ラノベの感想) インフィニット・デンドログラム 9.双姫乱舞 (HJ文庫)

概略:
遺跡を巡り皇国と争う事になります。魔将軍ローガンと戦うレイが瘴焔手甲ガルドランダから瘴焔姫ガルドランダを呼び出しました。物凄い戦闘能力を持っている彼女がローガンの召喚した高位悪魔を倒してくれます。ローガンを倒したレイはアズライトと協力して遺跡から出てきたアラク・ヴァスターという先々期文明の超兵器と戦う事になります。アズライトの正体が判明し彼女の凄まじい戦闘力が解放される事になります。バルバロス元帥の生い立ちも判明します。アクラ・ヴァスターを作成していた遺跡は明らかなバランスブレイカーなのでチェシャが介入する事になっています。彼の正体も少しだけ語られる事になります。

レーベル:HJ文庫
発行日:2019/2/1
著者:海道左近
イラスト:タイキ
ISBN:978-4-7986-1860-9
雰囲気:超級対戦、新たな美少女、外道騎士にお仕置き、キス?、トムの正体、マリオの正体、連携、先々期文明の遺産、フランクリン始動
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皇国の超級【魔将軍】ローガン・ゴッドハルトが召喚した魔族を連れて攻めてきました。
彼の役目はバルバロス元帥(マリオ先生ね)が遺跡の兵器を収奪するまでの時間稼ぎです。
何をしても良いと言われているローガンはカルチェランタのティアンを殺して経験値を稼ごうと考えていました。
ローガンは遊戯派のマスターでティアンを人間と同等の存在だとは思っていません。
効率良く経験値を稼げる相手と捉えています。
ローガンの前にベルドルベルが立ち塞がる事になりました。
ローガンはフランクリンをライバル視しているのでベルドルベルの事を知っていましたが詳しい能力までは知らないみたいです。
ローガンは己のエンブリオの能力を過信しているようです、情報収集は熱心に行ってないみたい。
エンブリオの能力的にベルドルベルの事を格下とみなしていました。
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ベルドルベルは自分の演奏を気に入ってくれたカルチェランタの子供たちを守るためにローガンと対峙する事にします。
ヒーロー役になってるね。
ローガンにはティアンに強い思い入れを持つベルドルベルの行動が理解できないようです。
戦いはベルドルベル優位に進む事になります。
彼の演奏がローガンの使役する魔族の攻撃を無効化し一方的にダメージを与えています。
ベルドルベルの攻撃でローガンは手勢の半分と救命のブローチを失う事になりました。
超級になっていないベルドルベルに一度は殺されたと認識して激高しています。
ローガンにとってデンドロはゲームそのモノのようです。
ステータスが下の相手に殺された事が余程頭に来たみたい。
それにしてもローガンの沸点は低すぎませんか?
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不利を悟ったのですが素直に自分の方が弱いと認められないローガンが非道な手段でベルドルベルを殺す事になります。
怖くて避難場所から出てきてしまった女の子を人質に取っていました。
女の子を殺すと脅されてベルドルベルはスキルを解除するしかなくなります。
攻撃が可能になったローガンはベルドルベルに致死の攻撃を放ちました。
死にかけているベルドルベルの前にレイがやって来ました。
ベルドルベルは後をレイに任せる事にします。
ベルドルベルはレイの後ろ姿に彼の求めていた英雄の姿を見たようです。
満足しながらデスペナルティに陥りました。
求める英雄を発見した彼はレイの仲間になるのだろうか?
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ローガンはアバターを少し前に流行ったRPGの主人公に似せてキャラメイクしています。
頑張って作ったようですが、行いは悪党そのものです。
ローガン自身は自分を英雄視していますよ・・・ちょっと滑稽です。
ローガンの戦い方を見ていたレイは彼が弱いと気が付きます。
ローガンの非道な行いに頭にきているレイには配慮がすこーし足りませんでした。
素直な感想を述べてしまいます。
「お前フランクリンより弱いな」
これを聞いたローガンが激高する事になってしまいます。
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ステータス的に不利な戦闘が更に困難なものになってしまいました。
追い込まれたレイが新たに使えるようになったガルドランダのスキルを使う事になります。
手甲が変化して女の子が出てきました。
《瘴焔姫》ガルドランダが登場します。
ローガンはガルドランダの登場に驚いていますがステータスが自分が呼び出した悪魔と同等と知り安心しています。
ローガンは2体の高位悪魔を召喚していたので自分の勝利を疑っていませんでした。
ローガンはデンドロの本質を全く理解していない、知ろうともしていないようです。
ガルドランダは手甲の中で目覚めた後も周囲の観察を続けていました。
レイを鍛える超級達の技も見ていました。
それだけではなく自分で使えるようになっていました。
自主的に学習して勝手に強くなる女の子、素晴らしい。
学習意欲の高いレイにぴったりです。
レイの気質がガルドランダを生んだようですから妥当な進化なのかな?
