ラノベの感想) 櫻子さんの足下には死体が埋まっている 第6巻 白から始まる秘密 (角川文庫)
プロローグ
正太郎が櫻子を初めて見た時の感想を述べてますね。
お嬢様と思ったようですね。
第壱骨 土を掘る女性
正太郎は入院中にSNSでPhantomと名乗る友人を得ました。
色々と相談に乗ってくれたり、昼間のテレビ番組を見ながら意見交換とかしていたようです。
退屈な入院生活を楽しくしてくれたようです。
正太郎はPhantomの中の人は櫻子だと予想していますがどうだろうね。
呼び名が少年なのは櫻子のようですけど。
喫茶店で正太郎が櫻子と出会った直後くらいかな二人で骨を発見した事件を思い出していました。
正太郎は祖父の家からの帰り道で何度も櫻子を目撃していました。
櫻子が知り合いの動物園の職員から動物の遺骸を貰いうけている場面を目撃しました。
正太郎の中での櫻子の評価がダダ下がりしますね、あの女になりますよ。
正太郎の祖父の家の近くに住んでいた今は老人ホームに入っている谷内さんが居なくなる事件が発生しました。
正太郎は櫻子の家の近くの神社で谷内さんと一緒にいる櫻子を発見しました。
この時には櫻子を疑い始めているので恐々声を掛けていますね。
後日、正太郎は祖父の家のパソコンの設定をする予定でしたが都合が悪くなったとの連絡を貰いました。
正太郎は櫻子を疑い彼女の家に行ってみました。
そこで見たのが庭でドラム缶を使い骨を取っている櫻子でした。
これは不気味すぎますね、大きさも人間の骨のように見えたようで正太郎は通報しました。
警察がやって来ましたが正太郎は近くに隠れて監視してますね。
正太郎の期待を裏切り警察はあっさり帰りますね。
最後の警察官に正太郎は様子を聞きましたが事件性は無いよと言われてしまいました。
正太郎は意を決してドアベルを鳴らします。
中から若干怒った櫻子が出てきました。
続いてばあやも出てきて正太郎を見てギョッとしましたね、あー成る程ね、惣太郎と似てるから驚いたようだね。
櫻子は正太郎の疑いを晴らす為にリビングの骨格標本を見せてくれました。
自慢げですね、喜々として説明しているのですけど正太郎はあまり嬉しくなさそうです。
説明を聞いているうちに櫻子の評価がちょっと好転しますね。
まさか櫻子も正太郎に笑顔が可愛いとか思われているとは思うまい。
しかしまだまだ警戒心が高い正太郎は名前を聞かれて正太郎と名乗りました。
しかし櫻子は惣太郎に似た名前だったからだろうね「なに?」と聞き返しました。
正太郎は舘脇正太郎とフルネームを言ってしまいました。
この偶然は櫻子も驚いただろうね。
正太郎は谷内さんを探しに行こうとしましたが櫻子は同行を申し出ました。
櫻子は谷内が神社の鳥居を気にしていたと言い出して神社に行ってみる事になりました。
最初に行った神社は四年程前に建て替えられたそうで、そのときに近くの神社を合祀したそうです。
元の神社に行ってみると、居ましたね、谷内さんが。
櫻子は警察と関わるのは嫌だと言い残して去っていきました。
どうも彼女の許嫁が警察関係者だそうで、ばあやが怖いようですね。
少年は手柄を自分で独り占めしたようでその後の対応で罪悪感を覚えるね。
ホームの人からお礼を貰ったので正太郎は櫻子の家に届けに行きました。
櫻子は「丁度よかったよ」と言ってますね。
事件がまだ終わっていないので解決に行こうと言いますね。
ここで正太郎は櫻子が自転車に書かれていた住所を覚えている事に驚いてますね。
櫻子に住所を知られてしまいビビってますね。
櫻子は神社跡の周辺の家を調べてますね。
谷内さんの知り合いを探します。
