ラノベの感想) 86―エイティシックス―Ep.10 ―フラグメンタル・ネオテニー― (電撃文庫)


概略:
シンの初陣からの経験が語られます。スピアヘッド戦隊で隊長をする迄にシンがどうやって形成されたのかが分かります。最初の戦隊の美人隊長がシンの根幹となります。死にきれなかった仲間への対処も別の戦隊長に教えられます。戦歴を重ね特異な戦闘スタイルを形成していきます。パーソナルネームの発案者も判明しますよ。ファイドの誕生秘話が語られます。アネットとシンがもしもの世界を夢に見ます。

レーベル:電撃文庫
発行日:2021/6/10
著者:安里アサト
イラスト:しらび
ISBN:978-4-04-913880-1
雰囲気:遺品回収の目的、拳銃の扱い方、戦友との出会い、パーソナルネーム決定、理解者、生きる目的、強がり、忠犬、夢
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フラグメンタル・ネオテニー<Pledge>
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シンは初陣で大きな戦果を上げました。
彼が配属されたハルバード戦隊の隊長アリスは驚きに目を見張る事になりました。
シンはジャガーノートの砲塔では戦車型レギオンを倒せないと知ると接近戦を行いました。
戦歴の長いアリスも初めて見る戦い方に驚いています。
シンの事を最初に注目したのは整備士のグレンでした。
グレンには人の感情を見抜く異能が備わっていました。
アリスにシンの首に何か強い感情が残っていると指摘します。
シンが自分よりも大きな男性に恐怖心を覚えている事も感じ取っています。
女性のアリスには恐怖心を抱いていないようなので気にかけてやれとアドバイスしました。
このアドバイスがアリスがシンの師として行動を開始する契機となります。
シンは哨戒任務中に単騎で持ち場を離れました。
アリスが探しに行く事になります。
シンは初陣で死んだ友人の遺品を探しに来ていました。
アリスはシンが優しい子供であると知る事になりました。
シンは感情表現が薄いので何事にも無関心な壊れかけの子供かもと心配していたので安心します。
レギオンが破壊された味方やレギンレイヴを鹵獲して行く事を教えます。
基地に戻ったアリスは戦隊員を集めます。
遺品を持ち帰る事が出来ないので小さな金属片に名前を刻んで保管する。
それが自分達エイティシックスの墓標だと説明します。
最後まで生き残った者が仲間の墓標を行けるところまで持って行くだと伝えました。
アリスは自分が生き残り仲間を連れて行く覚悟だったんだと思います。
シンが長距離砲兵型の砲撃の余波を受けて気絶しました。
兵舎に運び込まれたシンをベッドに寝かせます。
アリスが傍で付き添っています。
シンの呼吸が苦しくならないように首に巻かれていた包帯を解きました。
気が付いたシンは首の傷をアリスに見られたと気付き混乱しかけます。
アリスはシンが首の傷跡に何らかのトラウマを抱えている事を理解しました。
シンの精神が破綻する事を恐れたアリスは自分が首に巻いていた青いスカーフをシンにプレゼントしました。
シンは大事な物ではないのか?と貰うのを躊躇しています。
アリスはシンが思いやりがある子供だと再認識します。
二人に食堂に向かい不味い合成食糧を食べる事にします。
シンは合成食糧に見慣れるソースが掛けられている事に気が付きました。
アリスから開戦直後の市民の非難が急だったので市街地に食料が残っている事を教えられます。
滅多にない暇な時間に取りに行っていると教えられました。
レギオンの哨戒任務と迎撃任務で戦隊に暇はありません。
それを聞いたシンが何かを伝えようとしてますがアリスが上官から呼び出されます。
パラレイドでハンドラーの呼び出しを受けたアリスは内容をシンに聞かせるのを避けようとします。
離れた場所に移動してパラレイドに応答しました。
待たされたハンドラー・ワンは嫌味を言ってきました。
可愛い仔犬とじゃれあっているように聞こえたが、まだ銜えこむには小さすぎると思うんが、と言ってきました。
最低の発言にアリスは「下衆が」と吐き捨てています。
アリスの心境を害する事に成功しハンドラー・ワンは嬉しそうです。
怒れるアリスに向けてハンドラー・ワンは無慈悲な命令を出しました。
レギオンの前線部隊に活性化の兆候が見られるので察知次第迎撃しろ、と命じてきました。
アリスは戦隊の半数以上を失っているのでプロセッサーの補充を要求しましたが却下されました。
戦力が減った状態で迎撃に出たハルバート戦隊はシンだけを残して全滅します。
シンはアリスのジャガーノートから彼女の半分になってしまった頭部を持ち帰って来ました。
グレンがシンを迎える事になります。
グレンはシンが仲間の一部を持ち帰った理由を理解できましたが認める事はできませんでした。
心を殺してシンに86区の現実を教える事になります。
アルバは86区の戦場に人間は存在しないと吹聴しているのでエイティシックスの墓を作る事は出来ないと伝えます。
シンが抗議してきたので、たまにやって来るアルバにエイティシックスの墓を作った事がバレると、これからやってくるエイティシックスが殺される事を教えました。
シンの行動のせいでそれが起こると言われてシンは諦めます。
