ラノベの感想) Re:ゼロから始める異世界生活 5 (MF文庫J)


概略:
エミリアとクルシュの契約により王都のクルシュ邸でスバルはフェリスの治療を受けています。フェリスが過剰なスキンシップを求めるのでレムは心配なようですね。対抗してスバルを全力で抱きしめてきます。レムがラムからの共感覚を受け取りました。メイザース領が危機に瀕している可能性があります。スバルは契約を反故にして戻る事を決めます。クルシュ、フェリス、レムは残って治療する事を勧めるんですけどね。スバルは死に戻りを使うチャンスと考え従いません。スバルを案じたレムが途中の村に彼を置き去りにします。全てはスバルを案じての行為なんですがスバルには彼女の気持ちが分かりません。商機を失い途方に暮れていた行商人に頼み込んでメイザース領に向かう手段を得ます。苦労して戻ってきたけど待ってたのは悲劇でした。

レーベル:MF文庫J
発行日:2014/10/31
著者:長月達平
イラスト:大塚真一郎
ISBN:978-4-04-067122-2
雰囲気:怠惰、爆売れ、容姿が重要、晩酌、急報、旅立ち、裏切り、交渉、破壊、狂人、献身、黒い影、激闘、擬態、暗い決意

エミリアとクルシュの取引によりスバルはクルシュの屋敷でゲートの治療を行う事になりました。
レムがスバルの世話係として同行する事になっています。
スバルを独り占めできるとレムは密かに満足感に浸っています。
ですので物凄くスバルを甘やかす事になっていますよ。
スバルはレムの優しさに甘えて心を腐らせていきます。
スバルの元にラインハルトがやって来てユリウスとの決闘を止められなかった事を詫びてきました。
彼はスバルとユリウスとの決闘には何の意味も無かったと本気で言ってきます。
スバルは自分の意地を通したんだって意味を感じているのでラインハルトの無理解に疎外感を得ます。
これまでラインハルトの事を全肯定してたんですが心の隔たりを感じてしまいます。
ラインハルトはフェルトを自領に連れて行き女王教育を行うと言っています。
二人の主従関係が良好なのを見てスバルは嫉妬心を募らせています。
エミリアと決裂した事実が重く圧し掛かります。
ラインハルトはユリウスとの仲直りの場を設けたいと言ってきます。
スバルはそれだけは出来ないと言って彼と別れました。
一方的にスバルが会話を打ち切った形です。
ラインハルトは自分の何がスバルを怒らせたのかが分かりません。

スバルは自分に出来る事がないか探しています。
ヴィルヘルムに頼み込んで剣の稽古をつけて貰います。
技量差が大き過ぎるのでスバルは転がされ続けています。
何度転がされてもスバルは立ち上がり続けて欲しいと要求してくるね。
表面上は強くなろうと必死に頑張ってるように見えるけど内心は違うからね。
ヴィルヘルムはスバルの心境が分かるようで訓練を続ける事に意味があるのか考えています。

フェリスによる治療が行われています。
彼の魔力をスバルに流し込んでゲートの治療が行われています。
密着する必要があるようでフェリスがスバルの背後から抱き着いてきました。
彼が男の娘だと分かっているのでスバルは嬉しく無そうにしています。
スバルは意識が遠のくような感覚を味わっています。
フェリスがスバルを洗脳しようと察知したレムがスバルの頭を胸に抱えて引きはがそうとしてきました。
レムの抱き寄せる力が強すぎました。
スバルが死ぬと危機感を持ちます。
レムは取られるならいっそのこと自分の手でスバルを殺そうとしたと呟いています。
スバルはレムの好意が危ない方向を向いていると知り戦慄していますね。