そこで当時、近所に住んでいた老婆と出会います。
当時の話を聞きましたが、谷内さんはあんまり恵まれた環境に居たわけではないようです。
父親が大工で子供が沢山いたと言ってますね。
子供が多かったので里子に出しているようだが密かに殺しているとの噂もあったとの話が聞けました。
最終的に父親が家を出て行き、数年後に母親も病死したという話が聞けました。
櫻子と正太郎は神社跡の桜の木の下を掘り始めました。
出てきちゃったよ骨が、櫻子の見立てでは居なくなった大工の父親じゃないかと言ってますね。
谷内さんが探していたのは「コレ」だろうと櫻子は言いました。
正太郎は衝撃を受けているな、亡骸をコレと言っている櫻子に驚いているね。
櫻子はまたしても正太郎に通報させますね、通報しないと自分が持って帰るぞと脅してますね。
それは正しかったようですねDNA鑑定の結果、見つかった遺体は谷内さんの父親でした。
櫻子と正太郎は谷内さんに骨を見つけた事を報告に行きました。
谷内さんは当時の様子を語ってくれました。
どうも酔った父親が母親を殺そうとしたようですね。
母親に助けを求められて兄弟と協力して父親を殺してしまったようですよ。
母親は父親の噂を利用して若い女と町を出たことにして神社に遺体を埋めたようですね。
櫻子が泣いている谷内さんに優しく声を掛けているね。
正太郎の櫻子への評価も良くなりましたよ。
同行中、最初は九条さんと呼んでいたんだけど、櫻子と呼べと言われてしまい櫻子さんと呼ぶようになったようだ。
回想が終わると、正太郎は自分が惣太郎の代わりとして九条家に迎えられている現状に不満があります。
正太郎は櫻子の叔父の設楽元教授の元を訪れて惣太郎について聞いてきました。
櫻子の年の離れた弟であり、正太郎には惣太郎の面影があると言われました。
喫茶店を出る時に櫻子に渡してくれと手紙を託されました。
さっき帰ったお客が渡してくれと頼んできたと店主に言われますね。
櫻子の家を訪問する丁度良い切っ掛けが出来たと正太郎は考えていますが、ちと不気味な感じではあるね。
.
インターミッション
櫻子の家に手紙を届けに行きました。
久々だったのでヘクターが喜んでますね。
手紙を読んだ櫻子が驚く事になりました差出人は花房のようですね。
しかも正太郎が居た喫茶店に同時刻に居たようですが、正太郎は誰だか分かりませんでした。
まあそうだよね、他の客の貌を一々確認したりしないよな。
櫻子は鴻上や磯崎も疑えと言ってきましたが正太郎は反対していました。
正太郎がちょっとカッコイイですよ、悪には屈しないと言ってますね。
櫻子と正太郎はなるべく一緒に行動して花房に対抗する事にしたようですね。
.
第弐骨 亡霊メール
正太郎は今居にお願いされて鴻上の手伝いをする事になりました。
鴻上は放送委員の大津にお願いされて学内に流れた噂の出どころを探す事になりました。
しかし手がかりが無く困っていたようです。
今居は鴻上が好きなので絶好のチャンスだったのですが彼はオカルトが苦手でした。
そこで正太郎に手伝いを代わってもらう事にしたようです。
鴻上と正太郎は櫻子に相談に行きました。
櫻子も手がかりが無さ過ぎて困ってますね。
まずは学内での聞き込みからって話になり鴻上と正太郎が聞き込みを始める事になりました。
櫻子も独自に手伝ってくれて噂の一部に関係しそうな事件をピックアップしてくれました。
正太郎と櫻子は噂に出てくる場所と近い日時に自殺した村椿彰子の継母に会いに行きました。
そこで家庭内が上手くいっていなかった事などを聞きました。
継母は自分が彰子の父親と再婚したのが原因で彰子が死んでしまったと思い込んでいるようでした。
