漫画の感想) ちはやふる 第14巻 (BE LOVE KC)
概略:
瑞沢高校と明石第一女子高校の準決勝は2勝2敗で机君の対戦が運命戦に突入します。机君が運命戦のジンクスを利用して勝利しました。瑞沢高校が富士崎と決勝戦を戦う事になりました。机君が運命戦にジンクスがある事までたどり着いていた事に肉まん君は驚いています。机君はやっと富士崎との試合だと平然としています。机君は富士崎がメンバーを一人入れ替えてくると予想します。
レーベル:講談社コミックビーラブ
発行日:2011/9/13
著者:末次由紀
ISBN:978-4-06-380324-2
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詩暢ちゃんは制服が乾くまで反省文を書かされている新の近くに居ますね。
暇なようです、かるたの札を数えていました。
藤岡西の遅れていたメンバーがやって来ましたよ。
クイーンである詩暢ちゃんが一緒に居るのを見て驚いています。
田尻君は詩暢ちゃんが激ヤセしている事に驚いています。
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顧問の先生が京都の代表校が瑞沢高校に負けた事を教えてくれました。
瑞沢高校が勝ち進んでいると知り新が喜んでいます。
詩暢ちゃんが暇つぶしにかるたをしようと誘ってきました。
新は今日は団体戦の日だと言って断っています。
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瑞沢高校と明石第一女子高校の対戦は2勝2敗で机君の対戦が運命戦に突入しました。
千早は恵夢に負けてしまいました。
負けた千早は、悔しくても礼を大切にしなさい、という原田先生の教えを思い出していました。
机君は自分の対戦に全てが掛かる運命戦を前に緊張をほぐそうとしています。
机君は自分のデータに絶対の自信を持っていました。
運命戦でのジンクスを信じて敵陣の札を取りました。
机君が勝った事により瑞沢高校が決勝戦に進む事になりました。
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自分は勝ってもチームが負けてしまった恵夢は悔しさを噛みしめています。
一人だったらかるたは続けていなかった、悔しい、やめられん、と闘志を燃やしていました。
彼女の試合を撮影していたカメラ少年達に近づき、準決勝のデータを全部頂戴、とお願い(命令?)しています。
ドジっ子の恵夢はデータカードではなくバッテリーパックを持ち去っていました。
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富士崎高校に大敗した北央学園は須藤君からの折檻を恐れています。
運営の先生から声を掛けられるのですが須藤君だと勘違いして、折檻はイヤーと叫んでいました。
運営の先生は目を白黒させながら、福井の綿谷新くんが君たちの応援に来ている。
訳があって会場には来られないので3位決定戦が終わったら会いに行ってやると良い、と教えてくれました。
ヒョロ君が新の事を知っていた事から誤解が解けないで終わったね。
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ヒョロ君は新が千早と太一の応援に来ている事を察して新の元を訪れます・・・結構良い奴だよねー。
ヒョロ君から千早と太一が団体戦の決勝に出る事を教えられた新は見に行こうとしましたが、思いとどまります。
詩暢ちゃんは新の嬉しそうな顔を見て驚いたようです。
翔二くんはバレないから見に行けと言ってますが、新は頑なでした。
ルールを破って罰も受けない、そんなんでえ相手してくれる神様は居ないぞ、と言っています。
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制服が乾いたので詩暢ちゃんは着替えて帰る事にしました。
その場でシャツを脱ぎ始めたので翔二君が驚いています。
詩暢ちゃんのパンツはスノー丸だったぞ。
詩暢ちゃんは彼の訴えを無視して制服に着替えて出ていこうとしています。
新は詩暢ちゃんに、励まされる子がきっといる、と言って団体戦を見に行く事を勧めています。
そんなはずはないと思いながらも詩暢ちゃんは団体戦を見に行く事になりました。
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富士崎高校の桜沢先生は二年後を考えて決勝戦のオーダーを変更してきました。
