漫画の感想) ちはやふる 第20巻 (BE・LOVEコミックス)


概略:
千早と太一の決勝戦は接戦となります。対戦中に千早は相手が太一じゃないみたいに感じています。菫は千早が太一の事を見ている事に気が付きました。それが恋や愛ではないことまで分かってしまい泣いています。試合を見ている新はなんで千早と対戦しているのが自分じゃないんだと思っています。吉野会大会は接戦を制した千早が優勝する事になりました。太一は悔しさを噛みしめているようです。

レーベル:講談社コミックビーラブ
発行日:2013/3/13
著者:末次由紀
ISBN:978-4-06-380379-2
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太一が千早の取り難いように札を並べてきたので千早は苦戦していました。
千早は対戦しているのが太一では無いように感じています。
桜沢先生のアドバイスを思い出した千早は姿勢を保とうとして目線を上げます。
彼女の視界に入ったのは太一でした。
ここで千早は対戦相手が太一だと思い出したようです。
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菫ちゃんは千早が太一の事を見ていると理解します。
恋や愛では無いようです。
それが理解できた菫は泣いていますね。
太一の想いが届かないと分かり哀しくなったのでしょうか?
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二人の対戦を見ている新は千早と対戦しているのが何故自分じゃないんだ?と思っています。
接戦となりましたが千早が勝ちました。
勝利した千早の元に母親が応援に駆けつけてきました。
大会中に千早は母親にメールを送っていました。
試合は思いっきりやれたの?と聞かれた千早は泣き出してしまいます?
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千早は母親に修学旅行に行きたいと泣きながら言っています。
高校の先生になりたいの、修学旅行行ったことないんじゃ困るの、と泣いています。
クイーンにもなりたいけど、宮内先生(女帝)とか桜沢先生みたいな顧問の先生になりたいの、と言っています。
買ってもらった袴での初めての試合だったので勝ちたかった。
太一と頑張った、思いっきりやれた、と泣いています。
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太一はトイレで一人悔しさを噛みしめているようです。
そこに新がやって来ました。
千早と戦えなかった新はよく分からない気持ちに囚われています。
太一に向かって、これまで思っていた事を語ります。
千早はずっと太一のものだと思っていた。
子供の頃から傍にいるのは太一だから。
太一はなに言ってんだよ、バーカと誤魔化しています。
心の中で、二人のものだと思ってる、と言っています。
これは口に出すべきだったかも知れないね。
新は、千早は別に誰のものでもないよな、と言ってしまいました。
新はこの発言を後々後悔する事になります。
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千早はクイーン戦予選を欠場して修学旅行に向かいました。
クイーン戦は来年もある、みちるちゃんと思い出作るんだ、と嬉しそうに話しています。
問題が発生したのは新幹線で移動中の時でした。
太一と同じクラスの机君が太一が風邪で休んだ事を教えてくれます。
先生に熱が出たと連絡があったと言っています。
千早は信じたようですが、机君は太一が修学旅行をサボって名人戦予選に出ていると予想します。
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京都に到着してからも千早は太一が心配で彼に電話を掛け続けていました。
やっと繋がっると太一は39度の熱があると言っています。
千早はそれを信じて電話を切りました。
肉まん君が運営を手伝っている翠北会の先輩に確認すると太一が東日本予選にエントリーしている事が判明しました。
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白波会の練習に参加している菫は落ち込んでいました。
彼女は太一の視界に入る為にかるたを頑張っていました。
しかし吉野会大会で太一と千早の真剣勝負を見てあのレベルの試合ができるようにならないと視界に入れないと痛感したようです。
自分には無理だと思い落ち込んでいました。
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白波会に予選に向け気合が入りまくっている原田先生がやって来ました。
予選に備えて白波会の練習に来れないと言って来た坪口さんを非難しています。
原田先生は練習相手に筑波君を指名しています。
筑波君は嫌そうにしていますね。
そこに太一がやってきました。
菫や原田先生は驚いています・・・修学旅行にいったんじゃないの?