櫻子は継母を励ましますね、このままではダメだ、自分の話を聞いてくれるカウンセラーを頼ってはどうかと助言してますね。
継母は櫻子に感謝しているようでした、正太郎に良い先生ねと言ってました。
彼女は櫻子を正太郎に引率して生きた教師と思ったようです。
正太郎が学校での聞き込みの中で磯崎先生にも噂を聞いてみましたが知らないようですね。
正太郎に事件性のある事に関わるのは止めて欲しいと助言してきますね。
櫻子の事を人物としては好きだけど、花房の様に危うさがあると言って櫻子に関わるのは止めるようにとも言ってきました。
正太郎は少しのショックを受けていました。
一行に噂の真相が分からないので櫻子は大津を呼びますね。
櫻子の家に連れて来られて大津は櫻子のリビングにビビってました。
櫻子は大津に噂について聞き始めましたが何となく大津を尋問している感じでした。
櫻子の読み通りで、噂を流したのは大津でした。
なぜそのような事をしたのか問うと、大津の友人の遠藤綾子との間に問題が起こっていました。
大津は遠藤を遊びに誘ったのですが、遠藤は来なかったんだよね。
そこで知り合った亜紀と一緒に遊ぶ事になったのですが、途中でナンパされたそうです。
大津は乗り気では無かったようですが亜紀が乗り気になり結局、少年二人と遊ぶ事になったそうです。
最後に少年の知り合いのミツさんがやって来て車で送ってくれる事になりました。
そしてミツに襲われそうになり、逃げ出したそうです。
しかし亜紀を残したままで逃げてしまった事を後悔していました。
亜紀は大津の学校の先輩と言ってたので噂を流し、亜紀を探そうとしたのが噂を流した理由でした。
酷い話ですが、真相は更に酷いよ。
仕込みだったんだよね、遠藤の。
遠藤が彼氏の知り合いの仲間(雅弘)にお願いして大津を驚かせる事にしたようでした。
ここで問題が発生して大津が本当に強姦されそうに成った事でした。
これは遠藤も知らなかったようです。
亜紀の事が心配で彼女が無事か聞くと、ナンパした少年の片割れの彼女だったようですね。
亜紀も遠藤の仕込みでしたので彼女が無事でした。
遠藤は酷い子ですね、大津が無事だったと知り反省するのを止めるな。
別れ際に櫻子が釘を刺しているね、「夜道には気をつけるんだね。君は友達が多そうだから」と痛烈な皮肉になってるな。
確かに遠藤はこのまま行くと何れ誰かの恨みを買いそうだぞ。
鴻上から大津に真相を話しました。
大津と遠藤はケンカにも成らない関係になりました、完全に関係が終わったようですね。
櫻子には疑問が一つ残るね。
自殺してしまった村椿彰子の存在が宙ぶらりんでした。
彰子が自殺前にやり取りしていたメールにmasahiroと差出人名にあったので気になったようですね。
遠藤に教えて貰った雅弘がバイトしている古着屋に行ってみました。
当たりですね、雅弘は彰子を誘い出した事を認めますね。
しかも三ツ浦って人から頼まれてやっているようだぞ、誘い出すとバイト代をくれるようだ。
雅弘から三ツ浦の居所を聞き出し向かいます。
櫻子は三ツ浦の経営するBARの近くまでやって来ましたが、躊躇しますね。
正太郎が沙月に刺された事を思い出したようだね、危険度が高いから警察に通報しようとしますね。
そこに正太郎が櫻子だと思っていたSNSの友人Phantomからメールが来ました。
櫻子はパソコンでしたメールを使わないので正太郎は混乱しているね。
櫻子にPhantomの事を聞いても知らないようですね。
内容を見ると吃驚です、村椿彰子の事件の事が書かれてますよ、近くで見ているのかな?
