ラノベの感想) ネクストライフ 第17巻 (ヒーロー文庫)

概略：
マリウスに弟子入りしたバーラと付き添いのエレンを連れてホルディアに戻ってきました。上空からアウラニースが落ちてきてマリウスを出迎えます。魔法使いとして強くなりたいと希望したミレーユも加わり魔法の修行が始まります。二人に興味を持ったアウラニースが指導を引き受けてくれます。マリウスもアウラニースから魔法を教わる事になりました。水不足が発生しアネットの力を頼る事になります。ブルードラゴンを呼び出して貰い助けて貰う事になります。

レーベル：ヒーロー文庫
発行日：2021/4/10
著者：相野仁
イラスト：マニャ子
ISBN： 978-4-07-447221-5
雰囲気：帰還、衝撃、修行、雨乞い
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マリウスの弟子となったバーラと従者として同行する事になったエレンを連れてホルディアに帰って来ました。
マリウスとの再会が待ちきれなかったアウラニースが空から落ちてきてマリウスを迎えます。
バーラとエレンはアウラニースを初めて見るので唖然としています。
二人はホルディアの人々がアウラニースを受け入れている姿にも驚く事になりました。
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帰還の報告をする為にアステリアの元に向かいます。
ランレオでの出来事を報告する事になりました。
バーラの付き添いとしてホルディアに来ることになったエレンは王族たちに囲まれて緊張しています。
マリウスとアネットはちょっと心配なようです。
アステリアからマリウスとアネットが留守にしている間に移住してきたモンスターを新民と呼ぶ事になったと教えられました。
着々と多種族共存政策が進んでいるようです。
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エルムはバーラとエレンをマリウスのハーレムメンバーに加えようと考えているようです。
マリウスとアステリアと過ごし興奮していて眠れないバーラの元にエルムが現れます。
バーラは変態的な妄想を始めそうになっていたのですがエルムの存在を知ると警戒心を高めています。
瞬時に戦闘モードに切り替わるのは流石と言えますね。
エルムはバーラを懐柔しようと試みましたが拒否されます。
簡単に篭絡されないバーラの性格を好ましいと感じてエルムは引き上げました。
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夕食の席で今後について話し合う事になりました。
とくに急ぎの仕事が無いマリウスはバーラの師匠として魔法を教えることになります。
アウラニースがマリウスとの再戦を希望してきました。
マリウスはアウラニースの不満が溜まっていると察します。
このまま放置して爆発されても不味いので彼女の願いを叶えて上げる事にしました。
それを聞いていたバーラが自分もアウラニースと戦いたいと言ってきます。
魔法使いとして強くなりたいと考えているミレーユも参加を希望してきました。
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人間から戦いたいと言われるのは稀な事です。
アウラニースは向上心のあるバーラとミレーユを気に入りました。
二人と戦う事を快諾します。
食事が終わると直ぐアウラニースは戦いたいと言い出しマリウスに止められました。
マリウスは人間は食後直ぐに動くとお腹が痛くなる事を教えています。
アウラニースは人間って不便だなと答えています。
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マリウスとアウラニースの戦いが始まりました。
王宮の庭で戦う事になったので強力な魔法は使わないで戦う事になります。
低級魔法を撃ち合う事になるのですが威力の高さにバーラとエレンが驚いています。
マリウスを見慣れているアステリアやアネットは自分達の感覚が麻痺している事を認識しています。
バーラとミレーユにはマリウスとアウラニースの魔法が高度な事が分かるようでした。
普通ならレベル差を痛感し心が折れるところなのですが二人の闘志は萎えませんでした。
バーラとミレーユがタッグを組んでアウラニースと戦う事になりました。
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ミレーユが防御してバーラが攻撃しています。
二人の魔法ではアウラニースにダメージを与える事は出来ませんでした。
アウラニースは二人に成長の可能性がある事を理解します。
地道な練習を続ければ強くなれると教えています。
体力を強化する事で魔法を使える時間が延びるので体力強化を勧めています。
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二人に興味を持ったアウラニースは練習に付き合うと言い出します。
マリウスがバーラ、アウラニースとソフィアがミレーユを教える事になります。
