうとした神父を助けるなんて人が良いなーとゼロに揶揄われるね。
もっとも聖女の後ろに居る人物を探るのに神父が必要なので死なれると困るとの事情もあったんだよね。
.
傷ついた神父を介抱する為に適当な勢力が必要になりましたが、負傷した神父を教会に連れて行く事は出来ません。
傭兵が神父を殺しかけたと疑われると傭兵は言ってますね、あー過去のトラウマってやつだね。
教会は獣人には冷たいからなー、魔女であるゼロは教会に出入りするのも不味いのでどこに頼るか検討してました。
キザな領主トーレスの治める港町イデアベルナに行くかと考えましたが距離的に遠すぎて神父が死ぬって事で却下された。
そこで中間地点にある盗賊団のアジトを思い出しました。
しかし地図にも載っていない廃砦の位置をどうやって特定するかが問題になりました。
ここで思わぬ事実に気がついたね。
テオが傭兵の愛用のナイフを盗んで捕らえられ木に縛られていた盗賊団に渡していた事実を思い出しました。
傭兵のナイフの所在をゼロによる魔法探査で調べる事になりました。
テオは本当に役に立つね、悪行を行った結果が傭兵を助ける事になりました。
.
ロータス砦を特定したので行ってみる事にしました。
見張りが居ましたね二人で見張りをしていましたが暇そうですね。
傭兵はこっそり見張りの背後に回り込み首元にナイフを突きつけて脅しますね。
声を出すな、頭目と話をさせろと言おうとしたんだけど、捕まえられなかった片割れが大声をあげて敵襲を知らせてしまいました。
傭兵は人質を取れば仲間は言う事を聞くと思ったいましたが、とんだ勘違いですね。
仲間を助ける為ならば自分が犠牲になるのも厭わないとは・・・思いの外結束力があるようですね、この盗賊団。
盗賊団が大挙して現れるかと思ったら頭目が出てきたね。
.
鳥だった、頭目は鷲の獣堕ちでしたよ。
その見事な羽にゼロがうっとりしてますね、なんと美しいと言ってますね。
傭兵の獣毛に対する感想に似てますね、傭兵は若干の嫉妬を覚えていますね。
ゼロが傭兵のジェラシーを誘おうとやっているとしたら褒めたモノですが違うようですね、あれは素の感想に思えるね。
.
カルと名乗った鳥は何と聖女リアの幼馴染ですね。
なんとなくそうじゃないかと思ったけどね、リアは白い羽の首飾りを大事にしてたからね、あれはカルの羽なのね。
カルも元は傭兵稼業だったらしく傭兵の渾名を知っていました。
「黒の死獣」っていうのね。
これは恥ずかしいですね、傭兵が新米だった頃、戦場で孤立してしまい恐慌状態になったようです、必死に戦って生き延びた結果、敵部隊が全滅したそうです。
傭兵としては恥ずかしい事実と認識しているようですが、他人からは単騎で敵部隊を全滅させた凄腕の戦士に見えるからなー。
他人は尊敬の念を抱いていると思うのですが、傭兵の中ではトラウマ扱いになっているんだよね。
ゼロまで今日から吾輩も「黒の死獣」と呼ぼうかと言ってるね。
これは辛いですね、ゼロに言い含めるぞ、呼んだら絶対に返事しないからな!!
でも呼ばれたら返事しそうだよね。
.
カルはリアを何とかしたいようですね。
リアを拉致して連れてきて現在の窮状を教えようとしていたようですね。
カルはリアが魔女だと思うかと傭兵に聞いてきましたよ。
傭兵はリアの行いの結果、大量に人死にが出ているけど、リアが意図しての結果では無いと考えている、彼女の後ろに糸を引く黒幕が居ると考えていると伝えるね。
これを聞いたカルも納得してますね、カルのリアへの評価も傭兵のそれと同じですね。
リアは完全なダメ人間で弱虫って評価を下していました。
傭兵はカルのリアを説得する作戦に従うつもりの様ですが、リアが自分の犯してしまった罪を認められないのではないかと心配してますね。
心の弱い人間は自分の失敗を認められないのではないかと言ってますね、まあそうですね。
.
