Uefa Euro 2016 予選 GroupA 7節 オランダ vs アイスランド

前半
オランダが中盤をサイドチェンジなどを織り交ぜショートパスで突破してサイドからのクロスを狙ってきました。
何度か惜しいシュートがありましたがアイスランドのディフェンスラインが綺麗に揃っていてフリーにはなれていませんでした。
アイスランドは慎重に進めてきました。
ボールを奪うと前線の選手が縦に走り縦パスを使って後ろを開けない様に攻撃していました。
途中でボールを奪われても中盤で奪い返しに行くことはしませんでした。
ゴール前にディフェンスラインを二本作る事を優先していました。
ディフェンスラインを先に作られてしまうオランダはミドルシュートなども使いアイスランドをゴール前から引っ張り出そうとしていましたが、アイスランドは乗ってきませんでした。
オランダは攻め手が無くなり始めサイドからの突破を狙ってきましたがアイスランドの的確なカウンター攻撃を貰う事になってしまいました。
左サイドでの争いでオランダの選手が相手ともつれ合うように倒れてしまいましたが、立ち上がるときに相手の首の後ろに腕が当たってしまいましたね。
このプレーにレッドカードの判定が下されてしまいオランダは前半で退場者を出してしまいました。
他にもロッペンが故障してしまい交代する事になりました。
オランダは不味い展開になってしまいました。
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後半
オランダがボールを動かしアイスランドはカウンターを使っての攻撃をしてきました。
アイスランドは数的優位を生かしてディフェンスを崩されないようにしながら縦への速い攻撃をしてきました。
オランダは徐々に攻め込まれてしまいました。
オランダは引き分け狙いに切り替えたようで、フォワードのフンテラールを下げて後ろの選手を増やしました。
しかしアイスランドの的確な縦への攻撃が決まってしまい、裏目に出ましたね。
ペナルティーエリアに侵入してきたアイスランドの選手を倒してしまいＰＫを与えてしまいました。
シグルドゥソンが決めてアイスランドが先制しました。
その後はアイスランドはバランスを崩さないように試合を運んできました。
オランダはサイドからのクロスとミドルシュートで攻撃してきましたが不発に終わりました。
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総括
アイスランドが上手く戦った印象でした。
現在のグループ内での順位を生かしてきましたね、一位でアウェー戦だったので引き分けでも上出来と考えて試合に入ったのでしょう。
オランダは攻撃を繰り返しましたが中々得点出来ずに焦った感じですね。
前半でレッドカードを貰った事にロッペンの故障は想定外ですね。
振りになりつつある状況でＰＫを与えてしまい勝負ありでした。
アイスランドが素晴らしかったのは、数的優位になってからも当初の作戦を変えなかったことでしょうね。
無理に中盤でボールをとりに行きませんでした。
ボールを保持すると手数をかけない攻撃をしてきました。
後ろが残っていたのでオランダにカウンターを貰う危険は無かったですね。
これが良かったと思います。
これでアイスランドは勝ち点を18まで伸ばしましたね。
いよいよ予選突破の時がやって来たようですね。
アイスランドは強かったと思います。

時間	得点者	所属チーム	得点形式
51	G.シグルドソン	アイスランド	PK

Group A 7節	2015/09/03	陣形	前半	後半	合計
ホーム	オランダ	4,3,3	0	0	0
アウェイ	アイスランド	4,2,3,1	0	1	1