ラノベの感想) ソードアート・オンライン プログレッシブ 第8巻 (電撃文庫)
概略:
コルロイ家の不正を暴く為に厩舎に潜入したのですがキリトの拘りにより作戦がおかしな方向に推移します。コルロイ家のバーダンの策謀によりニルーニルが生命の危機に瀕する事になります。彼女を救うにはドラゴンの血を手に入れる必要がありました。フロアボスがドラゴンなので早急に攻略する必要があります。攻略にはカジノ最高の景品ソード・オブ・ウォルプータが必要です。キリトとアスナは闘技場で大勝ちを狙う事になります。
レーベル:電撃文庫
発行日:2021/6/10
著者:川原礫
イラスト:abec
ISBN:978-4-04-913830-6
雰囲気:潜入、計画破綻、珍味、博打、夜の主、ドラゴン戦、夜の民、リゾート、水着
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アスナ、アルゴ、キズメル、ニルーニルが大浴場で入浴しています。
キズメルがアスナの背中に指を這わせて悪戯していました。
アルゴからキリトも一緒に入りたかったと言われてアスナが照れています。
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女性陣がお風呂を満喫している頃キリトはコルロイ家のモンスター厩舎に潜入していました。
不正の証拠を掴む目的だったのですが思わぬ展開に発展します。
厩舎の中でモンスターを染料で染めている現場に遭遇しました。
ここまでは上手く調査が進んでいたのですが・・・
モンスターが言うことを効かず困った調教師がモンスターを痛めつけています。
それを見ていたキリトはモンスターを助けようと考えました。
顔を見られるわけにはいかないので布袋を被り顔を隠します。
調教師達に染料が入っている壺を投げつけて目くらましに使いました。
調教師達が目を眩ませている隙にモンスターを連れて逃げ出しました。
モンスターを抱えながら曲芸のような体裁きで街の壁を乗り越えてフィールドに逃げました。
藪の中に隠れてからメッセージを使いアルゴを呼び出しました。
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ニルーニルの指示でアルゴと一緒にキオまでやって来ました。
連れ出したモンスターにキオが持って来た脱色剤を使い毒が混じっている染料を洗い流します。
その後モンスター用の回復剤を飲ませるとモンスターは回復しました。
計画ではキリトが助けたモンスターに闘技場で脱色剤を使いコルロイ家の不正を暴こうと考えていました。
キオがキリトを咎めてきますね。
キリトは戦えない状態のモンスターが痛めつけられていたのが許せなかったと答えます。
アルゴも呆れているみたいですがキリトらしいと思っているようだね。
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キリト、アルゴ、キオの三人はキオの案内でニルーニルの部屋に戻る事になります。
この時に隠し通路を使う事になりました。
アルゴ、キリト、キオの順で一人が通れる幅しかない隠し通路を進みます。
キオが最後尾なのは入り口を閉めるためです。
アルゴは通った事があるらしく道順をしっていました。
通路の出口で開閉スイッチを押す必要がありました。
アルゴの身長では届かない位置にスイッチがあります。
困っているアルゴをキリトが脇に手を入れて持ち上げています!!
アルゴが驚いていますね。
アルゴとキリトの気安さが伝わって来ました。
あすなにも同じ事してないだろうな?と警告されています。
アルゴは次に同じ事したら脇腹掴み代を取ると言ってますね。
払えば掴ませてくれるんだ!!
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出口はニルーニルの部屋の衣裳部屋に繋がっていました。
キリトがちょっと照れています。
ニルーニルにキリトがコルロイ家の厩舎で見た光景を説明する事になりました。
コルロイ家の厩舎で騒動を起こしたのでナクトーイ家の人間かバレていないか問われる事になります。
キリトは布袋を被って行動に出たので問題無いと答えます。
ニルーニルから変装姿を見せてと言われてしまい関係者の前で布袋を被ってみせる事になりました。
アスナ、アルゴ、キズメルは笑っています。
ニルーニルも大笑いしていました。
感情表現が乏しいキオまで笑いを?み殺しています。
キリトは計画が破綻して暗い気分が解消されるなら良いかと前向きに考え羞恥心を逃れる事にしています。
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アルゴに連れられてキリト、アスナ、キズメルが食事に行く事になります。
アルゴのお勧め店に向かう事になりました。
キリトが見た事もない料理が出てきましたよ。
アスナは料理の元ネタを知ってたね。
キリトは彼女の博識ぶりに驚いています。
アルゴも同じ知識を持っていました。
味は大変良く大満足しています。
キリトが奢る事になっています。
まあ女の子3人と一緒に食事できたんだから奢るくらい何てことないよな。
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キリトがニルーニルの配下とバレていないと確認できたので対策を協議する事になります。
モンスターを用意できなかった家にペナルティが課される事になっています。
ニルーニルはその取り決めを利用してコルロイ家の厩舎を捜索する権利を要求する事になりました。
コルロイ家はニルーニルも捜索に同行する事を要求してきました。
それを聞いたニルーニルとキオが苦々しい顔をしています。
嫌がらせだと言ってますね?
