ラノベの感想) ヘヴィーオブジェクト 北欧禁猟区シンデレラストーリー (電撃文庫)


マリーディー・ホワイトウィッチは新型戦闘機のZig-27で戦闘中に制御を失い墜落する事になりました。
何とかパラシュートで脱出ができましたが敵勢力の支配地域に落ちる事になりました。
ここはオブジェクトが居ない北欧禁猟区です。
各勢力の勢力圏がコロコロ変わる激戦区です。
マリーディーの部下たちは彼女の事が大好きなようです。
彼女の救出が果たされるまで帰還命令を無視する積りでした。
しかし対空レーザーが幅を利かせているの空路を使っての救出は困難です。
マリーディーは部下に帰るように命じてますね。
彼女は単独で地上から対空レーザーの破壊を目指す事にしました。
対空レーザーが破壊できれば空から救援隊がやって来られると考えて行動に移りました。

パラシュートでの降下を行ったので武器が殆どありませんでした。
マリーディーは敵勢力から現地調達する事にします。
資本企業(マリーディーはこの勢力に所属しています)と情報同盟の境界線の近くだったので後ろ暗い内職をしている者たちがいるだろうと予想して取引に使われている場所を探しました。
情報同盟側の隠れ家を発見したマリーディーはそこに襲撃を掛けました。
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マリーディーのサバイバル技能は高いですね、こっそりと近づき手早くログハウス内に侵入して敵兵を無力化していきました。
最後に残った一人が他の兵士とは違う感じがしました。
その人はマリーディーに「待った待った待ってくださいですう!!」と命乞いしてます。
話を聞くと彼女は資本企業の人間で武器の横流しなどの不正を行っている兵士を調べにきて捕まってしまったと言ってます。
マリーディーは彼女が嘘を吐いていないか確認する為に彼女の左腕を撃ちました。
痛がってますね、これは演技じゃなさそうだと判断したマリーディーは彼女を連れて行く事になりました。
マリーディーは置いて行く気満々だったのですがこの彼女がマリーディーに縋りついて同行を求めました。
彼女はナンシー=ジョリーロジャーというおっぱいの大きな女性でした。
内勤部隊の所属でサバイバル技能はまるでありません。
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森の中を徒歩で移動するので足跡を残したくないのですがナンシーはまったく気に掛けていませんね。
ナンシーは髪型がエビのような平べったい三つ編みにしているのでマリーディーからエビと呼ばれる事になりました。
ナンシーは良い性格をしているようですよ、自慢の巨乳ちゃんをマリーディーの頭に乗せてきます。
マリーディーはイライラきていました。
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マリーディーはレーザーの撃破に成功しました。
そこに味方であるはずの資本企業の救助ヘリがやって来ます。
助かったーと思ったらヘリはマリーディー達を攻撃してきました。
森の中を逃げるのですが途中で無線が傍受できました。
資本企業はマリーディーを指名手配して懸賞金をかけていました、その額が驚愕の500億ドルです。
マリーディーは自分が何かしてしまったのかと考えますが、資本企業に狙われるような事をした覚えはありませんでした。
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自分が墜落する事になった戦闘時の記憶を辿ると無線機にノイズが混じっている事を思い出します。
マリーディーは聞いてはいけない会話がフライトレコーダーに録音されてしまったんだなと気がつきました。
マリーディーは墜落した自機からフライトレコーダーを回収する事になりました。
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レーヴァテインと呼ばれる自走式の対空レーザーの近くまで行く事になりました。
オフロードバイクを発見して二人乗りで爆走する事になりました。
道中の二人のやり取りが面白かったね、ナンシーは制服姿は色気満載なのですがパンツがひよこ柄のワンポイントが入っているモノを着用していました。
マリーディーはナンシーの事をひよこパンツと揶揄っていました。
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レーヴァテインを無力化する時にマリーディーは恐ろしい作戦を使いました。
二酸化炭素でレーヴァテインに詰めている敵兵を中毒死させる事にしました、物凄く非道な行為ですね。
マリーディーの作戦は上手くいき敵兵は死に絶えたようです。
マリーディーとナンシーは四輪駆動車を使い移動する事になります。
ここで面白い事になるね、四輪駆動車は大型なんだよね軍用だから。
運転席の椅子の位置が高いんだよ、小柄なマリーディーはアクセルとブレーキに足が届きませんでした。