櫻子の家の前に車が放置されていたんだよね、盗難車で事故車ね。
その車に村椿彰子とBARの男(三ツ浦)の体液が残っていると書かれていました。
続いて櫻子宛のメールが届きますね。
十五年前乗っていた車の番号をBARの男に聞くといいと書かれてますね。
これを見た櫻子が激変してBARにダッシュしますね。
車を開けっぱなしですね、正太郎も櫻子を追いました、車のカギは掛けなかったようだよ。
近くに花房か協力者が居たのなら何かしたのかもしてないね。
櫻子はBARで三ツ浦を脅しているぞ、瓶を割って凶器にしているぞ。
正太郎が必死に止めました。
ここで正太郎は惣太郎の事を引き合いに出して櫻子を止めますよ。
櫻子は冷静さを取り戻し、三ツ浦から彰子の自殺に関係しいてる話を聞き出しました。
正太郎が冷静でした、三ツ浦をガムテープで動けなくして内海に連絡しました。
直ぐにパトカーを回してくれる事になり二人は逃げたぞ。
今回は櫻子はやり過ぎたからな。
車に戻ると車上荒らしなどには遭っていないと云っているので一安心か。
櫻子から誰から惣太郎の事を聞いたのか聞かれました。
惣太郎は設楽先生から聞いたと白状してました。
彼から聞かされた惣太郎の事故は不慮の事故って事でしたが櫻子に言わせるとそれはおかしいって事のようです。
惣太郎は散歩に出かけた櫻子を追いかけて迷子になったと言ってるね。
三日後、永山神社の境内の池の中で惣太郎の遺体が発見されたと言ってますね。
櫻子が散歩していたのは永山神社であり、惣太郎には普段から水の怖さをしつこく教えていたそうです。
そんな惣太郎が池に落ちて死ぬはずが無いと櫻子は言っています。
櫻子は当時、奇妙な白いセダンを目撃していました、残念ながらナンバーは一部が分かっているだけのようです。
当時の櫻子は白いセダンが怪しいと思ったようですが信じてくれたのが設楽教授(叔父)だけだったようです。
今回は櫻子が知っているあやふやなナンバーを使い花房に操られ三ツ浦を殺してしまうところでした。
花房のメールアドレスは削除されたようです、正太郎はPhantomに連絡を取る手段を失いました。
正太郎はPhantomの事を櫻子だと思い親し気にメールをやり取りしてた事を櫻子に言えてませんね、これは後々問題になるのかな?
Phantomのメッセージが正太郎の骨を狙っているという意味に思えてきたね。
.
エピローグ
正太郎がPhantom(花房)とやり取りしたメールを読み返してますね。
花房の口調は櫻子に似ているね、これだと正太郎がPhantomを櫻子だと思ってしまうのも無理ないな。
花房は正太郎を勧誘しているようにも見える内容ですね。
正太郎に何らかの影響が出てくるとしたら怖いな。
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正太郎が櫻子を初めて見た時の感想を述べてますね。
お嬢様と思ったようですね。
第壱骨 土を掘る女性
正太郎は入院中にSNSでPhantomと名乗る友人を得ました。
色々と相談に乗ってくれたり、昼間のテレビ番組を見ながら意見交換とかしていたようです。
退屈な入院生活を楽しくしてくれたようです。
正太郎はPhantomの中の人は櫻子だと予想していますがどうだろうね。
呼び名が少年なのは櫻子のようですけど。
喫茶店で正太郎が櫻子と出会った直後くらいかな二人で骨を発見した事件を思い出していました。
正太郎は祖父の家からの帰り道で何度も櫻子を目撃していました。
櫻子が知り合いの動物園の職員から動物の遺骸を貰いうけている場面を目撃しました。
正太郎の中での櫻子の評価がダダ下がりしますね、あの女になりますよ。
正太郎の祖父の家の近くに住んでいた今は老人ホームに入っている谷内さんが居なくなる事件が発生しました。
正太郎は櫻子の家の近くの神社で谷内さんと一緒にいる櫻子を発見しました。
この時には櫻子を疑い始めているので恐々声を掛けていますね。
後日、正太郎は祖父の家のパソコンの設定をする予定でしたが都合が悪くなったとの連絡を貰いました。
正太郎は櫻子を疑い彼女の家に行ってみました。
そこで見たのが庭でドラム缶を使い骨を取っている櫻子でした。