スバルとレムがカドモンの店にやってきました。
カドモンから王選が始まるので王都が活気に溢れていると言われます。
王都には王選の開催を知らせる巨大な看板が建てられました。
イ文字しか読めないスバルの為にカドモンが横で読み聞かせてくれる事になります。
店番をレムに任せて二人で看板前に移動しました。
スバルは素人に店番を任せるなよと苦言を呈します。
カドモンはどうせ客なんて来ないから平気と答えます。
看板に書かれているのは王選が行われた広間で起った出来事が書かれていました。
候補者の経歴も書かれています。
カドモンは国民にはクルシュが本命と思われていると言ってきます。
対抗はアナスタシアだそうです。
残りの三人、エミリア、プリシラ、フェルトは名前も聞いた事が無いと言ってました。
特にハーフエルフのエミリアが王になる事はあり得ないと言い出します。
嫉妬の魔女の恐怖は人々の心に刻まれているのでエミリアを指示する人々は居ないだろうと言ってました。
スバルはエミリアの事を知りもしないで拒絶するカドモンに反論しようとします。
エミリアを擁護する発言をするとカドモンから注意されてしまうぞ。
誰が聞いているか分からないのでハーフエルフを認めるような発言は控えた方が良い。
誰に恨みを買うか分からないと心配されました。
スバルはエミリアが置かれる状況が苦難に満ちているんだなと再確認する事になります。
店に戻ると驚愕の事態が発生していました。
店番をしていたレムが全ての商品を売り切っていました!!
カドモンは店員の見た目が重要だったのか!!と戦慄しています。
彼の店が売れないのは彼の容姿が怖いからってようやく気付けたようですよ。

風呂上がりのスバルがクルシュに呼び止められます。
仕事で戻ってきていないフェリスに代わって晩酌に付き合って欲しいとお願いされます。
スバルは酒は飲めないんだと断ろうとしますが彼女の不興を買うのも賢くないと考えて従います。
屋敷のテラスで夜風に当たりながら晩酌が行われます。
クルシュは普段の男装とは違い薄い夜着姿なのでスバルはテレテレでした。
クルシュの大きな胸が目立っていてね・・・
クルシュと王選に関する事柄を話す事になりました。
他に共通の話題は無いからね。
会話の中でクルシュが若くして当主になった初陣の話になりました。
世間的には彼女の傑物ぶりが知れ渡る出来事と言われています。
本人は恥だと言っていました。
若気の至りと言っています。
結果が上手くいったので評価を上げられただけだと振り返っています。
フェリスが戻ってきてスバルと晩酌しているクルシュを咎めてきます。
スバルの前で隙だらけの格好をしていると苦言を呈しています。
男は皆狼なんだから不用心過ぎると言っています。
クルシュとフェリスの主従関係が長い事を知りました。
この二人が王選の候補者の中で一番堅固な主従関係を築いていると分かりました。
フェリスが目指している世界について語られます。
彼女は龍に頼らない世界を作りたいんだそうです。
クルシュの為政者としての器の大きさに圧倒されたスバルは彼女の心酔しかけています。
クルシュから自分の心に従い自分にできる事を精一杯に実行する事が重要なんだと言われました。
彼女の発言がスバルに暗い覚悟を持たせる契機になったようだ。
スバルは自分にしか出来ない事・・・死に戻りを利用して全ての問題を解決できると核心してしまいます。

スバルは死に戻りが発生する事態が起こるのを期待しています。
ヴィルヘルムとの稽古も死ぬことを前提として受けていますね。
ヴィルヘルムからこれ以上稽古を付けても意味が無いのでは?と言われます。
彼はスバルが死にたがっている事を見抜いています。
血相を変えたレムが走って来ましたよ!!
スバルが期待していた緊急事態が発生しました。

