漫画の感想) ちはやふる 第1巻 (BE・LOVEコミックス)


概略:
綾瀬千早はかるたを通じて転校生の綿谷新と仲よくなります。それが面白くない真島太一は新にライバル心を示します。千早を間に挟んで新と太一は友達になり三人でかるた会に入会する事になります。このまま三人でかるたを続けていけると千早は考えていましたがバラバラになってしまうようです。三人で出る最初の大会が始まりました。

レーベル:講談社コミックビーラブ
発行日:2008/5/13
著者:末次由紀
ISBN:978-4-06-319239-1
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小学六年生の綾瀬千早は1歳年上の姉の事が大好きです。
姉の千歳がミスコンで入賞しました。
その結果が新聞に載るので早朝から配達されるのを家の前で待っていました。
配達にやってきたのは同じクラスの綿谷新君です。
このとき千早は新の事を認識してなかったようです。
新は福井からの転入性で方言を馬鹿にされてクラス内で静かにしていました。
担任教師もそれを認識しているようです。
彼をクラスに馴染ませようと考えたようですね。
新が百人一首を一気に暗記した事を発表しました。
それを聞いた千早は新が新聞配達をしていた事を思い出します。
思った事を直ぐに口にする千早はそれを大声で告げてしまいました。
先生から小学生はアルバイトしてはならないんですよ、と新は苦言を呈されてしまいます。
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新は配達する家の住所(配置かな?)を全て記憶していました。
千早のクラスメートの真島太一は千早が新の事を気に掛けていると気が付き対抗心を燃やします。
この頃から太一は千早が好きだったのかも知れません・・・新に意地悪してしまいます。
雨の日に新の事を水たまりの中に倒してしまいます。
千早は太一の事を咎めています。
新の味方をするならクラス内でハブにするぞと脅してきましたが千早は気にしません。
一緒に泥水に落ちた千早は新の住むアパートに向かいました。
正直な千早はボロイね、と感想を述べてしまいます。
慌てて思った事をズケズケ言い過ぎてしまう癖がある事を教えていました。
喋らない新に向かって、メモを取って馬鹿にしたりしないと告げます。
新は何で新聞の到着を待っていたのか聞いてきました。
千早は新が喋った事を嬉しく思っています。
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千早は姉の千歳がミスコンに出た事と、その記事が載るので新聞を待っていた事を教えました。
千歳が日本一になるのが自分の夢だと教えます。
新たは、自分のことでないと夢にしてはいけない、乗っかったらお姉さんが可哀想だ、と否定しました。
悔しくなった千早が新の夢を聞くと彼は百人一首を出しきて、やろうと言ってきました。
千早はまだすべての札を憶えていないのですが、遊びだからと思ってやってみる事にします。
驚きです、新のやるかるたは千早の認識しているかるたとは違いました・・・とても早かったです。
千早は一枚だけでも取ろうと知っている札を狙っていました。
千早は新よりも早く反応して一枚を取りました。
新は千早の早さに驚いたようです。
新はかるたで名人になるのが自分の夢だと語りました。
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新と太一が学校内で開催されるかるた大会に出場する事になりました。
太一が挑発したので新と千早がエキサイトします。
新が一枚も取らせないで優勝すると宣言してしまい白熱する事になりました。
この大会で新がかるたが得意だと周囲の児童に知れて彼への認識が変化します。
焦ったのは太一です。
このままでは新に負けてしまう可能性が高かったので姑息な手段に訴える事にしました。
新のめがねを隠してしまいます。
視力の弱い新は負けそうになってしまいます。
千早はめがねを探しに行きましたが太一が持っているので見つかる筈はありません。
千早は新と交代すると言い出しました。
千早にならば負けるはずがないと考えた太一はそれを認めてしまいます。
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千早は新に直感的にかるたの取り方を理解していると言われ、取り方を工夫しました。
上の句が読まれたら準備して、下の句が読まれたと同時に、正解札がありそうな辺りを全て払う事にしました。
その方法は競技かるたの取り方として問題無いとの判断が下ります。
千早が勝つ事になりました。
太一は観戦に来ていて彼の雄姿をビデオ撮影していた母親から叱られる事になりました。
太一の母親は勝利途上主義で勝てる勝負だけをヤレと太一に教えています。
千早も太一の母親の事が苦手なようです。
ミセス・プレッシャーってあだ名をつけています。
千早は太一に悪いことしたなーと感じています。
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千早、新、太一は敢闘賞の賞状を貰う事になりました。
千早は初めて賞状を貰ったので喜んでいました。
家に帰って母親と姉に自慢しようとしたのですが不運です。
その日は姉の事をスカウトしようと考えている芸能事務所の人が来ていました。
その対応をしている母親と姉は千早の相手をしてくれませんでした。
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千早はめがねが無い新を家まで送って行っています。