悔しそーにしてますね、これを見たナンシーが揶揄ってます。
結局、シートの高さを限界まで下げてマリーディーが運転する事になりました。
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マリーディーはフライトレコーダーからデータを回収していました。
回収した録音を再生してみると暗号化されていました。
ここでは何が録音されているか分かりませんね暗号を解読できる大規模コンピュータがある場所まで移動する必要が出てきました。
そこに恐ろしい集団が襲ってきました。
ゾンビです。
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マリーディーにはゾンビを発生させる要因に心当たりがありました。
彼女は色々な軍事情報に精通していますね。
人工分子モーターなる機械で電磁波や光を操り人間をゾンビ化する装置を使ったと言ってますね。
ゾンビは元気に追いかけてくるね。
マリーディーは流石のゾンビでも空は飛べないだろうと判断します。
ここからの彼女はまたも酷い手を使い始めるぞ。
どこかの勢力の飛行場に踏み込んで戦闘機を奪って逃げる事にします。
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奪った四輪駆動車は正統王国のモノでした。
これが幸いしましたね、ゾンビに追われているマリーディー達を正統王国軍の戦闘機が助けてくれます。
マリーディーたちは正統王国軍の飛行場に侵入します、ゾンビももれなくついてきました。
飛行場は大混乱に陥り、駐機している戦闘機の燃料に引火する事を恐れていました。
誰かが戦闘機に乗り込んで移動させる事を不審に思わない状況でした。
それに乗じてマリーディーは戦闘機を奪って離陸しました。
流石に離陸まですると追手が掛かります。
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最初から空に居た正統王国軍の戦闘機がマリーディーに戻るように忠告してきました。
彼らはマリーディーの事を混乱した味方のパイロットだと思っていました。
マリーディーは自分の事を名乗ってしまいます。
「我はアイスガール1。楽しませろよ『正統王国』の悪魔祓い!!」と応答を返してしまいました。
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お互いに敵の事は知っているようです、燃える空中戦が行われました。
マリーディーの操縦技能は秀逸ですね。
数的に不利だったのですが2機を撃破しました。
残りの隊長機は熱くなってしまいました、勢力圏を超えて資本企業の領域まで進出してしまいました。
そこにマリーディーの部下たちが駆けつけて残りの敵機を撃ち落としました。
マリーディーとナンシーは助かったーと思いましたが後ろに付かれます。
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マリーディーは部下に通信を送ったので彼らが自分の事を認識していると思っていましたが事情があったね。
マリーディーの部下たちは上層部に彼らがマリーディーを敵と認識しているとの姿勢を示すつもりでした。
マリーディーは彼らの意図を理解して撃墜されたことを装う事にしました。
無茶なことをしでかします。
山間部のトンネル内に侵入します、部下たちも心得てますね、同時にミサイルを発射して爆炎で入口を覆いました。
マリーディーはトンネル内に戦闘機を着陸させました。
これもギリギリの操縦でしたね。
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マリーディーとナンシーは陸路で暗号を解読可能な大規模コンピュータのある場所まで移動する事になります。
向かった場所は大破した巡洋艦でした。
暗号解読を始めるのにはケーブルを接続する必要があったのですが、それが高い位置にあってマリーディーには届かなかったんだよ。
ここでナンシーはマリーディーを揶揄っています。
マリーディーを抱え上げてケーブルをさせる位置まで持ち上げてますね。
マリーディーは屈辱感を味わっています。
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解読された暗号はあるコードを示していました。
16桁の英数字でした。
これが何なのか考える事になります。
ナンシーには分からなかったのですがマリーディーは直ぐに何だか分かりましたね。
これはオブジェクトに搭載されているJPlevelMHD動力炉の爆破コードでした。
これを使ってどこかで爆発を起こそうとしているようだぞ。
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北欧禁猟区には過去に都市をオブジェクト化したアースガルドって都市がありました。
都市の住民はオブジェクト内で生活しているので安心感を抱いていました。