グレンがシンからアリスの頭を受け取り自分が埋葬する事を約束しました。
それを聞いたシンは安心したのか気絶しました。
ハルバート戦隊は壊滅したのでシンが他の戦隊に移動する事になりました。
最後の生き残りとなったシンはアリスの持っていた金属片を受け継ぎ持って行く事にします。
これが死神の始まりなのね。
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Appendix
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シンが脱ぎ散らかした機甲搭乗服をライデンが拾い集めています。
シンに片づけさせる為に寝ているシンにぶつけます。
目を覚まして迷惑そうな視線を送っているシンにライデンは服を片付ける事を命じます。
ライデンは世話焼きなので陰で「お母さん」呼ばわりされています。
シンが首の痣を晒している事に気が付いたライデンはいつごろから痣をみられても平気になったんだっけと考えています。
シンが首に巻いているスカーフが綺麗に畳まれている事に気が付きました。
スカーフに視線を送るとシンが、連れて行くって最初に約束した人の存在を教えてくれます。
ライデンは戦友の形見なんだなと理解しました。
シンはスカーフをくれたアリスと首の痣を付けた存在について吹っ切れているようです。
穏やかな声でレーナに聞かせたい話でもないから、と言っていました。
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フラグメンタル・ネオテニー<Misericorde>
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シンが重症を負った仲間を引きずって来ました。
それを見つけた戦隊長のイスカはシンの行動を咎めます。
止血をすれば助けられると主張するシンにエイティシックスは軽傷しか治療されない事を教えます。
苦しみを長引かせるのを避ける為にイスカは重症者を射殺しました。
シンは愕然としています。
イスカは戦隊長として隊(スティレット)を団結させようとして非道な手段を使っています。
エイティシックスの中の少数種族を迫害対象に設定しています。
シンは帝国貴族の血を引いているので格好の餌食となっています。
イスカはシンが自殺しないように拳銃を携帯させませんでした。
シンはスティレット戦隊の中で苛めを受けていました。
しかしシンが強いので軽い嫌がらせしかできないようです。
シンの方も相手をするのが面倒になり放置している状態です。
シンが自分を迫害していた死んだ仲間の機体片を回収していました。
それを見たイスカはシンを揶揄います。
自分を迫害していた奴の遺品も回収するのか?と問いかけます。
シンは一緒に戦った仲間を覚えておく為に拾っていると教えます。
イスカはどんな人物だったのか問いかけることにします。
シンは自分には向ける事は無かったが仲間想いの人物だったと答えます。
イスカはシンに人間性が残っていると知り嫌な気分になっていますね。
自分が捨ててしまったモノを持ち続けているシンに劣等感を抱いたようだ。
イスカが戦闘中に重症を追いました。
上半身と下半身が分断されジャガーノートから投げ出されます。
自殺を図りますが指を失っていて自分で拳銃を撃てなくなりました。
そこにシンが現れます。
シンのジャガーノートは緋弾していて足を失っています。
武装も無くしているので倒れているジャガーノートに乗り換えようと考えての行動でした。
発見したジャガーノートは損傷が激しく動かない事を悟ります。
コックピットに人の下半身が残っているのに気が付き血の跡を視線で追いイスカを発見しました。
イスカはシンに助けてくれとは言えませんでした。
これまで死にかけの仲間を介錯してきたので助けて欲しいとは言えませんでした。
イスカはシンに殺して貰う事にします。
コックピットに残っていたイスカの拳銃を握らせ撃ち殺して貰う事にします。
イスカは教えた事は無かったのですがシンは拳銃の扱いを知っていました。
しかし実際に人間を撃ち殺した事はないらしくシンが戸惑っています。
イスカは眉間を指さし、ここを狙えと教えます。
最後の一発は自分用にとっておけ、とも教えました。
シンは一瞬躊躇しましたが覚悟を決めてイスカを撃ちました。
三発目で眉間を撃ち抜きイスカを楽にしてあげました。
シンはイスカに拳銃を借りていくと伝えました。
イスカが行っていた死にそこなった仲間に止めを刺す役目も引き継ぐと伝えました。
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Appendix
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シンが修理を終えた愛銃の確認をしています。
横で見ていたシデンが全弾命中させたシンの腕を褒めています。
破損したシンの拳銃をシデンが拾い修理に出してくれました。
シンは拳銃に連射機能等を追加する改造がなされていなかった事を感謝しています。
拳銃はよく手入れされていたのでシデンは大切な物だと認識したようです。
変な改造をしないで修理だけして返したいと思ったそうですよ。
意外と優しいんだよなー。
シデンは戦友の形見なのか?と問いかけます。
