ラノベの感想) 異世界でチート能力を手にした俺は、現実世界をも無双する6 ~レベルアップは人生を変えた~ (富士見ファンタジア文庫)
概略:
少年の邪がレガル国で破壊活動を計画しています。
レガル国が剣聖から邪の存在を教えられ極秘裏に異世界の勇者を召喚しようとしています。
オカルト研究会に所属している雪音が見学に来た凛と楓が見ている前で悪魔召喚の儀式を行います。
夏休み入り佳織が優夜たちを別荘に誘ってきました。
別荘の近くにある海の家に入ると沢田先生の実家であると判明します。
売り上げが低くて困ってるんですが沢田先生が名案を思い付きました。
優夜たちに売り子をさせると売り上げが伸びます。
異世界ではレクシアがレガル国の建国祭に行きませんか?と誘ってきました。
レクシアがレガル国の王に挑発され優夜と剣聖が御前試合で戦う事を認めてしまいます。
剣聖と戦うと聞いてウサギ師匠が燃えています。
剣聖と真面に戦えるようにすると言って厳しい修行を始めます。
レーベル | 富士見ファンタジア文庫 |
発行日 | 2020/8/20 |
著者 | 美紅 |
イラスト | 桑島黎音 |
ISBN | |
雰囲気 | 暗躍、悩み、修行、別荘、実家、海の家、肝試し、巫女、邪獣、巫女、建国祭、麗しきお姉さま、一目惚れ、当たらな武器、理想、 |
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プロローグ
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【世界の廃棄場】で少年と青年の邪が話し合っています。
聖との戦争を始める事になり少年はウキウキしています。
青年は少年に向かって手始めに剣聖の居るレガル国を滅ぼして来て欲しいとお願いします。
二人は拳聖を滅ぼしたのは剣聖だと考えています。
拳聖に邪の力を与えたのは青年なので少年は譲られた事に驚いています。
少年たちは邪に下った聖を堕聖と呼んでいます。
少年は堕聖を貸して欲しいと言ってきます。
【槍聖】と【鎌聖】が同行する事になります。
他にも邪のなりそこないの【邪獣】を連れていく事にします。
一体の邪獣を呼び出すんですが少年に襲い掛かりました。
少年は無造作に邪獣を殴り飛ばします。
瀕死状態になるんですが青年が後始末が面倒と言ったので放置されます。
一連の出来事に【槍聖】と【鎌聖】は震え上がっています。
聖が邪に勝てるイメージが湧かなくて力の差を痛感していますね。
誰も居なくなり放置されている邪獣の下に魔法陣が浮かび上がります。
邪獣は逃げようとしてましたが魔法陣に吸い込まれて姿を消しました。
レガル国の城の地下で魔法実験が行われていました。
そこに国王のオルギスと第一王女のライラがやって来ました。
異世界ではかつて賢者の残した文献の争奪戦争が行われていました。
争いが激しくなり過ぎたので賢者の文献を巡る戦争を止める条約が結ばれました。
それまでに入手した文献の研究は認められているので継続されます。
レガル国は魔法研究が盛んな国でした。
王族も高い魔力を保有しています。
中でもライラは最大の魔力保有量を誇っています。
剣聖から聖が姿を消し始めていると聞かされたオルギスは賢者の文献に載っていた異世界から勇者を召喚する魔法の研究をさせていました。
発動するのに大きな魔力を必要とするのでライラが魔力を供給する事になります。
二人は異世界から異世界人を召喚するのが拉致になると考えています。
実験が成功してもバレると世界中から非難されると覚悟しています。
もうこの世界には邪に対抗する力はないと考えて非難されるのを覚悟で他の世界に頼る事にしました。
勇者召喚に成功した場合は国を挙げて歓迎し、ありとあらゆる美女を与えよう。
お前も捧げなければならないかもしれないと伝えます。
ライラは覚悟ができると答えます。
二人とも召喚の残酷さを理解しています。
オルギスがレクシアとの会談を思い出して伝説の竜をテイムした優夜の事を教えます。
ライラは賢者の資料を基にして魔法陣を完成させたので伝説の竜は存在していた。
賢者が存在したという事はおとぎ話は真実って事になる。
おとぎ話で伝説の竜は賢者に倒されたと言われているのでテイムされたのは【エンシェント・ドラゴン】だと思うと予想します。
それでも凄い事なので二人は優夜と剣聖が戦う建国祭の御前試合で強さを見極めようと考えています。
建国祭を楽しんだ後は魔法を完成させなければと悲壮な覚悟を決めています。
楓と凛が帰ろうとしています。
教室を出て行こうとしている雪音を誘うと部活に行くと言われました。
雪音からオカルト研究部に入ったと教えられると凛が興味を持ちます。
雪音は部員が少なくて困っている、見学に来る?と誘ってきました。
凛は見学に行こうと決めますが楓は怖がっています。
幽霊やお化けが関係してくると思っています。
試験前に凛に勉強を教えて貰っている弱味があるので楓は付き合う事になりました。
オカルト研究部の部室に入ると凛が興味深そうに見回しています。
楓は帰りたそうにしていますね。
雪音から今日は悪魔召喚の実験を行うと言われます。
凛は興味を惹かれてますが楓は怖がっています。
雪音が床に紙を敷いて赤いマジックで魔法陣を描き始めました。
古本屋で見つけた本に載ってた悪魔を召喚する為の魔法陣です。
描き終わると雪音が呪文を唱え始めました。
雪音の真剣な表情に凛と楓は見惚れています。
呪文の詠唱が終わったんですが何も起こりませんでした。
失敗に終わったんですが雪音は楽しそうにしています。
彼女は未知を証明するのが楽しいようです。
片づけをようとしていると魔法陣が光りはじめました!!
