漫画の感想) 異世界おじさん 1 (MFC)


概略:
たかふみが17年間の昏睡状態から目覚めたおじさんに会いに行きます。おじさんの処遇を巡って一家離散状態で困っています。自立支援の書類を渡そうと考えていました。おじさんが異世界帰りで魔法が使えると分かり考えを改めます。一緒に暮らす事になった二人は動画を撮って収入を得る事にしました。おじさんの異世界暮らしを記憶を再生する魔法を使って映像として見ています。

レーベル:KADOKAWA MFC
発行日:2018/11/21
著者:殆ど死んでいる
ISBN:
雰囲気:再会、同居、落札、最終順位、指輪、人生相談、友達、奪還

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第1話
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たかふみが17年間昏睡状態だったおじさんが目を覚ましたと聞いてお見舞いにやってきます。
異世界語で挨拶されてビビります。
頭がおかしくなっていると思ったのね。
看護師がやってきて検温してるんですけどおじさんは異世界語で対応しています。
看護師はそうですねーと適当な受け答えをしてますね?なれているのか?
看護師が帰ってからおじさんが日本語で話し始めました。
たかふみからおじさんの処遇を巡って喧嘩になり一家離散したと伝えられます。
たかふみは辛い境遇にあるみたいだ。
意思疎通は出来るようになったんですが異世界に居た証拠を見せると言い出します。
異世界語で魔法を使おうとしますが発動しませんね?
たかふみは自立支援の書類を渡そうとしていました。
日本語で命じないと魔法が発動しない事に気付きます。
日本語で命じると魔法が発動しました。
風を使った魔法でコップが宙に浮いています。
たかふみは自立支援の書類を破り捨て見捨てようとしたのを誤魔化します。
おじさんが異世界に行っていた間のゲームハードの趨勢を質問してきました。
おじさんはセガが好きなようですね。
とっくに撤退したと教えると衝撃を受けています。
記憶消去の魔法を使ってセガ撤退の事実を忘れました。
異世界で消した記憶をメモしていたのでたかふみに見せます。
たかふみは大きな衝撃を受けたようですねメモを見た記憶を消して貰いました。
おじさんが退院する事になりたかふみはおじさんの力を金に代えて生きていく事を決めます。
ユーチューブで動画を公開して六万ほど広告収入を得ました。
たかふみは強かなようですね。

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第2話
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おじさんはたかふみの部屋で共同生活を始めます。
エレベーターが無いので買い物が大変そうです。
おじさんは17年間一人プレーだったので仲間は居ないかったそうですよ。
たかふみはちょっとガッカリしているような?
おじさんから異世界は美男美女ぞろいで醜い自分はオークの亜種として狩られかけたと教えられます。
たかふみは皿洗い中に聞く話ではない重い重いと止めています。
おじさんは毎日絡んでくる嫌な女が居たと教えてくれました。
その女はおじさんの行動をなんでも否定するそうですよ。
話を聞いたたかふみは彼女がツンデレであると気付きます。
おじさんはツンデレって概念を知らなにので嫌われていると思っているようだ。
異世界は酷いところだったけど帰ってきたらネットがあり満足しています。
おじさんはインターネットって新たな世界に踏み込んだんですが煽り耐性がまだありません。
コメントに対して一々大げさに反応しています。

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第3話
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おじさんはネットオークションを始めました。
ガラケーが気に入り欲しいと言い出します。
回転するやつが気に入りました。
たかふみは電波の規格が古いので通話できないよと教えます。
おじさんは通話機能は必要無いと答えました。
たかふみは中学高校の友達と連絡取らないの?と不思議がっています。
おじさんはセガのハードを選んだ人間がそんな人生を送れると思うなよと答えます。
おじさんの中でのセガの影響力の大きさにたかふみは驚いています。
携帯電話の技術革新に付いての話から異世界で水の湧き出る壺を作った話になりました。
たかふみは現代科学無双をしたんだと期待します。
説明するのが難しいそうだったのでおじさんの記憶を再生する魔法を使います。
異世界でのおじさんの映像が投影されました。
たかふみは賞賛されている姿を予想したようですが吊るされました。
宗教的に不味かったそうです。
吊るされているおじさんを例の嫌がらせの人が助けてくれました。
おじさんは彼女が村人を説得している間に逃げました。
置き去りにした事をたかふみがテーブルを叩いて不満を示します。
おじさんは映像の視点が醜かったのね?と判断します。
視点を変える事ができて村人を説得中の女性が映りました。
たかふみは彼女が良い人でツンデレだと確信します。
おじさんは嫌味を言っているとしか思っていません。
彼女は強いみたいです。
オークションの締め切りが迫ってきます。
おじさんは慌てて入札したんですが送料に付いて考えていませんでした。
出品者の住所は聞いたこともない離島です。
おじさんは魔法で空を飛んで取りに行きました。
たかふみはおじさんに商品を運ばせる事を思いつきます。
おじさんは説得されてしまい送料無料で落札する能力を覚えました。

