ラノベの感想) 隣の席のヤンキー清水さんが髪を黒く染めてきた (角川スニーカー文庫)
概略:
本堂大輝と松岡俊也の恋バナを聞いていた学内で有名な不良少女清水圭が金髪を黒髪に染め直します。制服もキチンと着るようになりました。彼女は大輝に好意を持っていて好きって気持ちをアピールするんですが気付いて貰えません。大輝と俊也の恋バナを盗み聞きして次の行動を起します。一人での計画推進は無理と判断した圭は姉の愛に相談を持ち掛けます。愛は圭に好きな人ができたと知り大喜びで手助けしてくれます。愛は圭が心配で仕方ないようですね。大輝に圭の傍に居る理由を聞いてきました。圭が金髪にしていたのには理由がありました。偶然が重なり大輝は圭と愛の買い物に付き合う事になります。大輝は愛が圭の事を案じていると知る事になります。
レーベル:角川スニーカー文庫
発行日:2023/4/1
著者:底花(ていか)
イラスト:ハム
ISBN:978-4-04-113542-6
雰囲気:好みのタイプ、激変、強調おっぱい、赤い顔、協同作業、切り傷、失敗弁当、惚れた理由、遭遇、裏取り、破壊力、プレゼント、相合傘、告白、惚気、
>>
プロローグ
>>
帰宅部の高校二年生本堂大輝に友人の松岡俊也が声を掛けてきました。
サッカー部の彼は部活開始が普段よりも遅くなるので時間が出来た。
恋バナしようと言ってきます。
隣の席でクラスメートで学校一の不良清水圭さんが机に突っ伏して寝ています。
彼女は居ないものとして恋バナが始まりました。
俊也はいきなり自分の好きな子の名前を言ってきます。
俺は瀬戸さんが好きだ。
大輝は好みの女の子を聞かれて答えるしかなくなります。
大輝は清楚な子が好み。
黒髪ロングで制服をキッチリ着こなしアクセサリーなどは目立たない程度が好みだと答えました。
翌朝登校してきた大輝は隣の席に黒髪ロングの女の子が寝ているのに気が付きます。
清水さんが登校してきたら言い合いになるなと考え起してあげる事にします。
肩を叩いて起すと顔を上げてくれるんですが驚きです・・・清水さんでした。
清水さんは黒髪ロングになっていました。
しかも制服をキチンと着ていてアクセサリーも目立たないものに変わっていました!?
彼女から小声でゴニョゴニョと理由が語られるんですが大輝には聞こえませんでした。
これ絶対大輝の好みを聞いたからイメージチェンジしてきたよね。
その日一日クラスメート達は清水さんのイメチェン理由を言い合っていました。
放課後になり清水さんが「こんなに騒がれるなんて」と零します。
清水さんは悪口を言われてないか気にしています。
大輝は清水さんの黒髪も制服の着こなしもすごくいいと思う。
悪く言う人なんていないと思うんだよと伝えました。
清水さんは「なっ」ッと言って速攻で帰る事にします。
これは思わぬ高評価に照れたとしか思えんぞ。
大輝は鈍感だな普通に「また明日ね清水さん」と声を掛けました。
清水さんは「ああ」と返事をしてくれます。
ギリギリで平静を装うのに成功した?
>>
第一章 清水さんと美術の授業
>>
次の授業は芸術科目でした。
教室移動する必要があるんですが俊也が恋バナを持ち掛けてきました。
前の授業が早く終わったので少し時間があるので恋バナをしたいと言ってきました。
俊也は音楽、大輝は美術を選択しています。
話を持ち掛けたくせに俊也はテーマを考えていませんでした。
普通の会話をしながらテーマを決める事になりました。
大輝は俊也が音楽を選択した理由を聞いてきます。
俊也は瀬戸さんが音楽を選択してたからだと答えました。
好きな子と同じ授業にでて一緒の時間を過ごしたいんだそうです。
彼が図書員会に所属しているのも瀬戸さんが入っているからでした。
大輝は一目惚れしたのか?と質問しました。
隣の席で寝ている清水さんがピックと反応したように見えました。
俊也はそうではない徐々に瀬戸さんを知るうちに好きになったと答えました。
俊也は授業中に起きたら嬉しい出来事について語りあおうと言いだしテーマが決まります。
俊也は授業中に瀬戸さんと目があったら嬉しい。
視線が合ったら揃って視線を逸らすのは最高だと言ってきます。
大輝は好きな子と協力できたら嬉しいと答えました。
清水さんも美術を選択しているので移動する前に起こそうとしますが彼女は居なくなってました。
美術の授業は2クラス合同で行われるので清水さんが黒髪なった事が話題になっています。
美術の授業は最初に教師から教科書の説明がなされます。
説明を聞いている大輝が後方からの殺気に気が付きます。
後ろを振り返ると清水さんが睨んでいました。
大輝は恋バナしていて彼女の居眠りを邪魔したから怒っている?と考えます。
清水さんと視線が合ってしまいます・・・慌てて大輝は視線をそらしました。
再び後ろを振り返ると清水さんは驚いた顔をしていました。
授業の後半は二人組を作って相手をモデルにして絵を描く事になりました。
教師が自由にペアを作れと言ってきます。
大輝は友人が居ないのであぶれていました。
清水さんが近付いてきます。
清水さんが大輝を睨んでいると判断した他の生徒は関わり合いになるのを嫌い離れます。
清水さんも相手が決まっていないようだったので大輝はペアを組もうと提案しました。
清水さんはどうしてもと大輝が頼むのでペアになる事を承諾しました。
最初に清水さんがモデルになります。
彼女は胸の前で腕を組んで、足も組んだポーズを取ります。
清水さんのおおきなおっぱいが強調されています。
大輝に見つめられて清水さんは限界に達しますね。
顔は最後に書けと命じてきます。
理由を聞いても都合があるんだとしか言いませんよ。
大輝は彼女を怒らせる趣味は無いので大人しく従い胸を書く事にします。
おっぱいを凝視されて清水さんがどこを見ていると指摘してきました。
まあ視線は丸見えなんでバレるよな。
大輝は首の下を書くために凝視していたと答えます。
清水さんは他意は無いんだな?と確認してきました。
大輝は一ミリも他意は無いと答えます。
清水さんは残念そうな顔をしていましたよ。
大輝は彼女に嘘を吐いていたと謝ります・・・二ミリくらいは他意があったと告白しました。
清水さんは大輝にそういう目で見られたと知り嬉しそうなんだけど?
