ラノベの感想) ネクストライフ 第13巻 (ヒーロー文庫)


概略:
アステリア、アネット、マリウスが結婚式を挙げます。新婚旅行に行く事になります。マリウスはこれまで行った事のあるホルディア領内を回る事にしました。少人数で旅行に行きたいマリウス達はアウラニースに護衛するふりをして貰う事にします。魔演祭で戦えなかったアウラニースは鬱憤を溜め込んでいました。引き受ける条件としてマリウスとの再戦を希望してきます。マリウスとアウラニースが夜空でひっそりと対決する事になります。貴族に対して頑なな態度を続けるミレーユの考えを改めさせる為にフローラという侍女を新婚旅行に同行させる事になります。新婚旅行中に異種族共存の噂を聞いて移住してきた魔人と出会いました。

レーベル:ヒーロー文庫
発行日:2017/12/31
著者:相野仁
イラスト:マニャ子
ISBN: 978-4-07-428620-1
雰囲気:結婚式、鬱憤晴らし、新婚旅行、従者、魔人の移住希望者、食料調達、空中散歩
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アステリア、マリウス、アネットが結婚式を挙げる事になります。
ベンとデュランにも出席をお願いする事になりました。
二人は驚いていますね。
アネットが二人は自分の家族なので出席して欲しいとお願いすると快諾してくれます。
二人は妹の結婚式に出る兄の気分になっています。
結婚式はホルディアの貴族だけを招いて行われました。
外国の王族を招くのは辞めにしました。
理由はランレオのバーラ王女がマリウスに惚れちゃったからです。
ランレオ王もバーラとマリウスをくっ付けたいと考えていたので招待するのを取りやめました。
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王都の教会で結婚式を挙げました。
式には民が祝福する為に見物に来ていました。
式が終わると貴族達を招待して披露宴が行われました。
マリウスとアネットは長い披露宴に出席する事になりました。
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披露宴が終わりいよいよ初夜を迎える事になりました。
マリウスはアステリアとアネットが緊張している事を察しました。
この日から三人はアステリアの寝室で寝る事になります!!
マリウスはさっそと一人で寝てしまう事にしました。
二人の覚悟が決まるまで待とうと考えた結果です。
アステリアとアネットは残念なような?安心したような複雑な心境でした。
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ゾフィ、アルマ、エルムが寝室にやって来ました。
仲良く並んで眠っている三人を見て初夜が出来なかった事を察します。
彼女達はマリウス、アステリア、アネットの三人では失敗するだろうな、と予想していました。
三人が粋な計らいをしてくれます。
ゾフィ、アルマ、エルムはマリウス、アステリア、アネットに三人が幸せに過ごしている夢をプレゼントしました。
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アステリアと結婚した事でマリウスとアネットは王族となりました。
マリウスはアステリアの夫、アネットはその第二夫人って立場になっています。
アステリアと昼食を共にする事になりました。
アステリアは財務大臣と総務大臣と昼食を共にしていました。
そこにマリウスとアネットが加わります。
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その席でアネットのモンスターマスターとしての力を示した方が良いとの話になりました。
マリウスの力は魔演祭のお陰で疑う者が居なくなりました。
アネットの力に懐疑的な人が残っているので力を示す事は有効だって話になります。
力を示す事は自分の身を守る事に繋がると教えられたアネットがヤル気になっています。
ヴェスターで開催されているモンスター使いの大会に出場する可能性が出てきました。
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新婚旅行の計画を立てる事になります。
アステリアはマリウスとアネットに丸投げしていますね。
マリウスとアネットはアステリアの好みについてイザベラとミレーユに聞いてみる事にしました。
二人からアステリアは遊興についての知識が全く無い事を知らされます。
彼女はこれまで国を良くしようと邁進していた事が分かりました。
マリウスとアネットはアステリアに庶民の暮らしを見せて回る事にしました。
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マリウスとアネットはアステリア、イザベラ、ミレーユの5人で旅行に行くものと思っていました。
国王が護衛も付けずに旅行するのは不味いと言われてしまいます。
従者として連れて行くのがミレーユとイザベラだけっていうのも他の貴族の嫉妬を招くと教えられます。
アウラニースに護衛して貰えば大仰な護衛は必要ないって話になります。
マリウスはアウラニースにお願いに行きます。
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アウラニースは了解してくれたのですが条件を出されました。
