ラノベの感想) ネクストライフ 第15巻 (ヒーロー文庫)
概略:
素材集めの旅に出たいとイザベラが言い出しました。マリウスとアネットが同行を申し出たので行き先を再検討する事になります。アステリアはランレオに非公式の使節団としてマリウス、アネット、イザベラ、ミレーユを派遣する事を決めました。ランレオのバーラが出迎えてくれます。マジックアイテムを使った転送装置でランレオの王城に転移しました。イザベラが興味深そうにしています。ミレーユがバーラと対決する事になりました。マリウスも戦う事が条件だったのでバーラとマリウスが対戦する事になります。マリウスを相手にしたバーラは魔力切れを起しました。初めての経験にバーラが喜んでいます。バーラはミレーユの事も凛々しくて素敵と思っています。
レーベル:ヒーロー文庫
発行日:2019/6/10
著者:相野仁
イラスト:マニャ子
ISBN: 978-4-07-438989-6
雰囲気:ランレオ訪問、再会、対決、本性、素材集め、実力
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マリウスの魔法修業は苦労する事も無く終わりました。
ソフィアの指導方法が上手なのかマリウスが器用なのか?
マリウスは使える魔法を増やす事ができました。
魔法練習が終わってしまったのでマリウスは暇になってしまいます。
アステリア達が忙しく働いている姿を見ているので自分も何かしなければと思っています。
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イザベラが新たな素材を集めたいと言い出します。
彼女は素材集めの為に旅に出たいと言っています。
アステリアはマジックアイテムの開発に力を入れているので賛成してくれます。
その話を聞いたマリウスが護衛として同行したいと言い出しました。
マリウスと同じく明確な役目が無く何か貢献したいと思っているアネットも同行を希望します。
二人が同行する事が決まりイザベラは計画を大幅に変更する事になりました。
アステリアがランレオに打診してみようと言い出しました。
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ランレオに使節団を送る事になりミレーユが参加を希望しました。
彼女は魔演祭でバーラに負けた事を気にしています。
バーラに負けた事で更なる強さを得たいと考えています。
アステリアが使節団のメンバーを決めました。
マリウス、アネット、イザベラ、ミレーユの四人で向かう事になります。
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イザベラとミレーユが結婚について話しています。
イザベラからランレオ行きのアイディアがエルムが考えたものである事を明かしました。
エルムはイザベラとミレーユがマリウスと行動を共にする事を望んでいるそうです。
エルムはマリウスの為に彼のハーレムを作ろうと考えているようだとイザベラが指摘します。
ミレーユが驚いていますがイザベラに悲しい現実を突きつけられます。
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ミレーユには結婚願望はあるのですが納得できる相手がマリウスしかいないとイザベラに指摘されました。
イザベラの方は結婚願望が薄く独身でも良いかと思っていました。
更に自分が初恋もまだだったと思い至っています。
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アステリアはミレーユとイザベラにも幸せに成ってもらいたいと考えています。
ミレーユがアステリアの事を優先する事も理解しているので話題にし難いようです。
適切な相手がマリウスしかいないと理解している節もあるのですが・・・アステリアはマリウスと二人が結婚する事を認めるでしょうか?
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マリウスの転移魔法でランレオ国境まで転移して迎えを待つことになります。
迎えに来たランレオの使者はバーラ王女でした!!
