ラノベの感想) 新妹魔王の契約者 SWEET! (角川スニーカー文庫)


概略:
万理亜に気付かれないように澪、柚希、胡桃、ゼストがバレンタインデーの準備を進めます。長谷川は日付をずらして刃更とバレンタインを過ごします。万理亜が刃更と二人きりで美術館に来ています。ルキアがマニアックすぎる趣味に嵌ります。刃更達が遊園地に遊びに行きます。節分の豆まきを行います。刃更と澪が窮地に立たさ立華と七緒に協力を仰ぐ事になりました。高志の勇者生活が明かされます。ホワイトデーのお返しに困った刃更が滝川に相談します。

レーベル:角川スニーカー文庫
発行日:2016/8/1
著者:八薙玉造 原作:上栖綴人
イラスト:大熊猫介
ISBN:978-4-04-104654-8
雰囲気:チョコフィギュア、後押し、結界プレイ、万理亜と美術館、呆れた探究心、遊園地、節分、苦行、本気、ネコミミ、反応

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プロローグ
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登校する刃更、澪、柚希を万理亜とゼストが見送ります。
寒いので万理亜は玄関から顔だけ出していますね。
自分も温泉旅行に行きたかったと文句を言ってきました。
万理亜は温泉で伝説の神事野球拳をしたかったと嘆いています。
ゼストはメイド服を着込んでちゃんとお見送りしてくれます。
澪が刃更の手を取り歩き始めました。
対抗して柚希が刃更に腕を絡めてきました。
澪が苦情を入れると逆の腕が空いていると言われます。
澪が納得して腕を絡めてきたので刃更は二人と腕を組んで登校する事になりました。
腕を組んで登校したりするとクラスで問題になると考えます。
今の平和を手に入れる為に死線を乗り越えたんだと思い直した刃更はそのまま登校する事にします。
勇気があるよな。
澪と柚希のファンクラブからの追及が厳しくなりそうに思えます。

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第一章 新妹魔王のバレンタインデー
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夜になり刃更が用事があると言って家を出ました。
万理亜が速攻で尾行を始めます。
普段なら誰かが万理亜の悪行を止めるのですがその日は放置されます。
万理亜が不在の間に澪、柚希、胡桃、ゼストが重要な会議を開きます。
議題は一週間後に迫ったバレンタインデーをどうするか?でした。
ゼストが質問してきましたよ。
バレンタインデーにチョコを贈るとは理解していますが理由が分からんようです。
澪が丁寧な説明をしてあげます。
好きな人に心の籠ったチョコを贈ると理解してくれます。
それぞれが刃更にチョコをあげるって事になりました。
万理亜の不在中を狙って会議を開いたのは彼女が悪戯をするとの懸念からです。
澪と胡桃は購入するか手作りするか迷います。
柚希が料理が得意と知っているので購入する方向にしたみたいです。
チョコレート売り場でどれを選べば良いのか迷っている時に澪と胡桃が梶立華に出会います。
彼女もバレンタインデーに贈るチョコを選びに来ていました。
立華が一緒に学校の調理室で作ろうと提案してきます。
彼女もチョコレート作りは初めてなので一人では不安なようです。
澪と胡桃は調理室を使えるのは好都合と考えて申し出を受け入れます。
素人三人で解説書を片手に悪戦苦闘していますね。
彼女達は板チョコをバラしてトリュフチョコを作る事にしました。
慌て過ぎている澪と胡桃を立華が上手く制御してくれました。
何とかチョコを完成させる事ができました。
見回りに来た長谷川先生にこのチョコを貰う奴は幸せだなと言われ三人はテレテレです。
柚希が家の台所で懊悩しています。
彼女はチョコレートの作り方に問題は抱えていませんがアイディアに困っていました。
どんなチョコレートを贈れば喜んで貰えるのかが分からず悩んでいます。
ゼストが心配してくれますよ。
ゼストも似たような悩みを抱えていました。
彼女は自分の気持ちをどうやって贈れば良いのか悩んでいました。
自分を贈ると考えている彼女は全身にチョコを塗って食べてもらう事も考えました。
しかし衛生的に問題があるの断念しました。
その話を聞いた柚希が天啓を得ます。
彼女は協力してチョコを作ろうと持ち掛けます。
ゼストは快諾し二人でホームセンターに向かいます?
え、何で其処に行くの?
バレンタインデーに帰宅した刃更を澪がリビングに引っ張っていきます。
テーブルの上にはラッピングされたチョコが置いてありました。
澪と胡桃が作ったチョコから食べる事になります。
刃更が美味しいと喜んだので澪と胡桃は安堵しています。
丁寧にラッピングされた柚希とゼストの合作が入っている箱をあけた刃更が瞠目しています!!
中には精巧なチョコレートで作られた刃更達のフィギュアチョコが入っていました。
柚希がチョコレートを作りゼストが土魔法で作った型に入れて作ったそうです。
柚希がゼストの発言がヒントになったのだからゼストを先に食べてと言ってきます。
刃更は語弊があると感じますが従います。
余りにも精巧に作られていたので齧るのを躊躇った刃更はゼストフィギュアチョコの最も尖った部分から舐める事にします。
舐めているのはおっぱいの先端ですね。
刃更がゼストフィギュアチョコをペロペロしているとゼストが嬌声をあげ始めます。
万理亜の声が響きました。
万理亜は澪たちがバレンタインデーで手作りチョコを作ると知っていました。
万理亜に知られていないと油断していた柚希とゼストのチョコに細工をしたそうです。
万理亜は感覚が同調する魔法を仕込んでいました。
ゼストは刃更にペロペロされている快感を味わっています。
万理亜のフィギュアチョコも作られていました。
胡桃がお仕置きをする事になります。
胡桃は万理亜のフィギュアチョコのお尻を叩き始めました。
齧られても問題無いように痛みを感じなくしてあったので万理亜は気持ちよくなってしまいます。
柚希が策士策に溺れると呟きます。
問題はゼストですね・・・気持ちよく成り過ぎている彼女は刃更に慰めてと懇願してきました。
全員を同時には無理なので刃更は数日掛けてチョコフィギュアを食べると同時に対象の人物を屈服させる事になったようです。
お仕置きで気持ちよくなり刃更とのプレイも堪能できた万理亜が今回の勝利者と言えますね。
一年でも屈指のエロイベントを堪能しました。