レムはラムからの共感覚を受け取ったそうです。
不味い事態が起きているようですがラムがレムに伝わるのを嫌いました。
詳しい事は分かりません。
クルシュに呼び出されます。
彼女はロズワールの領地メイザース領で何か問題が起こっていると教えてくれます。
スバルは即座に帰ると言い出します。
クルシュが厳しい表情でその判断は正しいのか聞いてきます。
クルシュはエミリアとの契約によってスバルの治療を提供しています。
それを途中で投げ出しても良いのか?
契約を途中で打ち切るなら今後は敵同士だと言ってきます。
スバルが戻っても何かができるわけではない、残って治療を続ける方が良いと助言します。
クルシュはスバルを心配して戻るのを止めようとしてくれたんだけどスバルは無理解でした。
レムもクルシュの厚意に甘えるべきと思っているようですね。
無理解なスバルをフェリスが叱りつけます。
それでもスバルには伝わりませんでした。
本当にバカな子だなーと思います。
クルシュはスバルとレムに竜車を貸し出してくれました。
治療が途中で終わる事を申し訳なく思っています。
代金には足りないとしきりに恐縮していますね。
大人なレムがクルシュの謝罪は無用ですと丁寧に応対していますよ。

ヴィルヘルムから手綱を受け取り竜車で出発する事になります。
古株のように振舞っていたヴィルヘルムがクルシュに雇われて半年だと分かりました。
彼はクルシュの剣術指南と何らかの目的の為に雇われているみたいです。
スバルはクルシュ達とは喧嘩別れになると思っていましたが励ましの言葉を貰いました。
レムが竜車を御して出発します。
王都に来た時期には出ていなかった霧が発生していて街道は使えません。
迂回路を行く事になり時間が余計に掛かります。
スバルは焦っていますが自分がエミリアの窮地に間に合わなくなることを心配しているような?
レムの提案で途中の村で一泊する事になりました。
中々寝付けないスバルにレムが魔法治療を行ってくれます。
フェリスがやったように水の魔法をスバルに流し込みました。
スバルは気持ちよくなり眠りに落ちます。
翌朝スバルが目覚めると昼を回っていました。
慌ててレムの部屋に駆け込むともぬけの殻になっていました。
宿屋の店主に詰め寄りレムの事を問います。
スバルの剣幕に店主はビビりながらレムが夜中に出て行ったと教えられます。
スバルの荷物にレムからの手紙が残されていました。
レムはスバルを心配して置き去りにしたようですね。
スバルを危険な場所に連れて行きたく無かったのですがスバルは理解できません。
レムも自分の事を理解してくれていないと考えます。
その村には竜車を貸してくる店はありませんでした。
スバルはレムが作為的にこの村に泊まったと悟ります。
意地になってメイザース領に戻る方策を探します。

スバルは村に滞在中の行商人に頼んでみる事を思いつきました。
しかし王選の影響で王都に商機が発生していました。
鉄や武器が高値で取引されているそうですよ。
この村に滞在している行商人は王都に向かう者ばかりだそうです。
スバルは諦めかけるんですが一人だけ交渉に乗ってくるかも知れない人物が居ると言われます。
酒場に連れて行かれてオットーという行商人を紹介されました。
オットーは油を売る為に当時捨て値だった鉄を売却して油を仕入れたそうです。
しかし商いを予定したいた地に繋がる街道が封鎖されてしまい商機を逃したそうです。
鉄を捨て値で売ってしまっているので二重に商機を逃しています。
経営破綻寸前で酒場で飲んだくれていました。
スバルを紹介されると一瞬でキリっとした表情に変化します。
スバルは急いでメイザース領に向かいたい送って欲しいと伝えます。
ダメ元でお願いしたのですがオットーは快諾してくれました。
オットーは交渉で金額を設定しようと身構えます。
スバルは有り金全部をオットーに渡しました。
中身を確認したオットーが飛び上がります。
レムが残してくれた金貨は大量過ぎたようです。