シンは元の持ち主(イスカ)とはあまり仲良くなかった事を教えます。
シンが帝国貴種なので嫌われる事が多かったと付けたしました。
シデンもエイティシックスの中では少数種なので虐められてた経験があるようです。
シンに何があったのか大体察したようですよ。
シンは拳銃の使い方と心構えを教えて貰ったと打ち明けました。
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フラグメンタル・ネオテニー<Varlet>
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シンは新たな戦隊に配置換えになり戦っています。
小隊長を任されるまでに戦歴を重ねていますね。
戦隊長は年下のシンが指示をだすのを嫌っていましたが死にました。
シンは必ず生き残るので「亡霊憑き」と呼ばれ始めています。
シンがレギオンの行動を予測して大きな戦果を上げているようです。
それでも隊員を生き残らせる事はできず一人生き残りました。
ジャガーノートが破損したので放置された僚機から必要な部品を取り出そうとして外にでます。
そこで破壊されたスカベンジャーを発見しました。
動かないと思っていたスカベンジャーの中枢が生きている事を知ったシンは持ち帰る事にします。
基地の整備兵のトウカ・ケイシャとの仲は良好のようですね。
トウカはシンがスカベンジャーを拾ってきた事には驚いたのですが修理してくれる事になりました。
シンはトウカに頼んでジャガーノート用の接近武装を取り寄せて貰いました。
ここでシンのジャガーノートは改装を施されたようですね。
戦隊の生き残りがシン一人なので補充のエイティシックスが配属されるか、戦隊を移動になるまで暇になりました。
シンは整備兵からジャガーノートの簡単な整備方法を教えて貰えました。
新たなはジャガーノートが配備されたので整備兵は調整で忙しくなります。
暇になったシンは放棄されて軍事基地に弾薬と食料の補充に向かいました。
一人でやって来たはずなのに拾ったスカベンジャーが付いてきました。
シンは最初レギオンに補足されたと警戒しましたが振り返った先に居たのはスカベンジャーでした。
シンが語り掛けるとスカベンジャーは返事をしているように見えます。
音声を出力する機能は搭載されていなのですが彼らは意志の疎通ができているようです。
スカベンジャーに大量の物資を積んで整備基地に戻るとトウカが厳しい顔で待っていました。
トウカからシンが戦区移動になった事を伝えられます。
従来はプロセッサーとジャガーノートが一対で移動する事になります。
スカベンジャーは基地所属なので移動になる事はありません。
しかしスカベンジャーは自主的に輸送機に乗り込んできました。
輸送を担当するアルバの軍人が苛立ちを露わにしシンにスカベンジャーに新たな命令を追加したのか問いかけてきました。
エイティシックスにはスカベンジャーに命令を出す権限はありません。
シンは答えに困っていますね。
それをトウカが助けてくれました。
トウカは優秀なアルバが作り出したスカベンジャーに自分達劣等種のエイティシックスが命令できるはずは無い。
優秀なアルバにならスカベンジャーに命令を出せるはずですよね?と問いかけました。
輸送担当のアルバはスカベンジャーへの命令権を持っていませんでした。
命令を書き換える事が出来ないのですが劣等種と見下しているエイティシックスに出来ないと伝える事は彼のプライドが許しませんでした。
仕方ないのでスカベンジャーも一緒に連れて行く事になりました。
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おまけ
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移動先の戦隊もシンを残して全滅しました。
シンはスカベンジャーが生き残っている事に気が付きました。
シンはトウカに頼んで接近戦武装に換装したので接近戦を多用しているようです。
戦場の深くまで攻め入る彼にスカベンジャーは同行しているようです。
シンは戦隊を移動する事になりそうです。
スカベンジャーにまた付いてくるのか?と尋ねると肯定が返ってきました。
トウカはもう居ないので自分で共和国軍人を言いくるめなければと考えています。
シンはスカベンジャーに名前を付けてあげる事にします。
ファイドと名付けると気に入ってもらえました。
嬉しくてファイドが踊っています。
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Appendix
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ファイドはギアーテ連邦軍で積み込み作業を手伝っています。
シンは傍に居ないようですが責任者の命令に従っています。
シンが来たことを教えると喜んでいますね。
シンがファイドを撫でているとグレーテが声を掛けてきました。
仲が良いわねと言われていますね。
グレーテからファイドと同型のスカベンジャーには彼のような柔軟さが無い事を教えられました。
ファイドは戦死者の機体片パーソナルマークの一部を切り取って持ち帰るようになっています。
シンの仕事を手伝っているって事だね。
