ラノベの感想) インフィニット・デンドログラム10.嵐の後、嵐の前 (HJ文庫)

概略：
レイはリアルでも月世に絡まれて苦労しているようです。大学の同期生のデンドロ仲間ができ仲良くしているようです。世間知らずなフィガロが自分を振ったマスターを付け狙う危険な女に惚れられる事になりますが、彼はそれに気が付きません。レイは仲良くなれると思ってビースリーをアズライトに紹介したのですが険悪ムードになってしまいます。アズライトが不機嫌なのは過去のビースリーの行いの他にもレイがビースリーを信頼している事も関係しているようです。レイがティアンにオリジナルの装備品を作ってもらう事になります。ネメシスは少しはマシな格好になると期待したようですが、彼のセンスが酷すぎると再確認する事になります。ユーゴーがフランクリンの親友であるお姉さんの弟子になっています。性癖に問題を抱える変態なので心労が増えてますねー。彼女に連れられ黄河のマフィア蜃気楼を潰す事になっています。監獄に収監されたガーベラは犯罪王に指導を受けレベルアップに励んでいます。犯罪王の在り方を見ているガーベラは大きく成長しています。

レーベル：HJ文庫
発行日：2019/6/1
著者：海道左近
イラスト：タイキ
ISBN：978-4-7986-1945-3
雰囲気：日常、アズライトとビースリー、犯罪王とガーベラ
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プロローグ
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チェシャが仕事に追われています。
分割処理能力の高い彼は雑用担当なので色々な仕事をしています。
２４時間稼働で同時接続数が数十万人以上のデンドロを１３体のＡＩで管理しているので大変そうです。
スタートから激戦が続いているレイに少しの平穏が訪れる事を祈っています。
チェシャはレイを気に入っているようだ。
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エピソード１　大学の時間
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玲二はデンドロ仲間の同期生とうまくやっているようです。
仲間の一人がデンドロで美味しい仕事にありつけたので休むと連絡してきました。
授業初日を丸々休んでしまいます。
玲二はちょっと心配になっています。
玲二のデンドロ仲間の同期生は変わり者だらけでした。
メイドとして働いている女の子がいて彼女はメイド服で通学してきています。
第二外国語の選択で迷っている玲二にドイツ語を勧めています。
理由はアバターが中二病全開だからだそうです。
玲二は自分のアバターが中二病と言われるのが納得できないようです。
彼女たちの指摘はもっともだと思うんだけど？
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外伝　とある捕り物
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授業初日を丸々サボった玲二の友人は天地で山賊狩りをしています。
高レベルのマスターにパーティーに誘われたそうです。
天地は内戦が続く修羅の国でした。
ティアン武芸者の平均レベルが３００を超えています。
一致団結して西を目指せば他国を侵略可能なようですが国内が収まる気配はないようです。
監獄に居るガーベラがケーキを作っています。
戻ってきた犯罪王がそれを食べて驚いています。
ガーベラの作ったケーキはとても美味しいみたいです。
シュウと同格と言っていたような？
ガーベラは定期的にケーキを作る事になりました。
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エピソード２　先輩との時間
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玲二が学食で休憩していると月夜がやってきました。
親しげに話しかけてきて玲二のシュークリームを勝手に食べてしまいます。
不服そうな玲二に奢ってくれますよ。
