ラノベの感想) ソードアート・オンライン 第5巻 ファントム・バレット (電撃文庫)

概略：
キリトは明日奈救出で世話になった菊岡の頼みを聞く事になりました。菊岡は仮想世界が規制されてしまう可能性を危惧しているようです。ＧＧＯと呼ばれるザ・シードを使っているＶＲゲーム内で起こった出来事と現実世界で起こった変死事件の因果関係を調べる必要がありました。デスガンと名乗ったプレイヤーにゲーム内で接触する為にキリトがキャラデータをコンバートしてＧＧＯに乗り込む事になりました。そこでシノンと名乗る女性プレイヤーと運命的な出会いを果たします。

レーベル：電撃文庫
発行日：2010/8/10
著者：川原礫
イラスト：abec
ISBN：978-4-04-868763-8
雰囲気：高額バイト、コンバート、新キャラ登場、性別詐称？、銃の世界
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ＧＧＯ（ガンゲイル・オンライン）と呼ばれるゲームのトッププレイヤーがネット番組に出演して自論を展開していました。
ゼクシードと呼ばれる有名プレイヤーで流行を左右する事ができる位に影響力があるようです。
これまで彼が主張していたステータスタイプがＧＧＯの時流から外れました。
彼は自分がステータスを変更して時流に適応したようです。
これまで彼の意見に従いステータスを鍛え上げてしまったプレイヤーをご苦労様と揶揄していました。
番組に出演している彼の姿を憎々しげに見ているプレイヤーが居ました。
彼はＧＧＯ内の酒場で中継をみていたようです。
その場には他のプレイヤーも居ました。
問題のプレイヤーはゼクシードの話が佳境に入ると映像に向かって銃撃を行いました。
画面に映るゼクシードに弾丸が当たるとゼクシードが胸を抑えて苦しみだし回線が切られてしまいました。
ゼクシードは戻ってこなかったようです。
酒場に居合わせたプレイヤーがその銃撃シーンを録音していました。
問題のプレイヤーは自分の事を死銃（デスガン）と名乗りました。
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キリトは菊岡に呼び出されました。
彼が呼び出したのは銀座の高級喫茶でお値段が吃驚するくらいお高い店です。
菊岡はキリトにＧＧＯと云うゲーム内で銃撃されたプレイヤーが現実世界で変死した事件について教えます。
そしてゲーム内での銃撃で現実世界に居るプレイヤーを殺す事ができるのか議論する事になりました。
二人は常識的な結論としてそれは不可能だとの答えを出しました。
キリトは菊岡に言い包められてしまった感じですね。
明日奈とのデートの最後にコンバートしてＧＧＯに行く事を告げて驚かれていました。
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シノンの中の人である朝田詩乃は困難な状況に陥っています。
彼女が２歳の頃、母親の故郷へ向かう道中で交通事故に遭いました。
夜間に交通量の少ない山間部の道路を走行中に対向車線からトラックが突っ込んで来て車ごと崖下に落ちたそうです。
トラックの運転手は即死し、父親が意識不明の重体となります。
車の通信機器が故障してしまい連絡手段が無くなります。
足を骨折している母親は父親が死んで行くのを見ている事しか出来なくで精神的に壊れてしまったそうです。
朝になり、事故現場を車が通りかかり救出されたそうです。
この事故で母親の精神が娘時代に戻ってしまったそうです。
詩乃の事を自分の娘とは認識しなくなり妹と思っているそうです。
幼い詩乃は母親の事は自分が守らねばと強く思ったそうです。
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母方の祖父母の元で暮らし始めた詩乃親子に更なる悲劇が襲い掛かりました。
小さい田舎町に住んでいたそうですが、そこの郵便局に強盗が現れました。
窓口で手続きをしていた母親を守る為に詩乃は必死に抵抗して強盗犯を射殺する事になりました。
詩乃は母親を守れてほっとしたそうですが母親から恐怖の目を向けられる事になりました。
自分が人を殺してしまった事を認識した詩乃は激しいトラウマを抱える事になりました。
強盗犯は麻薬中毒者だったようです。
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マスコミが自主規制して事件の詳細は伏せられたそうですが狭い町なので事件の経緯はバレタそうです。
無責任な噂が広まり詩乃は人殺しと言われて虐められるようになりました。
詩乃は中学卒業と同時に就職するか専門学校に行って手に職を付けようと考えたそうですが祖父母に反対されます。
環境を変える為に故郷を離れて東京の学校に進学する事になりました。
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詩乃は知り合いの居ない東京に出てきているので友達ができなかったようです。
最初に彼女に話しかけてきた遠藤という女の子に利用される事になりました。