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第二章 ボクらは素直になれない
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刃更にチョコを渡すべきか悩んでいる立華は挙動不審でした。
書類を出しに行く為に生徒会室を出ようとしてドアに鼻をぶつけています。
七緒は立華の様子がおかしい理由に気付けません。
加納から立華の相談に乗るように言われて驚きます。
生徒会室で二人で作業している時に七緒は立華に悩みがあるのかと問いかけます。
立華は即座に否定してきます。
帰ると言って生徒会室を出て行ったのですが鞄を忘れました。
明らかにおかしいんですが七緒は理由が分かりません。
鞄を届ける為に彼女の後を追いかけると廊下で話している立華を見つけます。
相手が刃更だったので咄嗟に隠れてしまいます。
二人はバレンタインデーについて話していたようですね。
それで七緒は立華が不調な理由を理解します。
七緒も刃更にチョコを贈ろうか悩んでいたからです。
刃更が帰って行く姿が見えなくなるまで立華は見送っていますね。
七緒は立華が刃更にチョコレートを贈る後押しをします。
ヴァンパイアの魅了の力を使って彼女を素直にしました。
澪と胡桃とチョコを作ってる立華を調理室の外で見届けます。
七緒は刃更に贈る予定だったチョコをゴミ箱に捨てようとしました。
すると長谷川に勿体ないと声を掛けられます。
彼女は七緒がチョコを贈ろうと考えている相手は七緒が心配している事を問題にするかな?と問いかけました。
ヴァンパイアハーフの彼は成人するまでに性別が不定です。
学校には男子として通っているんですが今は女性になっています。
そんな自分が刃更にバレンタインデーのチョコを贈るのは変じゃないか?と気にしていました。
刃更が七緒に声を掛けてきました。
七緒に向かって最近悩んでいないか?と心配してくれました。
刃更が自分を見てくれていたと知った七緒は嬉しくて泣き出します。
慌てている刃更にチョコをプレゼントしました。
大きなハート形のチョコレートを貰った刃更はありがとうと言って七緒の頭を撫でました。
七緒は刃更に惚れてしまってますね・・・女の子のままかも知れんな。