高い物でも良いと言われたのですが後から何を要求されるか分からないので同じものを頼んでいます。
玲二警戒しすぎじゃないか？
月夜から月影が彼女の生活を支えている事が明かされます。
玲二は月影が月夜の彼氏だと思っていたようですが幼馴染なんだそうです。
月影の家は代々月世の家に仕えているらしく執事的な事をしてくれているそうです。
話の内容から月影は月世のパンツとかも洗っているようですよ。
月夜を探して梢がやって来ました。
梢から月夜の担当准教授がレポートの再提出を求めていると教えられます。
月夜はレポートから逃げてたようです。
梢から魔将軍が決闘するとの情報を得ました。
決闘場ではアイテムを使い放題なのでレイは楽勝だろうと予想しましたが梢は否定的です。
対戦相手も彼と同じ超級だそうです。
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外伝　違法よりの勧誘
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梢の予想通りローガンは決闘で負けてしまいました。
何より辛かったのは自分が負けたことを観客が大歓迎したからでした。
ローガンの戦闘スタイルは強力な悪魔を召喚して蹂躙するだけのワンパターンだったので観客は不満を抱いていました。
つまらない試合しかしないローガンが２位に落ちたのが嬉しかったようです。
ローガンは辛い事しかないからデンドロを止めようかと呟きログアウトしようとします。
それを何者かが止めました。
皇都のローガンの屋敷に侵入してきたのは決闘でローガンを倒した【盗賊王】ゼタでした。
ローガンを強くする方法と未討伐の＜ＵＢＭ＞の情報を開示すると言っています。
対価としてゼタが所属するクラン＜ＩＦ＞に入って欲しいと言ってきました。
先のカルチェランタでティアンを殺しているのでローガンは王国から指名手配されています。
ゼタがローガンを勧誘する目的を伝えました。
フランクリンは勧誘しないと知り、目的が面白そうだと感じたローガンは参加を決めました。
暫くは皇国で活動するよです。
＜ＩＦ＞が何かを画策しているようです。
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エピソード３　姉との時間
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玲二の部屋に姉からの入学祝が届きました。
姉には酷い目にあわされてばかりなのですごーく警戒しています。
送られてきたのは彼が頼んだ海外の珍しいチョコでした。
玲二はデンドロのバレンタインイベントはどんな感じなんだろう？シュウ達は参加したのだろうか？と考えています。
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外伝　バレンタインデー２０４４
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シュウはフィガロとパーティを組んで参加する事にします。
他の知り合いは都合が悪いか、既にパーティを組んでいるそうです。
バレンタインイベントはカップル（二人組）じゃないと参加できないんだそうです。
人生経験を普通に重ねているシュウは現実で色々とあるのだろうと考えています。
フィガロは幼少期から病弱で自宅療養が続いているそうです。
人生経験の乏しい彼には恋愛の機微は全く理解できません。
これが後々問題になるよ。
シュウとフィガロは戦車形態のバルドルに乗り狩場に移動していました。
目的のマップに到着した時にカップルのマスターをＰＫしまくっている女性プレイヤーと知り合う事になります。
シュウとフィガロがＢＬカップルでは無いと知ると大人しくなります。
ハンニャってアバターネームを名乗っています。
名前からシュウはおおよその理由を察しています。
彼女から暴れていた理由を教えられます。
彼女には結婚を前提に付き合っていた彼氏が居たそうです。
しかしクリスマスの日にデンドロで素敵な人を見つけてリアルでも交際する事になったので別れようと言われたそうです。
恋愛について無知なフィガロは冷静に法的に慰謝料を取ればと提案しています。