カルにはイデアベルナに協力者が居ました。
傭兵とゼロがその協力者に会い、聖都へ侵入してリアを連れ出す事になりました。
負傷している神父は砦の医者と一緒に国から去った医者を呼び戻す事になりました。
残ったカルは聖都に対して侵攻して囮の役をやる事になりました。
.
カルが伝書鳩を飛ばして連絡したと云う協力者には意外過ぎる状況で会う事になりました。
ロータス砦からイデアベルナに向かうのは且つての補給路でした。
獣道のような道を傭兵はゼロを担いで走り続ける事になりました。
時間が無いのは状況が時間を与えてくれなかったですが結構無茶な作戦ですよ。
日が出ている間は走り続ける事になってましたね。
時間が無いのは聖都では、聖女を暗殺しようとした傭兵から神父が身を呈して聖女を守り殉職したと思われていたからです。
神父が自分の命と引き換えにリアを守ったのでリアは本物の聖女と教会に認められるのも時間の問題でした。
六日でリアの問題を解決しないと彼女が聖女認定されてしまう状況でした。
聖女認定されてしまうと、その後リアがどんな非道な行いをしても教会はリアの行いを肯定する事になるようです。
勿論リアを殺そうとした人間は教会に始末されるそうだよ。
聖女認定されたらリアの命は数万の命よりも価値があるとみなされると神父が言ってますね。
教会の考え方は聖女は神から特別に祝福された貴重な存在とみなすとの事でした。
この考えはゼロに鼻で笑われているよ、まあ確かにおかしな理屈ではあるよ。
しかも認定するのは人間の神父なのでいい加減ではあるよね、認定の根拠が曖昧過ぎるよね。
.
獣道の途中で傭兵とゼロはイデアベルナの衛兵に捕まりました。
カルは協力者は船の図柄のアイテムを持っていると言っていましたが衛兵達の鎧にも船の紋章が入っているよね。
咄嗟に傭兵はゼロは自分の人質だと言い出してゼロを王の客分にしました。
傭兵は捕まり檻に入れられてイデアベルナに運ばれました。
ここからは凄かったですね、傭兵は檻ごと海に落とされました。
処刑が行われました、刑を執行する前に傭兵の罪状と身分が明かされてますよ。
傭兵はロータス砦の盗賊団の頭目となってますね、聖女に盾突く犯罪者集団のリーダーとして処刑されたようです。
しかし傭兵は死なないんだよね、檻には仕掛けがしてあり海中に沈みませんでした。
流された傭兵は洞窟に流れ着きゼロと協力者に再会する事になりました。
.
協力者はイデアベルナの領主トーレスでした。
なるほど、傭兵が落とされたのは過去の領主が使った逃走経路の一つだったようです。
沈まない状態で海に落とすと洞窟に流れ着く仕掛けのようですね。
トーレスは領主の城の地下から聖都までの間に地下水路が流れていて聖都に侵入できると言っていた。
その地下水路が結構危険なものだったんだよね。
本来ならば新月の潮が最も引いている時に使うものらしいのですが今回は時間が無いので強行する事にしたんだね。
しかも水路の中に人食い魚フルゴンが徘徊しているおまけ付きです。
トーレスは最初は傭兵だけで行くと思ったようですがゼロが傭兵を守る為に同行すると言い張りました。
結局二人で行く事になりました。
.
聖都アクディオスの湖と海が繋がっているので、湖に沈んでいる死体目当てにフルゴンが大漁に発生してますね。
これは困った状況ですがゼロが素晴らしいアイディアを提供しました。
なんと船に積んであった網でフルゴンを捕まえてフルゴンに船を引かせる事になりました。
おー素晴らしいアイディアですね。
まあ最後は大岩に激突して船は大破、二人は死体の沈んだ湖を泳いで上陸する事になりました。
うあー想像したくないね。
.