三年生でA級の鈴木真太君に変わって二年生でB級の山城理音を入れてきました。
それが三年生の山井真琴君には不満なようですね。
瑞沢高校の試合を見ていたので個々の選手の特性を伝えようとする理音を遮り罵倒しています。
辞退してもよかったんじゃないの?と文句を言っていましたよ。
ここで素直に理音の持っている情報を聞いておけばよかったと思うんだよ。
理音も言われっぱなしには成っていませんね、真太先輩を外したのは私じゃありません、と正論で抗議しています。
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机君は富士崎のオーダーを完璧に読めると自信満々です。
富士崎は高い水準で実力者が揃っている、北央の須藤さんが5人居る感じだ。
決勝戦では下級生を一人入れてくるよ、と言っています。
強さに序列があり、1江室、2市村、3~4鈴木、?山井って順らしいと言っています。
山井真琴くんの事はよく分からないとも言っています。
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恵夢に負けた千早は拳を握り締めて悔しがっています。
それに気付いた太一が手を開かせていますよ。
よく見ていますね、太一の愛を感じますね。
千早は、力を抜け、決勝戦だ、と言われたようですよ。
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筑波君が女帝に耳打ちして顧問権限で大江先輩に代わって自分を出場させるように言って欲しいとお願いしてます。
筑波君はかなちゃんが疲労しているので自分を代わりに出して欲しいと主張しています。
かなちゃんは大丈夫ですよ、と強がりますが、自分が負傷した事を明かしました。
筑波君、勝ってきて・・・
かなちゃんは準決勝で突き指したようです。
指が腫れていますね、決勝戦はかなちゃんに代わり筑波君が出場する事になりまいた。
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かなちゃんは、怪我をしたのが自分で良かった。
ラッキーなんです、怪我をしたのがエースの千早ちゃんでなくて良かった。
スタメンに入れる一年生も居て、良い風が吹いている。
瑞沢が優勝するシナリオです!と主張します。
決勝戦の読手がかなちゃんの憧れ山城今日子七段だと判明してかなちゃんは自分が出場すれば良かったと泣いています。
高校生の大会になんて贅沢な、超一流の読手さんですよ、と言ってとても羨ましいそうにしています。
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決勝戦の対戦相手が発表されます。
山城理音(やましろ りおん) vs 綾瀬千早(あやせ ちはや)
鈴木奏太(すずき かなた) vs 西田優征(にしだ ゆうせい)
江室凌雅(えむろ りょうが) vs 真島太一(ましま たいち)
市村充輝(いちむら みつき) vs 筑波秋博(つくば あきひろ)
山井真琴(やまい まこと) vs 駒野勉(こまの つとむ)
山城理音は山城今日子の孫でした。
理音が出場するので読手を引き受けてくれたようです。
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暗記時間が始まりました。
富士崎のメンバーは早々に席を立ってしまいました。
準決勝で彼らと対戦した甘粕君はこれが富士崎の作戦なんだ、焦るな、と思っています。
彼の心配をよそに、瑞沢高校のメンバーは落ち着いていました。
暗記時間が始まり彼らが早々に席を外す事は机君が調査済みでした。
前の試合の暗記を残さない為に暗記に時間を掛けない事を見破っていました。
この試合が初戦となる理音だけが残って暗記をしていました。
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席を外した富士崎のメンバーはストレッチを始めています。
ここでも山井君が理音への不平を口にしています。
協調性が無いとか言っています。
主将の江室君は自由参加だから問題ないぞ、と言ってますよ。
他のメンバーも理音の事を悪く言わないので山井君は彼らの真意を確かめようとしています。
みんな理音に甘すぎるんだ、ちょっとかわいいだけでさ、と言ってますよ。
市村君と鈴木君から、俺彼女居るんだけど?と声を掛けられ山井君は焦っています。
鈴木君は一年生の女子と春から交際している事を教えてくれました。
市村君は春クールからシャイニー・レインバーちゃんが彼女だそうです。
