ラノベの感想) アクセル・ワールド 第19巻 ―暗黒星雲の引力― (電撃文庫)


帝城に侵入したハルユキ、楓子、メタトロンはグラファイト・エッジ(グラフ)とトリリード・テトラオキサイド(リード)に中を案内して貰います。
グラフは長い事帝城に居るようなので中の仕掛けに詳しいです。
彼の案内で安全圏に移動してグラフが何故、無制限EKから脱出できたのかなどを聞いていました。
グラフの話では真意技には段階がありグラフは第三段階の技を使えるようになっているそうですよ。
グラフの技は常識外ではありましたね。
楓子などの旧メンバーが剣が本体の人と言うのも頷ける技ですね。
グラフの<ルークス>を極薄まで真意で研ぎ澄まして帝城の内側の門を開けたそうです。
外に逃げるのは守護獣がいて無理みたいと言ってました。
楓子は無制限EKから脱出した事を旧ネガネビュラスのメンバーに知らせなかった事を怒っていましたがこれには理由があったね。
グラフは連絡先を知らんと言ってるね、結構緩いな。
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グラフは帝城の中に逃げ込んだ事でリードに会って弟子に出来たと言ってますね。
って事はリードは帝城の中に居たって事になるよね。
グラフが真意技の解説をしたりしてました。
その後は帝城に残されている七番目の神器の話をしていますね。
<ザ・フラクチュエーティング・ライト>のネーミングが漢字名の「揺光」と唯一対応していると言ってるのが興味深いですね。
ハルユキと楓子は時限設定をしてダイブしてきていたので残り時間が少なくなり一旦現実世界に戻ります。
そこで楓子が少し気弱になっているね、ハルユキに勇気を頂戴とか言って手を握って来るぞ!!
ハルユキの対応が何だかカッコよくないですか、大分成れて来てますね。
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戻ったハルユキと楓子はグラフとリードを見失いますね。
二人は時間が出来たのでリードの訓練を兼ねて帝城内のエネミーを狩ってますね。
リードの使う強化外装の<ジ・インフィニティ>が物凄く重いのが分かりましたね、持たせてもらったハルユキは驚いています。
ハルユキとリードはタッグを組んで一体のエネミーを倒しました。
ハルユキがエネミーのタゲを取り続けてリードが攻撃してダメージを与える作戦を取りました。
結果は上手くいきエネミーを倒す事ができました。
がハルユキは自身の戦闘スタイルに弱点があるのかもと思い始めグラフに相談しました。
グラフはハルユキの動きは良いと言ってくれますが武器を持っていないアバターの弱点である攻撃力の低さを指摘しました。
それは今後のレベルアップボーナスで解消するかスタイルを再考するかの方法があると言ってますね。
格闘タイプで剣を持っている黒雪姫のヤバさに付いて力説してましたね。
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グラフは自分が知っている過去の話をしてくれました。
開発者が二人居ることなどを語ってくれました。
元々仮想世界での戦争があり、<ザ・フラクチュエーティング・ライト>を現実世界に出したい一派と出したくない一派の間で戦争をしたそうです。
管理者権限を持つ端末を取り合い出したくない一派が先に端末にたどり着いたそうです。
出したくない一派が<ザ・フラクチュエーティング・ライト>を仮想世界に閉じ込める事に成功して帝城とそれを守る聖獣を作り出したそうです。
出したい一派が到着したときには帝城はロックされていて、<ザ・フラクチュエーティング・ライト>を現実世界に出せない状況だったようです。
出したくない一派のボスは出したい一派のボスに倒されたと言ってますね。
そこで出したい一派のボスが帝城に設置された<ザ・フラクチュエーティング・ライト>を現実世界に連れ出す為に三つの世界を作り出したと言ってますね。
帝城を攻略させる為の三つのアプローチと言ってたね。
アクセル・アサルト、ブレイン・バースト、コスモス・コラプト。
AAは対人戦メインの高速シューティング、CCは対エネミー戦メインのハック・アンド・スラッシュと言ってるね。
でBBだけが残っていると。
ハルユキが感じていたBBの違和感は開発者が二人居たからのようですね。