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第4話
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動画の再生回数が下がっている事におじさんとたかふみは危機感を募らせています。
「都市ガス対氷魔法」って動画を投稿したんですが散々な評価でした。
天然資源の無駄遣いと言われています。
おじさんは日本人って異様に行儀よくなってないか?って疑問を持ちます。
たかふみが冷蔵庫に入って人生棒に振る人がたくさん発生した辺りから変わったと答えてます。
おじさんには良く分からんようだ。
今日から無駄遣いは禁止だなと宣言してから念願だったオークションで入手した雑誌を読み始めます。
そこにはセガサターンソフト読者レースの最終結果が載ってます。
それを見る為におじさんは過酷な異世界で17年間生き抜いてきたんだそうです。
たかふみはそんなどうでもいいことで良く頑張れたなと思っています。
結果はパソコンの美少女ゲームの移植作が一位でした。
おじさんは不満そうなんですがレビューを見る限り妥当な結果だと自分を納得させようとしているようだ。
納得しきれなかったおじさんは空に浮きながらガーディアンヒーローズが一位になるべきだったんだと叫んでいました。
おじさんの荒ぶる心に共鳴しているのかな?雷が鳴ってました。
たかふみからRPGはやらないの?と問われます。
おじさんはイベント進行条件を覚えていられないのでやらないと答えます。
前日に途中まで進めたイベントの進行条件を忘れるのね。
じゃあ無理だクリアできないよな。
おじさんから異世界でRPGみたいなイベントが発生した事があると言われます。
記憶を再生するとある村に到着したおじさんがオークと間違われて村人と戦闘になります。
撃退したのね・・・
村長から西にある「炎の祠」に伝説の「魔炎竜」が復活した。
このままでは村が焼き尽くされてしまう、助けてと言われます。
「魔炎竜」を倒すには「氷の一族」が所有する「凍神剣」が必要。
手に入れるには一族の末裔メイベルの心の氷を溶かす必要があると言われます。
冷たい目をしたメイベルが子供の頃に「マルキード山の頂上」で母さんと見た「ポワポワの花」が綺麗だったと言ってきます。
要するにマルキード山の頂上に行ってポワポワの花を取ってこいって事だよね。
おじさんには理解できませんでした。
おじさんは祠に直行して魔炎竜を倒しました。
「なんで!?」とたかふみが不満を露わにします。
おじさんは何度も挑戦して攻撃パターンを理解すれば倒せたと自慢気でした。
おじさんは村に戻って魔炎竜を倒したと報告して、大変喜んで貰えたと言ってました。
おじさんの中では良い事をしたって事になってますね。
宅急便でたかふみが内緒で購入したセガサターン本体とソフト20本セットが届きます。
おじさんへの誕生日プレゼントだったんですが無駄遣い禁止と言われたので怒られないか心配していますね。
恐る恐るおじさんに見せると大喜びしてくれました。
おじさんがセガハードを無駄と思うわけないとたかふみは理解しました。

