ラノベの感想) 魔弾の王と戦姫<ヴァナディース> (MF文庫J)
ブリューニュの王子様が初陣を飾る戦に参加したティグルは捕虜になってしまいました。
敵国、ジスタートの戦姫、エレオノーラ・ヴィルターリアに捕まってしまいました。
エレンは戦上手でしたね。
ブリューニュの用意した兵の十分の一の兵で勝ってしまいました。
エレンは少ない兵を二つに分けて夜営している本陣に突撃しました。
これで王子様が戦死してしまい、ブリューニュ軍は瓦解して潰走を始めました。
戦場から帰ろうとしているときにティグルに出会いました。
ティグルは途中から気絶して死体の下に埋もれていたようで助かりました。
彼は自分の率いて来た部下や味方の兵が逃げ帰る時間を稼ぐ為にエレンを討ち取ろうとしました。
ティグルは弓を使うようですね。
エレンに向かって遠方から矢を射掛けました。
しかしエレンは人間離れしてますね、ティグルの放った矢を剣で切り落したぞ。
矢が尽きたティグルはエレンの捕虜となりました。
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連れて行かれたジスタート内にあるエレンの公国、ライトメリッツで捕虜としての暮らしが始まりました。
エレンがティグルを捕虜にしたのは、彼の弓の腕に惚れたからでした。
エレンは滅多に捕虜を取らないらしく、エレンがティグルに惚れたと、兵士たちの間にやっかみが発生していましたね。
エレンは煩いまわりを黙らせる為にティグルの弓の腕を見せる事にしました。
ここでティグルに意地悪して粗悪な弓を渡してきた人がいました。
ティグルは粗悪な弓で的を射る事になりましたが、何度か射るうちに弓のクセを掴んだようですよ。
そこへエレンを狙う刺客が現れました。
高い城壁の上からエレンに向かいボウガンを放ちましたがエレンが風を操りこれを迎撃しました。
慌てたエレンの部下たちが刺客を捕獲に向かいますが遠すぎて逃がしそうでしたが、ティグルが弓で刺客の足を射抜いて動けなくしました。
あまりに遠距離の相手の足を射抜いたティグルの腕前に驚嘆していました。
この出来事でエレンの部下の中にティグルを崇拝する一派ができました。
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ティグルに意地悪をして粗悪な弓を渡した兵士、ルーリックはエレンに首を撥ねられるところでした。
しかしティグルが一度は許してやってくれと頼み彼は処刑を免れました。
これに感謝したみたいですね、以後ルーリックはティグルに尊敬の念を見せて親身に接してくれるようになりました。
ルーリックも弓の腕には自信があったようですがティグルの桁違いの腕前に惚れこんだようですね。
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捕虜になった貴族を使い身内に対して身代金を請求するのが基本のようですね。
エレンはティグルの身代金を請求する事にしました。
しかし額が高額すぎましたね。
ティグルの治めるアルサスの税収三年分を要求したようです。
それを聞いたティグルはまけてくれと言っていました。
彼は領主なのに妙なプライドは無いみたいですね。
それからエレンに部下として仕えないかと誘われました。
ブリューニュと同じ伯爵位で遇するとまで言われましたが、故郷のアルサスを捨てられないと断りました。
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戦場から帰還したマスハス卿がティグルの身代金を工面するために方々の貴族を回っていました。
マスハス卿は死んだティグルの父親との親交が厚かったようですよ、父親の死後、領主になったティグルにアドバイスをしていたようですね。
マスハス卿は人望はあるようですが、ブリュ-ニュ王国内では内乱の気配が高まっていました。
王子の戦死で国王は塞ぎ込んでしまい国政が疎かになっていました。
そこへ大貴族のテナルディエ公爵とガヌロン公爵が対立を深めているようです。
戦に備えて資金を蓄える必要が各貴族にはあるみたいで、ティグルの身代金は集まりませんでした。
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捕虜として生活していましたがエレンの公宮から出なければ行動の自由は認められていました。
ティグルは弓の訓練をしたりして自由に過ごしていました。
最初は脱走を考えていたようですが無理かもなと諦めていました。
ティグルの監視役はルーリックが引き受けていました。
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訓練の後に汗を流すために水浴びをしようと小さい井戸に向かいました。
ティグルは知らなかったのですが、そこは女性用でした。
水浴びしていた全裸のエレンと鉢合わせしましたね、ティグルの奴はばっちりエレンの裸を見たようだね。
なんて羨ましい展開なんだ。
しかも戦姫としての自負からエレンは悲鳴をあげて体を隠したりしなかったので数秒間はガンミでしたね。
エレンが水浴びを終えた後でティグルも水浴びを始めました。
そこへ、リムアリーシャがやって来ました。