バーラ王女はマリウスに会いえて嬉しいようです。
距離が近いとマリウスは警戒しています。
ミレーユ、イザベラ、アネットはバーラがマリウスに求婚してくるのではと警戒しています。
マリウスはバーラの態度からアイドルに憧れているファンに似ていると感じています。
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バーラの案内で国境砦の地下にある転移装置に向かいました。
使われているマジックアイテムを見たイザベラが興奮しています。
バーラはマジックアイテムにも詳しくイザベラの反応に好感を抱いています。
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ランレオの王宮に入り国王と謁見する事になりました。
今回の訪問は非公式のモノでマジックアイテムの技術交流を行う事が決まります。
他にも何かして欲しい事が無いかと聞かれてミレーユがバーラ王女との対戦を希望しまいた。
ランレオ側はマリウスが出てくれるなら応じると言ってきました。
マリウスが応じたので、マリウス、ミレーユ、バーラ、フィリップの4人で対戦する事が決まりました。
王女にある魔法の練習をする部屋に案内されます。
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ミレーユとフィリップが最初に対戦する事になりました。
ミレーユがフィリップに勝利しバーラと対戦する事になります。
ミレーユはバーラの多彩な攻撃に圧倒される事になっています。
バーラからみるとミレーユは格下のようですね。
バーラが念願のマリウスとの対戦に挑みました。
嬉し過ぎて興奮していますね。
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バーラの魔法をマリウスが魔力だけで防いでしまいます。
普通ならば心が折れる場面だと思うのですがバーラは物凄く嬉しそうです。
バーラから魔力切れが起こるまで攻撃しても良いかと問われてマリウスは快諾します。
バーラは嬉しそうに魔力が尽きるまで魔法を撃ち込んできました。
マリウスには全く効かなかったのですがバーラは魔力切れを起こすまで魔法が使えて嬉しそうにしています。
バーラからアウラニースと戦ってみたいと言われてマリウス達は驚く事になりました。
マリウスはバーラがアウラニースに似ていると感じています。
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バーラがマリウス達との対戦結果を嬉しそうに国王に報告しています。
ランレオ王はバーラをマリウスと結婚させたいようですがバーラは恋愛関連について全く不向きでした。
どうすればマリウスに好かれるのか聞いてくる始末です。
ランレオ王はバーラが魔法関係だけが優れていると知っているので頭を抱えています。
彼にもバーラがマリウスと結婚している姿を思い描く事は出来ないようです。
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バーラが侍女達に着替えさせられています。
着替え中にバーラはマリウスとミレーユとの対戦を思い出して変態的な願望を妄想しています。
ミレーユの事を凛々しくて素敵と思っています。
ミレーユには鞭よりも短刀が似合う。
ミレーユに短刀でグサグサ刺されたいと妄想しています。
マリウスには力ずくでねじ伏せられてレロレロにして貰いたいと妄想しています。
バーラは被虐趣味なようですね。
意外な感じがしますが変態なのは事実のようです。
ひょっとしてこの世界で強い魔法使いは変態になるのだろうか?
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夕食の時間になりランレオの食事を楽しむ事になります。
ランレオは野菜が豊富でホルディアでは見られない調理方法を使っている事が分かりました。
ミレーユは負けたと悔しそうにしていますね。
マリウスは今回の使節団の代表なので感想を述べる事になります。
王族として恥ずかしくないコメントを仕込まれているの失敗する事はありませんでした。
マリウスは素直にランレオ料理の良さを褒めたのでランレオ側を喜ばせる事になりました。
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マリウスとアネットがマジックアイテムを使いアステリアに報告を行いました。
アステリアは二人からの連絡を待ち焦がれたようですが態度には表しません。
ミレーユとバーラが対戦した事を報告しました。
ランレオの出方を予想して貰います。
アステリアはランレオと友誼が結べなかった場合はセラエノと交渉しようと考えていました。
ランレオがミレーユとイザベラを勧誘してきても彼女達が興味を示せば応じると言っています。
国王としては駄目な考えですが二人に対しては友情を優先させるそうですよ。
マリウスは国同士のドロドロした付き合いに辟易していますがアステリアの夫として見ないふりはしないと伝えます。
それを聞いたアステリアがマリウスを揶揄ってきましたが反撃されます。
アステリアが魅力的なのは間違いない、彼女に付いてくる厄介事も請け負う覚悟があると伝えました。
それを聞いたアステリアはテレテレになったようですが顔が見えないのでマリウスには分かりませんでした。
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通信が終わるとアステリアは寝室のベッドの上で悶えています。
マリウスに可愛い、最高の嫁と言われて嬉しかったようですね。
アステリアの護衛として寝室に居るアウラニースに揶揄われる事になります。
アウラニースは空気が読めないのマリウスの好みを不思議に思ったようです。
マリウスは可愛げがない女が好きなのか?アネットのような可愛らしい女の方が趣味のようだが?と疑問を呈します。
一緒に居るソフィアが同意してアウラニースもアステリアと同じように不利だと返答しました。
アウラニースには自覚があるようです、どうすれば可愛くなれるか質問してきました。
人間の趣向を理解できないソフィアが正直にさあ?と返答します。
アウラニースが無茶ぶりしてきましたね、考えろ、と命じてきます。
ソフィアが慣れているようですね、考えてみる事になります。
ソフィアはマリウスに聞くのが一番早いのでは?と答えます。
アウラニースが不満そうにしています。
アステリアはアウラニースにも躊躇う事があるんだと驚きます。
アウラニースは究極的には自分がマリウスを好きって事が重要なのでマリウスに好かれなくても良いと答えます。
アステリアはアウラニースが自分と同じようにマリウスに好かれたいと考えていたので意外に感じています。
アウラニースが協力を申し出てきます。
マリウスの事が本当は好きで好きで仕方ない女が居ると自分が伝えてやると言い出します。
アステリアはそれだけはやめてと悲鳴を挙げました。
部屋の前で護衛している女性兵士が無事を確認してきました。
