ラノベの感想) ネクストライフ 第4巻 (ヒーロー文庫)
概略:
復活したデカラビアが封印中に失った力を取り戻す為に襲撃を開始します。王城を襲い国王と従者から生命力を吸収しました。デカラビアはモンスターが安全に暮らせる場所を作りたいと考えています。戦闘狂ではないので無駄な戦闘を避けたいと考えていました。魔王ソフィアにそれが甘さとなり封印される憂き目に遭ったんだと指摘されて考えを改めました。王族を根絶やしにする事を決めて活動を続けます。ソフィアがデカラビアの配下の魔人レーベラを借り受ける事になります。ソフィアが怖いデカラビアは反対できませんでした。ソフィアはスキルを使いレーベラを魔王に進化させます。アステリアはデカラビアの復活を民衆に周知させる為に奔走するのですが嘘つき呼ばわりされています。エルムの知恵を借りて支持者の獲得とデカラビア対策を同時に進める事になりました。マリウスとデカラビア、ルーベンスが戦う事になります。最後は意外な結果となりますよ。
レーベル:ヒーロー文庫
発行日:2014/10/31
著者:相野仁
イラスト:マニャ子
ISBN: 978-4-07-299170-1
雰囲気:王都襲撃、王族襲撃、暗躍、抵抗活動、下種、対決、即位
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魔王デカラビアは配下の魔人ルーベンスとレーベラを連れて活動を開始しました。
封印により失われた力を取り戻す為に人間を含む生命体からエネルギーを吸収する事にします。
デカラビアはモンスターが安全に暮らせる場所を作りたいと熱望する心優しい魔王でした。
権力者は仕方ないが一般人にはなるべく犠牲を出したく無いと考えています。
ルーベンスはデカラビアの性格を熟知していて彼に心酔しているので好意的に捉えていました。
ゴブリンの魔人レーベラはデカラビアの性格を魔王らしくないと感じていました。
レーベラは魔王は恐怖の対象であるべきと考えています。
元々思考能力が低いらしく状況を判断する能力は低めです。
レーベラの不遜な考え方が彼の運命を変える事になります。
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デカラビアは王都に向かいホルディア王国の国王に会う事にします。
王城に侵入して名乗りを上げましたが国王テオドルスは出てきませんでした。
近衛騎士からテオドルスが病床に伏せっていると聞かされ納得しています。
しかし国王が動けないならば代わりに王族の誰かが出てくるべきではと主張します。
近衛騎士は王族が腐っている事を知っているので悔しそうな顔をしています。
デカラビアは王族に敬意を抱いていたのですが自分が間違っていた事に気が付きます。
デカラビアは近衛騎士を殺してテオドルスの元に向かいました。
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テオドルスは王族としての高潔さを持っていました。
逃げずにデカラビアを待っていましたよ。
デカラビアからテオドルスが子育てに失敗した事を指摘されてしまいます。
テオドルスにはその自覚があったので何も言い返せませんでした。
アステリアの事を話さなかったのは彼なりの抵抗心だったようです。
デカラビアはテオドルスを殺して王城を破壊しました。
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残っている王族を順番に殺していく事にしました。
向かった先は王太子アグリッパが滞在しているリットシュタンです。
アグリッパは自分を支持しているリットシュタン辺境伯の領地に招かれていて遊んでいました。
王城がデカラビアに襲撃された事は知りません。
彼の取り巻き達も無能で尊大さだけが目立つ愚物ばかりでした。
目の前にデカラビア、ルーベンス、レーベラが現れても恐怖心を抱きません。
尊大な態度を取り続けて無礼者と怒っています。
余りの無能さにデカラビア達は呆れていました。
彼らには何の敬意も抱けませんでした。
あっさり殺して次の標的に向かう事になります。
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ルーベンスがデカラビアの復活を喧伝してモンスターに集合をかけました。
デカラビアは自分を待っていたモンスター達の元に向かいます。
デカラビアに会えてモンスター達は感激しているようです。
魔王や魔人でもモンスターの言葉は理解できないようですね。
ルーベンスはモンスターマスター(アネット)の存在を思い出しデカラビアに彼女を手に入れる事を提案しました。
ルーベンスは喜んでくれると期待していたようですがデカラビアに叱責されます。
デカラビアはモンスターの言葉を理解したいなら自分の能力を磨けと言っています。
他人に頼るなって事ですね。
ルーベンスが不満を抱くかと思ったら彼はデカラビアらしいと納得しています。