しかし既に法的に前科が付いてしまったそうです・・・暴れたんだね。
現実世界で元カレに接触する手段を失ったハンニャはデンドロを始めて元カレと泥棒猫を追っているそうです。
凄い執念ですね。
相手はロクデナシだと思うけど、仕返ししたいのね。
ハンニャは元カレのプレイヤーネームを知っていました。
ロックパンサーです。
危機感を抱いたシュウは元カレの居場所をＤＩＮに問い合わせる事にします。
シュウはＤＩＮの情報提供者になっているみたい、記者に繋がる無線機を持っています。
フィガロはハンニャが危険人物だとは思っていません。
彼女のレベルが自分よりも高いと知り決闘したいと思っています。
ハンニャ自身も自分が少しおかしいと感じているようです。
彼女の就いている【狂王】には目についた人間を１０秒以内に殺した回数が４４４回を超えるって取得条件がありました。
この条件を達成できた人が居なかったので狂王はロストジョブになっていました。
ハンニャのエンブリオ、サンダルフォンにはテイアンとマスターを見分ける能力がありました。
それを使ってカップルのマスターだけを１０秒以内に殺しまくっていたようです。
怖すぎますがフィガロは彼女の事を狂っているとは感じませんでした。
自分を普通の人間として扱うフィガロにハンニャは惚れてしまったようです。
フィガロは自分よりも強いハンニャと決闘したいので連絡先を交換する事にします。
シュウから元カレがレジェンダリアに居ると聞いたハンニャはレジェンダリアに向かう事にします。
ハンニャはレジェンダリアで復讐を遂げ監獄に送られる事になりました。
ティアンの死人を出さなかったので何れ出てこられるそうです。
フィガロとハンニャは文通をしているそうです。
ハンニャは恋愛目的ですがフィガロは強いハンニャと決闘したいだけです。
二人の感情に大きな齟齬があるので大問題に発展しそうで怖いです。
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エピソード４　相談の時間
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レイは決闘仲間のジュリエットに勧められオーダーメイド装備を作る事にします。
ジュリエットはレイよりも高レベルの中学生で独特の話し方をします。
レイは知り合って間もないにも関わらず彼女と普通に会話できるようになっています。
ジュリエットの言い回しが理解できないネメシスに翻訳してあげています。
ジュリエットはレイの魔王系ファッションが気に入っています。
既に完成しているコーディネイトを変えるのは難しいと言っています。
ネメシスは、こんな完成は御免蒙るのだが、と反論していました。
ネメシスは黒系統の禍々しい装備は嫌いなようですね。
レイはカルチェラタンのティアンに【ストームフェイス】という防毒機能付き酸素マスクを発注しました。
デザインを任せたのでネメシスも気に入ると安心しています。
ただ、「今のコーディネイトに合うデザインでお願いします」と余計な一言を追加しちゃいました。
恐らくネメシスを落胆させる結果になりそうです。
レイはアズライトに呼ばれる事になります。
アズライトは遺跡の調査ができる人材を探しているそうです。
レイに誰か紹介して欲しいと言ってきました。
レイは信頼の置けるビースリーを紹介する事にします。
二人とも顔を隠す装備品を好むので気が合うだろうと予想しています。
ネメシスは二人を会わせる事に不安があるみたいです。
レイは調査に適した人材として真っ先に頭に浮かんだユーゴーがどうしているのか考えています。
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蒼白詩編１　Spin a roulette wheel.
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ユーゴーは砂漠を超えてカルディナ経由で天地に向かう事にしました。
彼女の目論見ではマジンギアで砂漠を踏破できるはずでした。
しかし砂地での移動は予想外にＭＰを消費してしまいます。
モンスターに襲われ死にそうになっている彼女を空飛ぶマジンギアが救ってくれました。
操縦していたのはＡＲ・Ｉ・ＣＡという女性マスターでした。
