ラノベの感想) Re:ゼロから始める異世界生活 6 (MF文庫J)


概略:
スバルはペテルギウスを殺すって考えに支配されています。戦力が足りないので他所から借り受けようと考えます。クルシュ、プリシラ、の順で交渉しますが失敗に終わります。アナスタシアには頼りたく無かったんですが彼女の恩情で助かります。入手困難な竜車を手に入れる事ができました。急いでメイザース領に出発したスバルとレムが街道の途中でオットーと出会いました。スバルは彼と彼の仲間数名を雇い一緒にメイザース領に向かう事にします。戦力ではなくアーラム村の住民を避難させる為の足にしようって考えです。夜を徹して街道を疾走中に白鯨と遭遇してしまいます。何故か白鯨はスバルを追ってくるんだよね・・・

レーベル:MF文庫J
発行日:2015/3/31
著者:長月達平
イラスト:大塚真一郎
ISBN:978-4-04-067468-1
雰囲気:戦力入手法、無自覚、恥知らず、誘導尋問、竜車隊、白鯨、存在消失、殺害、自棄、凍死、告白、再起動、同盟

死に戻ったスバルはペテルギウスを殺す為の戦力を集めようと考えます。
屋敷で世話になっているのでクルシュを組し易いと考えます。
最大の可能性は他にあるのですが彼女を最初の交渉相手に選びます。
スバルとレムが手を繋いで城下から戻ってきました。
ヴィルヘルムがスバルに受かって浮気はいけませんぞって冗談を言ってきます。
スバルの目を見たヴィルヘルムは自分と同じ復讐心を抱えているのに気が付いたようですね。
スバルの表情が良くなったと言ってくれました。
スバルは殺気があり過ぎるを咎められると思っていたようですね。
ヴィルヘルムにもスバル同様に絶対に殺したい相手が居るようです。

クルシュとの交渉は失敗に終わります。
スバルは自分がエミリアの代理として交渉しているって覚悟に掛けました。
クルシュを納得させるだけの利益を提示する事ができません。
諦め悪く情に訴えますが逆効果を産みました。
クルシュからスバルの口からエミリアを助けたいと一言も語られてないぞと指摘されます。
スバルは自分がペテルギウスへの復讐心だけで行動している事を思い知らされます。
感情的になってしまいスプーンでクルシュを攻撃しようとしてレム、ヴィルヘルム、フェリスに止められます。
フェリスのスバルへの好感度がダダ下がりですよ。
交渉が決裂したスバルは彼女の元を去る事にします。

次に一番協力してくれそうなラインハルトの屋敷に向かいました。
彼がフェルトを連れて自領に戻っていると知っていたのですが一縷の望みに賭けています。
王都のアストレア邸には留守番役の老夫婦だけが居ましたよ。
彼はラインハルトと連絡を取ってくれると言ってくれましたが時間が足りません。
スバルは次の交渉相手に向かいます。

