ラノベの感想) デート・ア・ライブ 第16巻 狂三リフレイン (ファンタジア文庫)
狂三が来禅高校に戻ってきました。
狂三の登場に士道は驚いていますよ。
狂三は士道を放課後の屋上に呼び出しました。
そこで狂三は士道にある提案をしてきました。
相手をデレさせた方が勝ちって勝負を挑んできましたよ!?
狂三がデレた場合は士道により彼女の霊力が封印されます。
士道がデレた場合は狂三に喰われる事になります。
士道はこの勝負に乗る事にしました。
他に選択肢はありませんでした。
翌日から士道は狂三をデレさせる為の行動を開始しました。
狂三の方も準備は万端だったね。
お互いにお弁当を作ってきて昼休みに交換して食べる事になりました。
士道が作ってきたのは狂三が大好きな猫のキャラ弁でした。
猫の顔のおにぎりが入っています。
狂三はそれを見て感動しながら食べてます。
士道の作戦は狡猾でした、おにぎりの中に小さな肉団子まで入っていました。
狂三は猫にもみくちゃにされている姿を幻視して多幸感に浸っていました。
狂三の作ってきたお弁当も素晴らしい出来栄えでした。
唐揚げがとても美味しかったようです。
この勝負は引き分けとなりました。
側で見ていた十香たちは二人の激戦を見て拍手していました。
ほのぼのとした雰囲気で壮絶な激戦が行われていました。
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狂三が勝負に出ました!!
彼女は二月十四日に士道をデートに誘ってきました。
バレンタインデーに決着を付けるつもりです。
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これを聞いた琴里は士道に狂三対策の特訓を行うことにしました。
狂三の魅力について分析しています。
結果として狂三の備えている大人の魅力に抵抗できるように士道を鍛える事になりました。
話し合いの途中で折紙、ニ亜、美九が居なくなりました。
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その日の夜、寝ていた士道のベッドの中に三人が潜り込んできました。
三人ともエロ下着を装備していました。
エロ下着で大人の魅力を士道に教えようとの魂胆だったようです。
三人が迫ってきたのですがニ亜の一言により頭の茹っていた士道は冷静さを取り戻しました。
三人を追い出して寝なおします。
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翌朝、リビングから朝食を作っている音が聞こえてきました。
士道は若干の寝坊をしたので琴里が朝食を作ってくれてるのか?と考えました。
しかし琴里にしては包丁の扱いが軽快でした。
違った!
琴里はソファーに座っていましたよ。
しかも大きく成長した姿をしていました、特におっぱいが巨大化していますね。
二十代の姿でシャツだけを羽織った姿をしています。
大人の魅力がムンムンですね、士道は呆気に取られていました。
琴里の魅力的な足に目が行きがちでした。
驚きはまだ続きます。
朝食を作っていたのは成長した四糸乃でした。
彼女も二十代に見えますね、エプロン姿がまるで若妻のようでした。
その周りに小さな子供の姿になった美九、折紙、ニ亜がいましたよ。
まるで士道と四糸乃の子供のようです。
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驚く士道に琴里が説明をしてくれました。
狂三の誘惑に打ち勝つために大人の女性の魅力に対する耐性をつけることを意図した訓練だと説明されます。
罰ゲームも用意されていて、士道の感情値が一定以上に高まると、士道が以前に書いたイラストがSNSに自動的にアップされる仕掛けが用意されていました。
これは恥ずかしい、士道は頑張って感情が昂らないようにしていました。
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折紙が美九とニ亜を使って仕掛けてきましたよ。
四糸乃の服を脱がしてエプロン一枚にしてしまいました。
これには士道の感情値が昂ってしまったね。
大人の魅力に耐性をつける訓練は失敗だったようです。
士道は家から逃げ出そうとして玄関先でやってきた令音のおっぱいに突撃しました。
なんて美味しいんでしょう!!