帝城の絶対に攻略させないぞという設計思想とそれ以外のフィールドでの対戦メインの設計思想の違いは設計者が違うからね。
その目的も真逆だしね、帝城は<ザ・フラクチュエーティング・ライト>を仮想世界に留めておく為のものであり、それ以外の世界は帝城を攻略する為に訓練環境と言ってしまってもいいのでしょう。
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気になるのはグラフの使うゲーム用語が古臭いとハルユキが感じている事ですね。
彼の正体も気になる所ではあるんだよね。
黒雪姫も現実世界で会った事は無いと言ってるからね。
BBの最初期のメンバーだったとは言ってるよね。
<ザ・フラクチュエーティング・ライト>を封印から解放したらどうなると思うかとのハルユキの質問に対してグラフは解らないと答えてますね。
しかしグラフの考えとして「現実世界だ。お前たちのリアルが変わっちまうようなインパクトを、あの光は秘めている・・・俺はそう信じてる」と言ってますね。
何かを知っていそうな発言ではあるんだよね。
帝城からの脱出時にリードも付いてくる事になりました。
ハルユキ、楓子と一緒にリードも帝城から外に出る事に成功しました。
後でハルユキに連絡をくれる事になっているようです、彼がレギオンに参加してくれれば大幅な戦力増になるね。
グラフは今回は帝城に残る事にしました、帝城の内側からの彼の支援が無ければ帝城から脱出できない状況だったからなのか、まだ中で何かを調べるのかは分かりません。
ハルユキに謡へ向けての伝言を託しているので何れは帝城から出るつもりではあるようですけどね。
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赤のレギオンでも幹部会議が開かれてニコの爆弾発言が発せられました。
カシス・ムース、シスル・ポーキュパインは驚いてますね。
ニコは加速研究会と白のレギオンが同一組織でそれを打倒する為に黒のレギオンと合併すると宣言しました。
これは驚くよね。
今の赤のレギオンの幹部はカシス、シスル、パドの<三獣士>と呼ばれる三人だけみたいです。
そこでニコはカシスとシスルに説明と説得を試みたようですね。
ニコは自分の親であるチェリー・ルークに災禍の鎧が渡りジャッジメントブローで加速世界から追放するはめになりました。
だからニコにとって打倒加速研究会は自分の問題であるので黒のレギオンに協力したいと考えていると覚悟を説明しました。
大丈夫かなと思いましたが、カシスとシスルはニコに賛成はしてくれるね。
付いてくる事になりますが、問題は前王のレッドライダー時代からのレギオンメンバーの説得だよね。
古参メンバーが多そうなのでレベルも高そうなんだよね。
レッドライダーを全損させた黒の王と合併するのに拒否反応が出そうだよね。
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楓子は帰った直ぐ後にニコとパドがハルユキの家にやって来ました。
ニコはハルユキに黒雪姫を呼んで欲しいと言ってきました。
ハルユキも楓子と言ってきた帝城での探索結果を報告する為に連絡しようとしていたので丁度良かったのかもね。
黒雪姫は直ぐにやって来るね。
そこでニコから合併の話を持ち掛けられます。
黒雪姫も予想はしていたようですね、ニコは梅里二中に進学するとか言ってたので。
黒雪姫はニコの申し出を受け入れて合併する事にしました。
ハルユキは楓子と行ってきた帝城での出来事を報告します。
黒雪姫はグラフがハルユキを選んで話をしたのは、聞いても素直に驚くだけで突っ込んで質問をしないからだなとか言ってますね。
ハルユキは黒雪姫がグラフの話を聞いてもレベル10を目指すのか気になり聞いてみますね。
黒雪姫は変わらずレベル10を目指すようですね。
黒雪姫はグラフが闇雲にレベル10を目指す自分を止めようとしているのかもと予測はしてますがね。
ニコが割と的確な指摘をしてるね、ニコは開発者と戦いんだろと言ってるな。
黒雪姫がグラフから聞いたBBの目的と赤のレギオンとの合併話をメールにまとめてメンバーに配布する事になります。
話が終わると夕食を作って食べる事になりますね。
坦々麺を作る事になりました、パドが上手だったようですね、参考にしたレシピサイトの写真とそっくりのものが出来たと言ってる。