しかし敵勢力は都市に向かって攻撃を加えてオブジェクトの動力炉を自爆させる作戦を実施しました。
アースガルドは動力炉の爆発で消えてしまいました。
マリーディーは同じことをどこかでやろうとしていると考えます。
フライトレコーダーの録音を聞いて場所の特定に掛かりました。
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録音には分断商都に動力炉を埋めると言っている会話が記録されていました。
埋めた動力炉の爆破コードを資本企業と情報同盟で管理する事にすると言ってます。
その爆破コードが漏れてしまったのね。
マリーディーに500億ドルの賞金が掛けられている理由が分かりました。
この秘密が漏れるのは不味すぎます。
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マリーディーとナンシーは分断都市ヴァルハラに向かいます。
そこは資本企業と情報同盟により分割統治されていました。
情報同盟側の入り口から資本企業に所属していると分かる服装でマリーディーとナンシーが入って行っても見咎められる事はありませんでした。
都市の住人はどちらの勢力の人間かなんてことは気にしない様子です。
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ヴァルハラに居る資本企業の諜報部門を頼る事にしました。
食堂を営み裏でスパイ活動をしていました。
諜報部門に500億ドルを払ってもオブジェクトの動力炉を吹っとばしたい理由を聞きました。
諜報部門には心当たりがあったね。
このヴァルハラを使って裏金を資金洗浄している一味が居ると言っています。
ヴァルハラには地下迷宮があり資金洗浄に使える地下銀行があるそうです。
4大勢力の高官がこの資金洗浄グループに属しているとの事でした、こいつ等が黒幕だね。
動力炉が仕掛けられる場所はどこか、資金洗浄グループが一堂に介して会議をしている場所はどこか、と問うと地下迷宮しかないと返答されます。
マリーディーとナンシーは地下迷宮に向かう事になります。
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下水道を通って地下迷宮に向かいました。
これが後でナンシーの壮絶なる反撃を生みま出す原因となります。
地下迷宮で動力炉を発見しました。
マリーディーは指紋、毛髪、唾液などの証拠を集めます。
集めた証拠を分析して貰う為に諜報部門があるヴァルハラに戻りました。
そこでは諜報部門が逃げ出す準備を始めていました。
マリーディーが可愛くお願いしました、「きょーりょくして、おにーたんっ☆」あんり効果は無かったね。
これはヴァルハラで行われていたデモ活動に参加していた可愛い女の子を参考にしたようだぞ。
ふーん、オトナってのは、ああいうのがソソルのかと言ってたね。
マリーディーには邪気があり過ぎなので可愛くお願いしても効果が無いんだよな。
しかしマリーディーは強引に話を進めるね。
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諜報部門はマリーディーのお願いを受け入れる事になりました。
入手した指紋などを解析して貰う事になりました。
その間の待ち時間にナンシーが仕掛けて来ましたよ。
彼女は下水を通って地下迷宮に侵入したので匂いが臭いと主張します。
風呂に入る事を要求しました。
諜報部門の面々はバスルームを指さします。
ナンシーはマリーディーに一緒に入ろうと誘います。
マリーディーは断りますけどナンシーが強引でしたね、マリーディーを連れて行ってしまいます。
諜報部門はマリーディーが主でナンシーが従だと思っていたのでマリーディーを軽々と従わせるナンシーに畏怖の念を抱きます。
バスルームからはイチャツク二人の嬌声が聞こえてきました。
呆気に取られている諜報部門は二人の入浴を覗く事も忘れていました。
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マリーディーがウシの着ぐるみを着て出てきます。
ナンシーはバスタル一枚を巻いただけの姿でしたよ。
マリーディーはナンシーに使われたシャンプーや石鹸の匂いが気に入らないようです。
戦闘区域での行軍には人工的な匂いは大敵だと言って匂いを消そうとしているよ。
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犯人グループの素性が割れました。
マリーディーは調査料はいくらだと聞きますが、諜報部門のリーダーの答えがカッコいいです。
お金は十分にあるので要らないと言ってますよ。
稼いだお金は使い切るまでが華だと言っています。
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正統王国、情報同盟、資本企業、信心組織、4大勢力の北欧禁猟区で高い地位に付いている人物がメンバーでした。