魔演祭で戦う機会を逸した彼女が暴れたいと主張します。
彼女の言い分も理解できるマリウスはアウラニースと再戦する事にしました。
昼間戦うと派手過ぎて驚かせる事になると判断し夜戦う事にしました。
ソフィアとアイリスを連れて四人で夜の空に飛び立ちます。
アウラニースが張った結界の中で戦う事になりました。
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強くなる為の練習と言っていた割りにアウラニースが強力な攻撃を放ってきました。
マリウスはワープで回避して文句を言っています。
ソフィアはマリウスの実力を理解しているので驚いていませんね。
アイリスはマリウスの実力をきちんと把握する機会が無く始めてマリウスの実力を目にする事になりました。
物凄く驚いています、マリウスって本当に凄かったんだな、と仰天していました。
攻撃が当たらないのでアウラニースが殴っていいか?と聞いてきました。
マリウスは死んじゃうのでやめて、と答えています。
それを聞いたアウラニース、ソフィア、アイリスはマリウスが冗談が上手いと褒めてくれます。
マリウスは本気で命乞いをしたんだと思うんだけど・・・意外なまでに高評価してくれているな。
幸いアウラニースは魔法戦を続けてくれました。
彼女が満足したので異次元のハイレベルバトルはひっそりと終了しました。
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新婚旅行にフローラという侍女が同行する事になりました。
彼女がミレーユの事を尊敬していると分かるとマリウスとアネットは理由を聞いてみる事にします。
ミレーユは止めたかったようですが王族となった二人に逆らう事はできません。
イザベラは余り態度を変えていないのですがミレーユはキッチリと臣下としての態度をとっています。
フローラはミレーユの素晴らしさを熱烈に語っています。
ミレーユは照れてれになっていますね。
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フローラが同行を許された理由が判明しました。
彼女は貴族に対して頑なな態度を崩さないミレーユの考えを改めさせる為にアステリアが呼んだみたいです。
フローラから自分の父親が放蕩を続けるアグリッパ王子を諫めようとして処刑された過去が語られました。
父親が処刑され爵位を奪われ平民として暮らしていたそうです。
そこにアステリアの使いを名乗る夢魔がやってきて彼女を雇ったそうですよ。
アステリアはフローラの家を再興させようとしたそうですが彼女の母親が断ったそうです。
自分の夫が仕える相手を間違った不名誉を受け入れる事が出来なかったんだそうです。
フローラもそれを受け入れていてアステリアの恩情に感謝しているんだそうですよ。
アステリアを主君と仰げる自分は幸せだと言っていました。
ミレーユは自分以外にも王族を諫めようとした貴族が居たと知り考えを改める事にしました。
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マリウスは自分の魔法を始めて体験するフローラに配慮して魔法を使っています。
イザベラから今日は優しいと嫌味を言われています。
転移魔法で行った事があるホルディア領内を回る事になりました。
マリウスはエルムに協力してもらい行った事がある場所を増やしていると説明しました。
魔法に疎いフローラが行った事がある場所か行った事がある人物が同行していないと転移魔法を使えない事を知ります。
マリウスの事を伝説級の魔法使いと捉えている彼女は都合良い魔法を作れば良いのではないか?と言ってきました。
それを聞いたマリウスが感銘を受けたようですね。
アウラニースと相談すれば可能かもしれないと考え始めています。
マリウスは自分に新しい視点を与えてくれたフローラに感謝の言葉を伝えました。
それを聞いたフローラが感激して泣き出しました。
この世界の人々は王族に感謝されるのは最高に名誉な事です。
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マリウスはエルムから各地の娯楽情報を貰っていました。
立ち寄った街に旅芸人が来ていました。
マリウスの魔法で姿を変えて街に入る事にします。
アステリアとマリウスの名前は珍しいので偽名を使う事にしました。
二人の名が揃って出てくる会話から正体が露見するのを恐れたからです。
アステリアの事は昔の呼び名にちなんでリアと呼ぶ事になりました。
それはミレーユがアステリアが王族だと知らない時代に彼女を呼んでいた名前でした。
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旅芸人の中に魔人を発見する事になりました。
マリウスとミレーユが気が付きアステリアとアネットを庇います。
守られる事に慣れている二人は直ぐに察してくれました。
マリウスとミレーユの警戒をよそに魔人に敵意は見られませんでした。
魔力を使い旅芸人の真似事をしている事が判明しました。
芸が終わると投げ込まれた銅貨を拾い宿に戻って行きます。
アステリアに話すと目的が知りたいと言われます。
マリウスが魔人のあとを追う事になりました。
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魔人はマリウスの尾行に気が付いていました。
人目のない宿の廊下で土下座してきましたよ!!