最後に彼女の顔を書く事になります。
彼女は美形なんだよね。
大輝に凝視されている清水さんは頬の辺りが赤くなっていました。
大輝はそれも表現する事にします。
出来上がった絵を清水さんに見せると満足して貰えました。
自分が見ても自分だと分かると言ってくれました。
清水さんが頬の周りがうっすら赤いのは何でだ?と聞いてきます。
大輝は顔を描いている間の清水さんは顔が赤かったからと答えました。
清水さんはその事実を誰にも言うなと厳命してきました?
恥ずかしいのね。
清水さんは大輝が好きな子と授業中にしてみたい事を実行してくれました。
彼女は照れて心の準備に手間取るのが問題だな。
>>
第二章 清水さんと調理実習
>>
朝、大輝の席に俊也がやってきて恋バナを始めます。
隣の席の清水さんはイヤホンを付けてスマホを弄っているので聞こえていないと仮定します。
今回は好きな子にして欲しい事について話し合っています。
俊也は瀬戸さんにサッカー部の試合を応援して欲しいと言ってきました。
大輝にはこれと言ってして欲しい事が思いつきません。
妹の輝乃(きの)には料理を手伝って欲しいと思っていると言いだします。
大輝の両親は共働きなので平日の夕食は彼が作っているんだそうです。
大輝は一人で料理するのが詰まらないようですね。
俊也が手作り弁当なんかどうだ?と言ってきます。
好きな子が作ってくれた弁当なら大輝も感動するだろと言っています。
俊也は瀬戸さんが作ってくれた弁当に好きなモノが入っていたら感激して泣くと言い切ります。
俊也は瀬戸さんからお弁当を貰うのを目標に設定しました。
俊也が誰かと一緒に料理したいって大輝の願いは早々に叶うなと言ってきます。
調理実習の時間があります。
普段は調理実習に参加しない清水さんが現れます。
大輝と同じ班の彼女は大輝を手伝いたいと言ってきます。
元々清水さんがサボるので大輝が一人で食材を切る事になっていました。
彼女は大輝と協力して食材を切る事になります。
大輝は清水さんが包丁を扱えるのか不安視していました。
キャベツを切ろうとして包丁を逆手に持つのを見た大輝が彼女にレクチャーを開始します。
包丁の持ち方と切り方を説明しました。
玉ねぎを切る段階になり手の添え方を教える事になります。
ネコの手を作って食材を押さえるんだと教えても伝わりませんでした。
大輝は大胆にも清水さんの手を取り手を添える位置を教えます。
最初に手を握った時に清水さんが「ひゃっ」って可愛い悲鳴をあげました。
班員は彼女に注目してきます。
清水さんが見世物じぇねえと吠えると視線を逸らして散ります。
大輝は清水さんの手を取り切り方と手を添える位置を教えます。
清水さんの耳が赤くなっている事に気が付きます。
指摘すると、そんな赤くねえ!と否定されました。
照れてる照れてる・・・可愛いな。
清水さんは玉ねぎを切り終えるまで大輝の手を触れさせ続けました。
肉野菜炒めはキチンと完成し美味しかったそうです。
清水さんから一緒に料理した感想を聞かれます。
大輝は最初は清水さんに怪我をさせないか怖かったけど彼女がちゃんとやってくれたので楽しかったと答えます。
よければまた調理実習の時に一緒にやってくれない?とお願いします。
清水さんは嬉しいようですが照れも混じっているな。
どうしてもって言うなら一緒にやってもいい、と答えました。
大輝は「ふふっ」と笑ってしまいます。
怒る清水さんに、断られると思ってたからさ、それじゃあ次もよろしく、と伝えました。
ナチュラルに清水さんを喜ばせているような・・・?
>>
第三章 清水さんのお弁当
>>
圭が自室のベッドの上でゴロゴロ転がりながら悶えています。
とっても可愛いな・・・この姿をこそ大輝に見せてやるんだ、きっと一撃で落とせるぞ!!