焦った山井君はエロム(江室君のあだ名)は理音だよな!?と同意を求めています。
エロムは真顔で、理音は胸が幼児だろ?と答えていました。
エロムはEカップ以上の女子が好きなんだそうです、上はどこまで大きくても良いそうです。
巨乳マニアだったのね・・・意外すぎな性癖ですね。
手を動かして巨乳を揉むのを想像しているようですね。
おっぱいだけでなく、お尻も大切だと思っているそうです。
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鈴木君から、単にお前が理音が好きなじゃねーの?と言われて山井君は激しく動揺していますよ。
これは分かり易いですね。
山井君は理音の事が好きでたまらないようですよ。
廊下でストレッチしている富士崎のメンバーの後ろを音も無く詩暢ちゃんが通過しました。
彼らは詩暢ちゃんが通り過ぎてからその存在を認識できたようです。
詩暢ちゃんは団体戦のトップレベルの選手でもこの程度の耳しか持っていない、とガッカリしているようです。
団体戦はお遊びだ、と思っているようですが、皆で楽しくワイワイやるのを疎ましく思っているような?
新が団体戦の観戦に拘る理由を知りたくて詩暢ちゃんは見に来てしまいました。
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団体戦が始まり、千早は理音の感じの良さに驚いています。
彼女には何が聞こえているのか不安になっていますよ。
肉まん君は低い姿勢から取りに来る鈴木君に苦戦しています。
机君の対戦相手の山井君は言動や姿からは想像できない程、漢を感じさせるスタイルでした。
力強い取りをしてきます。
筑波君の相手の市村君は一番変ですよ。
ヘンテコなポーズを取ってから札を取りに来ます。
筑波君はこの人変、と呑まれているようです。
太一の相手のエロムは普通に強いかるたをしてきました。
速く飛び出し速く止まって二字決まりでも囲み手で取ってきます。
スタイルは普通ですが強敵です。
対戦前に太一はエロムから君はB級、俺はA級と線引きされたと感じています。
エロムは真面目な顔をしながら、エロ妄想をしながら、自分のヤル気を高めていました。
本当はHカップのかなちゃんと対戦したかった、Hカップが目の前で揺れるのを見たかった、と思っています。
しかたないので、ここで勝ったら桜沢先生がFカップ美乳を揉ませてくれる、と妄想しています。
いつもの妄想Aパターンと言っているので、日頃から色々な妄想をしているようです。
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観戦中の詩暢ちゃんは山城さんが読手の時は周防さんは厄介だと思っています。
彼女は山城さんの読みは情報量が多いと分析しています。
他の読手の時は周防名人にも負ける気がしないと考えています。
山城さんが読手の時は周防名人は厄介、理音もだいぶ厄介だ、と思っています。
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読手を務めながら山城さんが理音の性質を思い出しています。
理音は耳が良すぎて読手の読みが聞こえすぎるようです。
山城さん以外の読手の声は綺麗じゃないと言って最後まで戦う事ができないそうです。
お陰で理音は一度も大会で優勝した事が無いそうです。
山城さんはチームに感謝しなさい、チームが優勝メンバーになるチャンスをくれている、と考えています。
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千早は理音の感じの良さに理由があるんじゃないかと考えています。
千早は理音が読み手の発声の色を聞き分けていると気が付きました。
目をつぶり歌を聞いているかなちゃんの姿を見て千早はヒントを得たようです。
千早は自分が持っている色が違って見える札、音と色とつながる札を取り始めました。
そうする事で流れを引き寄せようとしています。
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千早は大山札を取りに行きます。
理音は囲い手で守ろうとしています。
千早にアクシデントが発声したようです!!
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成分 | 美少女 | 友情 | ライバル | かるた愛 | 恋愛 |
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