キリトは臭い厩舎にニルーニルを同行させる事を嫌がらせと考えていました。
後でコルロイ家の嫌がらせがニルーニルの命に係わる大事だったと分かります。
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コルロイ家はモンスターを入れる大きな扉を開けて太陽光線が入り込むようにしていました。
ニルーニルは連れてきた配下を縦に並ばせて歩かせます?
キリトもそれに加わり不思議そうにしています。
ニルーニルはキオに支えられて影の中を歩いていますね?
キリトが潜入した時の記憶を頼りに不正の証拠を探す事になりました。
怪しそうな扉を開けると蛇型のモンスターが飛び出してきました。
キリトとキオが攻撃してモンスターを止めようとします。
蛇型モンスターは途中で身体を切られてしまうのですが頭が残っていました。
ニルーニルが噛まれてしまいます!!
蛇型モンスターは銀を流し込む特殊な毒を持っていました。
ニルーニルが倒れてしまい捜索は中断される事になりました。
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キオはニルーニルを寝室に運び込んで何らかの治療を行います。
キリト達は部屋の外で待つことになりました。
キオからニルーニルがドミナス・ノクテという夜の主だと説明されます。
キリト達は吸血鬼だと理解しました。
キズメルから夜の主は高貴な存在なので吸血鬼という呼び名は使わない方が良いと注意されました。
夜の主なので銀を直接体内に流し込まれて倒れてしまったのね。
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キオはニルーニルを仮死状態にして毒の進行を押さえました。
キズメルから銀の毒を解毒する方法が一つだけあると教えられます。
それはドラゴンの血でした。
このフロアのボスがアイクラッドで遭遇する初めてのドラゴンとなります。
ニルーニルを救うにはフロアボスを倒す必要が出てきました。
ニルーニルのHPが尽きるまで二日しかありません。
早急にフロアボスを攻略する必要があります。
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キリトとアスナはキズメルの汚名を濯ぐためにフォールン・エルフから秘鍵を取り戻す必要があります。
フロアボスを攻略するとなるとキズメルのイベントを継続する事は難しそうです。
キリトとアスナは判断に困ってしまいます。
キズメルがニルーニルを助けようと言い出しました。
アルゴからフロアボス攻略とフォールン・エルフのイベントを同時に進行させる事が可能だと示唆されます。
コルロイ家の当主バーダンがフォールン・エルフと取引している可能性を示唆されます。
彼にはフォールン・エルフと連絡を取り合う何らかの方法を持っている事が予想されます。
キリト達はボス攻略とフォールン・エルフ攻略を同時に進行させる事になります。
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ボスを攻略するには迷宮区を突破する必要があります。
現時点で攻略は始まっていないので短時間で突破する必要がありました。
そこでカジノに展示されている最高ランクの景品ソード・オブ・ウォルプータを入手する必要が出てきました。
ソード・オブ・ウォルプータの性能は破格で2大攻略ギルドALSとDKBが連日カジノに入り浸っています。
カジノではコルロイ家のイカサマが行われていて最終戦まで当てる事が出来る虎の巻きが配られています。
二つのギルドが違う方に掛ければどちらかがソード・オブ・ウォルプータを手に入れる事ができます。
しかしALSとDKBは双方とも外れを引く気はありませんでした。
キリトとアスナは第三勢力として賭けに参加する事を決めます。
装備品を売り払って資金を捻出します。
アルゴとキオも資金を提供してくれました。
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キリトとアスナは闘技場で賭ける役割を担います。
大勝してバーダンを闘技場視察に誘き出す目的を持っていました。
闘技場で大勝する客が現れるとバーダンが闘技場を視察に来ます。
アルゴとキズメルはバーダンが部屋から出ている隙にフォールン・エルフとの連絡手段を探す役割を担っていました。
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キリトとアスナは相応しい服装に着替えてカジノの闘技場に向かいます。
カジノに入るときにアスナがキリトと腕を組んできました。
アスナはこういうものだと言って恥ずかしさを誤魔化しているようです。
実はキリトと腕を組んでみたかったって事で良いのかな?