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そこにデカラビアの復活に手を貸したアイリスの仲間ソフィアが現れます。
デカラビアはソフィアとアイリスと旧知の仲でした。
ソフィアがレーベラを譲って欲しいとお願いしてきました。
ソフィアはデカラビアよりも格上の魔王です、逆らう事は出来ませんでした。
ソフィアの恐ろしさを知っているデカラビアは心の中でレーベラに詫びながら彼を差し出しました。
当のレーベラはソフィアを知らないので不満を抱いているデカラビアとルーベンスから離れられると喜んでいます。
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マリウスがデカラビアの封印地に到着したのは既に復活された後でした。
地面から怪しげな黒い靄が吹き出してきました。
マリウスは魔法で対処する事にしました。
デカラビアの復活を知らせる為にアステリアの元に戻る事にしました。
アステリアから黒い靄がデカラビアの復活と同時に発生する魔人だった事を教えられます。
魔人は登場する前に殺されたのね。
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デカラビアの復活を知ったアステリアはエルムと相談して対処を始めました。
アステリアは国民が安全に暮らせる国にしようと考えています。
その為に腐敗した国を建て直そうとしています。
その為には自分が権力を握るのが一番の近道でした。
彼女の三人の兄は誰もが暗愚で腐敗の象徴でした。
プライドだけは高いバカしか居ないので自分にすり寄って来た取り巻きの言いなりになっています。
アステリアは国王の事もあまり信じてはいませんよ。
彼女の願いを叶える為にはデカラビアに彼女以外の王族を皆殺しにして貰うのが簡単です。
エルムはそれを指摘しました。
デカラビアがアステリア以外の王族を殺し終えるまで倒すのを待とうと言っています。
余りに非道な発言に白い眼を向けられます。
マリウスも聞いた直後は激怒したのですが説明を聞いているうちにエルムの考えが有用であると理解します。
注意したいけど出来ない状況になっています。
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アステリアも馬鹿ではない無いのでエルムの考えの有用性を理解しました。
がデカラビアが自分以外の王族を倒し追えるまでに出る国民の犠牲を無視できませんでした。
彼女は権力志向者では無い事が分かりましたね。
馬鹿な兄たちの誰かが心を入れ替えればそれで良いと考えています。
検討の結果、折衷案が採用されます。
アステリアが国民からの信頼を回復しつつデカラビアの出現を警戒する事になりました。
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アネットがモンスターマスターの力の訓練を始める事になりました。
離れた位置に居るモンスターと会話する練習を始めました。
モンスターにデカラビアの居場所を聞き出したり、デカラビアの出現を宣伝してもらう事にします。
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ゾフィ―とアルマが別行動をとりデカラビアの出現を国中に広める事になります。
デカラビアの居場所の特定も並行して行っています。
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アステリアは周辺の街に赴きデカラビアの復活を訴えます。
ここで彼女が変人として国民に認識されている事が仇となりました。
彼女の発言は嘘と断定されて石をぶつけられたり生卵をぶつけられたりしています。
ミレーユが止めに入りましたが聞く耳を持って貰えません。
彼女をアステリアから救い出すと言い出す民衆まで現れてしまいます。
ゾフィ―とアルマがアステリアを助けようとして姿を表した事が引き金になり疑いが強くなります。
迂闊なマリウスはゾフィとアルマに幻覚魔法を掛けるのを忘れていました。
夢魔の二人と仲良くしている姿を目撃されたアステリアは危険人物と断定されてしまいます。
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余程モンスターと仲良くしているアステリアの存在が怖かったのね。
民衆は彼女の住まい迄押しかけてきました。
ホルディア王国では王族を害した場合は死刑になります。
それでもアステリアを襲撃してきたのでよっぽど怖かったのね。
アステリア達はマリウスの魔法で森に逃げ込む事にしました。
転移した先はマリウスがアネット達と出会った森でした。
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アステリアは酷い目に遭ったのですがめげません。
民衆にデカラビアが復活した事を知らせる活動を継続しています。
マリウスは彼女の強さに感動しています。
ちょっと魅力を感じ始めている?
