ラノベの感想) Re:ゼロから始める異世界生活 4 (MF文庫J)
概略:
エミリアとロズワールが王選の為に王都に向かう事になります。エミリアはスバルを置いて行こうと考えますがロズワールは連れて行くと言い出します。傷ついたスバルのゲートを王都に居る人物に治療して貰う為に連れて行くと決めます。スバルは王都で知己と再会します。エミリアはスバルが王選に関わるのを拒みます。留守番を言い付けられるんですがスバルはエミリアとの約束を破り王城に向かいます。新たに知り合った美女の思惑により王城へ入る事が叶いました。スバルは王選が行われている広間にやってきました。場違いな彼は無力感に苛まれる事になります。
レーベル:MF文庫J
発行日:2014/6/30
著者:長月達平
イラスト:大塚真一郎
ISBN:978-4-04-066780-5
雰囲気:耳舐め、同行、再会、候補者、反故、救いの手、王選、揃い踏み、開始、侮辱、私闘、拒絶、絶望、別離
朝のラジオ体操を終えスバルとエミリアが屋敷に戻ってきました。
屋敷の前に竜車が止まっていました!!
スバルは始めて見るので驚いています。
竜を撫でまわして感激していると御者の老人に話しかけられました。
王選の使者がやって来てロズワールと話していると教えられます。
王選と聞いてエミリアの顔色が変わりました。
スバルも彼女の助けになろうと気合を入れます。
屋敷に入りレムの案内でエミリアは話し合いが行われている部屋に向かいます。
スバルも当然って顔で付いて行こうとしてエミリアに止められました。
非常に大事な話なのでスバルは外で待ってて欲しいそうです。
スバルはレムに助力を乞いますが駄目でした。
素直に大人しく待っていれば良いモノをと思いますが諦めの悪いスバルは別の角度から王選に切り込みます。
ラムに叱られるの覚悟で屋敷で一番良い茶葉を使いお茶を淹れました。
それを御者の老人に持っていき彼から王選について聞き出そうと試みます。
お茶を持って行くと驚かれましたね。
王選で争っている関係を思えば当然と言えるんですがこの時のスバルには分かりません。
若輩者としてスバルから名乗ると名乗り返してくれました。
カルステン家に使えているヴィルヘルムと申しますと名乗ってくれました。
スバルはヴィルヘルムから王選について聞き出そうとするんですが一枚上手ですね。
詳しい話は聞き出せませんでした。
ヴィルヘルムからスバルとエミリアが親しい関係にあるように見えると言われます。
スバルは気を良くしてそう見えますか?と聞き返しています。
ヴィルヘルムにはスバルが片想いしていると分かったようですね。
次期女王になるかも知れない方ですよ、険しい道になりますよと言われます。
スバルはヴィルヘルムに奥さんは世界一可愛いかもしれないと思って結婚を申し込んだのでは?と問います。
スバルの問いはヴィルヘルムの好感を得たね。
ヴィルヘルムも自分が釣り合わないと分かっていながら釣り合う自分に成ろうと考えてポロポーズしたそうです。
彼から話を聞きだす前に屋敷での話し合いが終わりました。
屋敷からネコミミを持っている美少女が出てきました。
スバルは始めて見る獣人種に感激しています特にネコミミに視線釘付けです。。
彼女はスバルに背後から抱き着いて耳を舐め舐め甘噛みしてきました。
ちょっと調べるからと言ってます。
スバルが可愛い声で悲鳴をあげるとヴィルヘルムが止めてくれましたよ。
帰りの竜車でヴィルヘルムとフェリって自称した美女が会話しています。
ヴィルヘルムはスバルが気に入ったそうですよ。
スバルの死線を乗り越えてきたような目が気に入ったんだそうです。
スバルに死に戻りの特性がある事までは気付いていないようです。
フェリがヴィルヘルムに気に入られたスバルに同情していますね?
