ラノベの感想) 魔弾の王と戦姫<ヴァナディース> 第3巻 (MF文庫J)

ティグルとソーフィア=オベルタスとの出会いは劇的でしたね。
ソフィーは王都でマスハス卿に出会っていました。
マスハスは国王にティグルの潔白を直訴する為に謁見しようとしたのですが叶いませんでした。
国王はレグナス王子が戦死したショックから幼児退行しているみたいですね。
マスハスが王都から帰ろうとしているときに刺客に襲われました。
マスハスは意外と強かったですね、剣を使えるみたいです。
刺客が多かったのでピンチになりましたが、通りかかったソフィーが助太刀してくれました。
ソーフィーは物腰柔らかですが戦姫だけに強いですね。
マスハスからティグルの話を聞いて同行する事になりました。
ソフィーはエレンからティグルの話を聞いていたので彼に興味をもっていたみたいですね。

エレンの幼竜ルーニエと一緒に水浴びをしていたソフィーは逃げたルーニエを追いかけて来ました、全裸で!
そこにティグルがやって来てソフィーの全裸を見てしまったぞ、前だけ。
ティグルは呆然としていましたが、ソフィーはティグルに見られても気にしません。
ルーニエを捕まえようとして転びそうになり、ティグルに抱きとめられました。
全裸のソフィーと抱き合う状態でエレンに見つかってしまい冷たい視線を浴びましたね。
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ティグルにはモテ期が来ているようですね。
彼の従える隊の中で密かな賭け事が成立しそうです。
ティグルがティッタとリムのどちらを選ぶかと賭けの対象になっているようです。
身代金の支払い期限を過ぎてしまったのでティグルの所有権はエレンのものなので、現実的にはどちらも選びようが無いんだけどね。
ティグルがどちらを愛しているかは分からないんだよね。
意外と気が多い感じですからね。
まあ彼の周りに現れる女の子は美人ばかりなので目移りするのも分かるが特定の誰かとはまだ言えない感じだね。
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ティグルの率いるジスタートとブリューニュ連合軍に名称が付きました。
銀の流星軍です。
名づけたのはエレンでした、うーん彼女らしい名前ですね。
リムは恥ずかしいのか、名称を呼べませんよ。
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ティグルはエレンたちジスタート軍をブリューニュに引き入れたと云われ反逆罪になりました。
反逆者ティグルを討伐する為に王国一の騎士と名高いナヴァール騎士団のロランが派遣されました。
ナヴァール騎士団は西方の国防を担っているらしく、頻繁に小競り合いに出兵しているので強かったです。
練度が高かったですね。
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初戦では銀の流星軍は負けてしまいました。
瓦解するピンチにマスハス卿の騎士団が参戦して救われました。
この闘いでエレンとロランが対戦しましたが、ロランは強かったですね。
エレンが負けかけました。
そこへティグルが救出にやって来ました。
ティグルはロランの馬を射殺してロランの足を奪い敗走しました。
矢を射掛けるときにロランと交錯して斬られてしまいました。
ティグルは負傷してしまい意識不明になりました。
逃げるエレンとティグルを救ったのは、ソフィーでした。
彼女の竜技で光の壁を作りロランの進軍を阻もうとしましたが、ロランの奴は竜技を斬りましたよ。
ソフィーも愕然としていましたが、光の粒で姿を隠す竜技で逃げました。
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ロランの使う宝剣デュランダルも正体不明の剣ですね。
アリファールの斬り込みを防ぐし、ソフィーの竜技を斬りましたね。
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負傷したティグルを下がらせてエレンとソフィーでロランの相手をする事にして二回戦が始まりました。
エレンとソフィーはロラン対策をするので、リムとマスハスで銀の流星軍の指揮を取りました。
マスハス卿の参謀ぶりは凄かったですね、敵の狙いを的確によみ切り有利に戦況を運んでいました。
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ロランとエレン、ソフィーの二回戦でエレンは人間相手に竜技を放ちました。
エレンの中では人間相手に強力過ぎる竜技は使わないと決めていたようですが、ロランを相手に勝つにはこれしかないと決心したようでした。
しかしですね、エレンの竜技もロランは凌いでしまいました。