これは不気味すぎますね、大きさも人間の骨のように見えたようで正太郎は通報しました。
警察がやって来ましたが正太郎は近くに隠れて監視してますね。
正太郎の期待を裏切り警察はあっさり帰りますね。
最後の警察官に正太郎は様子を聞きましたが事件性は無いよと言われてしまいました。
正太郎は意を決してドアベルを鳴らします。
中から若干怒った櫻子が出てきました。
続いてばあやも出てきて正太郎を見てギョッとしましたね、あー成る程ね、惣太郎と似てるから驚いたようだね。
櫻子は正太郎の疑いを晴らす為にリビングの骨格標本を見せてくれました。
自慢げですね、喜々として説明しているのですけど正太郎はあまり嬉しくなさそうです。
説明を聞いているうちに櫻子の評価がちょっと好転しますね。
まさか櫻子も正太郎に笑顔が可愛いとか思われているとは思うまい。
しかしまだまだ警戒心が高い正太郎は名前を聞かれて正太郎と名乗りました。
しかし櫻子は惣太郎に似た名前だったからだろうね「なに?」と聞き返しました。
正太郎は舘脇正太郎とフルネームを言ってしまいました。
この偶然は櫻子も驚いただろうね。
正太郎は谷内さんを探しに行こうとしましたが櫻子は同行を申し出ました。
櫻子は谷内が神社の鳥居を気にしていたと言い出して神社に行ってみる事になりました。
最初に行った神社は四年程前に建て替えられたそうで、そのときに近くの神社を合祀したそうです。
元の神社に行ってみると、居ましたね、谷内さんが。
櫻子は警察と関わるのは嫌だと言い残して去っていきました。
どうも彼女の許嫁が警察関係者だそうで、ばあやが怖いようですね。
少年は手柄を自分で独り占めしたようでその後の対応で罪悪感を覚えるね。
ホームの人からお礼を貰ったので正太郎は櫻子の家に届けに行きました。
櫻子は「丁度よかったよ」と言ってますね。
事件がまだ終わっていないので解決に行こうと言いますね。
ここで正太郎は櫻子が自転車に書かれていた住所を覚えている事に驚いてますね。
櫻子に住所を知られてしまいビビってますね。
櫻子は神社跡の周辺の家を調べてますね。
谷内さんの知り合いを探します。
そこで当時、近所に住んでいた老婆と出会います。
当時の話を聞きましたが、谷内さんはあんまり恵まれた環境に居たわけではないようです。
父親が大工で子供が沢山いたと言ってますね。
子供が多かったので里子に出しているようだが密かに殺しているとの噂もあったとの話が聞けました。
最終的に父親が家を出て行き、数年後に母親も病死したという話が聞けました。
櫻子と正太郎は神社跡の桜の木の下を掘り始めました。
出てきちゃったよ骨が、櫻子の見立てでは居なくなった大工の父親じゃないかと言ってますね。
谷内さんが探していたのは「コレ」だろうと櫻子は言いました。
正太郎は衝撃を受けているな、亡骸をコレと言っている櫻子に驚いているね。
櫻子はまたしても正太郎に通報させますね、通報しないと自分が持って帰るぞと脅してますね。
それは正しかったようですねDNA鑑定の結果、見つかった遺体は谷内さんの父親でした。
櫻子と正太郎は谷内さんに骨を見つけた事を報告に行きました。
谷内さんは当時の様子を語ってくれました。
どうも酔った父親が母親を殺そうとしたようですね。
母親に助けを求められて兄弟と協力して父親を殺してしまったようですよ。
母親は父親の噂を利用して若い女と町を出たことにして神社に遺体を埋めたようですね。
櫻子が泣いている谷内さんに優しく声を掛けているね。
正太郎の櫻子への評価も良くなりましたよ。
同行中、最初は九条さんと呼んでいたんだけど、櫻子と呼べと言われてしまい櫻子さんと呼ぶようになったようだ。
回想が終わると、正太郎は自分が惣太郎の代わりとして九条家に迎えられている現状に不満があります。
正太郎は櫻子の叔父の設楽元教授の元を訪れて惣太郎について聞いてきました。
櫻子の年の離れた弟であり、正太郎には惣太郎の面影があると言われました。
喫茶店を出る時に櫻子に渡してくれと手紙を託されました。
さっき帰ったお客が渡してくれと頼んできたと店主に言われますね。
櫻子の家を訪問する丁度良い切っ掛けが出来たと正太郎は考えていますが、ちと不気味な感じではあるね。
.