ヴィルヘルムに気に入られるとは魔女に気に入られるのと同じ位不吉だと言ってます。
エミリアとロズワールは王選の為に王都に行く事になりました。
スバルは当然同行するつもりだったのですがエミリアに断られます。
エミリアはスバルが無理をするのが心配なようですね。
エミリアとスバルが引かないのでロズワールが一緒に連れて行こうと言い出します。
スバルの傷んだゲートを治療する為に同行させようと言い出します。
ラムはロズワールに反対しないのでレムに援護を求めました。
レムはスバルに懐いてしまったので連れて行くのに反対してくれませんでした。
エミリアは意見を引っ込めることになります。
ラムは一人で留守番する事になりました。
スバルでももしもの時の弾避けにはなれると言って送りだしてくれます。
レムが御者を務める竜車で王都に向かう事になります。
竜車が発進するとスバルは驚愕する事になりました。
全く揺れを感じませんよ!?
竜には加護があり空気抵抗から竜車ごと護ってくれていると教えられます。
エミリアとロズワールがスバルを無視した形で王選に付いての会議を始めます。
疎外感を感じているスバルは窓側の席と代わってと言い出します。
レムが御者席に来ないかと誘ってきました。
彼女はスバルと楽しいお喋りがしたい感じですね。
レムの好感度はMAX状態になってませんかね?
スバルは体にロープを付けて御者席に移動する事になりました。
ここで好奇心から竜車から離れた位置の空気抵抗はどうなってるだろう?と考えてしまいます。
加護の外側に手を出してしまったスバルは竜車から放り出されてしまいます。
ロープで竜車と体を繋いでいたので振り落とされる事は防げました。
エミリアの心配していた危険行為を直ぐに実行してしまったね。
王都に到着したスバルはエミリアに手を繋がれる事になります。
目を放すと何処かに行ってしまいそうでエミリアは心配なようですね。
エミリアと手を繋げる状況は喜ぶべきなんだけど子供扱いが恥ずかしくてスバルは手を放してと要求してきます。
エミリアはでーとの時はあんなに手を繋ぎたがっていたのに?と不思議そうにしています。
エミリアも大概変わった子だよね・・・
なんか彼女はスバルの事を困った弟扱いしているきらいがあるね。
スバルは王都での知己との再会を試みます。
リンガを売ってる果物屋の顔に傷がある店主の元に向かいます。
何度も死に戻ったスバルは彼と濃密な関係を築いているんですが彼の方がそうでもなかったよ。
まあ一度しか経験してないんだから当然か。
ようやく存在を思い出して貰っています。
スバルがリンガを買うと言い出すと喜んでくれました。
値段を聞かれて即座に計算しています。
店主に言われた貨幣のレートで支払うと心配されてしまいます。
人の言う事を安易に信じすぎだと言われました。
エミリアはスバルの計算能力の高さに驚いていますね。
次にフェルトの行方を調べる為にラインハルトを探す事にします。
衛兵の詰所に向かいラインハルトを呼び出して貰う事にします。
衛兵の詰め所にやって来るとエミリアに一人の騎士が声を掛けてきました。
二人は知己のようですね。
キザな台詞でエミリアに挨拶してくるイケメン騎士にスバルは敵愾心を持ちました。
エミリアはユリウスと呼んでいます。
スバルの剣幕に怪訝な顔をされてしまいます。
エミリアはスバルが衛兵の詰め所に立ち入ると辛い思いをすると考えます。
外で待っているように言い含めてきます。
不承不承スバルは頷くんですが、ここでもスバルはエミリアの言いつけを守りません。
待っている間に路地裏に女の子が連れ込まれる場面を目撃してしまいます。
見間違いかもと思いながら確認に行くと男三人組が一人の美女を取り囲んでいました。
物凄く金が掛かった格好をしている物凄い美女でおっぱいが巨大でした。
スバルは彼女を救い出すべく歩みよります。
待ち合わせを装って助け出そうとしますが美女は空気を読みません。
誰だと言われてしまいます。
美女を取り囲んでいたのは懐かしのトン、チン、カンでした。
スバルは三対二の戦いを覚悟したのですが美女の言い分は違いました。
三体一対一だと言ってきますよ彼女スバルを味方とは考えていません。
強気の姿勢を貫き口汚く罵ってきますよ。
きけば騒動の原因は彼女がトンチンカンを激しく罵倒したからでした。
スバルはトンチンカンに同情的な心情を抱きます。
スバルはラインハルトとマブダチなんだぞと脅す事で難局を乗り切ました。