スバルが知っている権力者で残っているのはプリシラとアナスタシアです。
アナスタシアの騎士はぶっ飛ばされたユリウスなので彼女とは交渉したくありませんでした。
ユリウスに頭を下げるのは願い下げです。
翌日の早朝にプリシラの屋敷を訪ねます。
急な訪問だったんですがアルは快く取り次いでくれました。
プリシラは朝に強いそうですよ。
プリシラはショタ執事を配備しているそうですよ。
レムはショタ執事に連れられて客室に案内されます。
プリシラはスバルだけに会うと言ってくれました。
アルに気を付けろよと忠告を貰いスバルはプリシラの部屋に入ります。
プリシラは読書中でした。
集中しているようでスバルの方を向きませんね・・・
スバルは読書が終わるを待つ事になります。
後半に入っていたので割とすぐに読書は終わりました。
読み終えたプリシラは詰まらなかったと言って読み終わった本を魔法で焼却しました。
読書好きを自称する彼女は読まずに評価を下す事はしないんだそうです。
朝の読書時間を裂くんだから楽しませろよと要求してきました。
ハードルを上げてくるね。
スバルは正直に戦力を貸して欲しいとお願いしました。
スバルの説明を聞き終えたプリシラは馬鹿笑いを始めました。
スバルの行いはとおーっても滑稽だそうです。
無能な働き者、死んだ方が世の為だと言ってきます。
エミリア陣営の弱点を政敵でるプリシラに晒したスバルの行動を利敵行為と断じます。
まあプリシラの言うとおりですな。
楽しませてくれたのでちゃんすをやると言われます。
プリシラはアルが使うカタカナ言葉を使いたがっているのかも。
プリシラがスバルに足を突き出してきます。
舐めろと要求してきましたよ・・・
舐めれば戦力を貸して貰えると考えスバルはプリシラの足を舐めようとします。
スバルの行為がプリシラの逆鱗に触れてしまいます。
自分で足を舐めろと言ってきたくせに実行に移そうとすると豚の様な行為だと嫌悪感を剥き出しにしてきます。
スバルの顔面を蹴りつけました!!
スバルは縦回転で吹き飛びます。
激怒しているプリシラはアルを呼び出しスバルを放りだせと命じてきます。
アルはプリシラが危険な状態だと察します。
スバルを殺せと命令が変更される前に連れ出す事にします。
屋敷の外までスバルを連れ出しレムが出てくるのを待っています。
屋敷から出てきたレムはスバルが血まみれなのに驚いています。
アルはレムに向かってラムと声を掛けてきました?
レムがラムは姉の名前です、自分は妹のレムです、と自己紹介しました。
ラムがレムの妹で別人と知ったらアルが鬼気を放ってきました!!
機嫌が悪くなってしまったようですがアルは自制心を発揮して怒りを鎮めます。
自分も機嫌が悪くなったので早々に帰って欲しいと言ってきます。
スバルはレムに肩を借りて立ち去る事になります。
アルはレムに対して憤りを示した風に見えました・・・何故なんだ?
何か秘密がありそうだな。

スバルはレムを近衛騎士団の詰所に向かわせます。
魔女教がメイザース領を攻撃しようとしていると知らせ動いて貰おうと考えての指示です。
他にも竜車の手配も任せました。
スバルとは王都の入口近くの食堂で待ち合わせる事になっていました。

レムとの待ち合わせ場所に向かう途中で会いたくない人物に会ってしまいます。
アナスタシアが声を掛けてきました。
スバルが彼女の事を覚えていると知り喜んでいます。
自分は王選の広間で個性が立っていなかったので覚えて貰えなかったかもと心配していたそうですよ。
悪目立ちしちゃったスバルには痛烈な嫌味に聞こえました。
やっぱり主従共にヤな奴らだと感じています。
アナスタシアはミミという小柄なケモ耳少女と二人で王都を散策中でした。
王選の候補者が不用心なんじゃないの?と問うとミミは護衛だそうです。
小柄ですけどアナスタシアの私兵集団「鉄の牙」で二番目に強いんだそうですよ。
ユリウスと決闘しても善戦できるんだそうです。
ミミは見た目通りにお子様な態度を取ってるんですけどね・・・強いんだそうです。
アナスタシアはスバルと会話したいそうですよ。
彼女は色々な事を見聞きして情報を得たいようですね。
今の王都で竜車を手配するのが難しいって耳寄りな情報を教えてくれました。
アナスタシアの顔で借りられるそうですよ。
メモ書きを書いてくれますが世間話に付き合わないと渡してくれないそうです。
スバルはアナスタシアから戦力を借りられる可能性も考慮して付き合う事にしました。
既にアナスタシアの術中に嵌っているんですがスバルには分かりません。
待ち合わせ場所の食堂に行くとスバルたちが席に着くと満席になってしまいました。
アナスタシアから大量の竜車を求めているのがクルシュだと教えられました。
今の王都では鉄が高値で取引されていると聞かされます。
スバルはクルシュが忙しく交渉している事を明かしました。
アナスタシアはクルシュの動きが知りたかったようですね。
スバルはアナスタシアに誘導されていたと気付きます。
汚いと罵りますがアナスタシアは気にしません。
余裕がある彼女は交渉事は席に着くまでにどれだけ周到な準備が出来るかで成否が決まると教えてくれました。
アナスタシアが席を立つと周囲の客も一斉に席を立ちました!!
アナスタシアは最初から周囲を味方で固めていましたよ。
スバルは完全に嵌められたようです。
悔しさからテーブルを殴りつけています。
レムがやって来てスバルの様子に心配顔でした。
レムから近衛騎士団との交渉は不調に終わったと報告されました。
魔女教は神出鬼没で誤情報が飛び交っているんだそうです。
近衛騎士団では情報の真偽を確認しきれないので動けないんだそうですよ。
スバルはアナスタシアから竜車を借りられる口添えを得ていると知ったレムが褒めてくれました。
実際はアナスタシアが情けを掛けてくれた結果なのでスバルは微妙な気分になっています。