彼らがいつオブジェクトの動力炉を爆発させるのか分からないので先手を打つことにします。
マリーディーが作戦を考えました。
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マリーディーの作戦は過激でした。
先に動力炉を爆発させようと言い出します。
諜報部門とナンシーは驚愕していました。
まあ、離れた場所から見ると爆発したと見えるように偽装工作するって作戦なんだよ。
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ドローンを高高度まで飛ばして地表から離れた位置で爆弾を爆発させます。
これでキノコ雲を発生させてヴァルハラから離れた位置から観測した場合にヴァルハラに仕掛けた動力炉が爆発したと思わせます。
高度があるのでヴァルハラへの被害は少なく爆風で窓が割れる位になります、良い作戦ですね。
爆発と同時にヴァルハラのネット回線を切断して、ヴァルハラが音信不通になったように偽装するって作戦です。
これで周辺からはヴァルハラで動力炉の爆発が起こって全滅したと思わせようとの作戦でした。
ヴァルハラが爆発すれば、4人のリーダーが一堂に介すると考えました。
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マリーディーとナンシーがドローンを発進させる場所の確保を行う事になります。
ここでマリーディーは今まではっきりしなかったナンシーの正体を明確にする事にしました。
ナンシーを尋問します。
ナンシーは自分の正体を明かしました。
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彼女は資本企業の情報部の人間でした、これは本当だった。
しかしやっていることは武器の横流しの調査ではありませんでした。
彼女は戦争孤児を集めて操縦士エリートを育てる部隊の一員でした。
ナンシーはこの仕事に反感を持ち子供たちを極秘に逃がしていました。
逃がした子供たちをヴァルハラ中央にある不可侵の森に集めてそこに孤児院を作っていました。
ここでは正統王国、情報同盟、資本企業、信心組織、勢力の枠を越えて集められた子供たちが仲良く暮らしていました。
この事実こそが問題になりました。
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クリーンな戦争を仕掛けている4大勢力は他勢力と仲良くできるって事を証明されると困るので、ヴァルハラを分割統治することになりました。
その余波で孤児院の子供たちはバラバラになってしまったそうです。
ナンシーは子供たちの行方を追いました。
しかし二人だけが見つからなかったと言っています。
ネクレカ=モヒートとエレノア=モヒートです。
二人のうちの一人はこのヴァルハラで行われているデモに参加していました。
妹を返してとのプラカードを掲げていた少女です。
この少女の妹だけが見つかっていませんでした。
モヒートって名前にマリーディーが反応しました。
ネクレカとエレノアはマリーディーが大好きなバンドのヴォーカルの娘でした。
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ナンシーがマリーディーに無理やり同行してきたのは、結果を見届けたかったからでした。
ナンシーは4人の黒幕を倒したいと言ってきました。
マリーディーとナンシーは拳を打ち合わせてます。
ナンシーは意外と暑苦しい人でした。
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この作戦は上手く行き、ヴァルハラで動力炉が爆発したと思わせる事に成功しました。
爆風により通信障害が発生しているので、通信障害が起こっているヴァルハラから離れた場所でマリーディーと諜報部門は合流しました。
諜報部門はマリーディーが頼んでおいたものを用意しておいてくれました。
マリーディーはお金持ちなようですね。
エースパイロットとして稼いでいるのですが、使ってなかったようです。
限度額が無いブラックカードの持ち主でした。
彼女が注文したのはZig-27でした。
北欧禁猟区には残骸が沢山落ちているので使えそうな部品をかき集めると中古の戦闘機を組み上げる事が可能になります。
それをマリーディーは買いました。
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マリーディーは嫌がらせの犯行声明動画をアップロードします。
ここで4人の黒幕のうち2人の実名を出しています。
これで黒幕は自分たちが用意した動力炉の爆破コードが使われたと考えました。
誰が使ったのかって話になります。
通信で相談するのは不味いって話になり、一堂に介する事になります。
狙い通りですね。
黒幕を一か所に集めてミサイルを撃ち込んで抹殺しようってのがマリーディーの考えた作戦でした。
いつも使っていたヴァルハラの地下迷宮が使えなくなったので別な場所で集まるようです。
.