彼の異名は絶大でトンチンカンは捨て台詞を残して逃げて行きました。
難局を乗り切れたと思ったら仲間を連れてきましたよ。
スバルは美女の手を引き貧民街に逃げ込みます。
体力は美女の方が上ですねスバルがスタミナ切れを起こします。
逃げきれそうにない局面でロム爺と再会を果たしました。
状況を察したロム爺は二人を自分の巨体で隠して匿ってくれますよ。
美女が文句を垂れてきたのでスバルは彼女の口を手で塞いで隠れます。
追っ手はロム爺と知り合いでしたね。
ロム爺がしらを切ると去って行きました。
スバルはロム爺にフェルトがラインハルトに連れて行かれた事を教えました。
ロム爺はフェルトを探しているね、まだ再会できていないようです。
スバルもフェルトの行方を知らないのでラインハルトから聞き出してロム爺に伝えると約束します。
ロム爺に大通りまでの道を聞いて別れます。
ロム爺に連絡するには「カドモン」って店の店主に伝言を残せと言われました。
驚きですねロム爺と果物屋の店主は知り合いのようです。
美女と二人きりになってしまいました。
話題が無いのでスバルが困っていますね。
美女がスバルの持っている袋に興味を持ちます。
リンガを見せると嘘を吐くなと言われます。
彼女は皮を剥いたリンガしか知りませんでした。
一個を自分で切り中身が白かったので納得してくれます。
味も気に入ってしまいスバルに全部寄越せと言ってきます。
スバルが拒否するとコイントスで賭けようと言ってきます。
スバルが自分にメリットが無いから嫌と答えるととんでもないモノを賭けてきました。
スバルが賭けに勝てたらおっぱいを揉ませてあげると言ってきます。
スバルは巨大な果実の誘惑から逃れられませんでした。
賭けを始めてしまい負け続く事になります。
全てを巻き上げられる前に勝負方法の変更を要求します。
ルールから教えてあげてジャンケンで勝負する事になります。
美女は理解度が物凄く高いですね。
ルール説明が終わると自分はグーを出すからと言ってよみ合いを仕掛けてきます。
スバルはペースを握られてしまい負けてしまいます。
彼女はジャンケンも強くスバルは勝てそうもありません。
スバルは非常に卑怯な手段を講じます。
グーキョキパーの全てを含む手を出して勝ちを宣言しました。
余りの卑怯さに美女は驚いていますが自分の予想と違った結果にも驚いています。
負けを認めてリンガを返してくれました。
其処にスバルを探し回っていたエミリアが怪しい鉄仮面を被った男と現れます。
鉄仮面は美女を探していたようですね。
美女を探す為にゴミ箱を漁っていた彼を発見したエミリアが一緒の探してあげていたようです。
美女は鉄仮面をアルと呼んでいます。
エミリアが何故か美女から姿を隠そうとしています。
スバルは直ぐに二人と別れた方が良いと察します。
スバルは美女にリンガを二個投げ渡して別れました。
スバルはエミリアが自分を心配してくれたと気分を良くしています。
そこに追っ手が現れました。
囲まれてしまいますが空からレムが降ってきました。
縦回転で華麗に着地を決めますが一人を下敷きにしています。
スバルを恫喝していた面々をレムを殺そうと考えていたみたいですがスバルに殺すなと言われて考え直します。
半殺しで勘弁してあげる事にしました。
美女の方にも追っ手がやってきましたがアルが撃退しました。
リンガを貰って気分良くなっていたので殺すのは止めてあげました。
翌日エミリアとロズワールは王選の為に王城に出向く事になります。
スバルは留守番を言い渡されました。
王都に来て迷子になったり竜車で危険行動を取ったので反論できませんでした。
レムがスバルを監視する事になっています。
スバルの部屋の扉の前に陣取り見張っています。
トイレにも付いてくるので逃げられません。
レムはスバルの用足しを横で見てたのかしらん?
スバルはじーっとレムを見つめて情に訴えます。
見つめられてレムは恥じらっていますな・・・これは惚れてますね間違いない。
レムがスバルに恩情を掛けてくれます。
凝った料理をするので暫く部屋を離れると言ってくれます。
スバルはレムに感謝しつつ外出します。
レムいい所あると思ったんですがロズワールの仕込みでしたよ・・・
彼はレムにスバルの行動を阻害するなと命じてありました。
スバルが何とかして王選の場に現れると期待している節があるね。
スバルは彼の計画の一部として勘案されているような?