スバルとオットーはメイザース領を目指して出発しました。
商品を運ぶ事を目的とする竜車なので客車はありません。
スバルはオットーと並んで御者台に乗っています。
二人は意外な程気が合っていますね。
オットーがナツキさんと呼んでくるのでスバルは懐かしさを感じています。
召喚前はそう呼ばれていたのかも?
身なりの良いスバルが大金を惜しげも無く払いました。
目的地がロズワールの屋敷なのでオットーが関係者なのですか?と問いかけてきました。
スバルは隠しても無駄と判断して肯定します。
ロズワールがハーフエルフの後見をしている事に関して不満を言われるのかも?とスバルは身構えます。
オットーはエミリアの事を応援しているんだと言ってきました。
彼はハーフエルフであるエミリアが相当な苦難に苛まれてきたんだろうと考えています。
苦難に負けずに王選に参加した彼女を応援したいんだと言っています。
スバルからエミリアって名前を教えて貰い嬉しそうしています。
スバルはこの世界にオットーの様にエミリアを肯定的に見てくれている人も居ると分かり嬉しくなっています。
メイザース領に入って直ぐにオットーが竜車を止めました。
竜車を引いていた地竜がこれ以上進むのを怖がっているそうです。
地竜は危険に対して鼻が利くそうで行商人は地竜の反応を信頼しているそうですよ。
顔面蒼白となったオットーが引き返そうと言ってきました。
スバルはメイザース領まで送ってくれた事にお礼を言って先に進む事にしました。
オットーは割と必死にスバルを止めているんですけどね。
危機感が薄いよねスバルは気にしませんよ。

メイザース領を進んでいると静かすぎる事に気が付きます。
全身黒ずくめの手段が飛び出してきました。
警戒するスバルに対して傅いてきました?
スバルの何かを確認すると黒ずくめの集団は散会して姿を消します。
スバルは危機感を募らせながら途中にあるアーラム村に向かいます。
アーラム村でスバルは絶望する事になりました。
ペトラを始めとする住民が皆殺しにされていました。
死体の山ができています。
スバルは自分が死に戻りを使うチャンスが来るのを望んだからこうなったと考えてしまいます。
呆然自失のスバルはロズワール邸に向かいます。
庭園で死んでいるレムを発見しました。
彼女は小屋に隠したアーラム村の子供たちを守ろうとして殺されたようです。
周囲に生き物の気配はありませんでした。
屋敷に入りエミリア、ラム、ロズワールを探します。
ラムの死体を発見しました。
ロズワールの執務室に向かい隠し通路を発見します。
降りてみると地下道に出ました。
扉を開けようとして手を触れると指が千切れました。
周囲は物凄い冷気に包まれいるようですね。
スバルは氷漬けにされて死にました。
「もう、遅すぎたんだよ」って声を最後にスバルの意識が途絶えます。

死に戻ったスバルはカドモンの店先に戻りました。
自分の望みが悲劇を招いてしまったと考えたスバルは狂人と化していました。
突然倒れてしまいレムとカドモンを慌てさせます。
レムが抱き起こしてもスバルはケタケタと笑うだけでしたよ。
レムはスバルに魔女の匂いを嗅ぎ取ります。
魔法的な理由でスバルが狂人となった可能性を考えフェリスに治療を頼みます。
フェリスには魔法的な要因で狂人とかした可能性は無いと言われます。
フェリスは生きようとしないスバルにこれ以上の治療を施しても無意味ではないか?と言い出します。
彼にできるのは肉体の治療だけで精神の治療はできないんだそうです。
彼の視点ではスバルが最後に負けたのはユリウスとの決闘です。
その程度で心が折れるならもう駄目だろと言っていますね。
彼にはスバルが体験したメイザース領での悲劇が見えないんで妥当な判断ですね。
レムはスバルなら絶対に立ち直ると信じています。
自分では駄目だけどエミリアならスバルを立ち直らせる事ができるかもと考えます。
レムはそれが悔しいみたいです。
王都に残ってもスバルの快方は見込めないのでメイザース領に戻る事を決めました。

