ラノベの感想) いでおろーぐ! 第6巻 (電撃文庫)

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プロローグ
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高砂が地下の部室に一人で居ます。
他の部員はどこに行ってしまったのでしょうか?
高砂は過去の活動を思い出しています。
高砂にとっては反恋愛主義青年同盟部での活動はとても楽しいものだったように述懐していますね。

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第1章 幻想の具象化ー興行場に見る恋愛信仰とその批判的解体
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領家が部室に駆け込んで来て叫んでいます。
「リア充爆発しろ」
彼女は放課後の掃除当番でした。
領家は速く部活動に行きたいので真面目に掃除をしていました。
しかし他の掃除当番はお互いの恋愛話に花を咲かせていました。
彼氏と一緒に遊園地に出かけたとの話になり自慢しています。
しかし待ち時間が長くて暇だったという話になり遊園地に行くならば友達同士が良いよねって話になります。
領家は黙々と掃除をしながら彼女たちの会話を聞いていました。
そしてお互いに彼氏とのノロケ話をする時には大人しく聞けよなっていう互いの意識確認をしているのだなと理解していました。
話は仲良しグループで遊園地に行った場合の効率的な回り方や、楽しかった思い出話になりました。
其々が自分の体験談を語っていました。
最後に領家に話がふられてしまいました。
領家は語るべき遊園地での経験が無かったのね、言葉に詰まってしまいました。
領家が遊園地に行った事が無いと言うとですね、彼女たちは「あ」と言ってしまい何かを察したようでした。
それが悔しかった領家は部員を引き連れて遊園地に行く事にしました。
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当日です、領家はとても楽しみにしていたようですね。
一番乗りしていますね、高砂も早めにやって来たのですが彼女は既に待ってたね。
遊園地を回る事になりましたが、それぞれの好みが見事に食い違っています。
2人組を作って、好みの場所を回る事になりました。
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西堀と高砂が一緒に回る事になりました。
西堀の望みはブレナイね、薄暗いアトラクションに向かいました。
領家か神明さんと回りたかったんだね、男の高砂が相手と知りガッカリしていました。
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次に高砂は瀬ケ崎と一緒に回る事になりました。
瀬ケ崎もブレがありませんでした。
彼はメリーゴーランドに向かいます。
彼の目的は木馬に乗っている少女でした。
彼の危険性を再認識する結果となりました。
彼はこの遊園地のメリーゴーランドをホームグラウンドだと言っていました。
彼が見ているものが、木馬、上下動、少女であると分かります。
恐ろし過ぎますね、高砂は瀬ケ崎が間違いを犯しそうになった場合に彼を止められるのだろうか?
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次に神明さんと一緒に回る事になりました。
彼女の目的にもブレはありませんでした。
神明さんは遊園地での大性欲賛会の施設が無いかの調査を開始してから何度も同じアトラクションに乗っていたようだぞ。
彼女の興味の対象は遊園地内を走るミニチュア鉄道でした。
高砂に何度も同じものに乗っているのですかと問われると、敷地が広いので一回では確認できないと苦しい言い訳をしていました。
神明さんは高砂にこのミニチュア鉄道が作られた経緯なのど知識を語っていました。
全く大性欲賛会を探そうって意思はないね。
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次に天沼と回る事になりました。
彼女が乗りたがったのはジェットコースターでした。
高砂は苦手なようですね、乗るのを断ろうとしていましたが天沼に挑発されて乗ってしまいます。
高砂の恐怖に引きつる姿を目撃できて天沼は満足そうでした。
散々高砂を揶揄っていました、まるで仲の良い恋人同士のようにイチャツイテいました。
領家に目撃されてしまい彼女は不機嫌になったぞ。
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領家と回る事になりました。
気まずいですね、二人とも無言の時間が続きました。
どこに向かうか決まらないので、歩き始める事になりました。
歩いていると宮前を発見しました。
宮前の方でも領家と高砂に気がついたようです、声を掛けてきました。
宮前に二人で遊びに来たのかと問われると部活で来ていると言い訳していました、領家は照れ屋さんですね。
意外な事に宮前は一人で来ていると言ってますね。
何となく寂しそうでした。
