F1 2014 第12戦 ベルギー 決勝
フォーメーション開始時から波乱がありました。
アロンソのクルーがマシンから離れるのが遅れました。
アロンソは後でペナルティーを受けました、やれやれ、フェラーリは何をしているんだ。
スタートは2位のハミルトンと3位のベッテルが好スタートを切りました。
ロズベルグが3位に落ち、ハミルトン、ベッテルの順で進行しました。
1周目からベッテルが魅せてくれました。
ハミルトンを抜こうとしてコースアウトしてしまいましたが3位を維持していました。
2周目に2位に上がったロズベルグがハミルトンのテールに着きました。
コーナー区間で並びかけますが、ハミルトンの左リアタイヤとロズベルグのフロントウィング右側が接触します。
ハミルトンはパンクして後退していきました。
フロントウィングを破損したロズベルグは1位を維持していましたが何時ものように後続を引き離せませんでした。
ロズベルグは少し早めにタイヤ交換にピットに入りました。
このときにフロントウィングも交換しました。
ロズベルグがいない間にリカルドがトップに立ちレースをリードしました。
タイヤ戦略がレッドブル、ウィリアムズが2回、メルセデスは3回に分かれました。
2回目の交換を終えた時点でロズベルグは2位だったのですが、もう一度交換しました。
これで5位まで落ちましたが、あっという間にボッタス、ベッテル、アロンソを抜いて2位に戻りました。
一時はリカルドよりも3秒近く速いペースで走れていたので最終ラップに追いつけるかとも思われましたが、リカルドもペースを上げて逃げ切りました。
リカルドは今期3勝目を上げました。
メルセデス優位の状況で凄いですね。
今日はフェラーリも魅せてくれました、ライコネンが4位に入りました。
終盤まで3位を走っていたんですがウィリアムズのボッタスに抜かれました。
何周も抵抗していたのですが、ストレートラインの速度差が大きかったので逃げ切れませんでした。
メルセデスが自滅した感はありますが、見所いっぱいの面白いレースでした。
レッドブルのストレートスピードも上がってきています。
ルノーは今後パワーユニットをどのように改良していくか楽しみですね。
結果が出てきましたので、これまでのコンセプトを維持して改良していくのか?
それともメルセデスのコンセプトに切り替えるのか?
楽しみが増えましたね。
結果
予選 | 決勝 | ドライバー | チーム | パワーユニット |
5 | 1 | ダニエル・リチャルド | レッドブル | ルノー |
1 | 2 | ニコ・ロズベルグ | メルセデス | メルセデス |
6 | 3 | ヴァルテリ・ボッタス | ウィリアムズ | メルセデス |
8 | 4 | キミ・ライコネン | フェラーリ | フェラーリ |
3 | 5 | セバスチャン・ベッテル | レッドブル | ルノー |
10 | 6 | ジェンソン・バトン | マクラーレン | メルセデス |
4 | 7 | フェルナンド・アロンソ | フェラーリ | フェラーリ |
13 | 8 | セルジオ・ペレス | フォース・インディア | メルセデス |
11 | 9 | ダニール・クビアト | トロ・ロッソ | ルノー |
18 | 10 | ニコ・ヒュルケンベルグ | フォース・インディア | メルセデス |
12 | 11 | ジャン-エリック・ベルニュ | トロ・ロッソ | ルノー |
7 | 12 | ケビン・マグヌッセン | マクラーレン | メルセデス |
9 | 13 | フェリペ・マッサ | ウィリアムズ | メルセデス |
14 | 14 | エイドリアン・スーティル | ザウバー | フェラーリ |
15 | 15 | エステバン・グティエレス | ザウバー | フェラーリ |
19 | 16 | マックス・チルトン | マンシア | フェラーリ |
22 | 17 | マーカス・エリクソン | ケータハム | ルノー |
16 | 18 | ジュール・ビアンキ | マルシア | フェラーリ |
2 | DNF | ルイス・ハミルトン | メルセデス | メルセデス |
15 | DNF | ロマン・グロージャン | ロータス | ルノー |
17 | DNF | パストール・マルドナド | ロータス | ルノー |
21 | DNF | アンドレ・ロッテラー | ケータハム | ルノー |
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