話してみると彼女がフランクリンの親友で中身が女性であると知っていました。
ユーゴーがフランクリンの妹だと知ったＡＲ・Ｉ・ＣＡは彼女の師匠になる事を決めてしまいます。
ユーゴーはＡＲ・Ｉ・ＣＡからマジンギアの操縦と戦い方を教わる事になりました。
ユーゴーは１５歳の女の子でした。
キューコは１５になって中二病が抜けたと言っています。
フランス人なのですが日本に住んでいるのでしょうか？
ユーゴーは破天荒なＡＲ・Ｉ・ＣＡに付き合わされる事になっています。
ＡＲ・Ｉ・ＣＡはイタリア人で恋愛途上主義者でした。
既婚者は口説かないとのルールを設けていますが気に入った相手なら男性女性問わずにナンパしています。
中々撃墜率が高いようで美女との熱い夜を過ごしていたぞ。
ＡＲ・Ｉ・ＣＡはカルディナに所属する超級です。
元はドライフ皇国に所属していてフランクリンのクラン「叡智の三角」でテストパイロットをしてました。
クランを抜けて放浪しカルディナに所属する事になったみたいです。
ＡＲ・Ｉ・ＣＡはユーゴーに内緒でカルディナにある黄河帝国のマフィア《蜃気楼》を壊滅させる依頼を受けていました。
カジノで大勝ちして目立ち蜃気楼が取引に使おうとしている物品の話をしています。
ＡＲ・Ｉ・ＣＡの目論見通り蜃気楼がＡＲ・Ｉ・ＣＡを抹殺しようとしてきました。
カジノに入るためにマジンギアに乗っていませんでした。
蜃気楼のリーダーはＡＲ・Ｉ・ＣＡを殺せると踏んだようですが失敗しました。
ＡＲ・Ｉ・ＣＡのエンブリオの特性のせいです。
彼女のエンブリオは数秒先の未来が視えるようです。
蜃気楼カルディナ支部のボスは問題の品を持って逃げ出しました。
ＡＲ・Ｉ・ＣＡがボスを追いかける事になり、ユーゴーが蜃気楼の残党を始末する事になりました。
キューコのレベルが上がりユーゴーは新たなスキルを得ていました。
ネメシスの影響を強く受けた復讐系のスキルになっています。
ユーゴーは楽々蜃気楼の残党を片付けました。
砂漠でボスとＡＲ・Ｉ・ＣＡが戦う事になります。
ボスは５匹の死んだ竜を使役して攻撃してきました。
ＡＲ・Ｉ・ＣＡの乗るマジンギアはスピード型なので攻撃が当てられれば勝てると考えていました。
ＡＲ・Ｉ・ＣＡはエンブリオの能力を使いボスの攻撃を回避しています。
最後に別のスキルをつかいボスを倒しました。
ＡＲ・Ｉ・ＣＡは無事に問題の品を回収する事ができました。
問題の品とは黄河帝国の先々代が作った＜ＵＢＭ＞モンスターを閉じ込めた珠です。
閉じ込めた＜ＵＢＭ＞モンスターの力を引き出して使えるって優れものです。
黄河帝国の宝物庫に保管されていたのですが第三皇子がアルター王国を訪問するので持たせようと考えたそうです。
どれを持たせるか検討している間に何者かによって盗み出されました。
盗み出したのは＜ＩＦ＞の誰かのようです。
黄河帝国にある蜃気楼の本部で皇位の簒奪を企む話し合いが行われていました。
蜃気楼のボスは数代前に王宮を追放された皇族の末裔の女の子でした。
彼らの元にも盗まれた８個の珠のうちの一つが渡っていました。
彼らはそれを対価にして最強の援軍を得たと言っています。
そこに黄河の超級が攻め込んできました。
攻めてきたのは絶世の美女です。
蜃気楼の幹部は彼女の美しさに見とれています。
まあアバターだから頑張ってデザインしたのかもね。
【舞姫】輝麗が攻めてきました。
彼女は《輝麗愚民軍》（何て名前だ）っていうクランのオーナーでした。
配下には彼女のファンの超級が何人も居るそうです。
蜃気楼の支部を制圧する為に配下を放ったので一人で本部を落とすつもりだと言っています。
輝麗は言葉どおりに一人で蜃気楼本部を壊滅させてしまいました。
数百年の時間を掛けクーデターの準備をしていた蜃気楼は壊滅する事になりました。
＜ＩＦ＞のゼタがメンバーに向けてメッセージを送っています
ローガンの勧誘に使った珠は黄河から盗み出した１個のようです。
ゼタは各国にメンバーを送り何かをするようです。
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エピソード５　板挟みの時間
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ビースリーをアズライトに紹介したレイは非常に苦しく居た堪れない空気に晒される事になります。