別れの挨拶をするレムにクルシュが質問してきました。
どうしてそこまでスバルに尽くせるのか?と聞いてきます。
レムとスバルの関係は主従関係ではありません。
さりとて恋愛関係にも見えませんでした。
聞かれたレムはどう答えたものかと一瞬言葉に詰まります。
クルシュは不躾な質問をしてしまったと謝ってきますね。
レムは答えに窮した訳ではなくどう答えたモノか考えていたと伝えます。
レムは「スバルくんが、特別だからでしょうか」と答えました。
クルシュとフェリスが一瞬固まります。
レムは何か失礼な事を言ってしまったのか?と不安になります。
レムの答えは王選でスバルがエミリアをどう思っているのか問われて答えた内容と同じだったぞ。
クルシュはスバルは果報者だと言っています。
フェリスは正気になったらスバルをイジメ抜くしかないと言っています。
レムにそこまで想われているスバルがダメ人間ってだけではない何かがあると分かったようですね。
暖かく送り出される事になりました。
ヴィルヘルムから竜車の手綱を受け取り出発する事になります。
ヴィルヘルムもスバルの苦悩に気付いてやれなかったと後悔しています。
彼の視点ではそう感じるよね。

レムはスバルを抱えて御者台に乗り込みました。
スバルと密着状態なので嬉しいようですよ。
スバルの非常時なんですがレムはスバルとの濃密な時間を堪能しています。
色惚けな感じが良いですね。
レムはスバルの快適さを最優先にしています。
スバルがぐずるとあやし、排泄の世話までしていますよ。
色惚けなんですがメイザース領に入ると静かすぎる事に気が付きました。
スバルを危険から守るんだと意識を集中したんですけどレムの弱点が顔を出しました。
レムは集中し過ぎると周りが見えなくなる欠点を持っていました。
ラムに指摘されても直りませんでした。
竜の首が切り飛ばされました!!
竜車が横転してしまいます。
レムはスバルを安全に投げ出す事を優先して怪我を負ってしまいます。
スバルは柔らかい場所に投げ出されたので大きな怪我を負いませんでした。
スバルの周囲に黒い集団が集まってきます。
彼を連れて行こうとしているようですね・・・レムはスバルくんに触らないでと言って敵を潰します。
スバルを背後に庇いながらレムの戦いが始まりました。
敵が魔女教と分かりレムの怒りが爆発します。
レムの故郷を襲撃してラムの角を折ったのか魔女教でした。

単体での戦闘力を比較するとレムが大きく優位に立っているようです。
しかしスバルを安全に投げ出す為に負傷しているのが響きます。
レムは苦痛を堪えながら戦う事になります。
敵集団は互いに背後を庇い合い連携してきました。
レムは木を足場にして立体的な突撃を行います。
敵の半分を殺したのですがスバルを拉致される事になりました。
レムは隙ができてしまい爆発に巻き込まれてしまいます。

スバルは洞窟の中に連れ込まれました。
魔女教のリーダーがスバルに興味を持ちました。
スバルから漂う魔女の匂いが気になったようですね。
スバルの事を「傲慢」ですか?と聞いてきました????
スバルが無反応なので自己紹介がまだだったと考えます。
魔女教、大罪司教。「怠惰」担当、ペテルギウス・ロマネコンティ・・・デス、と自己紹介します。
語尾の最後に「デス」と付けるのが口癖のようですね。
デスって死を暗示しているんだよね。
物騒な物言いをしてくる変人ですね。

ペテルギウスはスバルが魔女の祝福を受けているのか?と疑います。
何の行動を示さないスバルに対して「怠惰」と言って賞賛してくれるぞ。
スバルが反応を示さないのでペテルギウスはスバルの目を舐めてきました。
スバルは怖気を感じているようですが反応をしません。
ペテルギウスが気になる指摘をしてきました。
スバルに向かって何故狂人のふりなんてしてるんですか?と問いかけてきます???
あれ?スバルの幼児退行は演技だったの?
そう指摘されてもスバルは反応を示さないね・・・

スバルを追いかけレムが洞窟に突撃してきました。
ペテルギウスはスバルへの献身を見せるレムに歓喜しています。
レムは既にボロボロの状態でした。
スバルを助け出す為にレムは自分の命を懸ける事にします。
魔女教の一般兵は倒せるんですがペテルギウスは強さの次元が違いました。
見えない手を使いレムを掴みます。
レムの身体に大穴を開けて四肢を折りました。
奮闘するレムを見ていたスバルが正気を取り戻すんですがレムは死体となりました。
ペテルギウスの指摘は正解だったようですね。
スバルは危機を知りながら心を閉ざして何も行動しなかった自分を攻めています。