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圧倒的な戦闘力で2体の高位悪魔を倒してくれました。
時間稼ぎもしてくれたのでローガンを倒す準備も整います。
ネメシス第三形態の自動追尾機能付きの盾をローガンに投擲して倒しました。
ローガンは低レベルのレイに割と簡単に負けてしまった事に納得できていません。
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デスペナルティでログアウトさせられたローガンが激高しています。
ランドセルの似合う小学生のようです。
お金持ちの坊やらしく防音設備の整った自室で暴れています。
怒りすぎてデンドロにログインするのに使っているデバイスまで破壊してしまいました。
そこにフランクリンから敗北を揶揄するメールが届きます。
そこにはローガンがレイに敗北したシーンを映した動画を全世界に公開したと記されています。
ローガンは泣き崩れる事になります。
いくらローガンが嫌な奴と言ってもやりすぎじゃないか?
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先々期文明の兵器工場の停止と隠された超兵器の破壊に向かったトムが大暴れしています。
侵入者を撃退しようとする遺跡のロボット兵と超兵器の収奪を狙うバルバロス元帥の木人形を相手にしています。
木人形の足止めをしつつ遺跡の最奥を目指しています。
ステータスが下がらない分身体を使うトム強すぎますね。
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遺跡の最奥に到着したトムを遺跡の管理を任されている完全機械の指揮官機が迎え撃つ事になります。
ここでトムが自分の正体を語る事になります。
トムの正体はチェシャでした。
チェシャたち管理AIが先々期文明の仇敵でした。
獣の化身と呼ばれる先々期文明の仇敵はチェシャの事でした。
チェシャは先々期文明のロボット兵の停止コマンドを知っていました。
コマンドを唱えると指揮官機以外のロボット兵が停止しました。
動き続ける指揮官機を倒します。
チェシャたち管理AIは先々期文明が発達しすぎてデンドロのバランスを壊すと判断して滅ぼす為に介入したのだろうか?
チェシャはこれまでも何度かデンドロに介入しているようです。
その度に違う偽名を使っていたのでデンドロの歴史に名を残す事になっています。
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チェシャが兵器工場を止めると対獣の化身用に開発中だった超兵器が起動してしまいます。
チェシャは分身して破壊しようと試みましたが失敗します。
トムの足止めが無くなったのでバルバロス元帥が追いついてきました。
チェシャは姿を見られるわけにはいかないのでトムの姿に戻り攻撃を継続する事にします。
トムと超兵器(アクラ・ヴァスター)が戦っているのを見たバルバロスはトムに加勢してアクラ・ヴァスターを破壊する事を決めました。
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ガルドランダを呼び出した反動で三重状態異常に罹っているレイの元にアズライトがやって来ます。
倒れている瀕死のレイに快癒万能霊薬を飲ませますが効果がありません。
アズライトが思い切った決断をする事になります。
仮面を外した彼女は口移しでレイに快癒万能霊薬を飲まそうとしてきました!!
