ラノベの感想) 新・魔法科高校の劣等生 キグナスの乙女たち 第2巻 (電撃文庫)


概略:
実力テストの結果A組に成れなかった茉莉花が落ち込んでいます。次の実力テストに備えて茉莉花とアリサは自主練習をする事にします。練習場所に困っている二人に明が五十里家の練習場を提供してくれます。クラウドボール部が三高と練習試合をする事になります。アリサの応援に行った茉莉花が三高生の中に強者を発見しました。三高に進学した十文字竜樹と一条茜が親しくなり始めます。

レーベル:電撃文庫
発行日:2021/7/10
著者:佐島勤
イラスト:石田可奈
ISBN:978-4-04-913728-6
雰囲気:クラス替え、初勝利、実技練習、練習試合、親近感、陰謀
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入学して一か月が経過し仲良しグループが形成されました。
茉莉花、アリサ、明、小陽、日和が仲良しグループを形成しました。
茉莉花と小陽が落ち込んでいます。
一高は生徒を一科生と二科生に分ける制度を廃止しました。
教師不足は解決していないので毎月クラス替えの実力テストが行われるようになりました。
茉莉花はアリサと同じクラスになる為にA組入りを目さしていましたが叶いませんでした。
茉莉花はB組のままで小陽はD組に落ちました。
ガッカリしています。
元からD組だった日和がD組に落ちてガッカリしている小陽の発言に不満を漏らしています。
アリサが取りなすと機嫌を直してくれました。
明とアリサもA組のままでした。
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次の実力テストでA組に上がる為に茉莉花は実技練習を増やす事にします。
困ったのは練習場の確保でした。
アリサが居るので克人に頼めば十文字家の練習場を借りられそうです。
しかし茉莉花が十文字家に頼るのを嫌がりました。
こまっている二人に明が五十里家の練習場を提供すると言ってくれます。
アリサは克人の了解を取りつけて茉莉花と一緒にお世話になる事にします。
克人はアリサに配慮してくれてるのね。
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三高に進学した竜樹が一条茜と一条レイラと知り合います。
風紀委員の見回り中に友人の伊倉左門の部活を見学する事になります。
竜樹に気付いた左門が面白いものが見れると言って茜とレイラの試合を見学する事になりました。
茜とレイラはマーシャル・マジック・アーツの試合をしていました。
飲料コーナーで休憩している時に左門に二人の試合内容を質問されます。
竜樹は茜が予想以上に強いと答えます。
その発言を休憩しに来た茜に聞かれていました。
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竜樹は三高に入学する前に一条家に挨拶に行きました。
茜は不在だったので今回が初対面なのですがお互いの素性を知っていました。
竜樹はレイラが大亜連合から亡命してきた李麗蕾だと確信していますが探りは入れません。
レイラが自己紹介してきました。
茜とは義理の従姉妹の関係になると説明しています。
竜樹は深入りせず自己紹介しました。
茜とレイラに左門を紹介する事にします。
左門が二人の事を一条さんに一条さんと呼び自己紹介を始めようとします。
レイラはレイラと呼んでください、茜は茜で良いわ、と答えます。
竜樹にもそうして欲しいと言っていたので茜さん、レイラさんと呼ぶ事になります。
この自己紹介で茜がボケをかましています。
左門の自己紹介を聞いた茜が「イクラ、サーモン?」と疑問形で聞き返しました。
左門は同じボケをかまされた事があるらしく「鮭じぇねぇ!」と激しく突っ込みました。
茜が話題の転換を図ります。
マジック・アーツ部の練習をさせて貰うので魔法大学に行く事を教えます。
竜樹にお兄さんに何か伝言があるか?と聞いてきました。
竜樹は「御陰様で恙無く過ごしている」と伝えて欲しいとお願いしました。
竜樹の返答を聞いた茜は好印象を抱きました。
堅苦しいほど律儀だけど、そういう人、嫌いじゃないよ、と言ってます。
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アリサがクラウドボール部内の練習試合で初めて勝利しました。
相手は日和です。
アリサは勝利に対する意欲が無い事を自覚しています。
対戦相手に失礼にならないように頑張る事を心がけています。
日和はクラウドボールの試合運びが上手です。
アリサは日和に対抗する為にファランクスの派生形ペルタを使いました。
ファランクスよりも負荷の小さい魔法で並列展開して使っています。