またしてもエミリアとの約束を反故にしてしまうんだけど重要視してないよ。
スバルはロム爺への伝言を残す為にカドモンに向かいます。
そこではアルがスバルを待っていました?
アルは姫(スバルが助けた巨乳美女)の言いつけてスバルを迎えにきたと言っています。
王選に参加する手立てがあるのか?と問われてスバルは戦慄していますね。
店主にフェルトの手がかりを掴むために王城に向かうので吉報を待ってて欲しいと言伝を頼みます。
アルに付いて行くと金ぴかの竜車に案内されました。
王都の人たちは唖然とした表情で竜車を見ています。
乗り込むと美女が待っていました。
彼女が王選の当事者で一緒に付いてくれば王城に入れると言われます。
スバルはエミリアの不利にならないか?と心配しつつも話に乗ります。
他に王城に入り込む手段は無いからね。
美女がスバルの同行を望んだのは面白そうな事になると思ったからです。
竜車の中でアルが驚きの事実を教えてくれました。
彼もスバルと同様に異世界からの転生者で同郷なんだそうです。
18年前に召喚されたんだそうですよ。
召喚直後に無茶をして左腕を失ったんだそうです。
スバルのような死に戻りの能力は持っていないのかな?
スバルは美女の関係者として王選が行われている広間に入出を果たしました。
エミリアが驚いていますね。
美女はスバルの背後から抱き着いてきました!!
巨大なおっぱいが背中に当たってますね・・・更に頬をスリスリしてきます。
スバルはエミリアに誤解されるので離れろと突き放します。
広間に居たレオンハルトがスバルの登場を喜んでくれました。
エミリアの関係者としてスバルがやって来ると思っていたんだそうです。
レオンハルトのスバル評が高すぎて恐縮させられています。
四人の候補者が紹介されます。
エミリア、プリシラ、クルシュ、アナスタシア。
スバルを会場に連れてきてくれた美女がプリシラです。
クルシュは男装の麗人です。
アナスタシアは関西弁を話す異国の商人でした。
スバルはアルと一緒に関西弁に驚いています。
アルのお願いを聞く形で王選に付いての説明が始まります。
この国は親竜王国ルグニカと言います。
名前の通りに龍と縁のある国でした。
ルグニカは神龍ポルカニカと盟約を結んでいます。
王家のご先祖がボルカニカと盟約を結んだそうです。
しかし最近流行り病で王家の人間が全員死んでしまいました。
ルグニカはボルカニカに竜歴石ってアイテムを貰ったみたいですね。
そこに五人の巫女を選んでその中から王を決めろと書かれたそうです。
ボルカニカとの盟約を果たせない状況に陥ったルグニカの上層部は竜歴石の指示に従い新たな王を選ぶことになります。
これまでも国難に遭った場合は盟約に従いボルカニカが助けてくれたそうですよ。
王国の上層部はボルカニカとの盟約を守る事を最優先としています。
王の候補者が徽章を握るとそれぞれを示す色で輝きを放ちます。
現状は近衛騎士団が方々に散り候補者を探し回り四人を発見した状況です。
候補者が全員揃っていないのでまだ王選は始まっても居ない状況でした。
それに変化が訪れました。
今回候補者四人が呼び出されたのは五人目が見つかったからでした!!
ラインハルトから五人目が紹介される事になります。
巨大な扉が開いて問題の五人目の候補者が広間に入ってきました。
現れたのはスバルが情報を得ようとしていたフェルトでしたよ!!
フェルトはご令嬢然とした豪奢なドレス姿で静々と歩いてきました。
スバルはフェルトが変ってしまったかも?と心配になります。
ラインハルトの元まで歩いてきたフェルトが彼の顎を狙ったハイキックを放ちます!!