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第三章 ロスト・デイ・バレンタイン
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立華が義理だからと言って刃更にチョコを渡す場面を見ていた長谷川は嫉妬心に駆られます。
バレンタインデー当日は学生達を見守ろうと考えた彼女は一週間前に刃更とバレンタインイベントをこなしてありました。
それで満足してた筈なんですが羨ましくなります。
七緒と立華に手助けし過ぎたなと思っています。
一週間後に学校の生徒が来ないであろうと思われるショッピングモールで刃更とデートする事にします。
長谷川は普段とは違う姿を刃更に見せてきます。
刃更がどんなエスコートをしてくれるのかテストすると言い出します。
ハンバーガーを食べならが刃更がデートプランをたてる事になります。
刃更が映画を見ることにします。
長谷川に見たいタイトルを尋ねると恋愛映画をチョイスされました。
あんまり期待していなかった長谷川なんですがヒロインの台詞が心に刺さってしまい大泣きしています。
涙が収まるとショッピングをする事になりました。
長谷川が次々と色々な店を廻ります。
刃更は彼女が普段と違う理由を知りたがりました。
長谷川は刃更と同じ時間を過ごせないかもと不安になったと語ります。
刃更と別れる事になるかも知れないと心配なんだと訴えました。
刃更は長谷川を抱きしめて絶対に離さないと宣言します。
キュンキュンしちゃった長谷川は即座に結界を張り異空間で刃更を求めてきました。
刃更に尻を揉ませたり服の中に手を突っ込んで貰いおっぱいを揉ませます。
服を着たままだったので普段よりも深い谷間になっていました。
舌を絡める濃厚なキスをしながら刃更は揉み揉みしているぞ。
刃更が長谷川の本名アフレイアと呼び、彼女を離さない、既に同じ時を歩んでいると伝えます。
感じちゃった長谷川はいつも通りのデートに切り替えます。
彼女の部屋で愛し合う事にします。
長谷川はもう一度アフレイアと呼んでもらう事にしています。
結局長谷川が一番スケベなのかもしれないな。
彼女、刃更をリードしたがるんだよね、しかも欲望に忠実だよな。

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第四章 サキュバス・オリエンタル!
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万理亜に誘われて刃更は美術館にやってきました。
万理亜が芸術に興味があると言っているのを意外に感じます。
裸婦画はエロではないんだぞと諭すと即座に否定されました。
エロと芸術は不可分な存在なんだと力説されます。
万理亜が見たがっているのは春画展でしたよ。
澪たちを誘わなかったのは止められるからですね。
万理亜は刃更と二人でイキたかったからと言ってきました。
際どい言い回しに刃更が呆れています。
会場に入ると万理亜がハシャイデいます。
日本古来のエロ文化を堪能していますね。
万理亜の姿を見ていた刃更がシェーラに似ているなと思っていると本人と遭遇しました。
万理亜は元気に挨拶を交わしています。
シェータは微妙な立場に立たされているんですが春画展を見逃せないと思いやって来たんだそうです。
刃更はシェーラの意図が分からず困惑しています。
シェーラと万理亜は嬉々として春画を眺め得いますね。
大興奮しています。
シェーラが結界を張って万理亜を春画と同じポーズで縛り上げました。
刃更が慌てれると実践してみるんだと真顔で返されます。
万理亜も真顔で同じことを言ってきました。
刃更は自分が間違っているのか?と不安になります。
シェーラが刃更に手伝いをお願いしてきました。
刃更に春画を渡してきます。
驚いた事に春画には登場人物の台詞が書かれていました。
書き割りと言うそうです。
現代のエロ漫画と似た手法が遥昔から存在していた事実に刃更は驚きます。
刃更は春画に書かれていた台詞を読み上げて万理亜を攻める事になりました。
万理亜は春画と同じポーズを取っているのを刃更に見つめられている事実に羞恥を覚えます。
刃更がから視線を逸らそうとしてシェーラに止められました。
シェーラは刃更に見られて羞恥心を感じる事を楽しませたいようです。
刃更は万理亜に向けて書き割りを音読しながら尻を叩きます。
刃更は縛られる事で強調された万理亜の乳に女を感じています。
パンツに手を突っ込まれて刺激され万理亜は果てました・・・
床には万理亜液が垂れていました。
春画プレイを追えて現実空間に戻った万理亜は艶々しています。
シェーラが万理亜の事を刃更にお願いしてきました。
刃更はシェーラが万理亜を心配して会いに来たのかも?と思い始めます。
シェーラに任せろと応えようとすると姿が見えなくなっています。
彼女は万理亜と一緒に物販を見ていました。
ルキアにお見上げを買っていこうと話しています。
シェーラと万理亜は澪たちに春画のハンカチを買って行こうと提案しています。
刃更は絶対に怒られるのでやめておけと止めています。
シェーラはやって来たのは春画展を見たかったからなのかも知れません。

