ラノベの感想) ネクストライフ 第11巻 (ヒーロー文庫)


概略:
マリウスに負けたアウラニースは彼の傘下に入る事を決めます。ソフィアとアイリスはアウラニースに従うので二人も仲間になりました。他の大陸で大魔王アシュタロスが復活し大陸を統一します。かつてファーミア大陸を統一しファーミア帝国を築いた魔王ヴァプラが大陸に帰還します。ファーミア大陸では魔王アメイモンが猛威を振るっていました。アメイモンを倒せる存在を探す為にラーカ国の王ラーカが海を渡りホルディアが存在する大陸にやってきます。マリウスと知り合い彼に救援を求めてきました。ラーカ国が鬼と人間を含む多種族が共存していると知ったマリウスは助けてあげる事にします。アウラニースとソフィアを伴いラーカと一緒にファーミア大陸に渡ります。

レーベル:ヒーロー文庫
発行日:2017/4/30
著者:相野仁
イラスト:マニャ子
ISBN: 978-4-07-424208-5
雰囲気:驚愕、大魔王復活、魔王軍、鬼の国、吸収、救援要請、海を越え、魔王と連戦、練習、大陸消滅、実力掌握
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アウラニースとの決闘に勝利したマリウスが彼女とソフィアとアイリスを連れてアステリア達の元に戻ってきました。
アステリア達はマリウスの勝利を信じて祈っていました。
マリウスが戻って来たと知り大喜びするのですが一緒にアウラニースとソフィア、アイリスが居るので仰天する事になりました。
アウラニースが嬉しそうに爆弾を投下しました。
マリウスに負けたので彼の女になったと宣言しました!!
アステリア達は混乱状態に陥ってしまいます。
災厄とまで言われているアウラニースがマリウスの配下に入ると言っています。
マリウスがアウラニースの事は信じられると言ったので納得する事にします。
アウラニースに人間と対立する意志が無い事も決定を後押しする事になります。
問題となったのはソフィアとアイリスです。
彼女達はアウラニースに決定に従うと言っています。
逆らえばアウラニースが彼女達を殺すと言っているので信じてみる事になりました。
マリウスはアウラニースの事は信用できると思っていますがソフィアとアイリスに関しては少し疑っています。
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アウラニース一行を迎え入れる事になりました。
アウラニースが食事を楽しみにしていると分かります。
彼女の好物がドラゴンの肉だと知りミレーユが決死の覚悟を決めています。
彼女は自分とデカラビア、ゾフィの三人でドラゴン討伐に行く覚悟を決めます。
アウラニースが直ぐに食べたいと言ったわけでは無いと否定すると安堵しています。
ホルディア側の面々はアウラニースの恐ろし過ぎる伝説に囚われているので彼女の言動に過剰に反応していました。
アウラニースとしてはマリウスに嫌われないように苦心しているようだぞ。
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アウラニースとアステリアが部下に対する考え方で意気投合する事になりました。
自分が最も苦しかった時代から忠義を尽くしてくれているミレーユを褒めるとアウラニースが同意してくれます。
彼女のも自分を信頼して付いてくる部下の大切さを分かっているようです。
最初こそ怖がられていましたがアウラニース一行はホルディアに受け入れられる事になりました。
結果的にアステリアは強力過ぎる戦力を手に入れた事になります。
その気になれば大陸を統一することは簡単だろうに彼女はそのような愚は犯さないぞ。
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ホルディアが存在するのとは別の大陸で三大魔王の一角アシュタロスが復活しました。
彼を復活させた3人の魔人に力を与え魔王にします。
アルファ、ベータ、ガンマと名付けて配下にしました。
メリンダに封印される前のアシュタロスは黒翼騎と呼ばれる12人の魔王を従えていました。
彼らはソフィアやアイリスとは違いメリンダによって全て滅ぼされています。
新たに作ったアルファ達はアシュタロスの理想とする強さには至りません。
元が弱すぎたようですよ。
アシュタロスは現状支配できる魔人が居ないの彼らを使う事にしました。
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アシュタロスはアウラニースと戦い負けた経験を持っていました。
アシュタロスは尊大な口調と態度なのですが根に持つ性格をしています。
アウラニースを倒したいと考えているので失った力を取り戻す為に大陸に自分の帝国を築く事にしました。
この世界には奴隷制度が存在していました。
人間が使っている奴隷の首輪はアシュタロスが作り出した物です。
アシュタロスは残虐な性格をしているので人間同士で戦わせて彼らの絶望感を味わう事にします。
奴隷の首輪を操作して奴隷に反乱を起こさせました。
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奴隷たちは自分の意志に反して自国の兵士に戦いを挑む事になります。