ラインハルトは無造作にフェルトの足を優しく受けとめて苦言を呈してきました。
渾身の蹴りを受け止められてフェルトは物凄く不満そうです。
そこから彼女はラインハルトに誘拐されたと言い出します。
自分は貧民街に帰りたいので話してくれねーんだと訴えます。
ラインハルトがフェルトと出会った経緯を問われました。
スバルはフェルトが徽章を盗んだ事を話さなければならんのではないか?と心配になります。
ラインハルトはフェルトが盗人だったって事実を上手く隠して出会った経緯を説明します。
フェルトのお行儀の悪い態度は候補者を見極める役目を負っている賢人会の人々の反感を買います。
徽章に反応したってだけでは王に相応しくないのでは?と言われます。
ラインハルトはフェルトが14年前に王宮から誘拐された王女の可能性があると明かします。
他の王族が全員亡くなっているので確かめる術は無いんですがフェルトの容姿は王族と同じように思われます。
フェルトが王族の生き残りって可能性が高いと考えられます。
一旦判断は保留となったね。
候補者と後見人が所信表明する事になります。
クルシュと彼女の騎士フェリスから始める事になります。
フェリスの本名はフェリックスでした。
スバルは男性みたいな名前だなと不思議がっています。
スバルの疑問にラインハルトが彼は男性だと教えてくれます。
驚きの余りスバルは叫んでしまいました!!
クルシュから子供の頃、一緒に入浴し男性器が付いてるのを見たのことあるので間違いないと言われます。
美人に男性器と言わせてしまった事をスバルは詫び信じるしか無くなりました。
これまでスバルはフェリスを美女認定していました。
耳を甘噛みされたのは良い思い出だったんですが相手が男性と分かり黒歴史となりました。
かなりの絶望感を感じているようです。
クルシュは王家を補佐する公爵家の当主でこれまでも王国の政治に関わっていました。
賢人会の人々は彼女が女王に成るのを望んでいました。
これまで通りのやり方で国を運営していけると期待しています。
クルシュはその期待を裏切る事を宣言しました。
彼女は困った事は何でも竜頼みの体制に不安を持っていました。
自分たちで難局を乗り切る覚悟が足りないと不満を示します。
彼女は王になったら竜との盟約を破棄する事も視野に入れていると言っています。
彼女は何事も人間が決める国を作りたいそうです。
フェリスはクルシュを指示する主張します。
プリシラは天が自分を選ぶ事は決まっていると主張しました。
彼女は世界は自分を中心に廻っているので何でも自分の望んだとおりになると主張します。
自分に従えば反映は約束されたも同然と言っています。
アルは自分がヴァラキア帝国で剣を使う奴隷をしていた事を明かします。
そこで左腕を失ったそうですよ。
ヴァラキア帝国を抜け出しプリシラの領地に入ったみたいです。
プリシラは腕自慢を集めて大会を開きました。
アルはベスト4まで勝ち上がったそうです。
勝ち残りの中でアルが一番面白い人物だったので騎士としたそうです。
プリシラは全てが自分にとって面白いかどうかで決めていますね。
傲岸不遜なので好印象を与えてはいませんね。
それでも自信満々なので説得力はあるんだよね。
彼女の領地は上手く廻っているそうですから政策決定の手腕は確かなようです。
アルは全てプリシラの勘が当たるから上手くいっていると言っています。
アナスタシアと騎士ユリウスの番です。
アナスタシアはカララギって国出身の大商人です。
商才があり若くして頭角を表し自分の商会を手に入れました。
ホーシン商会と言います。
彼女は古の大商人ホーシンに憧れていて名前を貰ったんだそうです。
彼女は自分が強欲な事と自分の欲を満たすために王位を狙うと宣言します。
手に入れたモノは大事にして更なる成功を目指すつもりなので安心して欲しいと言っています。
ユリウスは経済的に困窮しているルグニカ王国を憂慮していました。
経済を立て直す手段としてアナスタシアに接触したんだそうです。
ユリウスは経済的に困窮しているルグニカを建て直すにはアナスタシアに任せるしかないと言っています。
エミリアの番になりました。
彼女が緊張していると見て取ったスバルは何かしなくては?と考えます。
エミリアは自分で緊張を解して大丈夫だと伝えてきました。