日和は初勝利を祝ってくれますがアリサは勝利しても喜びを感じられませんでした。
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アリサと茉莉花が学内の演習室で実技テストの練習をしています。
上手くいかず困っている二人に誘酔早馬がアドバイスを送ります。
茉莉花は早馬の事を警戒していたのですが意外なアドバイスに驚いています。
早馬は実技担当の教師に質問してみれば良いと教えてくれました。
生徒に対して個別指導するのは贔屓になるのではないか?と考えていた二人は目から鱗が落ちる思いでした。
それぞれの担当教師の元に質問に行く事になります。
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茉莉花を担当している教師は紀藤友彦という教師です。
彼は幾何学準備室に居る事が多いのでそこに向かいます。
茉莉花が訪れた時、紀藤が一人残っていました。
茉莉花の質問を聞いた紀藤は彼女に実技指導する事にします。
幾何学準備室内から入れる教師が課題のテストに使う部屋に移動しました。
そこにはCADが用意されていて実技指導をしてくれました。
茉莉花は紀藤が兄遼介に似ていると気が付きました。
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茉莉花から紀藤に二人きりで個人指導してもらったと聞いたアリサが不安に駆られます。
アリサの心配を茉莉花が笑い飛ばしています。
茉莉花は紀藤が熱心に教えてくれたと説明しました。
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アリサが日和に魔法理論を教える事になりました。
日和の待っているD組に向かいます。
アリサが到着したとき日和は男子生徒に一般科目を教えて貰っていました。
日和から男子生徒の紹介がなされます。
唐橘役という生徒でした。
役はアリサの事を知っていました。
ここで役がアリサが男子の間で噂の的だから、と言ってしまいます。
不思議に思ったアリサはどんな噂なのか聞いてみる事にします。
役は悪い噂ではないと答えたのですがアリサは具体的な内容を聞いてきました。
役は答えにくそうにしていますね。
アリサはじーっと役の答えを待っています。
見かねた日和が唐橘君を虐めないでと言って割って入りました。
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日和から唐橘が頭が良い事を説明されます。
日和から彼が中学時代は全国模試二桁の常連だったと教えられます。
アリサは唐橘に物理と数学を教えて貰う事になります。
代わりにアリサは日和とセットで唐橘に魔法学を教える事になりました。
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勉強中に唐橘が第一世代の魔法師だと知る事になります。
彼の一族に魔法師は居ないそうです。
高校入学時に受けた魔法力測定で魔法師適性が認められたそうですよ。
アリサも中学時代から魔法師としての訓練を始めたので唐橘に親近感を抱く事になりました。
二人は急速に仲良くなっています。
それを見ていた日和は二人が良い雰囲気になっていると感じています。
アリサを迎えに来た茉莉花がその光景を見る事になります。
アリサが男子生徒と仲良さそうにしている姿を見た茉莉花が危機感に苛まれました。
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アリサを行きつけの喫茶店アイネブリーゼに連れて行き尋問する事にします。
二人が店に入ると誘酔早馬と十文字勇人に声を掛けられました。
その日は混んでいたので相席しようと誘われます。
茉莉花はアリサを尋問しようと考えているので断りました。
勇人が席を譲ってくれましたよ。
茉莉花は早速アリサに一緒に勉強していた男子生徒の事を問いただします。
アリサは浮気を疑われている気分だと言って説明を始めました。
日和の勉強を見てあげる予定で彼女の元に行ったら唐橘を紹介され一緒に勉強する事になったと答えます。
今日が初対面だった事を教えます。
茉莉花は二人が良い雰囲気だったと追及する事にします。
それを聞いたアリサが驚いています。
アリサは茉莉花の勘違いだと説明しました。
茉莉花は一応納得したようです。
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茉莉花は納得したのですが納得しない人が居たねー。
茉莉花の尋問は勇人に聞こえていました。
勇人が帰り道でアリサに一緒に勉強していた男の名前を教えてくれと質問してきました。