人間の国では奴隷たちの反乱だと認識し討伐隊が編成される事になりました。
裏で魔王が糸を引いていると考えた将軍もいたのですが国王がそれを認めませんでした。
砦を守る兵士たちは助けてくれと泣きながら懇願しているのに自分達を攻撃してくる奴隷と戦う事になります。
充分に人間の恐怖心を堪能したアシュタロスは人間の国を滅ぼしました。
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人間を大量に殺しても強力な配下が作れないと考え他の魔王を従えようと考えました。
配下に情報を集めさせて封印されている魔王を調べます。
魔王ヴァプラとアメイモンが候補に上がりました。
意外とアシュタロスは馬鹿なのかも知れません。
ヴァプラが封印されているといわれている場所は怒りに任せて焦土と化してしまいます。
アメイモンは海中に封じられている事までは分かったのですが既に封印が解けていました。
アメイモンはアシュタロスと戦い生き延びたそうです。
アシュタロスは彼女の事を三大魔王に次ぐ強さだと評価しています。
それだけにガッカリしたようです。
強い配下を作る事は出来なかったようですがアシュタロスは復活した大陸を制覇しました。
大陸の名をアシュタロス大陸に改名し配下の黒翼騎に支配させる事にします。
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アメイモンはファーミア大陸に移動していました。
そこで大陸支配に動きだします。
ヴァプラも嘗て統一したファーミア大陸に戻ってきました。
鬼族が国王をしている国が存在する事に嬉しくなっています。
その国は鬼と人間が共存する国でした。
自分が作った国の理念が残っている事を知り喜びます。
ヴァプラと名乗ると驚かれましたが国王に紹介して貰える事になります。
国王と連絡が取れるまで上陸した海辺の町に逗留する事になります。
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鬼が国王をしている事を快く思わない国が多いそうです。
他の大陸との交易を考えて船を出したが帰ってこない事を知らされます。
捜索の為の調査船も出したがそれも戻ってこないそうです。
ヴァプラは海上の捜索を行う事にしました。
捜索の結果何の痕跡も掴めませんでした。
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知らせを聞いた国王が直々にやって来ましたよ。
その国はラーカという鬼が国王をしている国でした。
ラーカにはコトブキという弟が居て二人で国を運営しているようですね。
二人はヴァプラが伝説に残っているヴァプラ本人だと知り驚きます。
困っている彼らはヴァプラに助けて欲しいとお願いしてきました。
元から助けるつもりだったヴァプラは彼らの願いを聞き入れる事にします。
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大陸の東にある国から使者がやって来てあらぬ疑いをかけられたそうです。
モンスターの大軍が東にある国を襲っているそうです。
それがラーカ国の企みではないか?と疑われたそうです。
ヴァプラは調査の為、東に向かう事にしました。
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モンスターと戦っている人間の砦を発見しました。
砦に降りてモンスターを倒す事にします。
ヴァプラに恩義を感じた人間の指揮官は知っている情報を提供してくれました。
数日前からモンスターの攻撃が始まった事が分かりました。
ヴァプラはモンスターを使役している魔王がやって来ると考え砦に留まる事にします。
彼の予測通りにモンスターを使役していた魔王アメイモンがやって来ました。
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ヴァプラはアメイモンの強さを理解できたので交渉を試みる事にします。
ヴァプラは多種族が共存できる国を作りたいと考えていました。
アメイモンがそれを認めるなら傘下に入る事も有りと考えていました。
アメイモンの回答は承服できないものでした。
彼女は逆らわない者は殺さないけど気に入らない奴は殺すよと答えました。
アメイモンから海中に封印されていたので傍を通った鬼の船を襲いご飯にしたと教えられまいた。
行方不明になった鬼たちはアメイモンに捕食されていた事が判明します。
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ヴァプルはアメイモンに突撃して一つ目の王技を放ちました。
強烈な連撃でアメイモンを粉々にしようと考えたようですが彼女の張った障壁に触れると力を吸い取られてしまします。
彼女の正体はソウルイーターの魔王でした。
障壁に触れるだけで相手の生命エネルギーを吸い取れる存在でした。
ヴァプルには勝つ見込みが無くなってしまいます。
アメイモンは勝利を確信しているので余裕の表情をしています。
彼女は鬼は誇り高い種族で敵に背を見せる事は無いと考えていました。
油断と言えば油断なんですがヴァプルはそこを利用しました。