詩乃は友達が出来たと喜んだのですが、遠藤たちは詩乃が一人暮らしをしていると知り、彼女の部屋を遊び場として利用しようと考えたようです。
詩乃の留守中に遠藤たちが男を連れ込んで遊んでいました。
詩乃は警察に連絡して知らない人が自分の部屋に居ると言って彼女たちを追い出しました。
これで詩乃は遠藤たちに敵視される事になります。
まったく身勝手な行動ですね、逆恨みにもほどがありました。
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遠藤は執念深くて陰湿な女のようですね。
詩乃が巻き込まれた強盗事件の事を調べ上げ学校でバラしたそうです。
詩乃は東京の学校でも孤立する事になりました。
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孤立している彼女は図書館で同じクラスの新川恭二と出会いました。
詩乃は拳銃を見ると混乱してしまうトラウマを抱えています。
それを克服する為に拳銃を紹介した大判のグラフ誌を見ていました。
そこに恭二が現れました。
拳銃に興味があるんだと思い込んだ恭二は詩乃に拳銃について色々と教えてくれたそうです。
ここで恭二はＧＧＯと云うＶＲゲームを詩乃に紹介しました。
詩乃は恭二に誘われる形でＧＧＯの世界に入って行ったそうです。
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恭二はシュピーゲルと云う名前のキャラを使っています。
ステータスの振り方を間違えたと後悔しているようですよ。
詩乃のキャラクターシノンはステータスタイプが現在のＧＧＯに適合しているようです。
ヘカート２というレア銃がドロップして彼女の戦闘力は上がっているようです。
実力的にはシノンに抜かれてしまったようです。
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恭二も詩乃同様に苛めに遭ってたそうです。
彼の家は病院を経営しているお金持ちだったのでサッカー部の先輩に散々たかられていたそうです。
虐めに耐えかねた恭二は不登校となり自宅学習によって大検を目指す事になっています。
彼の父親は彼に自分が卒業した大学の医学部に入って欲しいそうですよ。
医学部を目指して勉強している筈の恭二のログイン時間が異様に長い事を詩乃は心配していました。
恭二は詩乃に気があるのかも知れないね。
一度、部屋に招いて夕食を振舞ったそうですよ。
その時に恭二の雰囲気が妙に熱っぽくなったそうです。
詩乃は失敗したなと反省したそうです・・・ちょっと迂闊ですよね。
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ＧＧＯにコンバートしたキリトは早々に困難に直面しました。
ザ・シードを使ったＶＲゲームでは自分の性別と同じ性別のキャラクターしか作れないはずなんです。
コンバートしたキリトの容姿は女の子としか思えない姿をしていました。
近くに居たプレイヤーが中々出ないレアなアバターなので売って欲しいと交渉してきました。
彼は最初キリトの事を女の子だと勘違いしていました。
キリトは慌てて自分のおっぱいを揉んでマッタイラな事が確認できて安堵していました。
このアバターが男性型だと教えると更に驚かれています。
キリトがコンバートされたアバターは激レアな型だそうですよ。
５メガで売ってほしいとお願いされてますがコンバートキャラだから無理だと断りました。
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キリトにはデスガンに遭遇する為にＧＧＯ内で目立った活躍をする必要がありました。
近く《バレット・オブ・バレッツ》（ＢＯＢ）と呼ばれる最強プレイヤー決定戦が行われます。
キリトはそれに出場するつもりでした。
エントリーしたいのですが道に迷いました。
そこにプレイヤーが通りかかります。
声を掛けるとそのプレイヤーは女の子でした。
キリトはナンパだと勘違いされないかな？と心配になっています。
女の子はキリトの容姿を見て彼の事を女の子だと勘違いしてくれました。
キリトは間違いを正そうか、そのまま案内を頼もうか悩みます。
キリトは間違いを指摘しないで案内を任せる事を選びました。
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彼女にコンバートしたばかりな事と、ＢＯＢに出場したいと告げると武器を買いに行く事に成りました。
彼女は大きなマーケットに連れて行ってくれました。
キリトの所持金が初期金額な事が判明します。
女の子は少し出そうか？と提案してくれましたがゲーマーの矜持としてキリトは断ります。
手っ取り早く稼げる方法は無いか？と質問するとギャンブルゲームの存在を教えてくれます。
それはＮＰＣの撃つ弾丸を避けてＮＰＣの元までたどり着くってゲームでした。
女の子は絶対にクリアできないと言っています。
クリアできるとこれまでの挑戦者が賭けたプール金が全額貰えると聞いてキリトは挑戦する事にします。
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キリトは見事な回避技術を披露してクリアしてしまいました。
