ラノベの感想) 音程は哀しく、射程は遠く―フルメタル・パニック!サイドアームズ (富士見ファンタジア文庫)
レーベル:富士見ファンタジア文庫
発行日:2004/4/25
著者:賀東招二
イラスト:四季童子
ISBN:4-8291-1605-6
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音程は哀しく、射程は遠く【前編】
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休暇で東京に遊びに来たクルツが宗介を呼び出しました。
緊急事態だと呼び出されたのですが一緒に焼き鳥を食べる事になりました。
宗介は不満顔でしたが焼き鳥の美味しさに感動しています。
店の外にタバコを買いに行ったクルツが中学時代の恩師と再会します。
椎原那津子さんと言います。
彼女からクルツが傭兵になった経緯が一部語られます。
クルツの父親は新聞記者だつたのね。
テロにあい家族は亡くなったそうです。
クルツは日本から出て中東で傭兵を始めたようです。
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那津子はクルツの行方を捜したそうですが見つける事は叶いませんでした。
国外に出たところまでしか追えなかったそうです。
那津子はクルツが傭兵をしている事を知りません。
那津子からまだギターをやっているのかと問われたクルツは頑張る事にしました。
那津子にプロを目指していると嘘をつきます。
メリダ島に戻ったクルツはバンドメンバーを集め始めました。
マオもメンバーとして参加する事になりました。
東京に残る宗介は那津子の近況を調べる事になりました。
那津子は音楽教師を辞めていました。
彼女はプロのピアニストを目指したようですが夢破れたようです。
その後おかしな男に引っかかり結婚したそうです。
一度は離婚したそうですが困った元旦那が那津子の元に転がり込んでいました。
警官を撃ったそうで追われています。
那津子に会いに来た宗介を刺客だと思い警戒してました。
襲いかかるも宗介に簡単にあしらわれました。
宗介は那津子にクルツが開くライブのチケットを渡します。
那津子はクルツとこれ以上関わりたく無さそうでしたがチケットは受け取ってくれました。
宗介からの報告を受けたのはマオでした。
マオはクルツが表の世界に戻ろうとしているので応援する事にしました。
那津子の近況はクルツには秘密にします。
マオの良い配慮でした。
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音程は哀しく、射程は遠く【後編】
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那津子の近況を知らされていないクルツは着々と準備を進めます。
ライブ当日に宗介とヤンがハイヤーで那津子を迎えに行きました。
那津子の住むアパートの周辺にモノモノしい警戒網が敷かれていました。
宗介とヤンは那津子のピックアップに失敗します。
控え室のテレビを見ていたクルツが那津子の近況を知ってしまいます。
那津子と元旦那が逃走中に警官を撃ち人質を取ってビルに立て籠もっているとのニュースが流れました。
クルツは知っていたのかとマオを攻めました。
宗介がライフルとギターを持って現れます。
どちらの相棒と出掛けると聞いてきました。
クルツはライフルを選び長距離からの狙撃を行う事にしました。
クルツの狙撃で元旦那を無力化して那津子と人質が逃げ出す時間を稼ぎました。
クルツは那津子に音楽を辞めた事を告げます。
無線機越しの会話でした、クルツが那津子と再会する事はありませんでした。
那津子が戦って行ける強さを獲得できると良いですね。
クルツはサクラとして呼び出した仲間の前でライブを行い大はしゃぎでした。
酔いつぶれたクルツをマオが優しく介抱したようです。
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エド・サックス中尉のきわめて専門的な戦い
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サックス中尉には不満がありました。
出撃のたびに機体に傷を付けてくる兵士が多いのです。
マオが損傷を受ける回数が特に多い。
彼女は機体性能を熟知しているので無茶が多いようです。
しかも報告をサボって逃げようとします。
クルツは擬音を交えた感覚的な注文をつけできます。
クルツはスナイパーとして天才なので補助機能は邪魔だと言ってきました。
マニョマニョって表現で伝えようとしてました。
それをできる理解サックス中尉は良い整備士ですね、本当に凄いです。
宗介がアルについて相談してきました。
アルが喋り過ぎと宗介は言ってました。
サックス中尉は宗介の相談を真に受けなかったのですが、ノーラに苦言を呈されました。
ノーラはここで失言してしまいます。
サックスは出撃しないので兵士の生命に関心が無いと言ってしまいました。
サックスがこれに激怒してノーラの胸ぐらを掴みました。
サックスは毎回出撃の度に皆が無事に戻る事を祈っていると言いました。
サックスの意外な反応でノーラは自分の間違いに気がついたね。
ノーラの謝り方がイカしてます。
彼女はバーにサックス宛ての高い酒を残しました、メッセージ付きです。
お互いに肩肘はるのをやめようと書いてありました。
サックスはノーラの事を言い女じゃないかと評価を改めましたね。
二人は仲良くなりそうです。
マオ、クルツ、宗介もサックスに酒を奢りました。
いつもありがとうブルーザーと声を掛けていました。
サックス中尉は皆に愛されているようです。
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女神の来日(温泉編)
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クルツが陣代高校に短期留学中のテッサにプレゼントをしました。
温泉旅館への一泊二日の旅行を企画しました。
参加者はテッサ、かなめ、瑞樹、漣、恭子、小野寺、信二、宗介でした。
引率としてマオとクルツが同行します。
クルツには狙いがありました。
クルツは温泉で寛ぐ美少女たちを覗こうと計画していたようです。
テッサからクルツから温泉旅館への旅行をプレゼントされたと聞いたマオと宗介が手を打つことにしました。
温泉旅館への移動は男女で別々の車で移動する事になりました。
クルツは不機嫌でした、車の中でも美少女との楽しいセクハラ会話を楽しもうと思っていたようです。
マオの運転で移動する女子組は楽しそうでした。
男子グループの中で宗介だけが満足そうにしていました。
テッサが留学してきて以来宗介はかなめとテッサに挟まれて疲弊していたようです。
男だけの車内で満ち足りた表情をしていました。
旅館に着くとクルツは行動を開始しました。
小野寺と信二がクルツと一緒に覗きに行きました。
宗介は部屋で寛いでいました。
クルツは女湯と男湯を隔てる壁に穴を開けようとしましたが鉄板が間に入っていました。
壁を回り込んで覗こうとするとセントリーガンでの砲撃を受けました。
クルツはマオと宗介が覗き対策を施したんだと気がつきました。
女湯ではかなめ、テッサ、漣、瑞樹、恭子、マオが入浴していました。
かなめ、漣は凄い巨乳ちゃんなようです。
かなめのおっぱいが凄いですね、ロケットおっぱいだそうです。
先端から雫が落ちていました、17センチ間隔で小さな二つの水滴の跡ができています。
相当なサイズだよね!?