光は広がっていき部室内を満たします。
何かが出てくると雪音と凛は期待し楓は怖がっています。
光が収まるとそこには何も存在しませんでした・・・
雪音が魔法陣を確認するんですが変わった様子はありません。
片付けて遊びに行く事にします。
部室を出たところで雪音が違和感を感じて周囲を見回しますが何も存在しませんでした。
彼女は気付けませんでしたが雪音の影に赤い瞳が浮かび上がりました。
雪音が召喚したのは邪獣だよね。
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第一章 『剣聖』
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レガル国の近くにある【オールズの森】で剣聖が修行をしていました。
優夜が住んでいる大魔境と比べれば安全なんですが危険地帯に指定されている場所です。
凶悪な魔物が集団で襲い掛かって来るんですが考え事をしながら倒しています。
イリス・ノウブレードという女性で公爵家の娘です。
幼い頃から剣に魅入られて騎士になるべく腕を磨いてたんですが父親が貴族令嬢に育てようとしました。
貴族の娘が通う名門女学校に入学させられます。
女学校の学園長が元はS級冒険者の魔女だったので護身の授業がありました。
イリスは授業以外でも努力し剣の腕を磨きます。
イリスの才能を知った学園長が剣聖を紹介する事になります。
剣聖は女性でイリスの才能を認め弟子に取りました。
女学校に通っている令嬢は護身の授業が苦手な娘が多かったそうです。
イリスが護身を教え貴族令嬢から淑女としての振る舞いを学びました。
女学校に在学中にイリスは剣聖を引き継いだようです。
卒業する頃には淑女としての振る舞いも身に着けていて普通の女の子が興味を持つ事にイリスも興味を持つようになります。
イリスの父親は彼女を有力貴族に嫁がせたかったようですが剣聖になってしまったので出来なくなりました。
女学校を卒業すると同級生たちは次々と結婚していきます。
未婚なのはイリスだけになってしまいました。
異世界では二十台前半には結婚するのが一般的です。
イリスは二十台の半ばを過ぎてしまい焦っています。
イリスは容姿も優れているので何で誰も声を掛けてこないんだと悩んでします。
これはイリス自身に問題がありました。
恋愛経験がないイリスは恋人の条件に高い要求を設定していました。
裕福で容姿に優れ自分よりも強い事を条件にしていました。
女学校に通っていた頃は声を掛けている男性も居たんですが全て返り討ちにしていました。
剣聖のイリスに勝てる男性は居ないので無理だと悟り声を掛けなくなります。
イリスも高望みが過ぎると気付き裕福な事と容姿が優れている事を条件から外しました。
一番問題になっているのがイリスよりも強いって事に気付いていません。
イリス、戦闘力は高いようですが残念な女性みたいです。
優夜の家にウサギ師匠がやって来ました。
拳聖にやられたダメージは回復したそうです。
ウサギ師匠から聖が星の加護を受けていると教えられます。
聖は星の加護で自動的に体力が回復するそうですよ。
拳聖と戦っていた時にウサギは能力の半分しか使えなかったそうです。
聖は邪と戦う時だけ能力を全開放されるそうです。
聖や邪の欠片との戦いでは能力の半分しか使えないそうです。
優夜が、拳聖のように聖に敵対する存在が居るので星は聖から力を回収できるのか質問します。
ウサギは星は称号を与えるだけで剥奪はできないと教えてくれます。
ユティから引き継いだ邪の欠片が目覚めました。
ウサギから拳聖と戦った時の状態を質問しろと言われます。
邪の欠片はあの時の優夜は完全な邪の力を使っていたと教えてくれました。
優夜が邪の力を使えたのは心が白いからだそうです。
ウサギが拳聖に殺されかけ優夜が怒った時に邪の欠片が存在していたので邪に染まったようです。
ウサギに伝えると邪の力をコントロールできるように修行を始めると言い出します。
邪との対話が重要になると言われたので優夜が名前を付ける事にします。
最初に邪を視認した時に黒いユティの姿をしていたのでクロと名付けます。
邪は満足しますがユティとウサギは安直だと反対してきました。
二人はそれぞれ大仰な名前を提案してきましたが邪に否定されます。
クロの方がマシと言っているのでクロに決まりました。
クロによると優夜の邪の力は優夜自身が生み出したものなので自由に解放と終息ができるそうです。
クロに力のコントロールを手伝って貰いながらウサギと組手を行います。
オーマ、ナイト、アカツキは地球の優夜の家で留守番していました。
オーマは優夜が邪の力の制御を訓練し始めたと知り難儀だなと同情しています。
地球に居るオーマが邪の気配を察知しました。
ナイトには感じ取れなかったようです。
感知できたのは一瞬の事だったのですがオーマは間違いないと言っています。
外に出て確認したいようですが地球に竜は居ないので優夜に外出を禁じられています。
オーマは優夜が戻ったら伝えようと考えていたんですが時計の鳴る音を聞いて忘れ去ります。
外出できないオーマにとって食事は地球を知れる重要なモノなので邪のことを忘れます。
元々聖と邪の争いをくだらない事と認識しているので重要度が低いのが要因としてあるよね。
優夜が邪の力を解放しているのでウサギは全力を出せる状態なんですが手加減してくれています。
邪の力の制御は難しいようですね、組手の途中で出力が切れてしまいます。
優夜は邪の力を使っても手加減しているウサギに勝てないみたいです。
組手の最中に優夜が定期テストが近い事を思い出します。
テスト勉強しないとと焦るんですがウサギは修行に手中しろと命じてきました。
優夜は勉強しなきゃと呟き気絶します。
定期テストは大丈夫なのか?