図書室の整理をしてから新を家に送る事になりました。
教室で待っている新を迎えに行くと彼は教室内でかるたの練習をしていました。
千早は新のめがねをカラスが取っていった可能性があると言い出し裏山に探しに行きました。
太一は新にめがねを返す事にしました。
最初は廊下で拾ったと嘘を吐こうとしたようですが、自分が取ったと正直に告白しました。
これに対して新は卑怯な奴だと正直過ぎる感想を述べています。
太一が千早には言わないで、嫌われたくないんだ、と告げると新は理解を示しました。
ここですね、太一と新が仲良くなったのは。
二人で千早の事を迎えに行く事になりました。
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太一がインターネットを使い近所に「白波かるた会」というかるた会が存在する事を調べました。
三人で行ってみる事になります。
ここで主催者の原田先生と出会う事になりました。
白波かるた会のメンバーである同年代の子を紹介されました。
木梨浩くんと言うのですが千早は「ヒョロくん?」と呼んでしまいます。
ヒョロくんが定着してしまいました。
ヒョロくんが千早と新を挑発したので新が源平戦をしようと提案します。
新が作戦を考えて源平戦を戦う事になりました。
新は千早と太一の事を信用していませんでした。
二人に割り当てた札まで自分が取りに来ていました。
おかしな戦いとなり千早は新よりも早くとる事に固執する事になりました。
可哀想なヒョロくんは大負けしてしまいました。
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月謝が無料と聞いた新は白波かるた会に入会する事を決めました。
千早と太一も入会する事になったようです。
千早は三人でかるたを続けていけると思っていました。
小学生が出られる最後の大会に向けて三人は特訓を開始します。
しかし彼女の希望は叶いませんでした。
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太一はかるた会の練習に参加しながら有名中学を受験する為に塾通いも行っていました。
努力の甲斐があり太一は有名中学に合格しました。
当然ですがその有名中学に通う事になります。
問題となったのは片道1時間半かけて通学する事でした。
これではかるた会に来られません。
太一はかるたを辞めると言っています。
まあ妥当な判断だとは思うんだよ。
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新の家でも問題が発生していました。
彼の祖父が病気で倒れてしまい小学校を卒業したら福井に帰る事になったそうです。
新はもういっしょにかるたは出来ないと悲しそうに教えてくれました。
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一人になってしまうと考えた千早は二人から離れます。
借りていたかるたを返しに原田先生が経営している病院を訪れます。
原田先生は太一が合格した有名中学は総理大臣が何人も出ている名門で、かるたの練習をしながら合格できるような学校じゃない事を教えてくれました。
新の祖父がかるたの永世名人で凄い人なんだ、新は祖父からかるたを教えて貰いあれほど強くなったんだ。
そんなおじいさんが病気になったらどれほど心配だろう?と諭します。
最後に千早がやめたら寂しいと言っていました。
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帰宅すると千早の留守中に太一と新がやってきた事を知らされます。
二人は「チームちはちやふる」と書かれたTシャツを持ってきてくれました。
千早は大会に参加する事を決めたようです。
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大会当日、試合時間になっても千早はやって来ませんでした。
運悪く新は風邪を引いてしまい38度の熱があります。
それでも新ならば勝てるだろうと太一は考えていましたが対戦相手は強敵でした。
全国大会で準優勝した子だそうです。
千早の対戦相手がその子ですね。
千早は試合開始時間ギリギリでやって来ました。
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千早は新と太一に怒りをぶつけます。
二人で千早を置いてきぼりにした事を怒っています。
太一と新が進路を決めた事について不満をぶつけているようですね。
こんなにさびしいのはあたしだけじゃないよねえ?と彼女の心境を吐露しています。
太一と新も同じように寂しさを感じている様でした。
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試合が始まり千早は前半はまったく取れませんでした。
普段から千早と対戦しているヒョロくんが千早は後半に強い事を教えてくれます。
ヒョロくんは千早はヤマを張って取りに行っていると思っているようですが原田先生には千早には常人では捉えきれない音の違いが聞こえてると分かっているようです。
千早たちは勝てるのでしょうか?
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成分美少女友情ライバルかるた愛恋愛
評価AAAAAAC
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