インターミッション
櫻子の家に手紙を届けに行きました。
久々だったのでヘクターが喜んでますね。
手紙を読んだ櫻子が驚く事になりました差出人は花房のようですね。
しかも正太郎が居た喫茶店に同時刻に居たようですが、正太郎は誰だか分かりませんでした。
まあそうだよね、他の客の貌を一々確認したりしないよな。
櫻子は鴻上や磯崎も疑えと言ってきましたが正太郎は反対していました。
正太郎がちょっとカッコイイですよ、悪には屈しないと言ってますね。
櫻子と正太郎はなるべく一緒に行動して花房に対抗する事にしたようですね。
.
第弐骨 亡霊メール
正太郎は今居にお願いされて鴻上の手伝いをする事になりました。
鴻上は放送委員の大津にお願いされて学内に流れた噂の出どころを探す事になりました。
しかし手がかりが無く困っていたようです。
今居は鴻上が好きなので絶好のチャンスだったのですが彼はオカルトが苦手でした。
そこで正太郎に手伝いを代わってもらう事にしたようです。
鴻上と正太郎は櫻子に相談に行きました。
櫻子も手がかりが無さ過ぎて困ってますね。
まずは学内での聞き込みからって話になり鴻上と正太郎が聞き込みを始める事になりました。
櫻子も独自に手伝ってくれて噂の一部に関係しそうな事件をピックアップしてくれました。
正太郎と櫻子は噂に出てくる場所と近い日時に自殺した村椿彰子の継母に会いに行きました。
そこで家庭内が上手くいっていなかった事などを聞きました。
継母は自分が彰子の父親と再婚したのが原因で彰子が死んでしまったと思い込んでいるようでした。
櫻子は継母を励ましますね、このままではダメだ、自分の話を聞いてくれるカウンセラーを頼ってはどうかと助言してますね。
継母は櫻子に感謝しているようでした、正太郎に良い先生ねと言ってました。
彼女は櫻子を正太郎に引率して生きた教師と思ったようです。
正太郎が学校での聞き込みの中で磯崎先生にも噂を聞いてみましたが知らないようですね。
正太郎に事件性のある事に関わるのは止めて欲しいと助言してきますね。
櫻子の事を人物としては好きだけど、花房の様に危うさがあると言って櫻子に関わるのは止めるようにとも言ってきました。
正太郎は少しのショックを受けていました。
一行に噂の真相が分からないので櫻子は大津を呼びますね。
櫻子の家に連れて来られて大津は櫻子のリビングにビビってました。
櫻子は大津に噂について聞き始めましたが何となく大津を尋問している感じでした。
櫻子の読み通りで、噂を流したのは大津でした。
なぜそのような事をしたのか問うと、大津の友人の遠藤綾子との間に問題が起こっていました。
大津は遠藤を遊びに誘ったのですが、遠藤は来なかったんだよね。
そこで知り合った亜紀と一緒に遊ぶ事になったのですが、途中でナンパされたそうです。
大津は乗り気では無かったようですが亜紀が乗り気になり結局、少年二人と遊ぶ事になったそうです。
最後に少年の知り合いのミツさんがやって来て車で送ってくれる事になりました。
そしてミツに襲われそうになり、逃げ出したそうです。
しかし亜紀を残したままで逃げてしまった事を後悔していました。
亜紀は大津の学校の先輩と言ってたので噂を流し、亜紀を探そうとしたのが噂を流した理由でした。
酷い話ですが、真相は更に酷いよ。
仕込みだったんだよね、遠藤の。
遠藤が彼氏の知り合いの仲間(雅弘)にお願いして大津を驚かせる事にしたようでした。
ここで問題が発生して大津が本当に強姦されそうに成った事でした。
これは遠藤も知らなかったようです。
亜紀の事が心配で彼女が無事か聞くと、ナンパした少年の片割れの彼女だったようですね。
亜紀も遠藤の仕込みでしたので彼女が無事でした。
遠藤は酷い子ですね、大津が無事だったと知り反省するのを止めるな。
別れ際に櫻子が釘を刺しているね、「夜道には気をつけるんだね。君は友達が多そうだから」と痛烈な皮肉になってるな。
確かに遠藤はこのまま行くと何れ誰かの恨みを買いそうだぞ。
鴻上から大津に真相を話しました。
大津と遠藤はケンカにも成らない関係になりました、完全に関係が終わったようですね。
櫻子には疑問が一つ残るね。
自殺してしまった村椿彰子の存在が宙ぶらりんでした。
彰子が自殺前にやり取りしていたメールにmasahiroと差出人名にあったので気になったようですね。
遠藤に教えて貰った雅弘がバイトしている古着屋に行ってみました。
当たりですね、雅弘は彰子を誘い出した事を認めますね。
しかも三ツ浦って人から頼まれてやっているようだぞ、誘い出すとバイト代をくれるようだ。
雅弘から三ツ浦の居所を聞き出し向かいます。
櫻子は三ツ浦の経営するBARの近くまでやって来ましたが、躊躇しますね。
正太郎が沙月に刺された事を思い出したようだね、危険度が高いから警察に通報しようとしますね。
そこに正太郎が櫻子だと思っていたSNSの友人Phantomからメールが来ました。
櫻子はパソコンでしたメールを使わないので正太郎は混乱しているね。
櫻子にPhantomの事を聞いても知らないようですね。
内容を見ると吃驚です、村椿彰子の事件の事が書かれてますよ、近くで見ているのかな?