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バレンタインのチョコレートを準備する為に材料を買いに行きました。
精霊たちはどれを選んで良いのか迷っていました。
琴里は自分に任せろと大見えを切っていたので困っています。
琴里には幼い頃に母親に手伝ってもらい手作りチョコを作った微かな記憶しか判断材料がありませんでした。
困っている琴里を令音が助けてくれました。
彼女が適切なチョコレートを選んでくれます。
素材集めで折紙が奇怪な?って言っても彼女らしい行動を起こしました。
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折紙は等身大の自分の形をしたチョコレートを士道に贈ろうとしたようです。
型を取る為のシリコンを用意していました。
令音が折紙を止めてくれました、令音の説得の仕方が良かったですね。
折紙の等身大のチョコレートを作るとなると必要になるチョコレートの量が凄いことになり士道に過剰な糖分を取らせてしまうと説得しました。
士道は折紙がくれたものを捨てることなど出来ないので全て食べる事になると説明したのが良かったですね。
折紙も士道の健康を害する可能性があるので等身大チョコレートの作成は諦めました。
しかし折紙は縮小化した自分型のチョコレートを作る事にしました。
3Dプリンターを準備しています、彼女の発想はどうしてこうなんだろうな?残念でならない!!
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材料の購入中に狂三と遭遇しました。
彼女も手作りチョコの材料を買いに来たと言っています。
狂三から予想外の提案がなされました。
一緒にチョコを作ろうと言ってきましたよ。
ゆくゆくは狂三の霊力を封印したい琴里はラタトスクが所有する施設を紹介する事にします。
狂三を精霊マンションに連れて行きます。
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このマンションには共同で使える立派なキッチンがありました。
そこでチョコレートの制作を始めます。
令音は狂三を観察するチャンスだと言ってフラクシナスに戻って行きました。
令音が居なくなってしまったので琴里が困る事になりました。
精霊たちはチョコレートをどうやって溶かせば良いのか知りませんでした。
琴里は任せておけと言ってしまった手前、困る事になりました。
大胆な琴里は鍋にチョコレートを直に入れて火にかけます。
解け始めましたが火事になりかけました。
次にお湯の中にチョコレートを入れて溶かそうとしました。
今度は味が薄くなりました。
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狂三はチョコレートの溶かしかを知っているようですよ。
琴里に教えましょうかと言ってくれますがプライドが邪魔をして聞けませんでした。
困っていると七罪が簡単な作り方なら知ってると言ってくれます。
琴里は七罪にすがり付いてます、先生!!
七罪の指導でチョコレートは完成しました。
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バレンタインの当日は朝から精霊たちが士道にチョコレートを渡しに来ました。
琴里が最初に渡しましたね。
妹からなんて嬉しくないでしょ、とちょっとツンデレ気味ですね、琴里らしいね。
士道は嬉しそうにしています。
続いて、朝からチョコレートを私に来ていた、四糸乃、七罪、六喰、美九、ニ亜からチョコを貰いました。
羨ましいですね。
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家を出るとそこには十香が待っていました。
彼女は随分と前から士道が出てくるのを待っていたようです。
鼻の頭を赤くしていました、とれも可愛いです。
十香もチョコレートをくれました。
彼女の作ったチョコレートはきなこトリュフでした。
十香らしいですね、これもとても美味しかったそうです。
十香が食べたそうにしているので士道は彼女に彼女が作ったチョコを上げてます。
十香の感想が面白いですね、とても美味しかったので「シェフを呼べ!」と言ってます。
自分じゃん!!