アウラニースはそれを面白いと感じたのでもう一度やってみようと提案しています。
ソフィアはマリウスにばれると叱られると言ってアウラニースを諫めてくれました。
アステリアはソフィアが苦労人なんだと分かり急速に意気投合しています。
アウラニースは一瞬不満顔を示しますが、どうでも良いかと切り捨てました。
細かい事は気にしないってアウラニースの性格にホルディアは大きく助けられているように思えます。
派閥争いとか発生しないからね。
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翌日はイザベラの希望でアイテム制作に必要な素材採集に向かう事になります。
ランレオ側はマリウス達の相手をする集団にエレンを入れて来ました。
これはバーラ王女の計らいのようですね。
彼女はマリウスとアネットが王立魔導学院でエレンと親しくしていた事を覚えていたのでしょう。
顔合わせでエレンを紹介されたマリウスとアネットは驚いています。
お互いに今の立場を理解しているので友達同士が旧交を温め合う展開にはなりませんでした。
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向かう先はヴェラ森林です。
ホルディア側はマリウス、アネット、イザベラ、ミレーユ。
ランレオ側はバーラ、ソーロ、ミール、ナナン、エレンが参加しました。
マリウスの転移魔法で全員一緒にヴェラの森に転移しました。
マリウスの魔法を始めて体験するランレオ側は驚いています。
バーラはマリウスの転移魔法の細かい特性まで理解しているようです。
マリウスはそれに驚いていますね。
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森の中に入るとイザベラは興味深そうに周囲を見ています。
珍しい素材があるのか自分の役目を忘れているようですね。
イザベラの頼みで途中で素材採取をする事になりました。
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ランレオが案内する素材の採集場所に向かう事になります。
アネットは森の様子がおかしい事に気が付きました。
彼女に指摘されて虫や小さな動物が居ない事に気が付きます。
ランレオ側に確認すると確かにおかしいって話になります。
森の主としてヒュドラが存在しているそうですよ。
ランレオ側は自分達に危害を加えて来ないので刺激しないように採集をしていたそうです。
アネットに頼んで森の動物を呼び出して貰う事になりました。
やって来たのは三匹の蜘蛛でした。
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蜘蛛から森の主の気配が今までよりも怖くなったので他の虫や動物は森から逃げ出したと教えられます。
蜘蛛たちは自分達の餌が取りやすくなったので森に残る事にしたそうです。
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ヒュドラの気配が変わった理由を考え出産している可能性に思い至ります。
ランレオの人達はモンスターを無暗に敵視していないと言っていたのですが自分達の都合で呼び出して欲しいと言ってきました。
アネットが嫌そうな顔をしています。
アネットとしては人間の身勝手さは目に余るようですね。
マリウスはアネットの心境を尊重することにします。
ヒュドラに話しかけ貰い彼らの考えを聞き出して貰います。
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ヒュドラから敵対しないのであれば採集を認めると言われました。
後で顔を見たいと言われたので採集の後、会いに行く事になりました。
採集場所に到着した一行は素材の採集を行います。
イザベラが感激していますね。
ホルディアでは入手困難な素材に溢れているそうです。
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採取が終わったのでヒュドラに会いに行く事になりました。
ランレオ側の面々はマリウスが居るので安心ですと言って信頼を寄せてきました。
マリウスもアネットと自分が居るので問題は無いと考えますが一応不意打ちに備える事にします。
マリウスに頼られてミレーユが嬉しそうにしています。
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一行は森の奥でヒュドラと対面する事になりました。
アネットが交渉して爪、牙、鱗を譲って欲しいとお願いしました。
これらは生え変わるので不要になったモノを頂戴ってお願いしました。
ヒュドラは力を示せばあげても良いよと答えます。
マリウスが力を示そうとすると彼の装備品がヒュドラから貰う部位を使って作れる装備品よりも高性能な事を指摘されました。
作成した装備品を使う人間が強さを示して欲しいと言われたのでバーラとミレーユがヒュドラと戦う事になります。
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ミレーユとバーラは即座に連携をどうするか決めます。
ミレーユが前衛になりバーラが支援する事が決まりました。
即席コンビなのですが上手く連携しています。
バーラが強化魔法をかけたミレーユはヒュドラの事を殴っています。
大きなダメージは与えられなかったのですがヒュドラは二人の力に満足しました。
素材をくれましたよ。
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そこから先はイザベラの出番でした。
ヒュドラから貰えた素材を使ったアイテムを作ってみる事になります。
アイテム袋から錬成を必要な道具を取り出すイザベラを見てランレオの人々は吃驚しています。
イザベラが強壮薬を作り始めました。
イザベラのやり方を見ていたランレオの面々は「速いっ?」と驚いています。
あっという間に強壮薬が完成しました。
ランレオの面々はおかしくない?と疑問を持っています。
イザベラは錬成にマジックアイテムを使っているようですね。
ランレオの面々の反応からマリウスはイザベラの作成速度が異常だって事に気が付きました。
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イザベラに刺激されたバーラが対抗しようとしています。
複数のアイテムの作成方法を見せると言っています。
慌ててランレオ側の責任者ソーロに止められています。
ランレオの作成方法を一つ見せてくれる事が決まりました。
イザベラはランレオのやり方楽しみにしていますね、と挑発的に答えています。
バーラは外交には向いていませんね。
マリウスはお互いの知識と技術を見せ合い切磋琢磨するのは良い事だと感じています。
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マリウスはまだバーラの変態性を知りません。
それをしったら彼女への評価が変わるでしょうか?