マリーディーは黒幕が集まる場所を検索します。
彼女はプロファイラーの才もあるようだね、場所の特定に成功しました。
マリーディーとナンシーは黒幕が集まっているトンネル跡に向かいます。
そこまでマリーディーが買ったZig-27で飛んで行く事になりました。
乗り込もうとするナンシーのお尻を眺めながら諜報部門の中年男が耐Gスーツは要らないのかと問いますね。
ナンシーは着ようとしますが、マリーディーに死人が着ていたモノだぞと言われて諦めていました。
ナンシーが意外と頑丈なんだよね、彼女は耐Gスーツ無しでマリーディーの操縦する戦闘機に同乗してるんだよ。
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黒幕が集まっているトンネルを目指して飛び立ちます。
途中で黒幕が送り込んだ戦闘機に遭遇しました。
マリーディーは速度にモノを言わせて逃げ切る選択をします。
後ろを取られますが、ここでマリーディーの部下たちが救援に来てくれました。
マリーディーとナンシーの乗ったZig-27はトンネルに向けてミサイルを発射しました。
やった、黒幕を倒せたと思ったらミサイルが打ち落とされてしまいます。
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黒幕たちは最後のとっておきを出してきました。
ヴォータンと呼ばれる巨大な爆撃機でした。
この爆撃機が海上に現れてミサイルを撃ってきました。
ナンシーはマリーディーの操縦で意識を失いそうになっていました。
ここに諜報部門から情報がもたらされます。
ヴォータンのパイロットがナンシーが探しているネクレカ=モヒートだと言ってきましたよ。
これを聞いたナンシーが覚醒しました。
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ナンシーは怒り心頭です。
ネクレカを無事に救出する為にマリーディーを脅してヴォータンを安全に破壊する事を強要しました。
マリーディーが涙目になってますね。
後部座席に座っているナンシーはマリーディーの乗っている座席をゲシゲシ蹴ってます。
複座式のZig-27は後部座席に火器管制のシステムがあるようです。
ナンシーは火器管制を乗っ取りマリーディーに命令してきました。
ナンシーは情報部門の凄腕ハッカーなのでヴォータンの弱点を解析していました。
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マリーディーに無茶な飛行を要求していますね、怖いです。
海面すれすれを飛んでいるヴォータンの下に潜れと言ってきます。
マリーディー流石です、ヴォータンの下に潜りこみました。
この行動でヴォータンの構造が理解できました。
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ヴォータンは各部を固定するのにネジや溶接は使っていない事が分かります。
機体内部の温度を低温に保つことで分子結合を使って機体を構成する各部を連結していると分かりました。
マリーディーは冷静にミサイル発射口が開くのを待ちました。
最初に囮のミサイルを発射してチャフをばら撒かせます。
その後、ヴォータンの真上から接近して20ミリ機関銃を発射口に叩き込みました。
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ヴォータンに搭載されていたミサイルが誘爆して内部の温度が上がります。
ヴォータンはバラバラに分解されてしまい、海上をピョンピョンと跳ねながら減速していきました。
パイロットの乗っている区画は無事に海上で停止しました。
マリーディーは海上に救助隊を呼ぼうとしたんだけどナンシーの行動の方が速かったね。
彼女は勝手に脱出装置を動かしてマリーディー共々Zig-27から飛び出しました。
マリーディーの部下が慌ててますね。
操縦者を失ったZig-27はどこかに飛んで行ってしまいますが、隊長確実に減俸ですと言ってますよ。
Zig-27は破壊されていないからなー、敵勢力に発見されると不味いよ。
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パラシュートでの降下をすることになりましたがナンシーは決まりませんね。
風に流されて、ネクレカの落ちた場所から離れた海上に落ちました。
マリーディーはネクレカの居る操縦区画に降りました。
マリーディーが幼児退行してナンシーを罵倒しています。
「ざまあみろ、ざまあーみろおー!!うちのパラシュートは合成繊維じゃなくてお上品なシルク製だからな、そのままたっぷり海水を含んだパラシュートに引きずり込まれて海の藻屑となるが良い!!ばーかばーか!!」
マリーディの仲間は幼児退行していないかと言いますけど、別な仲間はこれが年相応だ、いつもが狂ってるの、と言ってます。
後者の意見が正しいね、マリーディーはまだ12歳だからな。
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マリーディーはネクレカと会いました。
マリーディーはネクレカにリクエストをしています。
聞かせてくれよ最高の一曲をと言ってます。
最後までカッコいいマリーディーでした。
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黒幕達は自分でサインした作戦で自分たちの頭上に爆弾を落としたようだね。
北欧禁猟区が認められているのは、オブジェクトの操縦士エリートになれる可能性を持った子供が生まれやすいって事が根拠となっていました。
更に今回の黒幕たちはオブジェクトの優位性を示す為にわざわざ負ける為に新兵器を開発していたそうだよ。
北欧禁猟区で戦功をあげた兵器もオブジェクトには適わないと示す意図があったそうです。
負ける為の兵器に乗せられているパイロットが可哀想になるね。

成分美少女オブジェクト作戦戦闘ラッキースケベ
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