レイが目を開けると目の前にキスする寸前のアズライトの目がありました。
アズライトの素顔を見たレイは彼女の事を綺麗だと感じています。
驚いたアズライトはレイから飛び退き快癒万能霊薬を飲んでしまいます。
レイからガルドランドを呼び出した反動を受けているだけで時間経過と共に症状は回復すると聞かされ安心しています。
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仮面を取ったアズライトは自分の正体をレイに明かそうとしてきました。
ここで地下からアクラ・ヴァスターが出てきました。
アクラ・ヴァスターは兜蟹とクジラを合わせたような形状をした要塞サイズの兵器です。
レイたちは驚いていますねー。
更にアクラ・ヴァスターを破壊しようとトムとバルバロスが共闘している姿を視認しました。
アズライトもアクラ・ヴァスターの破壊を決めます。
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トムとバルバロスの木人形の攻撃は全く効果ありませんでした。
全ての攻撃がアクラ・ヴァスターに届かないようです。
バルバロスは木人形を使いアクラ・ヴァスターの足止めをする事を決めます。
起動したアクラ・ヴァスターは超級エンブリオを化身と判断しました。
王都やギデオンに複数の個体の存在を確認し南進する事を決めます。
そのまま行かせるとカルチェランタを通過する事になります。
これほど巨大なモノが通ったとなるとカルチェランタは滅茶苦茶に踏み潰されてしまいます。
カルチェラタンに思い入れのあるバルバロスには許容できる事ではありません。
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バルバロスの回想から彼がカルチェラタン伯爵夫人の息子である事が判明します。
生まれたばかりのバルバロスを連れて父親が外交使節として皇国に向かったそうです。
当時のアルター王国とドライフ皇国は仲が良かったそうです。
次の世代くらいに王族同士の婚姻をまとめ連合国になる計画があったそうです。
バルバロスも将来的にドライフ皇国のバルバロス辺境伯の娘と結婚する予定でした。
安全だと思われていた道中に<UBM>に襲われる事になります。
両国の国境付近での出来事だったので皇国は救援部隊の出動を渋りました。
王国に<UBM>を弱らせてもらい自分たちが漁夫の利を得ようとの考えからです。
アルター王国の護衛に就いていた【聖焔騎】アスラン・ファルドリードが迎撃する事になります。
彼本人は無事なのですが多勢に無勢だったので守るべき王国の要人カルチェラタン伯爵たちを殺されてしまいます。
生き残っていたのは後にバルバロス元帥になる赤子(エミリオ)だけでした。
アスランはエミリオを守りながら戦う事になります。
そこにアスランのライバルであるロナウド・バルバロスが単騎で救援にやってきました。
二人はエミリオを守りながら<UBM>の討伐を目指す事になります。
彼らが戦っている<UBM>はアクラ・ヴァスターや煌玉馬を開発したフラグマンが開発した生体兵器がモンスター化した存在です。
植物を使い人形を作りだし人間を襲ってくる【エデルバルサ】というモンスターです。
アスランとロナウドは協力して【エデルバルサ】を倒したようですが相討ちになって死にました。
生き残りのエミリオが<UBM>討伐のMVPとなってしまいエンブリオ化したエデルバルサを片目に宿す事になってしまいます。
ロナウドの父親であるバルバロス辺境伯が駆け付けた時には戦闘が終わっていて生き残ったエミリオを発見します。
状況から彼がカルチェラタン伯爵の息子だと分かりましたが超級エンブリオを宿している事も判明しました。
皇国の軍人である辺境伯はエミリオをカルチェラタン伯爵夫人に返す事はできませんでした。
エミリオは皇国に留められる事になり辺境伯の養子になりました。
エミリオはギフテッド・バルバロスと名付けられ特務兵として育てられる事になります。
ギフテッドの行く末が戦いに彩られたモノになると分かっていた辺境伯は彼に愛情を注ぎ育てました。
ギフテッドはそれに強い恩義を感じています。
辺境伯はギフテッドに己の行く末を選ばせる為、兵役に就く前に彼に本当の事を伝えました。
隠し事をしないとは良い親だ。
ギフテッドは自分がカルチェラタン伯爵夫人の息子だと知る事になりました。
しかしバルバロス辺境伯や彼に近しい人物達に強い恩義を感じ、皇国に留まる事を決めたそうです。
彼が操る木人形はエデルバルサを使って作り出しています。
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ベルバロスは木人形を使いアクラ・ヴァスターの動きを止める事にします。
大量の木人形を作りだし進行を止める事ができました。
動けないアクラ・ヴァスターを破壊する方法を考えようとしています。
ここで驚くべき事が起こりました。
アクラ・ヴァスターが分離し始めます。
クジラの部分が兜蟹部分から分離して飛行を始めてしまいます。
分離したクジラ部分には攻撃が通るようになりました。
しかしすぐに修復されてしまいます。
二つに分離したアクラとヴァスターには互いを修復する機能が搭載されていました。
二つを同時に破壊しないと倒せないって事が判明します。
アクラ部分には依然として攻撃が通りません。
クジラ部分を攻撃していたトムとバルバロスはクジラが新たに発現させた機能の余波で吹き飛ばされてしまいます。
バルバロスは死を覚悟したのですが悪運が強いです。
彼はカルチェラタン伯爵の庭に落下し大きな木の枝に助けられる事になりました。
庭に転がり回復中の彼はカルチェラタン伯爵夫人と再会する事になります。