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第五章 さる敏腕メイドの秘め事
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激務を終えたルキアが自室に戻ってきました。
彼女の部屋のテーブルに真新しいノートPCが置かれています。
ルキアはノートPCを起動してエロゲをプレイし始めます。
彼女はエロゲを余すことなく堪能しているね。
ヘッドホンを装備して音声も楽しんでいます。
プレイしていたのは妹攻略するエロゲでした。
ゲームを終えたルキアがベッドの上に見知らぬ箱が置かれているのに気が付きました。
罠の可能性が無いと確認してから箱を開けます。
中には大量のエロゲが入っていました。
シェーラが空間転移で現れます。
彼女から人間界の通販でエロゲを買っておいたと言われます。
シェーラはルキアがエロゲをプレイしていると知っていました。
万理亜や刃更と廻った春画展の図録も渡してきました。
ルキアはシェーラにまた勝手に空間転移の穴を開けられた事を嘆きます。
翌日の夜からシェーラが置いて行ったエロゲをプレイし始めます。
人間界のエロはサキュバスよりも遅れていると考えていたルキアは瞠目します。
シェーラが置いて行ったエロゲは人間と人間以外の生物やロボットが絡み合うエロゲでしたよ。
人間のエロゲを侮れないと感じたルキアはサキュバスとしての探究心を刺激されました。
一週間徹夜して全てのゲームをコンプリートさせました。
シェーラにエロゲを返しに行くと驚かれます。
シェーラはルキアが気に入らなかったと残念そうにしていましたがコンプリートしたと言われて驚きます。
ルキアは人間界のエロも侮れないと言っています。
贈った図録は参考資料と捉えられていました。
ルキアは自分の盲をはらってくれたシェーラに感謝しています。
いち早くエロゲを発見した万理亜は大きく成長しているとの感想を述べています。
シェーラは単に楽しんで貰えればと思っていたようですね。
楽しみ方はそれぞれだと暖かい目でルキアを見守る事にします。
万理亜が日課のエロゲ情報の入手作業を始めました。
巡回に真新しレビューサイトを発見しました。
読んでみると非常に高精度な分析をしている事が分かりました。
分析されたタイトルを見て何てマニアックなと驚いています。
万理亜でもこれは無いと思うようなロボットモノとかを好んでプレイしていると分かりました。
管理者の名前を目にして更に驚きます。
「魔界のメイド?ルーたん」と書いてありました!!
「たん」ですか・・・意外にも似合ってますね。
ちと怖いですが、冷たい表情をしているルキアに向かって「ルーたん」って呼んでみたいね。
ルキアが「たん」なら万理亜が「マリぽん」じゃないかな?
万理亜はルキアが無表情でレビューを書いている姿を幻視しますがまさかな、それは無いと納得します。
レビューが非常に情熱的だったので違うと思いたかったみたいだね。
万理亜が見ていたのはルキアが書いているレビューサイトのようです。
サキュバスによって新たなエロが考案される日も近そうですね。
ルキアは表情を抑え込んでいるので分かりにくいですが非常にエロイですね。
万理亜に負けぬ探究心を持っています。

