漫画の感想) ちはやふる 第7巻 (BE LOVE KC)
概略:
千早は駒野先生の個人教授を抜け出して太一の応援に向かいました。太一は新と再会を果たします。新は太一がA級として参加していると思っていたそうです。やってきた千早は新と再会して彼がかるたに戻ってきた事を喜んでいました。かなちゃんに連行されて千早は駒野先生の個人教授を受ける事になります。その甲斐あって千早は赤点を回避しました。いよいよ東日本予選が始まりました。
レーベル:講談社コミックビーラブ
発行日:2009/12/11
著者:末次由紀
ISBN:978-4-06-319276-6
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千早は駒野先生(机君)の個人授業を抜け出して太一の応援に向かいます。
焦っている千早は反対方向の列車に乗ってしまいました。
太一は会場で新と再会する事になりました。
原田先生と新が所属している南雲会の栗山先生はライバルで友人でした。
二人はガシット抱き合い旧交を温めていました。
新は太一がA級として出場すると思っていたと言ってしまいます。
これを聞いた太一は動揺したようですね。
新は必要ならば千早に教えてと自分の携帯番号を渡してきました。
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会場に到着した千早は太一を発見します。
三回戦で負けたと聞いてガッカリしていました。
太一は新が来ている事を教えました。
千早は新と広史さん(白波会の先輩)の試合を見る事になります。
千早は新が帰ってきた事を喜んでいました。
新は広史さんに負けてしまいました。
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千早は新に正面に座って貰い詩暢ちゃんの印象を再確認しようとしたようです。
新に、戦う前からそんな怖い顔をしているんか?と言われてしまいました。
千早は部員を代表して太一の応援に来ていたかなちゃんに見つかり学校に連行される事になります。
太一は新に自分で千早に携帯番号を伝えろと言っています。
新は離れているので太一と千早が付き合っていたとしても分からないと言っています。
太一はないないと否定していました。
新に向かって意外と色々考えているんだな、と言っています。
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学校に戻った千早は駒野先生に謝り勉強を教えて貰ったようです。
駒野先生が太一が成績を落としていない事を教えてくれました。
太一は学年1位から落ちたらかるたを辞めさせられるそうですよ。
駒野先生に、やりたい事を思いっきりやるには、やりたくない事も思いっきりやらなきゃいけないんだ、と諭されます。
これが効いたようですね千早は勉強を頑張ったようです。
そのお陰で定期テストで赤点を取らずに済みました。
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原田先生はB級準優勝を2回した太一をA級に昇級させようとしました。
悔しさには鮮度がありそれは短いと判断したからでした。
ときどきは報われる事が無いと続けていけないと考えたようです。
しかし太一は原田先生の発言を笑い飛ばしています。
太一はA級になるよりも、逃げないやつになりたい、と言っていました。
これを聞いた原田先生は太一の強さに感動したようですよ。
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定期試験が終わり千早たちは練習を再開しまいた。
太一は札を見ないで読主を務めていました。
かなちゃん、肉まん君、机君は太一の凄さに瞠目していました。
しかし肉まん君は太一の行った暗唱を長所で短所だ、と言っています。
札を憶えすぎる、恥ずかしがって素振りをしない、それでは札と自分との距離感が叩き込めない。
かるたは頭と身体両方いるんだ、と言っています。
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名人とクイーンへの挑戦者を決める東日本予選大会が始まりました。
かなちゃんは千早の為に新しい袴を用意してきましたが原田先生に断られてしまいます。
原田先生はかなちゃんの事をおでこちゃんと呼んでいます。
会場はエアコンも換気扇も使用しないので暑いそうです。
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千早は集中力を高めていました。
太一は良い感じだと感心していたのですが須藤君の登場で集中力が霧散してしまいました。
彼は千早の事をクイーンに20枚差で負けた人がいると揶揄います。
受験を控えた須藤君が予選会に出場している事が千早には意外だったようですね。
須藤君は国公立第一志望なんだそうですよ。
彼がかるたの高校選手権で優勝か準優勝すれば有名私立大学に行ける事を教えてくれました。
クイーンになっても推薦で良い大学に行けるそうです。
千早が余計な知識を仕入れる事になりました。
須藤君が若宮詩暢に勝つ事は出来ないよ、と挑発してきたので千早は自分は須藤君に勝ったぞと言ってしまいます。
怒った須藤君が、今日早く敗退したほうがボーズな、と挑発してきて千早は乗ってしまいました。
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千早の一回戦の相手は立川梨理華と云う小学生でした。
若宮詩暢の再来と期待され、天才梨理華と呼ばれる有名人だそうです。
梨理華の母親が応援に来ていて千早はちょっと羨ましく思っていますね。
彼女の両親は一回だけ応援に来てくれた事があるだけのようです。
千早は梨理華の可愛さにドキドキしていますね。
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梨理華のかるたは感じの良さを前面にだした早いかるたでした。
最初は梨理華に連取されますが千早は読主の読みに呼吸を合わせて取る事を心がけていました。
梨理華は早い取りを繰り返してペースを掴もうとしていたようです。
しかしお手つきをしていました。
千早は梨理華が狙っていない札を確実に取り彼女に付いて行っています。
試合開始前、観戦者は梨理華が勝つと思っていたようですが千早が差を付けさせないので会場の雰囲気が変わります。
一回戦が不戦勝だった原田先生は会場の外から観戦していました。
千早に向かって早く取っても良いとサインを送ります。
千早は半信半疑ながらも早い取りを始めました。
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千早が早い取りを始めると形勢が逆転しました。
千早は梨理華よりも早いようですね。