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第二章 皆と海へ
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定期テストが終わり楓が大きく伸びをしています。
彼女の大きなおっぱいが強調されて男性の注目を集めています。
優夜は見ている事がバレないか不安になっています。
凛がやってきて楓にサービス過剰と注意します。
胸が強調されてしまったと感じた楓が赤くなっています。
楓が優夜の元にやってきてテストの出来を聞いてきました。
優夜はそれなりの手応えがあったと答えます。
楓は凛に勉強を教えて貰っていたようで上手く行ったと言っています。
隣の席の雪音に出来を聞いてみると余り上手く行かなかった事が分かりました。
亮と慎吾がやってきて二人も上手く行ったと言っています。
意外な事に雪音は勉強が苦手みたいですね。
楓が夏休みに皆でどこかに遊びに行こうとと言ってきます。
優夜は特に予定がないので大魔境の探索を頑張ろうと考えていました。
佳織がやって来て優夜たちを海の近くにある別荘に誘ってきました。
一緒に遊んだ事のあるのでお礼に別荘に招待したいと言っています。
楓たちは普通に友達として遊んだ感覚だったんですが佳織は感謝しています。
これまでの佳織は理事長の娘って事でどこか遠慮があり気軽に誘ってもらえませんでした。
亮と慎吾は自分たちまで誘われて驚いています。
優夜、楓、凛、雪音、亮、慎吾が佳織の別荘に招待されました。
別荘に到着すると優夜たちはその大きさに驚いています。
佳織が優夜に話しかけてきました。
ユティやオーマ達を誘わなくて良かったのか?と心配しています。
ユティは人ごみが苦手なので断りました。
佳織はユティを王星学園に編入させたのは余計なお世話でしたか?と心配になります。
優夜は学園で友達ができたと教え楽しく過ごしているので感謝していると答えます。
ユティは夏休みの間に友達と遊びに行く約束もしていました。
優夜は転移魔法で家に戻りオーマ達の食事の用意をすると伝えます。
佳織が別荘の部屋に案内してくれます。
男子と女子で止まる部屋は別々です。
優夜はユティと同居してるんですが女の子と同じ屋の下に泊まる事に緊張気味です。
楓が着替えて海に行こうと誘ってきました。
先に着替え終わった優夜、亮、慎吾が砂浜に出てきました。
混んでいるの良い場所を探しています。
亮と慎吾がパラソルを立てる事になり優夜が一人で佳織たちを待つ事になります。
待っている優夜が注目されています。
美羽と一緒に雑誌に載った事がバレると写真撮影を頼まれました。
佳織がやってきて水着の感想を聞いてきました。
彼女の水着姿に見とれてしまった優夜が固まると佳織は不安そうにしています。
優夜は慌てて似合っていると答えます。
佳織が照れ始めていると楓、凛、雪音が水着姿でやってきました。
楓が水着の感想を求めてきたので似合っていると答えます。
優夜は回答は間違ってないよなと焦っています。
雪音が感想を求めてきました。
優夜が同じ回答をしても問題無いのか?と悩んでいると雪音が勝手に答を出してしまいます。
やっぱり胸なのかと言って自分の胸と楓の胸の戦力差を気にしています。
優夜は胸の感想は言ってない冤罪だと焦っているので佳織が不満そうにしているのに気付きません。
凛が照れる優夜を揶揄ってきました。
自分なんかと違って佳織と楓と雪音は可愛いからなと言ってきます。
優夜は凛も容姿が優れていると認識しているので不思議な事を言うなと思い素直な感想を述べます。
凛も綺麗だろと言ってしまいます。
予想外な事を言われて凛が「へ?」と間抜けな声を出しています。
優夜の認識を聞いて凛が赤くなって視線をそらしてますねーとても可愛い反応をしています。
お姉さんキャラなんですけどねー。
楓の提案でビーチバレーをする事になります。
慎吾が審判役を買って出たので三チームに分かれます。
優夜と佳織、亮と雪音、楓と凛に別れました。
優夜と佳織チームと楓と凛チームが対戦する事になります。
優夜は佳織が運動音痴だと思い出します。
球技大会と同様の悲劇が襲ってきました。
佳織の豪速サーブが優夜元に飛んできて咄嗟に避ける事になっています。
凛が佳織が運動音痴と気付いて集中攻撃してきました。
佳織はレシーブしても明後日の方向の飛ばしてしまいます。
優夜が海の上を走ってボールを繋いでいます。
当然優夜と佳織は全敗する事になりました。
落ち込む佳織に優夜は慰めの言葉を持っていませんでした。
昼食をとる事になり空いている海の家に入りました。
そこで沢田先生と再会する事になります。
沢田先生は黒いビキニ水着にエプロンを付けているので優夜は目のやり場に困っています。
理事長の娘の佳織が居るので副業を咎められないか心配になります。
沢田先生はここは実家で手伝いをしているだけだから副業ではないぞと言っています。
店主と思われる筋骨隆々とした強面の男性が出てきて理恵サボるんじゃねえと怒鳴ってきます。
全く似てませんが店主は沢田先生の父親で銀二さんと名乗りました。
優夜たちが娘の教え子だと分かると昼食を奢ってくれました。
優夜たちは銀二の作ったとても美味しい焼きそばを堪能する事になります。
これだけ美味しいのに何で流行ってないんだ?と疑問に思います。
沢田先生が店に客を呼び込む名案を思い付きます。
優夜たちに売り子をして欲しいとお願いしてきました。
銀二も売り上げが少ない事に悩んでいたので引き受ける事にします。
優夜たちが売り子を始めると優れた容姿を目当てにお客さんが集まってきました。