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学校に付くと校門で耶倶矢と弓弦が待ち構えていました。
十分な注目を集めてから士道にチョコレートを渡しました。
注目を集め過ぎたので耶倶矢は恥ずかしくなったのか逃げるように去って行きました。
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教室に付くと士道の机に精巧な天使の彫像が置かれていました。
これが折紙が制作したチョコレートでした。
士道は食べるに食べれないので困ってますが、折紙は流石です。
士道がチョコレートを仕舞う方法まで考慮していました。
チョコを美少女フィギュアのようにパッケージングする箱まで用意していました。
士道が折紙とイチャイチャしているとクラス内から怨嗟の声が聞こえてきました。
士道が沢山のチョコレートを貰っているのが我慢ならない男子連中から恨まれていますね。
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問題の狂三の動きはありませんでした。
彼女は放課後に動く事にしたようです。
放課後となり狂三とのバレンタインデートが始まりました。
ラタトスクは万全の準備をしていました。
士道に対して、どこに向かうかの選択肢が提示されましたが、士道は自分にまかせてくれといいますね。
琴里は自分たちはサポートなので自信ありげな士道に任せる事にしました。
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士道は狂三を連れてランジェリーショップに向かいました。
そこは以前、狂三とデートしたときに訪れたところでした。
狂三も士道を連れて行きたい場所があると言っていました。
士道は恐らく狂三が考えたのは自分が連れて行こうとしているところと同じ場所だと言っていました。
狂三は楽しそうに付いてきましたよ、これは期待してますね、既に結構デレてませんかね?
狂三は士道が覚えていた事に感動していますね。
狂三は士道に下着を選んで貰う事にします。
士道はエロ過ぎない下着で狂三に似合いそうなものを選びました。
白い清楚な下着を選んだのですが士道は狂三の魅力を過小評価していました。
狂三は士道が選んだ下着を試着してみる事にします。
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下着姿の狂三が出てきました。
その姿を見た士道は下着姿の狂三に見惚れてしまっています。
感想を聞かれて、「似合ってるよ。危険なくらいに」と返答しました。
確かにあの姿の破壊力は凄まじかったね、めっちゃ似合ってました、清楚なお嬢です。
その後二人はデートを続け最終的に狂三が持っている拠点の一つに向かいました。
廃ビルの一室だったのですが部屋の中は綺麗に掃除されていました。
狂三が士道に迫ってきました。
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狂三は士道に狂三がなぜ始原の精霊を狩ろうとしているか、その理由を聞く意思があるか確認してきました。
士道は知りたいと答えます。
狂三は士道共々、10の弾丸(ユッド)で撃ちました。
そして狂三の過去が再生されました。
士道は狂三が始原の精霊を狩る事に固執している理由を知りました。
狂三は始原の精霊に騙されたんだね。
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人間時代の狂三はお嬢様だったようですね、何不自由無い暮らしをしていました。
自分に出来る事を探している幸せな時代だったね。
そんな時に始原の精霊と出会い精霊としての力を手に入れてしまいました。
狂三は絶大な力を使い始原の精霊、崇宮澪(たかみや みお)の言う通りに精霊を狩っていました。
しかしある時、狂三は精霊の正体に気がついてしまいました。
精霊は人間でした。
狂三は親友の沙和を殺してしまいました。
沙和は精霊になっていました。
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澪が精霊の正体を教えてくれました。
精霊とは霊結晶(セフィラ)を得た人間のことでした。
セフィラは人間とは相いれないものなので適性のある人間に与えて精製していたと澪は語りました。
人間を濾過装置にしていたそうです、狂三がやらされていたのは、精製の終わったセフィラを与えた人間から回収する事でした。
狂三は知らずに人間を殺していたんだね。
しかも親友を、そうとは知らずに殺したんだからね、澪の排除を願うよな。
崇宮と聞いて士道が焦ってますね、崇宮真那と同じ家名だね、偶然か?
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狂三の理由を知った士道に狂三は選択を迫ります。
過去に戻り澪を倒せばこれまでの出来事は無かった事になるので、士道を喰らった事も無かった事になると言ってます。
しかしそれでは公平さを欠くので霊力以外の全てを士道に捧げると言って迫ってきましたよ!!
狂三エロ過ぎです。
ブラウスを脱いでブラとパンツだけになりますよ。
そこからが凄かった!!
士道の手を取り彼にブラを外させました。
更に士道の手を自分の下腹部に持ってきてパンツも脱がさせます!!うひょー。
狂三全裸になる!!
狂三は士道の望むことならば何でもしてあげる、士道に何をされても構わないと言ってますね。
士道どうする?