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トムはアクラ・ヴァスターを破壊する方法に気付いていましたがレイたちに教える事ができないようです。
攻略方法を検討するレイ、ネメシス、アズライトの話に加わり情報を提供しています。
アクラ・ヴァスターの特徴からレイがヴァスター部分を破壊する方法に気が付きました。
アズライトからアクラ部分を破壊する手段があると言われます。
レイとアズライトはタイミングを合わせて同時破壊を目指す事になります。
レイの洞察力が凄いな。
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アクラを倒す事になったアズライトは仮面を取り去りジョブを変更します。
彼女の本来のジョブは【聖剣姫】でした。
そして名乗りを上げます。
「私はアルター王国第一王女 【聖剣姫】アルティミア・アズライト・アルター」
彼女第一王女だったよ。
彼女のジョブ【聖剣姫】はアルター王国の始祖アズライト・アルターの【聖剣王】と同種のものです。
その手には王国の秘宝剣【元始聖剣アルター】が握られています。
アズライトは形ある物、形ない物、なんでもスパスパ斬れました。
誰の攻撃も通らなかったアクラを切り裂いていきます。
彼女の凄いところはスキルや所持している高性能武器の性能に頼り切りじゃないところです。
彼女自身が凄腕の剣士でアルター王国のティアンの中で一番強い剣士でした。
形ない物まで切ってしまうアズライトにトムが驚いています。
アズライトはレイの攻撃が始まるのを待っています。
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レイはシルバーを使いヴァスターの上空から自由落下で突撃する事にしました。
これはヴァスターが空間を歪めて周囲に広大な空間を作り出しているからです。
空間が広がっても空気の量は増えないのでヴァスターの周囲は真空に近い状態になっています。
ヴァスターは真空中では減衰する事の無いレーザーだけを装備していました。
未完成状態で動き出した弊害ですね。
敵がレイザーしか使えないのでレイには好都合でした。
自由落下しながらヴァスターのレーザーを黒纏套で吸収してスキル発動のエネルギーにします。
ヴァスターとの距離が縮まるとレーザーがレイを掠め始めます。
レイのHPが持つのか心配になってきます。
そこにバルバロスの使役する木人形が飛び込んできてレイの進路を切り開く事になります。
木人形たちはレイを追い越して行きレーザーの的になってくれます。
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カルチェラタン伯爵の庭から移動しようとしているバルバロスに伯爵夫人が声を掛けてきました。
彼女には背中越しでも彼が自分の息子だと分かったようです。
バルバロスは振り返って伯爵夫人と再会するか迷っています。
一時的とはいえカルチェランタ領を攻撃する事を決めた事が後ろめたいようです。
伯爵夫人の嬉しそうな声を聞いたバルバロスは再会を誓う事にします。
何れ自分の妻や子供を連れて会いに来ると約束しました。
伯爵夫人はとても嬉しそうにしています。
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バルバロスはレイの加勢をする事を決めます。
カルチェランタ領を守りたい一心だったようです。
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木人形の加勢によりレイは活路を得ました。
後はヴァスターの下に回り込んで黒纏套で貯めたエネルギーを撃つだけです。
しかしここでヴァスターが抵抗してきました。
空間を広げている機能を解除してきます。
それにより落下スピードが加速されレイはヴァスターの外装に激突しそうです。
ここでシルバーに隠されていた機能が発動したようです。
レイはヴァスターの真下に移動していました。
ネメシスの《復讐するは我にあり》を当ててから黒纏套モノクロームを左腕に巻き付け大砲状にします。
大砲状のモノクロームから《シャイニング・ディスペアー》を発射しました。
ヴァスターのアクラを修復する機能が破壊されます。
太陽のような輝きが放たれたので地上のアズライトがアクラをバラバラに解体しました。
レイとアズライトの協力プレーによってアラク・ヴァスターは交戦能力を失いました。
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ヴァスターはアラクの自動修復機能を失っても粘ります。
カルチェランタに不時着して自動修復機能で自身を復活させようとします。
落下が始まってしまいます。
それに気づいたレイと木人形が落下を阻止しようとヴァスターを押し上げようとしてますが重すぎました。
その時カルチェランタの町に一人の子供が出てきてヴァスターに手を振ります。
その姿をみたヴァスターは自分が人間の希望だった事を思い出します。
ヴァスターは自戒するのを理解した上で高度をとる事にしました。
最後に正常な状態に戻ったようですね。
ヴァスターは自戒する事になりました。
レイはヴァスターの悲しい結果に涙していました。
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シルバーに思わぬ隠し機能が搭載されていたのには理由がありました。
化身を打倒する為に長すぎる研究生活を送っていたフラグマンが気晴らしで作ったからでした。