アスナはキオに借りた黒いドレス姿になっています。
キリトを発見したキバオウが声を掛けてきました。
アスナのドレス姿に驚いていますね。
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虎の巻きのお陰でキリトとアスナは順調にコインを増やしていきます。
最終戦ALSとDKBは虎の巻きで指示されたのと反対に賭ける事を選択しました。
賭ける対象が一致しています。
キリトとアスナはALSとDKBの反対に賭けることにしました。
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最終戦が始まりキリトとアスナが勝ちそうになりますがコルロイ家は更なる仕掛けを用意していました。
闘技場のルールで双方のモンスターが相討ちになった場合掛け金は主催者が総取りする事になっていました。
キリトとアスナは短時間で不正を行っている方法を見つけ出す事になりました。
アスナが闘技場で戦っているモンスターの色が微妙に変化している事に気が付きました。
キリトがモンスターを照らしているライトに仕掛があると気が付きます。
席に備え付けられている金属ペンを投げつけて光を反射させているレンズを破壊しました。
キリトとアスナが同時に金属ペンを投擲しています。
不正を行う装置を破壊されたので相討ちとはならずキリトとアスナは最終戦の結果を当てました。
二人が当たったのでALSとDKBは外れてしまいます。
キリトとアスナは景品の交換に向かいます。
長らく飾られていたソード・オブ・ウォルプータが入手されたので拍手が巻き起こっています。
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キリトはALSとDKBが残宴会を行っているレストランに向かい交渉する事になりました。
ボス攻略で活躍した方にソード・オブ・ウォルプータかギルドフラッグを破格の低価格で売ると約束します。
負けた方にも残った一方を破格の低価格で売る事を約束しました。
ALSとDKBはヤル気になり迷宮区を目指して進む事になります。
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ALSとDKBが迷宮区へのルートを攻略している間にキリト達は秘鍵イベントを進めます。
アルゴとキズメルがバーダンの部屋で発見した地図を使いフォールン・エルフを呼び出す事になります。
地図はバーダンとフォールン・エルフ双方が同じものを持っていました。
地図に血を垂らして会いたい場所を指定します。
地図の端に24時間方式の時計として機能する印が存在します。
そこに血を垂らして時間を指定する事になっていました。
フォールン・エルフが反応して場所と時間を指定してきましたね。
地図の中にYesとNoを示す印があったのでYesと返答して待ち合わせ場所に向かいました。
フォールン・エルフのイベントを攻略して続けてボスに挑む予定なのでニルーニルを背負ったキオが付いてきました。
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待ち合わせ場所の近くで隠れて待っています。
フォールン・エルフが現れたのですが誰も居ないと判断して彼らは帰って行きます。
キリト達は後を付けてフォールン・エルフの根拠地に案内して貰おうと考えていました。
フォールン・エルフが向かった先は迷宮区でした!!
迷宮区の中で見失ってしまいます。
キリト達はボス部屋に向かって迷宮区を進む事にしました。
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ボス部屋の近くまで進み安全地帯でALSとDKBを待つ事になります。
彼らよりも速く到着してしまいました。
休憩しているとエギル達がやって来ましたよ。
カジノで彼らを見かけなかったのは敵がワンサカ発生する方のルートを通って来たからでした。
エギルからALSとDKBが直ぐにやって来ると教えられました。
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ボス戦が始まります。
DKBのリンドが全体の指揮を取る事になっています。
破格の装備が貰えるのでALSとDKBが張り切っています。
初めてのドラゴン戦だったのですが順調にHPを削っていきます。
ゲージが残り1本になった段階でそれまでと違う攻撃を受ける事になりました。
ドラゴンが飛行して天上付近から範囲攻撃してきました。
ニルーニルを背負ってボス部屋に入って居るキオまで飛ばされてしまいます。
衝撃でキオは気絶してしまいますが仮死状態だったニルーニルが目覚めました。
陣形が崩れてしまい大きなダメージを受けています。
ドラゴンの追撃が入ると死者が出てしまう危機に陥っています。
ニルーニルがソード・オブ・ウォルプータを使用する事になりました。
彼女がソード・オブ・ウォルプータを握ると形状が変化しましたね。
ニルーニルが必殺の一撃を放ちましたがドラゴンが旋回して斬撃を回避しようとします。
左の翼と腕を切り飛ばしましたが倒す事は出来ませんでした。
仮死状態が解けたうえ無理をしたのでニルーニルのHPが減り始めます。
キリトは咄嗟に自分の血を吸わせる事にします。
ニルーニルは躊躇しましたがキリトの彼女を助けたいって言葉を聞いて従ってくれました。
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ニルーニルに血を吸われた事でキリトは彼女の眷族になりました。
ソード・オブ・ウォルプータは破格の性能を持っているのですが扱うには厳しいペナルティを受け入れる必要がありました。
装備者の経験値を消費して破格の性能を発揮する特性を持っていました。
ニルーニルから今のキリトならば問題無く使える言われてキリトがソード・オブ・ウォルプータを使いドラゴンを倒しました。
ドロップアイテムとして竜の血を獲得できたのでニルーニルに飲ませる事が出来ました。
ドラゴンの血を飲んで銀の毒が中和されニルーニルは助かりました。