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アステリアの元に第二王子ルイスの使いがやって来ました。
ルイスの家臣はアステリアの事を馬鹿にしていますね。
態度が不遜なのでミレーユを激怒させています。
アステリアが平然としているのでミレーユは怒りを爆発させられないようです。
馬でルイスの待っている場所まで移動する事になりました。
馬車じゃなくて馬ってのが注目点です。
アステリアは自分で馬の手綱を握りたがったのですがミレーユに反対されます。
普段のミレーユはアステリアに反対する事は無いのでマリウスが興味を惹かれました。
ミレーユが難色を示すのはアステリアが乗馬が下手なのではと思い聞いてしまいます。
乗馬が下手なのか?と聞かれたアステリアに変なスイッチが入ってしまいます。
マリウスを後ろに乗せて走り出してしまいます。
マリウスはアステリアの暴走に付き合わされる事になってしまいました。
あっという間に二人の姿が消えました。
ミレーユからアステリアは馬を走らせるのは上手なのだが歩かせる事は苦手だって説明がなされます。
アネットが追いかける事を提案しましたがイザベラに否定されます。
アステリアは追いかけると更にスピードを上げて逃げるそうですよ。
その結果マリウスが更に酷い目に遭うそうです。
一行はアステリアとマリウスが帰ってくるのを待つことになりました。
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アステリアの暴走は馬を休ませる為に止まりました。
そこでアステリアはマリウスが馬上で気絶している事に気が付きました。
川のほとりで休憩する事になります。
アステリアはマリウスが気絶している状況は酷く危険な事に気が付きます。
護身術の心得はあるのですが野盗一人を相手にするのがやっとです。
複数で襲われた場合は勝てない事に気が付きました。
アステリアはマリウスを目覚めさせることにします。
水を呑ませるのですが上手く行かず口移しで呑ませる事に思い至りますが恥ずかしくて出来ませんでした。
マリウスに全裸を見られても平然としていたのですが微妙な乙女心が働きました。
マリウスは寝ぼけて母親を呼んでいます。
アステリアは上手く誘導すればマリウスの出自が分かるのではないか?と考えます。
マリウスの存在は謎に包まれているのでアステリアは知りたいと思っているのですが騙し討ちのような行為を行うのはミレーユやイザベラの忠義に反する行為だと考え自重しました。
ミレーユとイザベラはアステリアの人となりに惚れこんで忠義を尽くしてくれています。
アステリアは困っている時に助けてくれるのが真の友と理解しているので二人を裏切るような行為を自重しました。
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マリウスが目を覚ましました。
魔法で皆の元に戻ろうとしたのですが平常心を乱されたので魔法が発動しませんでした。
他に手段がないのでアステリアが手綱を握り馬を歩かせて帰る事になります。
ここで問題が発生しました。
アステリアは馬を真っ直ぐに歩かせる事ができませんでした。
マリウスは自分の体力が無い事とアステリアが馬を歩かせる事が出来ない事を関連付けでペナルティスキルの存在に気が付きました。
強大な魔力を持っているマリウスはバランスを取る為にペナルティスキルで体力が低くなっていると予想しました。
アステリアが馬を歩かせる事が出来ない状況から彼女にも何らかの高位スキルが存在するのでは?と予想しています。
アネットのモンスターマスターの力にも何らかのペナルティスキルが存在するのが予想されます。
マリウスは人に嫌われ易い事かな?と予想しています。
アネットにも何か重大な弱点がありそうです。
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レーベラを借り受けたソフィアは彼を魔人にする事にしました。
そこのアイリスがやって来てレーベラを揶揄い始めます。
仲良くなろうとしているようですね。
二人からレーベラはアウラニース派について説明を受ける事になりました。
アウラニース派の中核はアウラニース、ソフィア、アイリスの三人だけだそうです。
デカラビアはアウラニースに鍛えられて魔王になったそうですよ。
強さが足りないのでアウラニース派の中核には入っていないそうです。
ソフィアからレーベラを魔王にすると言われたアイリスはルーベンスの方が適任なのでは?と質問しました。