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東城家、遊園地に行く
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東城家で遊園地に遊びに来ました。
皆で遊びに行くって約束を果たしてくれた刃更に澪は感謝しています。
遊園地が初めてな万理亜とゼストはウキウキしていますね。
万理亜は「私、初めてなんです」と語弊のある言い方をしてきました・・・浮かれていますね。
柚希と胡桃も子供の頃に迅に連れて行って貰った遊園地を思い出して思い出に浸っています。
澪が寂しそうな表情をしている事に刃更が気付きます。
彼女の育ての親が殺されてしまった、悲しい事を思い出させたと感じて刃更は澪の手を取ります。
澪は刃更が心配してくれたのを喜んでいます。
表情を明るくしてジェットコースターに乗りたいと言い出しました。
彼女の希望を叶えて最初にジェットコースターに乗りました。
澪は余裕だと言ってたんですが酔ってしまいます。
他の面々は平気な顔をしています。
澪はベンチで休んでいるので皆で楽しんできてと言ってきます。
刃更は酔った振りをして澪と残る事にしました。
澪が後ろめたくならないようにって配慮から柚希たちは明るい表情で離れます。
柚希、万理亜、胡桃、ゼストで次のアトラクションを選ぶことになります。
柚希がお化け屋敷に行きたいと言い出すと万理亜と胡桃が反応します。
お互いに怖がっていると察して強がります。
ゼストも行ってみたいと言い出したのでお化け屋敷に入る事になりました。
歩きながら通り抜けるお化け屋敷でした。
ルールで二人一組で通り抜ける事になっていました。
柚希がゼストと一緒に行くと言い出したので万理亜と胡桃が悲痛な叫びをあげます。
万理亜と胡桃は足を震えさせながら怖くないと言い張っていたので二人で廻るのを拒めませんでした。
柚希とゼストはお化け屋敷の仕掛を観察しながら廻っています。
先を行く万理亜と胡桃に追いついたので声を掛けようとしました。
怖さの限界に挑戦中の二人は柚希たちをお化け屋敷の仕掛けだと勘違いして逃げて行きました。
万理亜と胡桃は物凄く怖がっています。
柚希とゼストは余裕があのでのお化け屋敷の仕掛けに駄目だしまでしていました。
後でご意見メールを送るとか言ってます。
万理亜と胡桃は窓にぶち当たった仕掛けに驚いて部屋の中に置いてあったテーブルの下に隠れます。
本当に怖いようですね。
やってきた柚希とゼストは仕掛ではない気配を察知して身構えます。
泣きながら万理亜と胡桃が出てきましたよ。
ベンチで休んでいる澪が迷惑を掛けてしまった後ろめたさから催淫の呪いを発症しました。
急いで屈服させる必要があるんですが周囲には人目がありました。
刃更は結界を張れないからね。
そこにお化け屋敷から柚希たちが出てきました。
万理亜と胡桃は泣きはらしたようですね。
刃更は万理亜が怖がりだったと思い出します。
澪が催淫の呪いを発動していると分かると胡桃が結界を張ってくれました。
彼女は周囲から認識されなくなる結界を張りました。
刃更と澪は観覧車に乗り込みます。
朦朧としていた澪は結界を掛けたと知りません。
前後にあるゴンドラからは二人の姿が見えていると考えています。
刃更は澪をゴンドラの外側を向かせて屈服させる事にします。
澪は前を行くゴンドラから覗かれていると言ってきますが刃更は取り合いません。
澪のおっぱいを露出させてガラスに押し付けならが揉み揉みしています。
澪は羞恥から逝きまくりでしたよ。
ゴンドラには万理亜が澪汁を吸い取る為のタオルを敷いてありました。
容易周到ですね。
澪はガラスにおっぱいを押し付けながらパンツの中を弄られて果てました。
澪が正気に戻ると替えのパンツを履いて遊園地を堪能しました。
帰りの電車で並んで眠る女の子達を見て刃更は家族の思い出ができたと満足そうにしています。
澪は観覧車プレイを経験する事になりましたね。
貴重な体験だと思います・・・結界って便利だよね。