圭は大輝の手に触れられた事を喜んでいますが問題も存在しました。
彼女は自分の料理スキルが壊滅的だと自覚させられました。
料理で出来るぞアピールするにはどうすればいいのか考えます。
彼女は盗み聞きした大輝と俊也の恋バナを思い出し手作り弁当に活路を見出します。
いきなり弁当を渡したら大輝に驚かれてしまうって懸念がありました。
一人で悩んでいても解決方法が浮かばなかったので姉の愛に頼る事にします。
愛の部屋に向かい扉をノックしました。
愛が出てきて相談があると言われると大喜びしてきます。
圭は愛の勢いが苦手なようですね早々に話を切り上げたそうにしています。
部屋に入れと言われるんですが廊下から聞くからと答えます。
愛に父や母に聞かれるかも知れないよ?と言われます。
秘密を知る人は少ない方が良いと考えた圭は愛の部屋に入る決意を固めます。
愛の部屋はゲームと漫画で埋め尽くされていました。
愛は圭に相談されて嬉しくて仕方ないようですねテンションがMAXじぇねーかな。
生徒会副会長で成績優秀な姉が相談に乗ってあげると言ってきます。
圭はそこまで成績良くないよなと反論します。
圭は余計なことは言わず端的に愛が男子から手作り弁当を貰ったらどう思う?と質問しました。
愛は何で?だと疑問に思うと答えます。
驚かれるのかと分かり圭は作戦の修正を考えはじめました。
愛がもう少し具体的に言ってくれないと質問の意図が分からないと言ってきます。
圭は大輝の事を隠して調理実習で世話になった男子にお礼がしたいんだ。
愛は弁当を渡して料理スキルが高いアピールをしたいと理解してくれます。
愛は圭に協力すると言ってきました。
「お姉ちゃん、お願い」と言ってと要求してきたね。
愛は圭に頼られたいようですね。
圭は仕方なくお願いお姉ちゃんと言いますが直後に消えたいと思っています。
翌日から早起きして弁当作りが始まりました。
圭は不機嫌な顔で手に絆創膏を貼って登校してきました。
クラスメート達は他校の生徒と喧嘩して傷を負ったと噂しています。
弁当の出来が壊滅的だったので圭は項垂れています。
噂に文句を言う気力もありませんでした。
大輝が圭を怒らせたと思って謝ってきました。
圭は弁当作成に失敗した自分に腹を立てているので誤魔化す事になります。
放課後、大輝と俊也が話しています。
俊也は調理実習で瀬戸さんの手料理を食べられなかった事を嘆いています。
彼女にお弁当を貰う妄想を始めていました。
大輝の昼食はいつも購買で購入した総菜パンです。
俊也から勧められて自分で弁当を作る事にしようかと言っています。
圭は時間が無いと知りました。
大輝が自分で作った弁当を持ってきている日に自分の作った弁当を渡すのは難易度が高いと考えます。
圭は弁当作りを急ぐ事にします。
それから一週間朝の弁当作りを行いました。
愛の手伝いだけでは向上が見られなかったので母親も手伝う事になりました。
それでも圭の料理スキルは向上を見せませんでした。
家族を絶望の底に突き落とす結果となりました。
圭は失敗した弁当と母が作ってれた弁当を持って登校しました。
何と言う幸運。
その日大輝が財布を忘れました。
俊也はサッカー部のミーティングがあるので教室に居ません。
お金を借りる相手が居ないので大輝は昼食を諦めかけていました。
圭は二つある弁当のうち一つを大輝に渡します。
驚いている大輝に調理実習の時のお礼だから受け取れと伝えます。
渡してから失敗作か母の作った弁当か分からなくなりました。
大輝に渡したのは失敗作の方でした。
圭は取り上げようって考えが浮かびますが食べて貰いたいって気持ちもありました。
脳内で取り上げる派と食べて欲しい派が言い争いをしています。
食べて欲しい派が勝ちました。
圭は失敗作を食べる大輝を注視します。
大輝が失敗作と分かる卵焼きから食べ始めました。
圭は食べても大丈夫だったか?と問いかけます。
これで大輝には弁当が圭が作ったモノだと察したようですね。
彼女が絆創膏を張って登校を始めた日からカウントして一週間弁当作りをしている事も言い当てます。
圭は誤魔化せなくなり勢いで誤魔化す事にしました。
自分がいつから弁当作りしているかなんて関係ないだろとか言っています。
大輝は圭との距離感の取り方が上手いな深く追及する事は無いんだよね。
大輝は弁当を完食しました。
弁当箱を洗って返すと言ってきたのでお礼なんだから最後まで甘えろと言って圭は弁当箱を回収しました。
大輝が一言も不味いと言わなかったので圭は大輝の味覚は大丈夫なのか?って疑問を持ちました。
圭がまた気まぐれで作ったら食えよと言ってきます。
うーん漢って感じがするんだけどね・・・言葉遣いだけは。
大輝はその時はよろしくと答えました・・・うんいい答えだな。
大輝は圭の扱いが上手いよな。
これは彼女を恋愛対象だと思っていないからできる事だよね。
圭の道は長そうだ。
>>
第四話 清水姉妹による恋バナ
>>
愛が圭の部屋に飛び込んできました。
圭が弁当を渡せたと聞いたぜ、と言っています。
おおきな胸を逸らして圭のクラスにも愛の情報源が居るんだぜって言っています。