領家と高砂は宮前が大性欲賛会の活動をしているのではと疑い彼女を尾行する事にしました。
宮前は色々なアトラクションに乗っていたようですが時折哀しそうな顔をしていました。
高砂には宮前が一人で何をしているんだと自省しているように見えましたが領家はそれを認めませんでした。
尾行中に家族連れから写真の撮影を頼まれてしまいます。
これで宮前を見失ってしまいました。
少しだけ空いているスタッフ用の扉が目につきました。
2人は意を決して中に入ってみる事にしました。
大性欲賛会の活動拠点かと期待が高まりましたが、そうでは無いね。
スタッフルームだったようです。
そこにスタッフがやって来てしまいました。
高砂は咄嗟に2人きりになれる場所を求めて迷い込んだカップルを装う事にしました。
領家はいきなりの事で赤くなってますよ。
この反応が受けたようですね、2人は少し注意を受けただけで解放されました。
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領家の提案で最後に全員で観覧車に乗る事になりました。
高砂、領家、神明、西堀、瀬ケ崎、天沼の6人グループなので3人で2グループに別れると高砂は思ってたね。
他の部員は領家の意図をキチンと理解したようです。
領家、高砂のグループと神明、西堀、瀬ケ崎、天沼のグループに別れました。
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観覧車の中で領家が高砂にスタッフルームでの続きを要求してきましたよ。
領家確信犯ですね。
2人が顔を近づけたタイミングで天沼から電話が入りました。
天沼は止めようとしたんだよね。
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帰る事になりました、そこで宮前と遭遇しました。
宮前はこの遊園地が好きなので、領家たちが楽しかったと言っているのを聞いて嬉しそうでした。
天沼がよせばいいのに宮前に誰と一緒に来ているのか問いますよ。
天沼は彼氏さんと一緒なんですねと聞いてますね。
宮前は答えられず、「・・・また、学校で・・・」と言い残して帰って行きました。
彼女、泣いてたね。
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第2章 系統的記録による分析手法、その主観的限界の彼岸
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高砂が一緒に暮らしている女児の事を観察していました。
彼は女児の行動の観察日記をつけていました。
女児が高砂が寝ている間に何らかの活動をしているのではないかと考え寝たふりをして女児を観察していました。
女児が眠っているか確認する為に頬を突いたりしていました。
結構楽しんでいる感じがしますね。
女児の日中の行動を監視する事になります。
公園に出かける女児を追いかけました。
女児は友達の女の子と待ち合わせをしていたね。
高砂が一瞬目を放した隙に女児と女の子は消えました。
女児の行動を把握する為に高砂は瀬ケ崎に頼ります。
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女児と友達の少女を撮った写真を瀬ケ崎に送りました。
瀬ケ崎はこの公園の常連のようです。
どこの小学校の生徒が来ているのかを把握していました。
怖いですね。
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女児が電車に乗って高砂の学校がある駅に出かけます。
高砂は女児が無事にキップを買えるのかと心配してハラハラしていました。
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女児が公園に出かけました。
尾行していくと瀬ケ崎が公園に来ていて何かをメモしていますね。
どうも公園で遊ぶ少女たちの観察をしていえる様でした。
高砂は瀬ケ崎の少女を嗅ぎ分ける嗅覚に頼れば女児に巻かれることは無いのでは?と彼に協力をお願いします。
女児と友達の女の子が向かった先は廃屋でした。
廃屋を秘密基地にしている少女と言って瀬ケ崎が感動していましたよ。
女児と女の子はその廃屋に住み着いた野良猫と遊んでいいました。
女児が買い物に行ったのは猫じゃらしでした。
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平日に女児の行動を追う事にしました。
女児は自転車に乗れるようになったので移動スピードが高かったです。
高砂は領家に協力を要請しました。
しかし国家権力(警察)に呼び止められてしまい尾行は失敗に終わりました。
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女児の観察が上手くいかずへこんでいる高砂に女児が真相を話してくれました。
女児は高砂が彼女の観察日記をつけている事を知っていました。
高砂はタンスの下のデッドスペースに大切なものを隠す癖があるのね。
女児にはばれていました。
そこには領家の写真も隠されていました。
女児は高砂の行動がおかしかったので放置していたと語ります。