お互いの紹介が終わった瞬間、アズライトは睨みつけ、ビースリーは正座しました。
ビースリーは少し前に凶城を率いて王都封鎖に参加してました。
王都を封鎖された王国は相当な経済的被害を受けたそうです。
レイは自分がしたことの意味を理解できていませんでした。
ネメシスからビースリーが王都を封鎖したと聞いて、ようやく険悪ムードの正体を理解しました。
レイが信頼できる人物としてビースリーを紹介したと理解したアズライトはビースリーの事を許してくれました。
アズライトがコンピュータに詳しい人物を紹介して欲しいとのお願いをしてきます。
ビースリーはレイと二人で別室に行き相談する事にします。
アズライトの機嫌が悪くなっているようです。
ネメシスは部屋に残りアズライトと密談する事になっています。
二人が話したのは主にレイのファッションセンスに関してです。
二人ともレイのファッションセンスに不満があるようです。
ビースリーとレイには一人適任者の心当たりがありました。
それはレイの煌玉馬を行動不能にしたブルースクリーン氏です。
元は皇国の出身なのですが指名手配され王国に流れてきたみたいです。
指名手配の理由も獲得したスキルの加減が分からずに大停電（停魔？）を引き起こしてテロ扱いになったからでした。
レイは彼が問題を起こす事は無いだろうと判断します。
ビースリーも同意してくれたのでブルースクリーンを紹介する事になりました。
クエストに向かうレイはビースリーから「みたらし罪」でそのうち指名手配されると脅されます。
レイは無自覚にネメシスを口説いているぞ。
アズライトはレイに好意を持っているみたいです。
ビースリーはそれを感じ取っています。
アズライトは分かり易く嫉妬してましたからね、そりゃ分かるか。
ビースリーはレイの事をどう思っているんだろうか？
無自覚な人誑しだと分かっているので恋愛には発展しないかな？
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外伝　”監獄”の悪夢
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監獄に収監されているガーベラは犯罪王の営む喫茶店に居候しています。
そこで犯罪王の指導を受け強くなろうとしています。
犯罪王の訓練は物凄くハードなもののようです。
監獄に居る超級に挑み自分の実力を測ろうとして落ち込む事になりました。
全員に負けてしまったそうです。
フィガロを愛する事になったハンニャとも戦ったようです。
踏み潰されて一撃死したみたいです。
ガーベラは自分が監獄で一番弱い超級だと落ち込んでいます。
リアルの彼女はキクコ・バーモントという名前です。
父親が日本人のハーフみたいですね。
身分は１７歳の家事手伝いです。
＜ＩＦ＞のメンバー、ラ・クリマに騙されて監獄に送られたと言って天地のマスターが襲撃してきました。
彼らは犯罪王を倒して監獄で一番強いのは自分たちだ、と誇示しようとしています。
彼らの姿が監獄に入る前の自分に重なりガーベラは懊悩しています。
彼らのリーダー【粉砕王】餓鬼道戯画丸の先制攻撃を受けた犯罪王が爆発してしまいます。
戯画丸は勝ったつもりになっています。
犯罪王がスライムだと知らないので無理もありませんがガーベラは生暖かい目で彼らを見つめています。
犯罪王から財産を奪おうと考えていた彼らは喫茶店を奪おうとします。
店舗に入った彼らを犯罪王が使役している煌玉人アプリルが排除する事になりました。
アプリルには敵対者のステータスを下げる機能が搭載されていました。
戯画丸だけが生き残る事になります。
そこで犯罪王が元の姿に戻り戯画丸を驚かせています。
犯罪王は全身をスライムに置換したそうです。
ですので全身が細切れになっても復活できます。
犯罪王は戯画丸をガーベラの練習相手にする事にします。
ガーベラに勝てたら見逃す上に喫茶店をあげると持ち掛けます。
犯罪王には勝てないと理解した戯画丸は喜んで提案にのりました。
戯画丸はガーベラが＜ＩＦ＞のメンバーとは知りません、彼女の事を犯罪王の情婦と考えています。
はっきり言って舐めています。
そんな彼の姿は犯罪王に出会う前のガーベラそっくりです。