千早が梨理華に勝利する事になりました。
二人とも泣きそうになっています。
千早との試合で感じるモノがあったのか梨理華が千早の掌にラッキーマークを描いてくれます。
「がんばって!」と応援をしてくれました。
負けた梨理華に対して観戦者から若宮詩暢ほどの才能じゃないね、と心無い声が聞こえてきます。
千早は「チョコレート」と大声で叫んで梨理華を守っていました。
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原田先生が広史さんに千早に早く取るのをやめなさいと言った理由を教えています。
原田先生は千早にたくさんの武器をあげたいんだそうです。
感じだけではなく、流れの読み、呼吸、正確さ、多くの武器を与えたいそうです。
かるたで一番大事なのは才能だそうです。
それにもレベル差があり、一つだけではダメなんだそうです。
沢山の武器が無いとクイーンや名人のよな天才に潰されてしまうそうです。
梨理華に勝った事で千早に注目が集まる事になります。
白波会の原田先生の秘蔵っ子で、北央の須藤君に勝ったらしい、今年のダークホースか?と言われています。
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新に千早が一回戦を突破した事をメールしようとして外に出た太一は栗饅頭を配っている人に出会います。
その人は太一にA級選手か聞いてきました。
太一が応援に来ているだけだ、と答えると、じゃあ上げないと言っています。
周囲に居るA級選手に栗饅頭を配ってますね。
原田先生にも渡そうとして断られています。
原田先生がその人物の事を周防君と呼んだので彼の正体が判明しました。
饅頭を配り歩いていたのは周防久志名人でした。
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原田先生が何故大会に出ないのか聞くと、強い人としか戦いたくないんです、と答えました。
千早もその発言を聞いてしまったようですね。
周防名人が来ていると知った運営委員が走ってきます。
彼らは周防名人にかるた協会の運営に協力しろと言っています。
周防名人は捕まりたくないようですね、全力疾走で逃げ出しました。
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彼の発言を聞いた原田先生が憤りを示しています。
周防名人は大学でかるたを始めて3年で名人になり3連覇しているそうです。
原田先生は、悔しいじゃないか、今年こそ私が挑戦者になる!と意気込んでいます。
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千早の二回戦の相手が山本由美さんに決まりました。
彼女は前クイーンです。
千早は原田先生に対策を相談したかったようですが、先生も次の試合が迫っているので相談は出来なかったようです。
千早ちゃん運ないなーじゃあねー、と言って次の試合に向かってしまったようです。
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新の出ている西日本予選でも異変が起こっていました。
新の兄弟子の村尾さんが早々に負けてしまったそうです。
村尾さんは2年前に周防名人に挑戦したそうですが、そこで何かがあったようです。
村尾さんは周防名人には勝てないと諦めてしまったようですね。
新は哀しくなっているようですが、二回戦に向かうようです。
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千早は山本由美さんの札の配置を見て、ついてる、と思っています。
由美さんは詩暢ちゃんに負けて色々と諦めてしまったようです。
大会に出ていますが無気力状態になっているようですよ。
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肉まん君は一回戦で須藤君に20枚差で負けたそうです。
そこで須藤君のドSぶりに当てられて意気消沈したようですね、地面を歩くアリの数を数えています。
太一は肉まん君に山田由里さんの特徴を聞こうとしています。
肉まん君は山本由美、ユーミンだ!と太一の間違いを指摘しました。
肉まん君がユーミンの特徴を教えようとしていると彼の師匠がやって来ました。
白波会のやつらとくっちゃべっているな、かなちゃんも駒野君も、こっち来い。
ユーミンの応援をしろ!クイーン位を奪還する姿を見てろ!と言っています。
彼は原田先生とは仲が悪いようですよ。
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予選会の会場から逃げ出した周防名人は詩暢ちゃん家に電話を掛けています。
周防名人は声が小さいようですね。
彼からの電話だと分かった途端に詩暢ちゃんは電話を切ってしまうぞ。
再度電話してきた周防名人との会話が始まりました。
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何をしていたのか聞かれた詩暢ちゃんはアイスを食べていた事を教えています。
アイスが解けてしまうので切りたいと言ってるぞ、容赦ないな。
周防名人は東日本予選を見に行った事を教えています。
自分と戦う為に頑張っている挑戦者たちの姿を見ないとテンションが上がらないそうですよ。
強い人としか戦いたくないと言っていた周防名人が詩暢ちゃんとは戦いたいと思っていると告げています。
詩暢ちゃんが名人戦の次の日に開催される高松宮賜杯に出れば対戦できると教えると、大声で拒絶しています。
詩暢ちゃんと当たるまでに何戦も無意味な戦いをしたく無いそうですよ。
詩暢ちゃんは電話を切りました。
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詩暢ちゃんはスノー丸のアイスを食べて景品を当てたいようです。
一生懸命に応募はがきを書いています。
ポストに投函してお祈りをしています。
詩暢ちゃんが対戦したい相手として頭に浮かんだのは新のようですね。
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千早と対戦中のユーミンは予選を勝ち抜いても最後に待っているのは若宮詩暢だ。
彼女には勝てないと思っています。
対戦中のユーミンの諦めてしまった表情を見た千早は、あきらめてしまった人に一枚も取られたくない、と思っています。
千早はユーミンに勝てるのでしょうか?
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成分 | 美少女 | 友情 | ライバル | かるた愛 | 恋愛 |
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