ペテルギウスはスバルが魔女に祝福されているか試す事にしました。
手枷と足枷を付けて洞窟内に放置する事にします。
スバルはレムを無残に殺したペテルギウスに向かって絶対に殺してやると罵ります。
ペテルギウスは何の感慨も持っていないようですね。
黙って立ち去ります。
スバルは殺す殺すと念じながら手枷を壊そうとしています。
無理矢理引き千切ろうとしているので手首が傷だらけになっています。
スバルはペテルギウスを殺す事に心を支配されているので自傷行為をモノともしません。
誰かが這いずる音が聞こえてきました。
死んだ筈のレムがスバルを案じてゆっくりと這い寄ってきました。
スバルはレムを抱き留めます。
レムがスバルを押し倒して口から大量の血を吐き出しました。
魔法を使って血を凍らせ、その圧力で手枷を壊してくれます。
レムが最期に「生きて」と言い残します。
スバルは時間を掛けて足枷を破壊します。
レムの死体を抱えて洞窟を脱出しました。
ペテルギウスはスバルを警戒して見張は残していませんでした。
本当に魔女の祝福を受けているのか試す事にしたのね。

スバルはレムを抱えてアーラム村に向かいます。
村人は全て殺されていました。
レムが到着できなかったので子供たちも全員ここで殺されていました。
スバルはロズワール邸に向かいます。
ここでも前回とは違う事が起こりました。
スバルが庭園に入るとロズワール邸が爆発しました!!
何をしたらこんな事態になるんだ?と考えているとロズワール邸から建物を上回る大きさの魔獣が出てきました。
スバルは急速に冷気が漂ってきた事を察知します。
スバルは氷漬けになって行きました。
「眠れ-我が娘とともに」って声が聞こえてきましたよ・・・
ロズワール邸を破壊したのはパックだよね。
発言から察するにエミリアも殺されてしまったようだな。
氷漬けになったスバルは死に戻る事になりました。

戻った先はカドモンの店先です。
スバルは片足を失ったような感じで転倒しました。
カドモンが驚きレムが駆け寄ります。
レムが生きていると確認したスバルが彼女の手を握りしめます。
スバルはレムを抱きしめていますね・・・彼女が生きている事が嬉しくて仕方ないようだ。
レムは突然のスバルの抱擁にテレテレになっています。
スバルは握ったレムの手が小さい事に気が付きます。
指摘するとレムが気にしているので余り言わないで欲しいと言ってきました。
レムが手が小さい事を気にしてるのね。
カドモンは呆れた感じでイチャつくのは他所でやれと言ってきました。
普段のスバルなら言い返しているでしょうが大人しくカドモンの店から離れます。
スバルから濃い魔女の匂いを嗅ぎ取ったレムが心配してくれます。
スバルは心配ならずっと手を繋いでいてくれとお願いしてきました。
レムは飛び上がりたいほど喜んでいます。

レムはスバルの過剰なスキンシップに幸せそうですね。
スバルの心の内側はペテルギウスをどうやって殺してやろうかって考えで満たされています。
幸せそうなレムの隣で物騒な事を考えているよ。
並んで歩いているのでレムはスバルの表情が見えていないようです。
二人とすれ違う人は奇妙に感じるんじゃないかな。
レムは幸せそうに笑っていてスバルの目には明確な殺意が浮かんでいます。
スバルはペテルギウスを始末する計画を寝る事になるのかな?
レムはスバルから漂う魔女の匂いが気になるようですが幸せを優先する事にするのか?
スバルがこうだからレムの気苦労が終わる事は無さそうだ。

成分表
成分含有量(5:多い、1:少ない)
美少女5
魔法5
精霊1
交渉3
戦闘5
変態5
ラッキースケベ5


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