シンはファイドが他のスカベンジャーとは違うと認識しているようですが真相を知りたいとは思っていません。
共に在ろうとしてくれているだけで十分だそうです。
不思議な関係ですがファイドが一番付き合いの長い戦友ってことなのね。
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フラグメンタル・ネオテニー<Brand>
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シンは新たな戦隊に配属となり副隊長になっています。
隊長のエイジュ・ヌナトからパーソナルネームとパーソナルマークを決めようと提案されました。
エイティシックスは一年生き残るとパーソナルネームとパーソナルマークを決める慣習を持っています。
シンは一年生き残ったのね。
シンに自分で考える意志が無いと分かったのでエイジュは自分が考える事にしました。
エイジュはバーレイグはどうだ?と勧めてきました。
シンが柄じゃないですと断ったので保留となりました。
エイジュと整備班長のセーヤは幼年学校からの同級生です。
セーヤは仲間と認めた者には優しいのですが認めてない奴は警戒します。
一人だけ生き残るシンの事は警戒しているようです。
エイジュはシンの事を認めていました。
シンはエイジュにレギオンの居場所が分かる事を教えていました。
エイジュはシンから聞いた情報を使い戦闘を行っているようです。
シンがレギオン部隊に突撃して分断し各個撃破戦術を使っているようですね。
戦果が上がっているみたいです。
エイジュはシンの事を頼りになる後輩と認識しているようです。
シンは接近兵装の高周波ブレードを使っているのでジャガーノートの損耗が激しくなっています。
特別にスペア機が用意されていて交互に使う事で修理を間に合わせています。
シンはセーヤとも整備関係で話す機会が増えたようだね。
警戒されていると知りつつもジャガーノートの安全装置の切り方を教えて欲しいと頼み込みます。
セーヤはシンの戦い方を理解しているので有効性は認めますが勧め難いようです。
シンの身体への負担を考慮して止めようと考えていますが戦場で戦うのはシンなので最終的には教えてくれました。
シンが放棄されているジャガノートを発見しました。
コックピットには首の無い白骨死体が残されていました。
シンの関係者の死体のようですね。
恐らく彼の兄だろうね。
シンはファイドにパーソナルマークを切り取って欲しいとお願いしました。
ファイドにはそんな命令は出されていないのですが従ってくれます。
コックピットから白骨死体を運び出し埋葬する事にします。
冬になり地面が凍っているのでファイドが穴掘りを手伝ってくれます。
埋葬が終わり仲間達の機体から遺品を回収して整備基地に戻りました。
エイジュを始め戦隊はシンを残して全滅しました。
一人戻って来たシンを見つけたセージは死神と罵倒するのを堪えています。
シンのせいでエイジュが死んだと罵りたいようですが理性では言いがかりだと理解しています。
エイジュは四年生き残っていたそうですがシンが来て直ぐに死にました。
まあセージが罵りたいと思うのももっともなのですが堪えた彼は立派です。
シンはセージに切り取って来たパーソナルマークを見せました。
首なしの剣を掲げたパーソナルマークを見たセージは葬儀屋みたいだなと感じます。
剣をスコップに変えれば葬儀屋だと呟きました。
それを聞いていたシンは冷たく笑い良いですねと笑っていました。
シンのパーソナルマークが決まり、パーソナルネームが葬儀屋(アンダーテイカー)に決まりました。
セージのアイディアだったのね。
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Appendix
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アンダーテイカーのコックピット周辺が修理されました。
セオがシンのパーソナルマークを描いています。
連邦軍に入ってからの出来事です。
シンの機体は損傷が激しいしので綺麗に描けても直ぐに書き直す事になりそうだと考え虚しい気分になっています。
セオとシンが昔話をしていますね。
八六区でセオがシンに「一体なにを描いたつもりなの」と声を掛けたのが二人の出会いでした。
八六区では自分でパーソナルマークを描くのが慣例だったようですが下手過ぎてセオが代わりに描く事になったようですね。
アンジュは上手なそうですが絵柄が子供っぽ過ぎたそうです。
見かねたセオが皆のパーソナルマークを描くようになったようです。
セオは元から絵が上手だったようですね、絵を描くのが好きと言っていますよ。
セオが縁起が悪いのでパーソナルマークを変更しないか?と聞いてきました。
シンは六年も使っているので今更変更しないと答えています。
セオはレーナのパーソナルマークも考案したようですよ。
シンは不満がありそうですが苦情はお断りと言っています。
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フラグメンタル・ネオテニー<Undertaker>
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シンはアンダーテイカーというパーソナルネームを名乗り戦隊長をしています。