エミリアとロズワールが発表を行う事になります。
ロズワールがエミリアは王選を始める為に数合わせです。
負ける事は目に見えているので余り敵視しないでくださいと言い出します。
それを聞いたスバルが激怒してふざけんなと怒鳴って反論を始めます。
ロズワールは場を弁えないスバルを魔法で殺そうとしてきました。
スバルに向かって魔法が放たれてしまいます。
パックが現れロズワールの魔法を凍らせます。
賢人会の人々はバックが古の大精霊「永久凍土の、終焉の獣」だと分かったようです。
パックはエミリアに対して罵詈雑言を吐いていた人達を恫喝し始めます。
彼らが氷漬けになっていないのはエミリアの恩情だぞと脅します。
その場の全員を氷漬けにしてエミリアが女王になるのか?と思われたんですけどね。
脅しは茶番と見抜かれました。
ロズワールはパックがエミリアの契約精霊だった事実を見せて彼女の力を示そうと考えたようです。
エミリアは自分の事を公正に見て欲しいと訴えました。
他の候補者に比べて至らぬ点が多いけど学ぶ努力を続けると決意を語りました。
エミリアのパックを使って力でねじ伏せる事はしないって発言が文句を言ってた賢人会のボルドーを唸らせます。
エミリアの考え方に感銘を受けた彼は最敬礼で無礼を詫びました。
エミリアは分かってもらえたと嬉しそうに微笑みます。
エミリアの破壊力抜群の笑顔を向けられたボルドーは赤面しています。
ロズワールの主張は長くなりそうなので発言機会を与えられませんでした。
罵倒されるエミリアの為に怒鳴ったスバルの存在が話題になります。
エミリアとの関係を問われました。
返答に窮しているエミリアに大丈夫だからと伝えてスバルが自己紹介を行います。
王選の意味を正しく認識できていないスバルは軽く考え過ぎでした。
王選に関われるだけで栄誉な事だとこの国の人は感じています。
それが分かっていませんでした。
騎士の背負う重責についても全く考慮していませんでした。
スバルは自分はエミリアの一番の騎士だと名乗りを上げました。
大変まずい発言でしたよ。
ユリウスが代表して騎士を名乗る覚悟と実力があるのか問いかけてきます。
ユリウスは人には器があり自分の器に入りきらない行動は慎むべきだ。
人は生まれながらにして平等ではないんだと諭します。
ユリウスは騎士が血の滲む努力の果てに成れる職であると教えます。
騎士の家に生まれたからと言って誰でもなれるわけではないそうです。
努力を重ねてやっと到達できる高見なんだそうです。
何の覚悟も無いスバルが名乗るべきではない、騎士を侮辱するなと言われました。
ユリウスの正論にスバルは言い返す事ができません。
ユリウスはエミリアの為にそこまでする理由を問いかけてきます。
スバルは彼女が特別だからだと答えました。
ユリウスは少し驚いているようですね。
それでもスバルを騎士と認める事はできないと伝えます。
隣に立ちたい相手にそんな顔をさせるものは騎士ではないと言われました。
スバルは怖くてエミリアの顔を見れてません。
彼女は悲しい顔をしているのだろうか?
スバルはユリウスに対して憎まれ口を続けるんですがエミリアに止められました。
スバルの行為は全く持って無駄だったのですが議長を務めてるマイクロトフから認められます。
エミリアが世に恐れられるハーフエルフとは違うんだと分かったので有意義な時間だった。
よい従者をお持ちですなと言ってきました。
これに対してエミリアはスバルは従者じゃありませんと答えました。
エミリアに否定されたスバルは広間を出ました。
廊下で打ちひしがれているスバルの前を王城に忍び込もうとして捕まったロム爺が連行されて行きます。
スバルは自分の伝言を聞いたロム爺がフェルトが居ると考えて王宮に忍び込もうとしたと気付きます。
ロム爺を助ける必要があるんですがエミリアに迷惑を掛けてしまうかも?と怖くなります。
ロム爺を見捨てようとした自分に愕然としています。
スバルはロム爺を助けようと声を掛けますが拒絶されました。
ロム爺はスバルの立場が悪くなるを防ぐ為に彼を罵倒してスバルとは無関係であると装いました。
スバルは自分が助けようとする人は皆拒絶してくると項垂れる事になりました。
ロム爺やエミリアはスバルを心配しての行動なんだけどスバルにはそれが分かりません。
まあそうだね、当事者なら拒絶されたって感じるよね。