二つ目の王技を放ちアメイモンの張った結界を破り全力で逃走を図りました。
アメイモンは呆気に取られてしまいヴァプルを逃がす事になりました。
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最初は逃げ出したヴァプルを矜持を捨てた弱者と蔑みますが守りたいモノの為に矜持を捨てて撤退したと再評価します。
しかし悔しさを拭う事は出来なかったようです。
西にある鬼の国を最後まで残して絶望を味合わせようと考えました。
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逃げたヴァプルはラーカ国の宮殿に転移しました。
瀕死状態のヴァプラは回復魔法で命を取り留めました。
ヴァプラでもアメイモンには勝てないと知ったラーカは海の向こうに助けを求める事にします。
アメイモンを倒せる存在を求めて海を渡る事を決めます。
国王であるラーカが国を留守にするのは不味いと考えたコトブキは自分が向かうと言い出します。
ラーカはアメイモンと戦って生き残る可能性の方が海を渡る事よりも高いと考え自分が行く事にしました。
コトブキを気絶させて海を渡りました。
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途中でアメイモンの配下と遭遇したのですが彼らはラーカの事を知らないので生き残る事ができました。
意識を失った状態でホルディアの海岸に打ち上げられる事になります。
それがホルディア王宮に伝えられてマリウス、アウラニース、ソフィアが会いに来ました。
アイリスはアステリア達の護衛として王宮に残る事になります。
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ラーカから彼の国が鬼と人間を含む多種族の共存をしていると聞いたマリウスは助ける事を決めます。
4人で転移魔法を使いラーカ国の王宮に転移しました。
王宮に居たヴァプルはアウラニースとソフィアを見て真っ青になっています。
ソフィアはヴァプルの事を覚えていましたがアウラニースは記憶に留めていませんでした。
魔法一発で勝ったので記憶に残らなかったのでしょうとソフィアが解説してくれます。
アウラニースとソフィアが人間であるマリウスに従っていると知りヴァプルの混乱に拍車が掛かります。
他の大陸でアシュタロスが復活して大陸を統一したとの話を聞かされました。
ヴァプルが海上を捜索している時に知り合ったイカモンスターからの情報です。
どちらが討伐困難か考えた結果アメイモンから先に討伐する事が決まります。
マリウス、アウラニース、ソフィアが全く気負っていない事にヴァプルの混乱が深まります。
マリウスがアメイモンを知っているヴァプルを連れて転移魔法を使いました。
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マリウス、アウラニース、ソフィア、ヴァプルはアメイモンの宮殿に転移しました。
アメイモンは転移魔法を防ぐ結界を張っていたのですが簡単に破られました。
その事実から4人を警戒しています。
ヴァプルは魔王を3人連れて転移したマリウスの実力を理解し始めます。
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アウラニースが名乗ると驚いています。
アメイモンもアウラニースの事は恐れているみたいだね。
勝てないからって自分よりも強い魔王を連れて来るなんてズルイと文句を言ってきました。
アウラニースがアメイモンの配下の魔人を一撃で粉砕しました。
いきなり殺した事をマリウスが咎めると理由を説明してくれます。
アメイモンの配下たちはファーミア大陸の民たちの命を糧にして魔王になったので倒したと言われます。
マリウスは納得したのですがいきなり攻撃するのは驚くから事前に教えてと伝えます。
マリウスとアウラニースのやり取りを見ていたアメイモンが混乱し始めます。
アウラニースが人間と協力している事に驚いています。
大魔王のくせに人間に媚びるなんて、と文句を言ってくるね。
アウラニースは自分から大魔王を名乗った事はない言い返しています。
アメイモンはアウラニースを身勝手と攻めていますがアウラニースは涼しい顔で魔王なんてそんな奴しかいないと答えました。
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マリウスは力が回復したか試す為にアメイモンと戦う事にします。
アウラニースはわくわくしていますね。
アメイモンは人間のマリウスが相手をすると知り舐められていると感じたようです。
ヴァプラはアメイモンがマリウスが力を隠している事に気が付いてないと知り驚愕しています。
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マリウスは最初詠唱無しのアグニを放ちました。
これはお試しですね。
アメイモンはダメージを受けませんでした。
ヴァプルはダメかーと震えていますがアウラニースは呆れているようです。
詠唱無しの魔法が魔王に通用した回数を質問してきました。
マリウスは魔王にはほとんど通用しなかったと答えます。