愛が圭と恋バナがしたいと言い出し誰に弁当を上げたのか確認してきました。
愛の顔が広いと知っている圭は誤魔化せないと悟ります。
正直に本堂大輝に上げたと教えます。
大輝の名を呼ぶ時の圭の照れ顔に愛が狂喜しています。
恋愛相談にも乗れますぜって言ってきました。
圭は愛が幼馴染の陽介に惚れていると知っています。
モテる愛は数々の告白を受けるんですが全て断っています。
陽介が好きだからなんですが陽介は愛が告白を断りまくっていると知っています。
怖くなった愛に告白できないでいます。
愛は陽介から告白されるのを望んでいるので二人は幼馴染のままです。
精神を建て直した愛が弁当作りを手伝った、失敗作の始末も手伝った、見返りが欲しいと言ってきます。
自分は相当な徳を積んだので話に乗ってくれてもいいじゃないと言ってきます。
自分の恋愛が進展してない奴に相談は無理だろと指摘すると愛の勢いが弱まりました。
借りがあると自覚している圭は大輝との出会いを語ります。
出会ったのは中学生の頃でした。
同じ中学だったのね。
圭が気が短い男に校舎裏に呼び出され告白されました。
圭は愛が徐々に陽介を好きになる過程を見ていたので一目惚れに価値を見出していません。
よく知りもしない相手に告白する気持ちが理解できない彼女は断りました。
断り方が気に入らないと言って因縁を付けてきます。
困った男だねー。
圭に対して手をあげようとしたので大輝が割って入りました。
圭と大輝が初対面だと知った男が告白の邪魔をするなと怒ります。
大輝は邪魔した事は謝罪しますが圭に手をあげようとした事は咎めました。
大輝と話す事で男は冷静さを取り戻り圭に謝罪してきました。
圭も断り方が不味かった事を謝りました。
後になって圭は大輝が校舎裏に居た理由を不審に思います。
誰も来ないから告白する場に選ばれる訳で大輝がその場に居たのは不審でした。
理由を聞いてみると二人が校舎裏に行くのが見えたんだそうです。
男が粗暴だと知ってたので圭に暴力を振るう可能性を案じます。
何かあったら見過ごした自分を許せないのでこっそり後をつけたと言われました。
それ以降大輝と話す事はありませんでした。
高校に入学してから同じ高校に進学していたと分かったそうです。
圭が金髪にしたのもあって大輝は高校で初めて会ったと思っているようだったそうです。
圭は悔しさから同じ中学だったと明かすのをやめたそうです。
一年生の時に下校中に忘れ物に気付いて取りに戻りました。
教室では大輝と俊也が話していました。
俊也は大輝は清水さんが怖くないのか?と質問していました。
圭は大輝の答えを聞くのが怖くて立ち去ろうとします。
大輝は清水さんは見た目と違い優しい人だと答えました。
圭が真面目に掃除をしていることなどを例にだして優しい人だと言っていました。
ここで圭は大輝に惚れたしまったようですね。
外見に囚われず圭の内面を見ている大輝に愛が感動しています。
愛が更なるエピソードを要求してきました。
圭が対策を講じます。
恋バナはお互いの話をするものだよな。
陽介との進展ぐわいを聞きたいと要求します。
愛は適当な言い訳を残して圭の部屋から逃げました。
陽介との関係が進展しないって事が愛の弱味のようだね。
ハイテンションな愛が一気に消沈するのがとても可愛いですな。
意外と愛の方が道は険しいのかもしれんけど・・・まあ頑張れ。
モテすぎる乙女にも巨大な悩みがあるなだな、自力ではどうにもならんのでちと可愛そうな感じがするね。
>>
第五話 清水姉妹と遭遇
>>
休日の朝、朝食を終えて自室に戻ろうとする大輝を妹の輝乃が呼び止めます。
お兄ちゃんにはミッションがありますと言っています。
話を聞くとショッピングモールまで予約購入したゲームを取りに行って欲しいって事でした。
輝乃は受験勉強があるので自分では行けないと苦しい言い訳をしてきました。
大輝は輝乃が人ごみを嫌っている察しますが願いを叶えてあげます。
妹に甘いって自覚はあるようだぞ。
問題無くゲームを購入して帰ろうとしている圭を発見しました。
声を掛けると圭に間違いありませんでした。
圭の私服姿を初めて見る大輝は新鮮さを感じています。
横からあなたが本堂大輝くんなの?って声が掛かります。
圭よりも少し小柄で同年代の女子に見えました。
大輝が相手の顔を知らないと分かると驚いています。
圭が影が薄くないか?と指摘すると日の当たる場所に行こうと言いだしました。
大輝はこれまでの圭との会話から彼女が姉であると悟ります。
清水愛と自己紹介されました。
彼女は同じ学校に通っていて生徒会副会長だと言っています。
愛がこれから時間があるか聞いてきました。
帰るだけだと伝えると自分たちの買い物に付き合って欲しいとお願いされます。
圭はいきなり頼んだら迷惑だろと言って大輝に帰って欲しそうです。
愛は買い物に付き合って欲しそうでした。
二人から迫られ大輝は返答に窮します・・・
圭なら怒らないだろうと判断して愛の申し出を受ける事にしました。
三人はファミレスに入り少し早い昼食をとる事になります。
料理が来るまで質問タイムとなりました。
愛はグイグイ質問してきましたよ。
大輝の味覚範囲の広さを聞いてきました?