兵器としてではなく彼が思いついた凄い機能を搭載した結果です。
シルバーは正式なオリジナル煌玉馬の後から作られた存在です。
まだまだ隠し機能がありそうですね。
フラグマンはシルバーに希望を託したようです。
レイにピッタリのアイテムと言えますね。
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アズライトが自分の本名をレイに明かします。
彼女は王女であると明かす事に大きな葛藤があったようです。
しかし鈍感過ぎるレイのせいで重大な告白は台無しになりました。
レイは第一王女の名前は知ってたようですがアズライトが第一王女と同姓同名の別人と認識します。
ネメシスから第一王女本人じゃないのか?と指摘されて勘違いに気が付きます。
告白段階では恋愛的な関係に発展しそうな雰囲気がちょっとだけあったように感じるけど台無しです。
アズライトはレイの察しの悪さに呆れています。
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レイが今後どう呼べば良いのか聞いてきました。
アズライトは非公式な場ではアズライトと呼んで欲しいと言ってきました。
レイはアズライトと呼ぶことにするようです。
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レイが今後もアズライトに協力していいか聞いてきます。
レイとの共闘でアズライトのマスターに対する考え方が変化しました。
アズライトは自由意志での協力をお願いする事にしました。
アズライトはネメシスのライバルに成りそうな雰囲気があったのですが、無さそうですね。
レイとアズライトは戦友となりました。
アズライトは今後はマスターに協力を求めるとの布告を出しました。
アルター王国はティアンとマスターが協力しあう国になりそうな雰囲気です。
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バルバロスは皇国の部隊に回収される事になりました。
皇国がアルター王国に戦争を仕掛けてきたのには理由がありました。
皇国の耕作地が痩せてしまい食料が不足しているそうです。
これまではカルディアからの輸入で凌いでいたそうですがカルディアが領土拡大の野心を抱きました。
カルディアは皇国が疲弊していることを知っているようなので最初に皇国に攻め込んでくる事が予想されました。
滅ぼされない為にはアルター王国を併合する必要があると考えたようです。
カルディアが野心を抱いたのは超級マスターが多数所属するようになったからです。
皇国はアルター王国が考えている以上に追い込まれているようです。
今回も失敗してしまったので不味い状況のようですよ。
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フランクリンがローガンを呼び出しました。
あからさまにローガンを挑発したのは彼を呼び出す為だったようです。
フランクリンはレイへの復讐を諦めていません。
海底から引き揚げた煌玉竜から兵装を外し、それを装備した新たなモンスターを作り出していました。
【MGD(メカニック・ゴッド・ディラン)】って名前です。
完成度を測るためにローガンを呼び出したようです。
フランクリンはローガンがレイとの戦いで神話級武具を生贄に捧げた事を知っていました。
レイとの戦いでは召喚が間に合わず神話級武具はストックされた状態です。
フランクリンの狙いは神話級武具を生贄にした強力な悪魔を召喚して貰う事でした。
フランクリンの安い挑発に乗ってしまったローガンは神話級武具を生贄として使ってしまいます。
ローガンは自分を馬鹿にするフランクリンを八つ裂きにするつもりだったようですが負けました。
プレーヤースキル皆無なローガンはレイより弱いので当然の結果かな。
フランクリンはローガンの事を完全に子供扱いしてますね。
リアルを知ってるのか?
まあ、あの振る舞い方なら子供だと分かるか・・・
フランクリンは上々の結果を得られて満足そうです。
まだ改善点があるみたいですが近いうちに仕掛けてきそうです。
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チェシャが進化の到達点に達したエンブリオだと分かりました。
《無限エンブリオ》という段階らしいです。
彼の仲間のAIも皆同等のエンブリオのようですよ。
5年くらいで新たな仲間が目覚めるようです。
デンドロが何なのか分からなくなったねー。
ただのゲームでは無いよねー・・・謎が深まったぞ。
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【復讐乙女 ネメシス】
レベル形態スキル読み
1大剣復讐するは我にありヴェンジェンス・イズ・マイン
2斧槍逆転は翻る旗の如くリバース・アズ・フラッグ
3応報は星の彼方へくペイバック・オーヴァー・スター
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【装備品】
名称ランク/産地入手先
瘴焔手甲 ガルドランダ伝説級<UBM>【大瘴鬼 ガルドランダ】討伐
紫怨走甲 ゴゥズメイズ逸話級<UBM>【怨霊牛馬 ゴゥズメイズ】討伐
煌玉馬 ゼフィロスシルバー機械の馬ガチャ
黒纏套 モノクローム古代伝説級<UBM>【黒天空亡 モノクローム】討伐
ヴォルカニック・ダークメタル・アーマーレジェンダリア産ビースリー先輩 譲渡
瘴焔姫 ガルドランダ伝説級瘴焔手甲ガルドランダから出現
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