櫻子の家の前に車が放置されていたんだよね、盗難車で事故車ね。
その車に村椿彰子とBARの男(三ツ浦)の体液が残っていると書かれていました。
続いて櫻子宛のメールが届きますね。
十五年前乗っていた車の番号をBARの男に聞くといいと書かれてますね。
これを見た櫻子が激変してBARにダッシュしますね。
車を開けっぱなしですね、正太郎も櫻子を追いました、車のカギは掛けなかったようだよ。
近くに花房か協力者が居たのなら何かしたのかもしてないね。
櫻子はBARで三ツ浦を脅しているぞ、瓶を割って凶器にしているぞ。
正太郎が必死に止めました。
ここで正太郎は惣太郎の事を引き合いに出して櫻子を止めますよ。
櫻子は冷静さを取り戻し、三ツ浦から彰子の自殺に関係しいてる話を聞き出しました。
正太郎が冷静でした、三ツ浦をガムテープで動けなくして内海に連絡しました。
直ぐにパトカーを回してくれる事になり二人は逃げたぞ。
今回は櫻子はやり過ぎたからな。
車に戻ると車上荒らしなどには遭っていないと云っているので一安心か。
櫻子から誰から惣太郎の事を聞いたのか聞かれました。
惣太郎は設楽先生から聞いたと白状してました。
彼から聞かされた惣太郎の事故は不慮の事故って事でしたが櫻子に言わせるとそれはおかしいって事のようです。
惣太郎は散歩に出かけた櫻子を追いかけて迷子になったと言ってるね。
三日後、永山神社の境内の池の中で惣太郎の遺体が発見されたと言ってますね。
櫻子が散歩していたのは永山神社であり、惣太郎には普段から水の怖さをしつこく教えていたそうです。
そんな惣太郎が池に落ちて死ぬはずが無いと櫻子は言っています。
櫻子は当時、奇妙な白いセダンを目撃していました、残念ながらナンバーは一部が分かっているだけのようです。
当時の櫻子は白いセダンが怪しいと思ったようですが信じてくれたのが設楽教授(叔父)だけだったようです。
今回は櫻子が知っているあやふやなナンバーを使い花房に操られ三ツ浦を殺してしまうところでした。
花房のメールアドレスは削除されたようです、正太郎はPhantomに連絡を取る手段を失いました。
正太郎はPhantomの事を櫻子だと思い親し気にメールをやり取りしてた事を櫻子に言えてませんね、これは後々問題になるのかな?
Phantomのメッセージが正太郎の骨を狙っているという意味に思えてきたね。
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エピローグ
正太郎がPhantom(花房)とやり取りしたメールを読み返してますね。
花房の口調は櫻子に似ているね、これだと正太郎がPhantomを櫻子だと思ってしまうのも無理ないな。
花房は正太郎を勧誘しているようにも見える内容ですね。
正太郎に何らかの影響が出てくるとしたら怖いな。
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