優夜は写真撮影を頼まれています。
売れすぎてしまい食材が足りなくなり優夜は沢田先生と一緒に買出しに行きます。
優夜が居ない間に佳織と楓が男性客にナンパされます。
そこに優夜が戻ってきました。
事情を知らない優夜は店が忙しいので佳織と楓を連れ出そうとします。
怒ったナンパ男達が一斉に殴りかかってきました。
ウサギ師匠に鍛えられている優夜にとって相手にもなりません。
店に被害がでると不味いと思いナンパ男達の攻撃をいなして直立させました。
顔が怖い銀二が怒鳴りつけるとナンパ男達は逃げて行きました。
優夜の活躍を見たお客さんから喝采を浴びることになります。
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第三章 謎の巫女
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海の家の手伝いのあと再び海で遊んでから優夜たちは別荘に帰ってきました。
夕食を終えて休憩していると雪音が肝試しをしようと提案してきました。
近くに良さそうな神社があると言っています。
凛が雪音が入っているオカルト研究会について教えてくれました。
肝試しはオカルト研究会の活動とは関係なく肝試しに丁度良い神社を見つけたので行ってみたいそうです。
幽霊を連想した楓は嫌だと拒みますが他のメンバーは興味を惹かれていますね。
凛が楓に向かって一人で留守番しててと伝えると付いて行くと考えを改めます。
怖くて仕方ない楓は優夜に抱き着いてきました。
それを見た佳織が自分も怖がればよかったと恨めしそうにしています。
凛が優夜に罪作りな男だねと苦笑してきます。
優夜は佳織が嫉妬している事に気付いていません。
楓はおどろおどろしい神社を想定していたようですがそこには幻想的な景色が広がっていました。
優夜たちが幻想的な景色に感動していると怪しい気配がすると言って一人の巫女さんが出てきました。
何をしているのか問われて雪音が肝試しにきたと正直に答えて呆れさせます。
雪音を見た巫女さんがとんでもないモノにとりつかれていると言ってお札を投げてきました。
雪音の影から黒い靄が飛び出してきます。
異世界の事を知っている佳織は靄が異世界の化物と感じたようです。
楓は青い顔で震え上がり、凛は雪音に向かってまたなんかやらかしたのか?と問いかけています。
当の雪音はビックリしたと言っています。
雪音にも心当たりは無さそうでした。
黒い靄をが絶叫を放つと佳織たちは気絶してしまいます。
巫女さんも苦しそうにしていますが片膝を突いただけで耐えています。
優夜からも怪しい気配がすると言っていますね。
黒い靄が現れた事でクロが目覚めました。
クロはここは地球だろ?と確認してきます。
クロが黒い靄の正体を知っていました。
邪になりそこなった邪獣だと教えてくれます。
平然としている優夜を脅威に感じた邪獣が飛び掛かってきました。
後ろに楓たちが倒れているので優夜は邪獣を蹴り飛ばします。
優夜の蹴りを受けても邪獣は立ち上がってきました。
巫女さんが邪獣に向かってお札を投げます。
邪獣はお札を剥がす事ができず消滅しました。
巫女さんから優夜だけが影響を受けずに動けた事を説明しろと要求されます。
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第四章 蠢く悪意
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優夜は倒れている佳織たちを神社のお社に運び込んで休ませてもらいます。
巫女さんが優夜の素性を尋問してきました。
邪獣と優夜が関係者ではないか?と疑っています。
優夜は邪獣がどうやって地球にやってきたのかが分かりません。
【異世界の扉】を通ったとするならばナイトとオーマが気付くはずですからね?
雪音がオカルト研究家の部室で行った悪魔召喚の儀式で呼び出されたとは思いつかないよなー。
優夜が答えに窮していると優夜にとりついている邪悪な気配を祓ってあげると言い出します。
クロは自分が祓われるかもしれないと分かり慌てています。
巫女さんが優夜に脱げと命じてきました。
何故に?と質問すると邪悪を祓うには世界に漂う聖なる気から力を借りる必要がある。
その為には肌を露出させる必要があるんだそうです。
巫女さんが優夜に飛び掛かり脱がそうとしてきました。
優夜が悲鳴をあげると佳織が何をしているんですか?と問いかけてきました。
異世界に行ったことがあるからか佳織は一早く目覚めたようですね。
優夜をジト目で睨んできました。
優夜が半裸になっていると気付いて顔を赤くしています。
優夜と巫女さんは必死になってやましい事はしていないと佳織の誤解を解きます。
佳織の発言から肝試しをする為に神社にやってきたところまでの記憶しか残っていない事が分かりました。
巫女さんは記憶を失っているならわざわざ思い出させる事もないと判断します。
優夜たちに異常がないと分かったのでクロを祓うのをやめてくれました。
優夜たちは巫女さんに謝ります。
肝試しなんてしない事と言って解放してくれます。
帰ろうとしている優夜を巫女さんが呼び止めます。
名前を聞かれたので天上優夜と答えました。
巫女さんは天上って苗字に思うところがあるようですね。
優夜が名前を聞くと神楽坂舞よと名乗ってくれました。
優夜とはまた会う事になりそうと言って去っていきました。
地元に戻って来た優夜は夏休み中にまた遊びに行きたいねと提案します。
随分と進歩してますね。
楓がお祭りがある事を教えてくれました。
次は皆でお祭りに行く事になるのかも?