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太一は朝体調が悪かったから休んだ、今は治ったから練習に来たと言っています。
練習に来たと聞いて原田先生は驚いています。
太一が修学旅行を休んでまで名人戦予選に出たいと思っていると理解したようです。
原田先生は太一の本気に嬉しくなっているようです。
原田先生は太一と練習する事になりました。
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京都の修学旅行を満喫中のかなちゃんは太一が修学旅行をサボって東日本予選に出ようとしている事を聞いて泣き崩れています。
かなちゃんは修学旅行中に太一と千早が進展する事を望んでいました。
それが太一がサボッた事により瓦解してしまいまいた。
千早が自分も東京に戻ると言い出しますが机君に止められます。
机君は同じクラスなので太一の気持ちが分かると言っています。
太一の志望は医学部です、来年の今頃は部活どころじゃなくなる。
医学部に入ったらかるたどころじゃなくなる。
今しかかるたを思いっきりやれる時間は無いんだ、と教えてくれました。
それを聞いた千早は太一の気持ちを考え続ける事になります。
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新は調子を崩していました。
吉野会大会で太一に言った、千早は誰のものでもないよな、って言葉が引っ掛かっていました。
祖父が死んだときも、かるたが取れなくなっていたときも、三人でかるたをしていた時間は宝物だったのに、なんであんな事を言ってしまったんだ、と考えています。
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家に帰ると由宇ちゃんが玄関の前で待っていました。
彼女は明日の予選の景気づけにカツ丼とカツカレーを一緒に盛ったどんぶりを差し入れてくれます。
由宇は新が暗い顔をしているのを心配していました。
新が勝ったら高校でかるた部に入ってくれる子も現れるんじゃないか、と励ましてくれます。
新が勝ったら自分がかるた部に入ってあげても良いよ、と言っています。
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新はそんなちっぽけなご褒美はいらない。
名人になるのはじいちゃんとの約束で、何もご褒美が無くても俺の夢だ、由宇が一番よく知ってるだろ、と言っています。
この自分で言った一言で新は自分を取り戻したようです。
由宇は「由宇がいちばんよく知ってるやろ」と言われて嬉しいようです。
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予選会当日に詩暢ちゃんの家に周防名人がやって来ました。
スノー丸どら焼きを差し出し、今年はテンション上げにいきませんか、と誘ってきます。
詩暢ちゃんは周防名人のサイドカーに乗せて貰い西日本予選の会場に向かいました。
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修学旅行2日目の千早は机君の言った、太一がかるたを思いっきりやれるのは今だけ、って言葉を考え続けていました。
太一が真剣に名人を目指していたなんて知らなかった、と感激しているようです。
同じころ東日本予選の会場に入る原田先生も太一が真剣に名人を目指しているなんて、と感激していました。
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東日本予選の会場で須藤君が出場を取り下げようとしていました。
これは吉野会大会で太一との賭けに負けたからです。
ヒョロ君や持田先生が必死に止めています。
見かねた太一が出場してくださいと言っています。
須藤君は賭けで借りは作らない主義だと反論しています。
太一は自分と当たったら譲ってください、と言います。
須藤君は出場する事を決めました、これが結果を大きき左右する事になります。
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桜沢先生も現役復帰し、東日本予選に出場する事になりました。
エロムは近くで桜沢先生の雄姿(おっぱいね)を見たくて受験生なのに参戦しています。
理音は修学旅行の為に千早が参戦しないと聞かされてガッカリしていました。
予選会の会場に太一の母親がやって来てしまいます。
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西日本の会場で東日本予選の参加者表に太一の名前がある事を知った新が驚いています。
新は太一が真剣に名人を目指していると考え驚いています。
そこに詩暢ちゃんが現れて真下会長に文句を言っています。
彼が詩暢ちゃんの住所を周防名人に教えたようですね。
真下会長が周防名人のペースに乗せられたね、と言うと、詩暢ちゃんはサイドカーに乗ってみたかっただけ、と言おうとして止めています。
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周防名人は真下会長に今年大学を卒業できそうだと教えています。
真下会長は凄く喜んでいますよ。
周防名人は今年5連覇して引退します、と引退宣言をしました。
運営の人たちは喜んでいますが、選手たちは、調子に乗りやがって勝ち逃げなんかさせるか、と闘志を燃やしています。
今年の西日本予選の読手はキョコタンです、周防名人は大喜びしています。
雑音の中でも彼女の声を拾える周防名人に詩暢ちゃんは呆れています。
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周防名人が新の事をお友達?と聞いてきました。
詩暢ちゃんは邪魔な河と答えています。
詩暢ちゃんも新のかるたに千早と似たような感覚、水の中に居るような感覚を抱いているようです。
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勝ち進んでいる新の元に周防名人が差し入れに来ました。
新に向かって、君はいつか名人になるね、でもそれは次じゃない。
君を見ててもテンション上がらない、と言って立ち去りました。
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予選会に出場している太一を見つけた母親は激怒しています。
太一は母親に頼んで病欠にして貰ったようです。
勉強すると嘘を吐いて修学旅行をサボったようですよ。
菫と筑波君は彼女が太一の母親だと気が付きます。
菫は大チャンスと思い彼女にゴマすりを開始します。
試合が終わったら電話で知らせる約束を取り付けました。
菫は太一の母親に気に入られて太一との結婚を狙う事にしました。
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千早は太一と新の予選結果を気にしています。
修学旅行をまるで楽しんでいない千早を見て、みちるちゃんが切れました。
私はちーちゃんと修学旅行に来たのに、なんでここにいないの、と怒っています。
千早はみちるちゃんの思いに気が付き泣いて謝っています。
千早は修学旅行を楽しむ事にしました。
みちるちゃんが千早の為に用意したプランを満喫する事になります。
平安衣装を着て楽しそうにしています。
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太一の母親に連絡を入れようとしていた菫は疲れて倒れ込むように休息に入る原田先生を見ます。
ヒョロ君が負けた相手に勝った太一は、ヒョロ君に、お前強いのに、あんなのに負けてんじゃねーよと伝えます。
二人の真剣さに気が付いた菫は太一の母親への報告を辞める事にしました。
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菫が、会場に戻ってきた太一の母親を止めています。
太一の母親は太一を連れ帰ろうとしているようですね。
筑波君が会場の外に出ようとしている太一を止めています、ナイスな判断ですね。
かるたの名人など、何にもならないのは分かっているでしょ、今だけの遊びに、こんな、とかるたの事を罵っています。
菫は、一生やるかもしれないじゃないですか、先輩は自分になりたくてがんばってるんです、と叫びます。
太一の母親は爆発寸前でしたが、かるた大会の会場でかるたを罵倒した事で周囲の反感を買った事を悟り逃げ帰りました。
太一は菫の叫びを聞いていたような?
これで太一の菫への評価が変わるでしょうか?
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太一は3回戦に進出する事になります。
相手はK大の小石川くんという勢いのある選手です。
太一は勝てるでしょうか?
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成分美少女友情ライバルかるた愛恋愛
評価AAAAAAAAAAAABBB
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