マリウスは人に魔法を教えるのは初めての経験なので教え方に困ってます。
バーラが出来る魔法を見せて貰う事にしました。
お互いに知らない魔法を教え合う事になりました。
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アウラニースが合流して彼女の魔法を教えて貰う事になります。
アイリスが上手い手本を見せてくれました。
アウラニース、ソフィア、アイリスの指導の下、彼女達しか知らない魔法を教えて貰う事になります。
想定外の結果が出る事になりました。
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覚えている魔法が少ないほど新たな魔法を習得する事ができると言われています。
マリウスが一番多くの魔法を習得し一番強くなってしまいました。
バーラとミレーユは新たに習得した魔法はありませんでした。
二人はマリウスの規格外ぶりを再確認する事になりました。
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バーラとエレンは徐々にアウラニース、ソフィア、アイリスに慣れていきます。
魔王達は人間の適応力の高さを褒めています。
アウラニースはバーラとミレーユが自分が知っている強い人間の中で五指に入ると絶賛しています。
ミランダを除いた過去の勇者たちと同列に語られてバーラとミレーユは驚いています。
アウラニースは二人が強くなることを期待しているようですよ。
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アステリアから困った事になったと相談を受けました。
水不足で干ばつが発生する可能性が出てきたそうです。
マリウスに魔法で雨を降らせて欲しいとお願いしてきました。
マリウスは長時間雨を降り続けさせる事はした事が無いので上手くいくか分からないと答えます。
アウラニースも協力を申し出たのですが違う方向を取る事にします。
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アステリアは他の策も考えていました。
アネットにドラゴンを呼び出して貰い雨を降らして貰おうと提案してきました。
マリウスはデカラビアに頼んだ方が良いのでは？と質問します。
アステリアは国内にアネットの能力に懐疑的な人々が残っているのでアネットの力を示す事を優先したいと教えます。
マリウスは納得してアネットに頼む事が決まりました。
アウラニースから昔ドラゴンを乱獲した事を教えられまいた。
ドラゴンの個体数が少ないのはアウラニースが乱獲したからなのか？
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マリウスはエルムに食料問題の解決方法を聞いてみる事にします。
エルムは独力で人間が動物を飼いならし食用肉を増やす牧畜を考え付いていました。
この世界では動物は狩猟によって手に入れています。
存在しない方法を考え付くエルムの頭の良さに驚く事になりました。
エルムはアステリアの相談役として頑張っている事が分かりました。
マリウスはエルムを褒めてあげます。
エルムは尻尾を揺らして嬉しそうにしています。
マリウスはエルムを可愛いと思っているのですが腹黒いので信じ切る事はできないようです。
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マリウス、アネット、エルムが雨不足に悩む地域に向かう事になりました。
エルムがイザベラの開発した閃光弾を放つマジックアイテムを使い到着を知らせました。
イザベラは着々と便利アイテムを増やしていっています。
やって来たのはその地域の領主をしているミレーユの弟バルジェロでした。
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マリウスはミレーユと家族の関係を改善させたいと思っていますが私的な事だと思い持ち出す事を避けました。
段々と王族としての振舞いが出来るようになっているね。
バルジェロの前でアネットにブルードラゴンを呼び出して貰います。
アネットの呼びかけに応じて一匹のブルードラゴンがやって来ました。
ブルードラゴンは機嫌が良く大人しいと教えれます。
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ブルードラゴンはマリウスを怖がっています。
敵対する意志は無いので戦闘態勢を解いて欲しいとお願いしてきました。
マリウスが警戒を解くと安心してくれます。
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水不足で困っているのでブレスで水を撒いて欲しいとお願いすると水を撒く範囲を教えて欲しいと言われました。
場所を知っているのはバルジェロだけなので彼を背に乗せて飛び空から範囲を指定してもらう事になりました。
まずはマリウスがブルードラゴンの背に乗り人間を乗せて飛行できるか試してみる事になります。