リムはエレンの大きくなったものを見てしまったようですね。
悲鳴をあげていました。
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ティグルには他にもラッキースケベイベントが発生しましたよ。
弓以外の武器も仕えるのか試す事になりました。
エレンとリムが交互に武器を変えてティグルと模擬戦をしていました。
槍を使っている時にティグルがエレンに飛び掛りエレンを押し倒す事になりました。
そこでエレンのおっぱいを揉んでいましたね。
やはりエレンは悲鳴をあげたりしないな、流石に戦姫だね。
ティグルはリムに頭を殴られて折檻されていました、無断でおっぱいを揉んだ罰ですね。
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その後も、リムの目を盗んで市井を見物に行くエレンに同行するイベントがありました。
リムへの対策としてエレンは射的でティグルにヌイグルミを取らせていました。
リムはヌイグルミが好きなようですね。
エレンに連れられ、こっそりリムの部屋を覗いていました。
リムは貰ったヌイグルミを抱きしめていました、普段と余りに違う少女趣味に吃驚ですね。
エレンと共に部屋を覗いた事はリムにはまだばれていません、ばれたらかなり危険な事になりそうですね。
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呑気に過ごしていたのですが、テナルディア公爵がアルサスを襲撃するとの報がティグルにもたらされました。
ティグルの側近であるバートランが報せに来ました。
ティグルはアルサスに戻る為に脱走しようとしましたが、エレンに見つかってしまいました。
考えなしでアルサスに戻ろうとするティグルにご立腹の様子です。
エレンはティグルに考えろと言っているようでした。
エレンとしては部下として配下に入るとティグルが言ってくる事を期待したようですが、期待は裏切られました。
ティグルは厚かましくも兵士を貸してくれとエレンに願い出ました。
この申し出にはエレンも驚いて爆笑していました。
まあそうだよね、捕虜の分際で兵士を貸してくれは無いよな。
しかしエレンは気に入ったようですね、交渉を開始しました。
兵士を貸しても良いけどタダでは貸せない対価が必要だと言いはじめました。
アルサスを要求してきましたが、ライトメリッツと同じ統治をしてくれるのならば問題ないとティグルは即答しました。
このあたりにティグルの言い人ぶりが出ていますね。
領地よりも領民が大切なようですね。
エレンも納得の結果ですね。
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エレンもティグルと一緒にアルサスに向けて出陣しました。
テナルディエ公爵は息子のザイアンを指揮官にした軍を派遣して来ました。
部隊は二匹の竜も連れていました。
兵力ではザイアンの軍が勝っていましたが彼は戦下手だな、しかもかなりの臆病者ですね。
最初は守るものの居ないアルサスを蹂躙していましたが、ジスタート兵が現れると戦況が一変しました。
ザイアンの率いる部隊は押され始めました。
リムの別働隊が合流する事で配色濃厚となりました。
これはティグルの作戦に騙されたんだけどね。
けしかけた地竜をエレンに真っ二つにされては怯えるよね。
ティグルに一騎打ちを挑みましたが負けたよ、槍と盾を使うザイアンに対してティグルは弓で闘いました。
何度も盾の同じ位置に矢を打ち込み盾を貫通してザイアンの腕を打ち抜く事に成功しました。
負けたザイアンは飛竜に乗って逃げました。
逃げ切るかと思ったのですがティグルの使う黒い弓が不思議な力を発揮しました。
エレンの持っている竜具である銀閃が呼応して強力な一撃が放たれました。
飛竜を打ち抜きました、撃たれた飛竜はザイアンごと湖に墜落して沈んでしまいました。
ザイアン呆気ない最期だったね。
まあ、あいつはティッタにエロイ事しようとしたので当然の報いかな。
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ティグルはアルサスを守る事に成功しましたが、エレンの捕虜である事は変わりません。
しかもザイアンを倒す間に身代金の支払い期限は過ぎました。
あれ、エレンのものになるのかな?
ティッタはエレンの言ったティグルは私のものだを勘違いしている様子ですね。
決死の覚悟で私、負けませんとか言っていました。
戦勝の宴の席でエレンとティッタに色々と説明する事になりそうですね。
どうなるのかな?
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レーベル:MF文庫J
発行日:2011/4/30
著者:川口士
イラスト:よし☆ヲ
ISBN:978-4-8401-3857-4
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成分 | 美少女 | ラッキースケベ | ハーレム | 恋愛 | 戦闘 | 作戦 |
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