マリウスを強者と理解できる彼女は命乞いをしてきました。
マリウスは呆気にとられたのですが旅芸人の真似事をしていた理由を聞いてみる事にします。
彼女はホルディアがアウラニースやデカラビアの下、多種族共存の道を歩み始めたと聞いてやって来たそうです。
争いを好まない彼女はホルディアなら自分を受け入れてくれるかもと期待してやって来た事が分かりました。
名前を聞くとビアンカと名乗りました。
マリウスはビアンカをアステリアの元まで連れて行く事にしました。
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ビアンカから多種族共存に共感して移住してきたと聞いたアステリアは感激しています。
アステリアはビアンカを受け入れたいと言っています。
それを聞いたビアンカは恐る恐る王様なのか質問してきました。
アステリアが肯定すると、このご恩は一生忘れません、と感謝しています。
デカラビアを呼び出してビアンカを任せる事にしました。
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デカラビアがやって来てビアンカから事情を聴きだす事になります。
ビアンカはデカラビアが魔王だと分かったようですね悲鳴をあげています。
ビアンカは魔人と魔人の間に生まれたそうですよ。
デカラビが魔人の子供は最初から魔人で大きな力を持っていると教えてくれました。
彼女の両親はザガンに挑んで殺されたそうです。
戦いが不向きだった彼女は逃がされて、一人でも何とか生きていくように、と両親に言われたそうです。
今までビアンカはセラエノに住んでいたそうです。
ホルディアとは距離が離れているので多種族共存の情報を得るのが遅くなったと分かりました。
ビアンカが嘘を付いていないと判明したのでアウラニースに合わせる事になります。
ビビりまくりのビアンカを安心させようとして言葉をかけます。
アウラニースの沸点が意外と高いので怒らせる心配はないと教えました。
ビアンカはデカラビアに連れられてアウラニースに会いに行く事になりました。
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マリウスは川の近くに転移しました。
そこはマリウスがアステリア、ミレーユ、イザベラと出会った場所です。
昼飯時だったのですが食材は現地調達となりました。
マリウスはアステリアに新しい体験をして貰おうと食材探しに参加させようと考えました。
ミレーユは反対したそうですがアステリアが乗り気です。
二手に別れて食材探しをする事になりました。
ミレーユ、イザベラ組みとマリウス、アステリア、アネット、フローラ組みに別れようとしたのですがイザベラが文句を言ってきます。
数的に不利だと言っています。
アネットがミレーユとイザベラと組みたいと言い出しました。
彼女にもミレーユとイザベラと親睦を深めたいとの意図がありました。
ミレーユ、イザベラ、アネット組みとアステリア、マリウス、フローラ組みに別れる事になりました。
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マリウス組は採取能力的に不利でした。
フローラが木実採集なら経験があると教えてくれたので食べられる木実を探す事になります。
フローラが木実を発見しなっている場所を指摘してくれます。
マリウスが魔法で浮遊して木実を採取しました。
アステリアもやってみたいと言ったので強化魔法を掛ける事にします。
ミレーユとイザベラからアステリアが不器用だと教えられていたので防御魔法もかけておきます。
身体強化されたアステリアが木実に向かったジャンプします。
不器用さが発揮されてアステリアは頭から木実に突っ込んでしまいました。
木実が割れてしまいアステリアは果汁まみれになってしまいます。
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アステリアが着替える事になりました。
フローラが衝立を用意してアステリアが中に入りました。
マリウスが外で待っていようとするとフローラに非難めいた眼差しを向けられます。
マリウスは中に入りアステリアの着替えを見せられる事になりました。
気を使ってアステリアから目を逸らすと彼女が情けない声を出しました。
夫のあなたが直視を避けるくらいみっともない?と言われてしまいます。
マリウスは逃げる事ができなくなりました。
正直にアステリアが綺麗な事と、普段と違う魅力を感じると伝えると安心したようです。
フローラに脱がされたアステリアにマリウスが魔法で温水をかけて洗ってあげる事になりました。
マリウスとアステリアが桃色空間を作り出したのですがフローラが必死に空気になろうと努力しています。
マリウスがフローラの存在を思い出したので彼女の苦行は意外と短い時間で終わったよ。
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今度まマリウスがアステリアと一緒に浮遊魔法で浮かび上がり木実を取る事になりました。