完全にアメイモンを格下扱いしていますね・・・
プライドを傷付けられたアメイモンが王技を放ってきました。
マリウスはワープで回避してから詠唱してアグニを放ちました。
太陽と思えるような閃光が発生します・・・光が収まるとアメイモンは消滅していました。
「魔王の心」ってアイテムが残っていました。
マリウスの強さを目撃したヴァプルの態度が変化しました。
マリウスに完全に平伏する態度に変わっています。
ソフィアが鬼族は己よりも強いと認めた存在には基本絶対服従すると教えてくれました。
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ソフィアの探知魔法で生き残りを探す事になります。
ソフィアもマリウスの実力に平伏する気になりました。
マリウスならばアウラニースに勝てる、アウラニースにふさわしい男と認めたから積極的に協力する気になったと言っています。
親友の友達だからと言ってすぐに親友になれますか?と問われます。
マリウスは無理だよなーと考えていますね。
ソフィアから自分の意志で協力するか決めたかったと言われてマリウスは納得しています。
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ソフィアは自然と一帯になるスキルを使いファーミア大陸東部に生き残りが居るのか調べる事にします。
ソフィアの身体が霧状になり大陸中に広がって行きました。
ソフィアが戻って来て東部に生き残りが居ない事を報告しました。
それを聞いたヴァプルが悔し涙を流しています。
マリウスにはかける言葉がありませんでした。
ヴァプルは自分で気持ちの整理を付けました・・・この辺りは流石に魔王ですね。
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マリウスは直ぐにアシュタロスを倒しに行こうとしますがヴァプルに止められます。
彼はマリウスが疲弊していると考えていました。
それだけアメイモンを倒した魔法は強烈だったのですがマリウスが全く疲弊していないと知り驚愕します。
アステリアやアネット達はマリウスの凄さに慣れたので驚かなくなっています。
驚愕するヴァプルの姿を見てマリウスは新鮮な気分を味わっています。
マリウスの転移魔法でラーカ国の海岸に転移しました。
ヴァプルにイカモンスターを呼び出して貰い彼も連れてアシュタロス大陸に転移しました。
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イカモンスターに頼っての転移だったのでアシュタロス大陸の海岸に到着しました。
一行の前に黒翼騎のベータが現れます。
ベータはアシュタロスの威を借りて一行を恫喝してきましたが意味がありませんでした。
マリウス、アウラニース、ソフィアにとってベータは雑魚でしかないので相手にしません。
話題は誰がアシュタロスと戦うかって話に移っています。
ベータからアシュタロスにテレパシーで知らせたと言われます。
アシュタロスと配下の軍勢がやって来ると言われたのでマリウス達は待つことにしました。
ヴァプルが一人焦っています。
彼はアシュタロス配下の魔王を各個撃破していくものだと思ってたようですね。
マリウス、アウラニース、ソフィアの意見は纏めて倒せるなら好都合って事で纏まりました。
ヴァプルは生きた心地がしないようですよ。
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アシュタロスの全軍が集結する事になります。
アシュタロスが出てきてアウラニースに「久しぶりだな」と声を掛けます。
アウラニースはアシュタロスの事を覚えていませんでした。
その事実がアシュタロスの自尊心を傷付けたようですね。
瀕死状態にしてから回復して何回も痛ぶってやるぞと脅してきます。
アウラニースは威勢だけは立派だな、オレと会うた為にこれほどの戦力を動員する腰抜けが、と応じました。
アウラニースにとって多くの配下を引き連れる行為は臆病者のする事のようですね。
この反応がさらにアシュタロスの自尊心を傷つけます。
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アシュタロスの言から彼とアウラニースには因縁がありそうなのですがアウラニースに戦う意思はあしませんでした。
マリウスが相手をする事になります。
納得しないアシュタロスにマリウスを倒せたら相手をしてやると告げました。
納得できないアシュタロスは配下を倒せたらマリウスの相手をしてやると応じます。
それを聞いたアウラニースがアシュタロスの配下を一掃してしまいます。
彼女がちょっと本気を出すと余りの魔力にアシュタロスの配下は全員気絶してしまいます。
ヴァプルまで目を剥き泡を吹いて失神しました。
アウラニースがラグナロクを放ちアシュタロスの配下を倒しました。
アシュタロス大陸で生き残っているのは5人だけになりました。
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続いてソフィアがユニゾン・ディザスターってスキルを放ちます。
アシュタロスは防御魔法を展開しましたが破壊されてしまい吹き飛んで行きました。
