ラノベの感想) 魔弾の王と戦姫<ヴァナディース> 第5巻 (MF文庫J)

ティグルたち銀の流星軍はテナルディエ公爵の軍と戦う事になりました。
テナルディエ公爵は竜と五匹従えていました。
この竜に対してエレンとリュドミラが挑みました。
三匹の地竜はエレンとリュドミラが竜具を使い簡単に倒せましたが火竜と双頭竜は強敵でした。
この二匹は特殊な鎖で繋がれていて、その鎖には竜技を弾く効果がありました。
竜技が通用しないでピンチになりました。
リュドミラが火竜の吐く火炎で燃やされそうになった場面でエレンが身を呈してリュドミラを助けましたよ。
エレンは背中に火傷を負いました。
初戦は引き分けの形で終わりました。

ガヌロン公爵の領地が燃えました。
これは公爵がわざと燃やしたのですが、他勢力にはその意図までは分かりませんでした。
状況としてはテナルディエ公爵の軍と戦った際に負けてしまい、癇癪を起したガヌロンが町を焼いたとなっていました。
彼の思惑は別にありましたね。
ガヌロン公爵は色々とこの世界の秘密を知っているようなんですよね。
彼がロランを処刑したのは、ロランの使っていた宝剣デュランダルの使い手を殺す事が目的でした。
そしてティグルの持っている黒弓についても何かを知っているようですね。
黒弓とデュランダルは何か特殊な役割がある感じですね。
元々ガヌロン公爵は黒弓の所在を知りたくてブリューヌに潜伏していた感じです。
黒弓の所在と使い手が分かったので、もうブリューヌに居る意味はないと言っていました。
彼はヴァレンティナを頼りジスタートに落延びるようですね。
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ガヌロン公爵が焼き払った領地、アルテシウムには王家の証を立てる何かがありました。
レギン王女が王家の者である証を示す為にティグルたちはアルテシムにある聖窟宮に行くことになりました。
そこではテナルディエ公爵が待ち構えていました。
彼としてはレギンに身の証をたてられてしまうと反逆者になってしまうので止めるしか無かったからね。
洞窟内での戦闘になりました。
テナルディエ公爵は結構強かったですね。
エレンと対戦しましたが、彼女を圧倒していました。
テナルディエ公爵は側近のスティードを連れてきていました。
彼の剣技も素晴らしくティグルは斬られかけましたが、バートランが身を呈して助けてくれました。
このときに洞窟が崩落して落石があり、スティードは岩に潰されて死んでしまいました。
ティグルとバートランが洞窟内に取り残されてしまいました。
ティグルはバートランを看取る事になりました。
脱出したエレンとレギンは少数の手勢を連れてアルテシウムを目指しました。
埋まってしまった洞窟の真上に行って掘り起こす積りでしたが到着寸前に奇跡を目撃する事になりました。
バートランを失って自棄になったのかティグルが黒弓を射て洞窟の天井を射抜いたみたいですね。
地上に居た人々には黒い竜が天に昇ったように見えたみたいですね。
放心しているティグルとバートランの遺体を回収して銀の流星軍に戻りました。
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バートランを失い放心しているティグルを持ち直させたのはエレンでした。
彼女は容赦なくティグルに今後どうしたいかを尋ねました。
状況に流されるのではなくティグル自身がしたい事を決めろと言ってきました。
ティグルはテナルディエ公爵を討つ事を決めて二回戦が始まりました。
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二回戦はテナルディエ公爵に不利でしたね。
軍勢の数では優位を保っていいましたがそれを運用する人材がいませんでした。
テナルディエ公爵自身も述懐していましたが、聖窟宮でスティードを失ったのは大きかったですね。
彼が指揮をとっていた場合はマスハスとリムの率いる隊は負けたかも知れないね。
戦いはマスハスとリムの指揮した中央軍がテナルディエ軍の中央部隊を倒した事で銀の流星軍の勝利に傾きました。
公爵を逃がすつもりのないティグルはテナルディエ公爵の元に行き一騎打ちをする事になりました。
公爵の剣とティグルの弓での決闘になり、ティグルの矢が公爵の額を打ち抜きました。
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勝利した銀の流星軍はレギン王女を連れて王都に凱旋しました。
凱旋式の後に国王ファーロンと謁見しました。
ファーロンはティグルに「月光の騎士」の称号を贈りました。
宰相のボードワンだけは気が付いたのですが、この称号をかつて貰った者は王女を娶って王になったそうです。
名言してはいなかったですが、ファーロン王はレギンとティグルをくっつけてティグルを国王にしたかったようですね。
ファーロン王はガヌロン公爵に毒を盛られていたので、数日後に亡くなりました。
ブリューヌはレギン王女とエレンの共同統治を受ける事になりました。
ティグルはエレンについてライトメリッツに向かいました。
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ティグルに惚れている女の子が増えましたね。
レギン王女もその一人のようですね。
今回は野営している幕舎で寝こけている所をエレンに起されるイベントがありました。
殺気を感じるとティグルは飛び起きと自称していたのでエレンがティグルの上に跨り殺気を放ちました。
ティグルは飛び起きてエレンを組み敷いて胸を揉んでいましたね。
意識が覚醒していなかったとはいえ役得でしょう。
それとティグルを偵察していたヴァレンティナの胸を揉んでいましたよ。
これもティグルが寝ている所にヴァレンティナが転送されて来てティグルを観察している最中に起こりました。
ヴァレンティナの竜具は自身を別な場所へ転送する能力がありますね。
使い方次第では強力な竜具ですね。
彼女は周囲に対しては病弱と言っているみたいですが、あれは嘘のようですね。
彼女はガヌロン公爵に協力しているようですが、今後どのように動くか楽しみですね。
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ティグル争奪レースは今のところエレンが一歩リードしているね。
何しろティグルの所有権はエレンにあるからね。
レギンとエレンは三年間の相互不可侵条約を交わし、エレンが三年間ティグルをライトメリッツに連れ出す事になっています。
三年経過するとティグルはブリューヌに戻るみたいなのでレギンにも可能性は出てくるのかな?
エレンはリムとティグルがくっつくのは許可するとか言っていたので案外リムとくっつく可能性もあるのかな。
リュドミラは今のところ手出し出来ない状況なので待ち状態だね。
健気に尽くすティッタには可能性が無い感じですね、ティグルはティッタを妹の様に思っている感じがあるからね。
彼女の大逆転が起きるのか注目ですね。
まあ侍女と領主なので、この世界では難しそうですがね。
エレンはティグルをアスヴァールに遣わすようですね。
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レーベル:MF文庫J
発行日:2012/8/31
著者:川口士
イラスト:よし☆ヲ
ISBN:978-4-8401-4685-2
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成分美少女ラッキースケベハーレム恋愛戦闘作戦
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