アクディオスに付いて早々に事態が動き出しました。
リアの部屋を探していると中の様子がおかしいですね。
この時にカルが陽動作戦を起していて屋敷の衛兵はそちらの対応に動いた後でした。
屋敷は手薄になったのですが、リアの小間使いになったテオがリアを殺そうとしていました。
傭兵は慌てて止めに入るけど間に合わなかったゾーーー!!
リア死んだ、間違いない、あれは助からない、折角此処まで計画通りに進行したのに台無し、しかもリア死んじゃってカルに如何説明すんだよーーー!!!。
リアが狙われているのは分かってましたがまさかテオがやっちゃうとはなー、傭兵迂闊。
ロータス砦でカルからテオの近況を聞いたんだよね。
テオの父親は病気になったが助からず、金に困った母親は聖女の「犠牲印」を入れたと。
しかもテオの母親は聖女を恨まずに死んで逝ったと、テオは最期まで母親を看てたとも言ってたね。
テオは聖女に復讐したかったのね、彼のやりたい事とは聖女を殺す事だったのね。
しかも傭兵がテオにも人を殺せるって教えてしまったのがテオが凶行に及ぶ引き金にもなってたからね。
傭兵はテオを諭そうとしたんだけどね、テオは傭兵の意図を理解してくれなかったようだ。
色んな意味で傭兵は迂闊だったね。
.
終わった、作戦失敗だと思ったらリアは無傷、テオが大量出血で死にかけてますよ。
傭兵は倒れたテオの手の甲に「犠牲印」を見つけました、これは、リアがテオに「犠牲印」を刻んだんだなと思い込んだ傭兵が大激怒!!
リアの首を掴んで絞め殺しそうですね、リアを激しく罵ってますね。
これはリアの心がポッキリ折れそうだよね。
真実は別の所にあり、ゼロは傭兵を椅子でぶん殴って彼を落ち着かせました。
ゼロ良い判断だ、そうだよ、傭兵相手には其れ位しないと効かないよな。
.
ゼロの推論ではリアは何も知らない。
重症だと思われたリアを介抱したゼロは彼女の体に「犠牲印」を見つけました。
それで確信を持てたようですね。
リアに誰に魔法を教えられたかを問い質しますね。
リアはバカなのか、ゼロの言ってる事を中々理解しようとしませんね。
これは傭兵の予想が当たったね、心が弱すぎるリアは自分の仕出かした事を認められないみたい。
騒ぎを聞きつけてリアの侍女サナレが部屋にやって来ました。
.
サナレにリアは聞いてますね、サナレが教えてくれたのは魔法では無いよねと、リアの考えなしは筋金入りだね。
これでは状況がサナレにバレバレじゃんか。
サナレの方は頭が回るようで、リアを見限るよ、凄い変わり身でした。
「役立たず」と一言だけ言い捨てて逃げますね。
信頼、心酔、依存していたサナレに捨てられたリアは放心してるね。
可哀想だとは思うけど、自分で考えなかった、考える事を放棄していた報いかもね。
.
サナレは屋敷の地下室に逃げ込みます。
傭兵に追い詰められても平気な様子ですね、ゼロも猫の使い魔を使って意識だけで到着しました。
開き直ったサナレは自分のしてきた行状を告白してくれるね。
彼女は確かに「ゼロの魔術師団」に入団していたようです、しかし彼女の場合は立場が特殊だったのが今回は問題になったね。
サナレは「ゼロの書」に書かれた魔法を発動する才能はありませんでした。
しかしサナレには書写の才能があったんだね、それをかわれてゼロの魔術師団に入ったそうだ。
そこでサナレは「ゼロの書」の写本を作ったそうです、しかも四章から構成されるゼロの書を章ごとに分冊して四冊の写本を作ったと言ってるね。
これは困ったね、追うべき写本が増えたゾ!