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女児の尾行に失敗したのは高砂が領家とスマホを使ってイチャツイテいたのが原因でした。
高砂は日記に事実を淡々と記しているつもりのようですが、自分に都合の良いように改変しているね。
女児を領家と一緒に追いかけている時は領家の自転車に二人乗りをしていたそうです。
女児は交番の前をわざと通ったと言ってますね、女児の方が一枚上手ですね。
女児に散々に言い負かされた高砂は叫びたくなり近所の公園に走りました。
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そこには瀬ケ崎が来ていました。
瀬ケ崎は日課のごみ拾いをしていると言いますね。
このセリフだけを聞くと瀬ケ崎は好青年のように思えますが彼の目的が問題だよ。
瀬ケ崎は公園に残った少女の足跡を写真に撮ったりスケッチしたりしていたに違いないと高砂は考えました。
これは、その通りのように思えますね。
瀬ケ崎は高砂の妹って紹介している女児に会いたいようだね。
高砂の家に遊びに行っても良いかと聞いてきました。
高砂は女児の事を心配していますね、瀬ケ崎に「また、そのうちな」と適当な返答をしていました。
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第3章 仮想と幻想:恋愛至上主義と最新技術の融合に抗するために
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休日に女児は子供向けアニメを見ていました。
一緒に見ていた高砂に楽しかったなと同意を求めてきました。
高砂は気の無い返事を返します、女児に反抗したかったようです。
これが不味かったですね。
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女児は仕返しを企てたようです。
高砂に仮想現実の世界を体験させる事にしました。
反恋愛活動を続けた場合と反恋愛活動を辞めて領家と恋愛関係になった場合の仮想体験をさせる事になりました。
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女児のスーパーな能力が発揮されているね。
彼女はダンボールで作ったゴーグルを高砂に渡します。
高砂は女児の作った高度なゴーグルかと思い警戒しましたが、だだのダンボールで作ったゴーグルでした。
何の機能もありません。
女児は気分が大切なのだと言ってます。
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女児は自分の能力を使い高砂の脳に直接仮想現実の情報を流し込んできました。
高砂の体験した事柄や知っている知識を刺激して仮想現実の世界を構築したそうです。
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反恋愛活動を続けた場合の高砂は酷い事になっていました。
高校卒業後に高砂と領家は別々の大学に行く事になりました。
高砂はボッチ生活が始まりました。
そこで反恋愛活動をしている先輩に出会いました。
そこから反恋愛活動を始める事になりました。
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高砂は領家の電話番号をしているのに掛ける事が出来ないでいました。
しかし心が弱った時に電話を掛けてしまいました。
そうすると、領家の番号は解約されていましたよ、これが怖くて電話ができなかったようだぞ。
結局、高砂を活動に引き込んだ先輩は自殺してしまいます。
高砂は両親から勘当されて日雇い仕事をしつつ、反恋愛活動を続けました。
仕事が終わったあとに街でビラを撒いていました。
そこに不良少年たちがやってきて高砂をボコボコにしてしまいます。
高砂はこれで死ねるのかとか考えていると彼を助ける女が現れました。
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驚きです、そこには社会人になった領家が居ましたよ。
高砂は彼女にまだ反恋愛活動をしているのか尋ねると領家は活動はもうやめたと返答しました。
領家は結婚して子供ができたようです。
高砂が財布を盗られたと聞いて領家は高砂にお金をくれました。
高砂はいつ返せばいいのか問うと返さなくて良いと言われました。
これが領家との決定的な決別となりました。
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領家と恋人に成った場合、高砂は幸せに包まれていました。
領家とは同じ大学に通い、半同棲生活をしていました。
更に高砂には女友達まで出来ていました。
高砂は領家と結婚して子供ができます。
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西堀、瀬ケ崎、神明、天沼から祝福の連絡がありました。
反恋愛活動を辞めた彼らも、それぞれの特性を活かして活躍していました。
西堀は漫画家として成功して女性アシスタントを囲っています。