戦い方が他の隊員と違うので指揮を副長のサイキに任せています。
レギオン相手に高周波ブレードで接近戦を挑んでいるようです。
レギオンの出現も分かるので哨戒任務を放棄しています。
シンは隊員と一線を引いた関係を構築しようとしていますね。
サイキはシンが心優しいと気付いているので一線を越えてきます。
シンがファイドと一緒に死んだ仲間の機体片を拾いに来ている場所にやって来ました。
そこで蝶の話をしています。
蝶は死んだ人間の魂に例えられると教えています。
サイキが居た収容所に連れて来られたエイティシックスの赤子や幼子は病気で死んでしまいました。
病気になった赤子と幼子を閉じ込めて病気の蔓延を防いだそうです。
幼子たちはバラックの壁に蝶を描いていたそうです。
誰に教えられたわけでもなく蝶を死んだ人間の魂と捉えていたと話してくれました。
ハンドラーから出撃命令が届きました。
レギオンが侵攻を企図し前進陣地を築こうとしているので攻撃してこいと命じてきました。
シンは支援してくれる他の戦隊があるのか尋ねます。
ハンドラーは支援の必要は無いと判断したと答えました。
シンは「死んでこい、というわけですね」と皮肉を言ってますね。
シンは作戦内容を部隊員に伝えます。
彼らの不満を受け止める覚悟をしているようですね。
サイキがシンが罵声を浴びせられる事を回避しました。
死んでもシンが魂を連れて行ってくれる、何も恐れる必要は無い、と笑顔で宣言しています。
シンはサイキに助けられたと感じているようです。
サイキはシンに重荷を背負わせていると思っているのですが伝えられませんでした。
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フラグメンタル・ネオテニー<Culpa>
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強制収容所でシンと兄のレイは神父に引き取られました。
神父はレイとシンに教育を施してくれました。
レイが出征する前にシンを殺しかけたようです。
レイに首を絞められた事でシンはレギオンの声が聞こえるようになりました。
シンは神父にレイを怒らせた理由を聞いたみたいですがシンが聞きたい答えは帰って来ませんでした。
シンはレイを怒らせた理由を理解したくて知識を求めたようです。
教会に所蔵されている本を読みふけり知識を得ようとしています。
神父はシンに生き残る術を教えてくれます。
狩りの仕方、銃の撃ち方と整備の手順、機甲兵器の戦闘についても教えました。
全ては生き残る力を与える為でした。
アリスが席を立ちシンが一人になりました。
整備兵のグレンがアリスを置いて行かないで欲しいとお願いしてきました。
グレンからアリスが古参兵である事を教えられます。
シンはアリスが多くの戦友を見送って来た事を理解します。
アリスがスカーフをくれた時にシンが聞きたかった答えを返してくれました。
シンはレイに謝ろうと考えているのね。
アリスから言われた言葉を聞いてレイを大切な人だと思ったままでいいと感じました。
アリスを置いて行かないでくれってグレンの言葉にシンは「はい。・・・必ず」と答えました。
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トリアージタグ・ブラックのありふれた日常
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スピアヘッド戦隊のクジョーの視点が語られています。
クジョーは人間的な感情が色濃く残っているようですね。
笑えなくなったら負けだと考えているので隊のメンバーを笑わせようとジョークが多いです。
友人だったミナが亡くなり気分が落ちているようです。
お月見をして楽しもうと提案しています。
決定権は戦隊長のシンが持っているのね。
彼が承諾したのでお月見が行われる事になりました。
しかし当日嵐が来てしまい大雨に見舞われています。
クジョーは残念な気持ちをセオに伝えますがしつこ過ぎてセオを怒らせています。
セオは短気な性格なんだそうです。
その日は物資の搬入が遅れて夜になってもジャガーノートの修理をしていました。
電力は整備基地に回されるので隊員は食堂に集まり消灯までの時間を潰していました。
女性隊員も集まっているのでクジョーは修学旅行気分に浸っていました。
一度ブレーカーが落ちるアクシデントが発生しました。
隊のメンバーは停電か?と騒いでいます。
送電線は地下に埋められているので嵐で切れる事はありません。
遂に共和国が滅んだか?との意見も出ましたがシンがブレーカーを直して電気を付けました。
暫くするとハンドラーから連絡が入りました。
メディカルユニットのメンテナンスが終わらないと自分が帰宅できないので消灯しろとの命令が飛んできました。
エイティシックスは辟易しています。
シンが抗議しましたが聞切れてはくれません。
ハンドラーが退役する事を伝えてきました。
次のハンドラーが元貴族の令嬢だと教えてくれます。
世間知らずのお嬢様に真面な指揮はできない、ざまーみろと言ってきましたよ。
ハンドラーからの通信が切れると次のハンドラーの話題に移ります。
美人のお姫様だと良いなーと夢が膨らんでいきます。
相手は白ブタなので面白おかしく予想をしています。