バーラは隙が大きいように思えるので、どこかで変態だって事がバレそうだよ。
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ランレオはホルディアに付くか敵対するか見極める事になりそうです。
アステリアとマリウスは人間なので寿命があります。
彼らが没した後もアウラニース一派がホルディアに加担するかは不明です。
その辺りが思案のしどころのようです。
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巻末付録 エレンが選ばれた理由
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帰宅しようとしているエレンが上司のソーロに声を掛けられます。
ホルディアから使節団がやってくるので出迎えるメンバーとして参加して欲しいと命じられます。
エレンは何故自分が選ばれたのか納得できないようです。
ソーロからバーラ王女の意向だと伝えられ納得しています。
エレンはフィリップの推薦を得て王宮にある工房で働き始めました。
給料は良いし文句は無いのですがコネで採用されたと思っているみたいです。
彼女の両親も王都に引っ越してきて一緒に暮らしています。
ホルディアの使節団にマリウスとアネットが居ると聞かされて驚いています。
昔の様には話せないと感じて寂しく思っているようです。
何となく虚しさを感じているエレンに母親は恋人を作れとアドバイスしたそうです。
エレンは恋人ができれば虚しさが埋まるのか疑っています。
自分が枯れているのか疑っています。
モヤモヤするのはマリウスが悪いと結論付けてます。
彼の名前が出てきた事に首をかしげていますね?
エレンはマリウスに惚れているように思うのですがどうなんでしょうね?
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成分 | 美少女 | 戦闘 | 友情 | ラッキースケベ | 恋愛 | 巨乳 | 並乳 | 貧乳 |
評価 | AAA | AA | A | B | B | B | AA | B |
名前 | 種族 | 性別 | 職業 | 乳 | マリウスとの関係 |
マリウス | 人間 | 男 | 魔法使い | ||
アネット | 人間 | 女 | モンスターマスター | 並 | 第二夫人 |
ディラン | オーク | 男 | アネットの友人 | 仲間 | |
ベン | コボルト | 男 | アネットの友人 | 仲間 | |
アステリア | 人間 | 女 | ホルディアの女王 | 巨 | 第一夫人 |
ミレーユ | 人間 | 女 | 近衛兵、侍女 | 並 | 仲間 |
イザベラ | 人間 | 女 | 魔法技術部主任、侍女 | 貧 | 仲間 |
ゾフィ | 夢魔の魔人 | 女 | マリウスの従者 | 巨 | 臣下 |
アルマ | 夢魔 | 女 | マリウスの従者 | 巨 | 臣下 |
エルム | 夢魔 | 女 | マリウスの従者 | 巨 | 臣下 |
ソフィア | ヴァンパイア始原種 | 女 | 魔王・アウラニースの臣下 | 巨 | 仲間 |
アイリス | クラーケンギガース | 女 | 魔王・アウラニースの臣下 | 巨 | 仲間 |
ヴァネッサ | 人間 | 女 | 殺し屋 | 巨 | 仲間 |
デカラビア | スライムの魔王 | 男 | 魔王 | 仲間 | |
ヴェール | ジャイアントワーム | 男 | 友人 | 仲間 | |
ロヴィーサ | 人間 | 女 | フィラート王国の王女 | ? | 仲間 |
カテリーナ | 人間 | 女 | フィラート王国の貴族 | ? | 仲間 |
エレン | 人間 | 女 | ランレオ王立魔導学園の同期生 | 貧 | 友人 |
バーラ | 人間 | 女 | ランレオ王国の王女 | 並 | 同期生 |
アウラニース | タイラント | 女 | 魔王 | 巨 | 仲間 |
ヴァプラ | 鬼 | 男 | 魔王 | 仲間 | |
ドリー | 妖精 | 女 | 世界樹の主? | 貧 | 知り合い |
フローラ | 人間 | 女 | 侍女 | ? | 臣下 |
ネクストライフ 15 (ヒーロー文庫)
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