神明さんは世界中の鉄道をレポートするライターをしていました。
瀬ケ崎は外資系企業に就職してヨーロッパに居ます。
彼の赴任先がとんでもなく彼好みの国でした。
天沼は大学院に通っていて優秀だそうです。
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高砂は心が折れそうでした、反恋愛を辞めれば幸せになれると体験してしまったからね。
女児に反恋愛活動を辞めると言いそうになっていました。
そこに領家から電話が掛かってきました。
これで高砂は救われました、領家と長いこと電話でイチャツイテました。
高砂は恋愛を認めないと女児に答えていますよ。
電話が終わって女児に話しかけると女児は呆れていましたね。
高砂と領家は完全に恋愛していますね。
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第4章 文芸を用いた反恋愛プロパガンダの有効性とその実践
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領家が嫌な思いをしました。
昼休みはメンバーが地下部室に集合することになっています。
それぞれのメンバーは教室に居場所が無いので結果的にここに集まる事になるんだよ。
領家が居なかったんですが彼女は教室に留まりある女生徒を観察していました。
彼女が読んでいた本が領家のお気に入りでした。
領家は同士を見つけて声を掛けるタイミングを計っていました。
彼女が読み終わるまで感想を聞くのを待とうと奥ゆかしい行動でした。
しかし領家の希望は打ち砕かれました。
問題の女子生徒に本を貸したのは、その彼氏でした。
内容的にも面白くないとの感想を述べていました。
領家は怒り爆発でしたよ。
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怒れる領家に西堀が面白い提案をしました。
西堀は文芸部が主催する学生小説コンクールが行われる事を紹介します、これに出品する事になりました。
小説の借りは小説で返すと領家は意気込んでいました。
しかし問題発生です。
メンバーは誰も小説を書いたことがありませんでした。
長い文章を書くのは難しそうです、そこでリレー小説形式にする事になりました。
領家、西堀、瀬ケ崎、神明、高砂の順番で書く事になりました。
内容は異世界転生もので、反恋愛を訴えるモノにしました。
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導入部の領家からして飛ばしています。
主人公が死ぬまでが描かれるのですがリアリティーがあり過ぎました。
悲惨です。
芳一って名前でした。
幼馴染が居たのですが、両親が離婚して芳一は中学卒業と同時に働くことになりました。
芳一は大検を受けて同じ大学に行くと言って幼馴染と別れました。
仕事はきつく勉強どころでは無かったんだよ。
ふとした事で元の家の近くまで行くと幼馴染が彼氏と一緒に下校中でした。
別れ際にキスしていました。
芳一は呆然としていました、幼馴染の元から逃げ出します。
芳一は政治思想団体に入り過激な活動をしていました。
最後は敵対する団体に乗り込んでいきボコボコにされてしまいました。
ここで死んでしまいます。
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異世界に転生した直後は西堀が書く事になりました。
西堀の趣味が全開です。
芳一は転生後、女の子になっていました。
目覚める時に、Gカップのおっぱいを揉んでいますよ。
揉まれた相手に引っぱたかれますが、記憶喪失だと告げると優しくしてくれるぞ。
彼女はアクァネと言います、モデルは神明さんだね。
2人は修道院で暮らす事になりました。
この世界でも恋愛至上主義が蔓延していて、それを倒す為に芳一は旅に出る事になりました。
最後の夜に芳一のベットにアクァネが潜り込んで来て朝まで二人で楽しんだようです。
西堀の魂を感じますね。
結局、アクァネは芳一の旅に同行する事になりました。
途中の旅路であるパーティーに出会いました。
女騎士とその護衛です。
彼らはオークに襲われていました。
タカサゴと云う護衛がオークから女騎士を守ろうとして首を斬られて即死しました、ひでー扱いだ。
女騎士はカウォルと言います、モデルは領家だね。
カウォルはオークに捕まり慰みモノになりそうでした。
そこを芳一が火炎瓶と使いオークを倒して助けました。
カウォルから話を聞くと彼女も恋愛至上主義を打倒する為の旅をしているとの事でした。
意気投合したカウォルは芳一とアクァネのパーティーに加わる事になりました。
西堀の本領が発揮されます、芳一の事をアクァネとカウォルで取り合っています。
凄い百合展開です。
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瀬ケ崎も趣味が全開でした。
瀬ケ崎はタカサゴの故郷を訪ねるところから始めます。
故郷にはタカサゴの妹が待っていました。
彼女にタカサゴの死を伝えます、悲しむ女児に向かって芳一は自分がお姉ちゃんになると言います。
女児がこれを受け入れてパーティーに加わりました。
女児の魔力適正が凄く高かったです。