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ハルユキはランカーを付けっぱなしで寝てしまい夢を見ました。
夢の中にメタトロンが出てきてハルユキと会話していますね。
メタトロンはグラフの何かを警戒したと言ってますね。
帝城を再び訪れて「自らの存在する意味を知る」とメタトロンは言ってますね、意味深だな。
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翌朝、ハルユキの母親(有田沙耶)がリビングに居ましたね。
初めての登場ではないですか、結構美人さんだな。
昨日の残りの担々麺のスープを飲んでるぞ。
誰が作ったのか不思議だったようですね、ハルユキに聞いてますね。
ハルユキは「学校の先輩と練馬に住んでる友達」と返答してますね、曖昧だな。
「男の子?女の子?」との質問にも「ご想像にお任せします」と答えるな。
ハルユキの行動としては珍しいんだよね?母親に報告と質問してるね。
生徒会役員選挙に立候補する事を報告し、演説の上手い話し方を質問してるね。
ハルユキの真意を聞かれるね、何の為に立候補するのかと。
ハルユキは何かをしたいと思っていると答えてますね。
沙耶さんは結構良いアドバイスをくれるね「聞いてる人の心にどれだけ届くかよ」と言ってくれました。
演説の草稿が出来たら見てくれるようですね、よかったな。
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ハルユキは自分を生徒会役員選挙に誘った生沢さんい返事をしました。
一緒に誘われていたタクには既に立候補する事を伝えてあり一緒に彼女にスカウトに応じると伝えました。
生沢さんは何故ハルユキとタクムを誘ったのかを説明してくれます。
どうも彼女の目には二人は何らかの行動を起こせるタイプに見えたようです。
メンバーは四人必要なのであと一人探す事になります。
選挙戦を戦うのにチーム名が必要になるようですね、ハルユキは「プロミネント」を提案しました。
生沢とタクムも気に入ったようでうすチーム名まで決まりました。
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新たにネガネビュラスに参加する事になったプチパケの三人は世田谷エリアの自分たちのホームの隣のエリアに遠征してマゼンタシザーをスカウトに行きました。
世田谷エリアは過疎エリアってのは本当のようですね、あまりバーストリンカーは居ないみたいです。
マッチングリストを確認したショコラは愕然とするぞ、目的のマゼンタはリストに出てきましたがタッグを組んでますね。
単体でタッグに挑戦は可能なようですが勝ちの見込みは低そうだけど、ショコラは思い切ったね。
対戦を申し込んだぞ。
マゼンタと最初に遭遇して少し戦いますが、アボカド・アボイダが追いついてきました。
二人で戦い始めるかと思ったら、アボカドはショコラとの対戦を待ち望んでいたようです、一対一で戦闘が始まりました。
ショコラはハルユキの立体起動を参考したようですね、ビルの屋上からアボカドを落下させて後から自分もアボカドの上に落下して蹴りを浴びせて勝ちました。
マゼンタはまだ体力ゲージが残っていましたがショコラの話を聞く事を受け入れたようですね。
説得は実ったようでマゼンタはネガネビュラスに参加する事を了承したようです。
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登校時に対戦するハルユキとリンの「アシュクロ戦」もいよいよ一学期最後の戦いとなりました。
ハルユキはアッシュローラーの必殺技に対して、円をえがく様に走りアッシュのバイクが壊れてしまい勝利しました。
対戦が終わると日下部綸がバスから降りてきてハルユキに直結を申し込んで来ました。
ハルユキは一瞬だけ動揺しますが、直結をしますね。
思えば遠くまで来ましたね、黒雪姫からの直結の申し入れにあたふたしていたのが遠い昔の事のようだね。
慣れてきてるぞ。
綸はアッシュの伝言を伝えてきましたね、その内容は驚くべきものでした。
アッシュは自分と、ブッシュ・ウータン、オリーブ・グラブの三人を白のレギオンを攻略する領土戦の間、一時的に黒のレギオンに参加させて欲しいと言ってきました。