アナスタシアの手配してくれた竜車は巨大な荷運び用でした。
長距離を走れる竜が繋がれていました。
レムを御者として出発しました。
順調な移動を続けていたんですが街道の途中で行商人の手段に呼び止められます。
情報交換をしたいと言って呼び止めてきたのはオットーでした。
スバルは止まる事にします。
行商人達は王都に向かう人が多いようですね。
鉄が高値で取引されている商機に乗っかろうと考えています。
夜になりそうなのでこの場で野営するので一緒にどうか?と誘われます。
オットーは売れない油を大量に仕入れていて困っていました。
少しでも売りさばきたいんだろと仲間の行商に揶揄われています。
スバルが素晴らしい計画を思いつきました。
スバルはオットーと交渉を始めます。
オットーの抱えている油を全て買い取るので竜車を借り受けたいと言い出します。
他にもお金でスバルに雇われても良いと考えている人は名乗り出て欲しいと伝えます。
レムが大量の金貨を掲げると話を聞いてくれる人が多数出てきました。
スバルは竜車を借り受けてアーラム村の村人を逃がす計画を思いつきました。
メイザース領で魔獣狩が行われる。
村人に被害が出ないように逃がしたいので竜車で運んで欲しいと伝えます。
途中で魔女教が襲撃してくるとは伏せます。
大金を支払ったので快くスバルに従う行商人が14人居ました。
竜車隊を手に入れたスバルはアーラム村に急ぎます。

街道に濃い霧が発生しました。
レムが街道の別れ道が近付いてきたので地図を見たいと言ってきます。
スバルは荷物の中に入れてあった携帯電話を取り出し懐中電灯代わりにする事にします。
オットーと右隣を並走する行商人が興味を示しました。
スバルはメイザース領で開発された極秘アイテムなので詳細を知ると消される心配があると脅します。
地図の確認は無事に終わったのですが右隣を並走していた竜車が消えました。
オットーに確認すると最初から右隣には誰も居なかったと言われます?
妙な気配を感じたスバルが右上方を携帯で照らします・・・巨大な目がスバルを見つめていました!!
ひー白鯨が出てきましたよ。
情報の検証漏れが発生しちゃったね。
白鯨が出現したので街道が封鎖されるって情報を失念していました。
スバルは前々回よりも前倒しで移動を開始したので白鯨と遭遇してしまいます。
街道の封鎖前に入ってしまったって事ね。
白鯨の怖さを知っている行商人達はそれぞれ別方向に逃げる事にします。
何故か白鯨はスバル達を折ってきましたよ!!
逃げきれないと判断したレムは自分が犠牲になり時間を稼ぐ事を決意します。
資金をスバルに渡してきました・・・オットーにスバルの事を頼んで竜車を降ります。
スバルは止めようとしたのでレムに気絶させられました。
スバルが気付くとオットーからレムが竜車から飛び降りたと教えられます。
スバルは引き返せと命じますがオットーからレムの献身を無駄にするのか戻れないと言われてしまいます。
暫く走っていると竜車に遭遇しました。
乗っている行商人は霧が出ている事に恐怖していました。
オットーは幸い白鯨から逃げきれたんだと教えます。
レムの犠牲を幸いと言ったオットーをスバルが咎めます。
するとオットーから意外な返答が返ってきました。
レムさんって誰ですか?と言われます。
オットーはレムの存在を忘れていました。
オットーの記憶では最初からレムが存在しない事になっていました。
激怒したスバルはオットーを殴りつけますが反撃されました。
行商人は腕っぷしが強いようですね。
スバルが白鯨に捻じれた角が生えているのを確認しました。
白鯨が魔獣だと分かり魔女の匂いを放つ自分を追ってくるのか?と呟きます。
オットーにそれを聞かれてしまいます。
狂乱一歩手前のオットーは自分が生き残るにはスバルを竜車から放り出すしかないと考えます。
即座に実行に移しました、自分が生き残る為に死んでくださいと言ってスバルを竜車から突き落としました。
スバルは地面と激突したのですが死ねませんでした。
スバルに白鯨が追いつきます。
スバルは死にたくないと無様に懇願してみせます。
白鯨はスバルを放置して何処かに行ってしまいました。
生き残ってしまったスバルは歩き始めます。
暫く歩いているとオットーの乗っていて竜車がやってきました。
御者台には十字の短剣が刺さっていました。
霧を抜け出したオットーは魔女教に襲撃され死んだみたいだね。
スバルは竜車に乗り込み進み始めます。
レムが死んで自失状態のスバルは方向も分からず竜車の進むに任せています。
これは幸運と言っても良いのかな?
スバルはアーラム村の近くに到着してしまいます。
子供たちに発見されてアーラム村に付いてしまったと理解したところで倒れました。