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後方で意識不明で眠っていたティグルは目を覚ますと、黒い弓の声を聞きました。
弓が語りかけてくるので弓の示す方向に行ってみる事にしました。
ティッタもティグルに付いてきました。
重傷のティグルを1人にしておけなかったんだろうね。
2人は不思議な神殿に入っていきました。
そこにティル=ナ=ファという女神が祭られていました。
どうやらティグルを呼んだのは彼女の声だったようですね。
彼女はティッタに憑依して黒い弓でティッタを撃てば力を与えると言って来ました。
ティグルは絶妙な力加減でティッタを撃ちましたが彼女に矢が刺さる前に矢は霧散しました。
女神は一応満足したようでティグルに力を与えてくれました。
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少しだけ不思議パワーに覚醒したティグルはエレンとソフィーを助けに行きました。
ロランとティグルは一騎打ちをしました。
ティグルの放った不思議パワーを持つ矢をロランのデュランダルは打ち落としましたが彼の腕は動かなくなりました。
ティグルの民を守る為に戦っているとの発言にロランの心に迷いが生じて負けを認める事にしたようです。
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降伏後、ロランとティグルは会談を持ち、ティグルのテナルディエ公爵の領地に向かうという話を聞いてロランが待ったと掛けました。
ロランは王都に戻り国王に謁見してティグルの潔白を訴えると言い始めました。
ティグルやマスハスは王都はテナルディエやガヌロンに支配されていて危険だと止めたんだけどね。
ロランはティグルにデュランダルを預けて王都に向かう事になりました。
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王都に向かったロランはガヌロンの罠に嵌ってしまい殺されてしまいました。
控え室で待たされている時にドアを塞がれ脱出できない状態にされ、部屋に数百匹の蜂を放たれました。
可哀想にロランは全身を蜂に刺されて死んでしまいました。
彼が凄かったのは、立ったまま死んでいた事ですね。
ロランを処刑した事を聞いてテナルディエ公爵は激怒していました。
彼はティグルの討伐が終わったらロランを西方の守りに戻すつもりだったのね。
ガヌロンは別な考えがあるようで、失敗したロランを処刑してしまいました。
うーんガヌロン公爵も他国が攻め込んで来ては困るだろうに、自分の領地が西方に無いのかな?
自分の領地以外はどうでも良いと考えるのは為政者としては間違ってねーかな?
それともテナルディエ公爵を困らせたかったのかな?
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ロランが帰るの待っている間、エレンにも変化が起こりました。
彼女の友人であり戦姫であるサーシャ=アレクサンドラから書状が届きました。
彼女の領地に別の戦姫が攻め込んだようです。
サーシャは病床で戦う力は無いのですが、彼女の竜具は彼女の元を離れないので戦姫を辞める事が出来ません。
エレンとサーシャはどちらかに危機が訪れたときに、すべてをなげうって駆けつけるとの誓いを交わしていました。
エレンはその誓いを守る為に、ジスタートに戻る決心をしました。
ティグルの元を離れるのは戦力ダウンになるので言い出し難そうでした。
ティグルはエレンを送り出しました。
別れのときのリムの態度が気になるね、彼女はティグルの手を力一杯握り締めてなかなか離そうとしなかったぞ。
あれーリムはティグルを好きに成り始めてないかな?
この2人がくっ付く展開もありそうだね。
ティグルに心酔しているルーリック以下、千名ほどのジスタート軍がティグルの元に残る事になりました。
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エレンが居ないときに敵国ムオジネル軍二万が攻めてきたとの報が入りました。
どうするんだろうね。
ティグルのことだから撃退に向かうのかな?戦力ダウンしているが大丈夫か?
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レーベル:MF文庫J
発行日:2011/12/31
著者:川口士
イラスト:よし☆ヲ
ISBN:978-4-8401-4339-4
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成分美少女ラッキースケベハーレム恋愛戦闘作戦
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