帰宅した優夜をユティ、ナイト、アカツキ、オーマが出迎えてくれます。
オーマが昼ご飯を要求してきたので優夜は邪獣が地球に居た理由を質問する機会を失います。
夏休みなので優夜は祖父の集めた品が置かれている部屋の整理を行う事にします。
ユティとオーマが興味を惹かれて付いてきます。
部屋に入った二人は色々な能力が充満している事に驚いています。
優夜の祖父って何者なんでしょうね?
オーマとユティは直ぐに飽きてしまい別行動になります。
整理を続けている優夜は【鑑別】のスキルで鑑定できない品が多くて驚いています。
【天錫杖】という鑑定可能なアイテムを発見しました。
鑑定してみると祓うとだけ出てきました?
ナイトが異世界の家に人の気配が増えた事を教えてくれます。
行ってみるとレクシア達が庭に入ってくるところでした。
レクシア、ルナ、オーウェン、兵士の皆さんがやって来ました。
オーウェンと兵士の皆さんが酷く疲弊していました。
森の入り口でウサギ師匠と出会い護衛をして貰ったそうです。
ウサギ師匠はついでに鍛えてヤッタと言っています。
兵士の皆さんが疲弊しているのはウサギ師匠の訓練を受けたからでした。
ユティの存在に気付いたレクシアが不機嫌そうに質問してきました。
優夜はユティがレイガーを操っていた事を教えます。
ユティからもう闇ギルドとは関わっていないと教えられます。
ユティは邪に騙されて人間を根絶やしにしようとしてたんですが標的が邪であると分かり人間を狙うのをやめました。
もう用はないと判断して闇ギルドと関わるのを辞めたそうです。
闇ギルドに所属していたルナはユティを見た事がありませんでした。
ユティから闇ギルドで用心棒をしていたと教えられます。
ユティが闇ギルドに所属していると知ったオーウェンは闇ギルドを取り締まるのは困難と判断していました。
ユティが闇ギルドを離れたのなら取り締まりを行えるかもと考えます。
オーウェンに尋ねて来た理由を問うとレクシアがお祭りに行きませんか?と誘ってきます。
ルナが説明不足と指摘します。
レクシアは友好国のレガル国の国王に優夜は剣聖より弱いと挑発され挑発に乗ってしまいます。
優夜が負ける筈ないと言ってしまい優夜は剣聖と御前試合で戦う事になりました。
剣聖の名前が出たのでウサギ師匠がレクシアを小娘と呼んで詳細を聞き出そうとします。
小娘と呼ばれてレクシアが怒っています。
レクシアの様子からウサギ師匠が自己紹介していない事が分かりました。
優夜はウサギ師匠が【蹴聖】と【耳聖】の称号を持っていて自分の師匠であると教えます。
ウサギから優夜がウサギに魔法を教えている事が抜けていると指摘されます。
優夜は聖の弟子で聖に魔法を教えている師匠だと分かりレクシア達を驚かせています。
ウサギとユティに勝てない優夜は剣聖に勝てるわけないと判断して出場を辞退したがります。
ウサギ師匠が師匠命令と言って出場を命じてきました。
優夜に拒否権はありません。
レクシアから御前試合まで一週間残っていると教えられたウサギは剣聖と戦えるように優夜を鍛える事にします。
レガル国に潜り込んだ少年の邪が【オールズの森】の魔物を狩っています。
槍の【堕聖】が剣聖も【オールズの森】の魔物を間引いているので派手に暴れると気付かれる心配がありますと伝えます。
少年の邪は堕聖の事を奴隷と思っているので意見されて不機嫌になります。
殺気を飛ばして来て槍と鎌の堕聖をビビらせています。
聖は邪と戦う時に能力が開放されてフルパワーで戦える筈なんですが二人は勝てる気がしません。
震えあがっています。
少し殺気を放つ事で落ち着きを取り戻した少年の邪は助言に従い大人しく建国祭が始まるのを待つ事にします。
一番いい場面で剣聖を殺そうと考えています。
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第五章 御前試合
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優夜、ユティ、ナイト、アカツキ、オーマはレクシア達と一緒に馬車でレガル国にやって来ました。
建国祭が始まっていてにぎわっています。
レクシアが優夜の腕に抱き着いてきます。
胸が当たっている事を指摘すると当ててるのよと言われました。
レクシアは優夜を祭り見物に誘ってきます。
レクシアの強硬策にルナが慌てて優夜の腕に抱き着いてきました。
優夜はレクシアとルナに腕に抱き着かれたまま観光に向かいます。
優夜たちと別行動を取っているウサギは剣聖の元にやって来ました。
御前試合に出る剣聖は貴賓室で待機中でした。
いきなりやって来たウサギに驚くも部屋に招き入れます。
ウサギは剣聖と情報交換を行います。
ウサギから拳聖が邪に落ちたので倒したと教えられ剣聖は驚いています。
ウサギは拳聖が他の聖を倒して回っていた事も教えました。
剣聖も聖が数を減らしていると気付いていて拳聖が殺して回っていたのかと納得します。
弓聖が人間に殺されたと知らされて更に驚いています。
ウサギは邪が人間を唆して弓聖を事させたと教えます。
ウサギから御前試合に出るんだろと言われて驚いています。
ウサギは人間に関わろうとしてなかったので驚いています。
ウサギから剣聖が御前試合で戦う相手はウサギの弟子だと教られます。
ウサギは異質な存在だから侮っていると足元を掬われるぞと挑発しています。
剣聖は全力で挑むと言っています。
レクシアに連れまわされてから優夜は御前試合が行われる会場に到着します。
レクシアと共に貴賓室に案内されてレガル国の国王に会うことになります。
いきなりな展開に優夜がビビっています。
貴賓室に入ると二人の男性と優夜たちと同じ年くらいの女性が待っていました。
男性は国王のオルギスと宰相のロイルです。
女性は第一王女のライラです。
優夜を一目見たライラはポーっとしていますね。
何か不快な思いをさせたのかと優夜が不安になり尋ねると照れた感じで視線をそらしています。
ライラは優夜に惚れたね。
優夜たちが自己紹介します。
オーマを見たオルギスがエンシェント・ドラゴンをテイムするとは流石ですなと言ってしまいます。
オーマに取ってエンシェント・ドラゴンは雑魚なので侮辱されたと感じて威圧し始めました。
相当に怒っているようで部屋のガラスが割れ壁に罅が入っています。
オルギス、ロイル、ライラは顔面蒼白になっているね。
優夜は即座に三人に謝罪しました。
オーマは何で謝罪するんだと不満そうにしているのでオーマを叱ります。
優夜は何か侮辱されたと感じたんだろうと理解しますが初対面の相手を威嚇したオーマを叱りつけます。
初対面なのでオーマの正体をしらないのは当然でしょ、それを威嚇して怖がらせたから謝ってるんですよと告げます。
オーマは自分の非を認めて謝りました。
威圧感が無くなりライラが疑問を呈します。
伝説では創世竜は賢者さまに退治されたとありますが?