.
サナレはゼロの書の魔法が発動できないので発動する才能のある子供を探したそうです、そして見つけたのでリアだった。
サナレも貧しく医者に掛かれなかった両親を失ったのね。
それでお金に汚い医者を見返そうと思ったようですね。
サナレの言い分も分かるっちゃ分かるが、やり過ぎた感じではあるね。
当初の思惑通りにリアを聖女に仕立て上げ、医者から患者を奪う事に成功しました。
目的が叶った訳ですが、サナレの気は晴れなかったようです。
彼女は聖女を求めて「犠牲印」入れに来る人々にも憎悪と嫌悪を向けてるね。
貸したお金を返金するれば犠牲印を消すと言っているのに誰一人として返金に来なかった、それでいて、犠牲印の効果で身近な人間が死ぬと聖女を拉致だとか暗殺しようとする人間は最低だと言ってるね。
等価交換の原則を理解していないと嘆いてさえいたね。
しかも役立たずは社会に貢献している人達の為に健康な体くらい提供すべきとまで言いました。
これは強烈でしたね、確かに金持ちは社会的に貢献度が高いので金持ちになっている場合もあるからね。
一部には同意してしまいそうですよね、傭兵も理解を示しそうだったぞ。
.
サナレは最後に、首尾よく入手していた傭兵の血液を使って死霊術を唱えました。
傭兵が負傷したときに彼の傷を拭ってくれたんだよね、あの時の唇を噛みしめた表情は笑いを堪える為だったのね。
これは嫌、最低だよね。
獣堕ちの血液は最高の魔術媒体だからね、ゼロも傭兵の血液を入手してたな、そういえば。
サナレの術で死体が動き出しました。
しかも屋敷の周りには死体の山があったからね、大量の動く死体の出来上がりです。
死霊術を唱えたサナレは強制召喚されて何処かに転送されて居なくなってしまいました。
居なくなる前にサナレは自分の所属する組織のようなモノの存在をほのめかしたぞ。
「不完全なる数字(セストウム)」と言ってたね?
.
後には大量の動く死体が残されました。
何故か死体は屋敷の中に入ろうとしていました、これはリアを殺そうとしているようですね。
サナレの呪文によると、恨みを媒介にして蘇らせたようです。
屋敷の周りの死体はどれも聖女への恨みを抱いているようでリアを狙ったって訳です。
リアは心が折れてますね、自棄になってますよ。
ゼロに死体の行動理由が自分を殺す事だと教えられ自殺を考えたようですが傭兵に却下されるよ。
傭兵はリアに責任を取らせるには別の形にしたいみたいですね、生きて罪を償えってことね、この辺は厳しい人だ。
まあ、当然なんだけどさ。
ゼロが名案を思い付きました。
死体は火で焼くと浄化されるので、全部を焼き払おうと考えました。
リアを囮にして屋敷の屋根の上に残らせて、屋敷に火を掛けて集まってきた死体を全部焼き払う事にしました。
囮になるリアの救出は空を飛べるカルがやって来る事に賭ける事にしました。
この賭けには勝ってカルはリアを救う為に飛んできたぞ。
しかし羽が燃えてしまい抱きかかえているリア共々墜落しました。
.
燃え盛る屋敷の庭に墜落したのですが鳥の獣堕ちであるカルは骨が弱いんだよね。
鳥の骨は空洞で軽いんだって、そのおかげで飛べるのですが酷く脆いそうだ。
カルは落下の衝撃で重症ですね、死に欠けでした。
リアは半狂乱になってるぞ、カルを助ける為ならば自分の何でも差し出すのでカルを救って下さいと祈ってしまいました!!