アリサは盗み聞きを咎めます。
勇人は男女交際を否定してないが茉莉花が気にしていたからと説明しています。
アリサは今日知り合ったばかりで唐橘って苗字しか知らないと答えました。
唐橘が第一世代だって事も伝えました。
詳しい事を知らないと分かった勇人は安心したようです。
アリサは勇人はシスコンではないはずだ、と思っていますが怪しいです。
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クラウドボール部が魔法大学で第三高校と練習試合をする事になりました。
毎年恒例の行事のようですよ。
魔法大学の校門で集合する事になりました。
先輩よりも遅く到着するのは不味いと思いアリサと茉莉花は集合時間よりもかなり早く到着しました。
待っている間に茉莉花が飲み物を買いに行く事になります。
移動中に先輩方が来てしまうと不味いのでアリサは一人で待っている事になります。
待っている間に小雨が降りだしてしまいます。
アリサは近くにあった木陰で雨宿りする事になりました。
そこで魔法大学の男子学生と出会う事になります。
アリサが小雨で濡れいてるので男子学生は彼女に背を向けてくれます。
紳士的な態度にアリサは好印象を持っています。
話していると彼が一高のOBである事が分かりました。
男子学生は2096年度の卒業生の服部と名乗りました。
アリサも今年入学した十文字アリサですと自己紹介します。
そこに茉莉花が戻って来てナンパしてるんですか?と男子学生を咎めます。
アリサから一高のOBだと聞かされても追及の手を緩めません。
茉莉花にとってアリサに近づく男は全て敵と認定されるようですね。
服部初音がやってきて彼の無実を証明します。
初音は刑部さんと呼んでいますね?
初音から刑部が遠い親戚と紹介されました。
遠い親戚だったけど刑部の叔父夫婦の養女になったので法的には従兄妹同士になると説明されました。
初音から刑部が五年以上片思いを引きづっている事が空かされます。
だから刑部にはナンパする甲斐性は無いと説明されました。
初音の説明に茉莉花は納得したようです。
初音と刑部の関係が気になりますね・・・刑部は初音に懐かれているように思えますね。
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練習試合が始まりました。
最初にメンバー表を交換しています。
三高のメンバー表に緋色浩美という選手の名前を見つけた初音が嘆いています。
彼女がクラウドボールの全国規模のオープン大会で準優勝した事を教えられます。
試合はシングルス、シングルス、ダブルス、ダブルス、シングルスの順に行われます。
初音は浩美は最後のシングルスに出てくると予想します。
それを聞いた日和が彼女と対戦したいと言い出します。
彼女のヤル気を感じ取った初音は日和を最後のシングルスに出場させる事にしました。
初音の予想は外れてしまいます。
浩美はアリサが出る事になっている2つめのシングルスに出てきました。
アリサは戦意を失いつつ在ります。
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アリサと浩美の試合が始まりました。
元々勝ちたいって気持ちが薄いアリサは戦意喪失気味です。
何も出来ずに第一セットを落としました。
浩美は魔法で移動速度を上げてボールを拾いまくるプレイスタイルでした。
第二セットに入る前に初音からボールは消えないとアドバイスされます。
アリサは初音のアドバイスに従いボールの動きに集中する事にします。
対戦者の浩美に失礼にならないように全力を出そうと考えました。
アリサは自分の限界を把握できているようです。
試合の残り時間を計算し魔法演算領域が過負荷になる直前までペルタを使いました。
いきなりアリサの攻撃数が増したので浩美は動揺しました。
浩美は茜から聞いてアリサが十師族直径だと予想しています。
簡単に第一セットを取れたので拍子抜けしていたのですが手強いと感じたようです。
第二セットはアリサが取りました。
第三セットに入りますがアリサが押されています。
ペルタを早い段階で使い逆転を狙いましたが浩美はペルタ対策をしてきました。
アリサがペルタで返すボールは一定の威力なので緩急を使って来ました。
ペルタでは浩美に対抗できないと悟ったアリサが工夫をします。
アリサは術式が簡単な魔法を使ってボールを打ち返す事を始めます。
これが効果的で差が縮まりましたが僅差でアリサが負けました。
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アリサは負けたのですがやり切った達成感を感じています。
少しは競う事に前向きになれたでしょうか?