レーベラも彼の方が強いと認めているので確かにと納得しています。
ソフィアはルーベンスはデカラビアに心酔しているので駄目だと返答します。
魔王に対して反感を抱いている存在が適任なんだと言っています。
レーベラは自分がデカラビアに対して不満を持っている事を見透かされて恐怖に震えています。
ソフィアとアイリスはレーベラに警告を発しました。
押し倒したら消滅させると警告しています。
レーベラは魅力的な二人の肢体に欲情しそうだったのですが恐怖心が上回りました。
ソフィアがスキルを使ってレーベラを魔王に進化させます。
前段階として自分の血を与えてヴァンパイアに進化させています。
ソフィアは始祖ヴァンパイアの生き残りで魔王に進化しました。
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始祖ヴァンパイアは強い種族なので魔王に敵視され種族を滅ぼされかけました。
ソフィアはその戦いを生き抜き魔王に進化した存在です。
結構な武闘派なんだろうか?
レーベラを魔王に進化させる儀式は時間が掛かったようです。
苦しむレーベラを見かねたアイリスは殺してやるのが優しさだとか言っています。
失敗を認識したソフィアが怖い事実を告げています。
レーベラへのスキル行使はあくまでも実験だったようですよ。
ソフィアは新たに獲得したスキルの練習台としてレーベラを指名したようです。
ここでレーベラが根性を見せました、彼は魔王に進化を果たしました。
その結果を見たソフィアとアイリスは思わぬ拾い者に感激しています。
レーベラにデカラビアに対抗しろと命じています。
人間の国を襲撃して混乱を起こそうと考えているようです。
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ルイスは町の領主を監禁して屋敷を接収していました。
アステリアとミレーユの二人で彼と対面する事になりました。
久しぶりにアステリアを見たルイスは彼女に欲情しています。
二人は両親が同じ兄妹ですよ。
アステリアはルイスへの嫌悪感を増しています。
ミレーユも自分の妹に劣情を抱くルイスに嫌悪感を抱きました。
下種な相手でもルイスは権力を持っています。
アステリアは彼を説得して協力を引き出そうと考えていました。
彼が改心するならば王位を譲っても良いと考えています。
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ルイスの尊大さと馬鹿さはアステリアの想像を超えていました。
アステリアがデカラビアの復活を知っていたと聞いたルイスが激高します。
ルイスは自分だけが情報収集していると思っていたようです。
アステリアの配下がミレーユとイザベラだけと知っていたのでデカラビアの復活を知っている事に不信感を抱きました。
ルイスはアステリアがデカラビアを復活させたんだなと言いがかりを付けてきます。
アステリアが説明するのですが聞いてはくれませんでした。
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ルイスは国王と王太子がデカラビアに殺された事も知っていました。
自分が王位を継ぐことになったと喜びを語ります。
アステリアは自分の父と兄が死んで喜んでいるルイスを理解できませんでした。
ルイスは二人の死を吉報、神が自分を後継者に選んだと考えています。
増長しまくりのルイスは兵を率いてデカラビアを討伐に向かうと言い出します。
アステリアは無謀さを訴えたのですが殴られてしまいました。
自分に意見を言うアステリアは生意気だと詰られています。
ミレーユが反撃しようと試みましたがアステリアを人質に取られてしまいます。
ルイスは半端に情報通なので復活直後の魔王は弱体化していると知っていました。
復活した時間を正確に知らないのですが未だに弱ったままだと確信しています。
ルイスは勝利を確信しているのでデカラビアを倒してからアステリアとミレーユを抱く事を決めます。
アステリアはデカラビアを打倒する事を最上位目標としているので封魔の宝石をルイスに渡しました。
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ルイスはアステリアとミレーユを地下牢に閉じ込める事にします。
別室で待っていたマリウス達も一緒に閉じ込める事にします。
マリウスはアステリアとミレーユの顔が腫れているのを見てルイスを罵倒します。