ここで奇跡が起こってしまうんだよね。
リアの願いは彼女の望みを越える形で叶えられる事になりました。
周囲一帯に奇跡が降り注ぎ、近くに居た人間の傷や病は全快したようなんだよね。
二人を助ける為に火の中に入っていた傭兵も火傷をすると痛みを感じる前に治っていると言ってました。
これには驚いたね、神への祈りが届いちゃったみたいですね。
勿論等価交換のようですよ、リアは三日間、眠り続け、目覚めると失明していて、膝から下が動かない状態になってました。
.
ゼロの解説ではリアはサナレに教えられて意味も理解しないで呪文の詠唱を訓練させられていたうえ、詠唱無しで魔法を仕えたので、神に祈りが届いてしまったのだろうと言ってました。
リアの祈りは危険な行為とも言ってましたね。
神への祈りも等価交換になるので呪文詠唱の伴わない祈りは何を犠牲にするか指定できないので危険と言ってますね。
リアは視力と膝関節の機能を代償に奇跡を起したようですね。
.
リアは塞ぎ込んでいましたが教会は彼女を正式に聖女と認める事になってしまいました。
ゼロに魔法を「却下」されているのでリアはもう魔法を使えません。
そんな状態で生きていても仕方ないので魔女として処刑して下さいと教会の決定を伝えに来た神父に懇願していました。
しかし神父は認めません、リアを逆に脅してきましたね。
一度聖女認定されたリアを魔女として裁くとなると今まで彼女を聖女と言って信奉していた多くの人々も殺されますよと言われてしまいました。
それでも貴女は死にますかとか言ってますよ。
神父の言い方はキツイですが彼もリアには生きていて欲しいと思っているよね。
.
ゼロはリアの正しき心根を信用する事にしました。
彼女には「守護の章」の才能がある、吾輩よりもあると言ってますね。
ゼロがそこまで言うとはね、ゼロはリアに「守護の章」の写本を預ける事にしました。
目の見えないリアの代わりにカルが彼女に変わって写本を読み、魔法の行使を行って行く事になりました。
カルはロータス砦を追い出されました。
まだまリアに恨みを抱いている「犠牲印」を押された人々は居るからね。
これは仕方ないね。
.
旅立つ前にテオに別れを告げる為に、傭兵とゼロはロータス砦にあるテオを墓を参る事にしました。
ゼロがイカス事をしてくれるね、彼女はテオの残留思念が聞こえると言って、テオの思念を傭兵に伝えてくれました。
テオの思念は父親の形見のナイフを一緒に持って行って欲しいと言ってました。
傭兵は形見のナイフを貰い受ける事にしましたね。
二人は取りあえずの目的地してゼロの故郷を目指す事にしました。
サナレの残した捨て台詞を検証する為に十三番を尋問するつもりのようです。
ゼロも言っていましたが、サナレの所属していると思われる組織と十三番は無関係の様に思えますよね。
ここに来ても彼がゼロに隠れて動いているとしたら驚きだよ。
ゼロは吐かないかも、と言ってますがどうなるのでしょう?
.
今回はゼロが傭兵に向かって惚れている的な発言があったよね。
傭兵も惚れているみたいですが、素直になれないようで、ゼロに気持ちを言えないでいますね。
そのうち気がつくと甘い事を考えていますが、横から誰かにゼロを盗られないと良いですね。
ゼロはなんと言っても絶世の美女ですからね、彼女の見た目に惚れる輩は後を絶たんでしょう。
ゼロの性格を受け入れる度量のある人間がどれだけ居るかは分かりませんがね。
意外と傭兵しか居ない可能性もありそうですけどね、こちらもどうなるか楽しみですね。
成分 | 美少女 | 変態性 | 魔法戦 | 肉弾戦 | ラッキースケベ | 珍作戦 |
評価 | AA | A | B | A | C | A |
AmazonLink: ゼロから始める魔法の書III ―アクディオスの聖女〈下〉― (電撃文庫)
コメント
コメントを投稿