変わった質問だなと感じつつ大輝は好き嫌いなく食べる事にしていると答えます。
愛が暗黒物質を食べられた訳だと言っています。
大輝には何の事か分かりませんが説明は成されません。
大輝の好みのタイプを聞いてきました。
大輝は清楚な子が好きだと答えます、これは俊也との恋バナで語った無いようですね。
愛はチラチラと圭の事を見ています。
健気な妹だなと言ってますよ。
料理が届いたので食事タイムとなりました。
食べ終わると質問タイムが再開されます。
愛は大輝にこれまでに交際経験があるのか質問してきました。
圭も答えに注目しているな。
大輝は彼女が居た事は無いと答えました。
圭が飲み物を取りに行く事になります。
愛は自分のモノも取ってきてとお願いしてきます。
圭が断ると弁当の事をばらそうとしてきました。
口はダイヤモンドよりも固いと言ってたはずだけどね・・・
秘密を守りたい圭は渋々愛の分も取ってくる事になりました。
二人になると愛の質問が真剣実を帯びます。
彼女は圭の事をどう思っているのか質問してきました。
嘘や誤魔化しはしないで欲しいと言われたので大輝は正直に自分の気持ちを伝えます。
大輝は圭の事を優しい人と表現しました。
彼女は大輝の話をきちんと聞いてから返事をしてれるところに優しさを見出しています。
圭と話すのは楽しいとも伝えました。
愛は大輝が圭の内面を見てくれていると分かり安堵します。
これが今の君の気持ちなんだねと言って満足そうにしていました。
愛が大輝が圭の傍に居る理由を聞いてきました。
愛は圭がその風貌や態度から周りから浮いていると知っていました。
大輝は方っておけないからだと答えます。
愛は同情からそう思っているのか?と危惧します。
大輝は圭と話すのは楽しいので放っておけないんだと答えました。
愛は大変満足なようですね。
圭の護衛を依頼してきました。
圭が髪を黒く染めた事を好意的に捉える人は多いそうです。
圭に告白しようと目論んでいる輩から圭を守る為に隣に居て欲しいとお願いされます。
大輝が圭の横に居る事で告白を断念してもらうのが目的です。
大輝が断ると愛が驚いた顔をしています。
これまでの会話から大輝が圭を好ましく思っている感じ取っていたからでしょう。
大輝は愛の誤解を解く事にします。
大輝は圭と話す事は楽しいので頼まれなくても彼女の傍にいる。
その事を愛にお願いされたからと思われるのは嫌だと答えました。
愛は目を丸くして驚いています。
圭は愛の予想以上に大輝に思われていると考えたようですね。
愛は大輝の申し出を受け入れ依頼は無かった事にしました。
そこに圭が帰ってきました。
圭は愛が大輝に何を吹き込んだのか心配なようです。
何を話したと詰問してきました。
愛は圭の幼い頃の可愛いエピソードを教えただけです、と嘘を吐きます。
圭がホラー映画を見た後怖くて愛の部屋にやってきたエピソードを語ったと告げます。
圭は大輝に顔を寄せてきて今は怖くないからな、と伝えてきました。
大輝は顔が近いと指摘します。
愛はグイグイ攻めますなーと感心していました。
大輝に自覚は無いようですが圭の事が気になっています、しかも好ましく思っているようだぞ。
それが分かって愛は大変満足そうですよ。
>>
第六話 清水姉妹とショッピング
>>
愛の先導で服を買いに行く事になりました。
大輝は自分が居てもいいのかって疑問を呈します。
愛から服を買う時に異性の感想が欲しいから普段は幼馴染に付き合って貰っている。
今日は都合が悪いと断られたので大輝と出会えたのは幸運だったと言われます。
大輝の批評に期待していると言われました。
二人にはそれぞれ行きつけの好みの店があるそうです。
先に愛の好む店に向かう事になりました。
愛、圭、大輝の三人で移動していたので大輝に注目が集まります。
大輝は自分がこの場に居てもいいのか不安を覚えます。
愛から美少女二人を連れているから注目されているだけ気にするなと言われます。
愛がさっさと店に入ってしまいます。
慌てて圭と大輝が後を追う事になりました。
圭と大輝が店に入った時に既に愛は試着を終えていました。
試着室のカーテンが開き愛が姿を現しました。
彼女は黄色いカーディガンと白いミニスカートをはいていました。
大輝は愛の生足に目が行ってしまいます。
それを圭に見とがめられました。
大輝は頭を高速回転させて褒める言葉を考えています。
カーディガンが似合っていると褒めると愛が大喜びしてくれました。
幼馴染が普段から適当な誉め言葉しか掛けないので感激しています。
圭が生足に見惚れていた事を指摘します。
大輝は言い逃れが出来ないと考えて認めます。
愛が怒るかと思ったんですが彼女は上機嫌でした。
ただ圭が自分の足も凝視された事があると告げると冷たい目を向けられます。
大輝が正直に事実であると認めると許してくれました。
身体目当てでは無いと判断されたようです。
愛が圭の事を挑発してきました。
どちらが大輝の好みの服を選べるか勝負しようと持ち掛けます。
圭が拒むと安い挑発をしてきました。
美人姉妹と言われていても姉と妹には埋められない差があるんだと言ってきます。
大輝は安い挑発だから圭が乗るとは思っていませんでした。
圭が乗ってしまい彼女に煽り耐性が無いと知りました。
二着の服を選んで勝負する事になります。
圭が服を選んで戻ってきました。
彼女が試着室に入り着替え始めます。
暇な愛が圭が着替えていると姿を想像して興奮する?と質問してきました。
圭が大輝を脅してきます、想像するなと脅されました。
圭が選んだのはグリーンのロングスカートでした。
大輝は新鮮さを感じていますが愛は圭がミニスカートをはく勇気が無かったと指摘します。
彼女は買い物かごにミニスカートが入っているのを目ざとく見つけていましたよ。
どちらが良いか大輝の意見を求めてきました。
どちらも好みなんですがどちらか一方を選べと迫られます。
大輝は答えを先送りする事にしました。
二着目を見せ合ってから結論をだす事になります。
二着目は圭から先に着る事になりました。
圭が選んだのは白いワンピースでした!!