セオが似顔絵を描いて皆に見せています。
シンがレギオンの接近を察知しました。
隊員達は即座に戦闘モードに入っています。
シンが的確な指示を出して出撃準備を始めています。
エイティシックス同士では戦区をまたいでの救援要請は出せません。
ハンドラー経由で要請が入るルールです。
スピアヘッド戦隊のハンドラーが席を外していたので他の戦隊の親切な女性ハンドラーが救援要請の連絡をくれました。
それをクジョーが受けたようです。
激戦が予想されるのでシンは戦場で負傷者を助けようとするなと警告を出しました。
出撃したクジョーは連絡をくれた女性ハンドラーの事を考えています。
善良さと真摯さが如実に滲む、澄んだ、優しい響きの声だったそうです。
動きの鈍いクジョーを所属する小隊の小隊長カイエが叱責しています。
クジョーが負傷したプロセッサーの声を拾います。
シンの忠告が頭をよぎりましたがクジョーは機体から出て助けようとしました。
ヴラディレーナ・ミリーゼがスピアヘッド小隊のハンドラーが悪態を吐いているのを聞きます。
彼女が席を外していたハンドラーの代わりにスピアヘッド小隊に連絡を入れたのね。
評価を下げやがったと喚いているのでクジョーは死んだようです。
レーナはエイティシックスを人間と思っていないハンドラーに反感を持っているようです。
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レテの畔
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シン、ライデン、アンジュ、クレナは特別偵察任務に出ました。
レギオンの支配圏を抜け共和国と帝国の国境を越えました。
ジャガーノートでは渡れない広い川の前で数日間待つ事になります。
レギオンが橋を渡っているからです。
幸い廃棄された塹壕跡を発見できたのえ雨風を凌げました。
川を眺めているライデンをシンが揶揄っています。
二人だけが生き残った戦場でライデンが「最後に見るのが流星雨なら、悪くない」と言いました。
それを覚えているシンがライデンの詩的さを揶揄っています。
シンは「先に行きます、少佐」との言葉を残す事ができました。
自分を覚えていてくれる存在を得たシンは気が楽になったのか笑顔が増えています。
ライデンは良い変化だと感じています。
レギオンが橋を渡り切り終えたので活動を始めます。
急ぐ旅では無いので川辺でゆっくり過ごすことになりました。
アンジュが張り切って洗濯をしてくれたので皆布に包まっています。
シンとライデンは釣りを始めました。
アンジュは色のつく花で爪を染めて遊んでいます。
セオは創作意欲をかきたてられたようですが絵を描く道具が無くウズウズしています。
クレナは綿毛を飛ばす草の群生地で駆けまわったりごろごろ転がったりしていました。
シンが布を翻してすっこけるクレナを目撃しています・・・全裸を見た?
シンとライデンが大量の魚を釣りました。
料理して食べています。
アンジュがお風呂に入りたいと言い出しました。
それを聞いていたシン達は無理だろうと否定的な答えを返します。
アンジュとクレナがしょんぼりしているとファイドが光学センサを瞬かせます。
シンはファイドが街があるので風呂を沸かす事が出来る機材の捜索をしてみようと言っていると介錯します。
会話するようなやり取りをして居るシンとファイドの姿にセオが戦慄しています。
何で意志の疎通ができるのか?疑問に思っています。
ファイドが発見した街に向かいました。
帝国の街並みを見てライデンが複雑な心境になっています。
皆出身地はバラバラです。
レギオンとの戦争が起きなければ知り合う可能性は極めて低かったので出会いを喜ぶべきか嘆くべきか悩んだようです。
シンの両親はギアーテ帝国から共和国に移り住みました。
シンは共和国で生まれたギアーテ系共和国人二世です。
ライデンは懐かしさを感じるか聞いてきました。
シンは帝国に来たのは初めてなので懐かしさは感じないと答えます。
ライデンの先祖も帝国からの移民でした。
彼も特段懐かしさは感じないそうです。
ここは自分達の故郷では無いと答えます。
ファイドは頑張ってくれました。
見つけてきた機材で風呂を沸かす事ができました。
大喜びでアンジュとクレナから入浴しています。
クレナが無自覚に大胆な発言をしています。
直ぐにお湯が冷めてしまうのでシン達も一緒に入れば良かったのに、と言ってます。
アンジュがクレナの発言を咎めていますね。
無自覚に大胆な発言をするのに肝心な事は伝えられていないと指摘しています。
クレナはシンが少なのね。
クレナは真っ赤になって違うと否定しました。
アンジュから彼女の言動は女の子未満のちっちゃい子の台詞だから。
お兄ちゃん一緒にお風呂入ろー、なんて。
当のお兄ちゃんからはそろそろ鬱陶しがられてる類の、と説明しています。
それを聞いてクレナが青くなっています。
嫌がられているとは思ってなくて焦り始めたようですね。
クレナは声を落としていないので大胆発言はシン、ライデン、セオに聞かれていました。
セオがしみじみした感じでクレナの駄目さを指摘しています。
ライデンはクレナの中身が成長しない理由をシンに聞いてきましたよ。
シンも答えられませんでした。
クレナってシン、ライデン、セオから妹のように思われている?