浩美の方は十師族に対する対抗心からアリサに手加減されたと感じています。
勝ったのに不満そうですね。
茜がアリサがクラウドボールに不慣れな感じがすると教えています。
それを聞いて浩美は納得していますね。
アリサが初心者だと気が付いたみたいです。
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シャワーを浴びに行く浩美を見送っていた茜の存在に茉莉花が気が付きます。
茜を一目見て茉莉花は彼女がマジック・アーツの強者だと感じ取りました。
いずれ戦う事になると感じた茉莉花は闘志を燃やして怖い顔になっています。
一方の茜は茉莉花が北海道チャンピオンだと知っていました。
茉莉花が一高に入学していたと知り嬉しくなっています。
ニヤニヤ笑いを浮かべていたのでレイラから気持ち悪いと指摘されています。
ワクワクが抑えられない茜は一高との試合を組んでもらおうと考えています。
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練習試合は一高の勝利で終わりました。
最後のシングルスで良い試合をして勝利した日和に浩美が興味を持ちました。
試合後にいずれ対戦してみたいと言ってきました。
日和も機会があればと答えます。
それを見ていたアリサは嫉妬していますが自分の気持ちに気付けていません。
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一高チームは大学近くのレストランで昼食を共にします。
三高チームは三高OGの魔法大学生に招待されたので一緒じゃないよ。
解散後アリサは茉莉花のマンションに行く事になります。
大学でシャワーを借りたのですが試合の後なので風呂を借りる事になります。
アリサが湯船につかっているといると茉莉花が入って来ました。
二人は並んで湯船につかる事になっています。
茉莉花が暴走気味?肌を合わせていると気持ちよくならない?と言ってくるヨ。
アリサは、その言い方、何だからいやらしいくれイヤ、と言って先に上がってしまいます。
照れた?んではないようだ・・・茉莉花残念。
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茉莉花はアリサが全力を出せたのか不安になっている事に気付いていました。
アリサが全力で戦っていたと教えアリサを肯定しました。
茉莉花の言葉を聞いてアリサは納得できたようです。
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試合当日魔法大学に来ていた早馬がアリサの試合を褒めてくれました。
早馬はアリサが第三セットに行った工夫を褒めてくれます。
アリサは工夫に気付いてもらえて意外に嬉しいと感じています。
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茜をライバル認定した茉莉花は気合が入っています。
彼女の気合に気が付いたマジック・アーツ部の部長、北畑千香が理由を聞いてきました。
茉莉花は茜の似顔絵を描いて強そうな人物に会った事を教えました。
茉莉花は似顔絵が上手でした。
千香は人目で茉莉花が見かけたのが一条茜だと分かりました。
受験で忙しかった茉莉花は茜が去年マジック・アーツ中部州大会女子部でベストフォーに入った事を知りませんでした。
千香は部員達に録画した茜の試合映像を見せる事にします。
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茉莉花の部活が終わるまで時間を潰す為にアリサは図書室に向かいます。
そこで唐橘と遭遇しました。
二人は一緒に勉強する事になりました。
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実技試験の前日、千香はマジック・アーツ部の女子部員を集め茜の映像を見せる事にしました。
最初の試合映像の茜は圧倒的な強さを見せていました。
部員たちは茜の強さに心が折れてしまったようですが茉莉花だけは折れません。
次の試合の映像を催促してきました。
映像を見終わった茉莉花に千香がどう戦うか聞いてきました。
茉莉花は打ち合いが得意なように見えた茜に打ち合いを挑むと答えます。
それを聞いた千香は面白いと感じています。
茉莉花に茜対策を教え込む事を決めました。
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茉莉花は実技試験の前に紀藤に質問に行きました。
試験前なので実技指導は受けられませんでしたが質問に丁寧に答えてくれます。
茉莉花は疑問を解消し魔法を思い切り使えるようになりました。
それを報告されたアリサが一瞬茉莉花は紀藤を好きなのでは?と疑いますが、あり得ないと納得しています。