女の子は信じられないようですね。
キリトが弾道予測線を予測するゲームでしょ？と答えると閉口していました。
キリト凄いね、ゲーム慣れしています。
所持金を増やす事に成功したので、そこそこ良い装備を買える事になりました。
色々な銃器を紹介されましたがキリトは「コーケン」とか「ビームサーベル」とか呼ばれる《フォトンソード》を購入しました。
キリトは銃の世界に剣が存在した事を喜んでいます。
残りの所持金で防具とサイドアームを購入して買い物は終わりました。
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女の子もＢＯＢに出場する積りなので二人で登録に行く事になりました。
しかし買い物に時間を使い過ぎてしまいました。
登録締め切りまでの残り時間が少なくなっていました。
ＧＧＯの世界には死ぬ以外にワープ的な移動手段は無いそうです。
町の中では絶対にＨＰは減らないそうですよ、困った状況に陥りました。
走って参加登録ができる総督府って建物まで行くには時間が心許ない状況です。
爆走中にキリトは三輪バイクがレンタルされているのを発見しました。
女の子を後部座席に放り込みバイクをスタートさせました。
キリトは現実世界で絶滅寸前のガソリンで走るバイクに乗っているので運転が可能でした。
二人で総督府に駆け込み何とか登録を完了させました。
バイクで走っている時に女の子は楽しそうな笑顔を見せていました。
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登録したのが同時期だったので二人は同じ予選ブロックに配置されました。
決勝で当たる事になるそうです。
決勝に参加したプレイヤーはＢＯＢの本選に出られるそうです。
二人そろってＢＯＢに出場する事が可能です。
予選は直ぐに始まるそうですよ・・・女の子の案内で待機場所に移動しました。
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ここでキリトの想定外の出来事が起こります。
女の子はキリトの事を女だと思っているので彼の目の前で着替え始めてしまいます。
女の子の下着姿が露になりキリトは狼狽する事になりました。
このまま本当の事を教えないのは不味いよなと判断したキリトはキャラクターのネームカードを見せました。
女の子はキリトの性別が男となっている事に驚いていました。
その見た目で男！！と驚いています。
そしてキリトに平手をくれました。
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怒っています、物凄く怒っています。
彼女は付いてくるなと言ってキリトを放り出そうとしていました。
他に知り合いの居ないキリトは必死に食い下がっています。
キリトのシツコサに負けた彼女はＢＯＢの予選方式を教えてくれました。
最後に、いつかあなたを倒す者の名前、と言ってネームカードを見せてきました。
そこにはシノンと書かれていました。
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そこにシノンを応援する為にシュピーゲルがやって来ました。
シノンの横に居るキリトを見てシュピーゲルは女の子と勘違いしました。
シノンが「騙されないで。男よ、そいつ」と教えています。
シュピーゲルは「えっ」と言って驚いています。
やはり初対面の人には女の子に見える様です。
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キリトはシノンとシュピーゲルが親し気だったのでちょっとした悪戯をしかけました。
シノンと仲良くなった風を装います・・・シノンは激しく否定していましたよ。
揶揄い過ぎたね、シノンは、最後に決勝まで勝ち上がってくるのよ、と熱くなっています。
キリトは「デートのお招きとあらば、参上しないわけにはいかないな」と挑発していました。
キリトとシノンは其々対戦場所に転送されて予選が始まりました。
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キリトは銃の世界の対人戦は初体験です。
最初は相手に近づけるのか？と不安に思ったようですが予測線を使えば敵の弾丸を避けられると仮定して突進を始めました。
哀れな対戦者は撃ちだされた弾丸をフォトンソードで切りながら突進してくるキリトに倒されてしまいました。
これはちょっとした恐怖体験だったんじゃないかな？
アサルトライフルで銃撃しているのに接近されてフォトンソードで串刺しにされたようです。
キリトはかなり早く対戦フィールドから戻ったようです。
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次の対戦者が決まるまでの待ち時間に話しかけられました。
気配を感じさせないで背後に近づかれて声を掛けられました。
声を掛けてきたのは襤褸マントを被った奇妙なプレイヤーでした。
彼はキリトに「おまえ、本物、か」と聞いてきました。
キリトは何を言われているのか分からないようです。