翌朝起きるとシンが居なくなっていました。
ジャガノートは置きっぱなしで突撃銃と拳銃がなくなっています。
ライデン、アンジュ、セオはシンを探す事にします。
シンは動物園の跡地に来ていました。
そこに擱座している戦車型レギオンの傍に立っています。
ライデンが近寄り何をしているのか聞いてみます。
シンは動かない戦車型から声が聞こえたと言っています。
呼ばれたような気がしたので来てみたそうですよ。
戦車型は「かえりたい」と言っていました。
シンは戦車型に捉えられたエイティシックスを撃ち殺して解放してあげました。
戦車型は共和国が使う弾丸とは違う口径の弾丸を受けて破壊されていました。
共和国以外の国が生き残っている可能性が出てきました。
シンがライデンに他の国があったとしたらどうするか質問しています。
ライデンは平和に暮らすなんて想像もつかないと答えます。
シンは進んでみる事にします。
シン達の旅路をレイの残骸が見守っています。
重戦車型に搭載されているショーレイ・ノウゼンが距離をおいて追従しています。
レギオン部隊をやり過ごせているのはレイのお陰かも?
レイはシン達の向かう先に帝国とは別の国家が存在する事を知ってます。
シン達を保護してくれるだろうと確信しているので見送る事にしたようです。
シンはそれに気付いているのかな?
距離をおいて追ってくるレギオンの存在には気が付いているのでレイだと分かっているのか?
シンに聞こえるのは声だけなので意思疎通はできないんだよね。
それが残念だよ。
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ファイド
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ファイドによって自身の過去が語られます。
ファイドはシンの父親に開発されたようですね。
赤ちゃんだったシンの脳波をモニタリングして基礎が構築されたようです。
ファイドは人工知能です。
幼いシンが触っても怪我をしないように犬のヌイグルミに搭載されていました。
シンにファイドの考えが理解できるのはシンの脳波をサンプリングしているからのようです。
シン以外の家族にはファイドの言葉は分かりません。
友人のアンリエッタがペットに鶏を飼い始めたのでシンもペットが欲しいと思っていたようです。
ヌイグルミに入っている人工知能にファイドって名前を付けました。
レイはヌイグルミのファイドよりも帝国で開発予定のファイドと同型の人工知能を使った無人兵器の方がカッコいいと思っています。
父親がゼレーネ女史が作っているような発言をしているので作られるのは後のレギオンのようだね。
父親は人間同士でも争うんだから人工知能を兵器にはしたくないようだ。
人とは違う知性として友達になって欲しいと思っています。
ゼレーネの危険さを見抜けなかったのだろうか?
それとも彼女なら制御しきれると思っていたのかな?
ノウゼン一家は共和国で暮らしていました。
平和に暮らしていたのですがレギオンとの戦いが始まったのでしょう。
家に軍隊が押しかけてきて強制収容所に送られました。
ファイドは人間を攻撃できないように設定されていました。
シン達家族が連れ去られる時に何もできなかった事を悔いたファイドは自身をスカベンジャーに移し替えて戦場に向かいました。
戦場でノウゼン一家の消息を探していたそうです。
誰も発見できないまま破壊され擱座してしまいます。
目的を達成できなかった事を後悔している時にシンに発見されました。
シンはファイドの考えが理解できました。
スカベンジャーを発見したシンが彼にファイドって名前を付けました。
シンは子供の頃に可愛がっていたファイドだとは気付いてないよね?