マリウスならばルイス一派を一掃する事は簡単なのですがエルムに止められました。
エルムには考えがあるようです。
大人しく捕まる選択をしました。
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案内された地下牢で屋敷の主である街の長官ガンバと息子のトゥールと出会いました。
二人はアステリアが王女だと知ると平伏しています。
二人から娘二人がルイスに連れて行かれた事を教えられます。
アステリアとミレーユはルイスが二人の娘を侍らせていたのを見ています。
尻を揉んでたよねー
その二人がガンバの娘のようですね、二人は無事に生きている事を教えました。
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魔法使いを無力化する縄で縛られていたのですがマリウスが魔力を流すと千切れました。
呆れるほどの魔力量なのですが仲間達は彼の規格外さに慣れたようです。
今後について相談を始めます。
魔王の討伐や王権の奪取計画を聞かされたガンバbは青い顔をしています。
秘密を知ってしまったので殺されるとか思っているのかな?
ルイスが配下を連れて屋敷から出ていった事を察知して地下牢から出る事にします。
ガンバは二人の娘と再会する事になりました。
救ってくれたアステリアに感謝しています。
アステリアは王宮に向かう事にしました。
王宮の地下には非常食と財宝が備蓄されています。
それを民に配る事にしました。
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デカラビアにブルーノ王子に率いられたホルディア軍が挑みました。
ブルーノはデカラビアを倒した功績で王位に就こうと考えていました。
彼も復活したての魔王になら勝てると思っていたようです。
甘々な目算だったので当然のように負けますね。
ブルーノ王子はデカラビアの養分になって死にました。
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ルイスの率いる軍がデカラビアを補足しました。
戦闘中だと分かったのですがルイスは警戒しません。
突撃を命じています。
確実に勝てると思っているの当然ですね。
軍を指揮する将軍は仕方なしにルイスの命令に従いました。
魔王デカラビアだけなら何とか勝てると思っているので彼の目算も甘々です。
魔人ルーベンスも居ると知って撤退を決めました。
魔王と魔人が相手では負けると思ったのね。
適切な判断だったのですが大軍だったので簡単に転進できませでした。
ルーベンスのスキルによって石に変えられて行きます。
動けない兵士をデカラビアのスキルが襲います。
次々と腐食されて塵になって行きました。
ルイスはアステリアから貰った封魔の宝石を使う事にします。
負け戦と悟った将軍が封魔の宝石を持ち出そうと試みました。
次の時代に希望を残そうとしたのですがデカラビアは逃がしません。
将軍は封魔の宝石をデカラビアに投げつけました。
破れかぶれだねー。
伝承に記されているようにデカラビアを封じる事が出来れば良かったのですがそうはなりません。
デカラビアは進化していました。
封魔の宝石が通用しなかったのでアステリアが偽物を掴ませたとの疑いが生じます。
デカラビアは封魔の宝石が本物である事を伝えました。
効果が発生しなかったのは相手の攻撃を学習して対応する事ができるラーニングってスキルを持っているからだと説明しました。
攻撃すればするほど敵が強くなると知ってルイス達は絶望します。
全てデカラビアの養分となりました。
これでエルムの目論見通りに王族はアステリアだけとなりました。
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アステリアは崩壊した王城を見て茫然としています。
直ぐに立ちなおり王城の地下から非常食を運び出します。
マリウスが魔法で運んだようですね。
隠し財宝はイザベラがアイテム袋にしまいました、盗難対策です。
イザベラ、ミレーユ、アネットが食料を配り始めます。
アステリアの命令である事を強調して人気回復を図っています。
マリウスが魔法で飲み水を生成する事になりました。
王都には結構な数の民が残っていたのですが全員分の飲み水を作り出しても平気な顔をしています。
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王都が襲撃されたと知り物資を運んできたセンベーヌ将軍が現れます。