奇妙な人物はトーナメント表のキリトの名前を示して再度、本物か？と聞いてきました。
「この、名前。あの、剣技。・・・お前、本物、なのか」と聞かれてしまいます。
キリトは目の前の人物が《ＳＡＯ生還者》だと確信しました。
しかし知らぬふりを貫く事にしました。
男は名前を騙った偽物か本物なら、いつか殺すと言い残して去って行きました。
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キリトは男の腕にＳＡＯ内に存在した殺人ギルド《ラフィン・コフィン》のタトゥーが入っているのを見てしまいました。
彼の声が菊岡から聞かされたデスガンの声と同じだと確信しました。
キリトの目的はほぼ達成された事になります。
彼がラフィン・コフィンの生き残りだと理解して恐怖に震える事になりました。
キリトは膝を抱えて震えていました。
そこにシノンが戻ってきました。
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自分よりも先に戻っていたキリトに声を掛けようとしてシノンは驚きます。
キリトが震えているのに驚いたようです。
声を掛けてきたシノンの手を強く握りしめてキリトは恐怖に耐えようとしたようです。
このキリトの様子を見てシノンはキリトが自分と似た問題を抱えているのかも知れないと考えました。
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キリトとシノンは予選決勝まで勝ち残りました。
シノンはキリトを倒す事で本物の強さを得られるかも知れないと考えていました。
廃棄されたバスの中に陣取り狙撃姿勢を取ってキリトの出現を待ちます。
キリトは遮蔽物に隠れながら接近してくると予想されていましたが隠れていません。
姿を晒してシノンに向かって歩いてきます。
シノンは逆上してしまいました。
自分の狙撃など簡単に交わせると思われていると感じたようです。
弾道予測線の見えない初弾で倒すのがシノンの様なスナイパーのスタイルです。
逆上しているシノンは威嚇射撃をしてしまいました。
６発も撃ったのに避けようとしないキリトの元に走り寄り怒りをぶつけます。
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キリトは決勝のバトルロイヤルに出場するのが目的なのでシノンと戦うつもりは無いと言ってきました。
シノンはたかがバーチャルゲームのワンマッチかも知れないけど、真剣勝負の対戦を汚さないで欲しい、あなたの価値観を押し付けないで、と訴えました。
感情的になっているシノンには自分の言ってる事も自分の価値観を相手に押し付けていると理解しているのですが叫ぶのを止められませんでした。
キリトはシノンの訴えを聞いて自分が彼女の誇りを傷付けた事を謝ります。
そして決闘スタイルで決着を着ける事を提案しました。
シノンは距離が近いので自分の必中距離になっていると訴えましたがキリトは自信がありそうです。
シノンはキリトには《何か》があると感じて決闘に応じる事にしました。
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シノンはキリトの左足を狙いヘカート２を撃ちました。
驚きですキリトはシノンの弾道を予測していました。
放たれたヘカート２の弾丸を斬りシノンとの距離をゼロにしました。
シノンは首筋にフォトンソードを当てられてしまいます。
キリトに抱きかかえられる体勢になってますね。
シノンが弾道を予測できた理由を聞くとキリトはスコープ越しにシノンの視線が見えたと教えてくれました。
シノンはキリトの強さを感嘆していましたがキリトはこんなのは技術であり強さではないと否定しています。
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納得できないシノンにキリトは問いを発します。
もしその銃の弾丸が現実世界のプレイヤーを本当に殺すとしたら、それでも引き金を引けるか？と問いまいた。
キリトは自分にはもうできない、と言っています。
シノンはキリトも自分と同種の恐怖を抱えていると確信しました。
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キリトが女の子を斬るのは好きじゃないんだ、と気障なセリフを吐いたのでシノンが赤くなります。
シノンはキリトに抱きかかえられている事を思い出したようです。
顔を赤くして、本大会では自分と遭遇するまで絶対に生き残るのよ、と言ってリザインしました。
シノンがリザインする事でキリトの優勝で予選ブロックの対戦は終了しました。
二人は本大会で遭遇できるのでしょうか？
キリトの目的だったデスガンとの遭遇は叶いましたが彼との決着はどのような形になるのでしょうね？
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成分	美少女	戦闘	戦略	恋愛	ラッキースケベ
評価	AA	A	C	B	A

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