ファイドも探していたシンとは気付かずに彼を新たな主として行動を共にする事にします。
自分の考えを理解してくれたのが嬉しかったようですね。
ファイドはシン達が向かう特別偵察に同行する事になりました。
シンから一緒に行ってくれと頼まれて嬉しかったようです。
特別偵察でアンダーテイカーだけが稼働していました。
レギオンに囲まれて対処不能な状況に陥ります。
ファイドはシン達を守る為にレギオンに突撃しました。
攻撃行動を取れない筈なのですがファイドは柔軟な判断を下しました。
レギオンは人間ではないのので攻撃行動が出来たみたいです。
動けなくなったファイドは置いてかれる事になります。
シンは最後に、ここまで連れてきた仲間の墓標を守り続ける任務を出しました。
ファイドは光栄に感じて任務を引き受けます。
それから意識を失いました。
シンの父、母、兄がファイドにこちらに来るな、シンを頼むとお願いしてきます。
次に気付いた時は誰かに再起動させられようとしている場面です。
ファイドは起こさないで欲しいと思っていました。
シンが生存していると聞いてファイドは目覚める事を選択しました。
再起動したファイドは八六区で出会ったシンが幼い頃に過ごしたシンと同一人物だと気が付いたようです。
今度こそシンの戦いの最後まで付いて行こうと決意しています。
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両親の話
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シンの父親レイシャはギアーテ帝国の武門の筆頭ノウゼン家の子息です。
母親ユウナはギアーテ帝国の武門のマイカ家の令嬢です。
二人とも裕福な家庭で育ち家臣に囲まれて育ったようです。
二人が出会ったのは戦場だったそうです。
二人の息子を戦果に巻き込みたく無くて共和国に引っ越して来たようです。
父親は人工知能の開発が終わったのでパラレイドの完成を急ぐ事にしました。
パラレイドの開発意図はユウナが持っている異能に自分も参加したかったからです。
ユウナは親族間で意志の伝達が出来ました。
ユウナとレイは離れた場所に居ても意思疎通ができます。
シンとも可能なようですね。
レイシャはそれが羨ましくて自分も参加したいと考えパラレイドの開発を始めたようです。
ユウナはパラレイドの効果がマイカの異能を再現してしまう事を恐れています。
女王蜂と配下の全員が完全同調して部隊を一個の生き物にするのがマイカの異能のようです。
確かに完成すれば凄い兵器になりますね。
ギアーテ帝国ではレイシャの父親ノウゼン侯が帝室を打倒して民主化を狙っています。
臣民もそれを望んでいて帝国は内戦が確実に始まると予想しています。
民主化がなれば共和国との戦争に発展しないと言っています。
レイシャとユウナの希望は見事に打ち砕かれる事になるね。
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優しかった世界
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アネットとシンが平和な世界で暮らす夢を見ました。
その世界ではレギオンが存在するようですが共和国は無人兵器の開発に成功しています。
シンの父親が作っていた人工知能を兵器に転用して無人機の制御を行っています。
シンは幼い頃に人工知能を兵器にしないでと泣いて頼んだそうです。
それが現在でも優しい少年の話として使われています。
シンはいい加減に忘れて欲しいと考えています。
本人に取っては黒歴史と化しています。
アネットとレーナは親友同士ですがシンとレーナは知り合っていません。
アネットとシンは幼馴染です。
レーナは少年(幼いシン)の美談が語られているニュースを見ながらアネットを待っていました。
アネットはシンに贈る誕生日プレゼントを買いに来ていました。
シンを知らないレーナを付き合わせるのは心苦しく待ってて貰っています。
レーナの元にアネットがやって来ました。
アネットはシンの事を話題にするようです・・・レーナはシンに会いたいようですね。
会わせて欲しいと何度もお願いしているようですがアネットに拒否されているようです。
アネットはレーナが美人なのでシンを取られると警戒しています。
レーナが親友の恋人を取ったりしないと言ってますね。
アネットは真っ赤になって恋人じゃないと力説します。
にまにまとレーナが見つめていると「まだ」と付けたしました。
シンはアネットと約束しているようです。
出掛ける前にレイに揶揄われています。
アネットを泣かせたら許さないぞと言われていますね。
レイはアネットを妹のように思っているそうですよ。
シンとアネットがくっつく事を望んでいるみたいだね。
シンの父親とアネットの父親は大学の同期生で現在も一緒に研究しているようです。
待ち合わせ場所に向かうシンが綺麗な女の人を助けました。
転びそうになった彼女を支えたようですね。
この美人さんはアリスかもな。
お礼に淡い空色のモダンローズを貰いました。
シンはアネットにそれをプレゼントするんですが難色を示されますね。
アネットは女の人にもらったものを別の女の子にいるか?と聞かないのよ、と苦言を呈しています。
シンはモダンローズに香水の匂いが残っている事に気が付きませんでした。
アネットは気付いてますね・・・そこからシンに起こった出来事を見事に予想しています。
二人はカフェに入りケーキを食べています。
アネットが恋人同士なら割引してくれると知りシンを誘いました。
シンはアネットの誘いに乗るのね・・・関係は良好のようですが、互いの認識は違うようです。
アネットはシンラブなようですがシンは違うように見えますね。
アネットが「こんな世界ならよかった?」と聞いてきました。
シンはレギオンとの戦争は無い方が良かったと思っています。
しかし、戦争が起こらなければ会えなかった人が居る、知らなかった光景と言葉がある、無かった方が良かったとは言えない、と答えました。
アネットは目を醒まし「未練がましいんだから」と言っています。
彼女はシンの事がまだ好きなのね。
シンは自室で目を醒ましました。
一緒に寝てたわけでは無いのね・・・残念、残念。
夢で見た世界なら戦友たちも両親や兄も死なずにすんだ、その事実を思えば、胸が痛いけど、この世界が無ければ良かった、とは言いたくないな、と言っています。
レギオンとの戦争が無ければ知り合っていない人は多いからね。
多くの別れを経験していますがそれぞれが濃密な関係と言えるからな。
殆どが悲劇なんだけど忘れたく無いと思えるシンは強いよなー。
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成分美少女正義非道友情ラッキースケベ
評価AAAAAAAAAAAB
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