ロム爺は広間に引っ立てられる事になりました。
そこで再会したフェルトに惨めに命乞いを始めました。
今のフェルトになら自分を救えるだけの権限があるだろ助けろ。
これまで何度もフェルトの危機を救ってやっただろ恩を返せと訴えます。
ラインハルトはロム爺の意図を察して止めようとしますがプリシラに行動を止められます。
都合の悪い事を言われそうなので殺そうとしてないと疑われ動けなくなりました。
プリシラ面白い事に鼻が利く。
フェルトはロム爺の行為を無様すぎるプライドを無くしたら生きている価値は無いと言って見捨てます。
広間から連れ出されるロム爺の口元には笑みが浮かんでいました。
ロム爺はフェルトを王選から解放しようと考えていたようです。
無様に命乞いすればフェルトに見捨てられると予想していました。
フェルトはロム爺の予想を越えて良い子に育っていましたよ。
フェルトにはロム爺の考えはお見通しでしたよ。
家族を見捨てて貧民街に帰る事なんてできない。
ロム爺を救うために王選に参加すると言い出しました。
彼女が候補者となった事でロム爺は放免となります。
フェルトが意思表示を行います。
彼女は貴族が嫌いだ、騎士が嫌いだ、王国が嫌いだ、王になって全てぶち壊してやる、と宣言しました。
賢人会の面々は真っ赤になって怒っています。
ラインハルトは破壊の後に来る再建時にフェルトの力になりたいので彼女の後見を続けるとの意思を伝えました。
五人の候補者の意思表示が終わった事で王選の開始が宣言されました。
候補者は広間から会議室に移動して王選の詳細を詰めています。
スバルが心配なラインハルトと彼に付き合うフェリスが様子を見に来ました。
フェルトが王選への参加を表明したのでロム爺は無事だと伝えてくれます。
そこにユリウスが現れました。
スバルの騎士宣言を許せない彼は謝罪を求めてきました。
自分に非があると分かっているスバルなんですが意固地になっているので謝れません。
ユリウスはスバルを罰する為に決闘を挑んできました。
後には引けないスバルは受けてしまいます。
ユリウスには初対面の時から反感を抱いてるので引く事はできないよな。
王城に併設されている練兵場で木剣を使った決闘を行う事になりました。
スバルの騎士宣言は全ての騎士の反感を買っていました。
ユリウスがスバルをブチノメス姿を見ようと見物人が詰めかけます。
実力差が分かっているのでスバルは卑怯な奇襲を仕掛けました。
剣を交換して欲しいと持ち掛けてユリウスに剣を渡そうとして落とします。
ユリウスが屈んだところに拾っておいた砂で目つぶしを仕掛けます。
ユリウスの視覚を奪ってから木剣で殴ろうと考えていました。
スバルの奇襲をユリウスはサラッと交わして攻撃してきました。
スバルの卑劣さにユリウスは呆れています。
スバルは大きなダメージを受けて倒れます。
ユリウスはそのまま詫びを入れれば許すと言ってきます。
意固地になっているスバルは立ち上がりユリウスに突進しました。
ユリウスは苦も無くスバルを打ち据えて地に這わせます。
意固地になっているスバルは何度倒されても立ち上がり飛びかかります。
スバルが無様を晒すのを期待して集まってきた騎士達は見ていられないと感じ始めます。
エミリアの元に知らせに行く事になります。
知らせを聞いたエミリアは会議室を飛び出します。
プリシラは面白そうだと言って付いてきました。
他の面々も見に来たようです。
スバルが最後の攻撃を放ち不発に終わりブチのめされます。
その姿を一番見られたくないエミリアに見られてしまいます。
スバルは意識を失いました。
スバルが目覚めると完璧に治療されていました。
フェリスが治療してくれたようです。
傍らに見守っていたエミリアが話がしたいと言ってきます。
スバルの行動の意図が分からないエミリアは裏切られるのが怖いみたいです。
ユリウスと喧嘩になった理由を問うてきました。
スバルは一矢報いてやりたかったんだと答えます。
エミリアはそんなことの為にと呟きます。
彼女の反応はスバルの心を刺激しました。
無理解なエミリアに八つ当たりしてしまいます。
エミリアには分からないよと言ってしまいました。
これまで多くの人から反感を持たれてきたエミリアにはキツイ言葉だったね。
エミリアは自分とロズワールは屋敷に帰る。