子供たちはロズワール邸に向かいラムを呼んだようです。
ラムがスバルをロズワール邸に運び込んだようですね。
スバルはロズワール邸の自室のベッドで目覚めました。
スバルは覚悟を決めてレムの死をラムに伝えました・・・
レムの反応はスバルの予想を越えて奇怪なモノでしたよ。
ラムはレムって誰?と質問してきましたよ。
彼女の双子の妹レムだと喚きますが妹なんていないと言われます。
スバルはレムの実在を証明する為に彼女の部屋に向かいます。
傷だらけだったので心配したラムが後ろを付いてきます。
意外なほど優しいんだよね。
レムの部屋に入ったスバルは驚愕する事になりました。
そこは空室でしたよ。
ラムはスバルに安静にするように命じて仕事に戻ります。
スバルは諦める事ができませんでした。
レムが命を賭して生かしてくれたので当初の目的を完遂させようとします。
エミリアの部屋に向かいメイザース領から逃がそうと考えます。
王都で酷い別れかたをしたのでエミリアはスバルに会うのを恐れていました。
スバルは何も言わずに付いてこいと伝えます。
俺を信じろ此処から逃げなくてはならないと喚きます。
エミリアはスバルを無条件に信頼できる心境にはありませんでした。
言ってくれなければ分からないと叫び返してきます。
スバルは死に戻りを含めこれから起きる出来事を全てエミリアに教える事にします。
自分が止まった時間の中で心臓を握りしめられる痛みに耐えれば良いんだと安易に考えます。
相当な痛みを伴うようなので安易とは言えないんだけど起こる現象を全て知らないのに試す手では無いよね。
語り始めて直ぐに時が止まります。
スバルは痛みが来るのを待ってたんですが来ませんよ?
エミリアが倒れてきました。
抱き留めたスバルに彼女の血がドバドバ掛かります。
スバルは靄がエミリアの心臓を握り潰したんだと悟ります。
スバルの不注意がエミリアを殺しました。
絶叫するスバルの声を聞きつけたベアトリスがやってきます。
ベアトリスは派手にやったなと呟きます。
して欲しい事があるか?と問われてスバルは殺して欲しいとお願いしました。
スバルはベアトリスに嫌われていると思っているので断られるとは考えていませんでした。
ベアトリスは自分にそれを頼むのは残酷過ぎると答えます。
泣きそうな顔と声で言われてスバルが驚いています。
スバルを殺す事ができないベアトリスは彼とエミリアを森の中に転移させました。
森の中に転移したスバルは魔女教を探します。
魔女教の手段と遭遇する事ができました。
スバルがエミリアの死体を抱えているのを見たペテルギウスが驚愕しています。
自分たちよりも先にエミリアを殺したスバルの事を勤勉だと褒めてくれます。
スバルはペテルギウスに殺してくれと頼みます。
ペテルギウスは何の躊躇いも無くスバルを殺そうとしてくれます。
その前にエミリアの死に様を罵ります。
自分たちが忠を下す前に死んだ彼女を無能呼ばわりしています。
スバルは殺されてやる気が失せました。
ペテルギウスの使う「見えざる手」がスバルには見えました。
攻撃を避けてペテルギウスの顔に頭突きを喰らわせます。
ペテルギウスは自分だけに魔女がくれた恩寵がスバルに見えていると知って半狂乱になっています。
そこに怒れるパックが現れました。
パックは魔女教の集団を惨殺しました・・・氷漬けです。
ペテルギウスは「見えざる手」でパックの小さな体を握り潰します。
ペテルギウスの攻撃はパックに何の通用も与えませんでした。
巨大化して「見えざる手」を吹き飛ばします。
僕を倒したいならせめてサテラの半分くらいは影を伸ばしてみせろと呟きます。
ペテルギウスはパックに破壊されました。
最後に残ったスバルに復讐する事にします。
パックは約定にしたがいこの世界を破壊すると告げてきます。
パックは剣聖には勝てないので討伐される事を覚悟しています。
死ぬと分かっていても約定を果たすんだそうです。
白鯨を呼び起こし、エミリアを死なせ、自分も命を落とす。
本当に、どうしょうもないんだね、君、と呟きスバルを殺しました。
パックは白鯨の事を暴食と呼んでいますね・・・
スバルは世界を滅ぼす引き金を引いたって事だね、疫病神だ。