オーマは暴れていたら賢者に殴られたので以降は大人しくしていたんだ。
だから討伐されたって話になったんだろうと真相を語りました。
オーマは創世竜と分かりオルギスは邪が現れても安心だなと言っています。
オルギスは剣聖から邪が世界に広まり世界は危機に瀕していると伝えれた事を教えます。
レクシアとルナは聖と邪はおとぎ話の存在と思っていたので驚いています。
オーマとユティが邪が増えているのは本当と教えました。
ユティが情勢に詳しい事をオルギスが不思議に思っています。
ユティは自分が弓聖の弟子である事を教えました。
優夜も蹴聖の弟子である事を教えます。
オルギス達は創世竜を手懐け聖の弟子をしていると聞いて驚いています。
優夜が剣聖と渡り合えるかもしれないと思い始めました。
レクシアがそうでしょそうでしょと嬉しそうにしています。
そのまま貴賓席で武術大会を観戦する事になります。
当然レクシアが優夜と並んで座ります。
ライラも逆側に座って来て対戦の解説を行うと言ってきました。
ライラはレクシアが優夜を婚約者と宣言していても優夜が否定しているので頑張る事にしたようです。
魔法に詳しいライラから自分なら詳しく解説できると言われ優夜はお願いする事にしました。
レクシアが不機嫌そうにしていますが魔法への興味に抗えませんでした。
魔法は詠唱して発動するようです。
ライラが詳しい解説をしてくれます。
優夜は賢者さんの魔法とは理論が違うんだなと実感しています。
対戦を見ていた優夜が目の違和感を気付きました。
今の優夜は動きを見ただけで技を習得できるような気になっています。
大会が終わり御前試合の時間になりました。
優夜が控室に入るとウサギが待っていました。
ウサギは勝手に部屋に入ったそうです。
剣聖と何を話していたのか質問すると邪についての情報交換と優夜のアピールをしてきたと言っています。
優夜は剣聖が本気になってしまうと文句を言います。
ウサギは本気の剣聖と戦わなければ修行にならないだろ言われてしまいます。
勝てと言われて優夜は送り出されます。
闘技場に入ると全周から歓声が響いてきました。
優夜は緊張していると剣聖が声を掛けてきました。
私が剣聖イリスよと名乗ってくれます。
見ると貴族の様に気品がある美しい女性が居ましたよ。
剣聖と言うからには筋骨隆々とした男性だと思っていた優夜が驚いています。
優夜を一目見た剣聖は真っ赤になった顔を押さえてしゃがみ込みます。
どうやら一目惚れしたようですね。
胸がドキドキするこれが恋ってやつなのか?と自問しています。
挙動不審になった剣聖の事を優夜は心配していますね。
イリスが年齢を聞いてきたので優夜は16歳ですと答えました。
イリスは約10歳差、年の差なんて最近じゃ珍しくもないわ、むしろ羨ましがられるわね!と自分を激励しているみたい。
地球じゃ明らかに事案だよな、異世界では問題ないのか?