合流時間を知らせる為にイザベラが作ったタイマー機能を持ったマジックアイテムを使っていたのですが集合時刻を教えてきました。
マリウスはイザベラが独力でタイマー機能を持つマジックアイテムを作り出した事に驚いています。
イザベラの発想力は並の人間とは思えません。
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アネット、ミレーユ、イザベラは充分な食材を獲得していました。
鹿まで仕留めてきたよ。
魚と山菜がないのでミレーユが一人で採取に向かいイザベラとフローラが食事の準備を始めました。
マリウス、アステリア、アネットの三人はフローラが用意した椅子に座って料理が出来上がるのを待つことになります。
マリウスはイザベラの料理スキルの高さに関心しています。
マリウスが新婚旅行の感想を聞いています。
アステリアは民の暮らしを見るのは新鮮で楽しと言っています。
アネットは懐かしく感じると言っていますね。
アネットか城での暮らしは窮屈だと言われてアステリアが同意しています。
アネットが驚いていますね。
アステリアも国王の勤めを理解しているので他の子達には内緒ねとお願いしてきました。
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アネットがマリウスに家庭的な女の子が好みなのか?と質問してきました。
アステリアも話に乗ってきますね。
二人から好きな女の子のタイプを聞かれていますよ。
マリウスは正直にこれまで女の子と接点が無かったので考えた事が無いと伝えます。
それだけでなくアステリアとアネットと結婚できてよかったと伝えました。
二人も満足そうにしていますね・・・意外とマリウスって口が上手いよな。
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料理が完成したとミレーユが呼びに来たので昼食の時間になりました。
ミレーユ達が作ったのは食材を考える豪華な料理でした。
ミレーユは給仕しようと考えていたようですがアステリアに拒否されました。
アステリアはミレーユを納得させる為に一緒に食べた方が時間を節約できると伝えました。
マリウスはアステリアがミレーユを上手く扱っていると褒めています。
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食事が終わるとマリウスがアステリアの考えを聞いてきました。
このまま観光を続けるか変化を付けるか?と。
アステリアは変化を付ける事を選びます。
マリウスは魔法を使い空中を散歩する事にしました。
フローラが驚かないようにゆっくり浮遊魔法で浮上して空に浮かびます。
そこで各人に視力強化の魔法を掛けて地上が望遠で見えるようにしました。
アステリア、アネット、ミレーユ、イザベラ、フローラは初めて見る空中からのホルディアの風景に感激しています。
アステリアは情報としてではなく国そものを自分の目で見られた事に感激しています。
最高の贈り物だわ、一生の思い出にする、と言ってくれました。
続けて、民の暮らしを見る事、マリウスと過ごせる時間、ミレーユ、イザベラ、アネットが居る日々、は自分にとってどんな財宝にも勝る財宝だわ、と答えました。
アネットも同意しています。
マリウスは短く、これから一緒に守っていこう、と答えました。
アステリアとアネットは嬉しそうに頷いています。
ホルディアは良い国になりそうです。
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成分美少女戦闘友情ラッキースケベ恋愛巨乳並乳貧乳
評価AAAAAAAAAAAAAAAAB
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名前種族性別職業マリウスとの関係
マリウス人間魔法使い
アネット人間モンスターマスター第二夫人
ディランオークアネットの友人仲間
ベンコボルトアネットの友人仲間
アステリア人間ホルディアの女王第一夫人
ミレーユ人間近衛兵、侍女仲間
イザベラ人間魔法技術部主任、侍女仲間
ゾフィ夢魔の魔人マリウスの従者臣下
アルマ夢魔マリウスの従者臣下
エルム夢魔マリウスの従者臣下
ソフィアヴァンパイア魔王・アウラニースの臣下仲間
アイリス魔王魔王・アウラニースの臣下仲間
ヴァネッサ人間殺し屋仲間
デカラビアスライムの魔王魔王仲間
ヴェールジャイアントワーム友人仲間
ロヴィーサ人間フィラート王国の王女仲間
カテリーナ人間フィラート王国の貴族仲間
エレン人間ランレオ王立魔導学園の同期生友人
バーラ人間ランレオ王国の王女同期生
アウラニースタイラント魔王仲間
ヴァプラ魔王仲間
ドリー妖精世界樹の主?知り合い
フローラ人間侍女臣下
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ネクストライフ 13 (ヒーロー文庫)

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