ガーベラは己の黒歴史を見せられている気分です。
犯罪王の指導のもとガーベラは激変していました。
以前のように相手を見下す事は無くなり最大級の警戒をしながら確実に殺せる手段を取ってきます。
犯罪王の勧めでジョブを狩人系に変えていました。
エンブリオを使い自分の気配を消して相手の攻撃が絶対に届かない距離からボウガンで削っています。
余りにも慎重な戦い方に驚いたね。
戯画丸は自分がどんな攻撃を受けているのかも分からずに殺されました。
犯罪王はガーベラに自信を付けてもらおうと考えたようですが上手く行きませんでした。
完勝したガーベラは戯画丸が弱かったんだと考えています。
勝ってもおごらないガーベラの態度に犯罪王は成長を感じ嬉しくなってます。
犯罪王からハンニャが出所したと聞いてガーベラは焦っています。
監獄の超級の中でも最も沸点が低く直ぐに切れるハンニャが暴れまわる姿を幻視したようです。
直ぐに戻ってくるんじゃないの？と不安になっています。
ガーベラの心配は杞憂じゃないかな？
ハンニャはフィガロに会いに行くよね。
浮かれてそうなので少々の事では怒らないんじゃないか？
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エピローグ　嵐の後、嵐の前
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レイはカルチェラタンから王都を経由してギデオンに帰る事にします。
アズライトが王都に帰還するので合わせたようです。
帰りはシルバーにビースリーの馬車を引かせて向かう事になりました。
アズライトも同乗する事になるのですがビースリーが高性能な馬車を持っていると知りご機嫌斜めです。
ビースリーは被害額の補填として馬車を接収されないかビクビクしています。
性格的には二人は仲良くなれそうなんですがビースリーの過去の行いからわだかまりが残っているようです。
ビースリーがレイに信頼されているのも気に入らないのか。
レイに紹介され遺跡の調査を始めたブルースクリーンが『量産型煌玉馬・セカンドモデル』の設計図を発見しました。
王国は煌玉馬の生産を始めるみたいです。
レイを追いかけると思っていたのですがベルドルベルはカルチェラタンに残る事にしました。
自分の演奏が復興中のカルチェラタンの人々の慰めになると感じたからでした。
レイと知り合った事で彼も変化したようです。
レイは平和だった数日と騒動の日々との落差が激しいと感じています。
ネメシスはレイの知らない場所で騒動は始まっているはずだと言っています。
確かに＜ＩＦ＞の暗躍が始まってますからねー。
レイとネメシスは今後も目の前で起こる悲劇を覆す為に頑張るみたいです。
レイはトラブルを引き寄せる体質のようなので平穏な日々は長くは続かないんだろうなー。
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【復讐乙女　ネメシス】

レベル	形態	スキル	読み
1	大剣	復讐するは我にあり	ヴェンジェンス・イズ・マイン
2	斧槍	逆転は翻る旗の如く	リバース・アズ・フラッグ
3	盾	応報は星の彼方へく	ペイバック・オーヴァー・スター

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【装備品】

名称	ランク／産地	入手先
瘴焔手甲　ガルドランダ	伝説級	＜ＵＢＭ＞【大瘴鬼　ガルドランダ】討伐
紫怨走甲　ゴゥズメイズ	逸話級	＜ＵＢＭ＞【怨霊牛馬　ゴゥズメイズ】討伐
煌玉馬　ゼフィロスシルバー	機械の馬	ガチャ
黒纏套　モノクローム	古代伝説級	＜ＵＢＭ＞【黒天空亡　モノクローム】討伐
ヴォルカニック・ダークメタル・アーマー	レジェンダリア産	ビースリー先輩　譲渡
瘴焔姫　ガルドランダ	伝説級	瘴焔手甲ガルドランダから出現

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成分	美少女	仲間	バトル	武具・防具	ハーレム
評価	AAA	AAA	AAA	B	B

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