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キリトに重い判断が残されました。
ALSとDKBのどちらがより活躍したか判定する役目が残されています。
悩んでいるキリトにキバオウから申し出がありました。
今回のボス攻略ではレイド瓦解の醜態をさらしたので次のボス攻略で判断して欲しいと言われました。
キバオウは攻略ギルドのリーダーとして成長しているように思えるね。
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復活したニルーニルが迷宮区に存在するフォールン・エルフの隠れ家探しに協力してくれました。
彼女がフォールン・エルフの隠れ家を発見してくれましたよ。
そこには上層階への転送装置が安置されていました。
使い方は分からないのですがフォールン・エルフの根拠地に向かう手段を得る事になりました。
後は転送装置の使い方を調べるだけです。
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ボス戦で活躍したエギル達もニルーニルからビーチリゾートの入場証を貰えました。
キリト達と一緒にビーチリゾートで打ち上げを行っています。
ニルーニルの眷族《夜の民》になってしまったキリトはスキル全般が上昇しています。
器用にフルーツの皮剥きをしていますね。
一緒にフルーツを剥いているキオがこの層に留まるよう説得してきました。
キオと彼女の弟はニルーニルに恩義を感じています。
キオの父親はコルロイ家でモンスターを捕まえる仕事をしていました。
しかしモンスター捕獲中に死んでしまいました。
母親は既に他界していて身寄りが亡くなった二人をバーダンは屋敷から追い出したそうです。
路頭に迷っていた二人をニルーニルが救いました。
大恩あるニルーニルを救ったキリトを助けようとしてくれます。
キリトはアインクラッド攻略を目指しているので留まる事はできません。
NPCのキオにそれは言えない事なので冒険者だからアインクラッドの一番上を目指さなきゃと説明しています。
キリトは真実を説明できない事に罪悪感を感じている?
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アスナ、アルゴ、キズメル、ニルーニル、キオはアスナが作った水着を着ています。
キリトは水着美女を目撃する事になりテレテレです。
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キリトとキオが作ったフルーツパンチを飲み干したエギル達は部屋に引き上げます。
キリトはビーチチェで寝そべるアスナに見惚れていますよ。
アスナにいつまで見てるの?と問われて「綺麗だなーと思って」と素直な感想を述べています。
アスナが照れてますね。
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アスナがニルーニルに向かって自分も夜の民にして欲しとお願いしています。
ニルーニルはアスナのお願いを柔らかく拒否しています。
キリトと二人旅をするなら昼間キリトを守る存在が必要だと諭します。
アスナへの説明を兼ねてファルハリの話が語られます。
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ファルハリは夜の主だったそうです。
ここまでの層でドラゴンに遭遇しなかったのはファルハリが全て倒してしまったからだそうですよ。
この層でもドラゴンを倒して立ち去ろうとしたそうですが住民に歓迎されたそうです。
この層の住民はファルハリが夜の主と知っても怖がらなかったそうです。
歓迎された事を嬉しく感じたファルハリは生贄に捧げられてた娘を娶って留まる事にしたそうです。
娘は双子の男の子を生みました。
これがコルロイ家とナクトーイ家の起こりです。
夜の主が子供を作っても生まれた子供が夜の主になる可能性は低いそうです。
夜の主が吸血した相手は夜の民となります。
夜の民が吸血しても眷族は増えません。
二人の息子は夜の主ではありませんでした。
自分達が老人になっても夜の主のファルハリは若いままです。
家督を継げず死ぬ事になると恐れた双子はファルハリが寝ている間に日光に晒し銀の剣で突き刺した彼を殺しました。
ファルハリを殺した事を住民に隠してカジノで闘技場を始めました。
ファルハリの孫のニルーニルはたまたま夜の主として生まれたそうです。
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バーダンがニルーニルの暗殺を狙っているのは彼女の方が寿命が長いからのようです。
バーダンの息子は幼く成長してモンスターを使役する能力が発現する前に自分が死んでしまうと考えているのね。
息子が力を付けるまでニルーニルの世話になるのが嫌で共倒れを狙っているようです。
ニルーニルはバーダンの息子が成長するまで面倒をみるつもりではあるようですがバーダンはそれを受け入れられないようです。
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キリトはニルーニルとキオを冒険の旅に誘いました。
ニルーニルが嬉しそうに大笑いしています。
生まれてから一番魅力的な誘い文句だったけど一緒には行けないと言われました。
残念。
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キリトは日光の直射を受けられなくなりました。
血を吸いたいとは思わないそうですよ、そこは良かったよね。
アスナとキズメルの血をチューチュー吸う事にはならずに済むみたい。
銀製品もダメで銀貨を持つと指を火傷する身体になっています。
一緒に行動するアスナとキズメルは苦労する事になりそうです。
キリトは日中行動制限がありそうなのでアスナとキズメルが守る必要があるみたいです。
どうするんだろう?
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