彼女の姿を見た愛は感動に咽び、大輝は固まってしまいます。
大輝の反応が無い事から圭は似合わないと感じて悲し気な顔をしています。
大輝は似合っていると正直な気持ちを伝えました。
本当は綺麗すぎて驚き言葉を失ったと言ってあげればよかったんですけどね。
圭の姿をみた愛は自分の負けを認めます。
圭の白ワンピ姿が見られたので負けても満足だと言っています。
恥ずかしくなった圭は早々に元のボーイッシュがジイーンズ姿に戻りました。
圭は白ワンピを購入しました。
愛はこれで何時でも白ワンピが見られると喜んでいます。
愛はカーディガンだけを買う事にしました。
ミニスカートは世の男性を狂わせる恐れがあるので買わないと言っています。
愛の思惑通りに圭に可愛い服を買わせる事に成功しましたね。
愛は圭の使いが上手だね、流石姉。
>>
第七話 清水姉妹とゲームセンター
>>
予定の買い物が早く終わったので愛の提案でゲーセンに向かいます。
愛は、来たぜゲーセン。この地が私を呼んでいた!と叫んでいます。
愛はゲーセンに詳しいので彼女に任せる事になります。
最初に三人で遊べるエアホッケーをする事になりました。
愛vs圭と大輝で対戦する事になりました。
愛はエアホッケーをやり込んでいるので簡単に勝てると思っていたようです。
洋服選びが中途半端で終わったので圭は絶対に勝つと燃えています。
圭の意外な強さに愛が慌てています。
愛は勝つ為に圭の弱点を突く事にしました。
圭と大輝の中間手に打ち返すと圭と大輝が接近する事になります。
照れた圭の動きが鈍って失点を重ねる事になります。
圭は担当領域を決めて対抗しました。
接戦となり残り1分で同点でした。
次に得点した方が勝ちます。
愛が勝った方が負けた方に何でも命令できるってルールを追加しようとしてきました。
圭は最初断るんですが挑発されて乗ってしまいます。
愛は圭が打ち返すタイミングと位置を予想していました。
見事なカウンターを決めて勝利します。
大輝は賭けに巻き込まれただけなので自分が二つの言い分を聞くと言いだします。
愛が圭を連れて行きます・・・大輝には楽しみに待っていろと言い残します。
数分後メイド服に着替えた二人が戻ってきました。
このゲーセンはプリ機を使う時に衣装を借りられるそうです。
愛は腕を組んで巨大なおっぱいを強調するポーズを取ってきました。
大輝に感想を求めてきました。
大輝は愛と圭を同時に褒める離れ業を披露しました。
愛は活発なメイド、圭は落ち着いた雰囲気のクールで綺麗なメイドと褒めました。
圭は照れてしまい愛はニコニコでした。
メイド姿の愛と圭がプリクラを撮りました。
二人が着替えてから三人でプリクラ撮影を行います。
愛が面白ポーズを取って撮影しようと提案してきました。
二枚目を撮り終えたところで愛に電話が掛かってきました。
彼女が応対する為にプリ機を離れます。
最後の一枚は大輝と圭の二人で撮る事になりました。
撮影する瞬間に圭が大輝に寄ったようですね。
戻ってきた愛に大胆な事をするようになったと言われています。
愛がプリクラを盛る事になります。
興味の無い圭と大輝はしばらく時間を潰す事になりました。
クレーンゲームの景品に圭が興味を持ちます。
彼女が景品の熊ヌイグルミに注目していると気付いた大輝はやってみようと提案しました。
圭が挑戦するんですが取れません。
何度も再挑戦しているんですが向上の様子がありません。
大輝は一度代わってもらう事にします。
圭では取れなさそうなのえ大輝は一回で取る必要がありました。
見事にキャッチして熊野ヌイグルミを手に入れました。
圭は欲しいんですが恥ずかしくて言えません。
大輝は彼女が欲しがっていると察してプレゼントしました。
プリ機の元に戻ると愛は既に盛り作業を終えていました。
圭が持っている熊のヌイグルミをみて驚いています。
圭はクレーンゲームが苦手だそうです。
そんな彼女がヌイグルミを持っているので大輝が取ってあげたんだと察します。
圭に向かってよかったねと言ってきました。
愛は大輝と圭しか写っていない三枚目に過酷を施してありませんでした。
大輝が理由を聞くと馬に蹴られたくないからと言われました。
大輝は愛の意図が分かたず混乱しています。
圭が勇気を出したので恋人同士に見える出来になっています。
>>
第八章 清水さんと相合傘
>>
愛に掛かってきた電話は友達からでした。
これから遊ぶ事になったそうです。
大輝と圭は愛に言われて一緒に帰る事になりました。
電車の中で大輝は圭と愛が仲良しだと指摘しました。
圭はその評価に不満があるようですね。
彼女はいつも愛が強引に構ってくると言いたいようですね。
大輝の妹の話になりました。
大輝が輝乃が家事を何もしない事を危惧します。
進学や就職で自分が家を出たら輝乃は一人で家事ができるのか心配なんだと零します。
圭は心配し過ぎだシスコンなんじゃないのか?と言ってきます。
大輝は自覚があるのか若干焦っている感じがしますね。
妹が居る人なら誰でも似たような心配をしている筈だと答えます。
圭が愛は心配なんて知れくれないぞと言い返してきました。
大輝はファミレスで圭が席を外している間に彼女を心配する発言をしていたのを聞いています。
愛がそれを内緒にして欲しそうだったと考えて明かせませんでした。
代わりに愛の良さを指摘していきます。
愛ばかり褒めるので圭が不満を持ちました。
大輝は圭の良い点を指摘する事にします。
圭の自己評価が思いの外低かったので良い点を全て上げる勢いで喋りはじめました。
圭の優しさや努力家な点を褒めていると、もういい、と言われます。
圭は照れてしまいそれ以上聞き続ける事が困難になったようです。
大輝は褒め足りないと感じています。