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第七章 オーガスレイヤー・スレイヤー
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一人で留守番している胡桃がリビングの掃除をしていました。
節分で使った豆を発見して悲惨な目に遭った(気持ち良かった)豆まきを思い出します。
ゼストの希望で豆まきをする事になりました。
勇者の里で柚希と胡桃は本格的な行事をした経験を持っていました。
玄関に柊の枝と鰯を設置します。
これが不味かったね・・・予想外の結果を生む事になります。
恵方巻を食べる事になりました。
一番最初に食べ終わった万理亜がビデオカメラを手にしてエロイ顔を浮かべます。
万理亜はまだ恵方巻を食べている澪たちの口元を撮影し始めました。
恵方巻をアレに見たてえ万理亜はエロイエロイと悶えています。
刃更が鬼役になり豆まきが始まります。
万理亜が時々全力投球をしてくるので刃更が痛がっています。
二階から初めて最後にリビングの豆まきを行いました。
豆まきが終了した瞬間予想外の事態が発生します。
東城家が緑の結界に包まれ魔族である澪、万理亜、ゼストは家の外に押し出されました。
力づくで結界を破壊する事は可能だったのですが正規の手続きを経ないで破壊すると地脈を穢してしまいます。
胡桃と柚希が正規の手順で結界を解くには時間が掛かると言ってきます。
薄着の澪たちを屋外に長時間放置する事になります。
柚希と胡桃が良い手段を思いついたようですが恥ずかしくて口にできません。
ニンマリしている万理亜から二人を屈服させれば儀式としての豆まきが破綻するので結界を解除できると言われます。
柚希と胡桃に確認すると可能性は高いと言われました。
勇者が鬼に負ける事にすれば儀式が破綻して結界が解けるって事ですね。
柚希と胡桃が刃更に屈服させられる事を望んだので刃更は試してみる事にします。
刃更は迫真の演技で鬼が勇者を倒したと言い出します。
柚希もノリノリで「くっ・・・殺せ」と答えます。
胡桃は柚希と刃更のノリの良さに驚きつつも自分の演技を頑張ります。
刃更は二人を四つん這いにさせて尻を撫で始めました。
柚希のスカートに手を突っ込んでさわさわしています。
指には柚希液が付着していました。
柚希に見せると悶えながら恥じらっています。
演技が本気になってしまっているような?
一人称が「うち」になっているので絶頂寸前みたいだな。
逝くのを我慢している柚希がエロ可愛いですな。
刃更はスパッツの上から胡桃の尻を撫でたり叩いたりし始めます。
胡桃の方も感じてしまい、もっと優しくしてと懇願してきました。
万理亜はかぶりつきて見学しているようだね。
屈服すればもっと気持ちよくしてやるぜと言うと胡桃は屈服して気持ちよくしてもらう事を選びます。
ズルイと言って柚希も屈服する事にします。
身体は屈しても心は屈しないとか言ってたくせに快楽には勝てん柚希がカワイイぞ。
二人が嬌声をあげて気持ちよく成り儀式は破綻しました。
結界が解除されて澪、万理亜、ゼストが家に入ってきます。
柚希と胡桃の痴態を見学していた澪は自分も切なくなってしまったようですね。
屈服してと熱い吐息を吐きながら懇願してきます。
ゼストも期待しているような熱い眼差しを向けてきます。
万理亜が刃更の背中を押して全員を屈服させる事になりました。
またも万理亜の望でいるエロ展開となっています。
万理亜はエロの神に愛されている。
胡桃はその時の痴態を思い出して気分が昂ってしまいます。
そこに万理亜とゼストが買い物から帰ってきました。
一人で慰めていたの?とか言いながらリビングに入って来ましたよ。
胡桃のエロ顔を見た万理亜は彼女が自慰をしていたと勘違いします。
言ってくれれば胡桃を気持ちよくさせてあげるのにとか言ってきます。
胡桃は握っていた豆を思いっきり万理亜に投げつけました!