スバルとレムは王都に残って治療を続けてと言ってきました。
スバルが自分を遠ざけようとする理由を問うと自分が居ると無理をするからと言われます。
スバルがエミリアの為に何かしてあげたいんだと返します。
エミリアは自分の為でしょと否定してきました。
感情的になったエミリアがスバルの顔に白いローブを投げつけてきます。
これは不味いな。
なんでも私のためだって嘘をつくのはやめて、と叫びます。
スバルが信じてくれないのか?と問うと信じられるわけがないと言われます。
信じたいのに信じさせてくれないのはスバルじゃない。
何度も約束を破ったのに信じられる筈が無いと言われちゃうぞ。
エミリアはどうしてスバルが自分を助けようとするのか問いかけてきます。
スバルはエミリアが助けてくれたからだと答えます。
スバルは何度も死に戻っているのでエミリアと複数の経験をしています。
しかしエミリアには一つの体験の記憶しか残っていません。
そこに齟齬が生まれています。
エミリアはスバルがそこまで自分に恩義を感じる理由が分からないと訴えてきます。
スバルは死に戻りの事を伝えようとしますが時間が凍り付きます。
どうあっても他者に死に戻りの存在を伝える事はできないようです。
何も言えなくなったスバルにエミリアは失望感を抱いたようですね。
スバルは今のエミリアが存在できているのは自分のお陰だ。
お前は俺に対して返しきれないだけの借りがあるはずだと叫んでしまいます。
決裂の時が来たね。
これまでスバルは無償の奉仕をしてたんですが貸し借りが存在する関係に変化してしまいます。
エミリアはスバルへの貸しを全て返して関係を終わりにしようと言ってきます。
エミリアが「もう、いいよ。ナツキ・スバル」と言ってきました。
エミリアはスバルなら自分を特別扱いしないで普通の女の子と同じように接してくれると期待していたんだそうです。
スバルはエミリアを特別視しないだなんてできないと答えました。
ここにも互いの意図する事に齟齬があるよね。
エミリアはスバルならハーフエルフ扱いしないと期待してたように思えます。
スバルの方がエミリアに惚れているので特別視しないなんて出来ないと言いたかったんだろね。
エミリアは全てレムに任せてあるからと言って去って行きました。
ユリウスが騎士団長マーコスに呼び出されています。
スバルへのリンチが問題になっています。
ユリウスがスバルに決闘を挑んだのは彼を救う為でした。
スバルの騎士発言に対して反感を抱いた若い騎士が暴走してスバルを殺す可能性がありました。
ユリウスをそれを防ぐ為に自分がスバルをブチノメス事で彼らの溜飲を下げてくれました。
スバルがユリウスの優しさに気付く日は来るんだろうか?
来ないようならエミリアの傍に居るのは相応しくないよね・・・ユリウスの言っている通りだと思う。
余り浅慮な人物は王選には関わらん方が良いよ。
スバルの治療を終えて戻ってきたフェリスがそう指摘します。
マーコスもそれを分かっているんですがユリウスを不問とする事はできませんでした。
ユリウスは謹慎五日を言い渡されました。
ユリウスは騎士を辞める覚悟だったので恩情に感謝しています。
ユリウスとフェリスが退室します。
一人になったマーコスがロズワールの行いを訝しんでいます。
ロズワールは城への侵入者の鷹の家紋を確認次第、広間に通せと命じてあったそうです。
ロズワールはスバルが侵入をはかった場合広間に運ばれる手筈を整得ていたって事だね。
ロム爺が捕まった後にマーコスに指示を仰いだのはそれが原因でした。
フェリスがユリウスに向かって内心ではスバルにムカついてたんでしょ?と聞いてきます。
ユリウスはいらっとしたのは少しだけだと答えます。
ユリウスは出来た人だね。
ユリウスはアナスタシア、フェリスはクルシュの元に戻る事になります。
互いに健闘を称え合って別れました。
互いに自分の主人が王座に就くと言っています。
良いライバル関係なのかもな。
成分表
成分 | 含有量(5:多い、1:少ない) |
美少女 | 5 |
魔法 | 2 |
精霊 | 4 |
交渉 | 4 |
戦闘 | 5 |
変態 | 2 |
ラッキースケベ | 4 |
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