漣が全体的な印象が特に凄いですね、彼女は肉感的な肢体をしています。
彼女の安産型のお尻が湯船の縁で、すこしだけふにゃっと押しつぶされているってさ!!
恭子はあどけなさの残るロリボディだそうです。
そんな彼女が警戒心ゼロで無邪気にハシャイデいますね、可愛いです。
瑞樹は小柄ですが出るとこでているグラマーです。
柔らかそうなお尻が魅力的だってさ。
マオは背中のラインが特に魅力的だそうです。
テッサは透明といってもいい白い肌が魅力的でした。
最後に入ってきたテッサはスっ転びますよ。
空中で大開脚してお尻から落ちました!!
心配したマオがテッサのお尻を見てますよ、そしてさわさわしていました。
夕食後にクルツたちは作戦を変えて再挑戦しました。
露天風呂が見える離れた小山に向かう事にしました。
そこから望遠鏡で覗こうって考えでした。
しかし、この作戦もマオと宗介に予想されていました。
途中の斜面に罠が仕掛けてありました。
諦め切れないクルツは露天風呂に直接侵入する事にしました。
当然その途中にも罠が仕掛けられていました。
クルツ、小野寺、信二の全員で突破を狙いました。
小野寺とクルツは途中の罠に掛かりリタイアしました。
信二が最後まで突破して女湯に到着しましたが、そこに居たのは宗介でした。
9時から、男湯と女湯は入れ替わるそうです。
信二は何も得られませんでした。
宗介とマオの覗き対策は完璧だったようだぞ、クルツは何も覗けなかったようです。
ご苦労様。
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よいこのじかん~マオおねえさんとアーム・スレイブにのってみよう~
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マオがヤンにアームスレイブの操縦を教える事になりました。
マオの教え方は理論的ですが暴力的でもありました。
すぐに蹴ります。
マオがヤンを蹴ったのには理由がありました。
パイロットスーツが如何に高性能か教える為でした。
ヤンはその衝撃吸収性に驚いていました。
ヤンはマオの指導で基礎訓練をしていました。
ヤンはアームスレイブの操縦が楽しくなってきました。
すぐに良い操縦兵になりそうです。
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ある作戦直前の一幕
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マオ、クルツ、宗介のチームで出撃する事になりました。
移動中の待機時間に宗介は古文の宿題を片付けていました。
宗介は古文が苦手です。
困っている宗介にアルがアドバイスを送りました。
宗介はアルに古文が分かるのかと問いました。
アルはネットを検索できるので理解できると答えます。
それはチートと言うのだと宗介が苦言を呈すと自分でやれとアルに言われます。
二人の漫才を聞いてたクルツが宗介を揶揄うと口論に発展します。
宗介は最近アルが余計なおしゃべりを好むのがいやで仕方なかったようです。
それで気がたってたんだよ。
マオが脅して二人を大人しくさせます。
「言ってみなさい、あんたらのケツはだれのもの!?」
「メリッサ・マオ曹長のものです」
「あんたらの金玉はだれが握ってる!?」
「メリッサ・マオ曹長です」
マオすげー。
二人は不満を残したままでした。
マオは個別に説得する事にします。
このあたりが流石ですね、二人を上手にコントロールしています。
クルツの説得から始めました。
マオが弱気を見せつつ説得したのでイチコロでした。
クルツは宗介の面倒は自分が見てやらねばと言ってくれましたが宗介が調子に乗っていると思っています。
あの程度の操縦兵はざらにいると言い、かつて遭遇した凄腕の話を始めました。
クルツが持てる弾丸を全て使っても倒せず、味方が二機倒されたと言ってました。
クルツは探し出してミスリルは其奴を雇うべきだとまで言ってました。
宗介の説得を始めます。
宗介はクルツは精神的に未熟なので自分が我慢しないと始まらないと言ってます。
クルツ程度のスナイパーは他にもいると言って、かつて戦った凄腕スナイパーの話を始めました。
宗介はアームスレイブの両腕を破壊されて逃げるのがやっとでした。
逃げ切れたのはスナイパーの気まぐれだったと語ってます。
宗介はこのスナイパーが味方にいれば心強いと言っていました。
双方の言い分を聞いたマオだけが真相を知りえましたね。
クルツと宗介は知らない間に互いを最高の敵手だったと認めていますね。
これを知ったマオは自分たちのチームには何の問題も無い大丈夫だと確信しました。
マオの言ってた世間は狭いって感想が的確に状況を言い得ていますね。
宗介とクルツが最高のコンビだと証明されました。
お互いにこの事実を知らないって所が面白いです。
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成分 | 美少女 | 戦闘 | ラッキースケベ | 技術 | 兵器 |
評価 | AAA | C | AA | C | B |
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