最寄り駅に到着すると激しい雨が降っていました。
大輝は折りたたみ傘を持っていたんですが圭は傘がありません。
圭が親を呼ぶので大丈夫だと言ったので一旦そこで別れました。
圭の両親は出掛けているので呼び出せません。
困っている彼女は大輝が見惚れていたワンピースとぬいぐるみが濡れるのを恐れている自分に驚きます。
大輝の事を考えている自分に驚いている彼女の前に大輝が戻ってきました。
大輝は途中で圭が自分を先に帰す為に気を使ったのでは?と考え戻ってきたそうです。
圭は大輝の事をお人好しと言って呆れていますが内心は嬉しいようだね。
大輝の傘で相合傘しながら帰る事になりました。
圭は大輝の肩が濡れているのを気が付きます。
もっと近くに寄ってもいいと言って彼との距離を狭める選択をしました。
結構遊輝を振り絞っていますね。
圭が大輝が戻ってきた意図を聞いてきました。
大輝は自分が後悔したく無いからだと答えます。
中学時代に聞いていた内容だったので前にも言っていたなと零します。
大輝は圭に話した事あったっけ?と不思議に感じています。
理由を聞かれた大輝は幼い頃に仲の良いゆう君って友達が居たと話し始めます。
公園で仲良く遊んでいたそうなんですが知り合って一年くらい経った頃に年上の子が公園に来るようになりました。
その子たちが大輝とゆう君を揶揄ってきたんだそうです。
大輝は気にしませんでしたがゆう君は気にしていました。
ある日を境にゆう君は公園に来なくなりました。
大輝は自分が揶揄うなと言わなかったからだと反省しました。
それ以来自分が後悔する選択をしないようにしているそうです。
圭が辛い話をさせたと謝ってきました。
対して大輝は圭が自分に興味を持ってくれた事が嬉しいと答えます。
圭は照れてしまい傘から出ようとして大輝に急に動かないでと注意されます。
大輝は相合傘にドキドキしていると明かします。
普段はここまで接近できない圭に接近しているのでドキドキするとの感想を述べます。
圭はテレテレになって慌てています。
圭が無理矢理買い物に付き合わせた事を謝ってきました。
圭と愛の買い物に付き合わなければ雨が降り始める前に帰れただろうにと言ってきます。
大輝は圭と買い物できて嬉しかったと伝えます。
普段は見られない圭の姿を沢山見れて嬉しかったと伝えました。
聞きようによっては猛烈なアピールとも取れるよね。
圭の照れはMAX状態になってしまい顔真っ赤です。
雨が上がったので、ここまででいいと、言い残してダッシュで逃げました。
照れて逃げる圭が物凄く可愛いです。
愛が見てたら悶絶して喜んだだろうね・・・
>>
第九話 清水さんのいない昼休み
>>
大輝と相合傘で帰ってきた日の夜、愛が圭の部屋に突撃してきました。
二人が帰った時刻に雨が降っていた事を知っていて、圭が濡れずに帰ったので相合傘で帰ってきたと言い当てられます。
圭は抵抗は無駄と察して相合傘をした事を認めました。
圭から相合傘を申し出たと伝えると積極的に動けたと褒めてくれました。
大輝が圭の良さを語った事も聞き出されました。
愛は大輝がグイグイくると感じます。
脈があるんじゃないの?と圭に問いかけます。
圭の方は少しでけ冷静でしたね、大輝が恋愛対象として自分を見ているとは思えないと考えています。
愛はその後も根掘り葉掘り相合傘中の出来事を聞き出そうとしてきます。
大輝に家まで送ってもらったのか?と聞かれて圭は途中で雨が止んだので走って帰ってきたと事実を述べました。
愛は絶好のチャンスを不意にしたと嘆きます。
圭は大輝に褒められまくり一杯いっぱいだったんだと答えました。
愛の質問攻めは夜遅くまで続きました。
圭は寝不足で登校する事になりました。
下駄箱を開けると一枚のメモが入っていました。
昼休みに体育館裏に来いと書かれれありました・・・告白イベントです。
圭は舌打ちしていますね。
昼休みになり大輝は俊也に清水姉妹の買い物に付き合った事を教えます。
大輝は愛の行ったなんで圭の傍に居るのって言葉が気になっていました。
俊也は初対面の大輝を買い物に誘った愛のフットワークの軽さに驚いています。
二人が選んだ洋服について感想を述べたと教えます。
その後でゲームセンターで遊んだ。
愛が友達と遊ぶ事になったので圭と二人で帰ったと教えます。
「圭!」と叫んで愛が飛び込んできました。
大輝は何かが起こっていると考え愛の元に駆け寄ります。
昼休みが始まると圭が教室から出て行ったと教えると焦りを深めます。
愛から圭が面倒な相手から告白されそうになっていると教えられました。
圭が心配な大輝は探すのを手伝うと申し出ます。
最初は迷惑は掛けられないと断るんですが大輝の決意が固いと判断した愛は連絡先を教えてくれます。
愛の友達も探しているので見付けたら連絡を取り合おうと言って別々の方向に探しに向かいます。
圭が体育館裏にやっていると一人の男子が待っていました。
用向きを聞くと告白されました。
圭は自分に告白した理由を聞いてみます。
彼は見た目で圭に惚れたと言っています。
外見にしか興味を示さない男子はお断りと考えている圭は断ります。
男子生徒はしぶとく諦めません。
友達から始めようと言ってきましたよ。
圭はそんな下心がある友達は御免だと言って拒否を続けました。
男子生徒が怒り出します。
圭は腕力では負けるので不味いなと考えていました。
そこに圭を探して走り回っていた大輝がやってきました。
彼は男子生徒と圭の間に割って入ります。
走って呼吸が乱れているので整える間を貰います。
圭に告って来た男子生徒は息を整える間をくれました。
圭はまた大輝に助けられるのか?と不満そうな顔をしています。
彼女が高校に入ってから金髪にしていたのは告白を避ける為だったのかも?