スバルはカドモンの店先に死に戻ります。
エミリアを殺してしまった事でスバルは諦めようとしています。
レムと二人きりになり一緒にカララギに逃げようと提案しました。
彼女を誘うのは一人になるのが嫌だからです。
自分の人生を全てレムに捧げるから一緒に逃げてと懇願します。
レミがスバルの妄言に乗ってきました。
彼女は自分が考えている明るい家族計画まで話します。
スバルはレムが従ってくれると期待しますが断られました。
スバルは途中で物事を投げ出す人ではないと否定されます。
スバルはレムの盲心を払うために自分の心の内をさらけ出します。
自分が如何に卑しく卑小な人間であるのか喚き散らしました。
そんな自分が大嫌いなんだとまで叫びます。
自分の汚い内面をぶちまければレムが気付いてくれると期待しています。
レムの心は変わりませんでした。
レムは自分が知っているスバルの良い面を列挙してきました。
スバルはレムの英雄なんだそうです。
そこまでスバルを信じるのは愛しているからでした。
「レムは、スバルくんを愛しています」と告白してくれました。
ここから始めましょう、ゼロから、と言ってきます。
レムの言葉に嘘が無いと分かりスバルは自分の間違いに気が付きます。
レムはスバルに妥協を許してくれないんだと気付きました。
レムの英雄として彼女の告白に答える事にします。
レムが好きなスバルである為に。
スバルはエミリアが好きなんだ。
断られても彼女の力になりたいんだ。
力を貸してくれとお願いします。
レムは振ったばかりの相手にそんな事を頼むんですか?と言ってきます。
スバルは一世一代のプリポーズを断られた相手に頼みずらいよと答えます。
スバルが苦笑しレムは吹き出しました。
スバルはレムに、かっこいいヒーローになる姿を特等席でみていてくれ、と伝えます。

スバルは四週目にしてレムがクルシュと交渉中だったと気付きました。
レムがロズワールから頼まれいる仕事内容を教えて貰う事にします。
レムはロズワールからスバルが自力で気付くまで秘密にしろと命じられていました。
アナスタシアの助言が生きている感じですね。
事前に有利な状況を作り出そうとしています。
スバルはクルシュと王都の有力商人ラッセルを交渉相手に選びます。
スバルはクルシュにエミリア陣営との同盟を持ち掛けます。
レムに確認してスバルが正式なロズワールの代理人であると認めます。
レムとクルシュの交渉は纏まっていませんでした。
クルシュはエミリアがハーフエルフだからって理由で同盟締結を渋っていたのではないそうです。
ロズワールが交渉材料として提示したエリオール大森林の魔鉱石の採掘権の分譲に益があるのか決めかねているからでした。
新たな魔鉱石の鉱脈が発見されたと知りラッセルが興味を示します。
彼に確認すると魔鉱石の需要が高まっているので新たな鉱脈の採掘権は非常に魅力的だと言っています。
クルシュからもう一声背中を押す何かが欲しいと言われます。
スバルは自分が提示できるのは情報だと答えます。
クルシュが聞く姿勢を示したのでスバルはどんな情報なのか語り始めます。
スバルが提示したのは、白鯨の出現場所と時間、でした。
クルシュが竜車を求めている事と王都で鉄の需要が高まっている事から白鯨討伐を目論んでいると予想したようだね。
当たっているんだろうか?

成分表
成分含有量(5:多い、1:少ない)
美少女5
魔法5
精霊3
交渉5
戦闘5
変態5
ラッキースケベ3


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