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白のレギオンとの領土戦に挑む日の昼、ハルユキの家にメンバーが集まり食事会になります。
ハルユキの認識では参加者は以下の九名のはずでした。
黒雪姫(クロユキヒメ)=ブラック・ロータス
倉崎楓子(クラサキ フウコ)=スカイ・レイカー
四埜宮謡(シノミヤ ウタイ)=アーダー・メイデン
氷見あきら(ヒミ アキラ)=アクア・カレント
倉島千百合(クラシマ チユリ)=ライム・ベル
奈胡志帆子(ナゴ シホコ)=ショコラ・パペッター
三登聖美(ミト サトミ)=ミント・ミトン
由留木結芽(ユルキ ユメ)=プラム・フリッパー
日下部綸(クサカベ リン)=アッシュ・ローラー
しかし十人目の存在にハルユキが気がつきましたよ。
ハルユキの行動が面白いぞ、ショコラに向かってどこかのレギオンのリアルアタックを訴えてますね。
黒雪姫に呼ばれます、そして新メンバーを紹介されてしまいました。
ショコラは事前に黒雪姫には連絡していたので彼女に問題は無いでしょうね。
黒雪姫は悪戯が過ぎませんかね?ハルユキがいつ気付くかとシークレットゲストを呼んで置いたと言ってきます。
そこでやっと十人目が紹介されました。
小田切累(オダギリ ルイ)=マゼンタ・シザー
ハルユキは混乱しますね、「まっ、まままぜまぜまぜ」と言ってますね、そりゃ驚くか。
ハルユキが「まぜまぜ」言ったので昼食は混ぜご飯のおにぎりとなりました。
あきらがおにぎりには「からあげ」と言ってのでそれも作る事になります、意外な拘りがあるね。
マゼンダは自分がバーストリンカーに成った経緯とISSキットを使って力を手に入れた目的を語ってくれます。
彼女は病気のようなんだよね、病院内に出来たレギオンのメンバーからBBをインストールして貰いリンカーになったそうです。
同じグループの中で最後にインストールしたアボガド・アボイダの外見をバカにするメンバーが許せなくてISSキットを入手して力を手に入れ、メンバーを全損に追い込んだと言ってます。
どうも彼女はアボガドを守りたかったようです。
アボガドは世田谷から動けないと言ってますね、長い事入院しいるとも言ってます。
命にかかわるようなモノではないと言ってますね、そこは安心して良いようです。
ネガネビュラスのメンバーに会いたがってるので世田谷第五まで来てくれると嬉しいと言ってますね。
これは行く事になるね。
黒雪姫はマゼンタを快く受け入れて彼女はネガネビュラスのメンバーとなりました。
後からハルユキの家に合流したタクムもハルユキと同じ様に驚いてますね。
「まじぇんざっ!?」うんタクムにしては凄い快音だ。
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食事を終えるといよいよ赤のレギオンとの合併会議の場所に向かいます。
中野第一エリアに向かうようですが、ハルユキの家から出て行く行列が壮観ですね。
六種類の制服姿の女子が連れ立って颯爽と歩いてますね。
ハルユキとタクムは最後尾を付いて行ってますね。
タクムの言う「我がレギオンの男女比の甚だしい不均衡について真剣に考えるべき時かもね」発言は実感籠ってるな。
現状二人しか男子メンバー居ないんだよね。
ハルユキはウータンとオリーブの加入で多少改善されると考えているようだけど、この二人男なんだっけ?
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ハルユキは小さかったネガネビュラスがプロミネンスとの合併で組織が大きくなり居場所が無くなる事を心配してますね。
しかしタクムが良い指摘をしてくれるね。
今の様にネガネビュラスが大きくなろうとしているのは全てハルユキが頑張った結果だと言ってますね。
まあ、確かにそうだね、最初は黒雪姫とハルユキだけでスタートしたからね。
旧メンバーの合流や新規メンバーの参加にハルユキが関わってたね。
これは合併する新レギオンのマスターをハルユキにするって話も出てくるのかもな。
合併レギオンが誕生した場合に黒雪姫とニコのどっちがマスターになるかで問題になりそうだよね。
黒雪姫とニコでハルユキをマスターに推すって話はありそうだぞ。

成分美少女情勢変化戦闘恋愛ラッキースケベ
評価AAAAAABBA

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