女児は強力な攻撃魔法が使えました、彼女一人でパーティーを支えられそうです。
一行は温泉に向かいました。
そこで芳一は女児と仲良く入浴していました。
西堀の回まではアクァネとカウォルの事を芳一は気に入っていたんだけど、ここでの芳一は二人に興味無いね。
芳一と一緒に入るのはどちらか、ともめるアクァネとカウォルの事を年増と言ってますよ。
年増がおっぱい揺らして争っているがちっとも興味が無かったと言ってます。
瀬ケ崎もブレませんね。
芳一は女児に密着してますよ。
兄を失った悲しみが癒えていない女児は涙を零していました。
それを芳一が抱きしめて慰めているようだぞ。
感動的です。
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神明さんの番になります。
彼女も趣味に忠実でした。
恋愛至上主義を掲げる魔王の城は山の中にあります。
途中まで登山電車に乗る事になりました。
途中で登山電車の解説まで入っていますね。
登山電車に乗り合わせた乗客の中に老婆が居ました。
彼女は山菜を取りに行くためにこの登山電車に乗っていました。
途中で山ゴブリンが襲ってきましたが老婆が捕まえて列車のストーブで焼いて食べています。
老婆が強すぎますね。
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最後に高砂の番になりました。
其々のメンバーが好き勝手に広げた話をまとめにかかりました。
魔王の住む砦に入ります。
そこは空き家でした。
魔王はどこかに移動したようです。
兄の仇が討てると燃えていた女児はガッカリしている風に見えました。
カウォルが女児を慰めようと近づくと芳一に鋭く呼び止められます。
芳一は女児に向かって正体を現せと告げます。
女児が魔王でした。
女児を倒したのは老婆でした。
彼女が登山電車で振舞った山ゴブリンの肉には毒が仕込まれていました。
彼女も女児を疑っていたのね。
老婆は女児に取引を持ちかけます。
二度と悪いことをしないと違えば解毒剤を与えると言います。
女児は素直に謝りました。
そしてお尻をペンペンと叩かれてお仕置きをされてました。
女児の裏からの工作が無くなり、地球から恋愛至上主義が亡くなり人類は滅亡しました。
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高砂の書いた話だけが非難の対象となっていますね。
上手くまとめたと思ったのですが部員からの評価はいまいちでした。
しかし出品されたリレー小説は銀賞を受賞しました。
メンバーは金賞間違いなしとの自信があったので少しガッカリしています。
作戦は失敗に終わりました。
リレー小説は好評だったので生徒たちに読まれる事になりました。
結果として新たなカップル誕生を手助けする結果になってしまいました。
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エピローグ
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高砂が一人で部室に居た理由が判明しました。
他の部員は買い出しに出かけていました、その間の留守番を高砂がしていたようです。
自分で言ってますけど、高砂はこのような貧乏くじが多めですね。
戻って来た領家が居眠りしていた高砂を咎めます。
高砂は、居ない自分の悪口を言い合って楽しんでたんだろと反論しますが領家の返答が悲しいです。
領家は自分たちのような存在は悪口のネタになって人々を愉しませる価値も無いのだと言っています。
哀し過ぎますが、これは本当のようだぞ。
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高砂は新入部員の宮前の為にこれまでの活動を活動記録としてまとめていました。
それを読んだ宮前が不服顔をしています。
高砂の書いた報告書は反恋愛と言いつつ、楽しく遊んでいる様にしか思えないとの感想を持ちました。
領家もこれを読んでみますが彼女も宮前のような感想を持ちます。
特に高砂と領家が二人で何をしたのかの描写が気に入ったようです。
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領家は高砂の報告書を没にして印刷された紙束を自分が確実に処理すると言って持ち帰ろうとしています。
古参メンバーはなれたもので、またかと無反応ですが宮前だけは不満を露にしています。
領家は高砂が書いた二人のデートレポートを読み返して、当時の幸せな気分を思い出そうとしていると指摘しています。
領家は頑なにそれを認めようとしませんね。
高砂は報告書を書き直す事になりました。
しかし領家は良い趣味していますね、思い人の目から見たデートの詳細なレポートを書かせるとはな。
領家の色ボケブリが加速中のようです。
こんなことで宮前を従えていけるのでしょうか?
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成分美少女変態革命活動恋愛活動
評価AAAAAAA




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