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第八章 勇者も魔王も恐れおののくアレ
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学年末の試験範囲が発表され刃更と澪が真っ青になっています。
勉強を疎かにしていたと痛感している二人は優等生の柚希に頼る事にします。
柚希に勉強をみて欲しいとお願いすると快諾してくれました。
柚希は全対応型剣士(マルチセイバー)なので効率的な勉強法を教えて貰えると刃更と澪は期待します。
図書室で教えて貰う事になりましたが問題発生です。
柚希は総当たり式の勉強法を得意としている事が判明しました。
彼女がマルチセイバーとしての力を得る為に全方位的に訓練を積んでいた事を思い出します。
柚希は試験範囲の最初の方から覚えるべき公式を指摘していきます。
刃更と澪は自分たちが楽をしようとしていたと反省します。
柚希の手法が正しいと分かっていても準備期間が足りません。
困っている刃更と澪に立華と七緒が手を差し伸べてくれます。
先輩である立華は試験の傾向を知っているそうです。
七緒も手伝いたいと言ってくれました。
刃更、澪、柚希は二人に手伝って貰う事にします。
長谷川が勉強している刃更たちを見ていました。
自分は教師なので協力はできない見守ろうと考えます。
刃更に、試験頑張れ終わたら大人のご褒美をあげようってメッセージを送ります。
速攻で刃更から返信がありました。
刃更は長谷川が見守ってくれていると気付いていました。
大人のご褒美・・・とっても気になります。
刃更達の試験勉強に触発されて胡桃も里の教育支援プログラムを頑張っています。
万理亜は試験勉強とエロ行為を結びつけた新たなプレイを仕掛けようとしていました。
胡桃は勉強の邪魔にならないように万理亜を緊縛して動けなくしています。
ゼストは食事面で刃更たちを応援しています。
試験の最終日になりました。
刃更と澪が満足そうな顔で帰ってきました。
胡桃は試験が良い出来だったのねと問いかけます。
刃更と澪は過去最高の出来だったと答えます。
二人は試験勉強がし易いように配慮してくれていた胡桃とゼストにお礼を伝えます。
胡桃とゼストは照れていますね。
万理亜は試験の解放感から快楽の沼にはまる気ですねと嬉しそうにしていますが無視されました。
刃更たちは万理亜の妄言を無視して解放感に浸っています。
万理亜の試験勉強とエロを結びつける試みは失敗に終わりました。
そんな時もあるさ、万理亜諦めずに邁進するのみだぞ。

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第九章 ある勇者の一日
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高志は刃更よりも強くなる事を目指して修練に励んでいます。
今の刃更は自分が負けた時よりも強くなっている負けるわけにはいかないと考えています。
修練を終えた高志は誰も住んでいない東城家の掃除に向かいます。
里にいる間は柚希がやっていたのですが彼女は刃更の元に向かいました。
高志が自分しかできる人間は居ないと考え柚希のやっていた週一の掃除を引き継ぎました。
掃除を終え自宅に帰る高志に厳しい目が向けられます。
里には東城家に反感を抱く人が多いので掃除をしている高志も反感を持たれています。
高志は自分で選んだ道だと考え気にしない事にしています。
高志に勇者の仕事が舞い込みました。
標的の魔族は穏健派から魔界を追放されたみたいです。
恨み言を呟いていますね。
復讐する為に自分は強くなる邪魔するなと言われますね。
魔族は中学生くらいの少女を拉致していました。
高志は無反応ですね。
人質を取れたと考えた魔族が無造作に攻撃してきました。
高志は吹き飛ばされて壁にめり込みます。
高志に止めを刺そうとして近付いてきた魔族が上下に分断されました。
油断した魔族を高志が気付かれぬ内に切り裂いていました。
魔族は悲鳴をあげる間も無く死にました。
高志は人質にされていた少女に抱き留めます。
気絶している少女を寝かせてから上着を掛けてあげようとします。
服が裂かれていてスポブラがチラ見えしていますね。
高志は照れてしまい気配を探る技術を駆使して少女を見ないで上着を掛けました。
高志は刃更をライバル視していますが女性関係では巨大な差を付けられていますね。
任務を終えて帰宅したのは深夜でした。
高志の元に長老の一人熊野がやってきました。
警戒している高志に刃更が帰ってくるので食事の準備を任せたいと言ってきました。
東城家と関わる事を嫌う里の者が多いの自分しか適任者は居ないと考えます。
高志は気合を込めながら請け負います。
刃更と澪を満足させる料理を用意しようと考えた高志は徹夜で調理に励みました。
刃更が何時にやってくるのか分からなかったので時間が経過しても美味しく食べられる料理を作ります。
煮物を中心とした和食になってしまいます。
それだけでは澪が満足しないかもと考えて洋食も用意しました。
今の自分が作れる最高の重箱が完成しました。
熊野は食べられるモノなら何でも良いと考えていました。
出前を取っても良いし商店でお弁当を買ってくるだけでも良いと考えていました。
気合が入り過ぎている高志は最高の料理を用意しなければと介錯しちゃったようです。