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第5話
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おじさんが異世界から持ち帰った物の話になります。
魔王を倒せる剣とか長い魔剣などを持って帰ったようですね。
他にも希少な宝石を持ち帰っています。
異世界では一個で城が建ったと言われたかふみは売ろうと提案します。
おじさんは既に売りに行ってたね。
希少過ぎて宝石とは認めて貰えずおもちゃ扱い50円と言われました。
たかふみが恋バナを従っているとおもったおじさんが自分の恋愛体験を語ります。
初恋は小学生の頃で相手はソニックとテイルスだそうです。
人間相手の話はないの?と言われて七瀬楓というキャラの話を騙りだしました。
たかふみはおじさんの人生はゲームしかないのか?との疑問を持ちます。
異世界での恋バナを語る事になります。
村はずれに住んでいた身寄りのない姉弟をモンスターから助けたんだそうです。
おじさんは感謝されていると思っているようですが顔でオーク扱いなので怖がられています。
姉は自分を犠牲にして弟たちを守ろうと震えながら無理な笑顔を浮かべておじさんの手を取ります。
弟たちが背後に廻りこんでおじさんを崖下に突き落とした見たいです。
おじさんが詳細を確認しようとするんですがたかふみが止めました。
良い判断だったと思います。
崖下に居たツンデレさんにおじさんは助けられる事になりました。
不満そうにしていますね。
ツンデレさんが一生涯を掛けて借りを返せなんて言うからおじさんが変な行動を起こしました。
指輪を取り出しツンデレさんの指に嵌めようとしていますよ。
世界に七つしかない天星石の指輪だ物凄く価値があるんだぞとアピールしています。
ツンデレさんはテレテレで逃げようとしてますが指輪を嵌められました。
おじさんは彼女と関わり合いになりたくないので必死ですね。
たかふみがそんな安易な事をしても良いのか?責任を取るつもりはあるのか?と慌てます。
おじさんは勿論次の町で指輪を換金してやったぞ、交渉頑張ったんだと語りました。
たかふみはツンデレさんが呆れておじさんから離れると考えますが彼女はタフでした。
おじさんとの関係を続けようとしてきます。
おじさんはそれ以降も付き纏われたと不満顔です。
収納魔法で魔剣をおじさんの胸に仕舞う事になります。
その行為は心臓に魔剣を刺すように見えました。
新作動画のネタとして使い再生数200万を越えました。

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第6話
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大晦日におじさんが異世界での年越し祭りに付いて語ります。
領主からご馳走が振舞われる賑やかな祭りだったんですがおじさんは一人でポツンと食事して宿に戻ったんだそうです。
たかふみは異世界の人間とワイワイ騒ぐおじさんを期待してたみたいですね・・・
ガッカリ感を感じたたかふみはセガのゲームをやろうと言い出します。
ゲームを始めるとおじさんがメイベルが宿の部屋に押しかけて来たと言ってきます。
たかふみは早速見たいと催促しました。
記憶を再生するとメイベルがおじさんの様に強くなりたいと相談してきました。
ゲームしか人生経験がないおじさんに人生相談は可能なのか?とたかふみは不安を募らせます。
おじさんはメイベルにこれまでどうやって暮らしてきたのか質問しました。
メイベルは部屋に籠って生きてきたと答えます。
おじさんはそれで良いんだ。
人から言われたからって生き方を変える必要は無い。
自分の好きなように生きて良いんだ、それを貫く力が強さなんだ、と語ります。
たかふみは凄くいい人生相談だと感じます。
メイベルは引き籠りを続ける覚悟を決めてしまいます。
たかふみはおじさんだったと嘆きます。
おじさんはメイベルの人生を狂わせたようですな。
お礼にメイベルが凍神剣をくれるんですがおじさんは冷たいから要らないと断りました。
凍神剣は強力な武器みたいですけどおじさんはそれを必要としないくらい強いのかも?
たかふみが年越しソバを食べようと誘います。
二人で緑のたぬきを食べながら年を越しました。