試合が始まると剣聖はキリリとして優夜の攻撃を受ける構えを示します。
見た目はカッコいいけど自分より弱ければ問題外、確かめようと思ったようです。
彼女を格上と考えている優夜が飽和攻撃で倒そうと考えます。
絶槍を投げつけてから全剣で斬りかかります。
剣聖に楽々受け流されます。
無弓を使って見えない矢を大量に放ちます。
見せない攻撃に剣聖は驚きます。
隙ができたので優夜が【世界打ち】で殴りかかりました。
世界と同等の質量が襲い掛かりますが剣聖は受け流しました。
優夜の奇襲は失敗に終わりますが蹴りを使わない多彩な攻撃をする優夜に剣聖は蹴聖の弟子なの?と驚いています。
剣聖が攻撃してきました。
優夜は魔装を使ってイリスの攻撃を凌ぐ事にしました。
イリスは優夜が対処してきたのに驚いています。
優夜としても受け流すのにやっとで攻撃に移れません。
イリスと戦い始めた事でクロが目を覚ましました。
剣聖と戦っている状況にこれは死んだなと言ってきます。
優夜は邪の力を解放しようか迷っているとイリスが勝負を決める為に必殺の技を出してきました。
優夜の眼前に瞬間移動して上段から斬りつけてきました。
優夜がイリスの背後から黒い何かが接近してくるのに気が付きます。
イリスを抱きかかえて飛びのきました。
いきなり優夜に抱きしめられてイリスが混乱しています。
「にゃ、にゃにゃにゃ、にゃにお!?」
異性に迫られて優夜よりも動転していますねー可愛いです。
イリスと優夜が立っていた場所に黒い何かが突き刺さりました。
飛んできた方向を見ると少年の邪と槍聖と鎌聖が立っていました。
イリスは死神と呼んでいますね。
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第六章 襲撃
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イリスが【槍聖】!【鎌聖】!と声を掛けて驚いています。
二人は自分たちは邪に降り【堕聖】になったと告げてきました。
イリスが死神と呼んだ少年が、それじゃあ始めようか、蹂躙を、と声を上げると黒い靄が噴き出し邪獣が出てきました。
死神は楽しそうに名乗りを上げます。
死神のクアロ、よろしくねー。
クアロはイリスを殺そうとしていました。
優夜が助けに入ろうとすると槍聖と鎌聖が邪魔してきました。
そこにウサギ師匠が駆け付けます。
ウサギ師匠からユティとナイトが邪獣の相手をするから堕聖に集中しろと言われます。
レクシア達の安全が確保されたと分かり優夜は槍聖の相手を任されます。
ウサギ師匠は鎌聖の相手をする事にします。
ウサギ師匠が槍聖をロヌス、鎌聖をジンと呼んでいます。
優夜はウサギの弟子でしかないのでロヌスは簡単に倒せると思ったようです。
最初は苦戦するんですがクロからロヌスの攻撃をよく見るんだと助言されます。
それに従うと優夜がロヌスの攻撃を写し取り同じ攻撃が出来るようになりました。
ロヌスの必殺の攻撃と同じ技を出してロヌスを倒しました。
クロによると邪の力を解放した優夜は【邪洞眼】という見たものを取り込む目を持ったようですよ。
ジンと戦っていたウサギ師匠を確認すると決着が尽きそうでした。
ジンは邪を取り込んで聖よりも強くなっていると思ってたようですがウサギ師匠が勝ちました。
ウサギ師匠がカッコいいですね。
拳聖に敗れたが自分の技を磨いて更なる強さを手に入れたと言っています。
優夜はウサギがジンを倒した技をバッチリ観察しています。
クアロと戦っているイリスの状態を確認すると追い詰められています。
イリスはクアロが放つ黒い靄を受け流すだけで精一杯なようで徐々にダメージを蓄積しています。
優夜は弓と魔法による遠距離攻撃を行いますがクアロの靄に阻まれてしまいます。
ウサギがイリスを助けに向かいますが予想以上に靄は強力でした。
ウサギは腹を切られてしまいますが致命傷ではありませんでした。
靄のヤバさを理解したウサギは優夜に遠距離攻撃を命じてイリスの元に向かいます。
ウサギ師匠とイリスの二人を相手にしてもクアロは余裕で攻め立てています。
二人が自分を傷付ける力がないと理解すると興味を失いました。
レガル国を消し飛ばす為に巨大な靄を出現させます。
それを見たクロがこれは終わりだ、頑張ったじゃねーか、と諦の言葉を吐きます。
優夜は神社で神楽坂舞が邪獣を祓った事を思い出します。
邪を祓える可能性があるアイテムを祖父の倉庫で発見しアイテムボックスに入れたのを思い出します。
アイテムボックスから探し出した【天錫杖】で靄を殴ると霧散させる事ができました。
優夜は【天錫杖】で靄を祓いながらイリスとウサギを助け出します。
イリスは自分を助けてくれた優夜にポーっとしていますね。
ウサギ師匠からこのような状況で見惚れるとは余裕があるなと揶揄われています。
優夜が【天錫杖】を使いクアロに立ち向かいます。
邪を解放したのでイリスに警戒されますげウサギ師匠が後で説明するからとイリスを宥めています。
邪を内包している優夜の異質さにクアロは恐怖を覚えたようですね。
自分たちと同じ気配を放っているので敵対してくる優夜が理解できないようです。
何者なんだと問いかけてきましたが優夜が知らないよと答えます。
優夜自身も何でこんな状態になっているのか分かってないので説明はできないよな。
クアロは優夜に勝てないと悟り滅びを受け入れます。
こんな筈じゃなかったんだけど、もっと楽しみたかった、と言ってますね。
これで優夜の存在を認識した、僕たちは一つだと言い残して消滅しました。
【世界の廃棄場】で青年の邪がクアロの消滅を確認しました。
三十代ほどの男の邪が出てきて、今後どうするんですか?と質問してきました。
青年の邪はクアロが滅んだのは残念だが収穫もあったと言っています。
クアロが消滅したのでその力は青年の邪に回収されたようですが、それだけではないと言っています。
青年の邪は優夜の存在を認識したようです。
クアロが僕らは一つと言っていたのはそういう事みたいね。
みつけたぞ異分子と言っています。
邪獣はユティとナイトが全て倒しました。
負傷した人はアカツキが治療したので大きな被害は出ませんでした。
ルナはオーマが最後まで寝ていた事に呆れます。
オーマにとっては聖と邪の争いは人間の間での出来事なので関係ありません。
ルナは強すぎるオーマを従わせる術はないと分かっているので納得するしかありませんでした。
レガル国の王族がどうなったか質問するとレクシアが兵に指示を出しに行ったのは覚えているけどその後は知らないと答えます。
オーマは物見の魔法を使って誰かが優夜を監視していた事に気が付きました。
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エピローグ
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闘技場から姿を消したオルギスとライラは王城の地下にある魔法陣のところに来ていました。
イリスと戦っているクアロの圧倒的な強さを見たオルギスは勇者召喚を決意したからです。
御前試合でイリスと互角に戦っている優夜を見て勇者召喚はしなくても大丈夫かなーと思い始めてたんですがね。
最後まで闘技場に残っていれば優夜がクアロを圧倒する場面が見れたんですがね。
まあ非常時なので為政者として世界を守る為に動いたんだろうけど。
ライラが魔力を注ぎ始めます。
要求される魔力は膨大でライラの魔力が枯渇しかけたところで吸収が止まります。
倒れかけるライラをオルギスが抱き留めると魔法陣が召喚を始めました。
召喚の光が収まるとそこには神楽坂舞が居ましたよ!!