ブルードラゴンの飛行速度は速いので強風に晒される事になります。
マリウスは魔法を使い強風を退け呼吸可能にしています。
ブルードラゴンには固有の名前が無い事が分かりました。
マリウスは名前を付けてあげようかな？と考えますが機嫌を損ねる可能性があるので言及しませんでした。
マリウスの力が分かったブルードラゴンは平伏する事になりました。
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問題無いと分かったのでアネット達の元に戻ります。
ブルードラゴンがマリウスに敬語を使うようになっていたのでアネットが驚いています。
ブルードラゴンからマリウスを格上と認めたと言われて集まった人々は驚いています。
アネットは流石ねと言って嬉しそうにしています。
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マリウス、アネット、バルジェロを乗せて水撒きを始めました。
アネットはブルードラゴンの背に乗って飛行するのが気に入ったようですね。
バルジェロはちょっと怖がっていますね。
バルジェロの指示した場所に水を撒いていき水不足問題は解決しました。
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バルジェロがお礼をしたいと言ってきます。
ブルードラゴンは大した手間では無かったのでお礼は無用と返答したのですがバルジェロが是非にとお願いします。
バルジェロはブルードラゴンに名前を贈りたいと言ってきます。
ブルードラゴンは困惑しているようですが友誼を結んだ記念と言われ受け取る事にします。
バルジェロは「恵みの雨」って意味を持つプレヴィアという名を贈りました。
ブルードラゴンは気に入ったと言って受け取ってくれました。
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役目を終えたプレヴィアは帰って行きました。
バルジェロが「これからもよろしくお願いします」と言うと「そういう事になるのか？」と返答してくれたので今後も水不足の折は助けてくれる事になったようです。
プレヴィアはホルディアの新民となりました。
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終章
ホルディアは多種族が共存する国になりました。
ゴミ処理をしてくれるスライムを番犬代わりに飼っている家があるそうですよ・・・驚きです。
平和な時代になっているように思えますね。
王都に「アネット通り」と呼ばれる道ができています。
そう聞くとアネットは亡くなっているように思えますね。
数十年後の世界のようです。
母親に連れられた一人の少女が曾祖母に会いに来ました。
曾祖母は王都で一番長生きしていると言われています。
曾祖母の家は王都の中でも富裕層が暮らす場所にありました。
少女から昔の話をせがまれた曾祖母は「さあ、どうだったかしらねえ」と言って意味深に笑っています。
年齢的に考えて曾祖母はイザベラかフローラではないでしょうか？
王都に家を持っている事からエルムのハーレム計画が上手くいったならフローラって事になるね。
失敗してたらイザベラの可能性も出て来るって事か？
フローラの可能性が高そうだな。
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成分	美少女	戦闘	友情	ラッキースケベ	恋愛	巨乳	並乳	貧乳
評価	AAA	A	A	C	B	AA	AAA	B

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名前	種族	性別	職業	乳	マリウスとの関係
マリウス	人間	男	魔法使い
アネット	人間	女	モンスターマスター	並	第二夫人
ディラン	オーク	男	アネットの友人		仲間
ベン	コボルト	男	アネットの友人		仲間
アステリア	人間	女	ホルディアの女王	巨	第一夫人
ミレーユ	人間	女	近衛兵、侍女	並	仲間
イザベラ	人間	女	魔法技術部主任、侍女	貧	仲間
ゾフィ	夢魔の魔人	女	マリウスの従者	巨	臣下
アルマ	夢魔	女	マリウスの従者	巨	臣下
エルム	夢魔	女	マリウスの従者	巨	臣下
ソフィア	ヴァンパイア始原種	女	魔王・アウラニースの臣下	巨	仲間
アイリス	クラーケンギガース	女	魔王・アウラニースの臣下	巨	仲間
ヴァネッサ	人間	女	殺し屋	巨	仲間
デカラビア	スライムの魔王	男	魔王		仲間
ヴェール	ジャイアントワーム	男	友人		仲間
ロヴィーサ	人間	女	フィラート王国の王女	？	仲間
カテリーナ	人間	女	フィラート王国の貴族	？	仲間
エレン	人間	女	バーラの従者	貧	友人
バーラ	人間	女	ランレオ王国の王女	並	弟子
アウラニース	タイラント	女	魔王	巨	仲間
ヴァプラ	鬼	男	魔王		仲間
ドリー	妖精	女	世界樹の主？	貧	知り合い
フローラ	人間	女	侍女	？	臣下

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