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第7話
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たかふみが昔の知り合い藤宮さんと再会しました。
二人は友達なようですね。
たかふみが自宅に誘います。
藤宮は買い物の荷物を家に置いてから向かうと答えます。
たかふみは住所を教えました。
藤宮がたかふみの部屋に到着します。
たかふみは遅れるようですね先に部屋に入ります。
そこにおじさんが窓から入ってきました。
敵が侵入してきたと考えたおじさんは藤宮を押し倒して記憶消去の魔法を唱えます。
異世界から帰って日が浅いので異世界語で唱えています。
日本語で唱え直そうとしているところにたかふみが帰ってきました。
友達だからと必死におじさんの凶行を止めます。
おじさんは藤宮に挨拶しています。
「たかふみがいつもお世話になってます。」
普通の叔父のような反応ですな。
藤宮は職歴17年何もない無職の叔父さんを養っているの?と不満顔です。
無職と言われたおじさんはユーチューバーですと答えます。
藤宮はヤバい人だから関係を断てとたかふみに助言します。
たかふみは自慢気に異世界帰りで魔法が使える凄いんだぞと答えました。
藤宮は魔法を使って見せろと要求しますがおじさんはプロなのでタダで見せるのは嫌だと難色を示します。
たかふみも同意しているねー。
藤宮がこれ以上たかふみに人生を踏み外させないでと叫びました。
彼女の必死さからおじさんはたかふみの事が好きなんだと理解します。
たかふみの事が好きなのかと言うと二人は否定しました。
藤宮は照れ気味でないないと言ってますね。
たかふみは平常心でした、100%ないよ、友達だよ、と言っています。
藤宮はガッカリしてますね。
あー藤宮はたかふみを恋愛対象と考えているけどたかふみは友達扱いなのね。
おじさんはそんな筈はないと否定してエヴァンゲリオンの話を持ち出します。
エヴァンゲリオンを見ていたので大人の恋愛が分かると言ってます。
たかふみはアスカの存在からおじさんがツンデレさんの気持ちに気付いてしまうと危惧します。
おじさんの理解は浅すぎました。
藤宮がアニメの話で培った恋愛観で適当な事を言わないでくださいと文句を言います。
おじさんは本物の話をしようと言って七瀬楓の話を始めます。
藤宮は悲劇的な結末に感傷的になってますがたかふみからゲームのキャラだと教えられ怒ります。
おじさんが藤宮の頭に手を乗せて彼女の気持ちを読み取ります。
藤宮は同居人が居ることに不満を抱いてます。
気合入れ着替えてきたのにバカみたい。
わざわざシャワーを浴びてきたのにと不満そうです。
藤宮は着替えてないと否定しています。
たかふみが藤宮が着替えてきているのに気が付きました。
ここまで気持ちが暴露されてんですがたかふみは藤宮の好意に気が付きませんね。
鈍感さはおじさんに似ている。
藤宮があなたなんなんですか?と問いかけます。
おじさんは、ただのおじさんだよ、異世界帰りのね、と答えました、楽しそうですね。
たかふみが心配な藤宮は家賃が大変ならバイトして半分だすからと言っておじさんとの縁切りを推奨してきます。
たかふみは藤宮とルームシェアするのも良いかも?と言ってます。
藤宮はたかふみとの同棲に照れています。
たかふみはおじさんが居るから無理かなと考えています。
二人は想定している関係性が異なり過ぎますな、面白い。
藤宮がたかふみに気持ちを分かってもらえる日は来るのか?
宅配便が届きシバザキさーんと呼ばれてます。
おじさんは急いで玄関に向かい応対しています。
受け取りのサインを書くのが楽しそうですね。
購入したのは米でした。
相当重かったのね殺気を放っています。
たかふみはネットでまとめて米を買うのはやめようと悟ります。
おじさんは知り合いが増えて嬉しそうでした。

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おまけ
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おじさんがツンデレさんの部屋に無断で侵入します。
寝起きのツンデレさんは焦っています。
おじさんは初めて会った時に貸したパーカーを返せと要求しました。
ツンデレさんはパーカーを愛用しているようですね。
貰ったんだから絶対一生返さないと答えます。
おじさんが強硬手段に出ました。
魔法でツンデレさんの四肢を拘束して脱がそうと試みます。
ベッドに押し倒されたツンデレさんからパーカーを脱がそうとしてきます。
手の拘束が邪魔で脱がせられないと気付きます。
悩むおじさんにツンデレさんは一旦魔法を解除すれば?と提案しました。
素直に従ったおじさんは魔法を解除して脱がそうとしますが顔を殴られ吹き飛びます。
おじさんを殴り倒したツンデレさんはすぐ信じる、お人好し、ばかオークと罵倒します。
迂闊なおじさんの事が心配なようですが行動が暴力的過ぎますね。
これじゃあおじさんが彼女を嫌うのも頷けます。
おじさんが動かないので慌てて治療して部屋を出ました。
おじさんはたかふみに酷くないと主張します。
同意が得たいようですね。
たかふみは不承不承同意しています。
おじさんからパーカーの代わりに服を貰ったと言われます。
ヒラヒラ過ぎて自分では着れないと言ってますね。
女性の知り合いに着てもらう事になり藤宮に着せました。
ヒラヒラ服を着た藤宮を見たおじさんが異世界を懐かしんでいます。
異世界を懐かしむ日が来るとはなと自分に呆れいてるようだ。
藤宮が高価な服じゃない?と疑問を呈します。
おじさんがやっぱり自分も着てみようかな?と言い出します。
着たのかな?
誰も幸せにならない姿を晒しそうだな。

成分表
成分含有量(5:多い、1:少ない)
美少女5
友情3
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仲間1
冒険1


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