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茉莉花が帰ったあとに紀藤に着信がありました。
遮音フィールドを展開して答えています。
何やら秘匿性が高そうな感じです。
紀藤の返答内容が茉莉花を観察しているように聞こえますね。
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実技試験の結果が出ました。
茉莉花はA組に入る事が出来ました。
アリサと明もA組に残る事になったのでやっと同じクラスになれました。
日和と小陽も順位を上げC組になりました。
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アイネブリーゼで打ち上げを行う事になります。
明は生徒会活動があるので遅れて来る事になります。
現地集合だったのですが茉莉花とアリサが最初に到着して待つことになります。
少し後に日和と小陽がやって来ました。
日和が唐橘を連れてきましたね・・・
彼女はアリサと唐橘が良い雰囲気を作っていると感じているので悪乗りしたようです。
二人の仲を取り持とうと考えています。
茉莉花が物凄く不機嫌になり唐橘を威嚇しています。
唐橘は日和に連れて来られたと弁明しています。
明が到着するまで唐橘がアリサの正面に座る事になりました。
茉莉花のヘイトが溜まっていきます。
唐橘とアリサは互いに恋愛感情は抱いていませんが茉莉花は疑い日和は期待しています。
明が来ると唐橘が自己紹介する事になります。
打ち上げが始まりました。
唐橘は大人しく四人の会話の聞き役に徹しています。
意外とやるな。
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茉莉花は紀藤の元を訪れ実力テスト結果A組に成れたことを報告しお礼を言います。
紀藤は茉莉花を褒め、指導教官ではなくなるが質問があれば受け付けると答えました。
それを聞いた茉莉花が嬉しそうにしています。
うーん?これはアリサの心配が現実になっているのか?
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紀藤と早馬が仕えている安西勲夫に呼び出されました。
安西は国の陰を支配する権力者の頂点グループの一人です。
十師族にちょっかい出せる程度には凄い権力者のようです。
二人は茉莉花とアリサの懐柔を命じられています。
紀藤が茉莉花の担当で早馬がアリサの担当のようです。
それぞれ進捗状況を報告しています。
茉莉花は紀藤を信頼していたようですが裏切れたってことだよね?
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紀藤は茉莉花にサイキックの適性があり十文字の魔法師を越える可能性がある事を報告しました。
茉莉花から信頼されているとも報告しています。
早馬はアリサの警戒心を解く事が出来ていない事と猶予が欲しい事を報告しました。
彼はアリサの対精神干渉魔法障壁の強度を調べたいようです。
勇人に悟られない程度の幻術も試したが効果が無いと報告しました。
早馬は自分の腕に自信があるみたいだね。
もし勇人にばれたら手痛い反撃を貰うぞ。
それとも勇人では自分に勝てないと思っているんだろうか?
自信家なのか?実力者なのか?どっちだろう?
安西は時間を与える事にします。
十文字家に気付かれないように慎重に取り込みを図れと命じました。
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早馬が二人を取り込む為の方策を提案しました。
観察の結果取り込みの弊害になるのは茉莉花とアリサが共依存関係にある事だと指摘します。
喝采と称賛で自信を与え、自立を促し、共依存から脱却させたいと提案しました。
アリサがクラウドボール部に所属しているので九校戦にクラウドボールを復活させて欲しいと提案しました。
安西は負けたら依存が深まらないか?と疑問を呈します。
早馬はその際はフォローに努めると請け負いました。
安西はクラウドボールを復活させる事にしました。
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明が興奮した様子でアリサの元にやって来ました。
彼女は九校戦にクラウドボールが復活した事を伝えてきました。
新人戦はダブルスだそうです。
クラウドボール部の一年はアリサと日和の二人だけです。
アリサは九校戦には出場したくないと言っていたのですが出場するしかないようです。
アリサが争いが苦手と知っている茉莉花まで応援に回っています。
アリサは自分の味方を探して教室を見まわしましたが誰も味方はいませんでした。
これは困った事になったぞ。
アリサ大丈夫か?
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