センベーヌはアステリアとミレーユと旧知です。
関係は良好なようですね。
アステリアはマリウスのお陰で助かったと説明します。
センベーヌは見知らぬ魔法使いであるマリウスを警戒しています。
マリウスはやっと普通な反応を示す人に会えたと呑気に考えていました。
センベーヌがマリウスの能力を知りたがったので力を示す事になります。
マリウスはセンベーヌが運んできた大量の物資を魔法で空中に浮かべて見せました。
余りの凄さに納得するしか無いようです。
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デカラビアが王都にやって来ました。
センベーヌが物資を運んでいる事を知ったデカラビアは興味を持ち追いかけてきたそうです。
ソフィアの入れ知恵で王族の全滅を目指しているデカラビアはアステリアを発見できたことを喜んでいます。
いきなり攻撃魔法を撃ってきました。
マリウスがギリギリで防御魔法を張って対処します。
マリウスとデカラビア、ルーベンスの戦いが始まりました。
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マリウスはデカラビアに対抗できていますが周りに人が居るので強力な魔法が使えず困っています。
それを察したエルムはアネットにマリウスが行った事がある開けた場所を聞いてきました。
アネットがカッツィー平原に行った事があるのを思い出します。
マリウスはデカラビアとルーベンスと一緒にカッツィー平原にテレポートしました。
デカラビア達はマリウスに移動させられたと知り驚いています。
デカラビアはルーベンスではマリウスの相手にならないと理解します。
控えているように命じたのですが仲間の仇を前にし激高しているルーベンスは止まりませんでした。
マリウスに攻撃を仕掛けて殺されそうになっています。
デカラビアはルーベンスを庇いダメージを負いました。
ルーベンスは己の軽率さに気が付いたのですが時すでに遅しです。
マリウスは攻撃の手を緩めません。
ルーベンスを消滅させデカラビアにも大ダメージを与えました。
あと一手でデカラビアを倒せるって段階でアネット達がモンスターを連れて現れました。
不審顔をしているマリウスに向かってアネットが攻撃を止めるように訴えました。
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アネットが理由を説明してくれます。
以前会ったグリフォンがデカラビアを助けて欲しいとお願いしてきたそうです。
グリフォンからデカラビアの目的がモンスターが安全に住める場所を作る事だと聞いたアネットは彼を助けたいと思ったのね。
話を聞いたアステリアもデカラビアと和解する事を決めます。
アステリアはデカラビアに共存して行く事を提案しました。
ルーベンスを殺されたデカラビアは納得できないと反発しました。
アステリアからデカラビアが殺した国王と王子たちは自分の父と兄だと言われて心が揺れ始めます。
アステリアから憎しみを忘れると言われてしまいデカラビアは共存する事を受け入れました。
アステリアはモンスターを迫害しない国を作っていく事になります。
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別れる前にデカラビアが餞別をくれました。
デカラビアからアウラニースの復活を目指しているソフィアとアイリスについて知らされます。
マリウスが遭遇した凶悪モンスターのゾンビを作ったのがソフィアだと判明しました。
デカラビアの見立てではアウラニース、ベルゼブブ、アシュタロスの三大魔王に次ぐ強さを持っているのがソフィアとアイリスだそうです。
二人がアウラニースの復活を目論んでいると聞いたマリウスが違和感を抱きます。
回り道をしているように感じると指摘するとエルムが恐ろしい仮説を建てました。
アウラニースは強い敵との戦いを好むそうです。
それを聞いたエルムは二人がアウラニースの為に強い敵を用意しようとしているとの仮説を建てました。
嫌すぎる予想です。
デカラビアはモンスター達を連れて去って行きました。
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王族の中で唯一生き残ったアステリアが王位に就く事になりました。
不平を持っている貴族が残っているようですが大きな被害を出したので国を建て直す為に受け入れたようです。
国民には歓迎されているようですよ。
緊急時に食料を配ったのが効果を発揮したのか?