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第十章 契約者のホワイトデー
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ホワイトデーの直前に刃更が滝川を呼び出して相談を持ち掛けます。
凄く言い難そうにホワイトデーのお返しは何にすれば良いのか相談しました。
滝川は馬鹿笑いを始めます。
笑い終えた滝川はマジな顔で自分の相談にも乗って欲しいと言ってきます。
滝川からレオハルトの姉リアラからチョコレートを貰ったと教えられます。
彼女は美しい人なんですが底知れない力と狂気を持っています。
刃更は気の毒そうな目で滝川を見ています。
滝川はリアラの意図が読めず恐怖に震えています。
彼もリアラへのお返しに困っていました。
二人でデパートのホワイトデーコーナーに向かい何を贈るか検討する事になります。
一通りの商品を見ても何が良いのか分かりませんでした。
刃更は自分たちの知識不足に気が付き本屋で情報誌を読み事にします。
中身を読んでも決められませんでした。
滝川がホテルのホワイトデー宿泊プランを目に止めます。
刃更にハーレムパーティを開けばと促します。
ヤケクソになった刃更が滝川もレイラとパーティを開けよと返します。
プレゼント選びに飽きた滝川が雑誌に付いていたネコミミを刃更に被せてきます。
ネコミミ刃更に大爆笑していますね。
刃更は仕返しに滝川にネコミミを付けようと試みます。
滝川が全力で抵抗したので力比べになってしまいます。
ネコミミ装備の刃更が滝川と力比べをしているところに澪と万理亜がやってきました。
澪は非常に気まずそうにしています。
万理亜は嬉々としてネコミミ刃更の写真を撮り始めます。
色々と使えると気炎を上げていますね。
澪がカメラを取り上げ写真を削除しました。
澪はそういう趣向も理解できるように努力すると言ってきます。
激しく誤解している澪に違うぞと言い訳して滝川は逃げて行きました。
全力で逃走を計ったので刃更は追跡を諦めます。
澪にこの惨状は彼女が思っている事とは違うと全力で否定します。
ホワイトデーのお返しを何にするのか悩んでいると使えました。
澪が選ぶのに協力してくれました。
刃更はマシュマロを買う事になりました。
澪は刃更に頼られて嬉しそうにしています。
万理亜がマシュマロにどんな媚薬を混ぜたいのか質問してきます。
刃更と澪は全力で却下しています。
滝川が何を贈る事にしたのか気になりますね・・・
何もしないって事は怖くて出来ないよね。

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エピローグ
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ホワイトデーに東城家では皆でマシュマロを食べる事になりました。
柚希とゼストが美味しい食べ方を知っていたので美味しく食べる事ができました。
立華は自室に鍵を掛けてから刃更に貰ったお返しを開ける事にします。
中からマシュマロとメッセージカードが出てきました。
いつもありがとうございますってメッセージが添えられていました。
刃更らしいと感じて立華は満足そうにしています。
七緒は刃更から貰ったお返しを胸に抱いて姿見に自分を映しまっす。
照れながら男からのお返しで悪いなと言ってた刃更を新鮮だったと思っています。
七緒はプレゼント抱きながらまだ女の子から戻れないと不安そうにしています。
不安そうなんですが嬉しそうでもありました。
七緒はまだ刃更への気持ちに気付いていません。
長谷川は刃更が恥ずかしそうに渡してきたプレゼントの箱を指で突いて、マシュマロだけでは満足しないぞ、と呟いています。
ホワイトデーを澪たちに譲った自分は人がいいなと感じてますが物足りないようですね。
きっと激しい要求をしたに違いない。
滝川の元にレオハルトからメールが届きます。
レイラにマシュマロを食べさせられているレオハルトが写っていました。
滝川は贈り物に間違いは無かったと理解します。
命拾いしたな、と言ってるのが怖いな。
レイラはそれだけ怖い人なのね。
東城家のマシュマロパーティが続いています。
万理亜は媚薬を混ぜたチョコをマシュマロに付けて胡桃に食べさせようとしています。
柚希とゼストは料理談義をしています。
楽しそうな彼女達を見て刃更はこの幸せを守る為に頑張ろうと決意します。
澪が手を重ねてきます。
言葉は無くても彼女が同じ気持ちなんだと分かって刃更は嬉しそうです。
「楽しもうな」「うん」と言葉を笑みを交わしています。

成分表
成分含有量(5:多い、1:少ない)
美少女5
おっぱい5
4
4
プレイ5
エロコス3


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