優夜は邪の力を使える理由をイリスに説明しています。
ウサギ師匠の説明だけでは納得できなかったようですね。
経緯を説明するとイリスは納得してくれましが呆れられます。
ウサギ師匠とイリスの前で小さくなっている優夜を見てクロが爆笑しています。
優夜は二人の方が自分よりも強いと考えているので従うしかないんだよね。
イリスが優夜に助けられて嬉しいと照れながら伝えてきました。
ウサギ師匠が呆れてますね。
ウサギ師匠は表情を厳しくして邪に対抗する為にこれまで以上に厳しい修行を始めると宣言します。
優夜は死なないかな?と心配になりながら従うしかありません。
イリスがこれでお別れねと寂しそうに言ってきます。
折角、私より強い人に出会えたのに、と未練タラタラです。
イリスに天啓が舞い降ります。
急にテンションを上げて、そうだ、そうよ!と嬉しそうにしてますね。
イリスが優夜を弟子にすると言ってきました!
それを聞いてウサギ師匠が感心しています。
ウサギ師匠の技だけでは足りないのでイリスの元で修行するといいと言ってきます。
優夜は断ろうとしますがイリスは聞いていません。
お姉さんに全部任せなさい、すでに私よりも強いんだし、このまま指定関係を深めれば、結婚できちゃうんじゃ!?私って天才ッ!と浮かれています。
言ってることは滅茶苦茶ですね、師弟関係を深めても結婚はできんよな。
テンションが上がっているイリスは今すぐに特訓を始めると言い出します。
ウサギ師匠とイリスが王城の方から強い魔力を感じ取りました。
鋭い視線を向けています。
これは神楽坂舞の召喚に使われた魔力だよね。
優夜は神楽坂舞と異世界で再会する事になるのか?
イリスはレクシア、ルナ、佳織に勝利して優夜をゲットできるかな?
優夜はレクシアとルナの好意を知ってますよね。
佳織の事は意識してますが彼女が好意を寄せているとはまだ認識してないよね。
イリスの事は完全に格上の人と認識しているので恋愛感情は持ってないよね。
イリスは厳しい戦いを強いられるかもな。
神楽坂舞まで参戦する事になると厳しいかも?
成分表
成分 | 含有量(5:多い、1:少ない) |
美少女 | 5 |
魔法 | 5 |
戦闘 | 5 |
恋愛 | 4 |
変態 | 3 |
ラッキースケベ | 5 |
優夜に好意的な人達
名前 | 読み | 性別 | 好感度 | 職業 | 関係性 |
宝城 佳織 | ほうじょう かおり | 女性 | 高 | 学生 | 秘密の共有者 |
レクシア・フォン・アストレア | 女性 | 高 | 王女 | 自称婚約者 | |
美羽 | みう | 女性 | 高 | モデル | 知り合い |
光 | ひかる | 男性 | 高 | カメラマン | 知り合い |
氷堂 雪音 | ひょうどう ゆきね | 女性 | 中 | 学生 | 隣の席 |
宝城 司 | ほうじょう つかさ | 男性 | 高 | 理事長 | 佳織の父 |
五十嵐 亮 | いがらし りょう | 男性 | 高 | 学生 | クラスメート |
倉田 慎吾 | くらた しんご | 男性 | 高 | 学生 | クラスメート |
風間 楓 | かざま かえで | 女性 | 高 | 学生 | クラスメート |
オーウェン | 男性 | 高 | 騎士 | レクシアの護衛 | |
ナイト | 高 | 伝説種 | 配下 | ||
神崎 凛 | かんざき りん | 女性 | 中 | 学生 | クラスメート |
ルナ | 女性 | 高 | 護衛 | 友人 | |
アカツキ | 高 | 聖的存在 | 配下 | ||
ウサギ | 高 | 蹴聖 | 師匠で弟子 | ||
アーノルド | 男性 | 低 | 国王 | レクシアの父 | |
ラインハルト | 男性 | 高 | 商人 | ギルドマスター | |
レイガー | 男性 | 王子 | レクシアの兄 | ||
エミリア | 女性 | 受付 | 冒険者ギルドの受付 | ||
グレナ | 女性 | 中 | 冒険者 | 知り合い | |
ユティ | 女性 | 高 | 弓聖の弟子 | 同居人 | |
オーマ | 高 | 伝説の竜 | 配下 | ||
イリス・ノウブレード | 女性 | 高 | 剣聖 | 師匠 | |
沢田 理恵 | さわだ りえ | 女性 | 高 | 教師 | 担任教師 |
沢田 銀二 | さわだ ぎんじ | 男性 | 高 | 店主 | 理恵の父 |
神楽坂 舞 | かぐらざか まい | 女性 | 中 | 巫女 | 知り合い |
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