マリウスとアネットは国が落ち着くまで留まるかと思ったのですがモンスター使いを優遇しているヴェスター王国に向かう事にしました。
デュランとベンはホルディア王国に留まる事になります。
アステリアはマリウスに惚れてしまったようですね。
当初からマリウスとアネットを国に縛り付ける事は出来ないと言っていたのですが離れがたいようです。
マリウスはアステリアの事を好ましく思っているようです。
心配なのでゾフィ、アルマ、エルムの三人を護衛として置いて行く事にしました。
念話により彼女達とはいつでも会話が出来ます。
テレポートでいつでも戻って来られるので余り別れを寂しく感じていないようですね。
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マリウスの能力が広く知られる事になりました。
勧誘合戦が始まると予想されるのでマリウスとアステリアが協議し先手を打つことにしました。
「ホルディア王国遊撃客員魔法使い」って役職に就任する事になりました。
国王直属の魔法使いで自由に各国を回れる権利を有しています。
まあ妥協案だな。
別れを軽く考えているマリウスは「また会おう」って言ってきました。
これに対してアステリアはキスで返答しました。
「誓いの口づけだから。破ったら許さないから」と言っています。
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アステリアはファーストキスをマリウスに捧げました。
アステリアはマリウスに惚れたね、間違い無い。
まあマリウスはそれを知らされないんだけどね。
強気な態度なんだけど恋愛方面に関しては奥手なようです。
魅力的ですねー。
美人でスタイル抜群の王女ですよ、王位を継いだので女王か・・・破壊力抜群です。
アステリアがマリウスを落としそうですね。
マリウスは本当のところアステリアをどう思っているんだろうか?
アネットとイチャイチャしている場面が目立つがどちらが本命なんだろうか?
魅力的な夢魔のゾフィ、アルマ、エルムもマリウスに好意を寄せています。
マリウスは誰を選ぶんだろうね?
優柔不断な感じもするので全員を選ぶって可能性も有りか・・・
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成分 | 美少女 | 戦闘 | 友情 | ラッキースケベ | 恋愛 | 巨乳 | 並乳 | 貧乳 |
評価 | AAA | A | AA | AAA | CCC | AAA | A | BB |
名前 | 種族 | 性別 | 職業 | 乳 |
マリウス | 人間 | 男 | 魔法使い | |
アネット | 人間 | 女 | モンスターマスター | 並 |
ディラン | オーク | 男 | アネットの友人 | |
ベン | コボルト | 男 | アネットの友人 | |
アステリア | 人間 | 女 | ホルディアの王女 | 巨 |
ミレーユ | 人間 | 女 | アステリアの護衛 | 並 |
イザベラ | 人間 | 女 | アステリアの従者 | 貧 |
ゾフィ | 夢魔の魔人 | 女 | マリウスの従者 | 巨 |
アルマ | 夢魔 | 女 | マリウスの従者 | 巨 |
エルム | 夢魔 | 女 | マリウスの従者 | 巨 |
ソフィア | 魔王 | 女 | アウラニース派 | 巨 |
アイリス | 魔王 | 女 | アウラニース派 | 巨 |
ネクストライフ 4 (ヒーロー文庫)
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