息が整った大輝が二年の本堂大輝と言いますと名乗りました。
男子生徒は後輩君と言いだしたので彼は三年生でした。
大輝が圭を探してここに来たと告げます。
もう見つけたよなお前は帰れと言われます。
圭が話は済んだから自分も帰ると主張すると顔だけしかいい所が無い癖に調子に乗るなと罵られました。
先輩の言葉に大輝が切れいました。
訂正してくださいと言いだします。
先輩が睨んできましたが圭の魅力を伝えて訂正して貰わなければと考えているので恐怖を感じませんでした。
大輝は圭のいいと事を一つ一つ上げていきます。
圭の容姿が良いのは彼女の魅力の一部でしかないと伝えます。
聞いていた圭が照れてしまい大輝の口を手で塞いできました。
語り足りない大輝は圭を振り解きます。
先輩は二人のやり取りを見て関係が推察できたようですね。
大輝にむかって圭との関係を聞いてきました。
大輝は圭の事をほっとけない人と答えました。
言葉が足りず理解が得られないようです。
優しいのに不器用だから目を離せない存在です。
多分一緒に居る限りずっと彼女を思わず見てしまうと思いいますと伝えました。
大輝の発言と照れている圭を見て先輩は二人に関係を悟ります。
惚気を聞くためにここまで来たわけじゃないと言って帰ると言ってきます。
惚気と聞いて大輝は自分の説明が理解されていないと悟ります。
圭がこの状況で大輝と二人きりにするな、と言ってきます。
先輩は嫌だね、俺を振ったんだ二人きりで気まずくなってせいぜい苦しんでくれと言ってきます。
去り際に圭に言い過ぎたと謝ってくれました。
圭は言いたい事だけ言って帰るんじゃねえと喚きます。
居た堪れないな。
大輝は圭の事を大切に想っていると告白したも同然なんですが恋愛感情からだと気付いてません。
>>
エピローグ 清水さんと僕
>>
大輝が教室に戻ろうと声を掛けると、圭に怒られます。
あんなこと言っといて何でお前はいつも通りなんだよ、そもそもどうしてここに私がいるって分かったんだ、と聞いてきます。
大輝には「あんなこと」が何なのか分かっていません。
ここに来れた理由だけを教えます。
愛が心配して教室に来たこと、彼女から圭が危険かもと聞いて探し回った事を教えます。
大輝は人気の無い場所を駆け回り体育館裏から叫び声が聞こえたのでやって来たそうです。
大輝から心配だったんだと言われて圭が照れます。
圭の事を大切に思っているので何かあったら後悔する事になったと言われます。
圭は大切な人ってどういう意味か聞き出す事にします。
大輝は先輩に関係を問われて圭を大切な人だと認識しました。
只のクラスメートではないけど、圭が友達と認識しているか分からないので、大切な人と言ってと答えます。
圭は大輝が異性として自分を見てないと気付いて落ち込みます。
大輝には圭の気持ちが分からないので消沈する彼女を見て理由を聞けなくなりました。
圭が髪を金髪にしていたのは告白を避ける為だと教えてくれました。
中学時代の彼女はモテたそうです。
しかし告白者は皆彼女の容姿しか見ていませんでした。
そんな相手からの告白に一々対応するのが嫌だったので髪を金髪にしたんだそうです。
大輝は圭が中学時代は黒髪だったと知り驚きます。
忘れていた記憶を思い出す事になります。
中学時代に圭を助けた事を思い出しました。
同じ中学だったのと圭に確認すると肯定されます。
圭が教えてくれなかったのは自分だけが覚えているのは大輝の事を一方的に気にしているみたいで恥ずかしかったからだそうです。
圭が中学の頃も含めてお礼を言ってきました。
大輝は自己満足の行動と思っていたので助けた圭が感謝してくれて嬉しくなっています。
お礼をいってしまい圭に笑われました。
笑う圭を見た大輝が「もしかして清水さんって可愛い?」と聞いてきます。
圭は疑問形なのが不満なようです。
なんでそう思ったのか大輝に質問してきました。
大輝の方も何故そのように感じたのか分からず混乱しています。
揶揄っているのかと圭に聞かれて、本気で彼女を可愛いと思っていると伝えます。
圭は真っ赤になってしまいます。
大輝の事を信じてくれましたが一杯いっぱいなようです。
話はそこまでって事にします。
圭の機嫌が直ったので今なら応えてくれそうだと考え大輝は兼ねてからの疑問をぶつけます。
大輝が金髪から黒髪に戻した理由を聞いてきました。
おいおいこの期に及んでそれかい。
圭は「その時が来たら話す」と答えました。
大輝が、その時っていつになったら話してくれるの?と追及します。
圭は「そ、その時はその時だ!」と言って誤魔化しました。
今の大輝の様子だとその時が来るのは随分と先になりそうに思えますね。
成分表
成分 | 含有量(5:多い、1:少ない) |
美少女 | 5 |
恋愛 | 5 |
照れ | 5 |
鈍さ | 5 |
イチャラブ | 3 |
ラッキースケベ | 1 |
AmazonLink: 隣の席のヤンキー清水さんが髪を黒く染めてきた【電子特別版】 (角川スニーカー文庫)
コメント
コメントを投稿