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良いところで邪魔が入りました。
DMEの送り込んだ士道暗殺要員がやって来てしまいました。
暗殺者はアイザック・ウェストコットの作り出した人造精霊(ニベルコル)でした。
紙から出てきます、そして数が多いです、まるで影から出てくる狂三の分身体のようでした。
まあ似てるのは数が多いって所だけですが。
個体としての戦闘力は低いので狂三に倒されました。
しかし戦闘後に狂三が倒れてしまいました。
狂三が意識を失っている間に狂三の分身体が出てきました。
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この分身体がお節介な性格ですね、お茶目です。
士道に狂三が倒れてしまった原因を解説してくれました。
分身体の話は壮絶でした。
まずね、士道は死んでるって言われます。
士道は慌てますよ、俺は生きてると主張します、まあ当然ですね。
分身体は士道が死んでから彼が生きている時間まで時間を巻き戻して何度もやり直しをしていると説明してくれました。
士道の事をDEMが狙っているそうです。
士道を狙ってきたのは最強ヴィザードのエレン・メイザース、アルテミシア・アシュクロフ、謎の少女たち(ニベルコル)でした。
アイザックの持っているベルゼバブで隙をついて攻撃してきました。
攻撃が的確なので高確率で士道は殺されたようですね。
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最初に士道が殺された時に狂三の分身体が士道の遺体を回収して狂三に届けました。
狂三は自分の澪を倒すって計画の要であった士道が殺されてしまったので憤りを覚えたようだ。
士道にキスする事になるんだよね、これは士道にお別れのキスをしたって意図しかなかったと思うんだよ。
ここで狂三にとって想定外の出来事が起こったんだよ。
狂三の失われていた弾丸が能力を復活させました。
能力が失われていたのは以前、士道とキスした時に士道に能力を封印されていたからでした。
この能力が数日間時間を巻き戻す能力でした、六の弾丸(ヴァヴ)。
狂三にとっては福音だったね、ヴァヴを使い数日時間を巻き戻して士道が死なずに済むようにやり直しを204回ほど行っていました。
壮絶ですね、それだけ狂三の澪を倒すって執念が強いんだね。
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士道は分身体に何で自分を喰わなかったのかと問いかけました。
士道は狂三の能力を一部封印していた事実を知らないようなので、まあ弁護の余地はあるか?
しかし野暮だ!!
分身体も野暮なことは聞かないでと言ってました。
分身体は狂三は既にデレていて士道の事が好きだと言おうとしたようだけど、それを分身体が発する前に狂三が目覚めます。
狂三は目覚めるとお喋りな分身体を叱りつけますよ。
そして士道を助けたのは士道が殺される事で彼の中に封印された霊力が失われるのを防ぐためだと言いました。
これは半分嘘だよね、強がってるなー、狂三がツンデレ気味です。
まあ可愛いけどな。
興が削がれたと言って狂三は士道と別れてどこかに行ってしまいました。
士道は狂三が命の恩人だと知ります、そして今度は自分が狂三を助ける番だと決意していました。
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士道と別れた狂三はお喋りな分身体を叱っていますが、分身体も正論で対抗していました。
狂三は士道を助ける為に何度もやり直しを行っていたと思われると狂三が士道に絆されたと誤解されると主張します。
これでは士道とのデレた方が負けって勝負に負けてしまうと言ってます。
まあ既に士道に惚れているようだけどね。
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今後の行動に悩む狂三の元にファントムが現れました。
ファントムは狂三に士道の存在を教えた存在だそうですが、狂三はファントムを敵とみなしています。
狂三は七の弾(ザイン)でファントムの時を止めて滅多打ちにしました。
しかしファントムはモザイクの様に見えた外装を脱いで狂三の攻撃を避けました。
これも驚きだったのですが真の驚きは後にありました。
ファントムの姿が露になったのですが、令音でした!!
これはビックリですね、ファントムが令音だったとは。
令音は狂三の影に飲み込まれてしまいました。
令音はどうなったのでしょうか?
狂三が言っていた「あなたには、落ちる地獄さえありはしませんわ」ってセリフが気になります。
令音は悪なのでしょうか?
狂三の為に動くであろう士道の行動も気になりますね。
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