ソフィアはアシュタロス配下の遺体も一掃しました。
流石に不遜な態度を取り続けていただけはあるねアシュタロスは生き残っていました。
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アシュタロスはアウラニースと雌雄を決したがってますがアウラニースは応じません。
あくまでもマリウスに戦わせようとしています。
アウラニースからこの大陸に生き残っているのは5人だけなので全力を出せるぞと言われます。
アウラニースから二度と本気で戦う日は無いかもしれないから一度くらいはやっておいてもいいんじゃないか?と説得されます。
マリウスはアウラニースがマリウスが全力を出せる状況を作り出してくれたんだと理解します。
マリウスは全力を出した時に魔法を制御できるのか練習する為にアシュタロスと戦う事を決めます。
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アシュタロスは意外な事にマリウスとアウラニースの相談が終わるのを待っていてくれました。
会話中に攻撃するのは世界の覇者がやる行為ではないと言われます。
マリウスはアシュタロスなりの矜持がある事を知りました。
それでも彼に好感を抱く事はできませんでしたね。
マリウスとアシュタロスの戦いが始まりました。
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マリウスが魔力を解放するとアシュタロスは恐怖を感じたようですね。
詠唱を始めたマリウスに突撃して打撃攻撃を繰り出してきました。
マリウスはワープで回避しながら詠唱を続けます。
詠唱を終えたマリウスが「アニヒレーション」を放ちました。
それと同時にアウラニースがソフィアとヴァプルを抱えて回避行動に移りました。
アウラニースは空に回避したよ。
アシュタロスは王技でアニヒレーションを相殺しようと試みましたが不可能でした。
アニヒレーションが発生させた漆黒の暴風に呑み込まれて消滅しました。
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全力を出したマリウスのアニヒレーションはアシュタロスと一緒にアシュタロス大陸も消滅させました。
上空からそれを見たソフィアは自分が手加減されていた事を思い知りマリウスの強さを真に理解する事になりました。
嬉しそうにしてるアウラニースにマリウスが心境を語ります。
マリウスとしては全力を出す練習としてアニヒレーションを放ったそうです。
それを聞いてアウラニースが更に嬉しそうになります。
練習で大陸を消滅させるならマリウスが全魔力を込めた一撃に耐えられるものはこの世界に存在しないなと言っています。
それを聞いていたソフィアが恐怖に震えています。
マリウスが全力を制御できるようになる為に練習としてアニヒレーションを放ったと知らされます。
ソフィアから練習で大陸を一つ消し飛ばされたら世界がいくつあっても足りませんよ、と苦言を呈されてしまいます。
マリウスは罪悪感を刺激され謝っています。
マリウスは全力を出してはならないと確認できたので良しとしようと前向きに考える事にしました。
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気絶しているヴァプルを覚醒させます。
マリウスがアシュタロスごと大陸を消滅させたと教えられ再び気絶しました。
分かるなーマリウスの強さは非常識だよ。
マリウス一行はラーカ国に帰還しました。
ヴァプルからマリウスの凄さを説明されたラーカ達はメリンダ・ギルフォードのようだと賞賛してくれます。
祝勝会が開かれる事になります。
祝勝会の途中でヴァプルとマリウスが助けを求められました。
アメイモン討伐の報告を聞いた市民が王城に押し寄せてきたそうです。
ヴァプルとマリウスは歓声に答えて欲しいとお願いされました。
市民はヴァプラを讃える歓声を上げていました。
ヴァプラはマリウスの手柄を横取りした気分になり複雑な心境でした。
マリウスはヴァプラの人気に関心しています。
魔王でも他の種族から支持を集める事ができるんだと知ったマリウスはホルディアが目指すべき姿だと感じています。
アステリアに良い報告ができると嬉しくなっています。
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しかしマリウスがここまで出鱈目な強さだったとは驚いたね。
敵など居ないように思えるよね。
アステリアはまだマリウスの本当の力を知らないよね。
それを知った時彼女がどのような行動に出るのか楽しみです。
世界征服も夢では無いと思うんだよねー・・・
彼女は余り交戦的な王ではないみたいなので領土の拡大は考えないか・・・
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評価AAAAAAAAACAAAAAAB
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アイリス魔王魔王・アウラニースの臣下仲間
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